JP2014210549A - 自動二輪車 - Google Patents

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崇宏 鷲見
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修治 富永
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Masaomi Suzuki
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Abstract

【課題】車体のコントロール性をより向上させることが可能な自動二輪車を提供する。
【解決手段】本発明に係る自動二輪車10は、車体フレーム11と、長孔136が形成されたリヤアーム13と、後輪3と、シャフト4と、シャフト4の前後方向の位置を調整する調整機構と、シャフト4をリヤアーム13に締結する締結部材と、を備える。調整機構は、第1の挿入孔711が形成され、リヤアーム13の一方の側面に対向する第1のカバー部材71と、第2の挿入孔721が形成され、リヤアーム13の他方の側面に対向する第2のカバー部材72と、を含む。第1のカバー部材71は、調整機構の調整位置に関わらず、リヤアーム13の一方の側面において、長孔136の前方の少なくとも一部及び後方の少なくとも一部を覆い、第2のカバー部材72は、調整機構の調整位置に関わらず、リヤアーム13の他方の側面において、長孔136の前方の少なくとも一部及び後方の少なくとも一部を覆う。
【選択図】図6

Description

本発明は、自動二輪車に関し、より詳細には、シャフトの位置を調整するための調整機構を備える自動二輪車に関する。
チェーンによりエンジン駆動力を伝達する自動二輪車では、エンジン側に駆動スプロケットが設けられ、後輪側に被駆動スプロケットが設けられている。駆動スプロケット及び被駆動スプロケットにはチェーンが巻き掛けられている。このような自動二輪車では、チェーンの伸び等によってチェーンのテンションの調整が必要になる場合がある。通常、後輪を支持するリヤアームの後端部に、後輪車軸の位置を調整する機構が備えられている。リヤアームの長さや被駆動スプロケットの大きさの変更が必要になった場合にも、後輪車軸の位置が調整される。
例えば、特許文献1には、リヤアームの後端部に形成された凹部内において、後輪車軸を支持したアジャスターを移動させることによって、後輪車軸の位置及びチェーンのテンションを調整するチェーンアジャスト機構が開示されている。このチェーンアジャスト機構において、アジャスターは、上側分割体及び下側分割体から構成されている。このため、後輪車軸をアジャスター側に締め付けると、上側分割体が上方に移動してリヤアームの凹部の上面壁に押し当てられるとともに、下側分割体が下方に移動してリヤアームの凹部の下面壁に押し当てられる。これにより、アジャスターが後輪車軸とともにリヤアームに強固に締結される。
特開2010−167866号公報 特開2011−201503号公報 特開昭61−81886号公報
上述したように、特許文献1に記載された自動二輪車は、アジャスターが後輪車軸とともにリヤアームに強固に締結される。しかしながら、例えば、スポーツ走行やレース等、後輪車軸とリヤアームとをさらに強固に締結し、車体のコントロール性をより向上させる必要が生じる場合がある。
そこで、本発明は、車体のコントロール性をより向上させることが可能な自動二輪車を提供することを課題とする。
本発明に係る自動二輪車は、上記課題を解決するためのものであり、車体フレームと、車体フレームに対して上下方向に回転可能に支持され、車体の前後方向に延びる長孔が形成されたリヤアームと、リヤアームの後部に支持される後輪と、後輪の中心部を貫通し、長孔内に挿入されるシャフトと、長孔内におけるシャフトの前後方向の位置を調整する調整機構と、シャフトをリヤアームに締結する締結部材と、を備え、調整機構は、シャフトが挿入される第1の挿入孔が形成され、リヤアームの左右の側面のうち一方の側面に対向する第1のカバー部材と、シャフトが挿入される第2の挿入孔が形成され、リヤアームの左右の側面のうち他方の側面に対向する第2のカバー部材と、を含み、第1のカバー部材は、調整機構の調整位置に関わらず、リヤアームの一方の側面において、長孔の前方の少なくとも一部及び長孔の後方の少なくとも一部を覆い、第2のカバー部材は、調整機構の調整位置に関わらず、リヤアームの他方の側面において、長孔の前方の少なくとも一部及び長孔の後方の少なくとも一部を覆う。
上記自動二輪車は、リヤアームの一方の側面において、調整機構の位置に関わらず、長孔の前方の少なくとも一部及び長孔の後方の少なくとも一部を第1のカバー部材が覆うように構成されている。また、上記自動二輪車は、リヤアームの他方の側面において、調整機構の位置に関わらず、長孔の前方の少なくとも一部及び長孔の後方の少なくとも一部を第2のカバー部材が覆うように構成されている。このため、第1及び第2のカバー部材に支持されたシャフトを締結部材によってリヤアームに締結した際、第1及び第2のカバー部材を介して、長孔の前方及び後方にシャフトとリヤアームとの締結力が作用する。これにより、シャフトとリヤアームとが強固に締結される。この結果、後輪とリヤアームとの一体感が高くなり、車体のコントロール性をより向上させることができる。
第1のカバー部材は、調整機構の調整位置に関わらず、リヤアームの一方の側面において、長孔の上方の少なくとも一部及び長孔の下方の少なくとも一部を覆い、第2のカバー部材は、調整機構の調整位置に関わらず、リヤアームの他方の側面において、長孔の上方の少なくとも一部及び長孔の下方の少なくとも一部を覆うように構成することができる。
第1のカバー部材は、調整機構の調整位置に関わらず、リヤアームの一方の側面において、長孔の周囲全体を覆うように形成されていてもよい。この構成によれば、第1のカバー部材からリヤアームの外側面に作用する締結力を高めることができ、シャフトとリヤアームとをより強固に締結することができる。
第2のカバー部材は、調整機構の調整位置に関わらず、リヤアームの他方の側面において、長孔の周囲全体を覆うように形成されていてもよい。この構成によれば、第2のカバー部材からリヤアームの外側面に作用する締結力を高めることができ、シャフトとリヤアームとをより強固に締結することができる。
第1のカバー部材は、その前端部及び後端部から第1の挿入孔の周縁部に向かって厚みが大きくなるように形成されていてもよい。この構成によれば、第1のカバー部材において、シャフトが挿入される第1の挿入孔の周縁部の剛性を向上させることができる。
第2のカバー部材は、その前端部及び後端部から第2の挿入孔の周縁部に向かって厚みが大きくなるように形成されていてもよい。この構成によれば、第2のカバー部材において、シャフトが挿入される第2の挿入孔の周縁部の剛性を向上させることができる。
第1及び第2のカバー部材の少なくとも一方は、複数の凹部が形成されていてもよい。この構成によれば、調整機構を軽量化することができる。
第1のカバー部材は、リヤアームに対向する面と反対側の面において、第1の挿入孔の周縁部から第1のカバー部材の端部まで放射状に延びる複数のリブが形成されていてもよい。この構成によれば、リヤアームの外側面に対して締結力を効率よく伝達することができる。
第1のカバー部材は、リヤアームと対向する面と反対側の面から突出するストッパが形成され、シャフトは、半径方向外側に突出する突出部が形成されていてもよい。このストッパ及び突出部は、シャフトが第1の挿入孔に挿入された際に、突出部が車体の前後方向に向くようにシャフトの回転を規制する。これにより、締結部材によってシャフトとリヤアームとを締結する際に、シャフトが回転するのを防止することができる。
上記自動二輪車は、第2のカバー部材と後輪との間に配置されるカラーをさらに備えることもできる。この場合、第2のカバー部材は、カラーと対向する面において、カラーを支持する棚部が形成されていてもよい。この構成によれば、第2のカバー部材に隣接して配置されるカラーの落下及び回転を防止することができる。
本発明の第1実施形態に係る自動二輪車の左側面図である。 第1実施形態に係る自動二輪車の後部の構造を示す斜視図である。 第1実施形態に係る自動二輪車の後輪の車軸周辺の構造を後方から見た鉛直断面図である。 第1実施形態に係る自動二輪車における調整部材の下面図である。 第1実施形態に係る自動二輪車における調整部材の左側面図である。 第1実施形態に係る自動二輪車における調整部材の右側面図である。 第1実施形態に係る自動二輪車における調整部材の背面図である。 図4BのIV(E)−IV(E)断面図である。 第1実施形態に係る自動二輪車におけるカラーの右側面図である。 図5AのV(B)−V(B)断面図である。 第1実施形態に係る自動二輪車において、シャフトとリヤアームとの締結状態を示す左側面図である。 図6のVII−VII断面図である。 本発明の第2実施形態に係る自動二輪車において、シャフトとリヤアームとの締結状態を示す左側面図である。 図8のIX−IX断面図である。 本発明に自動二輪車における長孔の前方及び後方の概念を示す図である。
<第1実施形態>
以下、本発明の第1実施形態について図面を参照しつつ説明する。
(自動二輪車の全体構成)
図1は、第1実施形態に係る自動二輪車10の左側面図である。以下の説明において、前後方向、左右方向、及び上下方向と述べるときには、自動二輪車10に乗車した乗員から見た前後方向、左右方向、及び上下方向を意味するものとする。各図において、矢印Fは前方向を示し、矢印Bは後方向を示す。矢印Rは右方向を示し、矢印Lは左方向を示す。矢印Uは上方向を示し、矢印Dは下方向を示す。
図1に示すように、自動二輪車10はレーシングタイプの車両である。ただし、第1実施形態及び後述する第2実施形態に係るリヤアーム13、13Aの調整機構は、レーシングタイプのみならず様々なタイプの自動二輪車に適用可能である。
図1に示すように、自動二輪車10は、車両本体1と、車両本体1の前部に設けられた前輪2と、車両本体1の後部に設けられた後輪3と、を備えている。
車両本体1は、主として、車体フレーム11と、フロントフォーク12と、リヤアーム13と、シート14と、エンジン20と、を備えている。エンジン20は、車体フレーム11に支持され、前輪2の後方に配置されている。エンジン20の左右側部は、サイドカウル21により覆われている。
フロントフォーク12は、鉛直方向に対して後側に傾斜した状態で、車体の前部に取り付けられている。フロントフォーク12の前部は、フロントカウル22により覆われている。フロントフォーク12は、その下端部において前輪2を回転可能に支持している。フロントフォーク12の上端部にはハンドル15が取り付けられている。
自動二輪車10は、さらに、後輪3の回転軸となるシャフト4と、被駆動スプロケット5と、チェーン6と、調整部材7と、を備えている。被駆動スプロケット5は後輪3の左側面に取り付けられている。エンジン20には図示せぬ駆動スプロケットが設けられている。チェーン6が、駆動スプロケットと被駆動スプロケット5に巻かれており、エンジン20の駆動力が被駆動スプロケット5に伝達される。
リヤアーム13は、車両本体1の後部において前後方向に延び、ピボット軸16周りに回転可能なよう車体フレーム11に取り付けられている。リヤアーム13は、その後端部にシャフト4が挿入され、シャフト4を介して後輪3を支持している。リヤアーム13の後端部には、調整部材7が設けられている。
図2は、自動二輪車10の後部の構造を示す斜視図である。図2は、リヤアーム13、後輪3、シャフト4及び調整部材7の組み立て状態を示すために、これらの部品が分解された状態を示している。リヤアーム13の後部においてシャフト4が支持されている。調整部材7は、シャフト4をリヤアーム13に固定するために、後方からリヤアーム13に取り付けられている。
図3は、自動二輪車10の後輪3の車軸周辺の構造を後方から見た鉛直断面図である。後輪3及び被駆動スプロケット5とシャフト4との間には、ベアリング33が設けられている。被駆動スプロケット5及びエンジン側に設けられた駆動スプロケット(図示省略)には、チェーン6が巻き掛けられている。このような構成により、エンジンの駆動力が被駆動スプロケット5に伝達され、後輪3がシャフト4を中心に回転する。
(自動二輪車の後部の構成)
図2及び図3に示すように、リヤアーム13の後部は左右に二股状に分かれている。これにより、リヤアーム13の後部において、右側アーム131R及び左側アーム131Lが形成されている。左側アーム131Lは、外側面132L及び内側面133Lを有している。外側面132Lの後端部には、調整部材7をガイドするためのガイド溝134が形成されている。内側面133Lにも、左右方向においてガイド溝134と一致する位置に、ガイド溝135が形成されている。ガイド溝134、135内には、左側アーム131Lを貫通し且つ前後方向に延びる長孔136が形成されている。右側アーム131Rについては、左側アーム131Lと同様の構成であるので説明を省略する。
後輪3は、図2及び図3に示すように、左側アーム131Lと右側アーム131Rとの間に配置されている。後輪3は、ホイール31及びタイヤ32を備えている。上述したように、後輪3の左側面には被駆動スプロケット5が取り付けられており、被駆動スプロケット5と左側アーム131Lの内側面133Lとの間には、後述するカラー8が配置されている。
図2に示すように、リヤアーム13の後端部、調整部材7、被駆動スプロケット5、及び後輪3の中心部には、シャフト4が挿入される。図3に示すように、シャフト4の左側端部には、フランジ41が形成されている。フランジ41は、調整部材7に挿入されたシャフト4が右側へ移動するのを規制する。
(調整部材の構成)
次に、図4Aから図4Eを参照して、調整部材7の構成について説明する。図4A〜図4Eにおいて、前後、左右、又は上下の方向を示しているが、これらの方向は、調整部材7がリヤアーム13に取り付けられた状態を基準とした方向である。図4Aは、調整部材7の下面図である。図4Bは、調整部材7の左側面図である。図4Cは、調整部材7の右側面図である。図4Dは、調整部材7の背面図である。図4Eは、図4BのIV(E)−IV(E)断面図である。
調整部材7は、右側アーム131R及び左側アーム131Lの双方に取り付けられる。2つの調整部材7の構成はほぼ同一であるので、ここでは、左側アーム131Lに取り付けられる調整部材7についてのみ説明する。ただし、右側アーム131Rに取り付けられる調整部材7は、後述の第2のカバー部材72が、ブレーキシュー(図示省略)を保持するためのブレーキシューブラケットと一体的に形成されている。
調整部材7は、図4Aに示すように、第1のカバー部材71と、第2のカバー部材72と、第1のカバー部材71と第2のカバー部材72とを連結する、平面視略U字形状の連結部材73と、を備えている。第1のカバー部材71、第2のカバー部材72、及び連結部材73は、一体的に形成されている。図2に示すように、調整部材7には、ボルト74が挿入される。調整部材7及びボルト74により、シャフト4の前後方向の位置を調整する調整機構が構成されている。
第1のカバー部材71には、図4Bに示すように、シャフト4が挿入される第1の挿入孔711が形成されている。第1のカバー部材71の左側面において、第1の挿入孔711の周囲には複数の凹部714が形成されており、これにより、第1の挿入孔711の周縁部から放射状に延びる複数のリブ715、716が形成されている。各リブ716は、第1の挿入孔711の周縁部から第1のカバー部材71の前端縁部及び後端縁部に向かって、前後方向にまっすぐに延びている。各リブ715は、第1の挿入孔711の周縁部から第1のカバー部材71の角部に向かって斜めに延びている。第1のカバー部材71は、図4A及び図4Bに示すように、第1の挿入孔711の周縁部において、右側面から突出するストッパ717が形成されている。また、第1のカバー部材71は、図4Eに示すように、前端部及び後端部から第1の挿入孔711の周縁部に向かって厚みが大きくなるように形成されている。
第2のカバー部材72には、図4Cに示すように、シャフト4が挿入される第2の挿入孔721が形成されている。図4Aに示すように、第2のカバー部材72の右側面には、その下端縁部に沿って、右側に突出する棚部722が形成されている。
連結部材73は、図4Aに示すように、第1のカバー部材71の後端部と連結される左壁部731と、第2のカバー部材72の後端部と連結される右壁部732と、左壁部731と右壁部732とを連結する後壁部733と、を備えている。左壁部731及び右壁部732は、図4B及び図4Cに示すように、側面視で、後側が短辺の台形状に形成されている。また、左壁部731には凹部734が形成されており、右壁部732には凹部735が形成されている。図4Dに示すように、後壁部733にはボルト孔736が形成されている。
(カラーの構成)
次に、図5A及び図5Bを参照しながら、カラー8の構成について説明する。図5Aは、カラー8の右側面図である。図5Bは、図5AのV(B)−V(B)断面図である。図5Aに示すように、カラー8には、シャフト4が挿入される第3の挿入孔81が形成されている。図5Bに示すように、カラー8は、前端部及び後端部から第3の挿入孔81の周縁部に向かって厚みが大きくなるように形成されている。カラー8の左側面には、複数の凹部82が形成されている。
(シャフトとリヤアームとの締結状態)
図6は、シャフト4とリヤアーム13との締結状態を示す左側面図である。図7は、図6のVII−VII断面図である。後壁部733のボルト孔736には、図2、図6、及び図7に示すように、ボルト74が挿入される。図6及び図7に示すように、ボルト74は、後壁部733よりも前方において大径部741が形成されており、この大径部741が後壁部733に押し当てられている。また、後壁部733よりも後方のボルト74の後端部には、ナット742が取り付けられている。このような構成により、ボルト74の前後方向の移動が規制されている。
上述したように、シャフト4の端部には、調整部材7に挿入されたシャフト4の移動を規制するためのフランジ41が形成されている。フランジ41は、側面視略アーモンド形状に形成されており、これにより、シャフト4の半径方向外側に突出する突出部42を有している。この突出部42が後述する調整部材7のストッパ717に接触することによって、シャフト4の回転はフランジ41の突出部42が車体の前後方向に向くように規制される。図3に示すように、シャフト4の右端部には締結部材9が取り付けられる。本実施形態においては、締結部材9はナットである。
(シャフトとリヤアームとの締結方法)
次に、上述のように構成された自動二輪車10において、シャフト4とリヤアーム13とを締結する方法について説明する。
調整部材7は、リヤアーム13の右側アーム131R及び左側アーム131Lに取り付けられる。右側アーム131Rに調整部材7を取り付ける方法は、左側アーム131Lの場合と同様であるため、ここでは、左側アーム131Lに調整機構7を取り付ける方法のみについて説明する。
図6及び図7に示すように、左側アーム131Lにおいて、第1のカバー部材71が外側面132Lのガイド溝134内に配置され、第2のカバー部材72が内側面133Lのガイド溝135内に配置される。このとき、第1のカバー部材71は、ガイド溝134内において、長孔136の周囲全体を覆っている。第2のカバー部材72は、ガイド溝135内において、長孔136の周囲全体を覆っている。第2のカバー部材72の右側にはカラー8が配置され、カラー8は棚部722(図4A及び図4C)に支持される。つまり、カラー8の底部が、左方向に突出した棚部722の上面に配置される。これにより、カラー8の落下及び回転が防止される。
図7に示すように、シャフト4は、第1のカバー部材71の第1の挿入孔711、左側アーム131Lの長孔136、第2のカバー部材72の第2の挿入孔721、及びカラー8の第3の挿入孔81に挿入される。また、シャフト4は、被駆動スプロケット5の中心部、及びホイール31の中心部を貫通する。シャフト4のフランジ41は、第1のカバー部材71に押し当てられる。図3に示すように、このシャフト4は、さらに、右側アーム131R及び右側アーム131Rに取り付けられた調整部材7に挿入され、その右側端部にナット9が取り付けられる。この状態で、ナット9を所定の方向に回転させて締め付けると、シャフト4がリヤアーム13に締結される。このとき、ナット9の回転によってシャフト4が回転することがあるが、図6に示すように、フランジ41に設けられた突出部42が第1カバー部材71のストッパ717に接触することによって、シャフト4の回転は規制される。
シャフト4の前後方向の位置を変更する場合は、ナット9を緩めた後、ガイド溝134、135に沿って各調整部材7を前方又は後方に移動させればよい。シャフト4は、第1の挿入孔711及び第2の挿入孔712に挿入されているため、調整部材7とともに前後に移動する。シャフト4及び各調整部材7の前後方向の位置を決定した後、ナット9を締め付けると、シャフト4とリヤアーム13とが再び締結される。調整部材7の第1のカバー部材71及び第2のカバー部材72は、調整部材7が前後方向に移動した後も長孔136の周囲全体を覆っている。例えば、第1のカバー部材71及び第2のカバー部材72の前後方向の寸法を、シャフト4の移動分だけ長孔136よりも大きくしておくことにより、調整機構の調整位置に関わらず、第1のカバー部材71及び第2のカバー部材72によって長孔136の周囲全体を覆うことができる。あるいは、前後方向の寸法が異なる調整部材7を複数準備しておき、シャフト4の移動距離に応じて調整部材7を適宜交換することにより、調整機構の調整位置に関わらず、第1のカバー部材71及び第2のカバー部材72によって長孔136の周囲全体を覆うことができる。
<第2実施形態>
以下、本発明の第2実施形態について図面を参照しつつ説明する。
第2実施形態に係る自動二輪車の全体構成は、図1に示す第1実施形態に係る自動二輪車10と同様である。しかしながら、第2実施形態に係る自動二輪車は、図8及び図9に示すように、調整部材7Aの構成が第1実施形態の調整部材7と異なる。また、第2実施形態に係る自動二輪車においては、リヤアーム13Aの右側アーム(図示省略)及び左側アーム131LAの各内側面にガイド溝135が形成されていない。
図8は、第2実施形態に係る自動二輪車において、シャフト4Aとリヤアーム13Aとの締結状態を示す左側面図である。図9は、図8のIX−IX断面図である。第1実施形態に係る調整部材7は、第1のカバー部材71と第2のカバー部材72とが一体的に形成されていたが、第2実施形態に係る調整部材7Aは、図9に示すように、第1のカバー部材71Aと第2のカバー部材72Aとが別体となっている。調整部材7Aには、ボルト75A及びナット76A、77Aが取り付けられる。調整部材7A、ボルト75A、及びナット76A、77Aにより、シャフト4Aの前後方向の位置を調整する調整機構が構成されている。
第1のカバー部材71Aは、図9に示すように、第1実施形態と同様に、第1の挿入孔711Aが形成されている。図8に示すように、第1のカバー部材71Aの左側面には、第1実施形態と同様に、複数の凹部714A及び複数のリブ715A、716Aが形成されている。ただし、第2実施形態において、第1のカバー部材71Aの左側面には、上下方向に延びる複数のリブ718Aも形成されている。
第2のカバー部材72Aは、図9に示すように、第1実施形態と同様に、第2の挿入孔721Aが形成されている。第2のカバー部材72Aは、図9に示すように、前端部及び後端部から第2の挿入孔721Aの周縁部に向かって厚みが大きくなるように形成されている。第2のカバー部材72Aは、カラーとしての機能も有する。
ボルト75Aは、図9に示すように、ガイド溝134Aの前壁部1341Aを貫通して前後方向に延びており、その後端部には、ナット76Aが取り付けられている。ナット76Aは、図8及び図9に示すように、第1のカバー部材71Aに接触している。前壁部1341Aからのボルト75Aの突出量により、第1のカバー部材71Aの位置が決定される。ボルト75Aは、前壁部1341Aの近傍にナット77Aが取り付けられることにより、後方への移動が規制されている。
なお、第2実施形態では、第1実施形態と同様、フランジ41Aに2つの突出部42Aは形成されている。突出部42A間には平面43A、44Aが形成されている。第1のカバー部材71Aの上部及び下部には、ストッパ717Aが形成されている。各ストッパ717Aには、平面7171Aが形成されている。上側のストッパ717Aの平面7171Aはフランジ41Aの上側の平面43Aに近接し、下側のストッパ717Aの平面7171Aはフランジ41Aの下側の平面44Aに近接している。これにより、シャフト4の回転はフランジ41Aの突出部42Aが車体の前後方向に向くように規制される。また、第2実施形態では、リヤアーム13Aのガイド溝134A内に、シャフト4Aの前後方向の現在位置の目安となる目盛137Aが設けられている。
第2実施形態におけるシャフト4Aとリヤアーム13Aとの締結方法は、第1実施形態とほぼ同様である。第2実施形態においても、第1のカバー部材71Aは、長孔136Aの周囲全体を覆うように、左側アーム131LAのガイド溝134A内に配置される。第2のカバー部材72Aは、長孔136Aの周囲全体を覆うように、左側アーム131LAの内側面133LA上に配置される。
シャフト4Aの前後方向の位置を変更する場合は、ナット9(図2)を緩めた後、ナット77Aを操作することにより、前壁部1341Aからのボルト75Aの突出量を変更する。これにより、第1のカバー部材71Aは前方又は後方に移動する。また、第2のカバー部材72A及びシャフト4Aも、第1のカバー部材71Aとともに移動する。調整部材7Aは、チェーン6(図1)から前方への力を受けている。その後、ナット77Aの操作を停止することによって第1のカバー部材71A、第2のカバー部材72A、及びシャフト4Aの前後方向の位置を確定し、さらに、ナット9を締め付けてシャフト4Aをリヤアーム13Aに締結する。ただし、第1実施形態と同様、調整機構の調整位置に関わらず、第1のカバー部材71A及び第2のカバー部材72Aが長孔136Aの周囲全体を覆うようにするため、第1のカバー部材71A及び第2のカバー部材72Aは、必要に応じて、前後方向の寸法が異なるものに交換される。
以上のように、上記各実施形態においては、リヤアーム13、13Aの外側面133L、133LAにおいて、調整機構の調整位置に関わらず、第1のカバー部材71、71Aが長孔136、136Aの周囲全体を覆っている。また、リヤアーム13、13Aの内側面132L、132LAにおいて、調整機構の調整位置に関わらず、第2のカバー部材72、72Aが長孔136、136Aの周囲全体を覆っている。このため、ナット9によってシャフト4、4Aとリヤアーム13、13Aとを締結した際、第1のカバー部材71、71A及び第2のカバー部材72、72Aが長孔136、136Aの周囲全体に押し付けられる。すなわち、長孔136、136Aの上方及び下方だけでなく、長孔136、136Aの前方及び後方にも、シャフト4、4Aとリヤアーム13、13Aとの締結力が作用するため、シャフト4、4Aとリヤアーム13、13Aとが強固に締結する。これにより、後輪3とリヤアーム13、13Aとの一体感を高めることができ、結果として車体のコントロール性を向上させることができる。
チェーン6の張力により、後輪3のシャフト4、4Aは前後方向に大きな力を受ける。この前後方向の力は、調整部材7、7Aを介してリヤアーム13、13Aに伝達される。仮に、調整部材7、7Aとリヤアーム13、13Aとの接触面が長孔136、136Aの上下部分のみであるとすれば、シャフト4、4Aが受けた力をリヤアーム13、13Aの側面が充分に受けとめることができない。この場合、シャフト4、4A及び調整部材7、7Aを含む部品群とリヤアーム13、13Aの固定状態にゆとりが生まれる。このゆとりは、より快適な操縦性の追求という観点からは低減させたい要素である。上記各実施形態の自動二輪車においては、調整部材7、7Aとリヤアーム13、13Aとの接触面が長孔136、136Aの前後方向においても確保されている。これにより、シャフト4、4Aが受ける力がリヤアーム13、13Aの側面において充分に受け止められ、シャフト4、4A及び調整部材7、7Aを含む部品群とリヤアーム13、13Aとの固定状態が強固となる。これにより、更なる操縦性の向上が実現する。
また、上記各実施形態において、第1のカバー部材71、71A、第2のカバー部材72A、及びカラー8は、前端部及び後端部よりも挿入孔周縁部の厚みが大きくなるよう構成されている。これにより、調整部材7、7A及びカラー8の剛性を向上させることができる。
また、上記各実施形態において、第1のカバー部材71、71Aには、凹部714、714Aが形成されている。カラー8には、凹部82が形成されている。このため、調整部材7、7A及びカラー8を軽量化することができる。
さらに、上記各実施形態において、第1のカバー部材71、71Aは、第1の挿入孔711、711Aの周縁部から角部に向かって延びるリブ716、716Aを有している。このリブ716、716Aにより、中心部から最も遠い角部にもシャフト4、4Aとリヤアーム13、13Aとの締結力を効率的に伝達することができる。
以上、本発明の第1及び第2実施形態について説明したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。
例えば、上記各実施形態においては、第1及び第2のカバー部材が長孔の周囲全体を覆っていたが、これに限定されるものではない。第1のカバー部材は、リヤアームの外側面において、長孔の前方の少なくとも一部及び後方の少なくとも一部、並びに長孔の上方の少なくとも一部及び下方の少なくとも一部を覆うことができればよい。同様に、第2のカバー部材は、リヤアームの内側面において、長孔の前方の少なくとも一部及び後方の少なくとも一部、並びに長孔の上方の少なくとも一部及び下方の少なくとも一部を覆うことができればよい。なお、ここでの長孔の前方及び後方とは、図10に示すように、長孔136の前方及び後方であって、且つ長孔136の上下方向の幅を超えない範囲A1、A2にある部分を意味する。図10において、前後及び上下の方向を示しているが、これらの方向は、調整部材がリヤアームに取り付けられた状態を基準とした方向である。
また、第1及び第2のカバー部材が覆う部分は、長孔の前方及び後方、並びに上方及び下方であればよく、長孔から離れた部分であってもよい。例えば、第1又は第2のカバー部材に開口を形成し、この開口から長孔の周縁を露出させることもできる。この場合、第1又は第2のカバー部材は、開口よりも外側の部分によって、長孔の前方及び後方、並びに上方及び下方を覆うこととなる。
また、上記各実施形態では、第1及び第2のカバー部材は、前端部及び後端部から各挿入孔の周縁部に向かって厚みが大きくなるよう形成されていたが、特にこれに限定されるものではない。第1及び第2のカバー部材の形状は、必要とする剛性や使用する材料により適宜決定することができる。
また、上記各実施形態では、第1のカバー部材には複数の凹部が形成されていたが、第1のカバー部材に形成される凹部は1つであってもよい。また、第1のカバー部材には、凹部を形成しなくてもよい。
また、上記各実施形態では、第2のカバー部材には凹部は形成されていなかったが、第2のカバー部材に少なくとも1つの凹部を形成することもできる。
また、上記各実施形態では、第1のカバー部材に複数のリブが設けられていたが、必ずしも複数のリブを設ける必要はない。
また、上記第1実施形態では、シャフトの回転を規制するために、第1のカバー部材にストッパが設けられるとともにシャフトのフランジに突出部が設けられていたが、この構成に代えて、公知のシャフトの回転規制機構を適用してもよい。第1実施形態又は公知の回転規制機構は、第2実施形態に係る自動二輪車に適用することもできる。
10 自動二輪車
11 車体フレーム
3 後輪
13、13A リヤアーム
132L、132LA 外側面
133L、133LA 内側面
4、4A シャフト
42 突出部
71,71A 第1のカバー部材
711,711A 第1の挿入孔
714,714A 凹部
715,715A,716,716A,718 リブ
717 ストッパ
72,72A 第2のカバー部材
721,721A 第2の挿入孔
722 棚部
8 カラー
9 ナット(締結部材)

Claims (10)

  1. 車体フレームと、
    前記車体フレームに対して上下方向に回転可能に支持され、車体の前後方向に延びる長孔が形成されたリヤアームと、
    前記リヤアームの後部に支持される後輪と、
    前記後輪の中心部を貫通し、前記長孔内に挿入されるシャフトと、
    前記長孔内における前記シャフトの前後方向の位置を調整する調整機構と、
    前記シャフトを前記リヤアームに締結する締結部材と、
    を備え、
    前記調整機構は、
    前記シャフトが挿入される第1の挿入孔が形成され、前記リヤアームの左右の側面のうち一方の側面に対向する第1のカバー部材と、
    前記シャフトが挿入される第2の挿入孔が形成され、前記リヤアームの左右の側面のうち他方の側面に対向する第2のカバー部材と、
    を含み、
    前記第1のカバー部材は、前記調整機構の調整位置に関わらず、前記リヤアームの前記一方の側面において、前記長孔の前方の少なくとも一部及び前記長孔の後方の少なくとも一部を覆い、
    前記第2のカバー部材は、前記調整機構の調整位置に関わらず、前記リヤアームの前記他方の側面において、前記長孔の前方の少なくとも一部及び前記長孔の後方の少なくとも一部を覆う、自動二輪車。
  2. 請求項1に記載の自動二輪車であって、
    前記第1のカバー部材は、前記調整機構の調整位置に関わらず、前記リヤアームの前記一方の側面において、前記長孔の上方の少なくとも一部及び前記長孔の下方の少なくとも一部を覆い、
    前記第2のカバー部材は、前記調整機構の調整位置に関わらず、前記リヤアームの前記他方の側面において、前記長孔の上方の少なくとも一部及び前記長孔の下方の少なくとも一部を覆う、自動二輪車。
  3. 請求項1または請求項2に記載の自動二輪車であって、
    前記第1のカバー部材は、前記調整機構の調整位置に関わらず、前記リヤアームの前記一方の側面において、前記長孔の周囲全体を覆うように形成されている、自動二輪車。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の自動二輪車であって、
    前記第2のカバー部材は、前記調整機構の調整位置に関わらず、前記リヤアームの前記他方の側面において、前記長孔の周囲全体を覆うように形成されている、自動二輪車。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の自動二輪車であって、
    前記第1のカバー部材は、その前端部及び後端部から前記第1の挿入孔の周縁部に向かって厚みが大きくなるように形成されている、自動二輪車。
  6. 請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の自動二輪車であって、
    前記第2のカバー部材は、その前端部及び後端部から前記第2の挿入孔の周縁部に向かって厚みが大きくなるように形成されている、自動二輪車。
  7. 請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の自動二輪車であって、
    前記第1及び第2のカバー部材の少なくとも一方は、複数の凹部が形成されている、自動二輪車。
  8. 請求項1ないし請求項7のいずれかに記載の自動二輪車であって、
    前記第1のカバー部材は、前記リヤアームに対向する面と反対側の面において、前記第1の挿入孔の周縁部から当該第1のカバー部材の端部まで放射状に延びる複数のリブが形成されている、自動二輪車。
  9. 請求項1ないし請求項8のいずれかに記載の自動二輪車であって、
    前記第1のカバー部材は、前記リヤアームと対向する面と反対側の面から突出するストッパが形成され、
    前記シャフトは、半径方向外側に突出する突出部が形成されており、
    前記ストッパ及び前記突出部は、前記シャフトが前記第1の挿入孔に挿入された際に、前記突出部が車体の前後方向に向くように前記シャフトの回転を規制する、自動二輪車。
  10. 請求項1ないし請求項9のいずれかに記載の自動二輪車であって、
    前記第2のカバー部材と前記後輪との間に配置されるカラーをさらに備え、
    前記第2のカバー部材は、前記カラーと対向する面において、前記カラーを支持する棚部が形成されている、自動二輪車。
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