JP3159064U - 袋体 - Google Patents

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Abstract

【課題】剥離紙を用いることなく、かつ簡便に開口部を封止する袋体を提供する。【解決手段】開口部3に臨む2枚の側面1a、1bのうちの一方の側面1aと、この一方の側面1aに形成した切れ込み部4に臨む切れ込み片6aとの双方に被さるように長方形状の封止部材7を設ける。この封止部材7の一端7aは一方の側面1aに、他端7bは切れ込み片6aにそれぞれ貼り付けられている。物品を収納した際に、この他端7bを一旦剥がし、この他端7bを、一対の切れ込み部4、4を通して、封止部材7を貼り付けたままの一方の側面1aと対向する他方の側面1bに再度貼り付ける。このようにすると、この封止部材7が開口部3に架け渡されてこの開口部3を封止した状態となって、この開口部3が大きく開くのが防止される。この他端7bには剥離紙が設けられていないため、その作業の際に剥離紙がゴミとならないとともに、簡便かつスムーズにその作業を行うことができる。【選択図】図1

Description

この考案は、青果、缶又は箱等の物品を収納して店頭に陳列し、この物品を収納した状態のまま購入者が持ち帰る際に用いる袋体に関する。
店頭等で用いられる袋体として、この袋体の開口部を上にした状態で自立させ、その内部に青果、缶又は箱等の物品を収納し、この物品を収納した状態のまま購入者が持ち帰る態様のものがある。この袋体には、前記開口部に臨む両側面に、手提げ孔や、前記開口部に至らない切れ込み部が形成され、この手提げ孔や切れ込みに指先を通してこの袋体を把持するようになっている。
この袋体は、その中に物品を収納した状態において、この物品によって内側から袋体が押し拡げられるため、開口部が大きく開いたままの状態となりやすい。この場合、陳列中や物品の持ち帰り中に、その開口部からこの物品がこぼれ落ちやすく、この物品の傷付きや破損の原因となる恐れがある。
このため、この物品を収納した状態で、例えばロール状に巻いた粘着テープを切り取って開口部に架け渡すように貼り付け、この開口部が大きく開くのを防止する手段が一般的に採られている。しかしながら、この手段は、袋体とは別部材である粘着テープを切り取って貼り付けるため、この袋体の使用に際し、粘着テープのロール等を予め用意しておくとともに、このテープを一々切り取る必要があり、手間を要することが多い。
そこで、下記特許文献1に示す袋体は、裏面に粘着面を形成した係止舌片部の一端を、開口部に臨む袋体の一方の側面に予め貼り付けておき、この袋体に物品を収納した後に、この係止舌片部の他端を、前記開口部を跨ぐようにこの袋体の他方の側面に貼り付けて、この開口部を封止している(同文献の図1乃至4を参照)。この他端の粘着面には予め剥離紙が設けられており、この粘着面が不用意に袋体に貼り付かないようにしている。そして、袋体の使用の際にこの剥離紙を剥離して粘着面を露出させて、前記封止を行う。
特開2009−184700号公報
特許文献1に示す構成の袋体は、この袋体を使用する際に剥離した剥離紙がゴミとなるため、昨今の省資源化の趨勢に反するとともに、その後片付けが煩雑であるという問題がある。
そこで、この考案は、剥離紙を用いることなく、かつ簡便に開口部を封止することを課題とする。
上記課題を解決するため、この考案は、開口部に臨む両側面に、前記開口部に至らない一対の切れ込み部を形成し、この一対の切れ込み部に指先を入れて把持するようにした袋体において、前記両側面のうち一方の側面と、この一方の側面の切れ込み部に臨む切れ込み片との双方に被さるように封止部材を設け、この封止部材の一端を前記一方の側面に、他端を前記切れ込み片にそれぞれ貼り付け、物品を収納した状態で、前記封止部材の前記切れ込み片に貼り付けた前記他端を一旦剥がし、この他端を、前記一対の切れ込み部を通して、前記封止部材の一端を貼り付けたままの前記一方の側面と対向する他方の側面に再度貼り付けて、前記開口部を跨ぐように架け渡して封止する構成を採用した。
この構成によると、袋体の使用前の状態において、封止部材の他端側が切れ込み片に貼り付けられているので、この他端側に剥離紙を設ける必要がない。このため、剥離紙の廃棄をなくすことができるとともに、貼り付け作業に伴う剥離紙の散乱を防止することができる。この切れ込み片は、袋体の側面に切れ込み部を形成することによって形成されるが、このとき、この切れ込み部によって二つの対向する切片(切れ込み部に臨む領域)が形成される。ここでは、この二つの切片のうち、この切れ込み部よりも開口部に近い側に形成される切片を「切れ込み片」という一方で、開口部から遠い側に形成される切片を前記側面の一部とみなして、単に「側面」ということにする。
前記構成における切れ込み部の形状は特に限定されないが、この切れ込み部が、水平部と、この水平部の両端と連続しつつ前記開口部に向けて円弧を描く円弧部とから構成されるように形成するのがより好ましい。
このようにすると、この切れ込み部に指先を通した際に、この切れ込み部によって形成される略C字形の切れ込み片が、この指先の挿し込みに伴ってその挿し込み方向に捲れ上がって指先を通す隙間が確保され、袋体の把持を一層スムーズに行うことができる。
また、前記各構成においては、前記封止部材を貼り付ける切れ込み片の表面に、剥離剤層を形成するのがより好ましい。
前記切れ込み片に貼り付けた封止部材の粘着力が大きいと、この切れ込み片の他端を剥がす作業に手間取ることが多い。そこで、前記剥離剤層を形成し、この剥離剤層に前記他端を貼り付けるようにすると、この粘着力を適度に弱めることができ、前記作業をスムーズに行うことができる。
この考案によると、封止部材の他端に剥離紙を設けることなく、この他端を切れ込み片に貼り付けるようにした。この袋体の使用の際には、前記他端を一旦剥がして、これを切れ込み部に通して、封止部材の一端を貼り付けた一方の側面と対向する他方の側面に貼り付ける。このため、剥離紙を使用することに起因するゴミの発生がなく、かつ簡便な貼り付け作業によって開口部の封止作業を行うことができる。
本願考案に係る袋体の一実施形態であって、封止部材で封止していない状態を示す斜視図 図1に示す袋体の要部を示す正面図 図2のA−A断面図 本願考案に係る袋体の一実施形態であって、封止部材で封止した状態を示す要部斜視図 図4のB−B断面図 本願考案に係る袋体の他の実施形態であって、封止部材で封止していない状態を示す斜視図
この考案に係る袋体の一実施形態を図1乃至5に示す。この袋体は、シート状のポリプロピレンからなる2枚の側面1a、1b及び底面2を、袋状となるように熱溶着したものであって、底面2の反対側は、物品を出し入れするための開口部3となっている。そして、この開口部3に臨む両側面1a、1bに、この開口部3に至らない一対の切れ込み部4、4が形成されている。この切れ込み部4、4は、直線状に形成された水平部4aと、この水平部4aの両端と連続しつつ開口部3に向けて円弧を描く円弧部4bとからなる略C字形状に構成されている。そして、この円弧部4bの終端には円形状の亀裂防止部5がそれぞれ形成され、この亀裂防止部5によって、袋体に収納した物品の重みで円弧部4bの切れ込みが伸展して、袋体が破損するのを防止している。
また、この底面2は六角形状に成形されたシートが二つ折りされた状態となっており、使用の際に、この二つ折り状の底面2が水平に展開する。このように底面2が展開することによって、底面積が拡大してより多くの物品を水平に安定して収納でき、この袋体の持ち運び性が一層向上する。
この2枚の側面1a、1bのうち一方の側面1aと、この一方の側面1aの切れ込み部4に臨む切れ込み片6aとの双方に被さるように長方形状の封止部材7が設けられ、この封止部材7の一端7aが一方の側面1aに、他端7bが切れ込み片6aに、封止部材7の裏面に形成した粘着面によってそれぞれ貼り付けられている(図1乃至3を参照)。そして、物品を収納した状態で、封止部材7の切れ込み片6aに貼り付けた他端7bを一旦剥がし、この他端7bを、一対の切れ込み部4、4を通して、封止部材7を貼り付けたままの一方の側面1aと対向する他方の側面1bに再度貼り付ける。このようにすると、この封止部材7が開口部3に架け渡されて、この開口部3を封止した状態となって、この開口部3が大きく開くのが防止される(図4及び5を参照)。
なお、一方の側面1aへの封止部材7の一端7aの貼り付けは、上記のように粘着面によるものであってもよいし、側面1aと一端7aとの間の熱溶着によるものであってもよい。
この切れ込み片6aの表面には、シリコーン系の樹脂を熱硬化して得られる剥離剤層8が形成されており、この剥離剤層8によって、この切れ込み片6aと封止部材7の他端7bとが強く接着して、この他端7bを剥がすのに手間取るのを防止している。なお、図3においては剥離剤層8の形成箇所を明確に示すため、その層の厚みを誇張して示している。同図に示した剥離剤層8の形成領域はあくまで例示であって、例えば、切れ込み片6aの表面全体に形成するようにしてもよい。
このように剥離剤層8を形成することにより、他端7bの剥離性が向上するが、この他端7bの先端を内向き(粘着面側)にわずかに折り込んでおくと、剥離剤層8に貼り付けた他端7bの掴み代を確保することができ、この他端7bの剥離性を一層向上することができる。
この考案に係る袋体の他の実施形態を図6に示す。この袋体は、両側面1a、1bに形成する切れ込み部4、4を水平部4aのみから構成したものである。この水平部4aの両端には、円形状の亀裂防止部5、5がそれぞれ形成されている。このように切れ込み部4を直線状とすることにより、その加工コストの更なる低減が可能な場合もある。なお、このように切れ込み部4を水平部4aのみから構成した場合でも、袋体に収納する物品の重さによって袋体が下向きに垂れ下がって切れ込み部4の隙間が広がるため、指先を通す際にほとんど支障は生じない。
また、この切れ込み部4の形状は図1乃至6に記載のものに限定されず、例えば、図1等に示した略C字形の切れ込み部4を、上下対称形状に形成したものも採用することができる。この場合も、側面1aと切れ込み片6aとの双方に被さるように封止部材7を設け、この封止部材7の両端7a、7bを、それぞれ側面1a及び切れ込み片6aに貼り付けるようにすることで、同様の効果を発揮することができるためである。
なお、上記各構成では、袋体の素材としてポリプロピレンを使用したが、この素材は当然ながらこれに限定されるものではない。収納する物品によって、例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリ塩化ビニル等の汎用樹脂や、環境負荷のより小さい生分解性プラスチックを適宜採用することもできる。
1(1a、1b) 側面
2 底面
3 開口部
4 切れ込み部
4a (切れ込み部の)水平部
4b (切れ込み部の)円弧部
5 亀裂防止部
6(6a、6b) 切れ込み片
7 封止部材
7a (封止部材の)一端
7b (封止部材の)他端
8 剥離剤層

Claims (3)

  1. 開口部(3)に臨む両側面(1a、1b)に、前記開口部(3)に至らない一対の切れ込み部(4、4)を形成し、この一対の切れ込み部(4、4)に指先を入れて把持するようにした袋体において、
    前記両側面(1a、1b)のうち一方の側面(1a)と、この一方の側面(1a)の切れ込み部(4)に臨む切れ込み片(6a)との双方に被さるように封止部材(7)を設け、この封止部材(7)の一端(7a)を前記一方の側面(1a)に、他端(7b)を前記切れ込み片(6a)にそれぞれ貼り付け、
    物品を収納した状態で、前記封止部材(7)の前記切れ込み片(6a)に貼り付けた前記他端(7b)を一旦剥がし、この他端(7b)を、前記一対の切れ込み部(4)を通して、前記封止部材(7)の一端(1a)を貼り付けたままの前記一方の側面(1a)と対向する他方の側面(1b)に再度貼り付けて、前記開口部(3)を跨ぐように架け渡して封止したことを特徴とする袋体。
  2. 前記切れ込み部(4)を、水平部(4a)と、この水平部(4a)の両端と連続しつつ前記開口部(3)に向けて円弧を描く円弧部(4b)とから構成したことを特徴とする請求項1に記載の袋体。
  3. 前記切れ込み片(6a)の表面に剥離剤層(8)を形成し、この剥離剤層(8)上に前記封止部材(7)の他端(7b)を貼り付けるようにしたことを特徴とする請求項1又は2に記載の袋体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5543649B1 (ja) * 2013-08-21 2014-07-09 株式会社空知堂 小売り袋

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