JP5643612B2 - 画像処理装置およびその方法 - Google Patents
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Description
像担持体の上における、現在のラインの走査線位置の副走査方向の誤差を算出する誤差の算出手段と、
前記像担持体の上における、現在のライン、並びに、前記現在のラインに対して以前の複数のラインの各走査線位置を示す情報を格納する格納手段と、
前記格納手段に格納された情報に基づいて、前記像担持体の上における、前記現在のラインの走査線位置と前記現在のラインの次に走査されるラインの走査線位置との間の距離を予測する予測手段と、
前記現在のラインの直前に走査されたラインの走査線位置と前記現在のラインの走査線位置との距離、及び前記現在のラインの走査線の走査線位置と前記現在のラインの次に走査されるラインの走査線位置との間の距離に基づいて、露光量の補正率を算出し、前記補正率によって前記現在のラインの露光量を制御する制御手段と、
前記格納手段に格納された情報を参照して、前記予測手段が、前記現在のラインの走査線位置と前記現在のラインの次に走査されるラインの走査線位置との間の距離を予測する際に用いる係数を設定する係数の設定手段とを有することを特徴とする。
図1により実施例の画像形成装置の構成例を説明する。
画像形成ステーションは、感光体ドラム401の回転速度が一定になるよう制御し、かつ、レーザ光による各走査線の書き出しタイミングの時間間隔が一定になるよう制御して、基準走査線間隔を維持する。
t(n) = (n - 1)・t0
Db(n) = (n - 1)・r・t0・ω …(1)
図4のフローチャートにより露光量制御を説明する。なお、図4に示す処理は、レーザ光の走査ごとに行われ、一画像の副走査方向の画素数(ライン数)分、回繰り返される。また、図5のブロック図により露光量制御を行う構成例を説明する。
Da(n) = r・θ' …(2)
Dx(n) = Db(n)- Da(n) …(3)
Px(n) = Dx(n) + Lx(n) …(4)
Px(n-m) = Px'(n-m+1);
…
Px(n-2) = Px'(n-1);
Px(n-1) = Px'(n);
Px(n) = Px(n); …(5)
ここで、Px'は前回までの処理で得られた誤差、
Pxは現在の処理で得られた誤差。
m+1は走査線位置の誤差情報の格納数(例えば201)。
G(n, n-1) = X + Px(n) - Px(n-1) …(6)
G'(n, n+1) = X + Px'(n+1) - Px(n)
Px'(n+1) = ΣaiPx(n-i) …(7)
ここで、Px'(n+1)は後ラインn+1の誤差の推定値、
aiは予測係数(例えば、i=0〜4)。
x'(k) = Σaix(k-i) …(8)
ここで、x'(k)は予測値、
x(k-i)は事前に観測された値、
aiは予測係数。
E' = R・E …(9)
補正率算出部107は、走査線間隔の誤差により発生するバンディングを低減するように補正率Rを算出する。言い換えれば、以下に説明する予測濃度OD101と予測濃度OD102が等しくなるように補正率Rを定める。
OD101 = sh(0) + Σish(iX) …(10)
OD102 = R×sh(0) + Σish{G(n, n+i)} …(11)
ここで、sh()は本来のレーザ光Lの強度Eで孤立ドットを印刷した場合の濃度分布を表す関数、
Xは基準走査線間隔、
iの範囲は{-1, 1}。
R = 1 + 1/sh(0)×Σi[sh(iX) - sh{G(n, n+i)}] …(12)
図10の模式図により画像形成装置が行う各処理の順序を説明する。領域1001は像形成が可能な領域を示し、領域1002は形成する画像の領域を示す。
上記の露光量制御においては、後ラインの位置の誤差Px'を予測し、走査線間隔に誤差があることを前提に現ラインにおける濃度OD102を予測し、これらの予測に基づき露光量Eの補正率Rを算出した。もし、これら予測に大きな誤差があれば、露光量Eを適切に補正することができない。そこで、予測のキャリブレーションを行う。なお、キャリブレーションは、図1に示す画像形成装置の電源投入直後、所定数の画像形成を行った後、ユーザが指定する場合など、所定のタイミングで行う。
Xa = b
X\Xa = X\b
a = X\b …(13)
ここで、┌ ┐
│Px(n-m) 0 … 0 │
│ : Px(n-m) … : │
│Px(n-1) : … 0 │
X = │ P(x) Px(n-1) … Px(n-m)│
│ 0 P(x) … : │
│ : : … Px(n-1)│
│ 0 … 0 P(x) │
└ ┘
┌ ┐ ┌ ┐
│ 1 │ │ 1│
│-a0│ b = │ 0│
a = │-a1│ │:│
│-a2│ │ 0│
│-a3│ └ ┘
│-a4│
└ ┘
演算記号「\」は左除算。
Xa = Px(n) - a0・Px(n-1) - a1・Px(n-2) - a2・Px(n-3)
- a3・Px(n-4) - a4・Px(n-5) …(14)
sh(x) = {1/√(2π)σ}・exp{-x2/(2σ2)} …(15)
Δσ = ksh・Σ|ODreal - OD102| …(16)
ここで、kshは予め設定されているパッチ濃度の予測誤差とσの関係を示す係数。
σ = σ' - Δσ …(17)
ここで、σ'は前回の関数sh()の算出に用いた標準偏差。
上記では、走査線位置格納部105の走査線位置テーブルに、各走査線の、副走査方向の位置誤差を格納する例を説明したが、例えば、現在の走査線の基準位置を基準とする相対位置情報や、隣接する走査線間隔などを走査線位置テーブルに格納してもよい。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
Claims (7)
- 像担持体の上における、現在のラインの走査線位置の副走査方向の誤差を算出する誤差の算出手段と、
前記像担持体の上における、現在のライン、並びに、前記現在のラインに対して以前の複数のラインの各走査線位置を示す情報を格納する格納手段と、
前記格納手段に格納された情報に基づいて、前記像担持体の上における、前記現在のラインの走査線位置と前記現在のラインの次に走査されるラインの走査線位置との間の距離を予測する予測手段と、
前記現在のラインの直前に走査されたラインの走査線位置と前記現在のラインの走査線位置との距離、及び前記現在のラインの走査線の走査線位置と前記現在のラインの次に走査されるラインの走査線位置との間の距離に基づいて、露光量の補正率を算出し、前記補正率によって前記現在のラインの露光量を制御する制御手段と、
前記格納手段に格納された情報を参照して、前記予測手段が前記現在のラインの走査線位置と前記現在のラインの次に走査されるラインの走査線位置との間の距離を予測する際に用いる係数を設定する係数の設定手段とを有することを特徴とする画像処理装置。 - 前記制御手段はさらに、前記現在のラインの直前に走査されたラインの走査線位置と前記直前に走査されたラインよりさらに前に走査されたラインの走査線位置との距離を算出し、当該算出された距離を前記補正率の算出に用いることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
- 前記制御手段は、前記現在のラインの直前の走査による前記現在のラインの走査線位置における記録濃度と、前記現在のラインの次の走査による前記現在のラインの走査線位置における記録濃度と、前記現在のラインの走査による前記現在のラインの走査線位置における記録濃度と、の和に基づいて、前記補正率を算出する請求項1又は2に記載の画像処理装置。
- さらに、前記像担持体の上に形成したパッチの濃度を測定し、前記濃度の測定結果および前記制御手段が予測する前記パッチの濃度から、前記制御手段が前記補正率を算出する際の濃度の予測関数を設定する関数の設定手段を有することを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の画像処理装置。
- 前記予測手段は、前記現在のライン、並びに、前記現在のラインに対して以前の複数のラインの各走査線位置の誤差を用いた線形予測によって算出される、前記現在のラインの次に走査されるラインの走査線位置の誤差の推定値に基づいて、前記距離を予測することを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の画像処理装置。
- 誤差の算出手段、格納手段、予測手段、制御手段、及び係数の設定手段を有する画像処理装置の画像処理方法であって、
前記格納手段は、像担持体の上における、現在のライン、並びに、前記現在のラインに対して以前の複数のラインの各走査線位置を示す情報を格納し、
前記画像処理方法では、
前記誤差の算出手段が、前記像担持体の上における、現在のラインの走査線位置の副走査方向の誤差を算出し、
前記予測手段が、前記格納手段に格納された情報に基づいて、前記像担持体の上における、前記現在のラインの走査線位置と前記現在のラインの次に走査されるラインの走査線位置との間の距離を予測し、
前記制御手段が、前記現在のラインの直前に走査されたラインの走査線位置と前記現在のラインの走査線位置との距離、及び前記現在のラインの走査線の走査線位置と前記現在のラインの次に走査されるラインの走査線位置との間の距離に基づいて、露光量の補正率を算出し、前記補正率によって前記現在のラインの露光量を制御し、
前記係数の設定手段が、前記格納手段に格納された情報を参照して、前記予測手段が前記現在のラインの走査線位置と前記現在のラインの次に走査されるラインの走査線位置との間の距離を予測する際に用いる係数を設定することを特徴とする画像処理方法。 - 画像処理装置を請求項1乃至5の何れか1項に記載された画像処理装置の各手段として機能させることを特徴とするプログラム。
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