JP5641930B2 - 画像診断システム、タイムスタンプ計算方法、この方法を実行するプロセッサ、この方法をプログラミングしたコンピュータ読取媒体 - Google Patents

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Description

本出願は、異なる大きさのピクセル等を使用する医療応用におけるPET(positron emission tomography)及び/又はSPECT(single photon emission computed tomography)スキャナに特に有用である。しかしながら、説明する技術は、他の形式の走査システム及び/又は他の医療応用にも応用されることは分かっている。
PETにおけるシンチレータピクセルの大きさは、結果生じる画像の空間分解能を決める主な要因である。従って、考慮している応用に依存して、スキャナ形状及びピクセルの大きさは、スキャナの性能及び競争力を最高にするように最適化される。例えば、全身用スキャナに使用される一般的なピクセルの大きさは、4×4mmであるのに対し、脳又は動物用スキャナでは、分解能を上げるために、2×2mmから1×1mmのピクセルの大きさが用いられる。シンチレータのピクセルと光検出器との1:1の結合は、性能を最適化するのにしばしば用いられ、言い換えると、各々の特定応用のために特別設計された光検出器が必要である。しかしながら、これは光検出の連鎖の大幅な変更もまた意味している。光電子増倍管及びアンガーロジック(Anger logic)を用いている従来のシステムでは、これはさらに、導光板の設計及び光電子増倍管の管の大きさは適合されなければならず、故にシステム開発及び製造費用が高くなることを意味している。
各々のシンチレータ素子と結合した検出器を多数持つことは、空間分解能を向上させ、これら複数の検出器は、シンチレータにおいてシンチレーション事象が起きた場所を決めることができる。しかしながら、TOF型(time-of-flight)測定を決めるためのタイミング分解能は、複数の検出器の各々がほんの僅かな光だけしか見てなく、その光を別々の遅延で受信しているので、信用できない。それに反して、各シンチレータを対応する検出器と結合させることは、前記タイミング分解能を最適化するが、空間分解能は低下させる。結晶からの光を全て受信する単一の検出器は、正確なタイムスタンプを供給することができるが、分解能はシンチレータの大きさに制限される。
加えて、従来の結晶に基づくPETシステムでは、シンチレータ結晶は、前記光検出器と1:1で結合(画素化読み出し)又は結晶を特定するためのアンガーロジックを用いて導光板を介して結合されるかのどちらかである。画素化読み出しの欠点は、莫大な数のチャンネルであり、結晶の大きさがますます小さくなることによる光検出器の費用である。他方、アンガーロジックに基づくシステムは、多くの結晶を数個の光検出器にマッピングして、玉突き(pile up)及び不感時間(dead time)の増大及び従って低下する計数率特性を犠牲にさらに少ないチャンネル数となる。
従って、上述した欠陥を克服することを容易にするシステム及び方法に対する必要が技術的にまだ満たされていない。
ある態様によれば、画像診断システム用の仮想ピクセルアレイは、少なくともシンチレータ結晶を有する仮想ピクセル、前記シンチレータ結晶に光学的に結合された、前記結晶におけるシンチレーションに応答して出力信号を生成する複数の光検出器、及び前記複数の光検出器により検出されるような、前記シンチレータ結晶へのガンマ線の衝突に関連する前記出力信号を処理し、ガンマ線の衝突に対するタイムスタンプを計算するバーチャライザ(virtualizer)を含む。
もう1つの態様によれば、仮想ピクセルに対するタイムスタンプを計算する方法は、この仮想ピクセルのシンチレータ結晶へのガンマ線の衝突を受信するステップ、ガンマ線の衝突に関連する光検出器の各々に対するエネルギー及び光検出器のタイムスタンプを決めるために、前記シンチレータ結晶に光学的に結合された複数の光検出器の各々からの出力信号を評価するステップ、並びにガンマ線の衝突に関連する前記複数の光検出器により検出されたエネルギーを組み合わせることにより、前記ガンマ線の衝突の総エネルギーを計算するステップを有する。前記方法はさらに、ガンマ線の衝突に対するタイムスタンプを、前記複数の光検出器の少なくとも1つの光検出器により記録された前記光検出器のタイムスタンプの関数として計算するステップも含む。
さらにもう1つの態様は、画像診断装置用の検出器アレイに関連し、この検出器アレイは、アレイ状に配された複数の光検出器、及びアレイ状に配されると共に、前記複数の光検出器に光学的に結合された複数のシンチレータ結晶を有する。ここで光検出器アレイ及びシンチレータアレイは、幾つかのシンチレータ結晶が他のシンチレータ結晶とは異なる数の光検出器に結合されるように、互いにオフセットされている。この検出器アレイはさらに、ガンマ線が衝突した前記シンチレータ結晶に光学的に結合された複数の光検出器の1つ以上の検出器により生成した出力信号に基づいて、前記ガンマ線が衝突したシンチレータ結晶を特定する処理器を有する。
1つの利点は、検出器アレイの設計費用が下がることである。
もう1つの利点は、多様の大きさのスキャナに万能な検出器アレイのチップにある。
もう1つの利点は、異なる大きさの結晶を利用している検出器アレイ又はスキャナ間の互換性を向上させることにある。
当業者は、以下の詳細な説明を読んで理解すると、本発明のさらに他の利点が分かるであろう。
本発明は、様々な構成要素及びこれら構成要素からなる装置、並びに様々なステップ及びステップからなる装置で形を成す。図面は様々な態様を説明することだけを目的とし、本発明を制限するとは解釈すべきではない。
様々なシンチレータアレイの何れかと光学的に結合されるように構成された検出器チップに用いられる仮想ピクセルを説明する。 上述したソフトウェアベースの仮想ピクセルに類似する方法で、万能なチップに用いられるハードウェアベースの仮想ピクセルを示す。 個々のパルスA、B、C及びDを用いて結晶のシンチレーションに応答する、4つの光検出器からの出力信号を説明する。 アンガーロジックを用いて、仮想ピクセルへのガンマ線の衝突に対するタイムスタンプを決めることを容易にするハードウェアベースの仮想ピクセルの説明図。 標準的な画素化読み出し手法の利点を維持し、個々の光検出器に直接結合している結晶を含む一方、読み出しチャンネルの数を4分の1に減少させる、PET撮像システム用の疑似画素化(quasi pixelated)読み出し手法の一例を説明する。 ソフトウェアベースの仮想ピクセルを用いて、より小さな実ピクセルを組み合わせることを容易にする方法を説明する。 ハードウェアベースの仮想ピクセルを用いて、より小さな実ピクセルを組み合わせることを容易にする方法を説明する。 疑似画素化読み出し手法を可能すると共に、多数のシンチレーション結晶に直接結合された光検出器を有する検出器のための読み出しチャンネルを減少させる方法を説明する。 検出器、検出器アレイ、ピクセルアレイ、仮想ピクセル及び/又はここに説明される方法の1つ以上と一緒に用いられるような画像診断装置を説明する。
図1は、様々なシンチレータアレイ(図示せず)の何れかと光学的に結合されるように構成された検出器チップに用いられる仮想ピクセルを説明する。"仮想"ピクセルは、光検出器及びシンチレータ結晶の構成可能な組み合わせとすることができ、例えば1×1mmの光検出器の4×4の配列、すなわち所定の大きさの光検出器の他の何らかの大きさの配列のような、所定の標準型の検出器として役割を果たす又は現れるように構成される。この万能なチップは、同じチップが様々なPETスキャナに使用されることを可能にすることにより製造費用を下げる。ここで説明されるシステム及び方法がPETシステムに関して主に示されていても、上記システム及び/又は方法は、他の放射線検出システムと同様に、SPECTシステムと一緒に使用されてもよい。
新しいCMOSベースの光検出器の新設計、製造及び検査は、労力がいる試みである。この障害を克服するために、PET及び/又はSPECTにおける全種類の用途に適するデジタルシリコン光電子増倍管検出器を設計することが望ましい。この問題は、幾つかの小さなピクセルを組み合わせてより大きな仮想ピクセルにすることで克服され、これはハードウェア又はソフトウェアのどちらか一方で行われることができる。例えば、4つのソリッドステート検出器が正方形に並べられることができ、4つの独立した検出器として動作する、単一の検出器として動作させるためにグループ化される等ができる。仮想ピクセルは、デジタルシリコン光電子増倍管に基づくPET検出器に仮想化(virtualization)を導入することを容易にして、これは、光検出素子及び読み出し回路をチップに集積させる。従って、図1に説明される仮想ピクセルは、ソフトウェアベースの仮想化手法を示し、(ハードウェアベースの仮想化手法を示す)後続する図は、幾つかの小さな光検出器12を接続してより大きな仮想ピクセルにすることを容易にする追加の回路を示す。これら回路は、検出器の性能を犠牲にすることなく、前記用途に適合する。結果として、フリーサイズ(one-size-fits-all)の検出器が設計され、従って、設計及び製造に関する費用を節約し、同じ大きさのモノリシックピクセルに比べ改善された読み出し性能となる。
ある実施例において、前記仮想ピクセルは、所定の大きさのシンチレータ結晶10及び複数の小さな光検出器のピクセル12を有する。様々な態様に従って、部分的な検出器のデータを組み合わせ、仮想ピクセル結晶の一部において感知されたガンマ線記録事象を表す最後の"衝突"にするために、バーチャライザ14(例えば処理器)によりアルゴリズムが用いられる。加えて、タイミング分解能を向上させると共に、データレートを低下させるハードウェアが前記仮想ピクセルと一緒に用いられてもよい。
以下の実施例は、仮想ピクセルが有用であるシナリオを説明するために示される。例えば動物用スキャナの場合、1×1mmであるような、最も小さい実用的なピクセルの大きさを持つ光検出器を実装し、次いで前記検出器が脳又は人間用スキャナに用いられる場合、大きな結晶を2×2又は4×4の光検出器に接着することが望ましい。さらにこの実施例に対し、4個又は16個の光検出器のピクセルが、結晶から放射された光子を検出することができ、別々のFPGA(field programmable gate array)等に実装される外部ロジックは、ガンマ線の衝突のエネルギー及び時間を得るために前記ピクセルを組み合わせることができる。しかしながら、これは、前記ピクセルは結晶が放射した光の1/4又は1/16しか分からないので、タイミング分解能を低下させることになり、これは、タイミング情報が特に重要であるTOF型のPETスキャナには大きなピクセルが使用されるので、特に不利である。タイミング分解能を損なうことなく、仮想ピクセルを構築するために、前記光検出器のトリガライン(trigger line)は、図2に関して以下に説明されるように、対称的に一緒に組み合わせることができる。
他の態様によれば、仮想ピクセルが検出器アレイに用いられる応用に基づいて、ユーザが(例えばプルダウンメニュー又は他の何らかのインタフェースを介して)仮想ピクセルの大きさを選択することを可能にするためのソフトウェアが用いられてもよい。ハード仮想ピクセルにおいて活性するトリガラインを選択するためのソフトウェアが用いられてもよく、これは仮想ピクセルの動作を操作することを容易にする。
図2は、上述したソフトウェアベースの仮想ピクセルに類似する方法で、万能なチップに用いられるハードウェアベースの仮想ピクセルを示す。仮想ピクセルは、この仮想ピクセルにより構成される小さい光検出器12を接続するトリガライン22を含む。加えて、TDC(time-to-digital converter)26は、組み合わされたピクセルの何れかに到達する最初の光子の時間を測定するのに用いられることができる。その上、2006年8月28日出願の米国特許出願番号11/467,670号(発明の名称"Digital Silicon Photomultiplier")に開示されるように、結果生じる衝突を検証するのに検証信号の組み合わせが用いられる。この検証信号は、事象が実際の衝突であるか又は取得がダークカウント(dark count)により始まったかを判断するのに使用される。それは実際の衝突とノイズとを区別するのに使用される一方、TDCを止めるのに使用される最初のトリガレベルは、最適なタイミング分解能を得るためにノイズの下限よりちょっと上に設定される。仮想ピクセルにおいて、検証信号は、点火する最初のセルがTDCを止めて、前記取得を開始するので有用である。従って、ダークカウントの場合、前記検証は、ピクセルが全部の取得を実施し、その後データを処分するのを防ぐ。ピクセルの不感時間中の如何なる衝突も不正確なタイムスタンプとなり、さらに不正確なエネルギーにもなり得るので、そうすることがピクセルの不感時間を増大させる。
前記検証は以下のようにする、デジタルシリコン光電子増倍管において、トリガネットワークは、TDCに接続された水平のトリガラインを作動させる仮想の列のラインに階層状に細分される。衝突の検証は、2本以上の列のトリガラインが検証すべき衝突に対する衝突を示すことを意味する。例えば、ある例によれば、4つの列が約5ns以内に活動を表す場合、このとき前記事象は実際の衝突とみなされることができる。そうでなければ、前記ピクセルは、次の衝突の準備をするためにすぐにリセットされる。5ns以内に夫々のラインにおいて4つのダークカウントを検出する可能性はかなり低く、上述の検証手法をかなり効果的にする。従って、仮想ピクセルにおける衝突を検証するために、少なくとも1つの光検出器が前記衝突を検証する。他の時間期間(例えば5nsより上、5ns未満等)と同じく、活動を示す他の列数(例えば4つより上、4つ未満等のような)は、ここで説明した様々な検証手法と一緒に用いられること、及び上記の実施例が本質的な実例であり、説明した態様の範囲を制限するとは意味しないことが分かる。
"ソフト"及び"ハード"仮想化の違いは、ハード仮想化の場合、これらトリガラインは追加のTDC部品26に接続された平衡ネットワークを介して接続されるので、仮想ピクセルに含まれる光検出器12が衝突のタイムスタンプに直接貢献する。幾つかの実施例において、このTDC部品は、仮想ピクセルにより構成される夫々の光検出器からのダークカウントを合計する累算器(accumulator)も同様に有する。従って、光子統計は殆ど変わらないままである。2×2mmの仮想ピクセルが図2に示されたとしても、所望するなら、4つの仮想ピクセルが4×4mm等のピクセルを実現するのに使用されることができる。選択器/マルチプレクサ28は、どのデータを1つ以上の出力バッファ(図示せず)に転送するか選択する。ある実施例において、ソフトウェアは、ピクセルの動作を操作するために、ハード仮想ピクセルにおいてどのトリガラインを活性させるかを決める。
ソフト仮想化において、最後の衝突のタイムスタンプ及びエネルギーは、アルゴリズムにより計算され、所望するならば、このアルゴリズムは性能を理由に外部のFPGAで実施されることもできる。前記アルゴリズムは、仮想ピクセルに含まれる全てのピクセルからのタイムスタンプ及びエネルギーを使用し、全てのピクセルが繋がったかのように、衝突のタイムスタンプ及びエネルギーを計算する。総エネルギーを計算することは単純明快である一方、タイムスタンプを計算することはより複雑となる。
組み合わされた衝突のタイムスタンプを計算する幾つかの方法が可能である。例えば、このタイムスタンプは、部分的なタイムスタンプのエネルギーの重み付き和として、アンガーロジックで用いた方法に類似するやり方で計算されることができる。つまり、図2Aに描かれるように、4つの示される検出器の各々は、夫々のパルスA、B、C及びDでのシンチレーションに応答し、その始まりは時間を示し、その範囲はエネルギーを示す。しかしながら、この方法は、ハードウェアにおいて実施されるべき幾つかの乗加算演算及び固定小数点除算を含む。もう1つの方法は、このタイムスタンプが光子統計を理由に最も正確であると仮定すれば、最も高いエネルギー(例えば図2Aの実施例ではC)を持つ衝突のタイムスタンプを使用する。代わりに、部分的な衝突のエネルギーに関係なく、最も早いタイムスタンプ(図2AではA)が使用されることができ、この方法は、仮想ピクセルのトリガラインの配線を真似ている。ハード仮想化の場合以上に、タイムスタンプに影響を及ぼす誤差の発生源(例えば量子ノイズ、TDCシフト及び数値誤差)が幾つか存在していたとしても、ソフト仮想化はかなり安価であり、如何なる追加のハードウェアも必要ない。これは、より少ない数のゲートによる潜在的に高い製造歩留まりとなり得る。
図3は、アンガーロジックを用いて、仮想ピクセルへのガンマ線の衝突に対するタイムスタンプを決めることを容易にするハードウェアベースの仮想ピクセルの説明図である。例えば、光検出器チップは、図示されるように、2×2mmの結晶を持つスキャナに最適化される。同じチップは全身用スキャナに使用されることができ、ここで2×2ピクセルは、TOFに最適化されたタイミング分解能を持つ4×4mmの仮想ピクセルを達成するために組み合わされる。他方、同じ検出器は、例えば動物用スキャナにおいて導光板及び1×1mmの結晶にも接続される。代わりに、マッピング手法が導光板無しで使用されることもできる。アンガーロジックを実装する回路をチップ自身に置くことができ、従って、読み出しの型を残りのシステムに明白にする。仮想ピクセルにより構成される光検出器ピクセル12の方向は、図3に示されるように、電子機器による如何なる"死角"も最小にするように最適化される。加えて、ピクセル12間にある空間は、回路等を処理するのに利用されることができる。
仮想化に用いられる回路の量を最小にするために、幾つかの既存の構成要素(例えばTDC、I/Oバッファ、累算器等)が再利用されることができる。トリガネットワーク22は、バッファの対称的な平衡木を形成する。加えて、衝突検証ロジック(図示せず)は、ダークカウントによるトリガを実際の衝突から切り離することを容易にするために、類似するやり方で接続される。各ピクセルからの検証信号の少なくとも1つは、取得が続くのに有効な衝突を示すことができる。実ピクセルにおける検証ロジックは、これを達成するために、仮想ピクセルの検証ロジックにとって代わられることができる。その上、前記取得のシーケンスは、仮想ピクセル状態機械(virtual pixel state machine)により制御されることができる。
加えて、仮想ピクセルの読み出し時間は、この読み出し時間がピクセルの大きさと共に増大するモノリシックの大きなピクセルに比べ、仮想ピクセルを作り上げる小さなピクセルの読み出し時間と略同じである。これは、より小さなピクセルの並列読み出しの結果であり、これは読むために多くのラインを持つ大きなピクセルで行うよりも早く行うことができる。
ここで説明した様々な態様がソフトウェアベースの仮想ピクセルとハードウェアベースの仮想ピクセルとを区別していとしても、ハード仮想ピクセル及びソフト仮想ピクセルの両方の組み合わせは、本出願の範囲及び意図に含まれていると理解されるべきである。例えば、分離したハード及びソフト仮想ピクセルの組み合わせが単一の仮想ピクセルアレイに用いられることができる。もう1つの実施例によれば、単一の仮想ピクセルは、図2及び3に関して説明したようなハード仮想ピクセルの特徴の何れか又は全部と同じく、図1に関して説明したようなソフト仮想ピクセルの特徴の何れか又は全部を用いることができる。その上、ソフト仮想ピクセルを用いていようが、ハード仮想ピクセルを用いていようが仮想ピクセルアレイは、所定の関心領域等に所望のピクセルの大きさを配置するために、異なる大きさの仮想ピクセルを用いることができる。
もう1つの実施例において、仮想ピクセルの大きさの組み合わせが単一の検出器アレイに用いられる。例えば、1×1の仮想ピクセルは、その位置での空間分解能を最大にするために関心領域の周りで用いられることができる一方、より大きな仮想ピクセル(例えば、2×2、4×4等)は、他の場所に用いられる。さらにもう1つの実施例によれば、1×1の仮想ピクセルは、空間分解能のために用いられ、それに隣接する2×2又は4×4の仮想ピクセルは、タイミング分解能のために用いられる。この実施例において、交互に並ぶ仮想ピクセルの大きさのパターンが同じ検出器アレイに用いられる。
図4は、PET又はSPECT撮像システム用の疑似画素化読み出し手法の実施例を説明し、この手法は標準的な画素化読み出し手法の利点を維持しつつ、個々の光検出器に直接結合している結晶を含む一方、読み出しチャンネルの数を4分の1に減少させる。所定の感度のレベルを達成するのに使用される電子チャンネル及び光検出器52の数は減少し、従って検出器のフロントエンドの費用の減少を可能にする検出器アレイ50が説明される。加えて、結晶54を感光性表面に直接結合することは、導光板の必要性を軽減する。その上、結晶のピッチは光検出器のピッチの半分の大きさとすることができる。図4に示されるように、結晶54は、光検出器52の感受性表面に直接接続されている。結晶の大きさは、光検出器のピッチの約半分であり、4:1のマッピングにつながる。これら結晶は、1つの結晶が単独で全ての光を中心の光検出器に送出する、2つの結晶が各辺に隣接する検出器と光を半分、1:1で共有する、及び4つの結晶が角で隣接する検出器と光の1/4を共有するように構成される。簡単なルックアップテーブルに基づくロジック(例えば、離散化アンガーロジック等)が、近接する光検出器間で共有される光の比率を測定することで結晶を特定するのに使用されることができる。
検出器アレイ50は、従来の設計に必要とされるチャンネルのたった1/4だけで画素化読み出しを可能にする、従って電子機器のバックエンドの費用を減少させる利点を提案する。実際の画素化読み出しに反して、ガンマ線の衝突の25%だけが単一のチャンネルの不感時間になる。この衝突の50%は、2つのチャンネルの不感時間となり、衝突の残り25%は、近接する光検出器間で共有する光のために、4つのチャンネルが不感である。検出器はその上、少なくとも2つの結晶により個々の相互作用が分けられているとき、コンプトンクロストーク(compton crosstalk)の検出を可能にする。
結晶の誤認につながり得る蛍光X線を根絶するために、3×3の光検出器の範囲の観察は、さらに洗練された離散化ルックアップテーブルへの入力として使用されることができる。図4において、例えば結晶1は受信した光の100%を光検出器1へ送出し、結晶2及び3は、検出器の組1、2及び1、3夫々を用いてこれらが受信した光の50%を各々示す。結晶4は、受信した光を4つの光検出器全てに等しく分配する等である。
もう1つの実施例によれば、結晶54を光検出器52に対し互い違いのオフセット位置に取り付けることは、空間分解能を向上させる。例えば、所定の結晶からの光の100%が前記光検出器のたった1つにより受信される場合、このとき処理器56は、結晶が光を記録している光検出器の中心の下にあると判断する。例えば、処理器はメモリ58に記憶されたルックアップテーブルを評価して、その位置が分かっている光検出器に光を伝達している特定の結晶を識別する。図4において、光検出器1が光の移動を記録し、その他の光検出器は移動を記録していないとき、処理器は、結晶1が光検出器1へ光のフルバースト(full burst)を移動することができる唯一の結晶であるため、衝突は結晶1に起こったと判断する。
2つの隣接する光検出器が受信する光の量が等しい場合、処理器は、光がこれら2つの光検出器にまたがるシンチレーション結晶からであると同様に判断する。例えば、光検出器1が光の移動を記録する場合、処理器56により行われるメモリ58におけるテーブルのルックアップは、衝突が結晶1、結晶2又は結晶3で受信したことを示す。他の光検出器が同等の光の移動を記録したかを評価することにより、処理器は光検出器に相互参照を付けることができ、的確な結晶を絶縁する。この実施例において、光検出器2が光検出器1により記録されたのと等しい光の移動を記録する場合、このとき処理器は、衝突が結晶2で起きたと判断する。代わりに、光検出器3が光検出器1により記録されたのと等しい光のバーストを記録する場合、このとき処理器は、結晶3が衝突を受信したと判断する。
4つの隣接する光検出器が受信する光の量が等しい場合、シンチレータ結晶は、4つの検出器の下で等しく位置決められていると判断される。図4において、4つの光検出器全てが略等しい光の移動を記録する場合、処理器は、衝突が結晶4で受信したと判断する。このように、検出器の大きさよりも小さな分解能を用いてシンチレーションの空間位置を決めるのに比較的簡単な比率が使用されることができる。
良好な空間分解能及び良好なタイミング分解能は相互に排他的な要因ではない。例えば、ある実施例が1つのガイガーモードアバランシェフォトダイオード(Geiger-mode APD)を備えるピクセルを用いることができ、これは、所定のアスペクト比からなる如何なる大きさのシンチレータ結晶にも良好なタイミング分解能を達成することを容易にすることができる。
図5は、より小さな実ピクセルを組み合わせることを容易にするために、ソフトウェアベースの仮想ピクセルを使用する方法60を説明している。62において、例えば図1に関して説明した仮想ピクセルのような、ソフトウェアベースの仮想ピクセルが用いられる。64において、前記仮想ピクセルにある全ての実ピクセルからのタイムスタンプ及びエネルギーが評価される。66において、例えば仮想ピクセルにある実ピクセルに記録された全てのエネルギーを合計することで、総エネルギーが計算される。仮想ピクセルに記録された衝突に対するタイムスタンプが68において計算される。タイムスタンプを計算することは、1つ以上の異なる技術に従って行われる。
例えば、ある実施例によれば、タイムスタンプがアンガーロジック技術を用いて計算され、ここで計算されたタイムスタンプは、部分的なタイムスタンプのエネルギーの重み付き和である。もう1つの実施例によれば、68で計算されたタイムスタンプは、最も高いエネルギーの衝突のタイムスタンプであり、これは光子統計に基づき最も正確であると仮定される。さらにもう1つの実施例によれば、68で計算されたタイムスタンプは、部分的な衝突のエネルギーと関係ない、衝突に関連する最も早いタイムスタンプである。この実施例は、以下の図6と同様に、図2及び3のハードウェアベースの仮想ピクセルに関して説明したトリガラインのような、配線された(hard-wired)トリガラインに似ている。このように、ソフトウェアベースの仮想ピクセルは如何なる追加のハードウェアも必要としないので、仮想ピクセルの費用を極力抑える。
図6は、より小さな実ピクセルを組み合わせることを容易にするために、ハードウェアベースの仮想ピクセルを使用する方法80を説明している。82において、例えば上記図2及び3に関して説明したような、複数のより小さな実ピクセルを有するハードウェアベースの仮想ピクセルが用いられる。84において、仮想ピクセルの総エネルギー及びタイムスタンプへの実ピクセル各々の貢献が評価される。86において、例えば仮想ピクセルにある全ての実ピクセルのエネルギーを合計することで、仮想ピクセルに記録された総エネルギーが計算される。
88において、ガンマ線の衝突に対するタイムスタンプは、配線されたトリガライン、TDC及び構成要素を用いて決められる。例えば、ハード仮想ピクセルにより構成される全てのピクセルは、TDCに接続された平衡ネットワークを介して接続されるトリガラインを持つので、全てのピクセルは、衝突のタイムスタンプに直接貢献することができる。
もう1つの実施例によれば、より大きな又はより小さな走査アプリケーションに所定の結晶の大きさを持つ標準的なチップを使用することを容易にするために、アンガーロジックが用いられることができる。例えば、光検出器チップは、2×2mmの結晶を持つスキャナに最適化されることができ、4つの2×2ピクセルが組み合わされ、TOFに最適化されたタイミング分解能を持つ4×4mmの仮想ピクセルを実現する場合、同じチップが全身用スキャナに使用されることができる。加えて又は代わりに、同じ検出器チップは、例えば動物用スキャナにおいて、導光板及び1×1mmの結晶に接続されることができる。さらに、2×2mmのチップは、図4に関して上述したように、マッピングにおいて1×1mmの結晶に結合されることができる。アンガーロジックを実装する回路を同じチップ上に置くことができ、従って、読み出しの型を残りのシステムに明白にする。仮想ピクセルを構築する光検出器のピクセルの方向は、上記図3に見られるように、電子機器による死角を最小にするように最適化されることができる。
図7は、疑似画素化読み出し手法を可能にすると共に、上述した検出器50のような、多数のシンチレーション結晶に直接結合された光検出器を有する検出器のための読み出しチャンネルを減少させる方法100を説明する。この実施例において、結晶は、これら結晶が結合している光検出器のピッチの大きさの半分のピッチを持つ。ある実施例によれば、102において、第1の光検出器に衝突が検出される。104において、前記第1の光検出器に隣接する第2の光検出器が略等しい量の光を有する衝突を記録したかに関する判断を行う。106において、衝突がどこで受信したかを決めるために、略等しい衝突を記録している全ての隣接する光検出器に対しテーブルルックアップが行われる。108において、前記略等しい衝突を記録した光検出器に基づいて、衝突を受信した結晶が特定される。
ある実施例によれば、102において第1の光検出器は衝突を記録し、104において前記判断によって第2の光検出器は衝突を記録しない。このシナリオにおいて、106におけるテーブルのルックアップは、108における単一の結晶の特定となり、これは単独で第1の光検出器に結合され、如何なる他の光検出器とは重畳しない結晶である。もう1つの実施例によれば、2つの隣接する光検出器は、102及び104で検出されるのと略同じ規模の衝突を受信し、このとき106での前記ルックアップは、108におけるこれら光検出器を両方とも重複する共に、他の光検出器を重複しない結晶の特定となる。さらにもう1つの実施例よれば、4つの光検出器は、102及び104で決めたように、略等しい衝突を記録する。この場合、106での前記ルックアップは、108における4つの光検出器全ての角を重複する結晶を特定する。
図8は、検出器、検出器アレイ、ピクセルアレイ、仮想ピクセル及び/又はここで説明した方法のうち1つ以上と一緒に用いられるような画像診断装置120を説明している。この画像診断装置120は、ハウジング122及び被験者支持台124を含む。検出器アレイ126は前記ハウジング122内に封入されている。検出器アレイ126は、複数の個別の検出器要素128を含む。前記アレイ126は、検出器要素128が撮像領域130の周りに均等に分配されるように配される。前記検出器アレイ126は、検出器128からなるリング、多重のリング又は互いに対向して置かれる別個の平坦パネルとすることができる。検出器128の実際の配置又は配列が何であろうとも、各検出器は、同時検出を容易にするために、前記撮像領域をまたいで対の片方の検出器を複数持つように、検出器を配列することが好ましい。PETでは、ガンマ線の対は、撮像領域における陽電子消滅事象(positron annihilation event)により製造され、反対方向に伝わる。これらガンマ線は、一方のガンマ線が検出器に到達するために、他方のガンマ線よりも遠くに伝わる場合、検出器の間における僅かな遅延(約ナノ秒)で対として検出される。
PETスキャンを開始する前に、被験者は放射性医薬品を注入される。この放射性医薬品は、タグ分子に結合された放射線素子を含んでいる。このタグ分子は、撮像される領域に関連付けられ、正常な生体プロセスを介してそこに集まる傾向がある。例えば、がん細胞を急速に増殖させることは、これら細胞をコピーする異常なほど高いエネルギー量を消費する傾向がある。それで、放射線医薬品は、例えばエネルギーを作る、上記領域に集まる及び画像内に"ホットスポット"として現れるために、細胞が通常代謝するグルコースのような分子にリンク付けされることができる。他の技術は、循環系に流れているタグ付き分子を監視する。
PET撮像にとって、選択したラジオアイソトープは、陽電子を放射する。この陽電子は、2つの対向するガンマ線を作り出す消滅反応でこの陽電子が消滅する前に、非常に短い距離(約ナノメートル)を移動するだけである。ガンマ線の対は、検出器の反対の対に当たる光の速さで反対方向に伝わる。
ガンマ線が検出器アレイ126に当たるとき、時間信号は結果生じる電子パルスの前縁から生じる。トリガ処理器132は、各々受信したガンマ線のエネルギーの特性をしめすエネルギースパイク(energy spike)、例えばパルス下の集積領域、に対し各検出器128を監視する。前記トリガ処理器132は、クロック133を調べ、各々検出したガンマ線を前縁の受信スタンプの時間でスタンプする。このタイムスタンプは最初に事象検証処理器134により使用され、どのガンマ線がLOR(line of response)を規定する対であるかを決める。ガンマ線は光の速度で伝わるので、検出されたガンマ線が数ナノ秒より多くずれて到達する場合、これらガンマ線はおそらく同じ消滅事象によって生じずに、処分される。略同時の事象における僅かな差はさらに前記LORに沿って前記消滅事象を配置するのに使用されることができるので、特にTOF−PETにおいてタイミングは重要である。コンピュータ処理器のクロック速度が速くなるにつれて、事象がそのLORに沿って配置される精度は高くなる。SPECTカメラにおいて、各々検出されたガンマ線のLOR又は軌道は、視準(コリメーション)により決められる。
LORは、事象記憶バッファ144に記憶され、再構成処理器146は、フィルタ補正逆投影法又は他の適切な再構成アルゴリズムを用いて、LORを被験者の画像表示に再構成する。この再構成は、ユーザのために表示装置148上に表示、印刷、後で使用するために保存する等をすることができる。

Claims (21)

  1. 画像診断システムであって、
    少なくとも1つのシンチレータ結晶のアレイと、
    前記少なくとも1つのシンチレータ結晶のアレイに光学的に結合され、前記シンチレータ結晶におけるシンチレーションに応答して出力信号を生成する複数の光検出器ピクセルのアレイと、
    前記複数の光検出器ピクセルの1つ以上により検出される、前記シンチレータ結晶へのガンマ線の衝突に関連する前記出力信号を処理し、前記ガンマ線の衝突に対するタイムスタンプを計算するバーチャライザと
    を有し、
    前記複数の光検出器ピクセルはトリガラインによって接続されてより大きな1つ以上の仮想ピクセルアレイを構成し、
    前記バーチャライザは、前記1つ以上の仮想ピクセルアレイを構成する前記複数の光検出器ピクセルの各々からの出力信号を組み合わせて、前記1つ以上の仮想ピクセルアレイにおける最後のガンマ線の衝突に対するタイムスタンプを計算する、
    画像診断システム。
  2. 前記バーチャライザは前記タイムスタンプを計算するアルゴリズムを利用する請求項1に記載の画像診断システム。
  3. 前記バーチャライザは、前記複数の光検出器ピクセルの各々の出力信号から前記タイムスタンプを、部分的な光検出器ピクセルのタイムスタンプのエネルギーの重み付き和として計算する請求項2に記載の画像診断システム。
  4. 前記バーチャライザは、前記タイムスタンプを、前記仮想ピクセルアレイにおける他の光検出器ピクセルと比べて最も高いエネルギーレベルを記録している光検出器ピクセルの出力信号の関数として計算する請求項2に記載の画像診断システム。
  5. 前記バーチャライザは、前記タイムスタンプを、前記仮想ピクセルアレイにおける光検出器ピクセルにより記録された最も早い光検出器ピクセルのタイムスタンプの関数として計算する請求項2に記載の画像診断システム。
  6. 前記複数の光検出器ピクセルから時間‐デジタル変換器へ前記トリガラインを接続するネットワークを有する請求項1に記載の画像診断システム。
  7. 少なくとも1つの出力バッファへ転送するために前記ネットワークを介して受信した全ての光検出器ピクセルのタイムスタンプからタイムスタンプのデータを選択する選択器又はマルチプレクサをさらに有する請求項6に記載の画像診断システム。
  8. 前記仮想ピクセルアレイは画像診断装置に配置され、前記バーチャライザは、
    ガンマ線の衝突に応答して、前記仮想ピクセルアレイにおける複数の光検出器ピクセルに関連するエネルギー及びタイムスタンプを評価するためのルーチン又は手段、
    前記ガンマ線の衝突に関連する総エネルギーを計算するためのルーチン又は手段、及び
    前記ガンマ線の衝突に対するタイムスタンプを計算するためのルーチン又は手段
    を含む、請求項1に記載の画像診断システム。
  9. 前記複数の光検出器ピクセルは、4×4のアレイで配された16個の光検出器ピクセルを含む請求項1に記載の画像診断システム。
  10. 前記複数の光検出器ピクセルは、2×2のアレイで配された4個の光検出器ピクセルを含む請求項1に記載の画像診断システム。
  11. 矩形格子状に配された複数のシンチレータ結晶のアレイと、
    各2×2のアレイにおいて、前記光検出器ピクセルの1つは、1つの前記シンチレータ結晶だけに光学的に結合され、前記光検出器ピクセルの1つは、2つの前記シンチレータ結晶に光学的に結合され、前記光検出器ピクセルの2つは、4つの前記シンチレータ結晶に光学的に結合されるような関係で前記シンチレータ結晶に光学的に結合された光検出器ピクセルからなる複数の2×2のアレイと
    をさらに有する請求項10に記載の画像診断システム。
  12. 画像診断装置に用いられる、請求項1に記載の仮想ピクセルアレイに対するタイムスタンプを計算する方法であり、
    ガンマ線の衝突を記録すると、前記仮想ピクセルアレイにおける前記複数の光検出器ピクセルに関連するエネルギー及びタイムスタンプを評価するステップ、
    前記ガンマ線の衝突に関連する総エネルギーを計算するステップ、及び
    前記ガンマ線の衝突に対する前記タイムスタンプを計算するステップ
    を含む方法。
  13. 請求項1に記載の仮想ピクセルアレイを用いて、核画像装置を設計する方法において、
    前記シンチレータ結晶を前記光検出器ピクセルに、少なくとも1:1の比率で光学的に結合する、装置を設計するステップ、及び
    前記シンチレータ結晶を前記光検出器ピクセルに、シンチレータ結晶と光検出器ピクセルの比率を1:4、又はそれより小さい比率で光学的に結合する、装置を設計するステップ
    を有する方法。
  14. トリガラインによって接続される複数の光検出器ピクセルによって構成される仮想ピクセルアレイに対するタイムスタンプを計算する方法において、
    前記仮想ピクセルアレイを構成する前記複数の光検出器ピクセルに光学的に結合されるシンチレータ結晶へのガンマ線の衝突を受信するステップ、
    前記ガンマ線の衝突に関連する前記複数の光検出器ピクセルの各々に対するエネルギー及びタイムスタンプを決めるために、前記シンチレータ結晶に光学的に結合された複数の光検出器ピクセルの各々からの出力信号を評価するステップ、
    前記ガンマ線の衝突に関連する前記複数の光検出器ピクセルにより検出された前記エネルギーを組み合わせることにより、前記ガンマ線の衝突の総エネルギーを計算するステップ、並びに
    前記ガンマ線の衝突に対するタイムスタンプを、前記複数の光検出器ピクセルの少なくとも1つにより記録された光検出器ピクセルのタイムスタンプの関数として計算するステップ
    を有する方法。
  15. 前記ガンマ線の衝突に対する前記タイムスタンプを、前記ガンマ線の衝突に関連する前記複数の光検出器ピクセルの各々からの部分的な光検出器ピクセルのタイムスタンプのエネルギーの重み付き和として計算するステップをさらに有する請求項14に記載の方法。
  16. 前記タイムスタンプを、前記仮想ピクセルアレイにおける他の光検出器ピクセルと比べて最も高いエネルギーレベルを記録している光検出器ピクセルのタイムスタンプの関数として計算することをさらに有する請求項14に記載の方法。
  17. 前記タイムスタンプを、前記仮想ピクセルアレイにおける光検出器ピクセルにより記録される最も早い光検出器ピクセルのタイムスタンプの関数として計算するステップをさらに有する請求項14に記載の方法。
  18. 前記タイムスタンプを、前記複数の光検出器ピクセルの各々からの前記トリガラインとのネットワーク接続を介して時間‐デジタル変換器で受信した部分的なタイムスタンプの関数として計算するステップをさらに有する請求項14に記載の方法。
  19. 複数のシンチレータ結晶を矩形格子状に配するステップ、及び
    各2×2のアレイにおいて、前記光検出器ピクセルの1つは、1つの前記シンチレータ結晶だけに光学的に結合され、前記光検出器ピクセルの1つは、2つの前記シンチレータ結晶に光学的に結合され、前記光検出器ピクセルの2つは、4つの前記シンチレータ結晶に光学的に結合されるような関係で前記シンチレータ結晶に光検出器からなる複数の2×2のアレイを光学的に結合するステップ
    をさらに有する請求項14に記載の方法。
  20. 請求項14に記載の方法を実行するプロセッサ
  21. 請求項14に記載の方法をプログラミングしたコンピュータ読み取り可能媒体。
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