JP5662762B2 - 有効光源を算出する方法及びプログラム、露光方法並びにデバイス製造方法 - Google Patents
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Description
第1の手法では、像関数r(x,y)を、目標パターン全体の相対的な位置関係におけるパターンの最小単位であると仮定する。具体的には、目標パターンを構成する要素の中で互いに隣接する要素の間隔が応答の長さ以下の要素のみを抽出し、当該抽出されたパターンを示す関数を像関数として決定する。目標パターンが1つの周期性しか有さない周期パターンであれば、数式9における像関数r(x,y)の替わりにこの手法で決定された像関数を用いて、有効光源S(f,g)を決定することができる。
第1の手法において注意すべき点は、パターンの周期性に関し、目標パターンにおけるパターン間の間隔が常に1周期であるとは限らないということである。パターン間の間隔は、n倍(nは正の整数)の周期を含んでいるからである。パターンの周期性は周波数空間で表現できるものであるから、回折光分布を求めれば最小周期構造がわかるはずである。しかし回折光分布をフーリエ変換して像面上の周期性に換算しても、一般的には、正負の回折光がキャンセルしあって最小周期構造が消失してしまう。そこで、回折光の同位相のものを抽出し、2NA/λの領域まで含めてフーリエ変換して、像面上の最小周期構造を打ち消さないようにして周期性を求め、前記範囲内に隣接するパターンの空中像を抜き出したものを像関数r(x,y)と定義する。第2の手法は第1の手法を任意パターンまで拡張したものである。
第3の手法では、コンピュータは、数式9において、目標パターンの空中像をI(x,y)として投影光学系の光軸を中心とし,目標パターンの回折光の分布をa(f,g)として像関数を算出する。空中像I(x,y)は光源が決定していないと求められない。そのため、目標パターン又はその一部を空中像として置き換える。具体的には、数式10
図1Aは、照明光学系の瞳面に形成すべき光強度分布を算出する、すなわち、有効光源を決定するための方法を示す概略ブロック図であって、プラグラムによってコンピュータに実行させる。図1Aの有効光源を決定する方法は数式8に基づく。処理1において、コンピュータは、前記第1〜第3の手法を用いて像関数を算出する。処理2において、コンピュータは、投影光学系の瞳関数をフーリエ変換する。瞳関数をフーリエ変換した関数は、投影光学系のインパルス応答(インパルス応答関数)である。ここでインパルス応答の第二のゼロ点までの長さを応答長さとして求めておく。コンピュータは、処理2において、投影光学系の像面における座標を(NA/λ)で割ることにより投影光学系の瞳面における座標で置き換える。また、コンピュータは、処理2において、フーリエ変換の結果ゼロのインパルス応答が算出された点の算出値をゼロではない有限の値に置き換えておく。
図3A〜3Fを用いて、有効光源を決定する方法の実施例1について説明する。図3Aは基板上に形成されるべき目標パターンを示している。ここでは、目標パターンの最小のハーフピッチHPを65(nm)とする。露光光の波長λ=193(nm)、NA=1.35で規格化すると、目標パターンのハーフピッチはk1=0.45である。マスクはハーフトーン位相シフトマスクを仮定し、パターンの透過率を1、パターンの周囲の透過率を6%とした。ここでは、パターンとパターンの周囲との位相差はπ(rad)である。目標パターンは横方向に密集したホールと孤立状のホールが交互に並んでいる。単純な周期パターンでなく孤立状のホールを含み、孤立状のホールと密集したホールとの大きさのバランスをとるのが難しいパターンである。パターンを示す図3Aの縦軸と横軸はすべて像面上の長さに換算した長さ(nm)で示してある。以下すべて、横軸をX軸、縦軸をY軸とする。
次は実施例1と同様なパターンの例を用いて有効光源を決定する方法を説明する。図5Aは基板上に形成されるべき目標パターンを示している。ここでは、目標パターンの最小のハーフピッチHP=50(nm)とする。すなわち、露光光の波長λ=193(nm)、NA=1.35から、目標パターンのハーフピッチはk1=0.35である。マスクはバイナリマスクを仮定し、パターンの透過率を1、パターンの周囲の透過率をゼロとした。図5E,Fは、図1Bで示される像関数の第2の算出手法により導き出された像関数と有効光源を示す。図5Eは像関数を示し、図5Fは有効光源を示す。
次はブリックウォール(煉瓦壁)パターンの例を用いて有効光源を決定する方法を説明する。図7Aは基板上に形成されるべき目標パターンを示している。ここでは、目標パターンの横方向のハーフピッチHP=60(nm)、縦方向のハーフピッチHP=150(nm)とする。パターンの大きさは横が60(nm)、縦が240(nm)である。すなわち、露光光の波長λ=193(nm)、NA=1.35から、目標パターンの最小のハーフピッチはk1=0.42である。マスクはバイナリマスクを仮定し、パターンの透過率を1、パターンの周囲の透過率をゼロとした。
投影光学系はデフォーカス収差のみを考慮し、基板(ウエハ)に塗布されるレジストは考慮しないものとする。像面のデフォーカス量はdef(nm)とする。この場合、数式7または数式8における瞳関数P(f,g)において、収差を考慮すると、収差関数をΦとして数式11のように表すことができる。
図8を参照して、照明光学系から出射された光で原版を照明し、当該照明された原版のパターンを投影光学系を介して基板に投影して基板を露光する露光装置100について説明する。図8は、露光装置100の構成を示す概略ブロック図である。ここで、露光装置100は、照明光学系180において、上述の生成プログラムを実行して生成された有効光源データに対応した有効光源を形成する。露光装置100は、上述の生成プログラムを実行して生成された光源のデータに基づいて作成されたマスク120を照明する。露光装置100は、本実施形態では、ステップ・アンド・スキャン方式でマスク120のパターンをウエハ140に露光する投影露光装置である。但し、露光装置100は、ステップ・アンド・リピート方式やその他の露光方式も適用することができる。露光装置100は、図8に示すように、照明装置110と、マスク120を支持するレチクルステージ(不図示)と、投影光学系130と、ウエハ140を支持するウエハステージ(不図示)とを有する。照明装置110は、転写用の回路パターンが形成されたマスク120を照明し、光源160と、照明光学系180とを有する。光源160は、例えば、波長約193nmのArFエキシマレーザ、波長約248nmのKrFエキシマレーザ等のエキシマレーザを使用する。但し、光源160は、エキシマレーザに限定されず、波長約157nmのF2レーザや狭帯域化した水銀ランプ等を使用してもよい。
つぎに、本発明の一実施形態のデバイス(半導体デバイス、液晶表示デバイス等)の製造方法について説明する。ここでは、半導体デバイスの製造方法を例に説明する。半導体デバイスは、ウエハに集積回路を作る前工程と、前工程で作られたウエハ上の集積回路チップを製品として完成させる後工程を経ることにより製造される。前工程は、前述の露光装置を使用して感光剤が塗布されたウエハを露光する工程と、ウエハを現像する工程を含む。後工程は、アッセンブリ工程(ダイシング、ボンディング)と、パッケージング工程(封入)を含む。なお、液晶表示デバイスは、透明電極を形成する工程を経ることにより製造される。透明電極を形成する工程は、透明導電膜が蒸着されたガラス基板に感光剤を塗布する工程と、前述の露光装置を使用して感光剤が塗布されたガラス基板を露光する工程と、ガラス基板を現像する工程を含む。本実施形態のデバイス製造方法によれば、従来よりも高品位のデバイスを製造することができる。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。この場合、そのプログラム、及び該プログラムを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。以上、本発明の好ましい実施例について説明したが、本発明はこれらの実施例に限定されないことはいうまでもなく、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
Claims (11)
- 照明光学系から出射された光で原版を照明し、当該照明された原版のパターンを投影光学系を介して基板に投影して前記基板を露光する露光装置における前記照明光学系の瞳面に形成すべき光強度分布をコンピュータを用いて算出する方法であって、
前記投影光学系の瞳関数をフーリエ変換する処理を通して前記投影光学系のインパルス応答関数を決定する工程と、
前記インパルス応答関数の原点から第二のゼロ点までの長さを応答の長さとし、前記基板に形成すべき目標パターンを構成する要素の中で互いに隣接する要素の間隔が前記応答の長さ以下の要素のみを抽出し、当該抽出されたパターンを示す関数を像関数として決定する工程と、
前記瞳関数と、前記決定されたインパルス応答関数と、前記決定された像関数とから、前記照明光学系の瞳面に形成すべき光強度分布を得る工程と、
を含むことを特徴とする方法。 - 照明光学系から出射された光で原版を照明し、当該照明された原版のパターンを投影光学系を介して基板に投影して前記基板を露光する露光装置における前記照明光学系の瞳面に形成すべき光強度分布をコンピュータを用いて算出する方法であって、
前記投影光学系の瞳関数をフーリエ変換する処理を通して前記投影光学系のインパルス応答関数を決定する工程と、
前記インパルス応答関数の原点から第二のゼロ点までの長さを応答の長さとし、前記基板に形成すべき目標パターンを構成する要素からパターンを抽出し、当該抽出されたパターンを示す関数を像関数として決定する工程と、
前記瞳関数と、前記決定されたインパルス応答関数と、前記決定された像関数とから、前記照明光学系の瞳面に形成すべき光強度分布を得る工程と、
を含み、
前記像関数を決定する工程は、
前記基板に形成すべき目標パターンによる回折光の分布を算出する工程と、
前記算出された回折光の分布から同位相の回折光を抽出する工程と、
前記抽出された回折光をフーリエ変換する工程と、
前記投影光学系の光軸周りの直径が前記応答の長さ以下の円で囲まれる範囲におけるピーク位置の関数を求める工程と、
前記求められたピーク位置の関数に前記目標パターンを構成する要素の形状を表す関数を畳み込み、当該畳み込まれた関数を像関数として決定する工程と、
を含むことを特徴とする方法。 - 照明光学系から出射された光で原版を照明し、当該照明された原版のパターンを投影光学系を介して基板に投影して前記基板を露光する露光装置における前記照明光学系の瞳面に形成すべき光強度分布をコンピュータを用いて算出する方法であって、
前記投影光学系の瞳関数をフーリエ変換する処理を通して前記投影光学系のインパルス応答関数を決定する工程と、
前記インパルス応答関数の原点から第二のゼロ点までの長さを応答の長さとし、前記基板に形成すべき目標パターンを構成する要素からパターンを抽出し、当該抽出されたパターンを示す関数を像関数として決定する工程と、
前記瞳関数と、前記決定されたインパルス応答関数と、前記決定された像関数とから、前記照明光学系の瞳面に形成すべき光強度分布を得る工程と、
を含み、
前記像関数を決定する工程は、
前記像関数をr(x,y)とし、前記基板に形成すべき目標パターンの像をI(x,y)とし、前記投影光学系の瞳面上の点(f、g)における前記目標パターンの回折光の分布をa(f,g)とし、フーリエ変換をFとし、逆フーリエ変換をF−1とするとき、式
の右辺に前記目標パターンの像I(x,y)と前記目標パターンの回折光の分布a(f,g)とを代入することによって像関数r(x,y)を算出する工程を含み、
前記像関数r(x,y)は前記応答の長さ以下の範囲においてのみ値を持つことを特徴とする方法。 - 前記瞳関数は投影光学系の収差を含むことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の方法。
- 前記光強度分布を得る工程は、
前記決定された像関数を前記インパルス応答関数で除算する除算処理を行い、当該除算処理が行われた関数を逆フーリエ変換する工程と、
前記逆フーリエ変換された関数を前記瞳関数の複素共役関数で除算する除算処理を行うことによって前記照明光学系の瞳面に形成すべき光強度分布を得る工程と、
を含むことを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の方法。 - 前記インパルス応答関数を決定する工程は、前記原版を照明する光の波長をλとし、前記投影光学系の開口数をNAとするとき、前記瞳関数をフーリエ変換した後、前記投影光学系の像面における座標を(NA/λ)で割ることにより前記座標を前記投影光学系の瞳面における座標で置き換え、かつ、前記インパルス応答関数の値がゼロの点をゼロではない値で置き換える工程を含むことを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の方法。
- 照明光学系から出射された光で原版を照明し、当該照明された原版のパターンを投影光学系を介して基板に投影して前記基板を露光する露光装置における前記照明光学系の瞳面に形成すべき光強度分布を算出する方法をコンピュータに実行させるプログラムであって、
前記方法は、
前記投影光学系の瞳関数をフーリエ変換する処理を通して前記投影光学系のインパルス応答関数を決定するステップと、
前記インパルス応答関数の原点から第二のゼロ点までの長さを応答の長さとし、前記基板に形成すべき目標パターンを構成する要素の中で互いに隣接する要素の間隔が前記応答の長さ以下の要素のみを抽出し、当該抽出されたパターンを示す関数を像関数として決定するステップと、
前記瞳関数と、前記決定されたインパルス応答関数と、前記決定された像関数とから、前記照明光学系の瞳面に形成すべき光強度分布を得るステップと、
を含むことを特徴とするプログラム。 - 照明光学系から出射された光で原版を照明し、当該照明された原版のパターンを投影光学系を介して基板に投影して前記基板を露光する露光装置における前記照明光学系の瞳面に形成すべき光強度分布を算出する方法をコンピュータに実行させるプログラムであって、
前記方法は、
前記投影光学系の瞳関数をフーリエ変換する処理を通して前記投影光学系のインパルス応答関数を決定するステップと、
前記インパルス応答関数の原点から第二のゼロ点までの長さを応答の長さとし、前記基板に形成すべき目標パターンを構成する要素からパターンを抽出し、当該抽出されたパターンを示す関数を像関数として決定するステップと、
前記瞳関数と、前記決定されたインパルス応答関数と、前記決定された像関数とから、前記照明光学系の瞳面に形成すべき光強度分布を得るステップと、
を含み、
前記像関数を決定するステップは、
前記基板に形成すべき目標パターンによる回折光の分布を算出するステップと、
前記算出された回折光の分布から同位相の回折光を抽出するステップと、
前記抽出された回折光をフーリエ変換するステップと、
前記投影光学系の光軸周りの直径が前記応答の長さ以下の円で囲まれる範囲におけるピーク位置の関数を求めるステップと、
前記求められたピーク位置の関数に前記目標パターンを構成する要素の形状を表す関数を畳み込み、当該畳み込まれた関数を像関数として決定するステップと、
を含むことを特徴とするプログラム。 - 照明光学系から出射された光で原版を照明し、当該照明された原版のパターンを投影光学系を介して基板に投影して前記基板を露光する露光装置における前記照明光学系の瞳面に形成すべき光強度分布を算出する方法をコンピュータに実行させるプログラムであって、
前記方法は、
前記投影光学系の瞳関数をフーリエ変換する処理を通して前記投影光学系のインパルス応答関数を決定するステップと、
前記インパルス応答関数の原点から第二のゼロ点までの長さを応答の長さとし、前記基板に形成すべき目標パターンを構成する要素からパターンを抽出し、当該抽出されたパターンを示す関数を像関数として決定するステップと、
前記瞳関数と、前記決定されたインパルス応答関数と、前記決定された像関数とから、前記照明光学系の瞳面に形成すべき光強度分布を得るステップと、
を含み、
前記像関数を決定するステップは、
前記像関数をr(x,y)とし、前記基板に形成すべき目標パターンの像をI(x,y)とし、前記投影光学系の瞳面上の点(f、g)における前記目標パターンの回折光の分布をa(f,g)とし、フーリエ変換をFとし、逆フーリエ変換をF−1とするとき、式
の右辺に前記目標パターンの像I(x,y)と前記目標パターンの回折光の分布a(f,g)とを代入することによって像関数r(x,y)を算出するステップを含み、
前記像関数r(x,y)は前記応答の長さ以下の範囲においてのみ値を持つことを特徴とするプログラム。 - 基板を露光する露光方法であって、
請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の方法を用いて算出された光強度分布を有する照明光学系から出射された光で原版を照明し、当該照明された原版のパターンを投影光学系を介して基板に投影して前記基板を露光する工程を含む、
ことを特徴とする露光方法。 - デバイスを製造する方法であって、
請求項10に記載の露光方法を用いて基板を露光する工程と、
前記工程で露光された基板を現像する工程と、
を含む方法。
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