JP5644725B2 - トランシーバ - Google Patents
トランシーバ Download PDFInfo
- Publication number
- JP5644725B2 JP5644725B2 JP2011200637A JP2011200637A JP5644725B2 JP 5644725 B2 JP5644725 B2 JP 5644725B2 JP 2011200637 A JP2011200637 A JP 2011200637A JP 2011200637 A JP2011200637 A JP 2011200637A JP 5644725 B2 JP5644725 B2 JP 5644725B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- period
- signal
- dominant
- communication path
- level
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 238000004891 communication Methods 0.000 claims description 107
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 52
- 238000003708 edge detection Methods 0.000 claims description 13
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 20
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 10
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 description 9
- 238000000034 method Methods 0.000 description 7
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 6
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 5
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 description 3
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 2
- 238000013461 design Methods 0.000 description 2
- 238000005070 sampling Methods 0.000 description 2
- 101100172132 Mus musculus Eif3a gene Proteins 0.000 description 1
- 239000002131 composite material Substances 0.000 description 1
- 239000013078 crystal Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 1
- 230000000737 periodic effect Effects 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Transceivers (AREA)
- Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
Description
<全体構成>
図1は、車両に搭載され、ボデー系のアプリケーションを実現する電子制御装置(ボデー系ECU)や、車両の状態を検出したり車両の状態を制御したりするために設けられた関連機器(ライト、センサ等)からなるノード3を、単線のバス状の通信路(以下「バス通信路」という。)5を介して相互に接続した通信システム1の概略構成を示すブロック図である。
バス通信路5は、異なるノード3からハイレベルの信号とロウレベルの信号とが同時に出力されると、バス通信路5上の信号レベルがロウレベルとなるように構成されており、この機能を利用してバス調停を実現する。つまり、バス通信路5上の信号レベルは、ロウレベルが優性(ドミナント)レベルであり、ハイレベルが劣性(レセッシブ)レベルである。
図1に示すように、通信システム1では、ノード3の一つ(ここではボデー・ワイパECU)をマスタ3a、他のノードをスレーブ3bとして、マスタ3aがヘッダを送信することによって、送信を許可するデータ(ひいてはデータの送信元となるスレーブ3b)を順次指定し、ヘッダによって指定されたデータの送信元となるスレーブ3bがレスポンス(データ)を送信するポーリング(定期通信)と、マスタ3aからの指示によらずスレーブ3bが自律的に通信を制御するイベント通信とを実行する。
図3に示すように、マスタ3aは、バス通信路5を介した他ノード3との通信によって得られた情報等に基づき、自ノード3に割り当てられた各種処理を実行する信号処理部10と、信号処理部10から供給されるNRZ符号の送信データTXDを、入力端子PIを介して取り込み、取り込んだ送信データTXDをPWM符号に符号化したものを送信データTXとして通信端子PTを介してバス通信路5へ出力するとともに、バス通信路5から通信端子PTを介して取り込んだ受信データRXをPWM符号からNRZ符号に復号化したものを受信データRXDとして出力端子POを介して信号処理部10へ供給するトランシーバ20とを備えている。なお、トランシーバ20は、入力端子PI、出力端子PO、通信端子PTの他に、信号処理部10から供給される基準クロックCKを取り込むためのクロック端子PCを備えている。
マスタ3aの信号処理部10は、CPU、ROM、RAM、IOポート等からなる周知のマイクロコンピュータ(マイコン)を中心に構成され、更に、調歩同期(非同期)方式のシリアル通信を実現するUART(汎用非同期受信・送信機:Universal Asynchronous Receiver Transmitter )11と、当該信号処理部10を動作させるための動作クロックや、UART11の通信速度と同じ速度(本実施形態では20Kbps)に設定されトランシーバ20へ供給する基準クロックCKを発生させる発振子12とを備えている。なお、発振子12には、安定した周波数で発振する高精度のもの(例えば水晶発振子)が用いられている。
図3に戻り、マスタ3aのトランシーバ20は、信号処理部10からクロック端子PCを介して供給される基準クロックCKに同期した各種タイミング信号を生成するタイミング生成部21と、タイミング生成部21にて生成されたタイミング信号に従って、送信データTXDの符号化、受信データRXの復号化を行う符号化復号化部22と、符号化復号化部22にて符号化された送信データTXを通信端子PTから出力する送信バッファ23と、通信端子PTを介して取り込んだ信号を二値化し受信データRXとして符号化復号化部22へ供給する受信バッファ24とを備えている。
タイミング生成部21は、複数のインバータをリング状に接続することで構成されたリングオシレータ等からなる簡易な発振回路を備え、この発振回路が発生させたカウント用クロックCCKを分周することによって、各種タイミング信号を生成する。カウント用クロックCCKは、基準クロックCKの周波数に対して十分に高い周波数(数十〜数百倍程度)を有するように設定されている。
図4は、符号化復号化部22の構成を示すブロック図である。
符号化復号化部22は、入力端子PI(図3参照)を介して入力された送信データTXD(NRZ符号)を伝送路符号(PWM符号)に符号化する符号化回路27と、受信バッファ24(図3参照)が取り込んだ受信データRXをNRZ符号に復号化する復号化回路28と、符号化前の送信データTXDと復号化後の受信データRXDをビット単位で比較し、信号レベル(ロウレベル/ハイレベル)が不一致である場合にアクティブレベルとなる衝突検出信号CDを符号化回路27へ出力するビット調停回路29とを備えている。
図3に戻り、スレーブ3bは、マスタ3aと同様に、バス通信路5を介した他ノード3との通信によって得られた情報等に基づき、自ノード3に割り当てられた各種処理を実行する信号処理部40と、信号処理部40から供給されるNRZ符号の送信データTXDを、入力端子PIを介して取り込み、取り込んだ送信データTXDを、PWM符号に符号化したものを送信データTXとして通信端子PTを介してバス通信路5へ出力するとともに、バス通信路5から通信端子PTを介して取り込んだ受信データRXを、PWM符号からNRZ符号に復号化したものを受信データRXDとして出力端子POを介して信号処理部40へ供給するトランシーバ50とを備えている。
スレーブ3bの信号処理部40は、トランシーバ50に対して基準クロックCKを供給する機能が省略されている点以外は、マスタ3aの信号処理部10と同様に構成されている。ただし、スレーブ3bの信号処理部40は、必ずしもマイコンによって構成する必要はなく、例えば、UART11に相当する機能を少なくとも備えたシーケンサと、そのシーケンサを動作させる動作クロックを生成する発振回路とによって構成してもよい。
スレーブ3bのトランシーバ50は、クロックマスタとしての機能が省略され、レセッシブ波形及びドミナント波形を自らは出力せず、マスタ3aによってレセッシブ波形が継続的に出力されている状態において、ロウレベルの信号を一定期間出力してレセッシブ波形に重畳することでバス通信路5上にドミナント波形を形成する。つまり、スレーブ3bのトランシーバ50は、送信データTXとしてレセッシブを送信する場合には、重畳用のロウレベルの信号を出力しないことでバス通信路5上のレセッシブ波形を維持し、送信データTXとしてドミナントを送信する場合には、重畳用のロウレベルの信号を出力することでバス通信路5上にドミナント波形を形成する。
図7は、スレーブ3bのトランシーバ50でビットごとに実行される処理のフローチャートである。
以上説明したように、通信システム1では、スレーブ3bが、マスタ3aから出力されるレセッシブ波形にロウレベルの信号を重畳し、ドミナント波形をバス通信路5上に形成することで、ドミナントをバス通信路5へ送信する。このため、スレーブ3bは、マスタ3aからレセッシブ波形が継続的に出力されている状態において、ロウレベルの信号を出力することでドミナントを送信し、ロウレベルの信号を出力しないことでレセッシブを送信することができる。したがって、マスタ3aから送信される信号において定期的に発生する立ち下がりエッジ(クロック成分)を維持しつつ、スレーブ3bからのデータ送信を実現することができる。
以上、本発明のいくつかの実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において様々な態様にて実施することが可能である。
Claims (2)
- 信号レベルがレセッシブレベルからドミナントレベルへ定期的に変化する伝送路符号であって、ドミナントレベルが第1の期間継続する波形でレセッシブ値が表現され、ドミナントレベルが前記第1の期間よりも長い第2の期間継続する波形でドミナント値が表現される伝送路符号を用いて符号化された信号を、バス通信路へ送信するマスタノードと、
前記マスタノードによって送信された信号を前記バス通信路を介して受信するスレーブノードと、
を備える通信システムにおいて、前記スレーブノードに用いられるトランシーバであって、
前記バス通信路上の信号レベルがレセッシブレベルからドミナントレベルへ変化する注目エッジを検出するエッジ検出手段と、
前記エッジ検出手段により前記注目エッジが検出されてから前記第1の期間が経過する前に、前記第2の期間よりも短い第3の期間継続してドミナントレベルの信号を前記バス通信路へ出力することで、ドミナント値の信号を前記バス通信路へ送信する出力手段と、
を備えることを特徴とするトランシーバ。 - 請求項1に記載のトランシーバであって、
カウント用クロックを発生するクロック発生手段と、
前記エッジ検出手段により前記注目エッジが検出されてから次の前記注目エッジが検出されるまでの間隔であるエッジ間隔を、前記カウント用クロックを用いてカウントし、そのカウント値を用いて算出される前記第2の期間を基準に前記第3の期間を算出する算出手段と、
を更に備え、
前記出力手段は、前記算出手段により算出された前記第3の期間継続してドミナントレベルの信号を前記バス通信路へ出力する
ことを特徴とするトランシーバ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011200637A JP5644725B2 (ja) | 2011-09-14 | 2011-09-14 | トランシーバ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011200637A JP5644725B2 (ja) | 2011-09-14 | 2011-09-14 | トランシーバ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013062724A JP2013062724A (ja) | 2013-04-04 |
JP5644725B2 true JP5644725B2 (ja) | 2014-12-24 |
Family
ID=48187019
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011200637A Active JP5644725B2 (ja) | 2011-09-14 | 2011-09-14 | トランシーバ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5644725B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6205930B2 (ja) * | 2013-07-17 | 2017-10-04 | 株式会社デンソー | 受信装置及び通信システム |
JP5825305B2 (ja) | 2013-08-26 | 2015-12-02 | 株式会社デンソー | 通信システム |
JP6379925B2 (ja) * | 2014-09-24 | 2018-08-29 | 株式会社デンソー | 通信波形生成装置 |
JP6012892B1 (ja) | 2016-01-20 | 2016-10-25 | 三菱電機株式会社 | 内燃機関の制御装置及びその制御方法 |
US9705697B1 (en) * | 2016-03-14 | 2017-07-11 | Cypress Semiconductor Corporation | Transceiver for communication and method for controlling communication |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3164402B2 (ja) * | 1991-04-02 | 2001-05-08 | 古河電気工業株式会社 | 多重伝送方式 |
JP2526785B2 (ja) * | 1993-06-04 | 1996-08-21 | 日本電気株式会社 | デ―タ伝送装置 |
JPH0936922A (ja) * | 1995-07-21 | 1997-02-07 | Toyota Motor Corp | デジタル信号変調方式 |
JP3465889B2 (ja) * | 2000-07-18 | 2003-11-10 | Necマイクロシステム株式会社 | シリアルデータ転送装置、その制御方法、及び、通信装置 |
-
2011
- 2011-09-14 JP JP2011200637A patent/JP5644725B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2013062724A (ja) | 2013-04-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9154175B2 (en) | Transceiver and communication apparatus transmitting and receiving data encoded by transmission code | |
JP5541234B2 (ja) | トランシーバ | |
JP5905678B2 (ja) | トランシーバ | |
JP2013030932A (ja) | 通信システム及び、当該通信システムに用いられるサブマスタノード | |
JP5644725B2 (ja) | トランシーバ | |
JP5977152B2 (ja) | 通信装置 | |
US8825935B2 (en) | Pattern detection for partial networking | |
JP2007324679A (ja) | シリアル通信用ボーレートジェネレータ | |
KR20120101570A (ko) | 부분 네트워킹을 위한 웨이크업 버스 메시지의 정의 | |
JP5609930B2 (ja) | トランシーバ | |
JP5664606B2 (ja) | 復号化回路 | |
JP2012080360A (ja) | 通信システム、マスタノード、スレーブノード | |
JP2014027510A (ja) | 通信制御装置 | |
JP5678828B2 (ja) | トランシーバ | |
JP4419867B2 (ja) | データ処理装置 | |
JP5958335B2 (ja) | 通信ノード、及び通信システム | |
JP5922350B2 (ja) | 通信システム,トランシーバ | |
JP6094609B2 (ja) | 通信システム | |
JP5598441B2 (ja) | 通信装置 | |
JP2014027509A (ja) | 通信制御装置 | |
JP2014187545A (ja) | 通信システム、及び監視通信ノード並びに監視方法 | |
JP2013012914A (ja) | 通信ノード、及び通信システム並びに通信方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20131021 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20140917 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20141007 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20141020 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 5644725 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |