JP5645230B2 - 梱包セット - Google Patents

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Description

本発明は、梱包対象物の両端部に1対の保護キャップを嵌合し、それら1対の保護キャップの間のキャップ間領域をカバーシートで包囲する梱包セットに関する。
従来、この種の梱包セットとして、梱包対象物の下端部と上端部とにそれぞれ保護キャップを嵌合し、熱収縮性のフィルムでパッケージしたものが知られている(例えば、特許文献1,2参照)。
特開2003−34366号公報(第1図、第6図、段落[0030]) 特開2006−168763号公報(第3図、段落[0016],[0017])
しかしながら、上記した従来の梱包セットは、不使用時には主要構成部品である1対の保護キャップとフィルムとが別々になっているので、それら主要構成部品の管理が困難であった。また、梱包解体の度にフィルムがゴミになるので、地球環境上に優しくないという問題があった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、地球環境に優しく、かつ、不使用時の管理が容易な梱包セットの提供を目的とする。
上記目的を達成するためになされた請求項1の発明に係る梱包セットは、梱包対象物を間に挟んで対向配置され、梱包対象物の端部が嵌合される嵌合孔をそれぞれ有した1対の保護キャップと、保護キャップに取り付けられ、1対の保護キャップの間のキャップ間領域を側方から包囲するカバーシートと、一方の保護キャップに基端部を固定されて他方の保護キャップに向かって延びた一方側のベルトと、他方の保護キャップに基端部を固定されて一方の保護キャップに向かって延びた他方側のベルトとをバックルで連結してなり、締め付け量を調整可能なベルトペアとを備え、ベルトペアを複数ペアにして、1対の保護キャップの対向方向と直交する方向でキャップ間領域を間に挟む対向位置に配置したところに特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項に記載の梱包セットにおいて、各保護キャップは、発泡樹脂の成形品であるキャップ本体を袋体で包んでなり、カバーシートは、各保護キャップの袋体に連結されているところに特徴を有する。
請求項の発明は、請求項に記載の梱包セットにおいて、袋体の開口縁には、キャップ本体同士の対向面の外縁部に係止して、キャップ本体を袋体に抜け止めするキャップ係止部が備えられ、キャップ係止部による係止を解除して袋体からキャップ本体を取り出し可能としたところに特徴を有する。
請求項の発明は、請求項1乃至の何れか1の請求項に記載の梱包セットにおいて、カバーシートには、緩衝材を収容するための緩衝材収容ポケットが備えられているところに特徴を有する。
なお、請求項1〜の発明における「常時」とは、「梱包セットの通常の使用時と通常の不使用時とを区別することなく常に」という意味であり、通常ではない、例えば、梱包セットのメンテナンス時やクリーニング時は、請求項1〜の発明における「常時」には含まれない。
[請求項の発明]
請求項の構成によれば、第1ベルトが1対の保護キャップの間を常時連結し、筒状のカバーシートの基端部が一方の保護キャップに固定されることで、梱包セットの主要構成部品である1対の保護キャップ及びカバーシートと、梱包補助用部品であるベルトとが一体になり、不使用時における梱包セットの管理が容易になる。また、上記主要構成部品群とベルトとの一体化により、梱包作業時においては、1対の保護キャップを梱包対象物に嵌合すると同時に、ベルトの取り廻し作業とカバーシートの保護キャップへの一部固定作業とが一度に完了するので、その後、連結手段によるカバーシートの一方の保護キャップへの連結作業と、ベルトの締め作業とをスムーズに行うことができる。即ち、本発明の梱包セットによれば、効率よく梱包作業を行うことができる。また、梱包セットを再利用することができるので、ゴミの発生が抑えられ、地球環境にも優しい。
[請求項の発明]
請求項の梱包セットでは、保護キャップが、発泡樹脂の成形品であるキャップ本体に袋体を被せた構造になっているので、キャップ本体の損傷が防がれる。また、袋体にカバーシートのキャップ間結合部を固定したので、発泡樹脂の成形品であるキャップ本体にカバーシートのキャップ間結合部を直に固定した場合に比べて固定部分の強度確保が容易になる。
[請求項の発明]
請求項の梱包セットでは、袋体からキャップ本体を取り出し、袋体とカバーシートとを丸洗いすることができる。また、梱包対象物の種類に応じてキャップ本体を交換することもできる。
[請求項の発明]
請求項の梱包セットでは、カバーシートに備えた緩衝材収容ポケットに緩衝材を収容して、梱包対象物の保護を強化することができる。
本発明の第1実施形態に係る梱包セット及び梱包対象物の斜視図 梱包セットの分解斜視図 保護キャップの部分断面図 梱包途中の梱包セット及び梱包対象物の斜視図 梱包途中の梱包セットの斜視図 (A)梱包セットの前側斜視図,(B)梱包セットの後側斜視図 バックルの斜視図 第2実施形態に係る梱包セットの梱包途中の斜視図 (A)梱包セットの前側斜視図,(B)梱包セットの後側斜視図 本発明の変形例(1)に係る梱包セットの斜視図
[第1実施形態]
以下、本発明の実施形態を図1〜図7に基づいて説明する。図1に示すように、本実施形態の梱包セット10の梱包対象物90は、例えば、給湯器であって、全体が直方体状になっている。また、梱包対象物90は、前後方向より左右方向に大きくなっている。そして、梱包対象物90の上端部における前面中央からは円柱突部90Aが前方に突出し、上端部における後面中央からは、突片90Bが上方に突出している。
本実施形態の梱包セット10は、梱包対象物90の上端部と下端部とに嵌合可能な1対の保護キャップ11,11と、それら保護キャップ11,11を互いに引き寄せるように締付可能なベルト18と、両保護キャップ11,11の間のキャップ間領域R1を全側方から包囲するためのカバーシート20とを備えている。
各保護キャップ11は、キャップ本体12を袋体15で包んでなる。キャップ本体12は、例えば、独立発泡構造の発泡ポリプロピレン又は発泡ポリエチレン(より具体的には、カネカ株式会社製の「エペラン」。「エペラン」は同社の登録商標)の成形品であって、全体が扁平の直方体形状になっている。また、キャップ本体12の平面形状は、梱包対象物90の平面形状の長方形より大きな長方形になっている。
キャップ本体12,12同士の対向面である各キャップ本体12の内向端面12Aには、それぞれ嵌合孔13が陥没形成されている。嵌合孔13は、直方体形状の内部空間を有した孔本体部13Aの一側面中央に、その孔本体部13Aより小さい直方体形状の内部空間を有した突部受容部13Bを備えた形状になっている。また、孔本体部13Aの奥面のうち突部受容部13Bから離れたが側の縁部に、図示しない奥面溝が形状されている。そして、上側に配置されたキャップ本体12においては、梱包対象物90の本体部分における上端部が孔本体部13Aに嵌合され、円柱突部90Aが突部受容部13Bに嵌合され、さらに、突片90Bが図示しない奥面溝に嵌合される。一方、下側に配置されたキャップ本体12においては、梱包対象物90の本体部分における下端部が孔本体部13Aに嵌合され、突部受容部13B及び奥面溝は空いた状態になる。そして、1対の保護キャップ11,11が梱包対象物90の上下両端部に嵌合されると、それら保護キャップ11,11の間に直方体状のキャップ間領域R1が形成される。
袋体15は、例えば、樹脂製の布地(例えば、所謂、「エステル布」)を、図2に示すように一面開放の略直方体状に縫製した構造になっている。また、袋体15の開口縁には、図3に示した環状ゴム16が取り付けられ、袋体15の開口縁全体が、本発明に係るキャップ係止部17になっている。そして、袋体15が、キャップ本体12の外向端面12B及び全側面12Sを被覆し、キャップ係止部17がキャップ本体12の内向端面12Aの縁部に係止している。なお、環状ゴム16を伸ばして、キャップ係止部17とキャップ本体12との係止を解除することで、キャップ本体12を袋体15から取り出すことができる。
図6(A)及び図6(B)に示すように、各保護キャップ11の前向側面11Fと後向側面11Bには、それぞれ1対ずつのベルト18,18が固定されている。各ベルト18は、樹脂製の布地で構成され、基端部が保護キャップ11の袋体15に縫いつけて固定されている。
上側の保護キャップ11から下方に延びた各ベルト18の先端には、バックル19が備えられている。バックル19は、例えば、図7(A)に示すように、四角形の金属枠体19Wにおける1対の側辺間に中間バー19Bを差し渡した構造になっている。そして、金属枠体19Wの上辺部分に上側のベルト18を巻き付けて上方に折り返された状態に縫い付けられている。
カバーシート20(図2参照)は、例えば、袋体15と同じ樹脂製の布地で構成され、全体が水平方向に延びた帯状になっている。また、カバーシート20の長手方向における中間部分は、両袋体15,15と一体になって保護キャップ11,11に固定されている。そして、カバーシート20のうち両保護キャップ11,11に固定された部分の間の矩形領域が、キャップ間結合部21をなし、そのキャップ間結合部21の両側部から延びた部分が、開閉幕部22,23になっている(以下、第1開閉幕部22と第2開閉幕部23という)。
図1に示すように、キャップ間結合部21は、保護キャップ11の後向側面11Bと同じ水平長をなし、キャップ間領域R1における後面側全体を覆う。図4に示すように、第1開閉幕部22は、保護キャップ11の横向側面11Yの水平長と略同じ水平長をなし、キャップ間領域R1における一側面を覆う。図2に示すように、第2開閉幕部23は、保護キャップ11の横向側面11Yと前向側面11Fとを合わせた水平長より若干長くなっており、図5に示すように、キャップ間領域R1(図4参照)の一側面と前面とを覆い、かつ、第1開閉幕部22先端縁に重ねられる。そして、第1及び第2の開閉幕部22,23の先端縁を重ねた状態に保持するために、互いに係合可能な「面ファスナー」である第1マジックテープ24A,24B(本発明の「第1連結手段」に相当する。)が、それら第1及び第2の開閉幕部22,23の先端縁に沿って設けられている。なお、「マジックテープ」は、株式会社クラレの登録商標である。

また、図2に示すように、第1及び第2の開閉幕部22,23は、共にキャップ間結合部21より上下方向に幅広になっていて、図4に示すように、第1及び第2の開閉幕部22,23における上下の縁部を、保護キャップ11,11の横向側面11Y及び前向側面11Fにおけるキャップ間領域R1側の縁部に重ねることが可能になっている。そして、第1及び第2の開閉幕部22,23の上下の縁部と保護キャップ11,11の横向側面11Y及び前向側面11Fの縁部とを重ねた状態に保持するために、互いに係合可能な第2マジックテープ25A,25B(本発明の「第2連結手段」に相当する)が、図2に示すように、第1及び第2の開閉幕部22,23の上下の縁部と保護キャップ11,11の横向側面11Y及び前向側面11Fの縁部とに沿って設けられている。
本実施形態の梱包セット10の構成に関する説明は以上である。次に、この梱包セット10の作用効果について説明する。梱包セット10で梱包対象物90を梱包するには、その準備として、例えば、下側の保護キャップ11を床面(又は地面)に載置し、その後側の床面にカバーシート20及び上側の保護キャップ11を載置しておく。そして、図1に示すように、下側の保護キャップ11の嵌合孔13に梱包対象物90の下端部を嵌合してから、図4に示すように、上側の保護キャップ11を梱包対象物90の上端部に嵌合する。すると、カバーシート20のキャップ間結合部21が1対の保護キャップ11,11の間に張られた状態になる。
次いで、第1開閉幕部22を水平に引っ張った状態にして、キャップ間結合部21の一側部を中心に回動し、第1開閉幕部22の上下の縁部を、両保護キャップ11,11における一方の横向側面11Y,11Yの縁部に重ねる。すると、第1開閉幕部22と各保護キャップ11の横向側面11Yとの間で第2マジックテープ25A,25Bが互いに係合し、第1開閉幕部22が、保護キャップ11,11における横向側面11Y,11Yの縁部間に張られて、キャップ間領域R1側の一方の側面を覆った状態になる。
次いで、第2開閉幕部23を水平に引っ張った状態にして、キャップ間結合部21の一側部を中心に回動し、第2開閉幕部23の上下の縁部を、両保護キャップ11,11における他方の横向側面11Y,11Yの縁部に重ねる。すると、第2開閉幕部23と各保護キャップ11の横向側面11Yとの間で第2マジックテープ25A,25Bが互いに係合して、第2開閉幕部23が、保護キャップ11,11における横向側面11Y,11Yの縁部間に張られて、キャップ間領域R1側の他方の側面を覆った状態になる。
そして、第2開閉幕部23を保護キャップ11,11の角部で折り曲げ、第2開閉幕部23の上下の縁部を、両保護キャップ11,11における前向側面11F,11Fの縁部に重ねる。すると、第2開閉幕部23と各保護キャップ11の前向側面11Fとの間で第2マジックテープ25A,25Bが互いに係合し、第2開閉幕部23が、保護キャップ11,11における前向側面11F,11Fの縁部間に張られて、キャップ間領域R1側の前面を覆った状態になる。そして、第2開閉幕部23の先端部を第1開閉幕部22の先端部に外側から重ねる。すると、第1及び第2の開閉幕部22,23の先端部の間で、第1マジックテープ24A,24Bが互いに係合し、第1及び第2の開閉幕部22,23の先端部が互いに固定される。
次いで、図7(B)に示すように、下側の各ベルト18の先端部を、上側の各ベルト18のバックル19における中間バー19Bに巻き付けて下方し折り返し、金属枠体19Wの下辺と中間バー19Bとの間に通して下方に引く。すると、下側のベルト18における折り返された部分が、ベルト18の中間部と金属枠体19Wの下辺部分との間に挟まり、下側のベルト18が任意の引っ張り位置に摩擦係止される。そこで、保護キャップ11,11が梱包対象物90を挟み付けるようにベルト18を締め付け、保護キャップ11,11と梱包対象物90との間のガタを排除した状態に保持する。以上で、梱包セット10による梱包対象物90の梱包作業が完了する。
梱包セット10を梱包対象物90から除去するには、バックル19の金属枠体19Wを回動して上記した摩擦係止を解除し、ベルト18を緩め、例えば、保護キャップ11の前側に配置された上下のベルト18,18を別々にする。なお、保護キャップ11の後側に配置されたベルト18,18同士は、分離しなくてもよい。そして、第2開閉幕部23の先端部を第1開閉幕部22の先端部から剥がすようにして、第1マジックテープ24A,24B同士の係合を解除し、さらに、第1及び第2の開閉幕部22,23を保護キャップ11,11の縁部から剥がすようにして、第2マジックテープ25A,25B同士の係合を解除する。そして、上側の保護キャップ11を梱包対象物90から離脱し、梱包対象物90を下側の保護キャップ11から抜き取れる。これにより、梱包セット10の除去作業が完了する。
上記したように本実施形態の梱包セット10によれば、カバーシート20のキャップ間結合部21が1対の保護キャップ11,11の間を常時連結し、ベルト18が1対の保護キャップ11,11に固定されることで、梱包セット10の主要構成部品である1対の保護キャップ11,11及びカバーシート20と、梱包補助用部品であるベルト18とが一体になり、不使用時における梱包セット10の管理が容易になる。また、上記主要構成部品群とベルト18と一体化により、梱包作業時においては、1対の保護キャップ11,11を梱包対象物90に嵌合すると同時に、ベルト18の取り廻し作業とカバーシート20の保護キャップ11,11への一部固定作業とが一度に完了するので、その後、カバーシート20の保護キャップ11等への連結作業と、ベルト18の締め作業とをスムーズに行うことができる。即ち、本実施形態の梱包セット10によれば、効率よく梱包作業を行うことができる。さらに、バックル19にてベルト18の締め付けを解除すると共に、第1及び第2のマジックテープ24A,24B,25A,25Bによるカバーシート20の連結を解除すれば、梱包対象物90から梱包セット10を除去することができるので、梱包セット10を再利用することができ、ゴミの発生が抑えられ、地球環境にも優しい。しかも、不使用時には、カバーシート20を圧縮又は折り畳んで梱包セット10全体をコンパクトにすることができる。
また、保護キャップ11,11が、発泡樹脂の成形品であるキャップ本体12に袋体15を被せた構造になっているので、キャップ本体12の損傷が防がれる。さらに、袋体15にカバーシート20のキャップ間結合部21及びベルト18を固定したので、発泡樹脂の成形品であるキャップ本体12にキャップ間結合部21及びベルト18を直に固定した場合に比べて固定部分の強度確保が容易になる。その上、袋体15からキャップ本体12を取り出せば、袋体15とカバーシート20とベルト18とを丸洗いすることができる。また、梱包対象物90の種類に応じてキャップ本体12を交換することもできる。
[第2実施形態]
本実施形態の梱包セット10Vは、図8及び図9に示されている。この梱包セット10Vでは、カバーシート20Vが角筒状構造をなし、そのカバーシート20Vの上端部が上側の保護キャップ11の側面における下縁部に固定されている。そして、カバーシート20Vの下端部と下側の保護キャップ11の側面における上縁部を重ねた状態に保持するために、それらカバーシート20Vの下端部と下側の保護キャップ11の側面における上縁部とにマジックテープ26(カバーシート20V側のマジックテープは図示せず)が備えられている。その他の構成に関しては、第1実施形態と同じであるので、重複した説明は省略する。
次に、本実施形態の作用効果について説明する。本実施形態の梱包セット10Vでは、不使用時には、例えば、両保護キャップ11,11の後側に配置された上下のベルト18,18は、常時、バックル19によって結合した状態にしておく。そして、梱包対象物90を梱包する場合には、その準備として、両保護キャップ11,11の前側に配置された上下のベルト18,18を、互いに分離した状態とし、かつ、カバーシート20Vを上側の保護キャップ11側に手繰り寄せておく。この状態で、下側の保護キャップ11の嵌合孔13に梱包対象物90の下端部を嵌合し、上側の保護キャップ11を梱包対象物90の上端部に嵌合する。すると、後側のベルト18,18が上下の保護キャップ11,11の間に差し渡された状態になると共に、前側のベルト18,18が上下方向に対向配置される。そして、バックル19にて各ベルト18の締め付け量を調整してから、カバーシート20Vを下方に延ばし、そのカバーシート20Vの下端部を、下方の保護キャップ11にマジックテープ26にて連結する。以上により、梱包作業が完了する。このように、本実施形態の梱包セット10Vによっても、第1実施形態の梱包セット10と同様に、カバーシート20Vとベルト18とが1対の保護キャップ11,11に固定されているので、1対の保護キャップ11,11を梱包対象物90に嵌合すると同時に、ベルト18の取り廻し作業とカバーシート20Vの保護キャップ11への一部固定作業とが一度に完了し、効率よく梱包作業を行うことができると共に、不使用時の梱包セット10Vの管理も容易になる。
さらに、バックル19にて前側のベルト18の締め付けを解除すると共に、マジックテープ26によるカバーシート20Vの連結を解除すれば、梱包対象物90から梱包セット10Vを除去することができるので、梱包セット10Vを再利用することができ、ゴミの発生が抑えられ、地球環境にも優しい。
[他の実施形態]
本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、例えば、以下に説明するような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)前記第1実施形態の梱包セット10の変形例として、図10に示すように、カバーシート20の内面に複数の緩衝材収容ポケット20Pを設け、例えば、発泡樹脂製の緩衝板材40を各緩衝材収容ポケット20Pの上面開口から内側に挿入し、これら緩衝板材40にて梱包対象物90を全側方から囲む構成にしてもよい。
(2)前記第1実施形態の梱包セット10では、ベルト18,18が保護キャップ11,11の前向側面11Fと後向側面11Bに固定されていたが、それらベルト18,18を保護キャップ11,11の横向側面11Y,11Yに固定してもよい。
)前記第1実施形態の梱包セット10では、保護キャップ11,11における4つの側面のうち一側面にのみカバーシート20が固定されていたが、保護キャップ11,11における4つの側面のうち2つの側面、3つの側面にカバーシート20を固定してもよい。
)前記第1と第2の実施形態の梱包セット10,10Vでは、保護キャップ11の平面形状が長方形であったが、これに限定されず、保護キャップの平面形状が円形であってもよいし、三角形、又は、五角形以上の多角形であってもよい。
)前記第1実施形態の梱包セット10では、カバーシート20の保護キャップ11等への連結のための連結手段として、マジックテープ24A,24B,25A,25Bを用いていたが、ジッパー、ホック、ボタン等を連結手段として用いてもよい。
10,10V,10W,10X 梱包セット
11 保護キャップ
12 キャップ本体
13 嵌合孔
15 袋体
17 キャップ係止部
18 ベルト
19 バック
20,20V,20W,20X カバーシート
20P 緩衝材収容ポケット
21 キャップ間結合部
22 第1開閉幕部
23 第2開閉幕部
24A,24B 第1マジックテープ(第1連結手段)
25A,25B 第2マジックテープ(第2連結手段)
26 マジックテープ(連結手段)
40 緩衝材
90 梱包対象物
R1 キャップ間領域

Claims (4)

  1. 梱包対象物を間に挟んで対向配置され、前記梱包対象物の端部が嵌合される嵌合孔をそれぞれ有した1対の保護キャップと、
    前記保護キャップに取り付けられ、前記1対の保護キャップの間のキャップ間領域を側方から包囲するカバーシートと、
    一方の前記保護キャップに基端部を固定されて他方の前記保護キャップに向かって延びた一方側のベルトと、他方の前記保護キャップに基端部を固定されて一方の前記保護キャップに向かって延びた他方側のベルトとをバックルで連結してなり、締め付け量を調整可能なベルトペアとを備え、
    前記ベルトペアを複数ペアにして、前記1対の保護キャップの対向方向と直交する方向で前記キャップ間領域を間に挟む対向位置に配置したことを特徴とする梱包セット。
  2. 前記各保護キャップは、発泡樹脂の成形品であるキャップ本体を袋体で包んでなり、
    前記カバーシートは、前記各保護キャップの前記袋体に連結されていることを特徴とする請求項1に記載の梱包セット。
  3. 前記袋体の開口縁には、前記キャップ本体同士の対向面の外縁部に係止して、前記キャップ本体を前記袋体に抜け止めするキャップ係止部が備えられ、
    前記キャップ係止部による係止を解除して前記袋体から前記キャップ本体を取り出し可能としたことを特徴とする請求項2に記載の梱包セット。
  4. 前記カバーシートには、緩衝材を収容するための緩衝材収容ポケットが備えられていることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1の請求項に記載の梱包セット。
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