JP5647807B2 - 自動二輪車のチェーンアジャスタ - Google Patents

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本発明は、自動二輪車のチェーンアジャスタに関する。
従来のこの種の技術として、スイングアームの後端開口から挿入されるチェーンアジャスタがある。このチェーンアジャスタでは、後端に設けられた雄ねじがスイングアームの後端開口を閉塞するキャップを貫通し、この雄ねじが調整ナットと螺合している(特許文献1参照)。このチェーンアジャスタでは、雄ねじと螺合する調整ナットの螺合位置によって車軸の前後位置を調整しチェーンの張りを調整することができる。
実開昭64−37794号公報
ところで特許文献1に係るチェーンアジャスタは、後輪のアクスルシャフトが貫通する鉄製のカラーと、このカラーが挿通する挿通孔を有すると共に後端にボルトが溶接されカラーのスイングアーム内での位置をガイドする鉄製のコ字状ガイド部材とから構成されており、チェーンを張るためにアクスルシャフトを後方に引っ張る力が、カラー、ガイド部材、ボルトの全てに発生する。このため、全ての部品を鉄等の剛性の高い材料にしなければならず、材料選択の自由度に制限があった。
本発明は係る実情に鑑みてなされたものであり、チェーンアジャスタを構成する部品の材料選択の自由度を向上させることのできる自動二輪車のチェーンアジャスタを提供することを目的とする。
上記課題の解決手段として、請求項1に記載の発明は、後輪(例えば実施の形態における後輪30)のアクスルシャフト(例えば実施形態におけるアクスルシャフト29)が貫通するカラー(例えば実施形態におけるカラー41)と、前記カラーが挿通される挿通孔(例えば実施形態における42)を有し前記カラーのスイングアーム(例えば実施形態におけるスイングアーム11)内での上下の位置決めをするガイド部材(例えば実施形態におけるガイド部材43)と、前記カラー及び前記ガイド部材側から延びるボルト(例えば実施形態におけるボルト44)と、前記ボルトに形成された雄ねじと螺合し螺合位置を変更することで前記カラーのスイングアーム内での前後位置を変更する調整ナット(例えば実施形態における調整ナット45)と、を備え、スイングアームの後端開口部(例えば実施形態における後端開口部11A)から挿入され、前記調整ナットにより前記カラーの前後位置を調整してチェーン(例えば実施の形態におけるドライブチェーン32)の張りを調整する自動二輪車のチェーンアジャスタにおいて、前記ガイド部材(43)が、互いに平行に対向する面を有し前記カラー(41)の前記挿通孔(42)が各々形成される一対の平行板部(47)と、これら平行板部(47)の下端縁を連結する連結板部(48)と、を有し、前記平行板部(47)が、側面視で前記ボルト(44)に沿って前後に延びる第一の部分と、前記第一の部分の上方に突出する第二の部分と、前記第一の部分を挟んで前記第二の部分と対向するように前記第一の部分の下方に突出する第三の部分と、を有し、前記第二の部分の上端縁が前記スイングアーム(11)の上内壁面に当接する直線部を有し、且つ、前記第三の部分の下端部に形成される前記連結板部(48)が前記スイングアーム(11)の下内壁面に当接する平坦面を有し、前記カラー(41)と前記ボルト(44)とが一体化され、前記ガイド部材(43)を前記カラー(41)と前記ボルト(44)とは別体にしたことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、前記ガイド部材を樹脂で成形したことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、前記ガイド部材が、互いに平行に対向する面を有し前記カラーの前記挿通孔が各々形成される一対の平行板部(例えば実施形態における平行板部63,63)と、これら平行板部の前端縁又は後端縁を連結する連結板部(例えば実施形態における連結板部64)とを有し、前記平行板部の下端縁(例えば実施形態における下端縁63A)と上端縁(例えば実施形態における上端縁63B)が、スイングアームの内面に当接することを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、前記平行板部(47,63)の側面に目盛り(49)が設けられ、この目盛り(49)をスイングアーム(11)に設けられたアクスルシャフト(29)を挿通させる長穴(11B)から露出させることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、前記カラー(41)が金属材料からなることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、前記ボルト(44)が金属材料からなり、前記カラー(41)の周面には前記ボルト(44)の頭部が溶着固定されることを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、前記スイングアーム(11)が角パイプ材から形成されることを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、前記スイングアーム(11)の後部両端部には貫通した長穴(11B)が設けられ、前記長穴(11B)から外部に突出した前記アクスルシャフト(29)の端部は、前記スイングアーム(11)の後部側部に当接する板材(50)に形成された挿通孔(51)に挿通され、前記板材(50)が金属板材からなることを特徴とする。
請求項9に記載の発明は、前記アクスルシャフト(29)の端部には雄ねじ部が形成され、前記板材(50)から外部に突出した前記雄ねじ部にナット(52)が螺合されることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、カラーとボルトを一体化し、ガイド部材をカラーとボルトとは別体にし、アクスルシャフトを後方に引っ張る力を、カラーとボルトだけに作用させたので、ガイド部材はカラーのスイングアーム内での上下の位置決めで済み、ボルトやカラーよりも剛性の低い材料を選択することができ、材料選択の自由度を向上させることができる。
また、一対の平行板部を連結する連結板部を平行板部の下端に設け、平行板部の上端縁と連結板部がスイングアームの内面に当接するようにしたので、連結板部によりカラーの上下の位置を安定的に位置決めすることができる。
また、第一の部分の上方に第二の部分を設けると共に第一の部分を挟んで第二の部分と対向するように第一の部分の下方に第三の部分を設け、第二の部分の上端縁がスイングアームの上内壁面に当接する直線部を有し、且つ、第三の部分の下端部に形成される連結板部がスイングアームの下内壁面に当接する平坦面を有するようにしたので、ガイド部材の上下当接長を短くしてスライドの抵抗を抑えると共に、直線部及び平坦部により安定したスライド維持が可能となる。
請求項2に記載の発明によれば、ガイド部材を樹脂で成形したので、全て金属系の材料で構成されるチェーンアジャスタに比べ、チェーンアジャスタの重量を低減することができる。
請求項3に記載の発明によれば、平行板部の上端縁と下端縁で、カラーの上下位置を位置決めするようにしたので、カラーの前後位置を変更するとき、ガイド部材とスイングアームの内面との摩擦を小さくでき、カラーの前後位置を変更する作業を容易にすることができる。
請求項に記載の発明によれば、樹脂製の平行板部に、スイングアームの長穴を通して外部から視認できる目盛りを設けるので、成形が容易にできる。
本発明の実施形態に係るチェーンアジャスタを備えた自動二輪車の側面図である。 本発明の第1の実施形態に係るチェーンアジャスタの分解斜視図である。 第1の実施形態に係るチェーンアジャスタの要部を示した図である。 第1の実施形態に係るチェーンアジャスタの横断面図である。 第1の実施形態に係るチェーンアジャスタの縦断面図である。 図5のA−A線に沿うチェーンアジャスタの断面図である。 本発明の第2の実施形態に係るチェーンアジャスタの斜視図である。 第2の実施形態に係るチェーンアジャスタの横断面図である。 第2の実施形態に係るチェーンアジャスタの縦断面図である。 図9のB−B線に沿うチェーンアジャスタの断面図である。 本発明の実施形態に係るチェーンアジャスタの変形例の要部側面図である。 本発明の実施形態に係るチェーンアジャスタの変形例の要部上面図である。 本発明の実施形態に係るチェーンアジャスタの変形例の要部側面図である。 本発明の実施形態に係るチェーンアジャスタの変形例の要部上面図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照し説明する。
<第1の実施形態>
図1に本発明の第1の実施形態に係るチェーンアジャスタを備えた自動二輪車1が示されている。図中の矢印FRは車両の前方を示し、矢印UPは車両の上方を示している。
先ず自動二輪車1の概略構成を説明すると、この自動二輪車1の車体フレーム2は、前端に設けられたヘッドパイプ3と、このヘッドパイプ3から後方斜め下方に延びるメインフレーム4と、このメインフレーム4の後端に取付けられたピボットプレート5と、メインフレーム4の後端から後方斜め上方に延びる左右一対のシートレール6,6と、メインフレーム4の後部及びシートレール6,6に架設された左右一対のサブフレーム7,7と、から構成されている。
ヘッドパイプ3にはフロントフォーク8が操舵自在に取付けられている。メインフレーム4のエンジンハンガ4A及びピボットプレート5にエンジン9が取付けられている。ピボットプレート5にはピボット軸10を介して揺動自在にスイングアーム11が取付けられ、シートレール6,6には燃料タンク12が取付けられている。
フロントフォーク8は、その上部を構成するステアリングステム13にバーハンドル14が取付けられ、下端に前輪15が取付けられている。エンジン9は、後部に一体的に変速機16が設けられて前後に長くほぼ水平に配置され、クランクケース17にシリンダブロック18が取付けられ、このシリンダブロック18にシリンダヘッド19が取付けられた駆動源である。
シリンダヘッド19の上部には吸気装置20が取付けられ、シリンダヘッド19の下部には排気管21が取付けられている。吸気装置20は、シリンダヘッド19に吸気管22を介して接続されたキャブレタ23と、このキャブレタ23にコネクティングチューブ(不図示)を介して接続されたエアクリーナ24とからなる。排気管21の後端にはマフラ25が接続されている。
変速機16は、クランクケース17の側面から出力軸26が側方に突出し、この出力軸26にドライブスプロケット27が取付けられている。スイングアーム11は、前後方向に延びる左右一対のアーム部28,28を備え、これらのアーム部28,28のそれぞれの後端にアクスルシャフト29が渡され、アクスルシャフト29に後輪30が取付けられている。
後輪30には一体的にドリブンスプロケット31が設けられ、ドライブスプロケット27とドリブンスプロケット31とにドライブチェーン32が掛け回されている。スイングアーム11の後端部とシートレール6,6との間にはリヤクッションユニット33,33が介装されている。そしてスイングアーム11の後端部にドライブチェーン32の張りを調整するチェーンアジャスタ40が設けられている。
図2にチェーンアジャスタ40の分解斜視図が示され、チェーンアジャスタ40は、後輪30のアクスルシャフト29が貫通するカラー41と、カラー41が挿通する挿通孔42を有しカラー41のスイングアーム11内での上下の位置決めをするガイド部材43と、カラー41に溶着されたボルト44と、ボルト44に形成された雄ねじと螺合し螺合位置を変更することでスイングアーム11内でのカラー41の前後位置を変更する調整ナットと45と、を備えている。
図2には片側(アーム部29の一方)のチェーンアジャスタ40のみが示されており、他側は省略するが、同様の構成を有する。
カラー41は金属材料からなり、図3に示すようにカラー41の周面には金属材料からなるボルト44の頭部が溶着固定され、これによりカラー41とボルト44は一体化されている。図中符合46はカラー41とボルト44との溶接部を示している。
図2を参照し、ガイド部材43は樹脂材料から成形され、互いに平行に対向する面を有しカラー41が挿通する挿通孔42,42(図中では、片側のみ示す)が各々形成される一対の平行板部47,47と、これら平行板部47,47の下端縁47A,47Aを連結する連結板部48と、を有している。平行板部47,47の外側面には目盛り49が設けられている。
スイングアーム11は角パイプ材から形成され、その後端に後端開口部11Aを有し、その後部両側部には貫通した長穴11B,11Bが設けられている(図中では片側のみ示す)。
図4、図5も参照し、カラー41を挿通孔42に挿通させたガイド部材43は、スイングアーム11の後端開口部11Aから挿入され、スイングアーム11内を摺動自在に収納される。その後、アクスルシャフト29は、一方の長穴11Bを通ってカラー41に挿通され、他方の長穴11Bから外部に突出する。
長穴11Bから外部に突出したアクスルシャフト29の端部は、金属板材からなりスイングアーム11の後部側部に当接する板材50に形成された挿通孔51に挿通され、アクスルシャフト29の端部に形成された雄ねじ部が板材50から外に突出し、ナット52が螺合される。
スイングアーム11の後端開口部11Aは、挿通孔53を有するキャップ54により閉塞され、カラー41から延びるボルト44は挿通孔53を挿通されて外部に突出し、キャップ54を挟んで調整ナット45及び調整ナット45の保持のためのロックナット55が螺合される。
チェーンアジャスタ40がスイングアーム11に組付けられた際には、図6に示すように平行板部47,47の上端縁47B,47Bと連結板部48がスイングアーム11の内面に当接する。
このチェーンアジャスタ40では、ロックナット55及びナット52を緩め、調整ナット45を回すと、チェーンアジャスタ40全体がスイングアーム11の長手方向に移動可能となり、スイングアーム11の長穴11B,11Bの前後方向に沿う長手方向の範囲内においてアクスルシャフト29を移動させることができ、これによりドライブチェーン32の張力を調整することができる。
また図5を参照すると、平行板部47,47に設けられた目盛り49は、アクスルシャフト29を挿通させたスイングアーム11の長穴11Bから露出するため、この長穴11Bを通して外部から目盛り49を視認できようになっている。これにより、使用者がこの目盛り49を確認しながらスイングアーム11内におけるチェーンアジャスタ40の前後位置を確認できる。
以上に記載した本実施形態に係るチェーンアジャスタ40では、カラー41とボルト44を一体化し、ガイド部材43をカラー41とボルト44とは別体にし、アクスルシャフト29を後方に引っ張る力を、カラー41とボルト44だけに作用させるようにしたので、ガイド部材43は、カラー41のスイングアーム11内での上下の位置決めで済み、ボルト44やカラー41よりも剛性の低い材料を選択することができ、材料選択の自由度を向上させて製造コストの低減や軽量化を図れる。そして本実施形態ではガイド部材43を樹脂としており、チェーンアジャスタ40の重力の低減が図られている。
また、一対の平行板部47,47を連結する連結板部48を平行板部47,47の下端に設け、平行板部47,47の上端縁47B,47Bと連結板部48をスイングアーム11の内面に当接させることで、連結板部48によりカラー41の上下の位置を安定的に位置決めすることができる。また、樹脂製の平行板部47,47に目盛り49が設けられているので目盛り49の成形が容易にできる。
<第2の実施形態>
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。本実施形態では、第1の実施形態とガイド部材の形状が異なる。第1の実施形態と同様の構成要素については、同一符合で示し、詳細な説明は省略する。
図7に示すように本実施形態のチェーンアジャスタ60では、ガイド部材61が互いに平行に対向する面を有しカラー41が挿通する挿通孔62,62が各々形成される一対の平行板部63,63と、これら平行板部63,63を連結する連結板部64とを有し、連結板部64にはボルト44を挿通させる挿通孔65が形成されている。平行板部63,63の外側面には目盛り49が設けられている。
図8,図9,図10を参照し、本実施形態では、ガイド部材61の平行板部63,63の下端縁63A,63Aと上端縁63B,63Bのみがスイングアーム11の内面に当接する。すなわち、図7を参照し、連結板部64は平行板部47,47の後端縁63Cを連結させている。連結板部64の挿通孔65を挿通されたボルト44はキャップ54を通って外部に突出し、調整ナット45及びロックナット55を螺合される。
この実施形態のチェーンアジャスタ60によれば、平行板部47,47の上端縁63B,63Bと下端縁63A,63Aで、カラー41の上下位置を位置決めするようにしたので、カラー41の前後位置を変更するとき、ガイド部材61とスイングアームの11内面との摩擦を小さくでき、カラー41の前後位置を変更する作業を容易にすることができる。なお、本実施形態では連結板部64の形成位置を平行板部63,63の後端縁63Cとしたが、前端縁に形成してもよい。
以上で本発明を上記第1の実施形態、第2の実施形態により説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではない。例えば、上記実施形態では、カラー41の周面にボルト44の頭部が溶着固定されることで、カラー41とボルト44が一体化される態様を説明したが、これに代えて、図11,図12に示すように、ボルト70の一端に弧状のフック部71を一体に設け、このフック部71をカラー41の周面に当接させて溶着することで、ボルト70とカラー41とを一体化させるような態様であってもよい。また、図13,図14に示すように、ボルト80の一端に円形のリング部81を一体に設け、このリング部81にカラー41の圧入することで、ボルト80とカラー41とを一体化させるような態様であってもよい。
11 スイングアーム
11A 後端開口部
29 アクスルシャフト
30 後輪
32 ドライブチェーン(チェーン)
41 カラー
42 挿通孔
43 ガイド部材
44 ボルト
45 調整ナット
47,63 平行板部
47A,63A 下端縁
47B,63B 上端縁
48,64 連結板部
49 目盛り
63C 後端縁

Claims (9)

  1. 後輪(30)のアクスルシャフト(29)が貫通するカラー(41)と、前記カラー(41)が挿通される挿通孔(42)を有し前記カラー(41)のスイングアーム(11)内での上下の位置決めをするガイド部材(43)と、前記カラー(41)及び前記ガイド部材(43)側から延びるボルト(44)と、前記ボルト(44)に形成された雄ねじと螺合し螺合位置を変更することで前記カラー(41)のスイングアーム(11)内での前後位置を変更する調整ナット(45)と、を備え、スイングアーム(11)の後端開口部(11A)から挿入され、前記調整ナット(45)により前記カラー(41)の前後位置を調整してチェーン(32)の張りを調整する自動二輪車のチェーンアジャスタにおいて、
    前記ガイド部材(43)が、互いに平行に対向する面を有し前記カラー(41)の前記挿通孔(42)が各々形成される一対の平行板部(47)と、これら平行板部(47)の下端縁を連結する連結板部(48)と、を有し、
    前記平行板部(47)が、側面視で前記ボルト(44)に沿って前後に延びる第一の部分と、前記第一の部分の上方に突出する第二の部分と、前記第一の部分を挟んで前記第二の部分と対向するように前記第一の部分の下方に突出する第三の部分と、を有し、
    前記第二の部分の上端縁が前記スイングアーム(11)の上内壁面に当接する直線部を有し、且つ、前記第三の部分の下端部に形成される前記連結板部(48)が前記スイングアーム(11)の下内壁面に当接する平坦面を有し、
    前記カラー(41)と前記ボルト(44)とが一体化され、前記ガイド部材(43)を前記カラー(41)と前記ボルト(44)とは別体にしたことを特徴とする自動二輪車のチェーンアジャスタ。
  2. 前記ガイド部材(43,61)を樹脂で成形したことを特徴とする請求項に記載の自動二輪車のチェーンアジャスタ。
  3. 前記ガイド部材(61)が、互いに平行に対向する面を有し前記カラー(41)の前記挿通孔(62)が各々形成される一対の平行板部(63)と、これら平行板部(63)の前端縁又は後端縁を連結する連結板部(64)とを有し、前記平行板部(63)の下端縁と上端縁が、スイングアーム(11)の内面に当接することを特徴とする請求項2に記載の自動二輪車のチェーンアジャスタ。
  4. 前記平行板部(47,63)の側面に目盛り(49)が設けられ、この目盛り(49)をスイングアーム(11)に設けられたアクスルシャフト(29)を挿通させる長穴(11B)から露出させることを特徴とする請求項1から3までのいずれか一項に記載の自動二輪車のチェーンアジャスタ。
  5. 前記カラー(41)が金属材料からなることを特徴とする請求項1から4までのいずれか一項に記載の自動二輪車のチェーンアジャスタ。
  6. 前記ボルト(44)が金属材料からなり、前記カラー(41)の周面には前記ボルト(44)の頭部が溶着固定されることを特徴とする請求項5に記載の自動二輪車のチェーンアジャスタ。
  7. 前記スイングアーム(11)が角パイプ材から形成されることを特徴とする請求項1から6までのいずれか一項に記載の自動二輪車のチェーンアジャスタ。
  8. 前記スイングアーム(11)の後部両端部には貫通した長穴(11B)が設けられ、
    前記長穴(11B)から外部に突出した前記アクスルシャフト(29)の端部は、前記スイングアーム(11)の後部側部に当接する板材(50)に形成された挿通孔(51)に挿通され、
    前記板材(50)が金属板材からなることを特徴とする請求項1から7までのいずれか一項に記載の自動二輪車のチェーンアジャスタ。
  9. 前記アクスルシャフト(29)の端部には雄ねじ部が形成され、
    前記板材(50)から外部に突出した前記雄ねじ部にナット(52)が螺合されることを特徴とする請求項8に記載の自動二輪車のチェーンアジャスタ。
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