JP5491272B2 - 決定方法、露光方法及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、照明光学系の瞳面に形成すべき光強度分布(有効光源)を決定する決定方法、露光方法及びプログラムに関する。
フォトリソグラフィー技術を用いて半導体メモリや論理回路などの微細な半導体デバイスを製造する際に、露光装置が使用されている。露光装置は、原版であるマスク(レチクル)に描画されたパターン(回路パターン)を投影光学系によってウエハ等の基板に投影してパターンを基板に転写する。近年では、半導体デバイスの微細化が進み、露光装置においては、露光波長(露光光の波長)よりも小さい寸法を有するパターンの形成が必要となってきている。このような微細なパターンの形成では、マスクを照明する照明条件(有効光源)によって像性能が異なるため、最適な有効光源を決定(設定)することが重要となっている。
有効光源の決定に関する技術については、従来から幾つか提案されている(特許文献1乃至3参照)。これらの技術において、有効光源は、マスクに含まれる複数種類のパターンのうち最小ピッチのパターンが解像されることを優先して決定される。
米国特許出願公開第2005/0168498号明細書 米国特許第6563566号明細書 米国特許第6871337号明細書
しかしながら、従来技術では、一般的に、光強度が正の値となる正値部分と、光強度が負の値となる負値部分とを含む有効光源が算出されるが、このような負値部分は物理的に実現することができない。そこで、有効光源に含まれる負値部分の光強度をゼロに置換して、光強度が正値となる正値部分のみを含む有効光源を露光装置に用いているが、かかる有効光源では、微細なパターンを高精度に転写することができなかった。
本発明は、このような従来技術の課題に鑑みてなされ、微細なパターンに対して用いられる有効光源の決定に有利な技術を提供することを例示的目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の一側面としての決定方法は、光源からの光を用いて原版を照明する照明光学系と、前記原版のパターンを基板に投影する投影光学系とを備える露光装置において、前記照明光学系の瞳面に形成すべき光強度分布をコンピュータによって決定する決定方法であって、前記基板に形成すべき目標パターンに基づいて、前記照明光学系の瞳面に形成すべき光強度分布として、光強度が正の値となる正値部分と、光強度が負の値となる負値部分とを含む光強度分布を算出する第1のステップと、前記第1のステップで算出された光強度分布に含まれる前記正値部分と、前記第1のステップで算出された光強度分布に含まれる前記負値部分の負の値を、当該負の値の絶対値に定数t(0<t≦1)を乗じた値で置換した置換部分とを含む光強度分布を前記照明光学系の瞳面に形成すべき光強度分布として仮決定する第2のステップと、前記第2のステップで仮決定された光強度分布で前記投影光学系の物体面に配置した前記目標パターンに対応するパターンを照明したときに、前記投影光学系の像面に形成される像を算出する第3のステップと、前記第3のステップで算出された像が評価基準を満たすかどうかを判定する第4のステップと、を有し、前記第3のステップで算出された像が前記評価基準を満たすと前記第4のステップにおいて判定された場合には、前記第2のステップで仮決定された光強度分布を前記照明光学系の瞳面に形成すべき光強度分布として決定し、前記第3のステップで算出された像が前記評価基準を満たさないと前記第4のステップにおいて判定された場合には、前記定数tを変更して前記第2のステップ、前記第3のステップ及び前記第4のステップを行うことを特徴とする。
本発明の更なる目的又はその他の側面は、以下、添付図面を参照して説明される好ましい実施形態によって明らかにされるであろう。
本発明によれば、例えば、微細なパターンに対して用いられる有効光源の決定に有利な技術を提供することができる。
本発明の一側面としての決定方法を説明するためのフローチャートである。 基板に形成すべき目標パターンの一例を示す図である。 図2に示す目標パターンに基づいて算出される有効光源を示す図である。 図3に示す有効光源に含まれる正値部分と、図3に示す有効光源に含まれる負値部分の負の値を、かかる負の値の絶対値で置換した置換部分とを含む有効光源を示す図である。 図3に示す有効光源に含まれる負値部分の負の値をゼロに置換した有効光源を示す図である。 図4に示す有効光源及び図5に示す有効光源のそれぞれに対応するマスクパターンを示す図である。 図4及び図5に示す有効光源のそれぞれで図6(a)及び図6(b)に示すマスクパターンを照明したときに形成される空中像の2次元像を示す図である。 図4及び図5に示す有効光源のそれぞれで図6(a)及び図6(b)に示すマスクパターンを照明したときに形成される空中像を定量的に評価した評価結果を示す図である。 露光装置の構成を示す概略ブロック図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施の形態について説明する。なお、各図において、同一の部材については同一の参照番号を付し、重複する説明は省略する。
本発明は、IC、LSIなどの半導体チップ、液晶パネルなどの表示素子、磁気ヘッドなどの検出素子、CCDなどの撮像素子等の各種デバイスの製造やマイクロメカニクスで用いられる有効光源を決定(生成)する際に適用することができる。ここで、マイクロメカニクスとは、半導体集積回路製造技術を微細構造体の製作に応用して高度な機能を有するミクロン単位の機械システムを作成する技術や、かかる機械システム自体をいう。本発明は、例えば、開口数(NA)の大きな投影光学系を備える露光装置や投影光学系とウエハとの間を液体で満たす液浸露光装置に用いられる有効光源の決定に好適である。
図1は、本発明の一側面としての決定方法を説明するためのフローチャートである。本実施形態の決定方法は、コンピュータなどの情報処理装置によって実行され、光源からの光を用いて原版(マスク)を照明する照明光学系と、原版のパターンを基板に投影する投影光学系とを備える露光装置において、原版を照明するための有効光源を決定する。ここで、有効光源とは、投影光学系の物体面に原版を配置しない状態において、投影光学系の瞳面に形成される光強度分布である。従って、有効光源を決定することは、照明光学系の瞳面に形成すべき光強度分布を決定することを意味する。
S102では、ウエハなどの基板に形成すべき目標パターンを設定する。目標パターンは、本実施形態では、互いに異なる複数のピッチをそれぞれ有する複数種類のパターンを含み、フォーデンピッチ(forbidden pitch)を含むパターンとする。フォーデンピッチとは、最小ピッチの1.5倍程度のピッチであり、本実施形態では、最小ピッチに対して1.25倍から1.75倍の範囲のピッチを含む。なお、S102において設定する目標パターンは、目標パターンの一部分であってもよい。
S104では、S102で設定した目標パターンに対応するパターンを含むマスクの透過率を設定する。マスクは、本実施形態では、パターン部分を通過した光とパターン周囲(背景)部分を通過した光との間の位相差がπ(rad)となるハーフトーン位相シフトマスク(ハーフトーンマスク)とし、パターン部分の透過率及び背景部分の透過率を設定する。具体的には、パターン部分が透過型である場合、パターン部分の透過率を100%に設定し、ハーフトーン部分である背景部分の透過率を、例えば、一般的に用いられる6%に設定する。また、パターン部分が遮光型である場合、背景部分の透過率を100%に設定し、ハーフトーン部分であるパターン部分の透過率を6%に設定する。但し、ハーフトーン部分に設定する透過率は6%に限定するものではなく、目標パターンを構成するパターンのピッチに応じて設定することができる。なお、マスクは、ハーフトーン位相シフトマスクに限定されるものではなく、バイナリーマスクであってもよい。但し、バイナリーマスクは、ハーフトーン部分を含んでいないため、パターン部分及び背景部分の透過率は100%又は0%となる(即ち、マスクの透過率を設定する必要がない)。
S106(第1のステップ)では、S102で設定した目標パターンに基づいて、照明光学系の瞳面に形成すべき光強度分布、即ち、有効光源を算出する。有効光源の算出方法には、例えば、特許文献1乃至3に開示されている方法などの当業界で周知のいかなる方法をも適用することができる。このような方法で算出される有効光源には、上述したように、光強度が正の値となる正値部分と、光強度が負の値となる負値部分とが含まれている。従って、負値部分に対して何らかの処理を施して正値部分のみを含む有効光源に置換することが必要となる。
S108(第2のステップ)では、S106で算出した正値部分及び負値部分を含む有効光源に基づいて、照明光学系の瞳面に形成すべき光強度分布、即ち、有効光源を仮決定する。具体的には、S106で算出した有効光源に含まれる正値部分と、S106で算出した有効光源に含まれる負値部分の負の値を、かかる負の値の絶対値に定数t(0<t≦1)を乗じた値で置換した置換部分とを含む光強度分布を有効光源として仮決定する。なお、定数tは、例えば、ハーフトーン位相シフトマスクのハーフトーン部分の透過率に応じて設定してもよいし、置換部分を単純に負値部分の負の値の絶対値とするために1に設定してもよい。
ここで、従来技術における有効光源の決定について詳細に説明する。従来技術では、有効光源を決定する際に、有効光源を複数のピクセルに分割して、それぞれのピクセルにおいて像性能を評価する。像性能の評価には、一般的には、像コントラスト、線幅(CD)など複数の評価項目が用いられる。そして、それぞれのピクセルの光強度と評価項目の評価量とが線形の関係にあると仮定して、それぞれのピクセルの光強度の組み合わせが評価基準を満たすように、線形の一次方程式を解く。なお、それぞれのピクセルの光強度と評価項目の評価量とが線形の関係にない場合には、評価基準とそれぞれのピクセルの強度の組み合わせからなる評価量との差をコスト関数とし、かかるコスト関数の最小値を求めればよい。但し、一般的に、あるピクセルの光強度を大きくした場合、密集パターンのコントラストは向上するが、孤立パターンのコントラストは低下するように、パターン間にトレードオフの関係がある。同様に、複数の評価項目を用いた場合、かかる評価項目(の評価量)間にトレードオフの関係があることもある。従って、このようにして算出される有効光源には、上述したように、光強度が負の値となる負値部分(ピクセル)が含まれてしまう。そこで、NNLSと呼ばれる手法によって、光強度が負の値となる負値部分での評価関数の値を大きくし、有効光源への寄与を低減するような処理を施している。その結果、有効光源に含まれる負値部分の負の値は、ゼロ(ゼロ近傍の値)に置換される。
また、一般的な手法として、閾値以上の値と閾値以下の値とで有効光源を非ゼロとゼロに2値化することも行われている。具体的には、算出された有効光源に対して、ある閾値を設定して2値化(閾値以下の光強度をゼロとする)を行い、シミュレーションによって結像性能(コントラストや線幅再現性)を求める。そして、所定の結像性能が得られれば、ある閾値で2値化した有効光源を露光装置に用いる有効光源として決定する。一方、所定の結像性能が得られなければ、所定の結像性能が得られるまで、閾値を変更して有効光源の2値化及びシミュレーションにける結像性能の評価を繰り返す。
このようにして従来技術において決定された有効光源は、上述したように、微細なパターン、特に、フォービデンピッチのパターンに対する焦点深度が得られず、このようなパターンを高精度に形成することができない。
そこで、焦点深度を拡大するために、基板に形成すべき主パターンに対して補助パターンを挿入してマスクのパターンを最適化することが考えられる。但し、かかる補助パターンのピッチは最小ピッチの0.75倍程度となるため、最小ピッチのパターンの解像を優先して決定された有効光源には適合していない。従って、主パターンに対して補助パターンを挿入したとしても(即ち、マスクのパターンを最適化したとしても)、焦点深度を拡大する効果を得ることは難しい。
一方、本実施形態では、上述したように、NNLSのような複雑な処理や閾値による置換を施すことなく、有効光源に含まれる負値部分の負の値を、かかる負の値の絶対値に定数t(0<t≦1)を乗じた値で置換している。
S110(第3のステップ)では、S108において仮決定した有効光源で、投影光学系の物体面に配置した目標パターンに対応するパターン(マスクパターン)を照明したときに、投影光学系の像面に形成される像(空中像)を算出する。なお、マスクパターンは、目標パターンを近接効果補正する方法や目標パターンに対して補助パターンを挿入する方法などによって求めることができる。
S112(第4のステップ)では、S110で算出した空中像が評価基準を満たすかどうかを判定する。S110で算出した空中像が評価基準を満たす場合には、S114に移行し、S108で仮決定した有効光源を、露光装置に用いる有効光源として決定する。また、S110で算出した空中像が評価基準を満たさない場合には、S116に移行し、有効光源の仮決定(S108)に用いられる定数tを変更して、S108、S110及びS112を行う。なお、S110で算出した空中像が評価基準を満たさない場合には、定数tの変更と共にマスクの透過率を変更して、S106、S108、S110及びS112を行ってもよい。また、定数tを変更する前に、マスクの透過率を変更してもよい。
本実施形態の決定方法によれば、後で具体的に説明するように、マスクパターンが微細なパターン、特に、フォーデンピッチを含むパターンであっても、かかるパターンを高精度に形成することができる有効光源を決定することができる。換言すれば、本実施形態の決定方法は、微細なパターンに対して用いられる有効光源の決定に有利である。

ここで、有効光源の算出(S106)の一例について具体的に説明する。露光装置におけるマスクパターンとウエハパターンとの関係は、部分コヒーレント結像の関係にある。部分コヒーレント結像では、マスク面(投影光学系の物体面)での可干渉性を知るために有効光源の情報が必要となる。ここで、可干渉性は、マスク面上の距離に応じた干渉の度合いであり、所謂、空間コヒーレンスを意味する。
また、有効光源の可干渉性は、相互透過係数(TCC:Transmission Cross Coefficient)に組み込まれる。TCCは、投影光学系の瞳面で定義され、有効光源、投影光学系の瞳関数、及び、投影光学系の瞳関数の複素共役の重なり部分である。投影光学系の瞳面の座標を(f,g)、有効光源を表す関数をS(f,g)、瞳関数をP(f,g)とすると、TCCは、以下の式1で表すことができる。但し、式1において、*は複素共役を表し、積分範囲は−∞から∞である。
瞳関数P(f,g)は、投影光学系の瞳面を表す関数であって、瞳の形状や大きさなどの情報を含む。また、投影光学系の収差、照明光の偏光、レジスト情報などは瞳関数P(f,g)に組み込むことができるため、本実施形態において単に瞳関数と記述した場合には、偏光、収差、レジスト情報を含むことがある。
空中像を表す関数I(x,y)は、TCCを用いて、以下の式2で表すことができる。なお、マスクパターンを表す関数m(x,y)をフーリエ変換した関数、即ち、マスクパターンのスペクトル分布(回折光分布)を表す関数をa(f,g)とする。
有効光源は、式1及び式2を用いて、以下の式3又は式4で表すことができる。但し、式3及び式4において、Fはフーリエ変換、F−1は逆フーリエ変換を表す。
ここで、投影光学系の像面における像を表す像関数r(x,y)を定義する。像関数r(x,y)は、目標パターン全体の相対的な位置関係におけるパターンの最小単位である。具体的には、目標パターンを構成する要素のうち互いに隣接する要素の間隔が応答の長さ以下の要素を抽出し、抽出された要素で構成されるパターンを表す関数を像関数として決定する。
また、式1及び式2から、像関数r(x,y)は、以下の式5で表すように、数学的に求めることもできる。式5において、像関数r(x,y)は、空中像を表す関数I(x,y)及び回折光分布を表す関数a(f,g)を用いた関数である。
空中像を表す関数I(x,y)は、目標パターンの像又は目標パターンの一部の像と等しいと仮定する。また、回折光分布を表す関数a(f,g)は、目標パターンの回折光分布又は目標パターンの一部の回折光分布に等しいと仮定する。
また、空中像の有効な値の範囲は、インパルス応答関数F[P(f,g)]の第1のゼロ点から第2のゼロ点までの範囲までである。従って、空中像の有効な値の範囲は、投影光学系が無収差である場合、投影光学系を通過する光(マスクを照明する光)の波長をλ、投影光学系の開口数をNAとすると、約7.016(λ/NA)/(2π)、即ち、約1.12×(λ/NA)である。これを応答の長さとする。
像関数r(x,y)は、投影光学系の光軸を中心として、直径が応答の長さ以下の円で囲まれる範囲のみにおいて値を有し、応答の長さよりも大きい位置ではゼロとなる。かかる像関数r(x,y)を用いることによって、式3又は式4から有効光源を算出することが可能となる。具体的には、像関数をインパルス応答関数で除算し、除算した関数を逆フーリエ変換し、逆フーリエ変換した関数を瞳関数の複素共役関数で除算することによって、有効光源を算出する。
以下、本実施形態の決定方法、及び、かかる決定方法によって決定される有効光源などについて具体的に説明する。
目標パターンは、図2に示すように、ピッチ(最小ピッチ)P1を有するホールパターンPT1と、ピッチP2を有するホールパターンPT2と、ピッチP3を有するホールパターンPT3と、ピッチP4を有するホールパターンPT4とを含むものとする。なお、ピッチP1は130nm、ピッチP2は162.5nm(最小ピッチの1.25倍)、ピッチP3は195nm(最小ピッチの1.5倍)、ピッチP4は227.5nm(最小ピッチの1.75倍)とする。また、評価基準は、150nm(±75nm)のデフォーカス範囲において、パターンPT1乃至P4のそれぞれの中心に位置するホールの幅(CD)が65nm(基準)の0.8倍から1.2倍までの範囲に収まることとする。
図2に示す目標パターンを形成するためのマスクは、ハーフトーン位相シフトマスクとし、図2に示すような目標パターンにおいて、白色で示すパターン部分の透過率が100%、灰色で示すパターン周囲(背景)部分の透過率が6%に設定されているものとする。なお、上述したように、パターン部分を通過した光と背景部分を通過した光との間の位相差はπ(rad)となる。
図2に示す目標パターンに基づいて、式3又は式4を用いて有効光源を算出すると、図3に示すように、光強度が正の値となる正値部分と、光強度が負の値となる負値部分とを含む有効光源が算出される。ここで、図3に示す有効光源に含まれる正値部分と、図3に示す有効光源に含まれる負値部分の負の値を、かかる負の値の絶対値に定数t(0<t≦1)を乗じた値で置換した置換部分とを含む有効光源を図4に示す。但し、本実施形態では、定数tを1としているため、置換部分は、図3に示す有効光源に含まれる負値部分の負の値を、かかる負の値の絶対値で置換したものとなる。また、図3示す有効光源に含まれる負値部分の負の値をゼロに置換した有効光源を図5に示す。
図4に示す有効光源に対応するマスクパターンを図6(a)に示す。図6(a)に示すマスクパターンは、図2に示す目標パターンと同一のパターンを有し、ホールの大きさは、像面上の大きさに換算して1辺を65nmとしている。また、図5に示す有効光源に対応するマスクパターンを図6(b)に示す。図6(b)に示すマスクパターンは、図2に示す目標パターンと相対的な位置関係は同じであるが、ホールの大きさは、像面上の大きさに換算して一様に10nm大きくして1辺を75nmとしている。換言すれば、図6(b)に示すマスクパターンは、図2に示す目標パターンと同じピッチを有し、ホールの1辺の長さに10nmの一様なバイアスをかけたものである。
図4に示す有効光源で図6(a)に示すマスクパターンを照明したときに、投影光学系の像面に形成される像(空中像)の2次元像を図7(a)及び図7(b)に示す。また、図5に示す有効光源で図6(b)に示すマスクパターンを照明したときに、投影光学系の像面に形成される像(空中像)の2次元像を図7(c)及び図7(d)に示す。図7(a)及び図7(c)はベストフォーカス時における2次元像を示し、図7(b)及び図7(d)は100nmのデフォーカス時における2次元像を示している。また、図7(a)乃至図7(d)では、基準となるホールの横方向の幅が65nmとなる光強度値と、かかる光強度値の±10%の光強度値をスライスレベルとしている。なお、図5に示す有効光源で図6(a)に示すマスクパターンを照明したときには、投影光学系の像面に形成される空中像に不要なサブピークが現れて目標パターンを再現することができない。
図7(a)に示す2次元像と図7(c)に示す2次元像とを比較するに、ホールの形状や大きさは均等である。しかしながら、図7(c)に示す2次元像では、ホールの中心位置がずれている部分が見られる。また、図7(b)に示す2次元像と図7(d)に示す2次元像とを比較するに、図7(d)に示す2次元像において、ホールの形状や大きさにばらつきが大きい。
このように、本実施形態の決定方法によって決定される有効光源(図4に示す有効光源)は、マスクのパターンの最適化(バイアス、中心位置の補正など)を行わなくても、従来技術による有効光源(図5に示す有効光源)よりも結像性能に優れていることがわかる。
図4に示す有効光源で図6(a)に示すマスクパターンを照明したときに形成される空中像、及び、図5に示す有効光源で図6(b)に示すマスクパターンを照明したときに形成される空中像を定量的に評価した評価結果を図8に示す。本実施形態では、図8(c)に示すように、それぞれのピッチの中心に位置するホールを評価対象とし、それぞれのピッチの中心に位置するホールの幅CD1乃至CD4を、デフォーカスに対して求めた。
図8(a)は、図4に示す有効光源で図6(a)に示すマスクパターンを照明したときに形成される空中像におけるホールの幅CD1乃至CD4を示している。また、図8(b)は、図5に示す有効光源で図6(b)に示すマスクパターンを照明したときに形成される空中像におけるホールの幅CD1乃至CD4を示している。なお、図8(a)及び図8(b)では、縦軸に評価対象のホールの幅CD(nm)を採用し、横軸にデフォーカス量(nm)を採用している。
図8(a)を参照するに、デフォーカス量が増加してもホールの幅CD1乃至CD4のばらつきが少なく、ホールの幅CD1乃至CD4の全てについて深度が得られている。また、150nm(±75nm)のデフォーカス範囲において、ホールの幅CD1乃至CD4が65nm(基準)の0.8倍から1.2倍までの範囲に収まっていることがわかる。
一方、図8(b)を参照するに、デフォーカス量が増加するにつれて、ホールの幅CD1乃至CD4のばらつきが大きくなっていることがわかる。特に、ホールの幅CD1について深度が得られず、150nm(±75nm)のデフォーカス範囲において、ホールの幅CD1が65nm(基準)の0.8倍から1.2倍までの範囲に収まっていない。
図8(a)に示す評価結果から、本実施形態の決定方法によって決定される有効光源(図4に示す有効光源)は、上述した評価基準を満たしていることがわかる。なお、本実施形態では、マスクパターンに近接効果補正(OPC)を施していないが、OPCを施したとしてもその補正量は少なく、複雑なOPCを施す必要がないため、マスク製作における負担を軽減することができる。また、目標パターンがフォービデンピッチを含んでいなくても、マスクパターンに複雑なOPCを施すことを回避し、近接効果補正の補正量を少なくしたい場合には、本実施形態の決定方法が有効となる。
本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種の記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
以下、図9を参照して、照明光学系からの光で照明されたマスクのパターンをウエハに転写する露光装置100について説明する。図9は、露光装置100の構成を示す概略ブロック図である。露光装置100は、照明光学系180において、上述した決定方法によって決定された有効光源を形成し、かかる有効光源でマスクを照明する。露光装置100は、本実施形態では、ステップ・アンド・スキャン方式の露光装置であるが、ステップ・アンド・リピート方式やその他の露光方式も適用することができる。
露光装置100は、照明装置110と、マスク120を支持するマスクステージ(不図示)と、投影光学系130と、ウエハ140を支持するウエハステージ(不図示)とを有する。
照明装置110は、光源160と、照明光学系180とを含み、転写用の回路パターンが形成されたマスク120を照明する。光源160は、例えば、波長約193nmのArFエキシマレーザ、波長約248nmのKrFエキシマレーザなどのエキシマレーザを使用する。但し、光源160の種類及び個数は限定されず、例えば、波長約157nmのFレーザや狭帯域化した水銀ランプなどを光源160として使用することもできる。照明光学系180は、光源160からの光を用いてマスク120を照明する光学系であって、上述した決定方法によって決定された有効光源を形成する。照明光学系180は、引き回し光学系181と、ビーム整形光学系182と、偏光制御部183と、位相制御部184と、射出角度保存光学素子185と、リレー光学系186と、多光束発生部187とを含む。また、照明光学系180は、偏光状態調整部188と、計算機ホログラム189と、リレー光学系190と、アパーチャ191と、ズーム光学系192と、多光束発生部193と、開口絞り194と、照射部195とを含む。
引き回し光学系181は、光源160からの光を偏向してビーム整形光学系182に導光する。ビーム整形光学系182は、光源160からの光の断面形状の縦横比率を所定の値に変換する(例えば、断面形状を長方形から正方形にする)。ビーム整形光学系182は、多光束発生部187を照明するために必要な大きさ及び発散角を有する光束を形成する。
偏光制御部183は、例えば、直線偏光子などで構成され、不要な偏光成分を除去する機能を有する。偏光制御部183で除去(遮光)される偏光成分を最小限にすることで、光源160からの光を効率よく所定の直線偏光にすることができる。位相制御部184は、偏光制御部183によって直線偏光となった光にλ/4の位相差を与えて円偏光に変換する。射出角度保存光学素子185は、例えば、オプティカルインテグレータ(複数の微小レンズで構成されたハエの目レンズやファイバーなど)で構成され、一定の発散角度で光を射出する。リレー光学系186は、射出角度保存光学素子185から射出された光を多光束発生部187に集光する。射出角度保存光学素子185の射出面と多光束発生部187の入射面とは、リレー光学系186によって、互いにフーリエ変換の関係(物体面と瞳面の関係、又は、瞳面と像面の関係)になっている。多光束発生部187は、偏光状態調整部188及び計算機ホログラム189を均一に照明するためのオプティカルインテグレータで構成される。多光束発生部187の射出面には、複数の点光源からなる2次光源が形成される。多光束発生部187から射出された光は、円偏光として偏光状態調整部188に入射する。
偏光状態調整部188は、位相制御部184によって円偏光となった光にλ/4の位相差を与えて所定の偏光方向を有する直線偏光に変換する。偏光状態調整部188から射出された光は、直線偏光として回折光学素子として機能する計算機ホログラム189に入射する。本実施形態では、偏光状態調整部188は、計算機ホログラム189よりも光源側に配置されているが、偏光状態調整部188と計算機ホログラム189との配置関係を入れ替えてもよい。また、偏光状態調整部188をサブ波長構造(SWS:Sub Wavelength Structure)で構成した場合には、1つの素子で偏光状態調整部と回折光学素子の機能を有する(即ち、回折光学素子と一体的に構成する)ことができる。
計算機ホログラム189は、リレー光学系190を介して、アパーチャ191の位置に、上述した決定方法で決定された有効光源(光強度分布)、例えば、図4に示すような有効光源を形成する。また、計算機ホログラム189は、輪帯照明や4重極照明などを形成することも可能であり、偏光状態調整部188と協同して、タンジェンシャル偏光やラディアル偏光などを実現することもきできる。このような互いに異なる有効光源を形成する複数の計算機ホログラム189は、例えば、ターレットなどの切り替え部に配置される。そして、上述した決定方法によって決定された有効光源に対応する計算機ホログラム189を照明光学系180の光路に配置することで、様々な有効光源を形成することができる。
アパーチャ191は、計算機ホログラム189によって形成された有効光源(光強度分布)のみを通過させる機能を有する。計算機ホログラム189とアパーチャ191とは、互いにフーリエ変換の関係になるように配置されている。ズーム光学系192は、計算機ホログラム189によって形成された有効光源を所定の倍率で拡大して多光束発生部193に投影する。多光束発生部193は、照明光学系180の瞳面に配置され、アパーチャ191の位置に形成された光強度分布に対応した光源像(有効光源)を射出面に形成する。多光束発生部193は、本実施形態では、ハエの目レンズやシリンドリカルレンズアレイなどのオプティカルインテグレータで構成される。なお、多光束発生部193の射出面の近傍には、開口絞り194が配置される。照射部195は、コンデンサー光学系などを含み、多光束発生部193の射出面に形成される有効光源でマスク120を照明する。
マスク120は、転写すべき回路パターン(主パターン)と補助パターンとを有する。マスク120は、図示しないマスクステージに支持及び駆動される。マスク120からの回折光は、投影光学系130を介して、ウエハ140に投影される。露光装置100は、ステップ・アンド・スキャン方式の露光装置であるため、マスク120とウエハ140とを走査することによって、マスク120のパターンをウエハ140に転写する。
投影光学系130は、マスク120のパターンをウエハ140に投影する光学系である。投影光学系130は、屈折系、反射屈折系、或いは、反射系を使用することができる。
ウエハ140は、マスク120のパターンが投影(転写)される基板であり、図示しないウエハステージに支持及び駆動される。但し、ウエハ140は、ガラスプレートやその他の基板に置換することもできる。ウエハ140には、レジストが塗布されている。
露光において、光源160からの光は、照明光学系180によってマスク120を照明する。マスク120のパターンを反映する光は、投影光学系130によってウエハ140の上に結像する。この際、マスク120は、上述した決定方法によって決定された有効光源で照明される。従って、露光装置100は、高いスループットで経済性よく高品位なデバイス(半導体素子、LCD素子、撮像素子(CCDなど)、薄膜磁気ヘッドなど)を提供することができる。かかるデバイスは、露光装置100を用いてフォトレジスト(感光剤)が塗布された基板(ウエハ、ガラスプレート等)を露光する工程と、露光された基板を現像する工程と、その他の周知の工程と、を経ることによって製造される。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されないことはいうまでもなく、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。

Claims (8)

  1. 光源からの光を用いて原版を照明する照明光学系と、前記原版のパターンを基板に投影する投影光学系とを備える露光装置において、前記照明光学系の瞳面に形成すべき光強度分布をコンピュータによって決定する決定方法であって、
    前記基板に形成すべき目標パターンに基づいて、前記照明光学系の瞳面に形成すべき光強度分布として、光強度が正の値となる正値部分と、光強度が負の値となる負値部分とを含む光強度分布を算出する第1のステップと、
    前記第1のステップで算出された光強度分布に含まれる前記正値部分と、前記第1のステップで算出された光強度分布に含まれる前記負値部分の負の値を、当該負の値の絶対値に定数t(0<t≦1)を乗じた値で置換した置換部分とを含む光強度分布を前記照明光学系の瞳面に形成すべき光強度分布として仮決定する第2のステップと、
    前記第2のステップで仮決定された光強度分布で前記投影光学系の物体面に配置した前記目標パターンに対応するパターンを照明したときに、前記投影光学系の像面に形成される像を算出する第3のステップと、
    前記第3のステップで算出された像が評価基準を満たすかどうかを判定する第4のステップと、
    を有し、
    前記第3のステップで算出された像が前記評価基準を満たすと前記第4のステップにおいて判定された場合には、前記第2のステップで仮決定された光強度分布を前記照明光学系の瞳面に形成すべき光強度分布として決定し、
    前記第3のステップで算出された像が前記評価基準を満たさないと前記第4のステップにおいて判定された場合には、前記定数tを変更して前記第2のステップ、前記第3のステップ及び前記第4のステップを行うことを特徴とする決定方法。
  2. 前記第1のステップは、
    前記投影光学系の瞳関数をフーリエ変換する処理を通して前記投影光学系のインパルス応答関数を決定するステップと、
    前記インパルス応答関数の第1のゼロ点から第2のゼロ点までの長さを応答の長さとし、前記目標パターンを構成する要素のうち互いに隣接する要素の間隔が前記応答の長さ以下の要素を抽出し、当該抽出した要素で構成されるパターンを表す関数を像関数として決定するステップと、
    前記決定された像関数を前記インパルス応答関数で除算し、当該除算した関数を逆フーリエ変換するステップと、
    前記逆フーリエ変換した関数を前記瞳関数の複素共役関数で除算して前記照明光学系の瞳面に形成すべき光強度分布を算出するステップと、
    を含むことを特徴とする請求項1に記載の決定方法。
  3. 前記原版は、前記目標パターンに対応するパターンを含むハーフトーン位相シフトマスクであることを特徴とする請求項1又は2に記載の決定方法。
  4. 前記第3のステップで算出された像が前記評価基準を満たさないと前記第4のステップにおいて判定された場合には、前記ハーフトーン位相シフトマスクの透過率を変更して前記第2のステップ、前記第3のステップ及び前記第4のステップを行うことを特徴とする請求項3に記載の決定方法。
  5. 前記目標パターンは、互いに異なる複数のピッチをそれぞれ有する複数種類のパターンを含み、
    前記複数のピッチは、最小ピッチと、前記最小ピッチに対して1.25倍から1.75倍の範囲のピッチとを含むことを特徴とする請求項1乃至4のうちいずれか1項に記載の決定方法。
  6. 前記第3のステップにおいて、前記目標パターンを変更して、前記投影光学系の物体面に配置した前記目標パターンに対応するパターンとし、
    前記第3のステップで算出された像が前記評価基準を満たすと前記第4のステップにおいて判定された場合には、前記原版のパターンを決定することを特徴とする請求項1に記載の決定方法。
  7. 請求項1乃至6のうちいずれか1項に記載の決定方法を用いて決定された光強度分布を形成する照明光学系から射出した光で原版を照明するステップと、
    前記原版のパターンの像を、投影光学系を介して基板に投影するステップと、
    を有することを特徴とする露光方法。
  8. 光源からの光を用いて原版を照明する照明光学系と、前記原版のパターンを基板に投影する投影光学系とを備える露光装置において、前記照明光学系の瞳面に形成すべき光強度分布を決定する決定方法をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    前記コンピュータに、
    前記基板に形成すべき目標パターンに基づいて、前記照明光学系の瞳面に形成すべき光強度分布として、光強度が正の値となる正値部分と、光強度が負の値となる負値部分とを含む光強度分布を算出する第1のステップと、
    前記第1のステップで算出された光強度分布に含まれる前記正値部分と、前記第1のステップで算出された光強度分布に含まれる前記負値部分の負の値を、当該負の値の絶対値に定数t(0<t≦1)を乗じた値で置換した置換部分とを含む光強度分布を前記照明光学系の瞳面に形成すべき光強度分布として仮決定する第2のステップと、
    前記第2のステップで仮決定された光強度分布で前記投影光学系の物体面に配置した前記目標パターンに対応するパターンを照明したときに、前記投影光学系の像面に形成される像を算出する第3のステップと、
    前記第3のステップで算出された像が評価基準を満たすかどうかを判定する第4のステップと、
    を実行させ、
    前記第3のステップで算出された像が前記評価基準を満たすと前記第4のステップにおいて判定された場合には、前記第2のステップで仮決定された光強度分布を前記照明光学系の瞳面に形成すべき光強度分布として決定し、
    前記第3のステップで算出された像が前記評価基準を満たさないと前記第4のステップにおいて判定された場合には、前記定数tを変更して前記第2のステップ、前記第3のステップ及び前記第4のステップを行うことを特徴とするプログラム。
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