JP5641900B2 - 管理装置及びその制御方法、並びにプログラム - Google Patents

管理装置及びその制御方法、並びにプログラム Download PDF

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Description

本発明は、管理装置及びその制御方法、並びにプログラムに関し、特に、複数の上位装置の記憶部から供出され、データを記憶するための記憶領域に対する管理を行う管理装置及びその制御方法、並びにプログラムに関する。
近年の画像形成装置(以下、「MFP」という)にはHDD、SSD等の不揮発性の記憶部が搭載され、処理する画像データの一時的なストレージとして使用されている。また、その一部の記憶領域はユーザに開放され、データを記憶しておくことができる。
このように、個々のMFPに独立なストレージを持つ従来の構成では、次の欠点がある。第1に、容量がMFPごとに固定されるためフォルダサイズやファイルサイズが制限される。第2に、どのMFPに何のファイルを置いたかを意識しなくてはならず使い勝手が悪い。第3に、ストレージの容量を増やすために大容量HDDやSSDを個々のMFPに持たせると、ディスクの質量が大きくなりMFPの起動時間が長くなる上、個々のMFPのコストが高価になる。
上記3点を解決し、しかも、新たなファイルサーバを設置することなくファイルサーバを得る方法がすでに考案されている。その方法は、ネットワークに接続された複数のMFPがストレージを供出して、ネットワーク上で一つに統合されたストレージとして見えるようにするものである。これを本明細書では「ビッグボックス」と呼ぶ。
すなわち、MFPをネットワーク上に複数台接続することによって各MFPのストレージをシステム全体として1つの大きなストレージとして扱うことが可能になっている。この機能の特徴としては、どのMFPにアクセスしても1つのストレージとしてアクセスできるため、データの保存先を気にする必要がなくなり、ユーザの利便性が向上することが挙げられる。
複数のストレージの共有化方法として、コンピュータとプリンタ間でデータを送受信するにあたり、プリンタはコンピュータのHDDをマウントしてデータの共有化を測る方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−215347号公報
しかしながら、上記特許文献1の方法では、記憶領域を供出したMFPのうち1台でも電源が落ちる等、ストレージが使用できない状態になると、当該ストレージに記憶されたファイルへのアクセス要求に応答できなくなり、ビッグボックスとしての機能が成立しなくなるという課題がある。
MFPに用いるストレージとして、HDDを用いた場合、HDDの電源のON/OFF回数に制限がある。そのため、HDDを用いたビッグボックスにおいて、一台のMFPにアクセスが集中した場合、HDDのON/OFF回数が増加し、HDDの寿命に早く達してしまい、ビッグボックスとしての機能が成立しなくなるという課題がある。
また、SSD等の不揮発性の半導体メモリを用いた場合、SSDには、ブロック消去回数に制限がある。そのため、SSDを持つMFPを用いたビッグボックスにおいて、一台のMFPにアクセスが集中した場合、SSDの消去回数が増加し、書換え寿命に達した場合には、ビッグボックスとしての機能が成立しなくなるという課題がある。
このように、従来の技術では、特定の記憶部にアクセスが集中することにより、ビッグボックスとしての機能が成立しなくなるという課題がある。
本発明の目的は、特定の記憶部にアクセスが集中しないようにし、さらに、記憶部の寿命を平準化することができる管理装置及びその制御方法、並びにプログラムを提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1記載の管理装置は、データを記憶するための不揮発性の記憶部を備える複数の上位装置の各々により前記記憶部から供出された複数の記憶領域を管理する管理装置であって、前記複数の記憶領域の各々の寿命を示す寿命値を算出する算出手段と、前記算出手段により算出された寿命値に基づいて、前記寿命がより多く残っている記憶領域ほどデータを記憶するように前記上位装置を制御する記憶制御手段と、前記算出手段により算出された寿命値に基づいて、前記複数の記憶領域のうち、前記寿命が最も少ない記憶領域における寿命値と前記寿命が最も多く残っている記憶領域における寿命値との差が予め定められた閾値を超えた場合に、前記寿命が最も少ない記憶領域に記憶されたデータを前記寿命が最も多く残っている記憶領域への移動を実行する移動手段と、前記上位装置において実行中のジョブを検知する検知手段とを備え、前記移動手段は、前記検知手段によって前記上位装置において実行中のジョブを検知した場合、前記データの移動を中止することを特徴とする。
本発明によれば、特定の記憶部にアクセスが集中しないようにし、さらに、記憶部の寿命を平準化することができる。
本発明の実施の形態に係る管理装置を含むシステムの概略構成を示す図である。 図1における管理装置の概略構成を示す図である。 図1におけるMFPの概略構成を示す図である。 図1における各MFPのストレージ構成を示す図である。 図2の管理装置のHDDに記憶された管理テーブルを示す図である。 図1における各MFPが供出している記憶領域を示す図である。 図2の管理装置により実行される記憶処理(SSD)の手順を示すフローチャートであり、ストレージとしてSSDを用いた場合を示す。 ストレージの寿命値の一例を示す図である。 供出領域の寿命値が所定値を超えた場合、供出領域に代えて、新たに予備領域を供出領域とすることを説明するための図である。 供出可能領域の寿命値が所定値を超えた場合、そのMFPに代えて、新たに他のMFPの予備領域を供出領域とすることを説明するための図である。 図2の管理装置により実行される代替処理の手順を示すフローチャートである。 図2の管理装置により実行される移動処理の手順を示すフローチャートである。 図3における操作部に表示される警告表示例を示す図である。 図2の管理装置により実行される記憶処理(HDD)の手順を示すフローチャートであり、ストレージとしてHDDを用いた場合を示す。 図2の管理装置により実行される第1の併用記憶処理の手順を示すフローチャートであ、ストレージとしてHDDとSDDとを併用した場合を示す。 図2の管理装置により実行される第2の併用記憶処理の手順を示すフローチャートであり、ストレージとしてHDDとSDDとを併用した場合を示す。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳述する。
図1は、本発明の実施の形態に係る管理装置を含むシステムの概略構成を示す図である。
図1において、管理装置7は、複数(本実施の形態では5つ)の上位装置としての画像形成装置(以下、「MFP」という)1〜5、及びPC6LAN8を介して接続されている。管理装置7は、データを記憶するための不揮発性の記憶部を備える複数のMFPの各々により記憶部から供出された複数の記憶領域を1つの記憶領域として管理する。
図1に示される構成は一例であり、管理装置7と不揮発性の記憶部を備えた複数の装置が含まれる構成であれば、本実施の形態を適用可能である。また、MFP1〜5は、いずれも同様の機能を有するので、以下の説明において、いずれか1つのMFPを示す場合は、MFP1、又は単にMFPと表現する。また、MFP1〜5を対象とする場合は、各MFPと表現する。
PC6は、ホストコンピュータであり、CPU、ROM、RAM等、一般的なサーバが備えるハードウェア構成と同様の構成となっている。また、PC6は、LAN8を介してFTPやSMBプロトコルを用いファイルを送受信したり電子メールを送受信したりすることができる。また、このPC6から各MFPに対して、プリンタドライバを介した印字命令を行うことが可能となっている。
MFP1は、画像入力デバイスであるスキャナ部101、及び画像出力デバイスであるプリンタ部102備える。
図2は、図1における管理装置7の概略構成を示す図である。
図2において、管理装置7は、CPU601、RAM602、ROM603、HDD604、UI605、ネットワークインタフェース606で構成され、一般的なコンピュータと同様の構成となっている。
CPU601は、管理装置7全体を制御すると共に、後述するフローチャートに示される処理を実行する。RAM602は、プログラムやデータが展開される揮発性のメモリである。ROM603は、バイオス等が記憶される不揮発性のメモリである。HDD604は、ハードディスクドライブであり、プログラムやデータが記憶される不揮発性の記憶装置である。UI605は、ユーザインタフェースであり、モニタ、キーボート、ポインティングデバイス等からなる。ネットワークインタフェース606は、上述したLAN8に接続するインタフェースである。
図3は、図1におけるMFP1の概略構成を示す図である。
図3において、MFP1は、コントローラ103、スキャナ部101、プリンタ部102、及び操作部120を備える。
スキャナ部101は、原稿上の画像を露光走査して得られた反射光をCCDに入力することで画像の情報をRGBの電気信号に変換し、コントローラ103に対して出力する。ユーザの操作によりコントローラ103からスキャナ部101に対して原稿読み取り指示が与えられ読み取り動作を行う。
プリンタ部102は、コントローラ103から受け取った画像データを用紙上に形成する画像形成デバイスである。
コントローラ103は、スキャナ部101、プリンタ部102と電気的に接続されており、一方ではLAN8を介してPC6や外部の装置等と画像データやデバイス情報の通信が可能となっている。
また、コントローラ103は、CPU301、RAM302、ROM303、操作部インタフェース305、ネットワークインタフェース306、2値画像回転部308、ハードディスクコントローラ350、HDD351(ハードディスクドライブ)、圧縮部313、329、RIP328、スキャナ画像処理部312、スキャナインタフェース311、画像変換部317、伸張部316、プリンタ画像処理部315、及びプリンタインタフェース314を備えており、それぞれ互いにシステムバス310、又は画像330で接続されている。
CPU301は、ROM303に記憶されたプログラム等に基づいて接続中の各種デバイスとのアクセスを統括的に制御すると共に、コントローラ内部で行われる各種処理についても統括的に制御する。RAM302は、CPU301が動作するためのシステムワークメモリであり、かつ画像データを一時記憶するためのメモリでもある。このRAM302は、記憶した内容を電源off後も保持しておくSRAM及び電源off後には記憶した内容が消去されてしまうDRAMにより構成されている。ROM303にはMFP1のブートプログラムが記憶されている。
ハードディスクコントローラ350には、HDD351が接続される。このハードディスクにはシステムソフトウェアや画像データを記憶することが可能となっている。図3に示されるMFPでは、不揮発性の記憶部としてHDD351が用いられているが、SSDであってもよい。この不揮発性の記憶部を、以下の説明では、ストレージと表現することがある。また、HDD351を単にHDDと表現することがある。
操作部I/F305は、システムバス310と操作部120とを接続するためのインタフェース部である。この操作部I/F305は、操作部120に表示するための画像データをシステムバス310から受け取り操作部120に出力すると共に、操作部120から入力された情報をシステムバス310へと出力する。
ネットワークインタフェース306は、LAN8及びシステムバス310に接続し、情報の入出力を行う。
画像バス330は画像データをやり取りするための伝送路であり、PCIバスで構成されている。
スキャナ画像処理部312は、スキャナ部101からスキャナインタフェース311を介して受け取った画像データに対して、補正、加工、及び編集を行う。なお、スキャナ画像処理部312は、受け取った画像データがカラー原稿であるか白黒原稿であるか、文字原稿であるか写真原稿であるか等を判定する。そして、その判定結果を画像データに付随させる。こうした付随情報を像域データと称する。圧縮部313は画像データを受け取り、この画像データを32画素×32画素のブロック単位に分割する。
プリンタ画像処理部315は、伸張部316により伸張された画像データをプリンタ部102に出力するための画像データにするための処理を行い、画像データをプリンタインタフェース314に出力する。
RIP328は、この中間データをレンダリングし、ラスタ形式の画像データを生成する。生成されたラスタ形式の画像データは圧縮部329に送られる。圧縮部329は画像データをブロック単位で分割した後に圧縮する。
画像変換部317は、種々の画像変換を行うものであり、伸張部318、圧縮部319、回転部320、変倍部321、色空間変換部322、2値多値部323、合成部327、間引き部326、移動部325、及び多値2値部324を備え、各部はそれぞれ公知技術で実現されている。
ここで、上述した構成で実行されるコピー動作について説明する。まず、スキャナ部101で読み取られた画像データは、スキャナインタフェース311を介してスキャナ画像処理部312に送られる。
続いて、圧縮部313は、この画像データを32画素×32画素のブロック単位に分割しタイルデータを生成し圧縮する。この圧縮された画像データはRAM302に送られ記憶される。なお、この画像データは必要に応じて画像変換部317に出力され画像処理が施された上で再びRAM302に送られ記憶される。
次いで、RAM302から読み出されたデータはハードディスク351へ記憶され、ハードディスク351から読み出されたデータはシステムバス310へ出力される。
その後、画像データはバス310から伸張部316に出力される。伸張部316は、この画像データを伸張する。さらに伸張部316は、伸張後の複数のタイルデータからなる画像データをラスタ展開する。ラスタ展開後の画像データはプリンタ画像処理部315に出力される。プリンタ画像処理部315において処理された画像データはプリンタインタフェース314を介してプリンタ部102に出力される。
なお、一旦画像データがハードディスク351を経由するのは、ページ入れ換え処理等を実施するために作業領域が必要となることを想定しているためである。
次いで、PDLで記述されたデータをプリントする場合の動作について説明する。LAN8経由でPC6より出力され、受信したPDLデータは、ネットワークインタフェース306を介してRAM302に送られ記憶される。
PDLデータはCPU301により解析され、その結果生成された中間データは、RIP328に出力される。RIP328は、この中間データをレンダリングし、ラスタ形式の画像データを生成する。生成されたラスタ形式の画像データは圧縮部329に出力される。圧縮部329は画像データをブロック単位で分割した後に圧縮する。圧縮後の画像データはRAM302に出力される。
RAM302に記憶されたデータが読み出されてハードディスク351へ書き込まれる。次にハードディスク351から読み出された画像データはバス310へ出力され、プリンタ部102にさらに出力されることで、出力用紙上に画像が形成される。
次に、スキャナ部101で読み取られた原稿を示す画像データを記憶する場合の動作について説明する。
スキャナ部101で読み取られた原稿は、画像データとしてスキャナI/F311を介してスキャナ画像処理部312に出力される。
続いて圧縮部313は、この画像データを32画素×32画素のブロック単位に分割しタイルデータを生成し圧縮する。圧縮部313で圧縮された画像データはRAM302に記憶される。なお、この画像データは必要に応じて画像変換部317に送られ画像処理が施された上で再びRAM302に記憶される。
この後、RAM302から読み出されたデータは、ユーザの設定に応じてファイル名称を付され、ハードディスク351の所定のディレクトリへ記憶される。
次いで、ハードディスク351に記憶されたデータを呼び出す場合の動作について説明する。
ハードディスク351へ記憶されたデータは、ハードディスクコントローラ350を介して呼び出される。ハードディスク351から読み出されたデータはバス310へ出力され、操作部120への画像表示、或いは所定のメールアドレスへの送付等、ユーザの設定に応じた処理が行われる。
図4は、図1における各MFPのストレージ構成を示す図である。
図4において、各MFPにおけるストレージは、そのストレージを搭載しているMFPが使用する使用領域と、ビッグボックスに供出可能な領域(以下、「供出可能領域」という)とに分割されている。そして、同図に示されるように、各MFPのそれぞれが、領域A,B,C,D,Eをビッグボックスに供出している。なお、各MFPにおいて、供出可能領域全体がビッグボックスとして用いられているのではなく、その一部がビッグボックスとして用いられている。残った領域は、予備となっている。以下の説明では、供出可能領域のうち、実際にビッグボックスとして用いられている記憶領域を「供出領域」と表現し、予備の記憶領域を「予備領域」と表現する。
管理装置7はLAN8上に存在する各MFPからの供出可能領域を認識し、このうちのどれだけを供出領域とするかを決定し、これを管理テーブルとして保持する。
図5は、図2における管理装置7のHDD604に記憶された管理テーブルを示す図である。
図5において、管理テーブルは、MFPごとに「各MFP」、「ビッグボックス」で示されるデータを備え、「各MFP」は、「供出可能領域」、及び「供出領域」で構成され、「ビッグボックス」は、「アドレス」、及び「容量」で構成されている。
「各MFP」における「供出可能領域」は、そのMFPが供出可能な最大の領域の容量を示し、「供出領域」は、供出領域の容量を示している。残りの領域は予備領域としている。図5では、図6に示されるように、上記供出可能領域の2分の1を供出領域とし、残りは各MFPでビッグボックスとしての予備領域としている。本実施の形態での2分の1という割合はファイル管理装置7による指示値でもよいし、ユーザによる任意の値の指示によるものでもよい。
また、「ビッグボックス」における「アドレス」は、ビッグボックスとしてのアドレスがどのように割り当てられているかを示しており、「容量」は、ビッグボックス全体の容量を示している。同図では、140GBとなっている。
PC6或いは各MFPは、LAN8を経由して、管理装置7にアクセスすることで各MFPによって構成されるビッグボックスへアクセスするようになっている。
図7は、図2の管理装置により実行される記憶処理(SSD)の手順を示すフローチャートであり、ストレージとしてSSDを用いた場合を示す。
図7の記憶処理は、管理装置7のCPU601により実行される。
図7において、各SSDの供出領域の容量を管理テーブルから取得し(ステップS101)、各SSDの供出領域の寿命値を算出する(ステップS102)(算出部)。この寿命値の詳細については、後述する。
次いで、算出した寿命値順に記憶先の順番を指定し(ステップS103)、PC6又は各SSDからのビッグボックスへの記憶要求を受信すると(ステップS104でYES)、指定された順番に従って、データを記憶するようにMFPを制御して(ステップS105)(記憶制御部)、ステップS102の処理に戻る。
上述した寿命値について説明する。寿命値の算出方法には種々の方法が考えられるが、ここでは4種類の方法について説明する。まず1種類目の方法は、以下の式(1)により算出する方法である。
寿命値=今までに記憶したデータの総量/供出領域の容量 … (1)
上記式(1)は、供出領域の使用量を示している。供出領域の容量を20GBとした場合、今までに30TBのデータを記憶したとすると、30000GB/20GB=1500で、寿命値は1500となる。この寿命値が大きいほどよく使用された領域であることを示している。例えば、図8に示される寿命値の場合、A,C,B‥の順に記憶先の順番が指定されることとなる。
式(1)では、供出領域の容量を用いているので、供出領域の容量が異なる場合でも比較が可能となる。
2種類目の方法は、以下の式(2)により算出する方法である。
寿命値=(今までに記憶したデータの総量/供出領域の容量)/消去回数の上限値×100 … (2)
ここで、「今までに記憶したデータの総量」は、通算して供出領域に記憶されたデータのサイズであり、消去回数の上限値は、管理装置7による指示値でもよいし、ユーザによる任意の値でもよい。上記式(2)は、消去回数の上限値に対してストレージを使用している割合を示している。消去回数の上限値を10000とし、供出領域の容量が20GBの場合、今までに30TBのデータを記憶したとすると、(30000GB/20GB)/10000×100=15[%]で、寿命値は15[%]となる。この寿命値が大きいほどよく使用された領域であることを示している。式(2)では、供出領域の容量を用いているので、供出領域の消去回数の上限値が異なる場合においても比較が可能となる。
3種類目の方法は、以下の式(3)により算出する方法である。
寿命値=(今までに記憶したデータの総量/供出領域の容量)/今までのストレージ使用時間 … (3)
式(3)は、単位時間当りの供出領域の使用量を示している。今までの供出領域の使用時間が1000時間であり、供出領域の容量として20GB供出している場合、今までに30TBのデータを記憶したとすると、(30000GB/20GB)/1000h=1.5/hで残寿命値は1.5/hとなる。この寿命値が大きいほどよく使用された領域であることを示している。式(3)では、供出領域の容量を用いているので、供出領域の消去回数の上限値が異なる場合においても比較が可能となる。また、単位時間当りの供出領域の使用量を比較することが可能となり、各ストレージの使用頻度を平準化することが可能となる。
4種類目の方法は、以下の式(4)により算出する方法である。
寿命値={(今までに記憶したデータの総量/供出領域の容量)/消去回数の上限値×100}/今までの供出領域の使用時間 … (4)
式(4)は、単位時間当りのビッグボックス使用率を示している。今までの供出領域の使用時間が1000時間であり、消去回数の上限値を10000、供出領域の容量として20GB供出している場合、今までに30TBのデータを記憶したとすると、{(30000GB/20GB)/10000×100}/1000h=0.015[%/h]で寿命値は0.015[%/h]となる。この寿命値が大きいほどよく使用された領域であることを示している。式(4)では、供出領域の容量を用いているので、供出領域の消去回数の上限値が異なる場合においても比較が可能となる。また、単位時間当りのビッグボックス使用率を比較することが可能となり、各ストレージの使用頻度を平準化することが可能となる。
いずれの算出方法であっても、寿命がより多く残っている供出領域ほどデータを記憶するように制御される。
図7の処理によれば、複数の供出領域の各々の寿命を示す寿命値を算出し(ステップS102)、算出された寿命値に基づいて、寿命がより多く残っている供出領域ほどデータを記憶するようにMFPを制御する(ステップS105)ので、特定の記憶部にアクセスが集中しないようにし、記憶部の寿命を平準化できる。
図9は、供出領域の寿命値が所定値を超えた場合、供出領域に代えて、新たに予備領域を供出領域とすることを説明するための図である。
これは、図7に示した記憶処理を行っても、いずれは供出領域が使用できなくなることもあるが、そのときに行われる処理である。
図9の場合は、MFP3の供出領域C1に代えて、MFP3の予備領域C2を供出領域としたものである。管理装置7は、予備領域のうちのどれだけをビッグボックスとして使用するかを決定し、予備領域を供出したことを管理テーブルに保持する。
図10は、供出可能領域の寿命値が所定値を超えた場合、そのMFPに代えて、新たに他のMFPの予備領域を供出領域とすることを説明するための図である。
図10の場合は、MFP3の供出領域C1及び予備領域、すなわち供出可能領域が使用不可となったため、MFP2の予備領域B2を供出領域としたものである。管理装置7は、予備領域のうちのどれだけをビッグボックスとして使用するかを決定し、予備領域を供出したことを管理テーブルに保持する。
図11は、図2の管理装置により実行される代替処理の手順を示すフローチャートである。
図11の代替処理は、管理装置7のCPU601により実行される。
図11において、各MFPの供出領域の寿命値を算出し(ステップS501)、算出された寿命値に基づき、予め定められた寿命値と比較して寿命が残り少ない供出領域があるか否か判別し(ステップS502)、寿命が残り少ない供出領域がないときは(ステップS502でNO)、直ちに本処理を終了し、寿命が残り少ない供出領域があるときは(ステップS502でYES)、供出している記憶部内の他の記憶領域(予備領域)又は他のMFPの記憶領域を新たな記憶領域として(ステップS503)(代替部)、本処理を終了する。上記予め定められた寿命値は、供出領域の種類やその耐久性等により適宜定められる。
図11の処理によれば、予め定められた寿命値と比較して寿命が残り少ない供出領域に代えて(ステップS502でYES)、当該供出領域を供出している記憶部内の他の記憶領域(予備領域)、又は他のMFPの記憶部内の記憶領域を、新たな供出領域とする(ステップS503)ので、ビッグボックスとしての容量を安定的に確保することができる。
図12は、図2の管理装置により実行される移動処理の手順を示すフローチャートである。
図12の移動処理は、管理装置7のCPU601により実行される。
図12において、各MFPの供出領域の寿命値を取得し(ステップS201)、取得した寿命値の最大値と最小値との差を算出し(ステップS202)、算出した差が予め定められた閾値を超えているか否か判別する(ステップS203)。この予め定められた閾値は、供出領域の寿命値を各MFPで平準化にさせるための値であり、供出領域の種類やその耐久性等により適宜定めるようにする。
ステップS203の判別の結果、差が予め定められた閾値を超えないときは(ステップS203でYES)、いずれの供出領域の寿命値も大差がないので、データの移動を行わずに本処理を終了し、差が予め定められた閾値を超えたとき(ステップS203でNO)、MFPのジョブを検知したか否か判別する(ステップS204)。
ここで、MFPのジョブを検知する理由は、MFPがジョブを実行中は、データがMFPに使用される可能性が高いためである。ジョブを実行中にデータの移動を行うと、データの不整合やデータ不存在等のエラーが発生する可能性がある。
ステップS204の判別の結果、MFPのジョブを検知したときは(ステップS204でYES)、データの移動を中止して(ステップS207)、本処理を終了する。MFPのジョブを検知しなかったときは(ステップS204でNO)、対象の供出領域間でデータ移動し(ステップS205)(移動部)、データ移動が終了すると(ステップS206でYES)、本処理を終了する。なお、上述した対象の供出領域とは、寿命値が最大値となった供出領域Aと寿命値が最小値となった供出領域Bとを示し、供出領域Bから供出領域Aにデータ移動することとなる。
図12の処理によれば、寿命が最も少ない供出領域と寿命が最も多く残っている供出領域との寿命値の差が予め定められた閾値を超えた場合に(ステップS203でYES)、寿命が最も少ない供出領域から、寿命が最も多く残っている供出領域に、寿命が最も少ない供出領域のデータを移動するので、特定の記憶部にアクセスが集中しないようにし、記憶部の寿命を平準化できる。
図13は、図3における操作部120に表示される警告表示例を示す図である。
図13において表示されている警告121は、供出領域、或いは供出可能領域の寿命値が所定値に達した場合に、ストレージの取り換えを推奨する警告である。ストレージが取り替えられた場合は、当然に寿命値の値がリセットされる。
図13に示される警告表示例により、ユーザは取り換え時期を把握できることから、MFPの使い勝手を向上させることができる。
図14は、図2の管理装置により実行される記憶処理(HDD)の手順を示すフローチャートであり、ストレージとしてHDDを用いた場合を示す。
図14の記憶処理は、管理装置7のCPU601により実行される。
図14において、HDDの電源ON、又はスリープ復帰を検知したか否か判別し(ステップS301)、検知しないときは(ステップS301でNO)、ステップS303に進み、検知したときは(ステップS301でYES)、各HDDの「Power Cycle Count」を取得して、取得した「Power Cycle Count」に応じて寿命値を算出する(ステップS302)。この「Power Cycle Count」は、S.M.A.R.T. (Self-Monitoring Analysis and Reporting Technology)機能により取得することができ、「Power Cycle Count」は、HDDの電源のON/OFF回数を示している。
次いで、寿命値順に記憶先の順番を指定し(ステップS303)、PC6又は各MFPからのビッグボックスへの記憶要求を受信すると(ステップS304でYES)、指定された順番に従って、データを記憶して(ステップS305)、ステップS302の処理に戻る。
図14の処理によれば、記憶部が、HDDの場合、S.M.A.R.T.機能により取得されたPower Cycle Countに応じて寿命を算出する(ステップS302)ので、HDDのON/OFF回数を平準化することができ、ストレージの寿命を平準化することができる。
図15は、図2の管理装置により実行される第1の併用記憶処理の手順を示すフローチャートであ、ストレージとしてHDDとSDDとを併用した場合を示す。
図15の記憶処理は、管理装置7のCPU601により実行される。また、この記憶処理は、HDDに優先して記憶する場合の処理を示している。
図15において、各MFPのストレージ種別を判別し(ステップS401)、HDDのときは(ステップS401でHDD)、各HDDの「Power Cycle Count」を取得し(ステップS402)、取得した「Power Cycle Count」順に記憶先の順番を指定し(ステップS403)、ステップS407に進む。
ステップS401の判別の結果、SSDのときは(ステップS401でSSD)、各SSDの供出領域の容量を管理テーブルから取得し(ステップS404)、図7のステップS102と同様の算出方法で、各MFPの供出領域の寿命値を算出し(ステップS405)、算出した寿命値順に記憶先の順番を指定し(ステップS406)、ステップS407に進む。
PC6又は各MFPからのビッグボックスへの記憶要求を受信すると(ステップS407でYES)、取得した「Power Cycle Count」が所定値以下か否か判別し(ステップS408)、所定値以下のときは(ステップS408でYES)、指定された順番に従って、HDDにデータを記憶して(ステップS409)、ステップS401の処理に戻る。
ステップS408の判別の結果、所定値以下ではないとき(ステップS408でNO)、指定された順番に従って、SSDにデータを記憶して(ステップS410)、ステップS401の処理に戻る。
上述したステップS405の寿命値の算出方法については、図7のステップS102について説明した通りである。
図16は、図2の管理装置により実行される第2の併用記憶処理の手順を示すフローチャートであり、ストレージとしてHDDとSDDとを併用した場合を示す。
図16の記憶処理は、管理装置7のCPU601により実行される。また、この記憶処理は、寿命値に応じて記憶する場合の処理を示している。
図16において、各MFPのストレージ種別を判別し(ステップS501)、HDDのときは(ステップS501でHDD)、各HDDの「Power Cycle Count」を取得し(ステップS502)、取得した「Power Cycle Count」から後述するHDDの寿命値を算出し(ステップS503)、ステップS506に進む。
ステップS501の判別の結果、SSDのときは(ステップS501でSSD)、各SSDの供出領域の容量を管理テーブルから取得し(ステップS504)、各MFPの供出領域の寿命値を算出し(ステップS505)、ステップS506に進む。
次いで、算出した寿命値順に記憶先の順番を指定し(ステップS506)、PC6又は各MFPからのビッグボックスへの記憶要求を受信すると(ステップS507でYES)、指定された順番に従って、HDD又はSSDにデータを記憶して(ステップS508)、ステップS501の処理に戻る。
以下、ステップS503で算出させるHDDの寿命値について説明する。
取得した「Power Cycle Count」と「Power Cycle Count」の上限値から、残寿命値を算出する。ここで、「Power Cycle Count」の上限値は、サーバによる指示値でもよいし、ユーザによる任意の値でもよい。具体的な寿命値の算出方法には種々の方法が考えられるが、ここでは2種類の方法について説明する。まず1種類目の方法は、以下の式(5)により算出する方法である。
寿命値=(「Power Cycle Count」)/(「Power Cycle Count」の上限値)×100 … (5)
式(5)は、「Power Cycle Count」の上限値に対して現在の「Power Cycle Count」の割合を示す。「Power Cycle Count」の上限値を50000とし、現在までの「Power Cycle Count」を6000とすると、(6000回/50000回)×100=12[%]で、残寿命値は12[%]となる。「Power Cycle Count」の上限値が異なるHDDの場合においても比較が可能となる。また、上限値の異なるHDDにおいて、それぞれの上限値に対しての割合を寿命値とすることで、HDDの種類が異なる場合においても比較することができる。
2種類目の方法は、以下の式(6)により算出する方法である。
寿命値={(「Power Cycle Count」)/(「Power Cycle Count」の上限値)×100}/今までのHDD使用時間 … (6)
式(6)は、単位時間当りの「Power Cycle Count」の上限値に対して現在の「Power Cycle Count」の割合を示す。今までのストレージ使用時間が1000時間であり、「Power Cycle Count」の上限値を50000とし、現在までの「Power Cycle Count」を6000とすると、{(6000回/50000回)×100}/1000=0.012[%/h]で、寿命値は0.012[%/h]となる。また、上限値の異なるHDDにおいて、それぞれの上限値に対しての割合を寿命値とすることで、HDDの種類が異なる場合においても比較することができる。
(他の実施の形態)
本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)をネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムコードを読み出して実行する処理である。この場合、そのプログラム、及び該プログラムを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
1〜5 MFP
6 PC
7 管理装置
351,604 HDD
601 CPU
602 RAM

Claims (6)

  1. データを記憶するための不揮発性の記憶部を備える複数の上位装置の各々により前記記憶部から供出された複数の記憶領域を管理する管理装置であって、
    前記複数の記憶領域の各々の寿命を示す寿命値を算出する算出手段と、
    前記算出手段により算出された寿命値に基づいて、前記寿命がより多く残っている記憶領域ほどデータを記憶するように前記上位装置を制御する記憶制御手段と、
    前記算出手段により算出された寿命値に基づいて、前記複数の記憶領域のうち、前記寿命が最も少ない記憶領域における寿命値と前記寿命が最も多く残っている記憶領域における寿命値との差が予め定められた閾値を超えた場合に、前記寿命が最も少ない記憶領域に記憶されたデータを前記寿命が最も多く残っている記憶領域への移動を実行する移動手段と、
    前記上位装置において実行中のジョブを検知する検知手段とを備え、
    前記移動手段は、前記検知手段によって前記上位装置において実行中のジョブを検知した場合、前記データの移動を中止することを特徴とする管理装置。
  2. 予め定められた寿命値と比較して前記寿命が残り少ない記憶領域に代えて、当該記憶領域を供出している記憶部内の他の記憶領域、又は他の上位装置の記憶部内の記憶領域を新たな記憶領域とする代替手段をさらに有することを特徴とする請求項1記載の管理装置。
  3. 前記記憶部がハードディスクドライブの場合、前記算出手段は、S.M.A.R.T.機能により取得されたPower Cycle Countに応じて前記寿命を算出する請求項1又は2に記載の管理装置。
  4. 前記記憶部がSSDの場合、前記算出手段は、各々の記憶領域の容量、及び各々の記憶領域に通算して記憶されたデータのサイズに応じて前記寿命を算出する請求項1乃至のいずれか1項に記載の管理装置。
  5. データを記憶するための不揮発性の記憶部を備える複数の上位装置の各々により前記記憶部から供出された複数の記憶領域を管理する管理装置の制御方法であって、
    前記複数の記憶領域の各々の寿命を示す寿命値を算出する算出ステップと、
    前記算出ステップ算出された寿命値に基づいて、前記寿命がより多く残っている記憶領域ほどデータを記憶するように前記上位装置を制御する記憶制御ステップと、
    前記算出ステップで算出された寿命値に基づいて、前記複数の記憶領域のうち、前記寿命が最も少ない記憶領域における寿命値と前記寿命が最も多く残っている記憶領域における寿命値との差が予め定められた閾値を超えた場合に、前記寿命が最も少ない記憶領域に記憶されたデータを前記寿命が最も多く残っている記憶領域への移動を実行する移動ステップと、
    前記上位装置において実行中のジョブを検知する検知ステップとを備え、
    前記移動ステップは、前記検知ステップで前記上位装置において実行中のジョブを検知した場合、前記データの移動を中止することを特徴とする管理装置の制御方法。
  6. データを記憶するための不揮発性の記憶部を備える複数の上位装置の各々により前記記憶部から供出された複数の記憶領域を管理する管理装置の制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    前記管理装置の制御方法は、
    前記複数の記憶領域の各々の寿命を示す寿命値を算出する算出ステップと、
    前記算出ステップ算出された寿命値に基づいて、前記寿命がより多く残っている記憶領域ほどデータを記憶するように前記上位装置を制御する記憶制御ステップと、
    前記算出ステップで算出された寿命値に基づいて、前記複数の記憶領域のうち、前記寿命が最も少ない記憶領域における寿命値と前記寿命が最も多く残っている記憶領域における寿命値との差が予め定められた閾値を超えた場合に、前記寿命が最も少ない記憶領域に記憶されたデータを前記寿命が最も多く残っている記憶領域への移動を実行する移動ステップと、
    前記上位装置において実行中のジョブを検知する検知ステップとを備え、
    前記移動ステップは、前記検知ステップで前記上位装置において実行中のジョブを検知した場合、前記データの移動を中止することを特徴とするプログラム。
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