JP3153067U - 圧縮収納箱 - Google Patents
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Abstract
Description
また、特許文献1のような圧縮収納箱では、立体収納袋1内に布団などの収納品を収納して圧縮した後、バックルユニット14で固定したものを、軟質なシートでできた四角形のボックス本体22内に入れるのであるが、圧縮された収納品は歪な形となってしまい、収納ボックス2内へうまく収納することができないといった問題点があった。
上部を開閉可能とし、底面が平坦な立体的な袋本体を吸引によって圧縮可能な圧縮式収納袋並びに該収納袋を収容する上面開口部を有する箱本体及び前記開口部を塞ぐ蓋体とからなる圧縮収納箱であって、
前記箱本体が、平面視矩形の底板体、該底板体の左右辺から連続し、該左右辺からそれぞれ折り曲げ可能な、立起状態で側面視矩形の左右側板体、前記底板体の前後辺から連続し、該前後辺からそれぞれ折り曲げ可能な、立起状態で正面視矩形の前後側板体と、前記左右側板体の側辺及び前後側板体の側辺を、着脱可能に接続する着脱手段とからなり、
前記箱本体の底板体に内側から添う保形性底板、該底板の左右辺から連続し、該左右辺からそれぞれ折り曲げ可能な、前記箱本体の左右側板体に内側から添う保形性左右側板とからなる支持板と、
前記圧縮式収納袋の袋本体の底面を平坦に保持した状態で前記支持板に取り付ける取付手段と、
を備えたものである。
上部を開閉可能とし、底面が平坦な立体的な袋本体を吸引によって圧縮可能な圧縮式収納袋並びに該収納袋を収容する上面開口部を有する箱本体及び前記開口部を塞ぐ蓋体とからなる圧縮収納箱であって、
前記箱本体が、平面視矩形の底板体、該底板体の左右辺から連続し、該左右辺からそれぞれ折り曲げ可能な、立起状態で側面視矩形の左右側板体、前記底板体の前後辺から連続し、該前後辺からそれぞれ折り曲げ可能な、立起状態で正面視矩形の前後側板体と、前記左右側板体の側辺及び前後側板体の側辺を、着脱可能に接続する着脱手段とからなり、
前記箱本体の底板体に内側から添う保形性底板、該底板の左右辺から連続し、該左右辺からそれぞれ折り曲げ可能な、前記箱本体の左右側板体に内側から添う保形性左右側板とからなる支持板と、
前記圧縮式収納袋の袋本体の底面を平坦に保持した状態で前記支持板に取り付ける取付手段と、
圧縮式収納袋の袋本体の底面に取付手段にて取り付けられた支持板の保形性左右側板を、箱本体の左右側板体に取り付ける保持手段と、
を備えたものである。
そして、圧縮式収納袋のチャックを閉じ、例えば、吸引バルブに掃除機の吸込みノズルをあてがって吸引すると、箱本体の形にあわせて布団などの収納品が圧縮され、コンパクトな状態となる。その後、箱本体に対して蓋体を閉じ、この状態で、押入れなどで保管することができる。
なお、本明細書においては、図1〜図3に示すように、直方体の圧縮収納箱Aの長手方向を左右方向とし、圧縮収納箱Aの短手方向を前後方向とし、圧縮収納箱Aの正面を前面とする。
圧縮収納箱Aは、図1及び図2に示すように、圧縮式収納袋1と、箱本体2と、蓋体3とからなり、着脱手段4と、支持板5と、取付手段6と、保持手段7とを備えたものである。
圧縮式収納袋1には、図4に示すように、袋本体9の平坦な底面8の中央部に、矩形状の合成樹脂製の取付シート12を重ね合わせ、左右辺12a, 12aを開放した状態で、前後辺12b, 12bに沿って熱シールして構成した取付手段6が設けられており、支持板5を挿入して取り付けると、図2の如く、支持板5の両端部を突出させた状態で取り付けることができる。
即ち、圧縮式収納袋1は、袋本体9の上部を持ち上げた状態では、図5に示すように、袋本体底面8が逆V字状に垂れ下がり、その垂れ下がった底面8の先端と、U字状の取付シート12の先端が熱シールにて止着されており、袋本体底面8を広げると、図4に示すように、袋本体底面8と取付シート12が平坦な状態となる。
なお、図4の取付手段6では、一枚の取付シート12が用いられているが、図6に示すように、帯状の取付シート12を二枚(三枚以上の複数枚であってもよい)離間して設けてもよく、また、取付シート12を袋本体9に接着剤などで止着してもよく、更に、取付手段6として、面ファスナーやホックなどを用いることもできる。
更に、箱本体2の正面と背面には、図1に示すように、バックルユニットの雄部16a, 16aや取手23が設けられている。
特に、図例の箱本体2では、底板体13と左右側板体14,14に、不織布でできた可撓性シートが用いられ、前後側板体15,15には、厚紙の板体を不織布の可撓性シートで包んだ保形性の板体が用いられている。
ここで、箱本体2の底板体13と左右側板体14,14にも保形性の板体を用いることができるが、あえて、不織布の可撓性シートを用いているのは、可撓性シートの柔軟性によって、支持板5の取り付け、取り外しを容易に行うことができ、また、コストを下げることもできるからである。
なお、保持手段7は、支持板5の保形性左右側板を挿入して保持できればよく、例えば、帯状の保持シート17を1枚又は複数枚用いてもよく(図6のように)、また、保持手段7として、面ファスナーやホックを用いることも可能である。
なお、着脱手段4は、図例のものに限らず、面ファスナーを適所に設けたものであってもよく、また、面ファスナーの代わりに、紐やホックを用いることもできる。
このように、保形性の板体でできた蓋体3を用いることにより、圧縮収納箱Aを上下に積み重ねることも可能となる。
更に、箱本体2を、展開した状態で、左右側板体14,14内面に設けられた、保持手段7の袋部の開口部18,18から、支持板5の保形性左右側板22,22を挿入して袋部内に位置させて保持することができる。
その後、圧縮式収納袋1内に布団などの収納品を収納した後、箱本体2の左右側板体14,14、前後側板体15,15を、収納品に押しあてて収納品の形を整えながら、立起させて箱状とし、着脱手段4の面ファスナー20a,20bにて固定保持する。
更に、圧縮式収納袋1のチャック10を閉じ、吸引バルブ11に掃除機の吸込みノズルをあてがって吸引すると、箱本体2の形にあわせて布団などの収納品が圧縮され、コンパクトな状態となる。その後、箱本体2に対して蓋体3を閉じ、バックルユニットの雄部16aと雌部16bを結んで固定することができ、この状態で、押入れなどで保管することができる。
なお、上述した圧縮式収納袋1では、袋本体9内を吸引して圧縮するために、吸引バルブ11を設けているが、特に、吸引バルブ11を設けなくても、チャック10をほぼ閉じた状態とし、僅かな開口部から、掃除機の吸込みノズルを挿入して、袋本体9内を吸引して圧縮した後、チャック10を完全に閉めて、圧縮状態に保持することも可能である。
しかも、袋本体底面8の取付シート12に対して、支持板5を挿入したり、抜き取るだけで行うことができるので、作業が簡単である。
更に、底板体13と左右側板体14,14に、可撓性シートを用いることにより、伸縮性が生じ、支持板5の保形性左右側板22,22を、保持手段7の袋部内への挿入、取り外しが行い易い。
1 圧縮式収納袋
2 箱本体
3 蓋体
4 着脱手段
5 支持板
6 取付手段
7 保持手段
8 底面
9 袋本体
10 チャック
11 吸引バルブ
12 取付シート
13 底板体
14 左右側板体
15 前後側板体
16a バックルユニットの雄部
16b バックルユニットの雌部
17 保持シート
18 袋部の開口部
19 折曲部
20 面ファスナー
21 保形性底体
22 保形性左右側体
23 取手
Claims (8)
- 上部を開閉可能とし、底面が平坦な立体的な袋本体を吸引によって圧縮可能な圧縮式収納袋並びに該収納袋を収容する上面開口部を有する箱本体及び前記開口部を塞ぐ蓋体とからなる圧縮収納箱であって、
前記箱本体が、平面視矩形の底板体、該底板体の左右辺から連続し、該左右辺からそれぞれ折り曲げ可能な、立起状態で側面視矩形の左右側板体、前記底板体の前後辺から連続し、該前後辺からそれぞれ折り曲げ可能な、立起状態で正面視矩形の前後側板体と、前記左右側板体の側辺及び前後側板体の側辺を、着脱可能に接続する着脱手段とからなり、
前記箱本体の底板体に内側から添う保形性底板、該底板の左右辺から連続し、該左右辺からそれぞれ折り曲げ可能な、前記箱本体の左右側板体に内側から添う保形性左右側板とからなる支持板と、
前記圧縮式収納袋の袋本体の底面を平坦に保持した状態で前記支持板に取り付ける取付手段と、
を備えた圧縮収納箱。 - 取付手段が、圧縮式収納袋の袋本体の底面の中央部に、取付シートを重ね合わせ、左右辺を開放した状態で、前後辺に沿って止着された請求項1記載の圧縮収納箱。
- 着脱手段が、箱体の前記左右側板体の側辺及び前後側板体の側辺を、面ファスナーにて着脱自在とされた請求項1又は2記載の圧縮収納箱。
- 上部を開閉可能とし、底面が平坦な立体的な袋本体を吸引によって圧縮可能な圧縮式収納袋並びに該収納袋を収容する上面開口部を有する箱本体及び前記開口部を塞ぐ蓋体とからなる圧縮収納箱であって、
前記箱本体が、平面視矩形の底板体、該底板体の左右辺から連続し、該左右辺からそれぞれ折り曲げ可能な、立起状態で側面視矩形の左右側板体、前記底板体の前後辺から連続し、該前後辺からそれぞれ折り曲げ可能な、立起状態で正面視矩形の前後側板体と、前記左右側板体の側辺及び前後側板体の側辺を、着脱可能に接続する着脱手段とからなり、
前記箱本体の底板体に内側から添う保形性底板、該底板の左右辺から連続し、該左右辺からそれぞれ折り曲げ可能な、前記箱本体の左右側板体に内側から添う保形性左右側板とからなる支持板と、
前記圧縮式収納袋の袋本体の底面を平坦に保持した状態で前記支持板に取り付ける取付手段と、
圧縮式収納袋の袋本体の底面に取付手段にて取り付けられた支持板の保形性左右側板を、箱本体の左右側板体に取り付ける保持手段と、
を備えた圧縮収納箱。 - 箱本体の底板体と左右側板体に可撓性シート体を用い、前後側板体に保形性板体を用いた請求項4記載の圧縮収納箱。
- 取付手段が、圧縮式収納袋の袋本体の底面の中央部に、取付シートを重ね合わせ、左右辺を開放した状態で、前後辺に沿って止着された請求項4又は5記載の圧縮収納箱。
- 着脱手段が、箱体の左右側板体の側辺及び前後側板体の側辺を、面ファスナーにて着脱自在とされた請求項4又は5又は6記載の圧縮収納箱。
- 保持手段が、箱本体の左右側板体内面に合わせて、保持シートを重ね合わせ、左右辺以外の周囲を止着することにより、支持板の左右側板体を収納可能な、袋部としてなる請求項4又は5又は6又は7記載の圧縮収納箱。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009004000U JP3153067U (ja) | 2009-06-12 | 2009-06-12 | 圧縮収納箱 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2009004000U JP3153067U (ja) | 2009-06-12 | 2009-06-12 | 圧縮収納箱 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3153067U true JP3153067U (ja) | 2009-08-20 |
Family
ID=54857330
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2009004000U Expired - Lifetime JP3153067U (ja) | 2009-06-12 | 2009-06-12 | 圧縮収納箱 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3153067U (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012503579A (ja) * | 2009-09-10 | 2012-02-09 | 中山市太力家庭用品制造有限公司 | 真空包装袋 |
CN109353673A (zh) * | 2018-11-13 | 2019-02-19 | 岳西县祥瑞塑业有限公司 | 一种散热效果好的大米编织袋 |
JP2019131193A (ja) * | 2018-01-29 | 2019-08-08 | 株式会社ニシムラ | 圧縮用袋 |
-
2009
- 2009-06-12 JP JP2009004000U patent/JP3153067U/ja not_active Expired - Lifetime
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JP2019131193A (ja) * | 2018-01-29 | 2019-08-08 | 株式会社ニシムラ | 圧縮用袋 |
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