JP5651686B2 - ワイヤーソー - Google Patents

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Description

本発明は、エンドレスソーワイヤーを駆動するソーワイヤー駆動滑車、および駆動滑車に直接または間接的に接続されたモーター出力シャフトを有するモーターを有するワイヤーソーに関する。
本明細書において、滑車は、ソーワイヤーを保持するための縁に沿った溝を有する車輪であり、ソーワイヤーはケーブルにダイヤモンド埋め込みビーズを使用している。
建設機械は、例えばビルの修理、改築、および増築に使用される。ウォールソーは、ドア、窓および光戸等の切断および開口部の拡張、間仕切り壁および庭の壁等の修正作業、およびコンクリートの制御された解体に使用される。ウォールソーおよび類似の建設機械は、モーターなどの原動機およびモーターによって駆動される回転工具を有する。ウォールソーにおいて、工具は、ダイヤモンド加工が施された円形の鋸刃である。例えば特許文献1、特許文献2、特許文献3、および特許文献4を参照すると、通常強力なウォールソーは、油圧で駆動されている。しかし、油圧式ウォールソーは、比較的重く、かつ設置が容易ではなく、例えば特許文献5などに開示される比較的軽量の電気ウォールソーが市場に導入されている。
ある作業にはウォールソーよりもワイヤーソーが好ましい。例えば、ブレードベースソーが切断可能なものよりもさらに薄いものを切断することができる。また切断の最大深さがソーブレードの外縁およびそのハブの間の半径方向の距離によって設定されるため、ブレードベースソーが可能なものより厚い物体を切り開くことができる。
操作中に、ワイヤーソーの張力の変化、例えばワイヤーのしなりまたは急な引っ張りは、ワイヤーの磨耗を増加させ、運転寿命が短くなり、かつ、ワイヤーソーの他の構成品に悪影響を及ぼす可能性がある。さらに、切断効率が低下することがある。ソーワイヤーが、例えばコンクリート中の石または強化棒などの、切断している物体の中で周りの部分よりも異なる密度または硬さの部分に接触する場合、このような張力が起こることがある。
特許文献6においては、切断作業中にワイヤーソーに関する振動およびしなりを抑制するために、ガイドプーリにはサスペンションが設けられている。しかし、より効率的な方法によって急な引っ張りおよびしなりが弱められることができれば、好都合である。
さらに、ある建設請負業者にとっては、いくつかの構成品を機械の1つの型から取り外し、かつ付属品キットから他の構成品を取り付けることによって、容易に別の型、例えばウォールソーをワイヤーソーに、かつ逆に変換することができるような単独の機械を有することが好都合である。
特許文献7、特許文献8、および特許文献9は、さらなるワイヤーソーの例である。
さらに、左または右の角に関係なく角の近くを切断できるワイヤーソーは好都合である。
米国特許第6,955,167号明細書 米国特許出願公開第2006/0201492号明細書 米国特許出願公開第2007/0163492号明細書 米国特許第5,887,579号明細書 米国特許出願公開第2006/0189258号明細書 米国特許第5,472,262号明細書 独国実用新案第29805157号明細書 独国実用新案第29805457号明細書 欧州特許第0904907号明細書
本発明の1つの目的は、より滑らかな操作を提供することが可能な、かつワイヤーソー操作中のソーワイヤーのしなりおよび急な引っ張りに対処可能なワイヤーソーを提供することである。
上記の第1段落で述べられた種類のワイヤーソーにおいて、この目的は、エンドレスソーワイヤーへの、またはエンドレスソーワイヤーからの急な引っ張りを抑制または吸収するために、前記ワイヤーソーがモーター出力シャフトおよび駆動滑車の間に少なくとも1つのねじれサスペンション装置を有する本発明により達成される。このようなねじれサスペンション装置は、ソーワイヤーの急な引っ張り/しなりを抑制し、かつ張力の変化を安定させることが分かっており、これはより滑らかな送りおよびより均一な切断面を提供し、磨耗を減らし、かつソーワイヤー、ならびに伝動構成品およびモーター構成品の寿命を延ばす。より良い送り制御により、少ない電力出力から最大の電力出力までより制御可能な切断が可能となる。さらに、使用するガイドまたは収納滑車の種類、使用するガイドまたは収納滑車の数、および駆動滑車の回転方向に関わらず、抑制は能動的である。モーターの始動はまたより容易になっている。ワイヤーソーとしての機能を果たすことに加えて、容易にウォールソーに再組立することができ、かつその逆も可能である。
好ましくは、モーター出力シャフトは、少なくとも1つのねじれサスペンション装置の第1ねじれサスペンション装置を介して駆動滑車に接続された、伝動出力シャフトを有する伝動装置に接続される。伝動出力シャフトおよび駆動滑車の間に位置するねじれサスペンション装置を有することにより、伝動装置に達する前に急な引っ張りまたはしなりは抑制され、その中の構成品の磨耗を減らすことができる。
別の方法としては、または相補的に、モーター出力シャフトが伝動装置の第1歯車またはプーリに接続するように、および/または伝動装置の最後の歯車またはプーリが伝動出力シャフトに接続するようにねじれサスペンション装置を配置することができる。好ましくは、ねじれサスペンション装置は、内側ねじれサスペンション連結部材と、外側を囲む同軸のねじれサスペンション連結部材と、内側ねじれサスペンション連結部材および外側ねじれサスペンション連結部材の間の少なくとも1つの弾性ねじれサスペンション部材とを含む弾性連結部であり、外側を囲む同軸のねじれサスペンション連結部材に対し内側ねじれサスペンション連結部材が回転する際に、少なくとも1つの弾性ねじれサスペンション部材は、2つのねじれサスペンション連結部材の間でより圧縮されるようになり、中立位置、すなわち弾性ねじれサスペンション部材の圧縮が最も少なくなる位置に戻るようにそれらを移動させようとする。より好ましくは、内側ねじれサスペンション部材は四角い外形の断面を有し、かつ外側ねじれサスペンション部材は、四角い内形の断面を有し、内側ねじれサスペンション部材の四角い外形は、外側ねじれサスペンション部材の四角い内形に対して45度回転しており、かつ2つのねじれサスペンション連結部材の間に形成された4つの空間のそれぞれに少なくとも1つの弾性ねじれサスペンション部材が設けられている。このような連結部は、ちりの多い環境で使用できる連結部を提供する。
あるいは、ねじれサスペンション装置は、例えばバネ付勢連結などの他の種類の弾性連結部、圧縮されるゴム部材を含む他の種類の連結部とすることができる。
本発明の他の目的は、切断工程中にほとんど障害になることなく扱うことができるワイヤー収納部を有し、かつコンパクトな、ワイヤーソーとしての機能を果たすことに加えてウォールソーに容易に再組立でき、その逆も可能なワイヤーソーを提供することである。
この目的は、エンドレスソーワイヤーを駆動するソーワイヤー駆動滑車と、駆動滑車を駆動するモーターと、モーターを支持するトラックと、を有するワイヤーソーによって達成され、トラックは、基部から立ち上がり、かつそれとともにスタンド組立体を形成し、ソーワイヤーが切断しているときにモーターおよび駆動滑車は、トラックに沿って移動可能であり、複数のソーワイヤー収納滑車は、ソーワイヤーの収納部を形成するように取り付けられ、収納部は、少なくとも1つの移動可能な収納滑車および少なくとも1つの固定収納滑車を含む。前記少なくとも1つの移動可能な収納滑車は、直接的または間接的にトラックに取り付けられ、かつ収納部のソーワイヤーの長さを調整するために基本的にトラックの軸方向に移動可能であり、別の収納滑車を巻くためにワイヤーを動かさないように、切断作業中にソーワイヤーは、収納部の全ての収納滑車に巻かれ、それにより収納部のソーワイヤーの長さが増加する。それにより再び巻きつける作業が回避される。少なくとも1つの移動可能な収納滑車の移動は、比較的簡単に部分的または完全に自動化することができる。このようなワイヤーソーは、コンパクトであり、かつ切断工程中にほとんど障害になることなく扱うことができる。ワイヤーソーとしての機能を果たすことに加えてウォールソーに容易に再組立でき、その逆も可能である。
好ましくは、前記少なくとも1つの移動可能な収納滑車は、並んで取り付けられ、かつ基本的にトラックの軸方向に共に移動可能な一対の収納滑車の1つであり、前記少なくとも1つの固定収納滑車は、基部に少なくとも間接的に接続された2つの別の収納滑車の1つであり、かつ前記移動可能な対の収納滑車は、基本的に2つの固定収納滑車の上に位置する。これは、3つのループのワイヤーが使用されるということを意味する。これにより、十分な大きいソーワイヤー収納部を作るのに必要なワイヤーソーの高さを減らすことができ、これは重要な利点である。あるいは、より大きなワイヤー収納部を使用することができる。
必要であれば、トラックに沿ってモーターと共に移動させるために、前記少なくとも1つの移動可能な収納滑車を少なくとも間接的にモーターに、それにより間接的にトラックに固定することができる。これにより、中断することなく切断作業をより長期間継続することができる。通常多くのワイヤーソーでは、モーターがトラックの端部に達すると切断は中断され、モーターは開始点に戻らなければならず、かつソーワイヤーのゆるみを張るために少なくとも1つの移動可能な収納滑車をトラック端部へ移動しなければならず、この後で切断を継続することができる。通常1回以上この作業を繰り返さなければならない。トラックに沿ってともに移動するために前記少なくとも1つの移動可能な収納滑車が少なくとも間接的にモーターに固定されている場合、ソーワイヤーが切断される物体を切断することによって作られる追加のワイヤーの長さが収納部内にたまることにより、ソーワイヤーの所望の張力を維持するためにモーターの移動速度は、通常の3分の1に遅くなる。
適宜、駆動滑車および前記少なくとも1つの移動可能な収納滑車と共にトラックに沿うモーターの移動は、ソーワイヤーの張力によって制御される。
代替形だが、好ましくない実施形態において、前記少なくとも1つの移動可能な収納滑車は、並んで取り付けられ、かつ基本的にトラックの軸方向に共に移動可能な一対の収納滑車の一方であり、前記少なくとも1つの固定収納滑車は、上の位置にてトラックに少なくとも間接的に接続された少なくとも2つの別の収納滑車の1つであり、かつ前記移動可能な対の収納滑車は、基本的に少なくとも2つの固定収納滑車の下に位置する。この実施形態もまた、ワイヤーソーの高さを減らす。
好ましくは、前記少なくとも1つの移動可能な収納滑車は取り付けのためにトラックに沿った任意の位置に手動で移動可能である。
任意に、前記少なくとも1つの移動可能な収納滑車は、アームに支持されたシャフトに取り付けられ、収納部のソーワイヤーの長さを調整するために、該アームは、トラックに沿う方向に調整できるように枢動可能に、かつ少なくとも間接的にトラックに取り付けられ、かつ起こりうるソーワイヤーの張力変化を減らすために、中立位置へ付勢される。「少なくとも間接的に」との表現は、トラックに沿った手動の移動のためのトラックへの取付具、およびトラックに沿ってともに移動するためのモーターへの取付具の代替物を含むという意味である。アームは、少なくとも1つの弾性ゴム部材を含む連結部によって、好ましくは弾性的、かつ少なくとも間接的にトラックに接続され、同軸の外側連結部材に対して内側連結部材が回転する際に、弾性部材は2つの連結部材の間で弾性的に圧縮されるようになり、かつ開始位置に戻すようにそれらを移動させようとする。
ソーワイヤー収納部のコンパクトな設計を維持しながら、比較的長いソーワイヤーを使用するために、一対の収納滑車が並んでアームに取り付けられ、かつ2つの他の収納滑車は、前記対から離れて、かつ互いと、前記一対の収納滑車の回転平面とに対して角度をなして、少なくとも間接的に基部に接続されることが好ましい。
収納部が長い長さのソーワイヤーの収容を可能にするために、前記少なくとも1つの移動可能な収納滑車がトラックの長さの主要部分に沿って移動可能であることがまた好ましい。この主要部分は、トラックの上部または下部のどちらかとすることができる。
あるいは、ワイヤーソーは少なくとも1つの固定上部収納滑車と、少なくとも1つの上部収納滑車の下のスタンド組立体に配置された少なくとも1つの固定下部収納滑車とを含むワイヤー収納部を有する。切断工程が進むと、ワイヤーは収納部に再度巻きつけられる。
好ましくは、ワイヤーソーは、スタンド組立体に支持される少なくとも2つのガイド滑車を有し、一方は、駆動滑車および切断される物体の間の位置にソーワイヤーを案内するためのものであり、かつ他方はソーワイヤーを切断される物体およびソーワイヤー収納部の間の位置に案内するためのものである。
好ましくは、少なくとも1つのガイド滑車が枢動可能なガイド滑車アームに取り付けられ、ガイド滑車アームは、基本的に駆動滑車平面に平行な平面にて少なくとも120度、より好ましくは360度枢動することができる。これはガイド滑車が多くの異なる位置に配置されることを可能にする。
好ましくは、モーター出力シャフトと基本的に同軸の枢動軸周りに少なくとも180度、好ましく360度枢動することができる枢動可能なアーム内に伝動装置が収容される。これは、ワイヤーソーの左手構成から右手構成へおよびその逆への変形を容易にし、利用者が右利きまたは左利きにかかわらず壁の角近くの切断を容易にする。
好ましくは、トラックは、それにそって移動可能にモーターが取り付けられるラック側と、収納滑車が直接または間接的に固定されることができる締め付け側とを有し、ラック側および締め付け側の両側は対称となっている。これはまたワイヤーソーの左手構成から右手構成へ、およびその逆に変えることを容易にする。
好ましくは、モーターは、両方の駆動方向に作動することができる、好ましくは、駆動方向を変えるために極が切り替えられる電気モーターである。これはまたワイヤーソーの左手構成から右手構成へ、およびその逆に変えることを容易にする。
好ましくは、トラックは、少なくとも2つの異なる位置で基部にあてられるように配置され、第1の位置ではラック側が左を向き、かつ締め付け側が右を向き、第2の位置ではラック側が右を向き、かつ締め付け側が左を向く。
本発明の他の目的によると、ワイヤーソーを再構成する方法が提案され、ワイヤーソーは、
− 基部から立ち上がり、かつともにスタンド組立体を形成するトラックと、
− エンドレスソーワイヤーを駆動するソーワイヤー駆動滑車および駆動滑車に接続されたモーターを含む駆動装置。ソーワイヤーが切断している際に、駆動装置がトラックに沿って移動することができるように、トラックのラック側に移動可能に取り付けられた駆動装置と、
− 少なくとも1つの上部収納滑車を保持し、ラック側に対向する締め付け側にてトラックの上部に取り付けられ、かつ締め付け側から第1側に突出する上部滑車保持部、と少なくとも1つの下部収納滑車を保持し、反対側でスタンド組立体の下部に取り付けられ、かつ締め付け側から第1側に突出する下部滑車保持部とを含むソーワイヤーの収納部と、
を含む。
方法は、
− ソーワイヤーを駆動滑車および任意の係合する収納滑車から抜き取るステップと、
− 駆動装置を上下逆にラック側に配置するステップと、
− 収納滑車保持部を締め付け側から対向する第2側に突出するように配置するステップと、
− トラックを基部に対して縦軸まわりに180度回転させるステップと、
− ソーワイヤーを駆動滑車および必要なワイヤー長さに応じて任意に係合する1つまたは複数の収納滑車に再度巻きつけるステップと、
を特徴とする。
好ましくは、駆動装置は、モーターを駆動滑車に接続する枢動可能なアームを含み、枢動可能なアームは、駆動装置を上下逆に配置する前には基本的にトラックに平行な第1の方向に延在し、かつ駆動装置を上下逆に対向する第2の方向に配置した後にもなおもトラックに基本的に平行に延在し、方法は、再び第1の方向を向くように枢動可能なアームを第2位置から枢動させるステップを備える。
好ましくは、モーターは再構成された後は反対方向に動作する。
本発明を特徴付けるさらなる特徴およびそれにより得られることは、下記の詳細な説明および添付図面により明らかになるだろう。
以下、好ましい実施形態および添付図面を参照して本発明をより詳細に説明する。
少なくとも1つの固定収納滑車の上に位置する少なくとも1つの移動可能な収納滑車を伴うソーワイヤー収納部を有するワイヤーソーの第1実施形態の正面図である。 明確化するためにソーワイヤーが取り除かれ、伝動車輪およびソーワイヤー遮蔽が設けられた図1のワイヤーソーの下の角度から見た斜視図である。 明確化のためにソーワイヤーが取り除かれた図1のワイヤーソーの上部分の後ろ上方から見た斜視図である。 ワイヤーソーのトラック上部に取り付けられた枢動可能アームを支持する収納滑車の弾性部の簡略化された側面図である。 モーターと、伝動装置を収容する枢動可能なアームと、駆動滑車を取り付けることができる伝動出力シャフト上のねじれサスペンション装置と、を含むワイヤーソーの駆動装置の斜視図である。 ねじれサスペンション装置を有する駆動滑車を示す。 少なくとも1つの固定収納滑車の下に位置する少なくとも1つの移動可能な収納滑車を伴うソーワイヤー収納部を有する本発明によるワイヤーソーの第2実施形態の正面図である。 少なくとも1つの上部固定収納滑車および少なくとも1つの下部固定収納滑車を伴うソーワイヤー収納部を有するワイヤーソーの第3実施形態の斜視図であり、ワイヤーソーは開始位置にある。 中間切断位置にある第3実施形態の正面図である。 左手構成にて壁に固定された第3実施形態を示す。 右手構成にて壁に固定された第3実施形態を示す。 右手構成への組み立てが準備された第3実施形態の分解組立図を示す。 左手構成への組み立てが準備された第3実施形態の分解組立図を示す。 第4実施形態によるワイヤーソーの側面図を示す。
通常ワイヤーソーは、駆動装置50と、ソーブレードが切断している際にそれに沿って駆動装置50が移動可能なトラック4とを有する。駆動装置50は、ソーワイヤー駆動滑車2と、駆動滑車2を駆動するモーター3と、モーター3を駆動滑車2に接続する枢動可能なアーム60に収容された伝動装置28と、を含む。モーター台25は、モーター3を保持する。モーター3は、Husqvarna ABによるウォールソーHusqvarna 440 HF型の簡易連結部を介してモーター台25と係合および解放することができる。
トラック4は、基部5, 205, 305から立ち上がるように取り付けられ、それとともにスタンド組立体を形成する。トラックは、中央に配置された歯付きラックを含むラック側4’と、対向する蟻継ぎされた締め付け側4”とを有する。図3によく見えるように、モーター台25は、ラック側4’に沿って転がるために、4つのローラー25a、(2つは隠れている)を有している。必要であれば、モーター3はソーブレードを両方向に回転し、かつ好ましくはラック側4’のラックに係合するピニオンギア(図示せず)を介して、トラック4に沿ってそれ自体を動かす。しかし、また一方のモーターを駆動滑車2の回転に、他方をトラック4に沿った移動に使用することが可能である。両側は対称であり、すなわちそれらの前部分および後部分は、同じ断面を有する。これにより、上下逆の位置の締め付け側に再び取り付けるために、締め付け側4”に係合する任意の締め付け部分を上下逆に回転させることができる。もちろんラック側4’への台の任意の係合も同様である。
ワイヤーソーの駆動滑車2は、移動可能なエンドレスソーワイヤー1を駆動し、かつ移動可能なエンドレスソーワイヤー1の収納部9を形成するために、好ましくはトラック4の締め付け側4”にて少なくとも間接的にスタンド組立体6に取り付けられた複数のソーワイヤー収納滑車10,12;110,112,113;212,213;312,313が設けられている。図1〜図3、図7の実施形態は、ワイヤーソーの操作中にワイヤー収納部にワイヤーを再び巻く必要がないワイヤー収納部9を有するワイヤーソーを示しているのに対し、図8〜図13に示される実施形態においては、ワイヤーソーの操作中に通常ワイヤー収納部9にワイヤーが再び巻かれる。しかし、また図14に示すように上部または好ましくは下部滑車312をラック4に沿って移動可能に配置することが可能である。したがって、図8〜図14による実施形態は再巻き取りが回避されるよう配置されることが可能である。
スタンド組立体6の基部5;205;305は、平面であり、かつ床、壁または、天井などの平らではない面において基部5;205;305の水平を調整するために、示された実施形態においては4個の複数の水平調整ネジ7と、基部5;205;305を面に固定するための少なくとも1つのアンカーボルト70とを有する。図2に図示されるように、基部5の後側にワイヤーソーを別の位置へ移動するための一対の運搬車輪8を設けることができる。固定または基部5の水平調整をする場合には、車輪8は床または他の支持構造の接点から持ち上げられることができる。
切断する物体、例えば壁、床または天井の一部はそれぞれ、ワイヤーソーの横、下または上に配置させることができる。ワイヤーソーはもちろん適当に固定され、ソーワイヤーの力によって移動することはない。本明細書において、上、下、頂部、底部、左、右、前、後などの方向を示す語句を使用する場合、例えば図1、図7、図9および図14のように、駆動滑車2およびガイド滑車14,15;214,215が人に最も近く、かつ基部5;205;305が床などの基礎に固定または水平調整されている垂直位置において、対面する人の位置からワイヤーソーを見た場合の方向と解釈される。しかし、基部205はまた例えば図10および図11のように、壁に固定されることが可能であるということに注意すべきである。
駆動装置50は、図3および図5によく示されている。モーター3のモーター出力シャフト26は、枢動可能なアーム60に収容された伝動装置28の第1歯車またはプーリ(図示せず)に接続し、かつ伝動装置28の最後の歯車またはプーリ(図示せず)は、伝動出力シャフト29に接続する。伝動装置28を収容する枢動可能なアーム60は、モーター出力シャフト26の軸中心に一致する枢動軸61周りに枢動可能である。枢動可能なアーム60は反対方向に向くように枢動することができる、すなわち少なくとも180度枢動することができ、図10〜図13に関して説明されるようにワイヤーソーを左手構成および右手構成の間で再構成させることができる。
操作中に、ワイヤーソーの張力の変化、例えばソーワイヤーのしなりまたは急な引っ張りは、磨耗を増加し、かつソーワイヤーの寿命を短くする。ソーワイヤーが切断される物体中の周囲の部分とは別の密度または硬さの部分、例えばコンクリート中の石または強化棒に接触する場合に、このような張力が発生する場合がある。図5および図6に示される好ましい実施形態によると、このような張力変化は、ねじれサスペンション装置27を介して伝動出力シャフト29を駆動滑車2に接続することにより、処理されることができる。このようなねじれサスペンション装置27は、図1〜図3、図7、図8〜図14に示されるものを含む多くの異なるワイヤーソーに使用することができる。
図5および図6に示すねじれサスペンション装置27は、内側ねじれサスペンション連結部材32と、外側を囲む同軸のねじれサスペンション連結部材33と、少なくとも1つの弾性ねじれサスペンション部材31とを含む弾性連結部である。少なくとも1つの弾性ねじれサスペンション部材31は、好ましくはゴムから作られている。内側ねじれサスペンション連結部材32は、四角い外形の断面を有し、かつ外側ねじれサスペンション連結部材33は四角い内形の断面を有する。内側ねじれサスペンション連結部材32の四角い外形は、外側ねじれサスペンション連結部材33の四角い内形に対して互いに相対的に45度回転している。少なくとも1つの弾性ねじれサスペンション部材31は、2つのねじれサスペンション連結部材32,33の間に形成された4つの空間のそれぞれ1つに設けられ、その結果内側ねじれサスペンション連結部材32が外側を囲む同軸のねじれサスペンション連結部材33に対して回転する際に、2つのねじれサスペンション連結部材32,33の間でより圧縮され、かつ中立位置、すなわち部材31の圧縮が最小となる位置に戻るようにそれらを移動させるようにする。ねじれサスペンション装置27は、下記に説明する全ての実施形態に使用することができるが、もちろんまたソーワイヤー1を駆動する駆動滑車2に接続されたモーター3を使った他の種類のワイヤーソーに使用することもできる。ねじれサスペンション装置27の単純な構造は、コンクリートを切断することによって生じるちりが多く含まれる環境において、特に好都合である。説明されたねじれサスペンション装置27は、他の利点を有する;ワイヤー1の移動方向に関わらず同じ方法で張力変化を処理する、すなわち切断方向に関わらず張力に対処することができる。これは、好ましくは回転方向を変えることによって行われる左手から右手構成に変更する場合に、明確な利点である。
図1〜図4に示す第1実施形態において、駆動滑車2によって駆動される移動可能なエンドレスソーワイヤー1の収納部9を形成するために、複数のソーワイヤー収納滑車10,10’,12,12’が設けられ、少なくとも間接的にスタンド組立体6に取り付けられている。収納部9は、少なくとも1つの移動可能な収納滑車10,10’および少なくとも1つの固定収納滑車12,12’を含む。図3は、駆動滑車2を有するモーター3がどのようにモーター台25に固定されているかを示している。この台は、トラック4に沿って転がるための4つのローラー25a(2つは隠れている)を有する。締め付け台24は、後述されるように付勢する、または付勢しない方法にて少なくとも1つの移動可能な収納滑車10,10’を保持する。締め付け台は、トラック4に沿った異なる位置にてロックされることができる。示されているように、締め付けられていない場合にトラックから落ちないように台24は、蟻ほぞ形状の溝に接触している。重要な特徴は、2つの台24,25は、互いに干渉しないということである。したがって両方の台は、トラック4の全自由長を使用することができる。締め付け台24をトラック4に沿ったより高い新しい位置に持ち上げるためにリフト補助を使用することができる。持続的に取り付けられたガススプリングをリフト補助に使用することができる。このような補助機構をこの設計に含むことは特許文献9による再巻きつけ設計に含まれるものよりも格段に容易である。これは別の重要な利点である。さらに、2つの旋回ガイド滑車14,15が設けられ、一方の滑車14は、ソーワイヤー1を駆動滑車2および図示されていない切断される物体の間の位置に案内するためであり、かつ他方の滑車15は、ソーワイヤー1を切断される物体およびソーワイヤー収納部9の間の位置に案内するためのものである。もちろん、基部5が床または壁などの構造に支持または固定されている場合、旋回ガイド滑車14,15は、床または壁に接触しない。さらに、旋回ガイド滑車14,15を使用する代わりに、図8〜図13に示される非旋回ガイド滑車214,215を使用することができ、これは図8〜図13の実施形態に関連してさらに以下に説明される。
少なくとも1つの移動可能な収納滑車10,10’は、直接または間接的にトラック4に取り付けられ、かつ収納部9内のソーワイヤー1の長さを調整するために、基本的にトラック4の軸方向に移動可能である。ソーワイヤー1は、切断操作中に常に全ての収納滑車10,10’,12,12’を巻き込み、かつ追加的な収納滑車を含むために、再び巻く必要がない。したがって、ワイヤー1は、別の収納滑車を巻くために動かされず、それにより収納部9内のソーワイヤー1の長さが増える。このようなワイヤーソーは、コンパクトであり、ワイヤーソーとしての機能を果たすことに加えて、ウォールソーに容易に再組立でき、その逆も可能である。
好ましくは、少なくとも1つの移動可能な収納滑車10,10’は、トラック4に沿った任意の位置に取り付けるために、手動で移動可能であり、好ましくは、並んで取り付けられ、かつ基本的にトラック4の軸方向に共に移動可能な一対の収納滑車10,10’である。少なくとも1つの固定収納滑車12,12’は、好ましくは少なくとも間接的に基部5に接続された2つの固定収納滑車12,12’であり、かつ前記移動可能な一対の収納滑車10,10’は基本的に2つの固定収納滑車12,12’の上に位置する。それにより、十分大きいソーワイヤー収納部を形成するために必要なワイヤーソーの高さを減少させることができ、これは重要な利点である。
必要であれば、図示しない実施形態において、トラック4に沿ってモーター3と共に移動するために、前記少なくとも1つの移動可能な収納滑車10,10’をモーター3に少なくとも間接的に固定することができ、それにより間接的にトラック4に固定される。これは図3によく示されている。駆動滑車2を有するモーターは、モーター台25に支持される。前記少なくとも1つの移動可能な収納滑車10,10’は、締め付け台によって支持される。2つの台24および25を1つの共通な台に結合することにより、少なくとも1つの移動可能な収納滑車10,10’および駆動滑車2は共に移動する。この大きな台は、移動する場合に、増加した引っ張り負荷を受けるために、いくつかの追加ローラーを有する場合がある。それにより、切断は妨げられることなくより長時間継続することができる。通常のワイヤーソーではモーター3がトラック4の端部に到達した場合に切断作業を中断しなければならず、その後モーター3を開始点へ戻し、かつソーワイヤー1のゆるみを張るために少なくとも1つの移動可能な収納滑車10,10’をトラック4の端部へ移動しなければならず、そのあとで切断作業を続けることができる。本明細書において、これらのステップをまとめて復帰作業と呼ぶ。通常、復帰作業を1回以上行わなければならない。前記少なくとも1つの移動可能な収納滑車10,10’が、トラック4に沿って共に移動するために、少なくとも間接的にモーター3に固定されている場合、切断される物体をソーワイヤーが切断することにより生じる追加のワイヤーの長さが収納部9にたまることにより、モーター3の移動速度は、ソーワイヤー1の所望の張力を維持するために通常の約3分の1に減少する。
全ての滑車は、ソーワイヤー1のための周辺溝を有し、かつ溝のソーワイヤーが接触する部分はゴムなどの耐摩耗性材料から形成されている。滑車の軸の外側は、圧縮された金属薄板である。ソーワイヤーが切断される物体を徐々に切断するにつれ、収納部に収納される増加したソーワイヤーの長さは、トラック4に沿ったモーター3の移動に取り込まれる。
図1および図3に示されるように、収納部9の少なくとも1つの収納滑車は、滑車保持アーム16に取り付けられ、滑車保持アームは、枢動可能にトラック4に取り付けられ、収納部9のソーワイヤー1の長さを調整するためにトラックに沿った方向に調整可能である。滑車保持アーム16は、中立位置へ付勢される。切断中のソーワイヤー1の起こり得る張力変化を減らすために、枢動可能に取り付けられた滑車保持アーム16は、補足として、または任意にねじれサスペンション装置27の代わりとして使用することができる。しかし、切断中のソーワイヤー1の起こり得る張力変化を減らすためにモーター3および駆動滑車2の間にねじれサスペンション装置27を有することが好ましい。
図3および図4に明らかなように、滑車保持アーム16の一端部は、少なくとも1つの弾性ゴム部材18を含む連結部17によってトラック4に弾性的に接続され、弾性部材は、同軸周りの連結部材20に対して内側連結部材19が回転する際に、2つの連結部材の間で弾性的に圧縮され、かつ、中立位置に戻すようにそれらを移動させようとする。
内側連結部材19は、四角い外形の断面を有し、かつ外側連結部材20は、四角い内形の断面を有する。内側連結部材19の四角い外形は、外側連結部材20の四角い内形に対して互いに相対的に45度回転している。好ましくはゴムから作られている弾性部材18は、2つの連結部材の間で形成された4つの空間それぞれに設けられている。図4に示される実施形態において、滑車保持アーム16は、ネジ23によって連結部の内側連結部材19の軸端部に固定されるが、必要であれば、別の方法として、外側連結部材20に固定することができ、これは2つの連結部材のどちらがトラック4に取り付けられているかに依存する。トラック4に沿った連結部17の位置は、切断される物体の周囲にソーワイヤー1が延在できるように調整することができる。図3に示す実施形態において、連結部17は、手動で緩め、かつ締め付けられる締め付け台24によってトラック4に取り付けられている。しかし、必要であれば、もちろん連結部17をモーター3のモーター台25に取り付けることが可能であり、モーター3のトラック4に沿った移動により、連結部17、滑車保持アーム16、および前記少なくとも1つの収納滑車10が運ばれ、それによりユニットとして移動される。
滑車保持アーム16の他の自由端部は、シャフトを有し、そこで収納部9の少なくとも1つの収納滑車が軸受けに支持される。図1に示す好ましい実施形態において、少なくとも1つの移動可能な収納滑車10,10’は、滑車保持アーム16に並んで取り付けられた一対の移動可能な収納滑車である。収納部9の他の2つの固定収納滑車12,12’は、前記一対の移動可能な収納滑車10,10’から離れて、かつ互いに対して、および一対の移動可能な収納滑車10,10’の回転面に対して角度をなして、基部5に取り付けられる。ソーワイヤー1は、切断される物体(図示せず)から進んで、図1の左手旋回ガイド滑車14を周り、上へ向かい駆動滑車2を周り、下に向かいトラック4に最も近い固定収納滑車12,12’の第一滑車12を周り、上へ向かいトラック4に最も近い移動可能な収納滑車10,10’の第一滑車10を周り、下へ向かい固定収納滑車12,12’の第2滑車12’を周り、下へ向かい移動可能な収納滑車10,10’の第2滑車10’を周り、右手旋回ガイド滑車15を周り、そして切断される物体の周りに戻る。もちろん、必要であれば、3つまたはそれ以上の移動可能な収納滑車、および対応する数の固定収納滑車を使用することにより収納部を拡張することが可能である。滑車保持アーム16は、わずかに上方に傾斜した位置に取り付けられているように示されている。それにより、通常の操作条件下の通常のソーワイヤーの張力は、弾性連結部17のねじり力に対抗して略水平位置に滑車保持アーム16の自由端部を引っ張る。
ソーワイヤー1が壊れた場合に作業者を保護するために、図2に示すように複数の遮蔽が設けられる。各旋回ガイド滑車14,15には、チャネル形状の遮蔽14’,15’がそれぞれ設けられ、ソーワイヤー1は滑車の外縁を進む。駆動滑車2の上部外縁はフード2’によって覆われ、旋回ガイド滑車14から駆動滑車2に延在するソーワイヤーの一部は、ソーの垂直中心平面に向かって開口するチャネル形状の遮蔽21によって覆われ、かつ3つの垂直の側面において、ソーの垂直中心平面に向かって開口する遮蔽22によって収納部は覆われている。
図1〜図4に示す第1実施形態において、駆動滑車2を有するモーター3および一対の移動可能な収納滑車10,10’は、切断操作の終わりの位置で示されており、その場合にはソーワイヤー収納部9がいっぱいである、すなわち一対の移動可能な収納滑車10,10’およびモーター3がトラック4の上部に位置している。切断操作の初めに、ソーワイヤー1の大部分の長さが収納部9から引き出され、切断される物体の周りに巻かれ、かつモーター3および一対の移動可能な収納滑車10,10’はそれらの最も低い位置、すなわち基部5に近い位置にある。切断中、モーター3は、トラック4の上部に向かって上がる。その後切断が中断され、モーター3がその最も低い位置に戻り、連結部17、滑車保持アーム16および一対の移動可能な収納滑車10,10’を保持する締め付け装置は緩められ、ソーワイヤーをピンと張るためにトラック4に沿って上へ移動し、そして再度締め付けられる。そして切断が再開される。本明細書中において、これらのステップをまとめて復帰作業と呼ぶ。必要であれば、切断が完了するまでこれらのステップは繰り返される。
この実施形態において、ソーワイヤー1は常に全ての収納滑車10,10’,12,12’に巻かれており、追加的な収納滑車を含むために再び巻かれる必要がない。そして、好ましくは収納滑車10,10’,12,12’のうち少なくとも1つ10,10’は、トラック4の長さの主要部分に沿って移動可能である。主要部分は、トラック4の上部または下部のどちらかである。さらに、少なくとも1つの移動可能な収納滑車10,10’は、図1〜図3に示されるように、トラック4に沿った任意の位置に取り付けるために手動で移動可能であるか、または図示されない実施形態においては、トラック4に沿って移動するために少なくとも間接的にモーター3に固定される。トラック4に沿った任意の位置に取り付けるために、少なくとも1つの移動可能な収納滑車10,10’が手動で移動可能である場合、図3によく示されているように、モーター3と、少なくとも1つの移動可能な収納滑車10,10’を固定する締め付け部とは、トラック4の対向する縦側に位置する。それにより、トラック4に沿って独立して移動し、互いに干渉しない。図示しない実施形態において、トラック4に沿って共に移動するために、少なくとも1つの移動可能な収納滑車10,10’は、少なくとも間接的にモーター3に固定され、例えば締め付け台24は、締め付け能力を欠く場合があり、かつモーター台25に組み込まれ、切断される物体をソーワイヤー1が切断することにより生じる追加のワイヤー長さが収納部9内にたまるため、ソーワイヤー1の所望の張力を維持するために移動速度は通常の3分の1に減少する。必要であれば、モーター3のこの遅くなった移動は、図示されない個別のモーターまたは駆動部によって達成される場合がある。そして駆動滑車2の回転によって生じるソーワイヤー1の張力を感知し、かつ感知された張力に応じて、トラック4に沿った駆動滑車2および前記少なくとも1つの移動可能な収納滑車10,10’と共に動くモーター3の移動を制御するために、図示されない装置を設けることができる。少なくとも1つの移動可能な収納滑車10,10’が少なくとも間接的にモーター3に固定される滑車保持アームに支持される場合、アームは滑車保持アーム16のように枢動可能に付勢される、または固定されることができる。
図7は、ワイヤーソーに再組立されたウォールソーの第2実施形態を示す。図1〜図4に関して説明されたワイヤーソーに類似した図において、同一の符号が同一の構成品に使用される。図7に示す第2実施形態と図1〜図4に示す第1実施形態との相違点は、ソーワイヤー収納部9である。ワイヤー収納部9に関連する構成品は、第1実施形態の類似の、または同一の構成品と同じ符号を有するが100番台となっている。
図7および図14のワイヤー収納9は、少なくとも1つの移動可能な収納滑車110,110’;少なくとも1つの上部固定収納滑車113,113’,113”の下に位置する符号312;図1〜図4に関して説明された実施形態の上部の代わりの符号313を有する。さらに、図7の収納部9は、第1実施形態のようにスタンド組立体6の基部5に固定された下部固定収納滑車112を含む。他のほとんどの点においては、類似の設計および類似の利点を提供する。
より正確には、一対の移動可能な収納滑車110,110’は、第2の移動可能な締め付け台124に取り付けられた下部滑車保持アーム116に保持される。この台124は、対応する第1の締め付け台24に関して第1実施形態に説明されているように、トラック4に沿って移動可能であり、かつ適切な位置にて締め付けられる。少なくとも1つの上部固定収納滑車113,113’,113”は、上部滑車保持アーム116’を介してトラック4の上部位置に持続的にロックされる。第2実施形態の第1の変形例において、両方の上部滑車保持アーム116’および下部滑車保持アーム116は固定され、かつ付勢されない。第2実施形態の第2の変形例において、上部滑車保持アーム116’は固定され、かつ付勢されない。その代わり、移動可能な収納滑車110,110’に出入りするワイヤーの少なくとも2か所、好ましくは4か所を張るために、下部滑車保持アーム116が付勢される。第3の変形例においては代わりに、固定収納滑車に出入りするワイヤーの少なくとも4か所、好ましくは6か所を張るために、下部滑車保持アーム116が固定され、かつ上部滑車保持アーム116’は付勢される。したがって、第3の変形例において、第2の変形例よりも多くのワイヤー部分がピンと張られる。一方でこれは、より強い張力装置が必要となる可能性がある。第4の変形例において、上部滑車保持アーム116’および下部滑車保持アーム116の両方が付勢される。
旋回ガイド滑車15からソーワイヤー1は上方へ延在し、最外部の固定上部収納滑車113”を巻き、そして下方へ向かい最外部の移動可能な収納滑車110’を巻き、上方へ向かい中間の固定上部収納滑車113’を巻き、下方へ向かい最内部の移動可能な収納滑車110を巻き、上方へ向かい最内部の固定上部収納滑車113を巻き、下方へ向かい基部5に固定された下部固定収納滑車112を巻き、最後に上方へ向かい駆動滑車2を巻く。このようにワイヤーは、収納部9の付勢機構を使用するために旋回ガイド滑車15から引っ張られ、これが好ましい操作方法である。しかし、駆動滑車2の特別な軸受け装置によりワイヤーを旋回ガイド滑車14から引き込むことがまた可能である。この二方向の回転機構は、特別な機会において好都合である。
第2実施形態の4つの変形例の全ては、共通して第1実施形態よりも好都合である。第2締め付け台124の締め付けが解放される場合、台および移動可能な収納滑車110,110’の重量は、台124を所望の下方向へ移動する補助になる。第1実施形態においては、そのかわりに第1締め付け台24は、重量に逆らって上方へ移動させなければならない。トラック4への締め付けが解放され、上記に定義された復帰作業が行われる場合に、これは重要な利点である。この利点は、収納滑車の数が増えたことにより図7の収納部により長いソーワイヤー1収容することができるという可能性に付け加えられる。
図8〜図13は、ワイヤーソーに再組立されたウォールソーの第3実施形態を示す。図1〜図3,図7のワイヤーソーは、ワイヤーソーの操作中に再び巻く必要がないワイヤー収納部9を有するのに対して、図8〜13に示すワイヤーソーにおいては、ワイヤーソーの操作中にワイヤー収納部9に通常再び巻かれる。類似が多いことから、同一の構成品に対して同一の符号が使用される。類似した構成品は、同じ符号が付与されるが、200番台となっている。新しい構成品もまた200番台である。
ここで、スタンド組立体6は、図1〜図2,図7に示されるものとわずかに異なる基部205を有する。基部205は、基部対称線200に対して左右対称である。例えば図9に明らかなように、下部滑車保持部242は、基部205に固定されている。下部滑車保持部242は、下部滑車軸244に取り付けられた少なくとも1つの下部固定収納滑車212,212’,212”,212’”を保持し、各収納滑車はそれらの中心軸周りに自由に回転可能である。下部滑車保持部242はまた締め付けることによってトラック4の底部分を保持する。下記に説明される左または右手構成に応じて、下部滑車保持部242は、基部205の左側246または右側247に固定されることができる。
基部205はそこに取り付けられ、横方向に移動することが可能な、横方向に延在する棒211を有する。したがって、基部205の左または右側の各側から突出している棒211の長さを変えることができる。棒211上の基部205の各側に好ましくは1つ(図8〜図9)または2つ(図10〜図13)のガイド滑車214,215;214,214’,215,215’を取り付けることができる。ガイド滑車214,215;214,214’,215,215’は、図1〜図2,図7に示すような旋回ガイド滑車14,15としての旋回継手を有していない。その代りに、ガイド滑車214,215は、駆動滑車2および横方向拡張棒211に位置合わせされ、かつ枢動可能なガイド滑車アーム240,241;240,240’,241,241’にそれぞれ取り付けられている。各枢動可能なガイド滑車アーム240,241;240,240’,241,241’は、棒211に沿って移動することができ、かつ各ガイド滑車アーム240,241;240,240’,241,241’は、駆動滑車2の平面内で360度回転することができ、かつ異なる角度でロックすることができる。したがって、ガイド滑車214,215;214,214’,215,215’は、ガイド滑車アーム240,241;240,240’,241,241’の枢動および棒211に沿った移動によって様々な位置に配置されることができる。例えばこれらを基部205の前に枢動させることができる。
上部滑車保持部243は、下部滑車保持部242より上のトラック4の上部に締め付けられる。上部滑車保持部243は、上部滑車軸245に取り付けられた少なくとも1つの上部固定収納滑車213,213’,213”,213”を保持し、各収納滑車は、それらの中心軸周りに自由に回転可能である。上部滑車保持部243は、わずかに傾いており、それゆえ上部固定収納滑車213,213’,213”,213”もまたわずかに左に向かって傾いている。それにより、第1および最内部上部収納滑車213の後側が第1および最内部下部収納滑車212の後側の真上にあり、第1上部収納滑車213の前側が第2最内部下部収納滑車212’の前側の真上にあり、かつ第2最内部下部収納滑車212’の後側が第2最内部上部収納滑車213’の後側の真下にあるように配置されており、すなわち傾斜によってワイヤーが容易に新しい対の収納滑車212,212;212’,213’;212”,213”;212’”,213’”に巻かれることができる。
この実施形態において、切断工程中にソーワイヤーは再び巻かれる。図8は、あり得る開始位置を示し、ガイド滑車214,215のみが使用され、すなわちワイヤー収納部9の固定収納滑車212,212’,212”,212’”,213,213’,213”,213’”に巻かれておらず、したがって使用可能なソーワイヤー1の長さは、最大となる。図8に示した位置から、モーター3および駆動滑車2を有するモーター台25は、切断を進めながらトラック4を上る。モーター台25が、トラック4の上部に到達すると、切断工程は休止される。その後、モーター台25は、スタンド組立体6の基部205に戻され、第1および最内部の下部収納滑車212の前側および周囲に係合するように駆動滑車2の左側からワイヤーが引き出され、次いで第1下部収納滑車212の後側からワイヤーが上に向かい、第1および最内部の上部収納滑車213の後側および周囲に巻かれ、その後、最内部の上部収納滑車213の前側から下へ、再巻きつけに対して横方向の位置を調整することができるガイド滑車214,215の第1滑車214へ向かうように、ソーワイヤー1を巻きつけることができる。図9に示す位置において、モーター台25は、2回以上上下しており、かつ各回において、新しい対の上部および下部収納滑車212’,213’;212”,213”にワイヤーが巻かれる。図9から工程を継続すると、モーター台25は再度トラック4の上部に到達し、モーター台25がスタンド組立体6の基部205に戻った後、最後の一対の上部および下部収納滑車212’”,213’”にワイヤーが巻かれかつ第1ガイド滑車214はガイド滑車アーム240の枢動または、棒211に沿った移動によって調整されることができる。ガイド滑車214,215の第2の215は、駆動滑車2の右側からワイヤー1を案内する。
ワイヤーソーは、左手構成(例えば図10、図13,すなわちモーター3および駆動滑車2が左手側にあり、かつワイヤー収納部9が右手側にある)および右手構成(例えば図11,図12,すなわちモーター3および駆動滑車2が右手側にあり、かつワイヤー収納部9が左手側にある)との間で再組立することができる。したがって、ワイヤー収納部9および駆動滑車2を有するモーター3は、スタンド組立体6の左手側および右手側の間で移動することができると同時に、相対的に同じ前後位置を保持することができる。図10において、ワイヤーソーは左角(ここでは図に対する方向)に近い壁を切断するよう配置される一方で、図11のワイヤーソーは右角(図に対する方向)に近い壁を切断するように再組立されている。両方の構成から明らかなように、ワイヤーソー前側は、対向する角の壁に面するように配置されており、したがってワイヤー1は、角近くを切断することができる。もちろん図10を見ると、再構成せずに、ワイヤーソー全体を180度回転させることが可能である。しかしこのような場合、モーター3がトラック4から下(ここでは図に対する方向)に垂れ下がるようになり、切断作業によるちりにさらにさらされるようになる。したがって、ワイヤーソーの再構成の1つの利点は、水平に取り付けられている間、切断作業による多くのちりにモーター3をさらすことなく、ワイヤーソーが角近くを切断することができることである。
次に図12および図13において、ワイヤーソーを右手構成(図12)から左手構成(図13)へ再組立する場合には、第一に駆動滑車2および任意に係合している上部または下部固定収納滑車212,213からソーワイヤー1を抜き取る。その後、上部滑車保持部243は、トラック4から取り外され、駆動装置50は、モーター台25から取り外され、かつトラック4は、基部205から取り外された下部滑車保持部242から取り外される。図に明らかなように、下部滑車保持部242は、その後上下逆にひっくり返され、反対側の基部205に固定される(下部滑車保持部242に示される矢印は、逆さまになっていることを示している)。そしてトラック4は、縦軸周りに180度回転され、その結果トラックのラック側4’は、右向きから左向きに変わり、その後締め付けによって下部滑車保持部242に固定される。上部滑車保持部243はまた上下逆にひっくり返されて移動され、かつトラック4の締め付け側4”に再び取り付けられる(下部滑車保持部242の矢印は逆さまになっていることを示している)。駆動装置50はまた、上下逆にひっくり返されてトラック4のラック側4’のモーター台25に再び取り付けられ、かつ枢動可能なアーム60は、180度枢動され、再び上を向く(すなわちモーター3の180度回転を補うために)。簡易連結により両方向に配置することができる。ワイヤーは、駆動滑車2および所望のワイヤー長さに応じて任意の数の収納滑車212,212’,212”,212’”,213,213’,213”,213’”に再び巻かれることができる。全てを変えずに、モーター3を始動する場合、ワイヤー1は反対方向に進むことができるが、モーターは、方向を変えることができる、すなわち、両方向に動作することができる種類のものであることが好ましい。例えば、駆動方向を変えるために極を変えることができる電気モーターを有することによる。このようなモーターは、例えば Husqvarna AB のウォールソー Husqvarna WA 440HF で使用されている。
別の方法としては、滑車保持部242,243の一方または両方をトラック4に沿って移動可能とすることができる。下部滑車保持部242を移動可能とした場合、トラック4は、基部205に直接固定されることができる。
第4実施形態は、図14に関連して説明される。ここで、ワイヤー収納部9は、枢動可能な上部滑車保持部343に取り付けられた少なくとも1つの上部収納滑車313、および枢動可能な下部滑車保持部342取り付けられた少なくとも1つの下部収納滑車312である。少なくとも1つの上部収納滑車313は、第3実施形態に関して説明された上部収納滑車213と同じ方法、すなわち図12では左を向き、または図13では右を向いている方法、で傾けられる。
上部枢動可能な滑車保持部343は、締め付け側4”に枢動可能に固定され、かつ2つの位置、図に示すような右手構成の位置、および左手構成の位置の間を移動するように180度枢動可能である。2つの位置は、上部支持部材354a(図14で右を向く場合)および354b(図14で左を向く場合)によって提供される。好ましくは、上部枢軸アーム356は、トラック4の上部、または上部近くに固定される。
下部枢動可能な滑車保持部342は、移動可能な締め付けデバイス355に枢動可能に固定され、かつ2つの位置、右手構成の位置(図に示されている)および左手構成の位置の間で枢動可能である(ここでは枢動角度は約30度)。2つの位置は、下部停止部材352aおよび352bと、バネ付勢支持部353とによって提供され、バネ付勢支持部は、収納滑車312,313にワイヤーが巻かれていない場合に枢動可能な下部滑車保持部342を2つの位置の一方に保持する。枢動可能な下部滑車保持部342が右手構成の位置(すなわち図の右下を向く)から左手構成の位置(すなわち図の左下を向く)へ動く場合に、バネ付勢支持部353が押される。移動可能な締め付けデバイス355は、トラック4に沿って移動することができる。
ここで、トラック4は、トラック下部の整合する穴に係合する中央ピン351を介して基部305に直接取り付けられている。トラック4は、右手構成の位置(図に示す)および左手構成の位置の間で、軸周りに180度回転することができる。トラック4は、ロックスプリント357によってそれぞれの位置にて基部305にロックされるが、もちろんトラック4を基部305にロックさせる他の手段を使用することができる。
右手構成および左手構成の間で変える場合は、第1に駆動滑車2および任意の係合する収納滑車312,313からワイヤーが抜き取られる。固定スプリント357が取り除かれ、かつトラック4がその軸周りに180度、すなわち右手構成の位置から左手構成の位置へ回転される。下部および上部の枢動可能な滑車保持部342,343はまた右手構成の位置から左手構成の位置へ枢動する。駆動装置50は上下逆に配置され、かつその枢軸アーム60は、上下逆に配置された後でも上を向くよう180度枢動される。枢軸アーム60は、主としてウォールソー利用時の切断深さの決定に使用される。ワイヤーソー利用時には必要ではない。固定ギアボックスが可能である。左手構成と右手構成との相違点は、図12および図13を比較することにより明らかである。
本発明は、好ましい実施形態に関連して示され、かつ説明されたが、特許請求の範囲の意図した広い範囲内における多くの改良、置換、および追加を施すことができることが理解されるだろう。
例えば、図5および図6に示すねじれサスペンション装置27は別の方法として、モーター出力シャフト26を枢動可能なアーム60に収容された伝動装置28の第1歯車またはプーリ(図示せず)に接続するように配置させることができ、または伝動装置28の最後の歯車またはプーリ(図示せず)を、伝動出力シャフト29に接続するよう配置させることができる。1つのねじれサスペンション装置27のみを使用することが好ましいが、提案された位置の任意の組み合わせでの2つ以上のねじれサスペンション装置27をまた使用することが可能である。
さらに、また同じ締め付け側、およびラック側を有する、すなわちワイヤー収納部9および駆動装置50をトラック4の側面で容易に切り替えることができるトラック4を有することが可能である。このような場合、左手および右手構成の間で再構成する際に、トラック4を回転させる必要がない。
伝動装置28は、例えば Husqvarna AB のHusqvarna WS 440HF 型に使用されるような複数の協同する歯車を使用する種類のものであってもよい。もちろん例えばベルトで接続されたプーリなど、他の種類の伝動装置を使用することができる。
あるいは、駆動装置50は、回転可能な連結部によって台25に固定されることができ、すなわちそれにより、トラック4から取り外すことなく回転させることができる。ここで、駆動装置50は、上下逆に回転する際にトラック4から完全に分離される必要がない。
駆動装置は、またアーム60を有しず、モーター出力シャフトと基本的に同軸の駆動滑車2を有する種類のものであってもよい。
図1〜図13に示すワイヤーソーは、ウォールソーから再組立されることができる。ウォールソーとして使用される場合、基部5;205;305は使用されない。トラック4が壁に締め付けられる代わりに、駆動装置50がソーレールまたはトラックのラック側4’を進む。適したウォールソーは、例えばHusqvarna ABのHusqvarna WS 440HF型、およびHusqvarna WS 463型である。Husqvarna WS 440HF型が電気モーターを有する一方、WS463型のモーターは、油圧モーターである。もちろん、また本発明の技術を使用して他のウォールソーを再構成することは当業者の技術範囲である。
建設機械は、例えばビルの修理、改築、および増築に使用される。ウォールソーおよびワイヤーソーは、ドア、窓および光戸等の切断および開口部の拡張、間仕切り壁および庭の壁等の修正作業、およびコンクリートの制御された解体に使用される。特定の作業においては、ワイヤーソーはウォールソーよりも好ましい。
1 ソーワイヤー
2 駆動滑車
3 モーター
4 トラック、4’ラック側、4”締め付け側
5、205、305 基部
6 スタンド組立体
9 収納部
10、110 移動可能な収納滑車
12、113 固定収納滑車
14、15 ガイド滑車
16 滑車保持アーム
17 連結部、18 弾性部材
19 内側連結部材、20 外側連結部材
23 弾性ねじれサスペンション部材
25 モーター台
26 モーター出力シャフト
27 ねじれサスペンション装置
28 伝動装置、29 伝動出力シャフト
32 内側ねじれサスペンション連結部材
33 外側ねじれサスペンション連結部材
50 駆動装置
60 アーム
61 枢動軸
116 アーム
214、215 ガイド滑車
212、213、312、313 収納滑車
242、243、343 収納滑車保持部

Claims (23)

  1. エンドレスソーワイヤー(1)を駆動する駆動滑車(2)と、前記駆動滑車(2)に直接または間接的に接続されたモーター出力シャフト(26)を有するモーター(3)とを含む駆動装置(50)を有するワイヤーソーであって、
    該ワイヤーソーが、前記エンドレスソーワイヤー(1)へ、またはエンドレスソーワイヤー(1)から急に引っ張られるねじれを抑制または吸収する、少なくとも1つのねじれサスペンション装置(27)を前記モーター出力シャフト(26)および前記駆動滑車(2)の間に備えること特徴とするワイヤーソー。
  2. 前記モーター出力シャフト(26)が、伝動装置(28)に接続されており、
    前記伝動装置が、伝導出力シャフト(29)を有し、
    前記伝導出力シャフトが、前記少なくとも1つのねじれサスペンション装置(27)の第1ねじれサスペンション装置を介して前記駆動滑車(2)に接続されている、請求項1に記載のワイヤーソー。
  3. 前記ねじれサスペンション装置(27)が内側ねじれサスペンション連結部材(32)と、外側を囲む同軸のねじれサスペンション連結部材(33)と、前記内側ねじれサスペンション連結部材(32)および前記外側ねじれサスペンション連結部材(33)の間の少なくとも1つの弾性ねじれサスペンション部材(31)とを含む弾性連結部であり、 前記外側を囲む同軸のねじれサスペンション連結部材(33)に対して前記内側ねじれサスペンション連結部材(32)が回転する際に、少なくとも1つの弾性ねじれサスペンション部材(31)は、前記2つのねじれサスペンション連結部材(32,33)の間でより圧縮され、かつ中立位置、すなわち弾性ねじれサスペンション部材(31)の圧縮が最も少ない位置に戻るようにそれらを移動させようとする、請求項1または2に記載のワイヤーソー。
  4. 前記内側ねじれサスペンション部材(32)が四角い外形の断面を有し、かつ前記外側ねじれサスペンション部材(33)が、四角い内形の断面を有し、前記内側ねじれサスペンション部材(32)の前記四角い外形が前記外側ねじれサスペンション部材(33)の前記四角い内形に対して45度回転し、かつ
    前記少なくとも1つの弾性ねじれサスペンション部材(31)が、前記2つのねじれサスペンション連結部材(32,33)の間に形成された4つの空間のそれぞれ1つに設けられている、請求項3に記載のワイヤーソー。
  5. 前記ワイヤーソーが、前記モーター(3)を支持するトラック(4)をさらに含み、前記トラックが基部(205)から立ち上がり、かつそれとともにスタンド組立体(6)を形成し、前記ソーワイヤー(1)が切断する場合に、前記モーター(3)および前記駆動滑車(2)は、前記トラック(4)に沿って移動可能であり、
    前記ソーワイヤー(1)の収納部(9)を形成するために、複数のソーワイヤー滑車(12,10;110,113;212,213;312,313)が前記スタンド組立体(6)に配置され、
    前記収納部は、少なくとも1つの上部収納滑車(10;113;213;313)と、前記少なくとも1つの上部収納滑車(10;313;213;313)より下の前記スタンド組立体(6)に配置された少なくとも1つの下部収納滑車(12;110;212;312)とを含む、請求項1〜4のいずれか一項に記載のワイヤーソー。
  6. 前記少なくとも1つの上部収納滑車(10;113;213;313)または前記少なくとも1つの下部収納滑車(12;110;212;312)の一方が少なくとも1つの移動可能な収納滑車(10;110)であり、かつ他方が少なくとも1つの固定収納滑車(12;113)であり、
    前記少なくとも1つの移動可能な収納滑車(10;110)が、直接または間接的に前記トラック(4)に取り付けられ、前記収納部(9)のソーワイヤー(1)の長さを調整するために、前記トラック(4)の軸方向に移動可能であり、かつ
    別の収納滑車を巻くために前記ワイヤー(1)を動かさないように、前記ソーワイヤーは全切断作業中に前記収納部(9)の全ての前記収納滑車(10,12;110,112)に巻かれ、それにより前記収納(9)部の前記ソーワイヤー(1)の長さを増加させる、請求項5に記載のワイヤーソー。
  7. 前記少なくとも1つの移動可能な収納滑車(10)が、並んで取り付けられ、かつ前記トラック(4)の軸方向に共に移動可能である一対の収納滑車(10,10’)であり、
    前記少なくとも1つの固定収納滑車(12)が前記基部(5)に少なくとも間接的に接続された2つの固定収納滑車(12,12’)の1つであり、
    かつ前記移動可能な一対の収納滑車(10,10’)が前記2つの固定収納滑車(12,12’)より上に配置される、請求項6に記載のワイヤーソー。
  8. 前記少なくとも1つの移動可能な収納滑車(110)が、前記トラック(4)の軸方向に移動可能な1つの収納滑車であり、
    前記少なくとも1つの固定収納滑車(113,113’,113”)が前記トラック(4)の上部位置に少なくとも間接的に接続された2つの収納滑車であり、
    かつ前記対の移動可能な収納滑車/収納滑車(110,110’)が前記少なくとも2つの固定収納滑車(113,113’,113”)より下に配置される、請求項6に記載のワイヤーソー。
  9. 前記モーター(3)と共に前記トラック(4)に沿って移動するように、前記少なくとも1つの移動可能な収納滑車(10;110)が、少なくとも間接的に前記モーター(3)に固定され、それにより前記トラック(4)に間接的に固定されている、請求項6〜8のいずれか一項に記載のワイヤーソー。
  10. 前記少なくとも1つの移動可能な収納滑車(10;110)がアーム(16;116)によって支持されるように取り付けられ、前記収納部(9)のソーワイヤー(1)の長さを調整するために、該アームは、前記トラック(4)に沿った方向に調整できるように枢動可能に、かつ少なくとも間接的に前記トラック(4)に取り付けられ、かつ前記ソーワイヤー(1)の起こり得る張力変化を減らすために付勢されている、請求項6〜9のいずれか一項に記載のワイヤーソー。
  11. 少なくとも1つの固定収納滑車(12;112,113)がアーム(16;116,116’)によって支持されるように取り付けられ、該アームは、枢動可能に、かつ少なくとも間接的に前記トラック(4)に取り付けられ、かつ前記ソーワイヤー(1)の起こり得る張力変化を減らすために付勢されている、請求項6〜10のいずれか一項に記載のワイヤーソー。
  12. 前記アーム(16;116,116’)は、少なくとも1つの弾性部材(18)を含む連結部(17)によって弾性的、かつ少なくとも間接的に前記トラック(4)に接続され、
    同軸の外側連結部材(20)に対して内側連結部材(19)が回転する際に、前記弾性部材は、2つの連結部材(19,20)の間で圧縮され、かつ開始位置に戻るようにそれらを移動させようとする、請求項10または11に記載のワイヤーソー。
  13. 前記ワイヤーソーが、前記スタンド組立体(6)によって支持される少なくとも2つのガイド滑車(14,15;214,215)を有し、
    一方の滑車(214)は、前記ソーワイヤー(1)を前記駆動滑車(2)および切断される物体の間の位置に案内するためのものであり、かつ
    他方の滑車(215)は、前記ソーワイヤー(1)を前記切断される物体および前記ソーワイヤー収納部(9)の間の位置に案内するためのものである、請求項5〜12のいずれか一項に記載のワイヤーソー。
  14. 前記少なくとも1つのガイド滑車(214,215)が枢動可能なガイド滑車アーム(240,241)に取り付けられ、該ガイド滑車アームは、前記駆動滑車(2)の平面に平行な平面にて少なくとも120度枢動可能である、請求項13に記載のワイヤーソー。
  15. 前記ワイヤーソーが、前後方向を同じ位置に保ちながら、前記駆動装置(50)および前記ワイヤー収納部(9)の側を切り替えて左手および右手構成に構成されることが可能である、請求項5〜14のいずれか一項に記載のワイヤーソー。
  16. 前記伝動装置(28)が枢動可能なアーム(60)に収容され、該アームが、前記モーター出力シャフト(26)に同軸の枢動軸(61)周りに少なくとも180度枢動可能である、請求項2〜15のいずれか一項に記載のワイヤーソー。
  17. 前記トラック(4)は、前記モーター(3)がそれに沿って移動可能に取り付けられているラック側(4’)と、前記収納滑車(10,12;110,113;212,213,312,313)が直接または間接的に固定されることができる締め付け側(4”)と、を有し、前記ラック側(4’)および前記締め付け側(4”)の両側が対称である、請求項5〜16のいずれか一項に記載のワイヤーソー。
  18. 前記モーター(3)が、両方の駆動方向に作動することができる種類のものである、請求項1〜17のいずれか一項に記載のワイヤーソー。
  19. 前記トラック(4)が、少なくとも2つの異なる位置に前記基部(205;305)にあてられるように配置され、または前記基部に配置され、第1の位置においては、前記ラック側(4’)が左を向き、前記締め付け側(4”)が右を向き、および第2の位置においては、前記ラック側(4’)が右を向き、かつ前記締め付け側(4”)が左を向く、請求項1〜18のいずれか一項に記載のワイヤーソー。
  20. 左および右手構成の間でワイヤーソーを再構成する方法であって、前記ワイヤーソーは、
    − 基部(205;305)から立ち上がり、かつそれとともにスタンド組立体(6)を形成しているトラック(4)と、
    − エンドレスソーワイヤー(1)を駆動するソーワイヤー駆動滑車(2)および前記駆動滑車(2)に接続されたモーター(3)を含む駆動装置(50)であって、前記ソーワイヤー(1)が切断している際に前記トラック(4)に沿って前記駆動装置(50)が移動できるように、前記トラック(4)のラック側(4’)に移動可能に取り付けられた、駆動装置(50)と、
    − 少なくとも1つの上部収納滑車(213;313)を保持し、前記ラック側(4’)に対向する締め付け側(4”)にて前記トラックの上部に取り付けられ、かつ前記締め付け側(4”)から第1側に突出する上部滑車保持部(243;343)と、少なくとも1つの下部収納滑車(212;312)を保持し、反対側(4”)にて前記スタンド組立体(6)の下部に取り付けられ、かつ前記締め付け側(4”)から第1側に突出する下部滑車保持部(242;342)とを含む前記ソーワイヤー(1)の収納部(9)と、
    を有し、
    前記方法は、
    − 前記ソーワイヤー(1)を前記駆動滑車(2)および係合する収納滑車(212,213;312,313)から抜き取るステップと、
    − 前記駆動装置(50)を上下逆に前記ラック側(4’)に配置するステップと、
    − 前記収納滑車保持部(242,243,243;343)を前記締め付け側(4”)から対向する第2側に突出するように配置するステップと、
    − 前記トラック(4)を前記基部(205;305)に対して縦軸周りに180度回転させるステップと
    − 前記ソーワイヤー(1)を前記駆動滑車(2)および必要なワイヤー長さに応じて係合する1つまたは複数の収納滑車(212,213;312,313)に再度巻きつけるステップと、
    を備えること特徴とする、方法。
  21. 前記駆動装置は、前記モーター(3)を前記駆動滑車(2)に接続する枢動可能なアーム(60)を含み、前記枢動可能なアーム(60)は、前記駆動装置(50)が上下逆に配置される前には、前記トラック(4)に平行な第1の方向に延在し、かつ前記駆動装置(50)が上下逆に対向する第2の方向に配置された後にも、なおも前記トラック(4)に平行に延在し、かつ
    前記方法は、前記枢動可能なアーム(60)が再び前記第1の方向を向くように、前記第2の位置から枢動させるステップを備える、請求項20に記載の方法。
  22. 前記上部および下部滑車保持部(242,243)が前記締め付け側(4”)の同じ位置に、上下逆に回転されて再取り付けされる、請求項20または21に記載の方法。
  23. 前記ワイヤーソーが再構成された後は、前記モーターが逆方向に動作する、請求項20〜22のいずれか一項に記載の方法。
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