JP5654377B2 - 高輝度・低ガス性薄肉樹脂反射鏡 - Google Patents
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Description
樹脂組成物からなる高輝度・低ガス性薄肉樹脂反射鏡であって、
前記反射鏡が金属蒸着されたものであり、
前記金属蒸着された部分の成形品厚みが平均2mm以下であり、
前記金属蒸着された部分(蒸着面)の初期表面反射率が90%以上であり、
前記金属蒸着された部分の表面粗さが12nm以下であり、かつ
前記樹脂組成物について下記フォギング試験を行った後のガラス板のヘイズ値が1.0以下であることを特徴とする高輝度・低ガス性薄肉樹脂反射鏡。
前記樹脂組成物 50g(±1g)をガラス製サンプル瓶に入れて、当該ガラス製サンプル瓶の口を全部覆うことのできるガラス板で静置して蓋をし、150℃(±5℃)環境下で24時間加熱することにより、前記ガラス板に曇り(フォギング)を発生させる。
前記フォギング試験おける加熱温度が170℃であることを特徴とする[1]に記載の高輝度・低ガス性薄肉樹脂反射鏡。
前記金属蒸着された部分の成形品厚みが平均1.5mm以下であることを特徴とする[1]または[2]に記載の高輝度・低ガス性薄肉樹脂反射鏡。
前記初期表面反射率に対する、150℃環境下(±5℃)で24時間の熱エージング処理後、反射鏡の表面反射率の保持率が、50%以上であることを特徴とする[1]〜[3]のいずれかに記載の高輝度・低ガス性薄肉樹脂反射鏡。
前記初期表面反射率に対する、150℃環境下(±5℃)で24時間の熱エージング処理後、反射鏡の表面反射率の保持率が、70%以上であることを特徴とする[1]〜[4]のいずれかに記載の高輝度・低ガス性薄肉樹脂反射鏡。
前記初期表面反射率に対する、150℃環境下(±5℃)で24時間の熱エージング処理後、反射鏡の表面反射率の保持率が、90%以上であることを特徴とする[1]〜[5]のいずれかに記載の高輝度・低ガス性薄肉樹脂反射鏡。
前記金属蒸着が、プライマーを必要としないダイレクト蒸着法により行われることを特徴とする[1]〜[6]のいずれかに記載の高輝度・低ガス性薄肉樹脂反射鏡。
前記樹脂組成物が、
(A)ポリフェニレンエーテル樹脂(PPE)と、
(B)ポリスチレン樹脂と、
(C)ゴム重合体と
を含み、それぞれの比率は、(A)+(B)+(C)=100重量%に対して、
(A)ポリフェニレンエーテル樹脂(PPE)が59〜98重量%、
(B)ポリスチレン樹脂が1〜40重量%、
(C)ゴム重合体が1〜40重量%
であり、
前記(C)ゴム重合体が、
(C−1)重量平均分子量が200,000〜500,000である水素添加ブロック共重合体と、
(C−2)重量平均分子量が10,000〜150,000である水素添加ブロック共重合体とを含むことを特徴とする[1]〜[7]のいずれかに記載の高輝度・低ガス性薄肉樹脂反射鏡。
前記(C−1)が、ビニル芳香族系炭化水素由来の単量体を10質量%以上40質量%未満含む水素添加ブロック共重合体であり、
前記(C−2)が、ビニル芳香族系炭化水素由来の単量体を40質量%以上90質量%以下含む水素添加ブロック共重合体であることを特徴とする[8]に記載の高輝度・低ガス性薄肉樹脂反射鏡。
前記(C−1)と前記(C−2)との質量比率((C−1)/(C−2))が、5/95〜95/5の範囲であることを特徴とする[8]または[9]に記載の高輝度・低ガス性薄肉樹脂反射鏡。
前記(B)ポリスチレン樹脂が、
(B−1)ゴム強化されていないポリスチレン樹脂と、
(B−2)アクリロニトリル成分を含むポリスチレン系樹脂と
を含むことを特徴とする[8]〜[10]のいずれかに記載の高輝度・低ガス性薄肉樹脂反射鏡。
前記(B−1)と前記(B−2)との質量比率((B−1)/(B−2))が、5/95〜95/5の範囲であることを特徴とする[11]に記載の高輝度・低ガス性薄肉樹脂反射鏡。
前記(B−1)のメルトフローレート(MFR)(試験規格ISO 1133 ペレット 200℃/5kgf)が、1g/10分以上であること特徴とする[11]または[12]に記載の高輝度・低ガス性薄肉樹脂反射鏡。
前記(A)ポリフェニレンエーテル樹脂の還元粘度(30℃ のクロロホルム0.5g/dL溶液)が、0.2〜0.6の範囲であることを特徴とする[8]〜[13]のいずれかに記載の高輝度・低ガス性薄肉樹脂反射鏡。
前記反射鏡が、金型において溶融した前記樹脂組成物をゲートからキャビティーに射出する工程を含む製造方法により得られ、
前記ゲートの厚みが2.0mm以下であり、キャビティー内に形成される成形品にシルバー現象が起こらないことを特徴とする[1]〜[14]のいずれかに記載の高輝度・低ガス性薄肉樹脂反射鏡。
前記ゲートの厚みが1.0mm以下であることを特徴とする[15]に記載の高輝度・低ガス性薄肉樹脂反射鏡。
前記反射鏡が、シリンダー温度300℃〜340℃、金型温度90℃〜150℃の条件で前記樹脂組成物を成形する工程を含む製造方法により得られることを特徴とする[1]〜[16]のいずれかに記載の高輝度・低ガス性薄肉樹脂反射鏡。
前記反射鏡が、ペレット供給機に減圧機構を有する成型機を用いて前記樹脂組成物を成形する工程を含む製造方法により得られることを特徴とする[1]〜[17]のいずれかに記載の高輝度・低ガス性薄肉樹脂反射鏡。
前記金属蒸着がアルミ蒸着であることを特徴とする[1]〜[18]のいずれかに記載の高輝度・低ガス性薄肉樹脂反射鏡。
移動体に付属する反射鏡として用いることを特徴とする[1]〜[19]のいずれかに記載の高輝度・低ガス性薄肉樹脂反射鏡。
前記移動体が、内燃機関またはモーターを動力とすることを特徴とする[20]に記載の高輝度・低ガス性薄肉樹脂反射鏡。
前記移動体が、飛行体、陸上走行体、海上走行体または水中走行体であることを特徴とする[20]または[21]に記載の高輝度・低ガス性薄肉樹脂反射鏡。
前記移動体が、車輪を有することを特徴とする[20]〜[22]のいずれかに記載の高輝度・低ガス性薄肉樹脂反射鏡。
光源の反射鏡として用いることを特徴とする[1]〜[23]のいずれかに記載の高輝度・低ガス性薄肉樹脂反射鏡。
前記光源が、ハロゲンランプ、ディスチャージランプまたはLEDランプであることを特徴とする[24]に記載の高輝度・低ガス性薄肉樹脂反射鏡。
エクステンションリフレクター、リフレクター、その他ランプ部品またはミラーであることを特徴とする[19]〜[25]のいずれかに記載の高輝度・低ガス性薄肉樹脂反射鏡。
(A)ポリフェニレンエーテル樹脂(PPE)と、
(B)ポリスチレン樹脂と、
(C)ゴム重合体と
を含み、それぞれの比率は、(A)+(B)+(C)=100重量%に対して、
(A)ポリフェニレンエーテル樹脂(PPE)が59〜98重量%、
(B)ポリスチレン樹脂が1〜40重量%、
(C)ゴム重合体が1〜40重量%
であり、
前記(C)ゴム重合体が、
(C−1)重量平均分子量が200,000〜500,000である水素添加ブロック共重合体と、
(C−2)重量平均分子量が10,000〜150,000である水素添加ブロック共重合体とを含む樹脂組成物からなる高輝度・低ガス性薄肉樹脂反射鏡。
本実施形態の高輝度・低ガス性薄肉樹脂反射鏡は、樹脂組成物からなる高輝度・低ガス性薄肉反射鏡であって、前記反射鏡が金属蒸着されたものであり、前記金属蒸着された部分の成形品厚みが平均2mm以下であり、前記金属蒸着された部分(蒸着面)の初期表面反射率が90%以上であり、前記金属蒸着された部分の表面粗さが12nm以下であり、かつ前記樹脂組成物(反射鏡もしくはペレット)について下記フォギング試験を行った後のガラス板のヘイズ値が1.0以下である。
前記樹脂組成物 50g(±1g)をガラス製サンプル瓶に入れて、当該ガラス製サンプル瓶の口を全部覆うことのできるガラス板で静置して蓋をし、150℃(±5℃)環境下で24時間加熱することにより、前記ガラス板に曇り(フォギング)を発生させる。〕
本実施形態の高輝度・低ガス性薄肉樹脂反射鏡は、上記のように金属蒸着された部分の成形品厚みが従来よりも薄肉(2mm以下)である。成形品の軽量化は年を追うごとに強くなり、従来の成形品の50%以上軽量化が目標となっている。したがって、成形品の肉厚については、従来の30%以上も低減しなければならない要求が市場にはある。金属蒸着される部分についても同様に成形品厚みの低減が要求されている。本実施形態の高輝度・低ガス性薄肉樹脂反射鏡は、上記のように金属蒸着された部分の成形品厚みが従来よりも薄肉(2mm以下)である場合であっても、成形品の外観に優れ(剥離や曇りがない)、フォギング試験を行った後のヘイズ値に優れるものである。
本実施形態の高輝度・低ガス性薄肉樹脂反射鏡は、通常、射出成形により製造されるため、材料として熱可塑性樹脂を用いる。熱可塑性樹脂としては、特に限定されず、公知のものを用いることができる。熱可塑性樹脂の例としては、ポリフェニレンエーテル樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリカーボネート樹脂とABSを含むポリマーアロイ、ポリブチレンテレフタレート樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂及びポリフェニレンサルファイド樹脂などが挙げられる。特に、高温の光源の近傍で用いられることが多いため、本実施形態の高輝度・低ガス性薄肉樹脂反射鏡に用いられる樹脂組成物としては、耐熱性の高い熱可塑性樹脂を含有することが好ましい。耐熱性の高い熱可塑性樹脂としては、特に100℃以上のガラス転移温度を有する樹脂が好ましく、ポリフェニレンエーテル樹脂や高耐熱ポリカーボネート樹脂を好適に用いることができる。中でもポリフェニレンエーテル樹脂が好ましい。
(A)ポリフェニレンエーテル樹脂(PPE)と、
(B)ポリスチレン樹脂と、
(C)特定のゴム重合体と
を含むことが好ましい。
<(A)成分>
本実施形態で用いられる(A)ポリフェニレンエーテル樹脂としては、特に限定されず、公知のものを用いることができ、単独重合体であってもよいし共重合体であってもよい。
本実施形態において、(A)ポリフェニレンエーテル樹脂と組み合わせて用いられる(B)ポリスチレン樹脂は、特に限定されず、公知のものを用いることができ、スチレン系化合物の単独重合体や、スチレン系化合物、およびスチレン系化合物と共重合可能な化合物を、ゴム質重合体存在又は非存在下に重合して得られる重合体が挙げられる。
(B−1)ゴム強化されていないポリスチレン樹脂と、
(B−2)アクリロニトリル成分を含むポリスチレン系樹脂とを含む。
本実施形態で用いられる(C)ゴム重合体は、水素添加ブロック共重合体である。該水素添加ブロック共重合体は、ビニル芳香族炭化水素を主体とする重合体ブロックと、ジエン化合物を主体とする重合体ブロックと、を含むブロック共重合体の水素添加物である。
a−(b−a)n ・・・(2)
b−(a−b)n ・・・(3)
(式中、aはビニル芳香族炭化水素を主体とする重合体ブロックを表し、bはジエン化合物を主体とする重合体を表す。aブロックとbブロックとの境界は必ずしも明瞭に区別される必要はない。nは1以上の整数であり、好ましくは1〜5の整数である。)
[(b−a)n](m+1)−X ・・・(4)
[(a−b)n](m+1)−X ・・・(5)
[(b−a)n−b](m+1)−X ・・・(6)
[(a−b)n−a](m+1)−X ・・・(7)
(式中、a、b、nは、式(1)〜(3)と同じ定義であり、Xは例えば四塩化ケイ素、四塩化スズ、エポキシ化大豆油、2〜6官能のエポキシ基含有化合物、ポリハロゲン化炭化水素、カルボン酸エステルおよびジビニルベンゼン等のポリビニル化合物のカップリング剤の残基、又は多官能有機リチウム化合物等の開始剤の残基を表す。また、mは1以上の整数であり、好ましくは1〜10の整数である。)
共重合体ブロック中のビニル芳香族炭化水素由来の単量体単位は均一に分布していてもよいし、テーパー状に分布していてもよい。共重合体部分には、ビニル芳香族炭化水素由来の単量体単位が均一に分布している部分と、テーパー状に分布している部分と、をそれぞれ複数個含有していてもよい。
(i)Ni、Pt、Pd、Ru等の金属をカーボン、シリカ、アルミナ、ケイソウ土等に担持させた担持型不均一系触媒、
(ii)Ni、Co、Fe、Cr等の有機酸塩又はアセチルアセトン塩等の遷移金属塩と有機アルミニウム等の還元剤とを用いる、いわゆるチーグラー型触媒、
(iii)Ti、Ru、Rh、Zr等の有機金属化合物等のいわゆる有機金属錯体等、の均一触媒が挙げられる。
(C−1)重量平均分子量が200,000〜500,000である水素添加ブロック共重合体と、
(C−2)重量平均分子量が10,000〜150,000である水素添加ブロック共重合体とを含むことが好ましい。
本実施形態に用いる樹脂組成物には、必要に応じて本発明の効果を阻害しない範囲で、その他の公知の添加剤を添加してもよい。1またはそれ以上の通常の添加剤、例えば、熱、および紫外線劣化に対する安定剤及び禁止剤、潤滑剤および離型剤、染料及び顔料を含む着色剤、核形成剤、発泡剤、可塑剤、無機充填材、帯電防止剤などがある。具体的な例としては、組成物の安定性を向上させる目的で、熱安定剤(酸化防止剤)を添加することが好ましい。熱安定剤としては、特に限定されず、公知のものを用いることができる。例えば、ヒンダードフェノール系酸化防止剤、イオウ系酸化防止剤、リン系酸化防止剤等が挙げられ、それらを単独で用いてもよいし、2種以上を組み合わせて用いてもよい。熱安定性を向上させる目的で、酸化亜鉛、酸化マグネシウム、硫化亜鉛等の無機化合物を添加することも効果的である。
本実施形態に用いる樹脂組成物の製造方法は、例えば、前記各成分を溶融混練する方法が挙げられる。前記樹脂組成物を製造するための、前記各成分の溶融混練の条件については、本実施形態に所望の効果を充分に発揮し得る樹脂組成物を得るという観点から、二軸押出機を用いた場合に、シリンダー温度290〜350℃、スクリュー回転数50〜500rpm、およびベント真空度100Torr以下の条件で溶融混練することが好適である。
本実施形態の高輝度・低ガス性薄肉樹脂反射鏡は、例えば、上述の樹脂組成物を成形することにより製造することができる。当該成形法について制限はされるものでは無いが、射出成形、押出成形、真空成形、圧空成形等が好適である。さらに、当該成形時に、特殊な処方として、特許第3786972号明細書に記載の射出成形システムおよびペレット供給ユニットを使用すると、さらに高せん断がかかるゲートでも安定して成形品が得られる。特に、ゲート厚み0.5mm以下である場合に、従来と比較して安定して成形品が得られる効果が顕著である。さらに厚み2.0mm以下のゲートである場合に、シルバー低減に効果があり、外観に優れた成形品が得られる。
(I)射出成形された反射鏡を、イソプロピルアルコール等の溶剤に浸す(Dipping)などすることによって脱脂し、さらに必要によっては60〜120℃で乾燥する、
(II)脱脂後の成形品の表面に必要ならば、プライマー(アンダーコート)を塗布、硬化させる、
(III)該成形品を支持用治具に取り付け、真空容器に挿入した後、真空排気し、所定の圧力下で蒸発させた金属アルミニウム等の蒸発金属の蒸着を開始する。この際、必要に応じ取り付けた治具を蒸発源の上方で自転、公転させたりする。金属膜の厚みは0.05〜0.1μmである、
(IV)蒸着後、必要によってはトップコーティングを施し、蒸着面を保護する、等の方法による。
本実施形態の高輝度・低ガス性薄肉樹脂反射鏡は、移動体に付属する反射鏡として用いることができる。当該移動体は、内燃機関またはモーターを動力とすることが好ましい。前記移動体としては、例えば、飛行体、陸上走行体、海上走行体または水中走行体が挙げられる。さらに前記移動体は、車輪を有することがより好ましい。
ISO 75に準拠した方法で測定した。
東芝機械社製の射出成形機:IS−80Cを用いて、実施例および比較例で得られた樹脂組成物により作製した厚み0.16cmのタンザク(両端ゲート)試験片のショートショットプレッシャー(SSP)をゲージ圧で測定した。当該ゲージ圧が低い程、成形流動性に優れると判断した。
実施例および比較例で作成した蒸着品について、アルミ蒸着された部分(蒸着面)の表面反射率を、有限会社 東京電色社製の反射率測定計 TR―1100AD/Sで測定した。蒸着面における当該測定箇所としては、フラット形状でかつ、突起物もない部分を3箇所選定した。当該測定は、常温で行われ、前記3箇所の測定結果の平均値を表面反射率とした。
引張強度試験および引張伸び試験は ISO 527−1の測定方法に準拠した方法により23℃環境下で実施した。
曲げ強度試験および曲げ弾性率試験は、ISO 178に準拠した方法により23℃環境下で実施した。
シャルピー衝撃強度試験は、ISO 179に準拠した方法により23℃環境下で実施した。
実施例および比較例で作成した成形品(金属蒸着前)および蒸着品について、シルバーや曇りの発生の度合いを目視で判定した。シルバーや曇りが著しく発生せず、外観に問題が認められないものを○とし、シルバーや曇りが著しく発生し、外観に問題あるものを×で判定した。
実施例および比較例で得られた樹脂組成物のペレット50g(±1g)を、ガラス製サンプル瓶の中に入れ、スライドガラスを前記サンプル瓶の口を完全に覆うように載せて蓋をし、温度設定(150℃(±5℃)、または170℃(±5℃))の東洋精機製作所社製オーブン中(ダンパー開度 ゼロ)に24時間静置し、加熱した。当該加熱後、サンプル瓶の口を覆っていた部分のスライドガラスの曇り(ヘイズ値)を、日本電色工業社製のヘイズメーター NDH2000型を用いて、測定した。
実施例および比較例で作成した蒸着品について、金属蒸着された部分(蒸着面)の表面粗さを、株式会社アルバック社製の表面形状測定器「DEKTAK 8」で測定した。なお、当該測定結果の数値として、蒸着面中央部分の任意の3箇所(N=3)の平均値(表面の平均粗さRa)を記載した。
ポリフェニレンエーテル樹脂(A)
(A−1)還元粘度(ηsp/c値):0.42、残留揮発分:1.0質量%のポリ(2,6−ジメチル−1,4−フェニレン)エーテル。
ポリスチレン樹脂(B)
(B−1)ゼネラルパーパスポリスチレン(ゴム成分を含まないポリスチレン。商品名:PSJ−ポリスチレン685、PSジャパン社製)。当該(B−1)のメルトフローレート(MFR)(試験規格ISO 1133 ペレット 200℃/5kgf)は、2.1g/10分であった。
スチレン−アクリロニトリル樹脂(B−2)を以下のとおり製造した。
ゴム重合体(C)
(C−1)ビニル芳香族系炭化水素と共役ジエン化合物とのブロック共重合体の水素添加ブロック共重合体(SEBS)の製造
攪拌機およびジャケット付きの内容量100リットルのオートクレーブを洗浄、乾燥、窒素置換し、当該オートクレーブに予め精製したスチレン15質量部を含むシクロヘキサン溶液を投入した。次いでn−ブチルリチウムとテトラメチルエチレンジアミンとを添加し、70℃で1時間重合した後、予め精製したブタジエン70質量部を含むシクロヘキサン溶液を加えて1時間、さらにスチレン15質量部を含むシクロヘキサン溶液を加えて1時間重合して、ブロック共重合体溶液を得た。
[溶媒:クロロホルム、温度:40℃、カラム:サンプル側(K−G、K−800RL、K−800R)、リファレンス側(K−805L×2本)、流量10mL/分、測定波長:254nm、圧力15〜17kg/cm2]。
スチレン/ブタジエンの質量比、n−ブチルリチウムとテトラメチルエチレンジアミンとの添加量、および水素添加率をコントロールした以外は、(C−1)と同様の操作により、水素添加ブロック共重合体(C−2)を作成した。水素添加ブロック共重合体(C−2)の物性は以下のとおりであった。
ポリフェニレンエーテル(A−1)80質量部、ポリスチレン樹脂(B−1)5質量部、ポリスチレン樹脂(B−2)5質量部、ゴム重合体(C−1)5質量部、およびゴム重合体(C−2)5質量部を、独国Werner&Pfleiderer社製、バレル数10、スクリュー径25mmのZSK25二軸押出機(ニーディングディスクL:2個、ニーディングディスクR:6個、ニーディングディスクN:2個を有するスクリューパターン)の最上流部(トップフィード)から供給し、シリンダー温度320℃、スクリュー回転数250rpm、ベント真空度60Torrで溶融混練して樹脂組成物(ペレット)を得た。得られた樹脂組成物を用いて上記(2)および(8)の測定を実施した。測定結果を表1に示す。
表1に示すとおり配合比を変えた以外は、実施例1と同様にして樹脂組成物(ペレット)、成形品および蒸着品を作成し、上記各測定を実施した。当該測定結果を表1に示す。
樹脂組成物(ペレット)から、成形品を成形するときの成形条件(シリンダー温度および金型温度)を表2に示すとおりに変更した以外は、実施例1と同様にして樹脂組成物(ペレット)、成形品および蒸着品を作成し、上記各測定を実施した。当該測定結果を表2に示す。
成形品を成形するときの金型におけるゲート厚みおよび成形体厚みを、表3に示すとおりに変更した以外は、実施例1と同様にして樹脂組成物(ペレット)、成形品および蒸着品を作成し、上記各測定を実施した。当該測定結果を表3に示す。
成形品を成形するときに、成形機のペレットホッパー上部に減圧機構装置をつけて、その他の部分のシール性を上げて、ホッパー部分の減圧を100Torr以下にして、金型におけるゲート厚みおよび成形体厚みを表3に示すように変更して成形を行った以外は、実施例1と同様にして樹脂組成物(ペレット)、成形品および蒸着品を作成し、上記各測定を実施した。当該測定結果を表3に示す。
成形品を成形するときに、成形機のシリンダー部分に二酸化炭素の供給装置つけて、二酸化炭素の充填圧力を12MPaにして、金型におけるゲート厚みおよび成形体厚みを表3に示すように変更して成形を行った以外は、実施例1と同様にして樹脂組成物(ペレット)、成形品および蒸着品を作成し、上記各測定を実施した。当該測定結果を表3に示す。
成形品を成形するときに、成形機のペレットホッパー上部に減圧機構装置をつけて、その他の部分のシール性を上げて、ホッパー部分の減圧を100Torr以下にして、かつ、成形機のシリンダー部分に二酸化炭素の供給装置つけて、二酸化炭素の充填圧力を12MPaにして、金型におけるゲート厚みおよび成形体厚みを表3に示すように変更して成形を行った以外は、実施例1と同様にして樹脂組成物(ペレット)、成形品および蒸着品を作成し、上記各測定を実施した。当該測定結果を表3に示す。
Claims (26)
- 樹脂組成物からなる高輝度・低ガス性薄肉樹脂反射鏡であって、
前記樹脂組成物が、
(A)ポリフェニレンエーテル樹脂(PPE)と、
(B)ポリスチレン樹脂と、
(C)ゴム重合体と
を含み、それぞれの比率は、(A)+(B)+(C)=100重量%に対して、
(A)ポリフェニレンエーテル樹脂(PPE)が59〜98重量%、
(B)ポリスチレン樹脂が1〜40重量%、
(C)ゴム重合体が1〜40重量%
であり、
前記(C)ゴム重合体が、
(C−1)重量平均分子量が200,000〜500,000である水素添加ブロック共重合体と、
(C−2)重量平均分子量が10,000〜150,000である水素添加ブロック共重合体とを含み、
前記反射鏡が金属蒸着されたものであり、
前記金属蒸着された部分の成形品厚みが平均2mm以下であり、
前記金属蒸着された部分(蒸着面)の初期表面反射率が90%以上であり、
前記金属蒸着された部分の表面粗さが12nm以下であり、かつ
前記樹脂組成物について下記フォギング試験を行った後のガラス板のヘイズ値が1.0以下であることを特徴とする高輝度・低ガス性薄肉樹脂反射鏡。
<フォギング試験>
前記樹脂組成物 50g(±1g)をガラス製サンプル瓶に入れて、当該ガラス製サンプル瓶の口を全部覆うことのできるガラス板で静置して蓋をし、150℃(±5℃)環境下で24時間加熱することにより、前記ガラス板に曇り(フォギング)を発生させる。 - 前記フォギング試験おける加熱温度が170℃であることを特徴とする請求項1に記載の高輝度・低ガス性薄肉樹脂反射鏡。
- 前記金属蒸着された部分の成形品厚みが平均1.5mm以下であることを特徴とする請求項1または2に記載の高輝度・低ガス性薄肉樹脂反射鏡。
- 前記初期表面反射率に対する、150℃環境下(±5℃)で24時間の熱エージング処理後、反射鏡の表面反射率の保持率が、50%以上であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の高輝度・低ガス性薄肉樹脂反射鏡。
- 前記初期表面反射率に対する、150℃環境下(±5℃)で24時間の熱エージング処理後、反射鏡の表面反射率の保持率が、70%以上であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の高輝度・低ガス性薄肉樹脂反射鏡。
- 前記初期表面反射率に対する、150℃環境下(±5℃)で24時間の熱エージング処理後、反射鏡の表面反射率の保持率が、90%以上であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の高輝度・低ガス性薄肉樹脂反射鏡。
- 前記金属蒸着が、プライマーを必要としないダイレクト蒸着法により行われることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の高輝度・低ガス性薄肉樹脂反射鏡。
- 前記(C−1)が、ビニル芳香族系炭化水素由来の単量体を10質量%以上40質量%未満含む水素添加ブロック共重合体であり、
前記(C−2)が、ビニル芳香族系炭化水素由来の単量体を40質量%以上90質量%以下含む水素添加ブロック共重合体であることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の高輝度・低ガス性薄肉樹脂反射鏡。 - 前記(C−1)と前記(C−2)との質量比率((C−1)/(C−2))が、5/95〜95/5の範囲であることを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載の高輝度・低ガス性薄肉樹脂反射鏡。
- 前記(B)ポリスチレン樹脂が、
(B−1)ゴム強化されていないポリスチレン樹脂と、
(B−2)アクリロニトリル成分を含むポリスチレン系樹脂と
を含むことを特徴とする請求項1〜9のいずれか一項に記載の高輝度・低ガス性薄肉樹脂反射鏡。 - 前記(B−1)と前記(B−2)との質量比率((B−1)/(B−2))が、5/95〜95/5の範囲であることを特徴とする請求項10に記載の高輝度・低ガス性薄肉樹脂反射鏡。
- 前記(B−1)のメルトフローレート(MFR)(試験規格ISO 1133 ペレット 200℃/5kgf)が、1g/10分以上であること特徴とする請求項10または11に記載の高輝度・低ガス性薄肉樹脂反射鏡。
- 前記(A)ポリフェニレンエーテル樹脂の還元粘度(30℃ のクロロホルム0.5g/dL溶液)が、0.2〜0.6の範囲であることを特徴とする請求項1〜12のいずれか一項に記載の高輝度・低ガス性薄肉樹脂反射鏡。
- 前記反射鏡が、金型において溶融した前記樹脂組成物をゲートからキャビティーに射出する工程を含む製造方法により得られ、
前記ゲートの厚みが2.0mm以下であり、キャビティー内に形成される成形品にシルバー現象が起こらないことを特徴とする請求項1〜13のいずれか一項に記載の高輝度・低ガス性薄肉樹脂反射鏡。 - 前記ゲートの厚みが1.0mm以下であることを特徴とする請求項14に記載の高輝度・低ガス性薄肉樹脂反射鏡。
- 前記反射鏡が、シリンダー温度300℃〜340℃、金型温度90℃〜150℃の条件で前記樹脂組成物を成形する工程を含む製造方法により得られることを特徴とする請求項1〜15のいずれか一項に記載の高輝度・低ガス性薄肉樹脂反射鏡。
- 前記反射鏡が、ペレット供給機に減圧機構を有する成型機を用いて前記樹脂組成物を成形する工程を含む製造方法により得られることを特徴とする請求項1〜16のいずれか一項に記載の高輝度・低ガス性薄肉樹脂反射鏡。
- 前記金属蒸着がアルミ蒸着であることを特徴とする請求項1〜17のいずれか一項に記載の高輝度・低ガス性薄肉樹脂反射鏡。
- 移動体に付属する反射鏡として用いることを特徴とする請求項1〜18のいずれか一項に記載の高輝度・低ガス性薄肉樹脂反射鏡。
- 前記移動体が、内燃機関またはモーターを動力とすることを特徴とする請求項19に記載の高輝度・低ガス性薄肉樹脂反射鏡。
- 前記移動体が、飛行体、陸上走行体、海上走行体または水中走行体であることを特徴とする請求項19または20に記載の高輝度・低ガス性薄肉樹脂反射鏡。
- 前記移動体が、車輪を有することを特徴とする請求項19〜21にいずれか一項に記載の高輝度・低ガス性薄肉樹脂反射鏡。
- 光源の反射鏡として用いることを特徴とする請求項1〜22のいずれか一項に記載の高輝度・低ガス性薄肉樹脂反射鏡。
- 前記光源が、ハロゲンランプ、ディスチャージランプまたはLEDランプであることを特徴とする請求項23に記載の高輝度・低ガス性薄肉樹脂反射鏡。
- エクステンションリフレクター、リフレクター、その他ランプ部品またはミラーであることを特徴とする請求項18〜24のいずれか一項に記載の高輝度・低ガス性薄肉樹脂反射鏡。
- (A)ポリフェニレンエーテル樹脂(PPE)と、
(B)ポリスチレン樹脂と、
(C)ゴム重合体と
を含み、それぞれの比率は、(A)+(B)+(C)=100重量%に対して、
(A)ポリフェニレンエーテル樹脂(PPE)が59〜98重量%、
(B)ポリスチレン樹脂が1〜40重量%、
(C)ゴム重合体が1〜40重量%
であり、
前記(C)ゴム重合体が、
(C−1)重量平均分子量が200,000〜500,000である水素添加ブロック共重合体と、
(C−2)重量平均分子量が10,000〜150,000である水素添加ブロック共重合体とを含む樹脂組成物からなる高輝度・低ガス性薄肉樹脂反射鏡。
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