JP5664540B2 - 監視回路、マイクロコンピュータ及び通信システム - Google Patents

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本発明は、マイクロコンピュータの異常を判定する異常判定部を備える、監視回路、マイクロコンピュータ及び通信システムに関する。
従来技術とてして、外部の監視ICによってマイクロコンピュータの出力のパルス幅を監視して、パルス幅の変動が激しいときは、出力が異常であると判断する、マイクロコンピュータ監視システムが知られている(例えば、特許文献1を参照)。監視ICは、そのIC内の発振器の発振周波数を基準に、マイクロコンピュータの出力のパルス幅を監視している。
特開平10−3409号公報
しかしながら、マイクロコンピュータ外部に設けられた監視IC内の発振器の発振精度ではマイクロコンピュータからのパルス幅の検出精度が低い場合があるため、そのパルス幅が大きくずれないと異常を検出できない可能性がある。また、パルス幅の検出精度を上げるため、監視ICにも外部発振器を接続すると、コストや部品点数が増加する可能性がある。
そこで、本発明は、マイクロコンピュータ側でそのマイクロコンピュータの動作周波数の異常を判定できる、監視回路、マイクロコンピュータ及び通信システムの提供を目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、
他のシステムから送信される通信データを受信するマイクロコンピュータに内蔵される監視回路であって、
前記通信データの受信波形内のパルスの時間幅を計測するインプットキャプチャと、
前記通信データの通信速度によって決まるビット幅と、前記インプットキャプチャによって計測される時間幅との関係に基づいて、前記マイクロコンピュータの動作周波数の異常を判定する異常判定部とを備える、監視回路を提供するものである。
また、上記目的を達成するため、本発明は、
他のシステムから送信される通信データを受信するマイクロコンピュータであって、
前記通信データの受信波形内のパルスの時間幅を計測するインプットキャプチャと、
前記通信データの通信速度によって決まるビット幅と、前記インプットキャプチャによって計測される時間幅との関係に基づいて、前記マイクロコンピュータの動作周波数の異常を判定する異常判定部とを備える、マイクロコンピュータを提供するものである。
また、上記目的を達成するため、本発明は、
他のシステムと、
前記他のシステムから送信される通信データを受信するマイクロコンピュータを内蔵する制御装置とを備える通信システムであって、
前記マイクロコンピュータは、
前記通信データの受信波形内のパルスの時間幅を計測するインプットキャプチャと、
前記通信データの通信速度によって決まるビット幅と、前記インプットキャプチャによって計測される時間幅との関係に基づいて、前記マイクロコンピュータの動作周波数の異常を判定する異常判定部とを備える、通信システムを提供するものである。
本発明によれば、マイクロコンピュータ側でそのマイクロコンピュータの動作周波数の異常を判定できる。
本発明の一実施形態である通信システム100の構成図である。 CAN通信の通信フレームを示した図である。 マイコン10の動作周波数の異常判定方法の第1例を示したフローチャートである。 マイコン10の動作周波数の異常判定方法の第2例を示したフローチャートである。
以下、本発明の実施形態を図面に従って説明する。
図1は、本発明の一実施形態である通信システム100の構成図である。通信システム100は、複数のシステム(図1には、3つのシステム1,2,3を例示)と、マイクロコンピュータ(以下、「マイコン」ともいう)10を内蔵するECU(Electric Control Unit)7とを備えている。なお、ECU7の通信相手は、一つのシステムでもよいし、2つ又は4つ以上のシステムでもよい。
システム1,2,3は、ECU7の外部に設けられ、マイコン10とは別のマイコンでそれぞれ動作する制御システムである。システム1,2,3は、CAN(Controller Area Network)バス6を介して、ECU7に通信可能に接続され、CANバス6及びCANドライバ8を介して、ECU7に内蔵されるマイコン10に通信可能に接続されている。システム1,2,3は、それぞれ、ECU7のマイコン10に対して、CANバス6及びCANドライバ8を介して、ビット列から構成された通信データを送信する。
CANバス6は、システム1,2,3からECU7のマイコン10に対して供給される通信データが伝達する通信信号線である。CANバス6は、ECU7からシステム1,2,3に対して供給される通信データが伝達する通信信号線でもある。CANドライバ8は、ECU7に内蔵され、CANバス6とマイコン10との間に配置された、CAN通信用のインターフェイス回路である。CAN通信では、通信データとして差動信号が使われ、システム1,2,3とECU7はCANバス6を介して平衡接続される。
ECU7は、マイコン10を内蔵する電子制御装置である。マイコン10は、CPU(中央演算処理装置)としてマイクロプロセッサを使用した制御回路であって、ECU7の筐体内に設けられた基板に実装されるものである。マイコン10は、CPUの他に、位相同期回路(PLL(Phase‐Locked Loop)回路)、メモリ、後述の監視回路20等が内蔵されている。PLL回路は、マイコン10に外付けされた発振器9の発振周波数を逓倍して、マイコン10の動作周波数を生成する。マイコン10は、この動作周波数を基準に動作する。発振器9は、例えば水晶振動子を備えている。
マイコン10は、通信コントローラ21を備えている。通信コントローラ21は、システム1,2,3とマイコン10との間の信号の送受信を制御する通信制御部である。
通信コントローラ21は、システム1,2,3のうち少なくとも一つのシステムに対する送信信号Txを、マイコン10の送信端子16から出力する。送信信号Txは、送信端子16とCANドライバ8の入力端子とを結ぶ送信ライン11を介して、CANドライバ8に入力される。CANドライバ8は、送信信号Txに対応する通信データを、CANバス6上に出力する。これにより、システム1,2,3は、送信信号Txに対応する通信データをCANバス6から受信することができる。
一方、CANドライバ8は、システム1,2,3のいずれかのシステムからCANバス6上に送信された通信データを、CANバス6から取得する。CANドライバ8は、CANバス6から取得した通信データに対応する受信信号Rxを、マイコン10の受信端子17に対して出力する。受信信号Rxは、受信端子17とCANドライバ8の出力端子とを結ぶ受信ライン12を介して、マイコン10の通信コントローラ21に入力される。これにより、マイコン10の通信コントローラ21は、システム1,2,3のいずれかのシステムからCANバス6上に送信された通信データを受信することができる。
図2は、CAN通信の通信フレームを示した図である。CAN通信で送受される通信データに対応する信号パルスには、予め固定されたビット幅のパルスが必ず存在する。そのような固定のビット幅のパルスとして、例えば、1ビット幅のSOF(Start of Frame)ビットが挙げられる。SOFビットは、スタートビットである。そうすると、バスアイドル後のSOFビットは必ず1ビット幅であることを利用して、マイコン10がこの固定の1ビット幅を正しく認識できなければ、マイコン10の動作周波数がずれているとみなすことができる。
そこで、本発明の一実施例であるマイコン10は、監視回路20を内蔵している。監視回路20は、通信データの受信波形内のパルスの時間幅(パルス幅)に基づいて、マイコン10の動作周波数の異常の有無を監視する回路である。監視回路20は、マイコン10に内蔵されるインプットキャプチャ25及び異常判定部22を備えている。
インプットキャプチャ25は、受信信号Rxを取得する回路である。受信信号Rxは、受信ライン12とマイコン10のインプットキャプチャ端子18とを結ぶインプットキャプチャライン13を介して、マイコン10のインプットキャプチャ25に入力される。インプットキャプチャ端子18は、受信端子17とは別の入力端子である。
なお、インプットキャプチャライン13をマイコン10の内部に設け、マイコン10のインプットキャプチャ端子18を削除してもよい。この場合、受信信号Rxは、マイコン10の受信端子17に入力された後、インプットキャプチャ25と通信コントローラ21のそれぞれに入力される。
インプットキャプチャ25は、受信信号Rxの波形内のパルスの隣り合うエッジの時間幅(受信信号Rxのパルス幅tRx)を自動で計測する。インプットキャプチャ25は、受信信号Rxのパルスの立ち上がりエッジから次の立ち下がりエッジまでの時間をパルス幅tRxとして計測し、受信信号Rxのパルスの立ち下がりエッジから次の立ち上がりエッジまでの時間をパルス幅tRxとして計測する。インプットキャプチャ25によって計測されたパルス幅tRxは、受信信号Rxのパルスの立ち上がりエッジ又は立ち下がりエッジでレジスタに退避(格納)される。
異常判定部22は、マイコン10とシステム1,2,3との間で送受される通信データの通信速度によって設計的に決まる本来のビット幅tbitと、インプットキャプチャ25によって計測されたパルス幅tRxとの関係に基づいて、マイコン10の動作周波数の異常を判定する回路である。異常判定部22は、通信コントローラ21の内部に存在してもよいし、通信コントローラ21の外部に存在してもよい。
本来のビット幅tbit[s]は、
bit[s]=1/(通信データの通信速度[bps]) ・・・(1)
に従って演算可能である。通信データの通信速度は、通信コントローラ21によって設定されている。異常判定部22は、式(1)で定義できるビット幅tbitの値を通信コントローラ21から取得する。
図3は、マイコン10の動作周波数の異常判定方法の第1例を示したフローチャートである。マイコン10は、受信信号Rxのパルスの立ち上がりエッジ又は立ち下がりエッジで割込みが発生するように設定されている。異常判定部22は、この割り込みが発生するたびに、インプットキャプチャ25によって計測されたパルス幅tRxと、計算から求められる本来のビット幅tbitとを比較する。図3の以下の説明では、その説明の簡単化のため、CANバス6に接続される他のシステムが一つの場合を想定している。
異常判定部22は、その比較されるパルス幅tRxとビット幅tbitとの時間差ΔtRx−bitを演算し(ステップS10)、ステップS10で演算した時間差ΔtRx−bitが許容範囲内であるか否かを判断する(ステップS12)。
異常判定部22は、ステップS10で演算した時間差ΔtRx−bitが所定の許容範囲内の場合、マイコン10の動作周波数の異常を判定するためのエラーカウンタをクリアする(ステップS14)。一方、異常判定部22は、ステップS10で演算した時間差ΔtRx−bitがその所定の許容範囲を超える場合、今回の割り込み時にインプットキャプチャ25によって計測されたパルス幅tRxが、所定の許容下限値tMIN以上か否かを判断する(ステップS16)。
この許容下限値tMINは、CAN通信における最小のビット幅が1ビットであることを考慮し(例えば、スタートビットSOFのビット幅)、上述の式(1)で計算されるビット幅tbitに等しい値に設定されている。つまり、ステップS16では、異常判定部22は、今回の割り込み時にインプットキャプチャ25によって計測されたパルス幅tRxが、1ビット幅以上か否かを判断している。
異常判定部22は、ステップS16において、今回の割り込み時にインプットキャプチャ25によって計測されたパルス幅tRxが許容下限値tMIN未満の場合、マイコン10の動作周波数が許容下限周波数よりも遅いと判断して、マイコン10の動作周波数が異常であると判定する(ステップS24)。
一方、異常判定部22は、ステップS16において、今回の割り込み時にインプットキャプチャ25によって計測されたパルス幅tRxが許容下限値tMIN以上の場合、エラーカウンタを増加させる(ステップS18)。例えば、エラーカウンタのカウンタ値が、1だけインクリメントされる。
インプットキャプチャ25によって計測されたパルス幅tRxが許容下限値tMIN以上の場合には、受信信号Rxのパルスのレベルが、ハイレベル又はローレベルに2ビット幅以上固定されているフレームのパルス幅が計測される正常な場合が含まれる。したがって、ステップS18では、ステップS16でパルス幅tRxが許容下限値tMIN以上であっても、ステップS24のように、マイコン10の動作周波数が異常であるとすぐには確定しないようにしている。
そして、異常判定部22は、エラーカウンタが所定の規定値以上か否かを判断し(ステップS20)、エラーカウンタがその所定の規定値以上であれば、マイコン10の動作周波数が許容上限周波数よりも速いと判断して、マイコン10の動作周波数が異常であると判定する(ステップS22)。つまり、インプットキャプチャ25がマイコン10の許容上限周波数よりも速い動作周波数に従って動作していると、上述の式(1)で計算されるビット幅tbit以上の時間幅がインプットキャプチャ25によって継続して計測されることになる。このような場合には、異常判定部22は、インプットキャプチャ25が受信信号Rxのパルス内に必ず存在する1ビット幅のパルスを一定の時間内に一度も捉えることができない状態であると判断して、マイコン10の動作周波数が異常であると判定することができる。
図4は、マイコン10の動作周波数の異常判定方法の第2例を示したフローチャートである。図3と同様の説明については省略する。異常判定部22は、上述の式(1)で計算されるビット幅tbitと、システム1,2,3のうち少なくとも一つのシステムについてインプットキャプチャ25によって計測されたパルス幅tRxとの関係に基づいて、マイコン10の動作周波数の異常を判定する。
異常判定部22は、受信信号Rxに基づいて、CANバス6がバスアイドル中であるか否かを判断し(ステップS30)、バスアイドル中である場合、1ビット幅のSOFフィールドから1ビット幅のIDフィールドまでの12ビット分のパルス幅tRxを取り込む(ステップS32,S34)。
そして、ステップS36において、異常判定部22は、ステップS34で12ビット分まで取り込んだフレームが、マイコン10が属するECU7と安全度が同じ又はECU7よりも安全度が高いシステム内のECUからのフレームであるか否かを判断する。この判断は、ステップS34で取り込んだIDフィールド内のECUの識別情報のビットパターンを解析することにより行われる。異常判定部22は、IDフィールド内のECUの識別情報に基づいて、ステップS34で12ビット分まで取り込んだフレームが、どのシステム内のECUからのフレームであるのかを特定できる。
また、安全度は、システム又はECU毎に予め設定されている。例えば、システムの安全度が高いほど、信頼性が高い、言い換えれば、故障率の低いシステムであることを表している。安全度の具体例として、ASIL(Automotive Safety Integrity Level:安全度水準)が挙げられる。
したがって、異常判定部22は、IDフィールド内のECUの識別情報に基づいて、ステップS34で12ビット分まで取り込んだフレームを送信したECU又はそのECUが属するシステムの安全度を判別することもできる。
異常判定部22は、安全度が同じ又はそれよりも高いシステム内のECUからのフレームであると判断された場合、そのフレームを出力するECUは正常であると判断する。この場合、インプットキャプチャ25によって、その正常と判断されたECUからのフレーム内の1ビットのSOFフィールドについて計測されたパルス幅tRxを使って(ステップS38)、異常判定部22は、パルス幅tRxとビット幅tbitとの時間差ΔtRx−bitを演算する(ステップS40)。以降、図3と同じ流れで、マイコン10の動作周波数が正常か否かを判定できる。したがって、マイコン10よりも信頼性の高い通信相手からのフレームに基づいてマイコン10の動作周波数の異常を判定するので、その判定精度が向上する。
このように、上述の実施例によれば、マイコン10側でマイコン10の動作周波数の異常を判定できる。また、マイコン10の動作周波数を監視する外部ICを必要としないため、コスト低減や小型化の実現がしやすくなる。
以上、本発明の好ましい実施例について詳説したが、本発明は、上述した実施例に制限されることはなく、また、上述した実施例は、他の実施例の一部又は全部との組み合わせや置換などの種々の変形を加えることができる。
例えば、本発明は、上述の実施例のようなCAN通信に限らず、他の調歩同期式のシリアル通信に適用することもできる。また、本発明は、上述の実施例のような差動型の平衡接続の通信システムに限らず、シングル型の不平衡接続の通信システムに適用することもできる。
また、上述の実施例では、許容下限値tMINは、上述の式(1)で計算されるビット幅tbitに等しく設定されているが、必ずしも等しくなくてもよい。例えば、受信信号Tx内の最小のビット幅が2ビットであれば、許容下限値tMINは、上述の式(1)で計算されるビット幅tbitを2倍した値に設定されるとよい。
また、システム1,2,3のECU内のマイコンの動作周波数が正常でECU7のマイコン10のみの動作周波数が異常である場合、システム1,2,3毎の時間差ΔtRx−bitは、全て許容範囲外の値に演算される。したがって、異常判定部22は、システム1,2,3毎の時間差ΔtRx−bitが全て許容範囲外であるとき、マイコン10の動作周波数の異常と判定することも可能である。
また、システム1,2,3のECU内のマイコンのうち一部のシステムのマイコンの動作周波数のみが異常で、それ以外のシステムのマイコン(ECU7のマイコン10も含む)が正常である場合、その一部のシステムからの受信信号Rxに基づいて演算された時間差ΔtRx−bitのみ、許容範囲外の値になる。したがって、異常判定部22は、システム1,2,3毎の時間差ΔtRx−bitのうち、一部のシステムの時間差ΔtRx−bitが許容範囲外であるとき、その一部のシステム内のECUのマイコンの動作周波数が異常と判定することも可能である。
1,2,3 システム
6 CANバス
7 ECU
8 CANドライバ
9 発振器
10 マイコン(マイクロコンピュータ)
11 送信ライン
12 受信ライン
13 インプットキャプチャライン
16 送信端子
17 受信端子
18 インプットキャプチャ端子
20 監視回路
21 通信コントローラ
22 異常判定部
25 インプットキャプチャ
100 通信システム

Claims (12)

  1. 他のシステムから送信される通信データを受信するマイクロコンピュータに内蔵される監視回路であって、
    前記通信データの受信波形内のパルスの時間幅を計測するインプットキャプチャと、
    前記通信データの通信速度によって決まるビット幅と、前記インプットキャプチャによって計測される時間幅との関係に基づいて、前記マイクロコンピュータの動作周波数の異常を判定する異常判定部とを備える、監視回路。
  2. 前記異常判定部は、前記ビット幅と前記インプットキャプチャによって計測される時間幅との差が許容範囲外であるとき、前記動作周波数の異常と判定する、請求項1に記載の監視回路。
  3. 前記異常判定部は、前記差が前記許容範囲外であることが継続するとき、前記動作周波数の異常と判定する、請求項2に記載の監視回路。
  4. 前記異常判定部は、前記ビット幅と前記インプットキャプチャによって計測される時間幅との差が許容範囲外であり、かつ、前記インプットキャプチャによって計測される時間幅が前記ビット幅以上であることが、継続して成立する場合、前記動作周波数の異常と判定する、請求項に記載の監視回路。
  5. 前記異常判定部は、前記ビット幅と前記インプットキャプチャによって計測される時間幅との差が許容範囲外であり、かつ、前記インプットキャプチャによって計測される時間幅が前記ビット幅未満である場合、前記動作周波数の異常と判定する、請求項1または4に記載の監視回路。
  6. 前記異常判定部は、前記ビット幅と、前記インプットキャプチャによって計測される前記受信波形内のスタートビットのパルスの時間幅との関係に基づいて、前記動作周波数の異常を判定する、請求項1から5のいずれか一項に記載の監視回路。
  7. 前記他のシステムは、複数存在し、
    前記異常判定部は、前記ビット幅と、前記他のシステムのうち少なくとも一つのシステムについて前記インプットキャプチャによって計測される時間幅との関係に基づいて、前記動作周波数の異常を判定する、請求項1から6のいずれか一項に記載の監視回路。
  8. 前記少なくとも一つのシステムは、前記通信データ内の識別情報に応じて判断される、請求項7に記載の監視回路。
  9. 前記少なくとも一つのシステムは、前記マイクロコンピュータが属するシステムの信頼度と同じ信頼度を有するシステムであるか、または、前記マイクロコンピュータが属するシステムの信頼度よりも高い信頼度を有するシステムである、請求項7又は8に記載の監視回路。
  10. 前記異常判定部は、前記ビット幅と前記インプットキャプチャによって計測される時間幅との前記他のシステム毎の差が全て許容範囲外であるとき、前記動作周波数の異常と判定する、請求項7に記載の監視回路。
  11. 他のシステムから送信される通信データを受信するマイクロコンピュータであって、
    前記通信データの受信波形内のパルスの時間幅を計測するインプットキャプチャと、
    前記通信データの通信速度によって決まるビット幅と、前記インプットキャプチャによって計測される時間幅との関係に基づいて、前記マイクロコンピュータの動作周波数の異常を判定する異常判定部とを備える、マイクロコンピュータ。
  12. 他のシステムと、
    前記他のシステムから送信される通信データを受信するマイクロコンピュータを内蔵する制御装置とを備える通信システムであって、
    前記マイクロコンピュータは、
    前記通信データの受信波形内のパルスの時間幅を計測するインプットキャプチャと、
    前記通信データの通信速度によって決まるビット幅と、前記インプットキャプチャによって計測される時間幅との関係に基づいて、前記マイクロコンピュータの動作周波数の異常を判定する異常判定部とを備える、通信システム。
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