JP5653915B2 - コウカアブの生産方法 - Google Patents

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Description

本発明は、コウカアブ(soldier fly)の生産方法に関する。
現在、家庭、レストランなどから排出される生ゴミ、産業現場で発生する有機性廃棄物、畜舎で発生する畜糞や人糞などのような有機性廃棄物は、処理されず排出される場合、土壌や河川などに深刻な環境問題を引き起こせる。
従来の方法によれば、特定の処理過程を経て有機性廃棄物を家畜の飼料や堆肥としてリサイクルする方法、一定の地域に埋め立てたり、海洋投棄する方法が主に使用された。この場合、処理装置の設置費用と維持費用の面で経済性が低いという問題がある。また、排出物をそのまま飼料として使用する場合は、コレラ発生などの副作用が大きく、堆肥化の場合も再発熱及び肥効性の不均衡という問題がある。
また、現在、上記のような問題点を解決するために、ミミズ、イエバエ幼虫のような生物を利用して、有機性廃棄物処理システムが開発された。この場合、排出された糞便土は、肥効性が卓越して、農耕地、園芸、果樹園などの耕作に効果よく利用可能であり、植物の成長と生産物の収穫量を増加させる役割を果たすと知られていた。
この中で、コウカアブは、卵から成虫まで成長する期間は、37〜41日であり、分解者の役割を果たす幼虫の期間は、14日程度である。コウカアブ幼虫は、有機性廃棄物を分解できる期間(約14日)が過ぎると、さなぎになるために乾燥している場所を探しに外に徐々に出てくる習性がある。生ゴミ10kgにコウカアブ幼虫5000匹を投入すると、5日ぶりに、生ゴミの80%以上が分解され、分解された生ゴミは、幼虫投入前に比べて、体積は、約42%、重量は、約70%程度に減った。コウカアブ幼虫は、有機性廃棄物を分解できる期間がミミズやイエバエよりも長いので、コウカアブを飼育して活用することがさらなる効果的である。
したがって、これらの有用な効果を持つコウカアブ幼虫を大量に増殖する装置へのニーズが高まっている。
本発明の目的は、有機性廃資源を親環境的に分解するために、大量にコウカアブを増殖するための装置及び方法を提供することにある。
本発明の一様態によれば、コウカアブの産卵場にコウカアブ成虫を投入する段階と、コウカアブの産卵場におがくずを含む誘導培地及び誘導培地上にコウカアブ成虫が産卵するための複数の産卵溝が形成されている産卵誘導装置を投入する段階と、を含むコウカアブの生産方法が提供される。
ここで、産卵場は、外部生物の侵入を防止するように、80〜100メッシュである産卵網を含むことができ、産卵誘導装置は、フラワーフォームや木材で形成することができる。
また、産卵溝は、産卵誘導装置の一面または両面に形成することができ、産卵溝の開放面は、円、楕円、多角形のいずれかの形状であり、産卵溝の開放面の直径は、3〜5mmになりえる。
ここで、産卵溝の深さは、7〜10mmが望ましく、産卵場に投入されるコウカアブ成虫の投入密度は、83〜125(頭/m 3 )が望ましい。
また、産卵誘導装置の投入段階は、コウカアブ成虫の投入段階を実行してから、3日後に行うことができ、誘導培地は、有機性廃棄物対比のおがくずやもみ殻の比率を3:1で混合することができる。また、誘導培地は、生ごみ:子牛の飼料:おがくず=2:1:1の割合で形成することができる。
また、本実施例は、相対湿度が0〜40%であるおがくずを含む飼育培地にコウカアブのさなぎを生息させる段階を含むことができ、温度は、27±3℃であり、さなぎの密度は、5,000〜10,000(頭/240cm2)であり、飼育培地は、有機性廃棄物対比のおがくずの比率が3:1が望ましい。
ここで、有機性廃棄物は、破砕して混在することができ、また、本実施例は、コウカアブ成虫の投入段階の後、産卵場に1日に2〜3回、水をスプレーして水分を供給する段階を含むことができる。
前記の産卵場は、屋内に位置し、産卵場は、温度を29±5℃に維持するためにエアコンを更に含むことができ、内部で発生する悪臭を除去するための消臭部を更に含むことができる。
また、飼育培地の長日条件を14L:10Dに維持するために、産卵場や飼育培地は、照明を含むビニールハウスや透明な天井の建物内に位置することができる。
また、コウカアブの産卵場に投入される産卵誘導装置の個数は、8台が望ましく、飼育培地は、エアコンによって温度が27±3℃に維持されることが望ましい。
本発明に係るコウカアブの生産方法は、有機性廃資源を親環境的に分解するために、大量にコウカアブを増殖するのに効果がある。
本発明の実施例に係るコウカアブの生産時に使用される産卵誘導装置の斜視図である。 本発明の実施例に係るコウカアブの生産時に使用される産卵誘導装置の平面図である。 本発明の実施例に係るコウカアブの生産時に使用される産卵誘導装置の正面図である。 本発明の実施例に係るコウカアブの生産時に使用される産卵誘導装置の産卵溝を形成する機構の斜視図である。 本発明の実施例に係るコウカアブの生産方法のフローチャートである。
本発明は、様々な変更を加えることができ、複数の実施形態を有することができるところ、特定の実施形態を図面に例示して、詳細に説明しようとする。しかしながら、これは、本発明を特定の実施形態に対して限定しようとするものではなく、本発明の思想及び技術範囲に含まれる全ての変更、均等物ないし代替物を含むことであると理解されるべきである。
本明細書で使用した用語は、単に特定の実施形態を説明するために使用されたものであり、本発明を限定しようとする意図ではない。単数の表現は、文脈上明白に異なる意味でない限り、複数の表現を含む。本明細書において、“含む”又は“持つ”などの用語は、明細書上に記載されている特徴、数字、段階、動作、構成要素、部品又はこれらを組み合わせたものが存在することを指定しようとすることであり、一つ又はその以上の他の特徴や数字、段階、動作、構成要素、部品又はこれらを組み合わせたものの存在又は付加可能性を予め排除するものではないと理解されるべきである。
また、添付の図面を参照して説明するにあたって、図面符号に関係なく、同じ構成要素は同じ参照符号を付し、これに対する重複する説明は省略することにする。本発明を説明するにあたって、関連する公知技術に対する具体的な説明が本発明の要旨を不要に曖昧にすると判断される場合、その詳細な説明を省略する。また、本実施例は、デバイスの構成及び方法の各段階を記述するにあたり、本発明の構想時に行った実験条件を参照して説明する。
図1〜図3は、それぞれ、本発明の実施例に係るコウカアブの生産時に使用される産卵誘導装置の斜視図、平面図及び正面図である。本発明は、上述のように、家庭、食堂などから排出される生ゴミ、産業現場で発生する有機性廃棄物、畜舎で発生する畜糞や人糞などのような有機性廃棄物を分解するコウカアブに適用可能であるが、説明の便宜上、有機性廃棄物が生ごみである場合を中心として説明する。
産卵誘導装置100は、所定の形状、例えば、一方向に延長された直方体形状であることが望ましい。産卵誘導装置100が備えられた産卵場は、外部生物の侵入を防止するように、80〜100メッシュである産卵網が備えられることが望ましい。産卵誘導装置100は、フラワーフォームや木材で形成することが望ましい。
また、産卵誘導装置100の一面以上には、所定の深さを持つ産卵溝110が形成される。産卵溝110の開放面、つまり、外部に開放された面は、円、楕円、多角形(三角形、四角形など)のいずれかの形態であってもよい。また、産卵溝110の開放面の直径は、3〜5mmが望ましく、産卵溝110の深さは、7〜10mmが望ましい。
成虫の投入密度は、83〜125(頭/m 3 )が望ましい。
産卵溝110は、図4に示された産卵溝110の形成機構によって形成できる。つまり、産卵溝110の形成機構は、本体部410と、突出部415と、取っ手420とを含み、ユーザーは、取っ手420を掴み、突出部415を産卵誘導装置100に押圧して、産卵溝110を形成することができる。
この場合、産卵場に投入されるコウカアブ成虫の投入密度は、83〜125(頭/m 3 )が望ましい。成虫が細かすぎて投入されるか、粗すぎて投入される場合は、効率的な産卵が行われ難いこともある。また、産卵場にコウカアブ成虫が投入されてから3日後に、産卵誘導装置100が投入されることもある。
ここで、産卵誘導装置100は、生ごみ対比のおがくずやもみ殻の比率を3:1に混合した誘導培地上に置かれることができる。
その後、相対湿度が0〜40%であるおがくずを含む誘導培地にコウカアブのさなぎを生息させることで、コウカアブを蛹化させたり、羽化させることができる。ここで、蛹化や羽化の環境を説明すれば、温度は、27±3℃であり、幼虫またはさなぎの密度は、5,000〜10,000(頭/240cm2)であり、誘導培地は、生ゴミ対比のおがくずの比率が、3:1が望ましい。
産卵誘導装置100は、高さ50mm、幅40mm、産卵溝110間の間隔を15mmに形成することができ、産卵場に8台の産卵誘導装置100が投入されることができる。ここで、産卵場は、4000*2000*2000mm(W*D*H)が望ましい。
コウカアブ(BSF)幼虫の生ゴミの処理期間は、約15日であり、幼虫の投入後、生ゴミの分解にかかる日数は、3〜5日(80%分解可能)、幼虫によって処理された生ゴミの体積は、約42%、重量は、70%程度に減少する。また、幼虫1匹あたりの生ゴミの処理能力は、2〜3gであり、成虫1匹あたりに1,000個の卵を生産する。
コウカアブの主な生息地は、畜舎の周りの堆肥場、生ゴミ捨て場、一般ゴミ捨て場などの有機性廃資源の集荷場である。コウカアブの飼育のための採集方法には、直接採集と誘導トラップの設置採集とがある。直接採集は、コウカアブ類の主な生息地での直接採集であり、誘導トラップの設置採集は、米ぬか粕、油粕、子牛の飼料を用いた採集である。
コウカアブ(BSF)の生活史を考察してみると、27℃で、卵(4〜5日)、幼虫(14日)、さなぎ(14日)、成虫(5−8日)であって、約37日から41日間生存する。また、コウカアブ(BSF)の生ごみの分解能を調べると、幼虫の投入後、生ゴミの分解にかかる日数は、3〜5日である。
経過日数別の生ゴミの重量と体積の変化を考察してみると、重量は、コウカアブ幼虫の投入後、2日経過後に80%、5日経過後に70%に減少しており、体積は、2日経過後に60%、5日経過後に40%に減少した。
本実施例に係る産卵網の大きさは、(大きさ1)1.2*1.2*1.2(W*D*H)m、(大きさ2)4.0*2.0*2.0mであり、産卵網メッシュは、200メッシュ/inchであって、ショウジョウバエなどの小型種の害虫の侵入を防ぐことができる。コウカアブ(BSF)の産卵誘導のためには、産卵網の規模が、大きさ2以上が好ましく、大きさ1以下では産卵しなかった。また、成虫の水分供給のために、底に砂糖水(5%)を入れておいた。
本発明の実施例に係る産卵培地上に置かれたフラワーフォームや木材に穴を開けて産卵誘導装置を設ける。産卵培地が満たされる産卵箱は、大きさが60*40*15(W*D*H)cmであり、平均産卵量は、737±243個/成虫1頭である。培地の造成は、生ゴミにして、害虫、カビなどの発生を防ぐために、必ず培地を増資して、消毒後に使用しなければならない。
コウカアブが成虫に羽化した後、経過日数別の産卵の卵塊数を考察してみると(成虫500頭(雌:雄=2:3)を調査、保護温度29±5℃)、産卵の開始は、羽化後7日目からであり、最盛期は、9〜10日目であった。孵化にかかる日数は5.2±1.5日、孵化率は、100±0.1%である。
また、コウカアブの羽化後、成虫の生存日数を考察してみると、成虫の寿命は、15.1±6.0日(成虫500頭、保護温度29±5℃)である。
また、コウカアブ幼虫の飼育時に、飼育培地として生ごみだけを使用する場合(A)、生ごみ対比のおがくずの比率を4:1で混合した場合(B)(飼育温度及び光条件は27±3℃、14L:8D)に分けて飼育培地別の幼虫の形質を考察してみると、次の通りである。ここで、さなぎの発生時期には、飼育箱を網で包んで、箱の外に出てくるさなぎを回収することができる。表1は、飼育培地別の幼虫の形質を表す。
Figure 0005653915
また、コウカアブの屋外飼育場は、大きさが4*2m程度に造成され、鳥類の被害を防ぐために、網目を設ける必要がある。
コウカアブのさなぎは、所定の形状や材質を有するボックス、例えば、プラスチック製の箱に保管することができる。透明な箱の中におがくず(湿度70%内外)を入れて、その中にさなぎを保護することができる。
羽化した成虫は、産卵場に放射し、さなぎの期間は、蛹化後15日ごろから羽化して、20日前後に更に羽化し、羽化率は、88.4±3.2%(さなぎ500頭、3回繰り返し、保護温度27±3℃)である。
コウカアブ(BSF)は、1990年代初めに国内に流入され、屋外トイレ、家畜の糞、生ごみ、堆肥などの有機性廃棄物から発生し、全国的に分布しており、幼虫は、有機性廃棄物である動物の死体、畜糞、植物残渣、生ゴミなどを餌にし、成虫は、ヒナギク、にんじんの花、草の葉などで休息を取ることもあるが、一般に家屋内に侵入せず、産卵先の餌にも直接接触することがない。
コウカアブは、成虫の口器が特異であり、家畜や人間を噛むことがなく、病気を媒介しなく、コウカアブ生息地でイエバエなど、ハエ流の発生を抑制するため、ハエ類を防除する効果があり、イエバエの雌は、コウカアブ幼虫が多いところには産卵しない習性がある。したがって、コウカアブは、国内に流入された後、成虫の生活史は短く、自然条件下で生息するため、生態系内で害虫として報告された事は無く、家の中で発見された場合もなくて、家畜には害虫ではない。
本発明の実施例に係るコウカアブの交尾産卵場は、その大きさが3*2*2m(W*D*H)以上の空間が必要であり、網のメッシュは、80内外であり、これは、ショウジョウバエなどの天敵の被害を防止するためである。
産卵誘導装置は、空間の活用のために、2段構造で設け、成虫は、餌を食べる活動はしないが、水分の供給のために一日に2〜3回、水をスプレーする。
産卵誘導装置は、誘導培地(生ごみ:発効された子牛の飼料:おがくず=2:1:1)の上に置く。産卵誘導装置は、フラワーフォームや木材で形成でき、一面または両面に、上述の産卵溝を開けて産卵を誘導する。卵を見えないところに産卵するコウカアブ(BSF)の成虫の生態特性を利用する。産卵誘導装置は、4〜5本(240cm2当たり)投入する。
産卵誘導装置は、木材が産卵率が高かったし、フラワーフォームは、4〜5回リサイクル可能であるが、木材は、半永久的に使用可能である。
産卵誘導装置の産卵溝の大きさによる産卵率を考察してみると、産卵溝の開放面の直径が5mmの場合、産卵率は、60%であり、4mmの場合、産卵率は、36.8%であり、3mmの場合、31.7%である。開放面が、楕円または多角形の場合に、開放面の直径は、楕円または多角形の内接円または外接円の直径になり得る。また、楕円の場合、開放面の直径は、短軸と長軸の平均値に2を乗じた値になり得る。
したがって、産卵誘導装置の産卵溝の大きさは、3〜5mm内外が最も産卵効率が高かった。
本発明の実施例に係る産卵誘導装置の産卵溝の深さによる産卵率を考察してみると、産卵率は、産卵溝の深さが6mmの場合は8%、7mmの場合は23%、8mmの場合は18%、9mmの場合は17%、10mmの場合は22%、11mmの場合は4%であり、産卵誘導装置の産卵溝の深さは、7〜10mmが産卵効率が高かった。
また、産卵培地の種類別の産卵量を考察してみると、生ゴミの場合、卵塊数が300、子牛の飼料の場合は330、油粕の場合は190、米ぬか粕の場合は50であって、産卵培地は、生ゴミと発酵させた子牛の飼料が、産卵効率が高かった。
また、産卵培地の状態別の産卵量を考察してみると、生ゴミの場合、新鮮なものに比べて腐敗されたものが好まれた。
また、産卵培地の投入数別の産卵量を考察してみると、産卵場の大きさは、4*2*3m(D*W*H)であり、成虫の投入数は、2,000頭であり、産卵培地の投入数は、1m2当たり1個程度が適当である。
また、産卵場内の成虫の投入数別の産卵量を考察してみると、産卵場の大きさは、4*2*3m(D*W*H)であり、産卵培地の投入数は、8個であり、産卵場内の適当な成虫の投入頭数は、2,000〜3,000頭程度である。つまり、産卵場に投入されるコウカアブ成虫の投入密度は、83〜125(頭/m 3 )となる。卵塊数は、成虫の頭数が1,000の場合、276個、2,000の場合は714個、3,000の場合は842個であった。
コウカアブ(BSF)の人工増殖のための適当な飼育密度を調べると、次の通りである。表2は、コウカアブ(BSF)の適当な飼育密度を表す。
Figure 0005653915
飼育箱の大きさは、60*40*15cm、飼育環境は、27℃、RH60%である。幼虫及びさなぎの形質が、5,000頭と10,000頭を投入して飼育した処理区が優れており、蛹化率は、5,000頭の処理区が最も優れている。幼虫の経過日数の場合は、飼育密度が高いと(15,000頭以上)、発育状態が良くないので、10,000頭/240cm2以下に飼育することは好適である。
本発明の実施例に係るコウカアブのさなぎの保護条件別の羽化率を考察してみると、次の通りである。保護条件は、保護温度が27℃の場合、媒質(おがくず)を使用しない場合(1)、媒質湿度が0%の場合(2)、媒質湿度が20%の場合(3)、媒質湿度が40%の場合(4)に区分される。場合(1)において、羽化率は44.9%、場合(2)において、羽化率は92.5%、場合(3)において、羽化率は93.4%、場合(4)において、羽化率は94.7%である。さなぎに媒質を使用しない場合、蛹化率が50%以下であるので、必ず媒質を使用すべきであり、湿度は20%内外が適切である。
本発明の実施例に係るコウカアブのさなぎは、以下の条件で低温処理することができる。つまり、低温処理の条件は、10℃、暗条件が望ましい。この場合、さなぎを10℃で保護すれば、最初の羽化率は、98%、10日以降の羽化率は、98.8%、20日以降の羽化率は、86.6%、30日以降に41.7%で形成される。
また、コウカアブ(BSF)の生ごみの分解能を調べると、次の通りである。表3は、コウカアブ(BSF)の生ゴミの分解能の調査結果を表す。
Figure 0005653915
処理の1〜5は、幼虫の投入数別に区分され、幼虫1頭が一生の間に分解できる生ゴミの量は、約2〜3g程度であり、成虫の基準(雌)で2〜3kg/1頭(成虫1頭が、約1,000個の卵を産卵する)である。
本発明の実施例に係るコウカアブの室内飼育用装置は、プラスチック製の飼育箱が望ましく、その大きさは、60*40*15cmであり、飼育環境は、27℃、RH60%が望ましい。幼虫の飼育密度は、5,000〜10,000(頭/飼育箱)が望ましい。
幼虫の飼育時、飼育箱を網で包んで飼育し、網の役割は、天敵(ハエ類など)の被害を防止し、成長した幼虫(前蛹)は、飼育箱の外に出てくるので、さなぎを回収する。さなぎの回収後、さなぎの保護装置に投入して、羽化を誘導する(条件:27℃、RH60%、長日条件14L:10D)。
大量飼育のための最適な生ゴミ処理の培地条件は、以下の通りである。分解効率を高めるために、培地の製造時に生ゴミを破砕し、破砕した食品に添加剤(おがくずやもみ殻)を混合してくれ(添加率、生ごみ:添加剤=3:1)、生ごみの給餌は、1〜2日間隔で2〜3kgを給餌する。
図5は、本発明の実施例に係るコウカアブの生産方法のフローチャートである。段階S510において、コウカアブの産卵場にコウカアブ成虫を投入する。産卵場に投入されるコウカアブ成虫の投入密度は、83〜125(頭/m 3 ))が望ましい。
段階S520において、コウカアブの産卵場にコウカアブ成虫を投入してから3日が経過した後、段階S530において、コウカアブの産卵場におがくずを含む誘導培地を提供する。誘導培地は、生ごみ対比のおがくずやもみ殻の比率を3:1で混合した物質が望ましい。
段階S540において、与えられた誘導培地上にコウカアブ成虫が産卵するための複数の産卵溝が形成されている産卵誘導装置を投入する。誘導培地と産卵誘導装置とは、同時に、産卵場に投入できる。
段階S550において、さなぎを羽化させるために、相対湿度が0〜40%であるおがくずを含む飼育培地にコウカアブのさなぎを生息させ、この場合、温度は、27±3℃であり、さなぎの密度は、5,000〜10,000頭/240cm2であり、飼育培地は、生ゴミ対比のおがくずの比率が3:1であることが望ましい。
また、本実施例は、上述の温度条件(蛹化や羽化の環境では、温度は27±3℃、コウカアブが成虫に羽化した後、経過日数別の産卵の卵塊数の調査時に、保護温度は、29±5℃など)を満たすために、産卵場や飼育培地を室内(建物内やビニールハウス内)に位置させることができる。また、本実施例に係る産卵場または飼育培地は、上述の温度条件を維持するためにエアコンを更に含むことができ、エアコンは、温度が高い場合、温度を下げることができる温度冷却部と、温度が低い場合、温度を上げることができるヒータと、を含むことができる。また、本実施例に係る産卵場は、上述の光条件(コウカアブ幼虫の飼育時、光条件は、14L:10Dなど)を満たすために、照明を更に含むことができる。
また、本実施例は、産卵場や飼育培地で発生する悪臭を除去するための消臭部が更に備えられていてもよく、脱臭されたガスは、産卵場の外部または飼育培地の外に排出されることができる。例えば、消臭部は、産卵場や飼育培地で発生する悪臭を吸引して脱臭することができる。消臭部は、悪臭を吸引するために、ガス吸引ファンを含むことができ、吸引した悪臭を除去するために、脱臭微生物、オゾン、活性炭、ナフタレン、炭、芳香剤のような消臭剤を含むことができる。また、消臭部は、特殊な波長のUVXランプを含み、ロジウムは、銅、二酸化チタンを所定の倍率に配合して生成した触媒合金金属を用いて触媒作用を最高に極大化するセル(cell)を含むことができる。上記セルは、OHラジカルと過酸化マイナスイオン、酸素イオンなど、様々な浄化イオンを最大に生成して、空気中の様々な細菌やウイルスを殺菌してクリーンにすることができる。
当該技術分野において通常の知識を有する者であれば、本願の特許請求の範囲に記載した本発明の思想及び領域から逸脱しない範囲内で、本発明を多様に修正及び変更できることが理解できるはずであろう。

Claims (20)

  1. コウカアブの産卵場にコウカアブ成虫を投入する段階と;
    上記コウカアブの産卵場におがくずを含む誘導培地及び上記誘導培地上に上記コウカアブ成虫が産卵するための複数の産卵溝が形成されている産卵誘導装置を投入する段階と;
    相対湿度が0〜40%であるおがくずを含む飼育培地に、コウカアブのさなぎを生息させる段階と
    を含むコウカアブの生産方法。
  2. 上記産卵場は、外部生物の侵入を防止するように、80〜100メッシュである産卵網を含む請求項1に記載のコウカアブの生産方法。
  3. 上記産卵誘導装置は、フラワーフォームや木材で形成されることを特徴とする請求項1に記載のコウカアブの生産方法。
  4. 上記産卵溝は、上記産卵誘導装置の一面または両面に形成されることを特徴とする請求項1に記載のコウカアブの生産方法。
  5. 上記産卵溝の開放面は、円、楕円、多角形のいずれかの形状であることを特徴とする請求項1に記載のコウカアブの生産方法。
  6. 上記産卵溝の開放面の直径は、3〜5mmであることを特徴とする請求項1に記載のコウカアブの生産方法。
  7. 上記産卵溝の深さは、7〜10mmであることを特徴とする請求項1に記載のコウカアブの生産方法。
  8. 上記産卵場に投入されるコウカアブ成虫の投入密度は、83〜125(頭/m 3 )であることを特徴とする請求項1に記載のコウカアブの生産方法。
  9. 上記産卵誘導装置の投入段階は、上記コウカアブ成虫の投入段階を実行してから、3日後に行うことを特徴とする請求項1に記載のコウカアブの生産方法。
  10. 上記誘導培地は、有機性廃棄物対比のおがくずやもみ殻の比率を3:1で混合したことを特徴とする請求項1に記載のコウカアブの生産方法。
  11. 上記誘導培地は、有機性廃棄物:子牛の飼料:おがくず=2:1:1であることを特徴とする請求項1に記載のコウカアブの生産方法。
  12. 上記産卵場は、内部で発生する悪臭を除去するための消臭部を更に含む請求項1に記載のコウカアブの生産方法。
  13. 温度は24〜30℃であり、さなぎの密度は、5,000〜10,000(頭/240cm2)であり、上記飼育培地は、有機性廃棄物対比のおがくずの比率が3:1であることを特徴とする請求項に記載のコウカアブの生産方法。
  14. 上記有機性廃棄物は、破砕して混合されることを特徴とする請求項10及び請求項13のいずれか一項に記載のコウカアブの生産方法。
  15. 上記コウカアブ成虫の投入段階の後、
    上記産卵場に、1日に2〜3回、水をスプレーして水分を供給する段階を含む請求項1に記載のコウカアブの生産方法。
  16. 上記産卵場は、屋内に位置し、上記産卵場は、温度を24〜34℃に維持するためにエアコンを更に含むことを特徴とする請求項1に記載のコウカアブの生産方法。
  17. 上記飼育培地から排出される悪臭を消臭部が削除する段階を更に含む請求項に記載のコウカアブの生産方法。
  18. 上記飼育培地の長日条件を14L:10Dに維持するために、上記産卵場または上記飼育培地は、照明を含むビニールハウスや透明な天井の建物内に位置することを特徴とする請求項に記載のコウカアブの生産方法。
  19. 上記コウカアブの産卵場に投入される産卵誘導装置の個数は、8台であることを特徴とする請求項1に記載のコウカアブの生産方法。
  20. 上記飼育培地は、エアコンによって温度が24〜30℃に維持されることを特徴とする請求項に記載のコウカアブの生産方法。
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