JP5661831B2 - ワイヤのよじれがないコイルをステータに挿入する巻線挿入機 - Google Patents

ワイヤのよじれがないコイルをステータに挿入する巻線挿入機 Download PDF

Info

Publication number
JP5661831B2
JP5661831B2 JP2013035978A JP2013035978A JP5661831B2 JP 5661831 B2 JP5661831 B2 JP 5661831B2 JP 2013035978 A JP2013035978 A JP 2013035978A JP 2013035978 A JP2013035978 A JP 2013035978A JP 5661831 B2 JP5661831 B2 JP 5661831B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
winding
reel
wire
inserter tool
coil
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2013035978A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014166065A (ja
Inventor
洋一 雨宮
洋一 雨宮
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fanuc Corp
Original Assignee
Fanuc Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fanuc Corp filed Critical Fanuc Corp
Priority to JP2013035978A priority Critical patent/JP5661831B2/ja
Priority to DE102014002277.3A priority patent/DE102014002277A1/de
Priority to CN201410064259.2A priority patent/CN104009597B/zh
Publication of JP2014166065A publication Critical patent/JP2014166065A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5661831B2 publication Critical patent/JP5661831B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K15/00Methods or apparatus specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining or repairing of dynamo-electric machines
    • H02K15/06Embedding prefabricated windings in machines
    • H02K15/062Windings in slots; salient pole windings
    • H02K15/065Windings consisting of complete sections, e.g. coils, waves
    • H02K15/067Windings consisting of complete sections, e.g. coils, waves inserted in parallel to the axis of the slots or inter-polar channels
    • H02K15/068Strippers
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K15/00Methods or apparatus specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining or repairing of dynamo-electric machines
    • H02K15/04Methods or apparatus specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining or repairing of dynamo-electric machines of windings, prior to mounting into machines
    • H02K15/0435Wound windings
    • H02K15/0442Loop windings

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Manufacture Of Motors, Generators (AREA)

Description

本発明は、ワイヤを巻回して形成されるコイルをステータに挿入する巻線挿入機に関する。
一般的な巻線挿入機は、巻枠の周りに電線(ワイヤ)を巻回すことによって巻線(コイル)を形成するとともに、形成されたコイルを所定の部位、例えばモータのステータのスロットに挿入するために使用されている。大電流が印加されるモータに使用されるコイルは、多数のワイヤを並列に巻回すことによって形成される。また、一般的なモータに使用されるステータにおいて、1相のコイルは複数の極にまたがって組付けられるが、ワイヤを結線する工程を省略する目的で、連続したワイヤを複数の極にわたって巻回すことが好ましい。
巻枠を固定した状態で、フライヤを巻枠回りに回転させてコイルを形成する方法が公知である。この場合、連続したワイヤを複数の極にわたって巻回す工程が比較的容易に行われる。しかしながら、フライヤを使用してコイルを形成する場合、ワイヤを1回巻く度に1回のよじれが発生するので、多数のワイヤを並列に巻回すと多数のよじれが発生する。そのため、コイルをステータのスロットに挿入しようとするときの抵抗が大きくなって、高密度のコイルを組付けるのが結果的に困難になる。特許文献1には、このようなワイヤのよじれを防止するよじれ防止装置を設けることが開示されている。
他方、巻枠を回転させることによってコイルを形成する巻枠回転式の巻線挿入機が使用される。この場合、ワイヤのよじれが発生しないので、高密度のコイルが要求される用途においては有利である。
特許第3691222号公報 特開2000−134876号公報 特開2006−187132号公報
しかしながら、巻枠を回転させる方法では、インサータツールを固定した状態で、インサータツールに取付けられたコイルを残したまま、次のコイルを形成することができないという不利点がある。また、特許文献2及び特許文献3には、鉛直方向に延びる軸線回りに回転する巻枠に複数のワイヤを巻回すことによってコイルを形成するとともに、形成されたコイルを巻枠の回転に同期して回転する治具に移動させることを特徴とする巻線機が開示されている。しかしながら、特許文献1〜3に記載された巻線機ないし巻線挿入機は、構造の複雑さに起因して導入コストが高くなりがちであり、また、信頼性を向上させるのに高度な技術が要求される。
そこで、ワイヤをよじれさせることなく複数の極にまたがってワイヤを巻回せる、安価で取扱いが容易な巻線挿入機が望まれている。
1番目の発明によれば、コイルを保持するように形成されていて鉛直方向に互いに積み重ねられた複数の巻枠と、前記巻枠を回転させる巻枠回転部を有するとともに、該巻枠回転部によって回転される前記巻枠の周りに複数のワイヤを巻回すことによってコイルを形成する巻線機と、前記巻枠を該巻枠の周りに巻回されたコイルと一緒に受容するインサータツールと、前記インサータツールを回転させるインサータツール回転部と、前記巻枠を前記インサータツールに対して接近及び離間させる巻枠作動部と、を具備しており、前記インサータツールを前記インサータツール回転部によって所定の角度毎に回転させながら、鉛直方向に積み重ねられた前記複数の巻枠及び該巻枠の周りに巻回されたコイルを鉛直方向下方に移動させることによって、前記巻枠及び前記コイルが、前記インサータツールに1つずつ順次受容されるように形成されている、巻線挿入機が提供される。
2番目の発明によれば、1番目の発明の巻線挿入機において、前記複数の巻枠が互いに着脱可能に形成される。
番目の発明によれば、1番目又は2番目の発明の巻線挿入機において、前記インサータツールに受容された前記巻枠が、該巻枠の周りに巻回されたコイルを残して前記インサータツールから1つずつ取外し可能である。
番目の発明によれば、番目の発明の巻線挿入機において、前記巻枠が、他の巻枠に結合された状態で前記インサータツールから取外し可能である。
番目の発明によれば、1番目から番目のいずれかの発明の巻線挿入機において、前記複数のワイヤを前記巻枠の周りに巻回可能な位置まで移動させるワイヤ移動機構部をさらに具備しており、該ワイヤ移動機構部は、ワイヤを切断するワイヤ切断部と、ワイヤを保持するワイヤ保持部と、をさらに備えている。
上記構成を備える本発明に係る巻線挿入機によれば、複数の巻枠と、それら巻枠を回転させることによって巻枠の周りに形成されるコイルとが、インサータツールに順次供給されるので、ワイヤをよじれさせることなく複数の極にまたがってワイヤを連続的に巻回せるようになる。それにより、ステータのスロット内に付与されるコイルの密度を増大させられるので、モータの出力増大、或いは出力を実質的に維持したままでのモータの小型化が可能になる。
本発明の一実施形態に係る巻線挿入機を示す概略図である。 図1に示される巻線挿入機において、巻枠及びコイルがインサータツールに取付けられた状態を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係る巻枠を示す断面図である。 図3に示される巻枠を示す底面図である。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を説明する。図示される実施形態の構成要素は、本発明の理解を助けるためにそれらの縮尺が実用的な形態から適宜変更されている。
図1は、本発明の一実施形態に係る巻線挿入機10を示す概略図である。巻線挿入機10は、複数のワイヤ12を収容するボビン14と、ボビン14から延びるワイヤ12を所定の位置まで移動させるワイヤ移動機構部16と、ワイヤ12を巻回すことによって形成されるコイル18を保持する複数の巻枠20と、巻枠20を上下方向に移動させる巻枠作動部22と、巻枠20を鉛直方向に延びる軸線O回りに回転させる巻枠回転部24と、巻枠20及び巻枠20の周りに巻回されたコイル18を受容するインサータツール26と、を具備している。
複数のワイヤ12はボビン14から延出されていて、ガイドプーリ28を介してワイヤ移動機構部16に連続して供給される。ワイヤ移動機構部16は、ワイヤ12を、例えばクリップ留めすることによって保持可能であるとともに、ワイヤ12を必要に応じて切断可能なワイヤ保持切断部16aを末端に有している。準備工程において、ワイヤ12は、ワイヤ12の先端がワイヤ移動機構部16のワイヤ保持切断部16aに保持されるようにボビン14から引出される。この準備工程は、例えば操作者の手作業によって行われる。ワイヤ移動機構部16は、ワイヤ保持切断部16aによってワイヤ12を保持した状態で、ワイヤ12の先端を巻枠20に向けて移動させることができる。ワイヤ移動機構部16は、例えば制御装置30によって制御される3次元駆動機構を有している。
ワイヤ12は、ワイヤ12の先端が巻枠20に設けられるワイヤ保持部32によって保持され得る位置に到達するまで、ワイヤ移動機構部16によって移動される。巻枠20のワイヤ保持部32は、例えばクリップ留めによってワイヤ12を解放可能に保持できるように形成されている。巻枠20は、連続したワイヤ12によって形成されるコイル18の個数(換言すると、連続したワイヤ12からなるコイル18が取付けられるステータの極の数)に対応する個数だけ用意される。したがって、図1には2つの巻枠20が図示されているものの、3つ以上の巻枠20が使用されてもよい。巻枠20は、互いに上下方向に重ね合わされた状態で巻枠回転部24の出力軸に連結されている。
ワイヤ12の先端が巻枠20のワイヤ保持部32によっていったん保持されると、ワイヤ移動機構部16のワイヤ保持切断部16aによる保持力が解放されるとともに、ワイヤ移動機構部16は巻枠20から離間した初期位置(図1の位置)に戻る。そして、ワイヤ保持部32によってワイヤ12の一端を保持した状態で巻枠20が巻枠回転部24によって軸線O回りに回転され、それにより巻枠20の周りにワイヤ12が巻回されてコイル18が形成される。巻枠回転部24は、例えば電気モータである。
コイル18が1つの巻枠20に形成された後、次の巻枠20に対して同様の態様でワイヤ12が巻回される。すなわち、ワイヤ移動機構部16のワイヤ保持切断部16aによってワイヤ12が再び保持される。そして、ワイヤ移動機構部16を制御して、ワイヤ12が次の巻枠20のワイヤ保持部32によって保持され得る位置までワイヤ12を移動させる。このとき、巻枠作動部22を作動させて巻枠20を上方又は下方に移動させることができる。或いは、ワイヤ移動機構部16のみを制御して、次にワイヤ12が巻回されるべき巻枠20に向かってワイヤ12を移動させてもよい。そして、ワイヤ12が巻枠20のワイヤ保持部32によって保持された状態で巻枠20を回転させてコイル18が形成される。このような工程を繰返し行うことによって、用意された任意の数の巻枠20の周りに連続したワイヤ12からなるコイル18が順次形成される。このようにしてワイヤ12が必要な数の巻枠20のすべてに巻回されたら、ワイヤ移動機構部16のワイヤ保持切断部16aを動作させてワイヤ12が切断される。ワイヤ保持切断部16aは、ワイヤ12を保持するワイヤ保持部と、ワイヤ12を切断するワイヤ切断部とが互いに別個の位置に設けられてもよい。
巻枠作動部22は、巻枠20を上下移動させる作用を有する任意の公知の機構を有し得る。巻枠作動部22は、例えばねじ軸34と、ねじ軸34に噛合するナット36と、から形成されるボールねじである。この場合、ねじ軸34は、例えばプーリ及びベルトから形成される減速機構部38を介して第1の電気モータ40から動力を受けて回転するように形成されている。巻枠作動部22の構成及び巻枠20とインサータツール26との位置関係は図示される実施形態に限定されるものではなく、巻枠20をインサータツール26に対して接近及び離間させる効果を奏するものであれば、任意の公知の構成が採用され得る。
巻枠20の下方にはインサータツール26が設けられている。インサータツール26には、巻枠20の少なくとも一部を受容可能な形状を有する受容部がインサータツール26の周囲部に所定間隔を空けて形成されている。インサータツール26は、例えばプーリ及びベルトから形成される減速機構部42を介して第2の電気モータ44から動力を受けて軸線O1回りに回転するように形成されている。
インサータツール26は、巻枠作動部22によって巻枠20を下方に移動させたときにインサータツール26が巻枠20をコイル18とともに受容できるように、巻枠20に対して所定の角度位置に位置決めされる。第2の電気モータ44は、巻枠20の取付位置に対応してインサータツール26を所定の角度毎に回転させるように制御される。それにより、インサータツール26を回転させながら複数の巻枠20をインサータツール26に順次取付けることができるようになっている。インサータツール26は、用途に応じて定まる任意の公知の構成を有するステータにコイル18を取付けるための治具であり、任意の公知の構成を有し得る。
図2は、図1に示される巻線挿入機10において、巻枠20及びコイル18がインサータツール26に取付けられた状態を示す斜視図である。巻枠20は、ガイドバー48と、第1の巻付部50と、第2の巻付部52と、フランジ54と、を有している。ガイドバー48、第1の巻付部50及び第2の巻付部52は、フランジ54から下方、すなわちインサータツール26に向かってそれぞれ延在している。図示された例において、インサータツール26は概ね円筒状の外形を有している。そして、ガイドバー48をインサータツール26の内表面に沿って挿入することによって巻枠20がインサータツール26に取付けられるようになっている。図示された例では、2つの巻枠20が互いに対向するようにインサータツール26に取付けられている。したがって、この場合、一方の巻枠20がインサータツール26に取付けられた後、第2の電気モータ44によってインサータツール26を180度回転させてから他方の巻枠20がインサータツール26に取付けられることになる。
巻枠20は、その巻枠20の周りに巻回されたコイル18のテンションを緩和することによって、コイル18をインサータツール26に残したまま、巻枠20をインサータツール26から順次取外せるようになっている。その結果、すべての巻枠20が取外されると、コイル18のみがインサータツール26に残るようになる。インサータツール26から取外された複数の巻枠20は、後述するように簡易な操作でワイヤ12が巻回される前の位置に復帰できる(図1参照)。
図3及び図4を参照して、本発明の実施形態に係る巻枠20の構成をより詳細に説明する。図3は、本発明の一実施形態に係る巻枠20を示す断面図である。図4は、図3に示される巻枠20を示す底面図である。図示される巻枠20は、巻枠20の取扱いを容易にするための幾つかの構造的特徴を有している。巻枠20のワイヤ保持部32は、操作バー56と、第1のばね58と、を有している。操作バー56は、力が操作バー56に付与されていない状態では、第1のばね58の付勢力によってワイヤ12を保持する保持力が発生しないようになっている。他方、操作バー56を押込むことによって、ワイヤ12を保持する保持力がワイヤ保持部32に付与されるように形成されている。このような操作バー56を設けることによってワイヤ保持部32による保持力の付与及び解放を容易に制御できる。
また、巻枠20の第2の巻付部52の側部にはテンション調節バー60が取付けられている。第2の巻付部52は、テンション調節バー60を押込むことによって、図3の矢印によって示されるように、第1の巻付部50に向かって移動されるようになっている。第2の巻付部52を第1の巻付部50に向かって移動させることによって、巻枠20の周り、すなわち第1の巻付部50及び第2の巻付部52の周りに巻付けられたコイル18のテンションを緩和できる。このようにテンション調節バー60を操作することによって、コイル18のテンションを容易に調節できるので、インサータツール26から巻枠20を取外す工程が円滑に行われる。なお、巻枠20は、第1の巻付部50と第2の巻付部52との間に付勢力を付与する第2のばね70を有している。それにより、テンション調節バー60に押圧力が付与されていない状態では、第1の巻付部50と第2の巻付部52との間の距離が所定の長さに維持されるようになっている。
巻枠20の第1の巻付部50及び第2の巻付部52の末端の近傍には、磁石62がそれぞれ埋込まれている。また、巻枠20のフランジ54が磁性材料から形成されている。したがって、巻枠20を上下に重ねた場合、上方に位置する巻枠20の磁石62と、下方に位置する巻枠20のフランジ54とが協働して、2つの巻枠20の間に吸引力が発生する。このような構成によって、複数の巻枠20が脱着可能な態様で容易に重ね合わされるようになる。なお、フランジ54を磁性材料で形成する代わりに、巻枠20の上部に磁石を設けてもよい。
このような磁石62を備えた巻枠20によれば、1番目の巻枠20をインサータツール26から取外した後に、2番目以降の巻枠20を1番目の巻枠20との間の吸引力で結合させた状態でインサータツール26から取出せる。それにより、巻枠20をインサータツール26から順次取出す工程が円滑に行われるようになる。
さらに、巻枠20の上面には溝64が形成されている。この溝64は、巻枠20及びコイル18をインサータツール26に順次取付ける際に、巻枠20を分離するために使用される。具体的には、溝64に板材を挿入し、板材を保持した状態で、巻枠作動部22を動作させて巻枠20を上方に移動させる。このような操作によって、1つの巻枠20のみを他の巻枠20から分離できるようになる。
また、巻枠20には、上面に凹部66が形成されるとともに、下面に凸部68が形成されている。凹部66及び凸部68は互いに対応する位置に形成されている。これら凹部66及び凸部68が嵌合するような状態で巻枠20を重ね合わせることによって、巻枠20どうしの位置合わせが容易に行われるようになる。図示された例とは反対に、巻枠20の上面に凸部が形成されるとともに、下面に凹部が形成されていてもよい。
前述した実施形態に係る巻線挿入機によれば、巻枠を回転させるタイプの巻線機を採用しているのでワイヤがよじれることなくコイルを形成できる。よじれのないコイルが使用されるので、高密度のコイルをステータに組付けることができ、モータの出力増大又はモータの小型化が可能になる。また、高度な技術を必要としない簡易な工程で複数の巻枠をインサータツールに順次取付けられるとともに、インサータツールから取り外せる。したがって、安価でかつ取扱いが容易な巻線挿入機が提供される。
以上、本発明の種々の実施形態及び変形例を説明したが、他の実施形態及び変形例によっても本発明の意図される作用効果を奏することができることは当業者に自明である。特に、本発明の範囲を逸脱することなく前述した実施形態及び変形例の構成要素を削除ないし置換することが可能であるし、公知の手段をさらに付加することが可能である。また、本明細書において明示的又は暗示的に開示される複数の実施形態の特徴を任意に組合せることによっても本発明を実施できることは当業者に自明である。
10 巻線挿入機
12 ワイヤ
16 ワイヤ移動機構部
16a ワイヤ切断保持部(ワイヤ切断部、ワイヤ保持部)
18 コイル
20 巻枠
22 巻枠作動部
24 巻枠回転部
26 インサータツール
44 第2の電気モータ(インサータツール回転部)

Claims (5)

  1. コイルを保持するように形成されていて鉛直方向に互いに積み重ねられた複数の巻枠と、
    前記巻枠を回転させる巻枠回転部を有するとともに、該巻枠回転部によって回転される前記巻枠の周りに複数のワイヤを巻回すことによってコイルを形成する巻線機と、
    前記巻枠を該巻枠の周りに巻回されたコイルと一緒に受容するインサータツールと、
    前記インサータツールを回転させるインサータツール回転部と、
    前記巻枠を前記インサータツールに対して接近及び離間させる巻枠作動部と、を具備しており、
    前記インサータツールを前記インサータツール回転部によって所定の角度毎に回転させながら、鉛直方向に積み重ねられた前記複数の巻枠及び該巻枠の周りに巻回されたコイルを鉛直方向下方に移動させることによって、前記巻枠及び前記コイルが、前記インサータツールに1つずつ順次受容されるように形成されている、巻線挿入機。
  2. 前記複数の巻枠が互いに着脱可能に形成される、請求項1に記載の巻線挿入機。
  3. 前記インサータツールに受容された前記巻枠が、該巻枠の周りに巻回されたコイルを残して前記インサータツールから1つずつ取外し可能である、請求項1又は2に記載の巻線挿入機。
  4. 前記巻枠が、他の巻枠に結合された状態で前記インサータツールから取外し可能である、請求項に記載の巻線挿入機。
  5. 前記複数のワイヤを前記巻枠の周りに巻回可能な位置まで移動させるワイヤ移動機構部をさらに具備しており、該ワイヤ移動機構部は、ワイヤを切断するワイヤ切断部と、ワイヤを保持するワイヤ保持部と、をさらに備える、請求項1からのいずれか1項に記載の巻線挿入機。
JP2013035978A 2013-02-26 2013-02-26 ワイヤのよじれがないコイルをステータに挿入する巻線挿入機 Expired - Fee Related JP5661831B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013035978A JP5661831B2 (ja) 2013-02-26 2013-02-26 ワイヤのよじれがないコイルをステータに挿入する巻線挿入機
DE102014002277.3A DE102014002277A1 (de) 2013-02-26 2014-02-19 Spulenleger zum Aufbringen einer Spule auf einen Stator ohne Drahtverdrillung
CN201410064259.2A CN104009597B (zh) 2013-02-26 2014-02-25 将没有金属线扭拧的线圈插入定子的绕线插入机

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013035978A JP5661831B2 (ja) 2013-02-26 2013-02-26 ワイヤのよじれがないコイルをステータに挿入する巻線挿入機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014166065A JP2014166065A (ja) 2014-09-08
JP5661831B2 true JP5661831B2 (ja) 2015-01-28

Family

ID=51349555

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013035978A Expired - Fee Related JP5661831B2 (ja) 2013-02-26 2013-02-26 ワイヤのよじれがないコイルをステータに挿入する巻線挿入機

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP5661831B2 (ja)
CN (1) CN104009597B (ja)
DE (1) DE102014002277A1 (ja)

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5838058B2 (ja) * 1976-05-31 1983-08-20 三菱電機株式会社 回転電機用固定子のコイル巻線方法
JPS5858893B2 (ja) * 1978-11-02 1983-12-27 澤藤電機株式会社 ステ−タの多連コイル製作方法および同コイル形成用巻枠
JPH08163837A (ja) * 1994-12-02 1996-06-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd ステータコイルの巻線製造方法およびその装置
JP3691222B2 (ja) 1997-09-24 2005-09-07 株式会社小田原エンジニアリング 巻線機におけるワイヤのよじれ防止装置
JP2000134876A (ja) 1998-10-23 2000-05-12 Odawara Engineering Co Ltd コイル巻線機
JP4611684B2 (ja) * 2004-08-12 2011-01-12 株式会社小田原エンジニアリング コイル巻線方法及びコイル巻線装置
JP2006187132A (ja) 2004-12-28 2006-07-13 Odawara Engineering Co Ltd コイル巻線機及びそれを用いたコイル巻線方法
JP5312157B2 (ja) * 2009-04-03 2013-10-09 三工機器株式会社 コイル巻線方法及びコイル巻線装置
CN201887618U (zh) * 2010-12-28 2011-06-29 湘潭电机股份有限公司 电动机转子绕线夹具
CN102381587B (zh) * 2011-10-11 2013-04-24 吴国溶 一种绕线机

Also Published As

Publication number Publication date
CN104009597B (zh) 2017-07-18
DE102014002277A1 (de) 2014-08-28
JP2014166065A (ja) 2014-09-08
CN104009597A (zh) 2014-08-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8146238B2 (en) Winding method
JP5075429B2 (ja) 多極電機子の巻線装置及び巻線方法
JP5936268B2 (ja) 巻線装置及び線材の端子への絡げ方法
TWI423563B (zh) 製造用於馬達的繞線式定子之設備和方法
JP2012125057A (ja) 回転電機の固定子のコイルボビンおよびこのコイルボビンを使用した回転電機の固定子の巻線方法
JP6315808B2 (ja) コイル製造装置
CN103840576A (zh) 用于在电机中使用的导线引导件
JP6259285B2 (ja) 集中巻ステータの巻線挿入方法および巻線挿入機
JP5661831B2 (ja) ワイヤのよじれがないコイルをステータに挿入する巻線挿入機
WO2019163072A1 (ja) 巻線装置
WO2017199813A1 (ja) 巻線方法
JP7403151B2 (ja) 巻線機
JP4439201B2 (ja) 多極電機子の巻線方法及び巻線装置
JP5768305B1 (ja) 固定子の製造方法および装置
US8028396B2 (en) Automatic wire winding of inside brushless stator
KR101067764B1 (ko) 모터용 슬롯절연지 성형장치
JP4296900B2 (ja) 巻線装置
KR101582135B1 (ko) 코일 절단장치
JP2002033234A (ja) コイルの巻線方法
JP6471587B2 (ja) 巻線形成装置及び巻線形成方法
JP2006340543A (ja) 巻線装置及び巻線方法
JP2846971B2 (ja) モータコイルの巻線方法および同巻線装置
JP3963899B2 (ja) 巻線装置
JP6215559B2 (ja) ステッピングモータにおけるマグネットワイヤの端末処理方法及びその端末処理装置
CN118214238A (zh) 电动机绕组绕线器

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140722

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140903

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20141111

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20141203

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5661831

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees