JP4463021B2 - 情報処理装置,デバイス制御方法および記録媒体 - Google Patents

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Description

本発明は、情報処理装置,デバイス制御方法および記録媒体に係り、特に1つ以上のプログラムが1つ以上のデバイスを利用する情報処理装置,1つ以上のデバイスを制御するデバイス制御方法および記録媒体に関する。
近年、情報処理装置は様々な用途で利用されるようになった。このような情報処理装置では、NVRAM(Non Volatile RAM)やハードディスク装置などの不揮発性記憶装置に、電源を切断されても消去されたくない情報が格納されている。
例えばNVRAMは、通常のRAMにEEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)またはフラッシュROMが内蔵されている。NVRAMは、電源電圧が所定値以下に下がるとRAMに格納されている内容をROMにコピーし、電源電圧が所定値以上に上がるとROMに格納されている内容をRAMにコピーするため、電源を切断されても格納されている情報が消去されない。
そこで、情報処理装置の一例としての画像処理装置では、電源を切断されても消去されたくない情報として、課金情報,ユーザ設定情報またはエラー発生履歴情報などがNVRAMに格納されている。従来の画像処理装置では、デバイスの一例としてのNVRAMを様々なデバイス制御方法により制御していた。
従来のデバイス制御方法の一つとして、NVRAMの領域を用途別に分割して用いることが知られている。このデバイス制御方法では、分割した領域を用途別に割り当てた領域割当情報(例えば、オフセット,サイズなど)が、画像処理装置の機種によって異なっている。このため、分割した領域を用途別に割り当てた領域割当情報は、画像処理装置の機種ごとに設定される必要があった。
そこで、従来のデバイス制御方法では、領域割当情報を画像処理装置の機種ごとに設定情報として設定し、NVRAMを制御するNVRAM制御プログラム内に複数機種分の設定情報を格納している。このようなデバイス制御方法では、NVRAMを利用する画像処理装置の機種に応じた設定情報をNVRAM制御プログラム内から検索し、その設定情報を用いてNVRAMに対する制御を行っていた。
引用文献1には、NVRAMに情報を格納し、NVRAMに格納されている情報にアクセスする技術の一例が記載されている。また、引用文献2には不揮発性メモリにアクセスするときに利用する複数機種分のコンフィグレーションデータを持ち、機種に応じたコンフィグレーションデータを利用して不揮発性メモリにアクセスする技術の一例が記載されている。
特開2000−141830号公報 特開2002−149015号公報
従来のデバイス制御方法では、図1に表すように、画像処理装置の機種毎の設定情報がNVRAM制御プログラムのヘッダファイルに含まれる。図1は、NVRAM制御プログラムにおける設定情報の格納場所について説明するための図である。
このように従来のデバイス制御方法では、設定情報がNVRAM制御プログラム内に格納されているため、同種類の情報処理装置(例えば、画像処理装置)であっても、異なる機種や新しい機種の情報処理装置を動作させるために、異なる機種や新しい機種についての設定情報をNVRAM制御プログラムのヘッダファイルに追加すると共に、NVRAM制御プログラムのオブジェクトも再度作り直す必要があった。即ち、従来のデバイス制御方法では、異なる機種や新しい機種の情報処理装置を動作させるために、ヘッダファイルおよびオブジェクトファイルを再度作り直す必要があり、時間およびコストが掛かるという問題があった。
例えばNVRAM制御プログラムがライブラリとして提供されている場合、従来のデバイス制御方法では、そのライブラリを新たな機種に対応させる為に、ライブラリのソースコードに新たな機種についての設定情報を追加して再コンパイルし、そのライブラリとリンクされているプログラムを再リンクするという煩わしい作業が必要であるという問題があった。また、従来のデバイス制御方法は、電源を切断されても消去されたくない情報の格納場所として、1種類のデバイスを制御するものであり、使い勝手が悪く、且つ情報の消去などに対する安全性が低いという問題があった。
本発明は、上記の点に鑑みなされたもので、異なる機種や新たな機種に対する対応が容易で、使い勝手が良く、安全性の高い情報処理装置,デバイス制御方法および記録媒体を提供することを目的とする。
そこで、上記課題を解決するため、本発明は、用途別に領域が分割されて利用される1つ以上の不揮発性記憶装置を有する情報処理装置であって、前記情報処理装置がプログラムを実行することにより実現される処理手段及びデバイス制御手段を有し、前記デバイス制御手段は、機種毎に異なる一又は複数の機種依存情報が記述された設定ファイルを読み出し、前記情報処理装置の前記機種に応じた機種依存情報に基づいて、前記処理手段からの前記不揮発性記憶装置に対するアクセス要求に応じた前記不揮発性記憶装置へのアクセスを行うことを特徴とする。
また、本発明は、用途別に領域が分割されて利用される1つ以上の不揮発性記憶装置を有する情報処理装置によって実行されるデバイス制御方法であって、前記情報処理装置は、前記情報処理装置がプログラムを実行することにより実現される処理手段及びデバイス制御手段を有し、前記デバイス制御手段が、機種毎に異なる一又は複数の機種依存情報が記述された設定ファイルを読み出し、前記情報処理装置の前記機種に応じた機種依存情報に基づいて、前記処理手段からの前記不揮発性記憶装置に対するアクセス要求に応じた前記不揮発性記憶装置へのアクセスを行うステップ実行することを特徴とする。
また、本発明は、用途別に領域が分割されて利用される1つ以上の不揮発性記憶装置を有する情報処理装置を、機種毎に異なる一又は複数の機種依存情報が記述された設定ファイルを読み出し、前記情報処理装置の前記機種に応じた機種依存情報に基づいて、処理手段からの前記不揮発性記憶装置に対するアクセス要求に応じた前記不揮発性記憶装置へのアクセスを行うデバイス制御手段として機能させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であることを特徴とする。
本発明によれば、機種依存情報を設定ファイルに記述したため、デバイス制御手段を複数機種で共有化でき、設定ファイルの機種依存情報を修正することで機種に応じたデバイスの制御ができる。したがって、異なる機種や新たな機種に対する対応が容易で、使い勝手が良く、安全性の高い情報処理装置,デバイス制御方法および記録媒体を提供することが可能である。
本発明によれば、異なる機種や新たな機種に対する対応が容易で、使い勝手が良く、安全性の高い情報処理装置,デバイス制御方法および記録媒体を提供できる。
次に、本発明を実施するための最良の形態を、以下の実施例に基づき図面を参照しつつ説明していく。図2は、本発明による情報処理装置の一例のハードウェア構成図である。図2の情報処理装置は、それぞれバスBで相互に接続されている入力装置11,表示装置12,ハードディスク装置(以下、HDDという)13,SD(Secure Digital)カード14,NVRAM15,ROM16,RAM17,CPU18およびネットワークI/F19が搭載され又は接続されたコントローラボードを有するように構成される。
入力装置11はキーボードやマウスなどで構成され、様々な操作指示を入力するために用いられる。表示装置12はディスプレイなどで構成され、操作指示に必要な各種ウインドウやデータ等を表示する。ネットワークI/F19は、インターネットやLAN(Local Area Network)等のネットワーク100を介してサーバ110に接続し、必要に応じてサーバ110からプログラムやデータ等を取得する。
また、ROM16は例えばプログラムやデータ等が格納されている。RAM17は、CPU18の主記憶装置として動作する。CPU18は、ROM16等に格納されているプログラムに従って各種処理を実行する。また、CPU18は情報処理装置全体の制御を行う。
デバイスの一例としてのHDD13,SDカード14およびNVRAM15は、情報処理装置で利用する様々な情報を格納し、CPU18からの指示により情報を読み出す。HDD13,SDカード14およびNVRAM15に格納された情報は、電源を切断されても消去されずに保持される。したがって、HDD13,SDカード14およびNVRAM15には、電源が切断されても消去されたくない各種情報を格納することが多い。
なお、HDD13,SDカード14はレジデント領域を有するように構成することができる。NVRAM15は、レジデント領域およびオプション領域を有するように構成することができる。
CPU18は、ROM16等に格納されているプログラムをそれぞれプロセスとしてOS上に起動させる。OS上に起動されたプロセスは、例えば図3を利用して説明するようにHDD13,SDカード14およびNVRAM15に対するアクセスを行う。
図3は、本発明によるデバイス制御方法の一例について説明するための図である。以下の説明では、情報処理装置の一例として画像形成に係る処理を行う画像処理装置について説明する。特開2002−84383号公報には、プリンタ,コピー,ファクシミリおよびスキャナなどの各装置の機能を1つの筐体内に収納した画像処理装置の一例が記載されている。この画像処理装置は、1つの筐体内に表示部,印刷部および撮像部などを設けると共に、プリンタ,コピー,ファクシミリおよびスキャナにそれぞれ対応する4種類のソフトウェアを設け、そのソフトウェアを切り替えることより、プリンタ,コピー,ファクシミリおよびスキャナとして動作させるものである。
図3の画像処理装置は、ファックスアプリ21,プリンタアプリ22,スキャナアプリ23などの画像形成に係る処理を行うアプリ層のプログラムと、アプリ層からの処理要求を解釈してハードウェア資源の獲得要求を発生するSCS(システムコントロールサービス)31,MCS(メモリコントロールサービス)32,ECS(エンジンコントロールサービス)33などのサービス層のプログラムとが、OS上にプロセスとして起動されている。
OS上に起動されたプロセスがHDD13,SDカード14およびNVRAM15などのデバイスにアクセスする場合、デバイス制御手段の一例としてのデバイス制御ライブラリ51に納められた関数を呼び出して行う。デバイス制御ライブラリ51は、後述する設定ファイル52を読み出し、その設定ファイル52に記述されている内容に基づいてデバイスにアクセスする。なお、デバイス制御ライブラリ51及び設定ファイル52は、例えばROM16に格納されている。
以下、本発明によるデバイス制御ライブラリ51及び設定ファイル52について詳細に説明していく。ここでは、デバイスの一例としてのHDD13,SDカード14およびNVRAM15の領域を用途別に分割して用いる例を説明する。
図4は、分割した領域を用途別に割り当てた一例のメモリマップである。例えば図4のメモリマップは、分割した領域が課金情報用,エンジン用というように、用途別に割り当てられている。なお、図4のメモリマップでは、課金情報用として0x0000〜0x0200までの領域が割り当てられている。次に、デバイスの一例としてのHDD13,SDカード14およびNVRAM15の領域を図4のメモリマップのように分割して用いるときの設定ファイルについて説明する。
図5は、HDDの領域を用途別に分割して用いる場合の設定ファイルの一例の構成図である。図6は、SDカードの領域を用途別に分割して用いる場合の設定ファイルの一例の構成図である。図7は、NVRAMの領域を用途別に分割して用いる場合の設定ファイルの一例の構成図である。なお、図5〜図7の設定ファイルは、それぞれの行に1つのコマンドと、そのコマンドに対する1つ以上の引数とを有している。
まず、図5の設定ファイルについて説明する。設定ファイルの1行目は、deviceコマンドであって、領域を用途別に分割して用いるデバイスとしてHDD13を第1引数で指定している。なお、HDD13はファイルを介してアクセスを行うために、そのファイルをdeviceコマンドの第2引数で指定している。
2行目は、machineコマンドであって、例えばコントローラボードタイプなどの機種を識別するための機種情報を指定している。3行目は、residentコマンドであって、HDD13のレジデント領域(以下、レジデントHDD領域という)を先頭アドレスからのオフセットおよびサイズで指定している。なお、residentコマンドはレジデントHDD領域の先頭アドレスからのオフセットを第1引数で指定し、サイズを第2引数で指定している。
4行目〜12行目は、areaコマンドであって、用途別に分割されたHDD13の領域をHDD13の先頭アドレスからのオフセットおよびサイズで指定している。なお、areaコマンドは、HDD13の先頭アドレスからのオフセットを第1引数で指定し、サイズを第2引数で指定している。さらに、areaコマンドは、用途別に分割されたHDD13の各領域を識別するための領域識別情報を図示していない引数で指定している。
前述のmachineコマンド,residentコマンドおよびareaコマンドは一機種分の機種依存情報を構成する。図5の設定ファイルは一機種分の機種依存情報が記述されているが、複数機種分の機種依存情報を記述することも可能である。
次に、図6の設定ファイルについて説明する。設定ファイルの1行目は、deviceコマンドであって、領域を用途別に分割して用いるデバイスとしてSDカード14を第1引数で指定している。なお、SDカード14はファイルを介してアクセスを行うために、そのファイルをdeviceコマンドの第2引数で指定している。
2行目は、machineコマンドであって、例えばコントローラボードタイプなどの機種を識別するための機種情報を指定している。3行目は、residentコマンドであって、SDカード14のレジデント領域(以下、レジデントSDカード領域という)を先頭アドレスからのオフセットおよびサイズで指定している。なお、residentコマンドは、メモリ中に展開したファイルの先頭アドレスからのオフセットを第1引数で指定し、サイズを第2引数で指定している。
4行目〜12行目は、areaコマンドであって、用途別に分割されたSDカード14の領域をメモリ中に展開したファイルの先頭アドレスからのオフセットおよびサイズで指定している。なお、areaコマンドは、メモリ中に展開したファイルの先頭アドレスからのオフセットを第1引数で指定し、サイズを第2引数で指定している。さらに、areaコマンドは、用途別に分割されたSDカード14の各領域を識別するための領域識別情報を図示していない引数で指定している。
前述のmachineコマンド,residentコマンドおよびareaコマンドは一機種分の機種依存情報を構成する。図6の設定ファイルは一機種分の機種依存情報が記述されているが、複数機種分の機種依存情報を記述することも可能である。
次に、図7の設定ファイルについて説明する。設定ファイルの1行目は、deviceコマンドであって、領域を用途別に分割して用いるデバイスとしてNVRAM15を第1引数で指定している。
2行目は、machineコマンドであって、例えばコントローラボードタイプなどの機種を識別するための機種情報を指定している。3行目は、skipコマンドであって、NVRAM15がバスBに対してどのように接続されているかを表すバス接続形態を指定している。
4行目は、residentコマンドであって、NVRAM15のレジデント領域(以下、レジデントNVRAM領域という)を先頭アドレスからのオフセットおよびサイズで指定している。なお、residentコマンドは、レジデントNVRAM領域の先頭アドレスからのオフセットを第1引数で指定し、サイズを第2引数で指定している。
5行目は、optionalコマンドであって、NVRAM15のオプション領域(以下、オプションNVRAM領域という)を先頭アドレスからのオフセットおよびサイズで指定している。なお、optionalコマンドは、オプションNVRAM領域の先頭アドレスからのオフセットを第1引数で指定し、サイズを第2引数で指定している。
また、6行目〜14行目は、areaコマンドであって、用途別に分割されたNVRAM15の領域をNVRAM15の先頭アドレスからのオフセットおよびサイズで指定している。なお、areaコマンドは、NVRAM15の先頭アドレスからのオフセットを第1引数で指定し、サイズを第2引数で指定している。さらに、areaコマンドは、用途別に分割されたNVRAM15の各領域を識別するための領域識別情報を図示していない引数で指定している。
前述のmachineコマンド,skipコマンド,residentコマンド,optionalコマンド及びareaコマンドは、一機種分の機種依存情報を構成する。図7の設定ファイルは一機種分の機種依存情報が記述されているが、複数機種分の機種依存情報を記述することも可能である。
次に、前述の設定ファイルをデバイス制御ライブラリが読み込む処理について図8を参照しつつ説明する。図8は、デバイス制御ライブラリが行う設定ファイル読み込み処理の一例のフローチャートである。なお、図8の設定ファイル読み込み処理は、例えば画像処理装置の起動時に行われる。
ステップS10に進み、デバイス制御ライブラリ51はdeviceコマンドの指定がNVRAM15であるか否かを判定する。deviceコマンドの指定がNVRAM15であると判定すると(S10においてYES)、デバイス制御ライブラリ51はステップS11に進み、NVRAM15の先頭アドレスをOSのカーネル41より取得する。
deviceコマンドの指定がNVRAM15でないと判定すると(S10においてNO)、デバイス制御ライブラリ51はステップS12に進み、deviceコマンドの第2引数で指定されているファイルをRAM17に展開し、そのファイルの先頭アドレスを保存する。
ステップS11又はS12に続いてステップS13に進み、デバイス制御ライブラリ51は画像処理装置のコントローラボードタイプを表す機種情報をカーネル41より取得する。ステップS14に進み、デバイス制御ライブラリ51は設定ファイルよりmachineコマンドを読み出す。ステップS15に進み、デバイス制御ライブラリ51はステップS13で取得した機種情報をキー情報として用いて、ステップS14で読み出したmachineコマンドから同一の機種情報が指定されているmachineコマンドを検索する。同一の機種情報が指定されているmachineコマンドが検索されると、デバイス制御ライブラリ51は同一の機種情報が指定されている機種依存情報を読み出して保存する。
ここでは、OS上に起動されたプロセスが、デバイス制御ライブラリ51の関数を読み出してHDD13,SDカード14およびNVRAM15などのデバイスにアクセスする処理について図9を参照しつつ説明する。
図9は、デバイス制御ライブラリを利用して行うデバイスアクセス処理の一例のフローチャートである。HDD13,SDカード14およびNVRAM15などのデバイスへのアクセスを必要とする場合、OS上に起動されたプロセスはステップS20に進み、デバイス制御ライブラリ51の関数を呼び出す。なお、プロセスはアクセスを行う領域の領域識別情報を指定する。
ステップS21に進み、デバイス制御ライブラリ51はNVRAM15などのデバイスあるいはメモリ中に展開したファイルの先頭アドレスと、ステップS15で保存した機種依存情報とを用いてアクセスすべきアドレスを得る。具体的に、デバイス制御ライブラリ51はNVRAM15などのデバイスの先頭アドレス,領域識別情報で指定された領域のオフセットからアクセスすべきアドレスを得ることができる。なお、デバイスがNVRAM15の場合、デバイス制御ライブラリ51はNVRAM15などのデバイスの先頭アドレス,領域識別情報で指定された領域のオフセットの他に、skipコマンドで指定される情報を利用してアクセスすべきアドレスを得る。
ステップS22に進み、デバイス制御ライブラリ51はステップS21で取得したアクセスすべきアドレスを利用して、HDD13,SDカード14およびNVRAM15などのデバイスへのアクセスを実行する。
以上、本発明のデバイス制御方法では、機種依存情報をデバイス制御ライブラリ51から排除し、デバイス制御ライブラリ51の外の設定ファイル52に記述しておくことにより、設定ファイル52を変更するだけで、デバイス制御ライブラリ51を異なる機種や新しい機種に対応させることができる。即ち、デバイス制御ライブラリ51を複数の機種で共有することができる。
実施例1では、各プロセスがアクセスするデバイスを予めdeviceコマンドにより設定ファイルに設定しておく必要があった。そこで、実施例2ではアクセスするデバイスをオペレータが選択可能なデバイス制御方法について説明する。
図10は、デバイス選択処理の一例のフローチャートである。なお、図10のデバイス選択処理は、例えば画像処理装置の起動時に行われる。ステップS30に進み、デバイス制御ライブラリ51はサービス層にプロセスとして起動されているOCS(オペレーションパネルコントロールサービス)を利用し、図11のようなデバイス選択画面60をオペレーションパネルに表示する。
図11は、デバイス選択画面の一例のイメージ図である。図11のデバイス選択画面60は、HDD13,SDカード14およびNVRAM15からアクセスするデバイスを選択するためのボタンが設けられている。なお、デバイス選択画面60に表示されるデバイスの種類は、図12のような設定ファイルのdeviceコマンドで指定される。
図12は、デバイス選択処理を行わせる場合の設定ファイルの一例の構成図である。図12の設定ファイルは、それぞれの行に1つのコマンドと、そのコマンドに対する1つ以上の引数とを有している。
図12の設定ファイルは、前述した図5〜図7の設定ファイルに記述されている内容を1つの設定ファイルに記述したものである。即ち、図12の設定ファイルは、複数種類分のデバイスの機種依存情報が記述されている。デバイス制御ライブラリ51は、図12の設定ファイルからdeviceコマンドで指定されるデバイスを読み出し、そのデバイスを選択するためのボタンをデバイス選択画面60に表示する。
オペレータは、デバイス選択画面60に設けられたHDD13,SDカード14およびNVRAM15を選択するためのボタンを押下することで、アクセスするデバイスを選択可能である。ステップS31に進み、オペレータによりデバイス選択画面60のOKボタンが押下されると、デバイス制御ライブラリ51はオペレータにより選択されたデバイスをOCSから取得する。
ステップS32に進み、デバイス制御ライブラリ51はオペレータにより選択されたデバイスの機種依存情報をdeviceコマンドの第1引数を利用して図12の設定ファイルから検索する。ステップS33に進み、デバイス制御ライブラリ51は図8のような設定ファイル読み込み処理を行う。
以上、本発明のデバイス制御方法では、オペレータが選択可能な全てのデバイスの機種依存情報を設定ファイルに記述しておくことにより、アクセスするデバイスをオペレータに選択させることができ、オペレータに選択されたデバイスにデバイス制御ライブラリ51を対応させることができる。
実施例3では、デバイスに格納される情報の安全性を高めるデバイス制御方法について説明する。ここでは、アクセスするデバイスとしてNVRAM15を利用する。
図13は、デバイスに格納される情報の安全性を高める場合の設定ファイルの一例の構成図である。図13の設定ファイルは、それぞれの行に1つのコマンドと、そのコマンドに対する1つ以上の引数とを有している。なお、図13の設定ファイルの1行目〜5行目は、図7の設定ファイルの1行目〜5行目と同様であるため説明を省略する。
7行目〜15行目は、areaコマンドであって、用途別に分割されたNVRAM15の領域に、通常領域および二重化領域を定義している。具体的に、areaコマンドは通常領域および二重化領域を、NVRAM15の先頭アドレスからのオフセットおよびサイズで指定している。
なお、areaコマンドは、通常領域を定義するオフセットを第1引数で指定し、通常領域を定義するサイズを第2引数で指定し、二重化領域を定義するオフセットを第3引数で指定し、二重化領域を定義するサイズを第4引数で指定している。
図13のような設定ファイルを読み込んだデバイス制御ライブラリ51は、NVRAM15に情報を書き込むとき、areaコマンドにより定義されている通常領域および二重化領域に同一の情報を書き込む。このように、同一の情報を複数の領域に書き込むことにより、情報の安全性を高めることができる。
図13の設定ファイルでは、課金情報用の通常領域をレジデントNVRAM領域に割り当て、課金情報用の二重化領域をオプションNVRAM領域に割り当てることで更に情報の安全性を高めることができる。この場合、レジデントNVRAM領域とオプションNVRAM領域とを異なるNVRAMに設けることが、情報の消去などに対する安全性の観点から望ましい。なお、図13の設定ファイルでは情報を二重化して異なる領域に格納する例を説明したが、情報を3つ以上の異なる領域に格納するようにしてもよい。
例えば画像処理装置は、基本機能に対応したコントローラボード,基本機能およびオプション機能に対応したコントローラボードなど、様々な機能の組み合わせに対応したコントローラボードが用意されていることが多い。このように様々な機能の組み合わせに対応したコントローラボードを用意されている画像処理装置では、コントローラボードを入れ替えることにより機能の追加や削除を実現している。
この場合、用意されている全てのコントローラボードの機種依存情報を設定ファイルに記述しておくことにより、設定ファイルの記述を変更することなくコントローラボードを入れ替えるだけで機能の追加や削除が可能となる。図14は、複数のコントローラボードに対応させた設定ファイルの一例の構成図である。なお、2行目のmachineコマンドはコントローラボードを識別するための機種情報を指定している。
図14の設定ファイルでは、machineコマンドで機種情報「1」と指定された機種依存情報が基本機能に対応したコントローラボードの機種依存情報であり、machineコマンドで機種情報「2」と指定された機種依存情報が基本機能およびオプション機能に対応したコントローラボードの機種依存情報である。図14の設定ファイルでは、ファックス機能、プリンタ機能、ネットワーク機能およびスキャナ機能がオプション機能を構成している。
なお、図14の設定ファイルのように、基本機能用にレジデントNVRAM領域を割り当て、オプション機能用にオプションNVRAM領域を割り当てることで、基本機能とオプション機能との区分けが容易となる。
前述した実施例1〜4では、機種依存情報を1つの設定ファイル52に記述しておく必要があった。そこで、実施例5では機種依存情報を複数のファイルに分割して記述するデバイス制御方法について説明する。
図15は、機種依存情報を複数のファイルに分割して記述した設定ファイルの一例の構成図である。図15の設定ファイルは、機種に拘わらず共通の機種共通情報が記述された機種共通ファイル150と、機種毎に異なる機種依存情報が記述された機種依存ファイル151A〜151Cとで構成されている。
機種共通ファイル150は、それぞれの行に1つのコマンドと、そのコマンドに対する1つ以上の引数とを有している。なお、各コマンドは前述した実施例1〜4と同様であるため、適宜説明を省略する。図15の機種共通ファイル150の1行目はdeviceコマンドであって、NVRAM15を指定している。機種共通ファイル150の2行目はskipコマンドであって、バス接続形態を指定している。
機種共通ファイル150の3行目はresidentコマンドであって、レジデントNVRAM領域を先頭アドレスからのオフセットおよびサイズで指定している。機種共通ファイル150の4行目はoptionalコマンドであって、オプションNVRAM領域を先頭アドレスからのオフセットおよびサイズで指定している。
また、機種依存ファイル151A〜151Cは機種A〜Cに対応しており、それぞれの行に1つのコマンドと、そのコマンドに対する1つ以上の引数とを有している。図15の機種依存ファイル151A〜151Cの1行目〜9行目はareaコマンドであって、用途別に分割されたNVRAM15の領域をNVRAM15の先頭アドレスからのオフセットおよびサイズで指定している。なお、areaコマンドは用途別に分割されたNVRAM15の各領域を識別するための領域識別情報を図示していない引数で指定している。
また、機種依存情報は図16のように分割して記述してもよい。図16は、機種依存情報を分割して記述した設定ファイルの他の一例の構成図である。なお、図16の設定ファイルはresidentコマンドおよびoptionalコマンドが、機種共通ファイル160でなく機種依存ファイル161A〜161Cに含まれる点で図15の設定ファイルと異なっている。
次に、図15の設定ファイルをデバイス制御ライブラリが読み込む処理について図17を参照しつつ説明する。なお、図16の設定ファイルをデバイス制御ライブラリが読み込む処理は、図15の設定ファイルをデバイス制御ライブラリが読み込む処理と同様であるため、説明を省略する。図17は、デバイス制御ライブラリが行う設定ファイル読み込み処理の他の一例のフローチャートである。なお、図17の設定ファイル読み込み処理は図8の設定ファイル読み込み処理と同様であるため、適宜説明を省略する。
ステップS40〜S43は、図8のステップS10〜S13と同様である。ステップS44に進み、デバイス制御ライブラリ51は機種共通ファイル150を読み込む。ステップS45に進み、デバイス制御ライブラリ51は取得した機種情報を用いて、機種依存ファイル151A〜151Cから該当機種向けの機種依存ファイルを検索して読み込み、用途別に分割されたNVRAM15の各領域のオフセット・サイズを保存する。
例えば機種AのプロセスがNVRAM15にアクセスする場合、デバイス制御ライブラリ51は機種共通ファイル150および機種依存ファイル151Aを読み込み、用途別に分割されたNVRAM15の各領域のオフセット・サイズを保存する。そして、OS上に起動されたプロセスは、図9のデバイスアクセス処理によりNVRAM15にアクセスできる。
以上、本発明のデバイス制御方法では、機種依存情報を分割して1つの機種共通ファイルおよび複数の機種依存ファイルに記述しておくことができ、機種依存ファイルを変更するだけで、デバイス制御ライブラリ51を異なる機種や新しい機種に対応させることができる。
実施例6では、機種依存情報を分割して1つの機種共通ファイルおよび複数の機種依存ファイルに記述すると共に、複数の機種依存ファイルをネットワーク100上のサーバ110に格納している。図18は、機種依存ファイルをサーバから取得する場合の設定ファイルの一例の構成図である。図18の設定ファイルは、機種共通情報が記述された機種共通ファイル180と、機種毎に異なる機種依存情報が記述された機種依存ファイル181A〜181Cとで構成されている。
機種共通ファイル180は、それぞれの行に1つのコマンドと、そのコマンドに対する1つ以上の引数とを有している。なお、各コマンドは前述した実施例1〜4と同様であるため、適宜説明を省略する。図18の機種共通ファイル180の1行目はdeviceコマンドであって、NVRAM15を指定している。機種共通ファイル180の2行目はskipコマンドであって、バス接続形態を指定している。
機種共通ファイル180の3行目〜5行目は、機種A〜Cに対応した機種依存ファイル181A〜181CのURLが記述されている。したがって、デバイス制御ライブラリ51は該当機種用のURLにアクセスし、該当機種向けの機種依存ファイル181A〜181Cを読み込むことができる。なお、機種依存ファイル181A〜181Cは図15の機種依存ファイル151A〜151Cと同様である。
以上、本発明のデバイス制御方法では、複数の機種依存ファイルをネットワーク100上のサーバ110に格納しているため、機種依存情報を動的に変更可能である。
実施例7では、機種依存情報を複数のファイルに分割して記述する他のデバイス制御方法について説明する。図19は、機種依存情報を複数のファイルに分割して記述した設定ファイルの他の一例の構成図である。図19の設定ファイルは、機種共通ファイル190と、用途別に分割された領域毎に異なる機種依存情報が記述されたエリア情報ファイル191〜195とで構成されている。
機種共通ファイル190は、図15の機種共通ファイル150と同様である。エリア情報ファイル191〜195は、用途別に分割されたNVRAM15の領域(例えば、課金情報用、エンジン用など)毎に設けられている。また、エリア情報ファイル191〜195は各機種向けのNVRAM15の領域をNVRAM15の先頭アドレスからのオフセットおよびサイズでそれぞれ指定している。したがって、各機種向けのNVRAM15の領域を容易に比較できる。
次に、図19の設定ファイルをデバイス制御ライブラリが読み込む処理について図20を参照しつつ説明する。図20は、デバイス制御ライブラリが行う設定ファイル読み込み処理の他の一例のフローチャートである。なお、図20の設定ファイル読み込み処理は図8の設定ファイル読み込み処理と同様であるため、適宜説明を省略する。
ステップS50〜S53は、図8のステップS10〜S13と同様である。ステップS54に進み、デバイス制御ライブラリ51は機種共通ファイル190を読み込み、更にエリア情報ファイル191〜195からアクセス先の領域に該当するエリア情報ファイルを検索して読み込む。例えば機種CのプロセスがNVRAM15のコピー用領域へアクセスする場合、デバイス制御ライブラリ51は機種共通ファイル190およびエリア情報ファイル194を読み込む。
ステップS55に進み、デバイス制御ライブラリ51は取得した機種情報を用いて、ステップS54で読み込んだエリア情報ファイルから該当機種向けの行を読み込み、用途別に分割されたNVRAM15の各領域のオフセット・サイズを保存する。
例えば機種CのプロセスがNVRAM15のコピー用領域へアクセスする場合、デバイス制御ライブラリ51はエリア情報ファイル194の3行目を読み込み、コピー用領域のオフセット「0x04D0」およびサイズ「0x0230」を保存する。そして、OS上に起動されたプロセスは、図9のデバイスアクセス処理によりNVRAM15にアクセスできる。
以上、本発明のデバイス制御方法では、機種依存情報を分割して1つの機種共通ファイルおよび複数のエリア情報ファイルに記述しておくことができ、エリア情報ファイルを変更するだけで、デバイス制御ライブラリ51を異なる機種や新しい機種に対応させることができる。
本発明は、具体的に開示された実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲から逸脱することなく、種々の変形や変更が可能である。
NVRAM制御プログラムにおける設定情報の格納場所について説明するための図である。 本発明による情報処理装置の一例のハードウェア構成図である。 本発明によるデバイス制御方法の一例について説明するための図である。 分割した領域を用途別に割り当てた一例のメモリマップである。 HDDの領域を用途別に分割して用いる場合の設定ファイルの一例の構成図である。 SDカードの領域を用途別に分割して用いる場合の設定ファイルの一例の構成図である。 NVRAMの領域を用途別に分割して用いる場合の設定ファイルの一例の構成図である。 デバイス制御ライブラリが行う設定ファイル読み込み処理の一例のフローチャートである。 デバイス制御ライブラリを利用して行うデバイスアクセス処理の一例のフローチャートである。 デバイス選択処理の一例のフローチャートである。 デバイス選択画面の一例のイメージ図である。 デバイス選択処理を行わせる場合の設定ファイルの一例の構成図である。 デバイスに格納される情報の安全性を高める場合の設定ファイルの一例の構成図である。 複数のコントローラボードに対応させた設定ファイルの一例の構成図である。 機種依存情報を複数のファイルに分割して記述した設定ファイルの一例の構成図である。 機種依存情報を分割して記述した設定ファイルの他の一例の構成図である。 デバイス制御ライブラリが行う設定ファイル読み込み処理の他の一例のフローチャートである。 機種依存ファイルをサーバから取得する場合の設定ファイルの一例の構成図である。 機種依存情報を複数のファイルに分割して記述した設定ファイルの他の一例の構成図である。 デバイス制御ライブラリが行う設定ファイル読み込み処理の他の一例のフローチャートである。
符号の説明
11 入力装置
12 表示装置
13 HDD
14 SDカード
15 NVRAM
16 ROM
17 RAM
18 CPU
19 ネットワークI/F
41 カーネル
51 デバイス制御ライブラリ
52 設定ファイル
60 デバイス選択画面
100 ネットワーク
110 サーバ
150,160,180,190 機種共通ファイル
151A〜151C,161A〜161C,181A〜181C 機種依存ファイル
191〜195 エリア情報ファイル
B バス

Claims (17)

  1. 用途別に領域が分割されて利用される1つ以上の不揮発性記憶装置を有する情報処理装置であって、
    前記情報処理装置がプログラムを実行することにより実現される処理手段及びデバイス制御手段を有し、
    前記デバイス制御手段は、機種毎に異なる一又は複数の機種依存情報が記述された設定ファイルを読み出し、前記情報処理装置の前記機種に応じた機種依存情報に基づいて、前記処理手段からの前記不揮発性記憶装置に対するアクセス要求に応じた前記不揮発性記憶装置へのアクセスを行うことを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記デバイス制御手段は、前記情報処理装置の前記機種を表す機種情報,前記不揮発性記憶装置により提供される領域を表すデバイス領域情報,用途別に分割された各領域を表す用途別領域情報を、機種依存情報として用いることを特徴とする請求項記載の情報処理装置。
  3. 前記デバイス制御手段は、前記情報処理装置の前記機種および前記不揮発性記憶装置の種類に応じた機種依存情報に基づいて、前記処理手段からの前記不揮発性記憶装置に対するアクセス要求に応じた前記不揮発性記憶装置へのアクセスを行うことを特徴とする請求項1又は2記載の情報処理装置。
  4. 前記デバイス制御手段は、前記情報処理装置の前記機種毎に異なる一又は複数の機種依存情報が記述された機種依存ファイルと前記情報処理装置の前記機種に拘わらず共通の機種共通情報が記述された機種共通ファイルとを、設定ファイルとして読み出すことを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  5. 前記デバイス制御手段は、用途別に分割された各領域を表す用途別領域情報が記述されている機種依存ファイルと前記情報処理装置の前記機種を表す機種情報および前記不揮発性記憶装置により提供される領域を表すデバイス領域情報が記述されている機種共通ファイルとを、設定ファイルとして読み出すことを特徴とする請求項記載の情報処理装置。
  6. 前記デバイス制御手段は、用途別に分割された各領域を表す用途別領域情報および前記不揮発性記憶装置により提供される領域を表すデバイス領域情報が記述されている機種依存ファイルと前記情報処理装置の前記機種を表す機種情報が記述されている機種共通ファイルとを、設定ファイルとして読み出すことを特徴とする請求項記載の情報処理装置。
  7. 前記デバイス制御手段は、用途別に分類された領域毎に異なる一又は複数機種分の機種依存情報が記述されたエリア情報ファイルと前記情報処理装置の前記機種に拘わらず共通の機種共通情報が記述された機種共通ファイルとを、設定ファイルとして読み出すことを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  8. 前記デバイス制御手段は、前記情報処理装置の前記機種を表す機種情報および前記不揮発性記憶装置により提供される領域を表すデバイス領域情報が記述されている機種共通ファイルを読み出すことを特徴とする請求項記載の情報処理装置。
  9. 前記デバイス制御手段は、前記情報処理装置の前記機種毎に異なる一又は複数機種分の機種依存情報が記述された機種依存ファイルおよび前記情報処理装置の前記機種に拘わらず共通の機種共通情報が記述された機種共通ファイルの少なくとも一方を、設定ファイルとしてネットワーク経由で読み出すことを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  10. 前記デバイス制御手段は、前記不揮発性記憶装置により提供される領域の先頭からのオフセットおよび用途別に分割された各領域のサイズを、用途別領域情報として用いることを特徴とする請求項又は何れか一項記載の情報処理装置。
  11. 前記デバイス制御手段は、用途別に分割された通常領域および二重化領域を表す用途別領域情報を機種依存情報として用いて、前記不揮発性記憶装置の通常領域および二重化領域に同一内容を記録することを特徴とする請求項記載の情報処理装置。
  12. 前記デバイス制御手段は、一の不揮発性記憶装置により提供される通常領域および他の不揮発性記憶装置により提供される二重化領域に同一内容を記録することを特徴とする請求項11記載の情報処理装置。
  13. 前記デバイス制御手段は、一の不揮発性記憶装置により提供される通常領域および他の不揮発性記憶装置により提供される二重化領域に課金情報を記録することを特徴とする請求項12記載の情報処理装置。
  14. 前記デバイス制御手段は、前記情報処理装置の前記機種を表す機種情報をオペレーティングシステムから取得し、その機種情報に応じた機種依存情報に基づいて前記処理手段からの前記不揮発性記憶装置に対するアクセス要求に応じた前記不揮発性記憶装置へのアクセスを行うことを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  15. 前記デバイス制御手段は、前記情報処理装置がライブラリを実行することにより実現されることを特徴とする請求項1乃至14何れか一項記載の情報処理装置。
  16. 用途別に領域が分割されて利用される1つ以上の不揮発性記憶装置を有する情報処理装置によって実行されるデバイス制御方法であって、
    前記情報処理装置は、前記情報処理装置がプログラムを実行することにより実現される処理手段及びデバイス制御手段を有し、
    前記デバイス制御手段が、機種毎に異なる一又は複数の機種依存情報が記述された設定ファイルを読み出し、前記情報処理装置の前記機種に応じた機種依存情報に基づいて、前記処理手段からの前記不揮発性記憶装置に対するアクセス要求に応じた前記不揮発性記憶装置へのアクセスを行うステップ
    実行することを特徴とするデバイス制御方法。
  17. 用途別に領域が分割されて利用される1つ以上の不揮発性記憶装置を有する情報処理装置を、
    機種毎に異なる一又は複数の機種依存情報が記述された設定ファイルを読み出し、前記情報処理装置の前記機種に応じた機種依存情報に基づいて、処理手段からの前記不揮発性記憶装置に対するアクセス要求に応じた前記不揮発性記憶装置へのアクセスを行うデバイス制御手段
    として機能させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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