JP2020057071A - 印刷方法、印刷指示装置及び印刷指示プログラム - Google Patents

印刷方法、印刷指示装置及び印刷指示プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザの手元にある画像形成装置に対応した制御ドライバがターミナルサーバにインストールされていない場合であっても、画像形成装置が備える機能を利用した印刷が可能な印刷方法等を提供すること。【解決手段】印刷方法は、他拠点に設置された中央装置が出力する画面上で、印刷指示を受け付け、印刷指示後に、前記中央装置が印刷対象データより生成した変換ファイルを取得し、変換ファイル取得後、ユーザ拠点に設置されたローカル装置が有する制御ドライバを介して前記変換ファイルに関する印刷設定を受け付け、受け付けた印刷設定にしたがい、前記変換ファイルの印刷を前記ユーザ拠点に設置された画像形成装置に指示する。【選択図】図5

Description

本発明は、画像形成装置に印刷を行わせる印刷方法等に関する。
ネットワークの普及に伴い、主たる情報処理を他拠点にあるサーバコンピュータに行わせ、ユーザが使用する端末は、サーバコンピュータが生成した画面を表示し、ユーザからの指示をサーバコンピュータに送信するターミナルサービスを利用したシステムが普及している(特許文献1)。ターミナルサービスを提供するサーバコンピュータをターミナルサーバと呼ぶ。
このようなシステムでは、情報処理能力が低い端末をユーザ端末として採用可能であるので、端末コストを低減できるという利点がある。また、必要なアプリケーションソフトウェアのほぼすべてはターミナルサーバのみにインストールされるため、アプリケーションソフトウェアの管理が効率化されるという利点もある。
特開2003−256157号公報
一方、データを紙等の媒体に出力する場合は、ユーザの手元にある画像形成装置に出力する必要がある。画像形成装置はプリンタや複合機である。複合機は複写機、プリンタ、イメージスキャナ、ファクシミリなどの事務機器の機能を1つにまとめた機器である。そのため、ターミナルサーバはユーザが使用する全機種の画像形成装置への出力ができなくてはならない。画像形成装置はメーカや機種毎に機能が異なるため、画像形成装置毎に制御ドライバを用いて、コンピュータは制御を行う。そのため、ターミナルサーバは多数の制御ドライバのインストールが必要となる。
しかしながら、ユーザが多数で、ユーザ拠点が複数国に亘る場合は、利用している画像形成装置のメーカや機種の総数は非常に多くなる。また、画像形成装置は故障等の理由により、所定年数で買い換えが生じる。そのため、すべての画像形成装置の制御ドライバをターミナルサーバにインストールし、バージョンを管理するのは煩雑である。
このような背景から、ユーザが印刷出力を行う際に、ターミナルサーバにユーザの手元にある画像形成装置に対応した制御ドライバがインストールされていない場合、用紙の1面に複数頁を印刷する面付け印刷、両面印刷、ステープル機能が利用できないという不具合が生じている。
本発明は係る事情に鑑みてなされたものである。その目的は、ユーザの手元にある画像形成装置に対応した制御ドライバがターミナルサーバにインストールされていない場合であっても、画像形成装置が備える機能を利用した印刷が可能な印刷方法等を提供することである。
本発明の印刷方法は、他拠点に設置された中央装置が出力する画面上で、印刷指示を受け付け、印刷指示後に、前記中央装置が印刷対象データより生成した変換ファイルを取得し、変換ファイル取得後、ユーザ拠点に設置されたローカル装置が有する制御ドライバを介して前記変換ファイルに関する印刷設定を受け付け、受け付けた印刷設定にしたがい、前記変換ファイルの印刷を前記ユーザ拠点に設置された画像形成装置に指示することを特徴とする。
本発明にあっては、ユーザの手元にある画像形成装置に対応した制御ドライバがターミナルサーバにインストールされていない場合であっても、画像形成装置が備える機能を利用した印刷が可能となる。
情報システムの構成例を示すブロック図である。 提供サーバのハードウェア構成例を示すブロック図である。 クライアント端末のハードウェア構成例を示す説明図である。 業務処理の手順例を示すフローチャートである。 印刷指示プログラムが行う処理の手順例を示すフローチャートである。 仮想化環境で表示される印刷設定画面の例を示す説明図である。 クライアント端末で表示される設定画面の例を示す説明図である。 プリンタDBの例を示す説明図である。 初期設定処理の手順例を示すフローチャートである。 仮想化環境で表示される印刷設定画面の他例を示す説明図である。
以下、図面を参照しつつ、本開示に係る実施の形態を説明する。図1は情報システムの構成例を示す説明図である。情報システム10は提供サーバ1、クライアント端末2A1、クライアント端末2B1、プリンタPA1、プリンタPA2、プリンタPB1及びプリンタPB2を含む。情報システム10は、提供サーバ1により、各拠点に情報サービスを提供するシステムである。提供サーバ1と各拠点はネットワークNにより、互いに通信可能に接続されている。
提供サーバ1はアプリケーションソフトウェアを提供する。アプリケーションソフトウェアは例えばワープロソフト、表計算ソフト及びプレゼンテーションソフトである。以下、アプリケーションソフトウェアを単に「アプリ」ともいう。クライアント端末2A1はA拠点に設置された端末である。プリンタPA1及びプリンタPA2はA拠点に設置された端末である。A拠点に設置されたクライアント端末2A1、プリンタPA1及びプリンタPA2はネットワークNAにより、互いに通信可能に接続されている。クライアント端末2A1には、プリンタPA1の印刷機能をすべて利用可能とするプリンタドライバ及びプリンタPA2は印刷機能をすべて利用可能とするプリンタドライバがインストールされている。B拠点に設置されたクライアント端末2B1、プリンタPB1及びプリンタPB2はネットワークNBにより、互いに通信可能に接続されている。クライアント端末2B1には、プリンタPB1の印刷機能をすべて利用可能とするプリンタドライバ及びプリンタPB2は印刷機能をすべて利用可能とするプリンタドライバがインストールされている。それぞれのプリンタドライバは制御ドライバの一例である。
図1において、拠点はA拠点及びB拠点の2箇所を記載しているが、1箇所でもよいし、3箇所以上でもよい。提供サーバ1は拠点に設置されていてもよい。提供サーバ1は1台のみ記載しているが、複数台でもよい。各拠点に設置しているクライアント端末は複数台でもよい。各拠点に設置しているプリンタは1台でもよいし、3台以上でもよい。プリンタは画像形成装置の一例である。プリンタに替えて印刷以外の機能を有する複合機でもよい。プリンタPA1等はネットワークを介さずに、USB(Universal Serial Bus)等の通信インターフェースにより、クライアント端末2A1と直接接続されていてもよい。
本開示において、クライアント端末2A1及びクライアント端末2B1は、同様な構成とみなすことが可能である。以下の説明では、単に「クライアント端末2」と記載し説明する。同様にプリンタPA1、プリンタPA2、プリンタPB1及びプリンタPB2も、同様な構成とみなすことが可能である。以下の説明では、単に「プリンタP」と記載して説明する。
図2は提供サーバのハードウェア構成例を示すブロック図である。提供サーバ1はターミナルサービス等の仮想化サービスにより、各拠点に設置されているクライアント端末2において、クライアント端末2にはインストールされていないアプリケーションソフトウェアを利用可能とする。提供サーバ1はサーバコンピュータ等で構成する。提供サーバ1は、CPU(Central Processing Unit)11、ROM(Read Only Memory)12、RAM(Random Access Memory)13、大容量記憶部14及び通信部15を含む。各構成はバスBで接続されている。
CPU11はROM12に記憶された制御プログラム1Pにしたがい、ハードウェア各部を制御する。RAM13は例えばSRAM(Static RAM)、DRAM(Dynamic RAM)又はフラッシュメモリである。RAM13はCPU11によるプログラムの実行時に発生するデータを一時的に記憶する。
大容量記憶部14は、例えばハードディスク又はSSD(Solid State Drive)などである。大容量記憶部14は各種データベース(DB:DataBase)を記憶する。例えば、大容量記憶部14はプリンタDB141を記憶する。また、制御プログラム1Pを大容量記憶部14に記憶してもよい。プリンタDB141は、提供サーバ1以外に記憶してもよい。例えばデータベースサーバやクラウドストレージに記憶してもよい。
通信部15はネットワークNを介して、クライアント端末2等と通信を行う。また、CPU11が通信部15を用い、ネットワークN等を介して他のコンピュータから制御プログラム1Pをダウンロードし、大容量記憶部14に記憶してもよい。
図3はクライアント端末のハードウェア構成例を示すブロック図である。クライアント端末2はノートパソコン、パネルコンピュータ、タブレットコンピュータ、スマートフォン等で構成する。クライアント端末2はCPU21、RAM22、ROM23、通信部24、入力部25、表示部26、大容量記憶部27及び読み取り部28を含む。各構成はバスBで接続されている。
CPU21はROM23に記憶された制御プログラム2Pにしたがい、ハードウェア各部を制御する。RAM22は例えばSRAM、DRAM又はフラッシュメモリである。RAM22はCPU21によるプログラムの実行時に発生するデータを一時的に記憶する。制御プログラム2Pは複数のプログラムから構成されていてもよい。例えば、ターミナルサービスを利用するためのソフトウェア、プリンタドライバ、後述する印刷指示プログラムである。
通信部24はネットワークNを介して、提供サーバ1と通信を行う。また、通信部24はネットワークNA等を介して、プリンタP等と通信を行う。さらに、CPU21が通信部24を用い、ネットワークN等を介して他のコンピュータから制御プログラム2Pをダウンロードし、大容量記憶部27に記憶してもよい。CPU21が読み取り部28を介して、制御プログラム2Pを可搬型記憶媒体2aより読み取り、大容量記憶部27に記憶してもよい。半導体メモリ2bから、CPU21が制御プログラム2Pを読み込んでもよい。
入力部25はキーボードやマウスである。表示部26は液晶表示パネル等を含む。表示部26は提供サーバ1が出力したデスクトップ画面などを表示する。また、表示部26は入力部25と一体化したタッチパネルディスプレイでもよい。なお、クライアント端末2は外部の表示装置に表示を行ってもよい。
大容量記憶部27は、例えばハードディスク又はSSDなどである。大容量記憶部27は各種データを記憶する。大容量記憶部27は共有フォルダ271を含む。共有フォルダ271は提供サーバ1からアクセス及びファイルの書き込みが可能である。
次に、情報システム10における処理について説明する。以下では、クライアント端末2から提供サーバ1の提供する仮想化環境において、文書等をプリンタPで印刷する場合の処理を主として説明する。図4は業務処理の手順例を示すフローチャートである。ユーザはクライアント端末2から、提供サーバ1が提供する仮想化環境にログインする(ステップS1)。ユーザは業務に使用するアプリを起動する(ステップS2)。ユーザはアプリを利用して作業を行う(ステップS3)。例えば作業は客先に配布する操作マニュアルの作成である。ユーザは作業を終えて、印刷指示を行う(ステップS4)。提供サーバ1は印刷設定画面をクライアント端末2に送信する(ステップS5)。ユーザは印刷設定画面で、印刷設定、印刷指示を行う(ステップS6)。当該印刷設定画面で、仮想プリンタの選択を受け付けたときは、本画面では印刷設定を行わなくてもよい。後述する印刷指示プログラムの印刷設定画面で印刷設定を行うからである。印刷設定は全ページ印刷/指定ページ印刷、白黒印刷/カラー印刷、片面印刷/両面印刷、ステープルあり/なし等である。プリンタの選択も可能であるが、ここではまず仮想プリンタを選択するものとする。仮想プリンタはアプリから見て実際のプリンタと同様な動作をする擬似的なプリンタである。仮想プリンタはプリンタに印刷を行わせる代りに、ファイルを作成する。作成されるファイルはアプリが通常に保存するアプリ標準形式とは異なる形式のファイル(変換ファイル)の作成を開始する(ステップS7)。変換ファイルはソフトウェア、ハードウェア、オペレーティングシステムに関係なく、文書を確実に表示及び交換するために使用される形式のファイルであって、画面上で見たとおりの内容が、そのまま印刷可能なファイル形式である。例えば、変換ファイルは国際規格ISO32000に準拠しているPDF(Portable Document Format)形式のファイルである。変換ファイルはJPEG(Joint Photographic Experts Group)やPNG(Portable Network Graphics)などの画像ファイルでもよい。その他、画面上で見たとおりの内容が、そのまま印刷可能なファイル形式であれば、他の形式でもよい。提供サーバ1は変換ファイルの作成はバックグラウンドで実行する。変換ファイルはユーザが使用するクライアント端末2の共有フォルダ271に保存される。通常のプリンタへ印刷指示を行った後のように、クライアント端末2は、アプリ画面に戻る(ステップS8)。アプリを使った作業や仮想化環境を用いた作業がなければ、ユーザはアプリを終了し、仮想化環境からログアウトする(ステップS9)。アプリの終了やログアウトをせずに他の作業をしてもよい。以下に説明するプリンタによるプリントを完了後に、アプリの終了やログアウトしてもよい。
続いて、クライアント端末2で動作する印刷指示プログラムについて説明する。印刷指示プログラムは、OSのタイマ割り込みにより、クライアント端末2において繰り返し実行されるプログラムである。図5は印刷指示プログラムが行う処理の手順例を示すフローチャートである。クライアント端末2のCPU21は、共有フォルダにファイルがあるか否かを判定する(ステップS21)。CPU21は共有フォルダにファイルがあると判定した場合(ステップS21でYES)、印刷設定画面を表示する(ステップS22)。ここでの印刷設定画面は、提供サーバ1が提供する仮想化環境ではなく、物理環境で表示される印刷設定画面である。ユーザはプリンタの選択や印刷設定を行った後、印刷ボタンを選択し印刷の指示を行う。CPU21はユーザがプリンタPの選択を変更するたびに、選択されたプリンタPの機能をすべて利用可能とするプリンタドライバと協働し、プリンタが備える機能に対応した印刷設定画面に再描画する。印刷を取り止める場合は、キャンセルボタン又は閉じるボタンを選択する。当該印刷設定画面で、ファイルの内容をプレビュー表示してもよい。また、提供サーバ1が生成したファイルである旨、及び生成日時などを合わせて表示してもよい。仮想化環境で仮想プリンタを選択し生成したファイルを、物理環境で表示し印刷していることをユーザに気づかせるためである。CPU21はユーザからの指示が印刷指示か否かを判定する(ステップS23)。CPU21はユーザからの指示が印刷指示であると判定した場合(ステップS23でYES)、CPU21は印刷設定画面で設定された印刷設定を取得する(ステップS24)。CPU21はプリンタドライバを介して、印刷設定とファイルのデータをプリンタPに送り、印刷を実行させる(ステップS25)。CPU21はプリンタPからの応答を受信したか否かを判定する(ステップS26)。CPU21はプリンタPからの応答を受信してないと判定した場合(ステップS26でNO)、ステップS26を繰り返す。CPU21はプリンタPからの応答を受信したと判定した場合(ステップS26でYES)、応答が印刷完了か否かを判定する(ステップS27)。CPU21はプリンタPからの応答が印刷完了であると判定した場合(ステップS27でYES)、印刷が完了したファイルを削除する(ステップS28)。CPU21は処理を終了する。CPU21はプリンタPからの応答が印刷完了でないと判定した場合(ステップS27でNO)、エラー表示を行う(ステップS29)。例えば紙詰まりのため印刷が完了しなかった旨を表示する。CPU21は再実行を指示されたか否かを判定する(ステップS30)。CPU21は再実行を指示されたと判定した場合(ステップS30でYES)、処理をステップS25に戻し、印刷を再開する。CPU21は再実行を指示されていないと判定した場合(ステップS30でNO)、処理をステップS28へ移す。CPU21はユーザからの指示が印刷指示でないと判定した場合(ステップS23でNO)、印刷設定画面を閉じて(ステップS31)、処理を終了する。CPU21は共有フォルダにファイルがないと判定した場合(ステップS21でNO)、処理を終了する。
図6は仮想化環境で表示される印刷設定画面の例を示す説明図である。印刷設定画面d01はプリンタ選択領域d011、印刷範囲設定領域d012、印刷指示ボタンd013、キャンセルボタンd014及び閉じるボタンd015を含む。プリンタ選択領域d011は出力先のプリンタを選択する領域である。プリンタ選択領域d011にはクライアント端末2にプリンタドライバがインストールされているプリンタの他に、仮想プリンタ(PDFを作成)が表示される。ここでは、仮想プリンタがデフォルトで選択されている。印刷範囲設定領域d012は印刷するページ範囲を設定する領域である。図示していないが、印刷範囲設定領域d012以外に、カラー印刷/白黒印刷の選択領域、両面印刷/片面印刷の選択領域、ステープルするか否かの指定領域等が、印刷設定画面d01に含まれている。印刷指示ボタンd013を選択するとプリンタへ印刷指示が送信される。キャンセルボタンd014を操作すると印刷を中止し印刷設定画面d01を閉じる。閉じるボタンd015を操作すると印刷指示をせずに、印刷設定画面d01を閉じる。
図7はクライアント端末で表示される設定画面の例を示す説明図である。図7Aは印刷設定画面の例である。図7Bはプリンタのプロパティ画面の例である。印刷設定画面d02はアプリで印刷指示をした場合に表示される画面である。印刷設定画面d02において、基本的な印刷設定を行うことが可能である。プロパティ画面d03は印刷設定画面d02において、プロパティボタンd022をクリックすると表示される。プロパティ画面d03は選択メニューd021で選択したプリンタ毎に用意される画面である。選択メニューd021はプルダウンメニューである。プロパティ画面d03により、基本的な設定も含めた利用可能な多数の機能について、ユーザは設定が行える。図7Bの例では、片面印刷又は両面印刷の設定は両面印刷メニューd031で行う。両面印刷メニューd031はプルダウンメニューである。面付け印刷の設定は集約メニューd032で行う。集約メニューd032はプルダウンメニューである。ステープル機能の設定はステープルメニューd033で行う。ステープルメニューd033はプルダウンメニューである。白黒印刷、グレースケール印刷、カラー印刷の設定は、カラーモードメニューd034で行う。カラーモードメニューd034はプルダウンメニューである。OKボタンd035を選択すると、プロパティ画面d03で変更した内容が反映されて、印刷設定画面d02に戻る。キャンセルボタンd036を選択すると、プロパティ画面d03で変更した内容は反映されずに、印刷設定画面d02に戻る。
プリンタとして仮想プリンタが選択されている場合、上述したように、提供サーバ1は変換ファイルを作成する。提供サーバ1が作成した変換ファイルは、クライアント端末2の共有フォルダ271に記憶される。
本実施の形態においては、提供サーバ1が提供する仮想化環境で印刷指示がされた場合、プリンタPでの印刷は行わず、仮想プリンタにより汎用性の高い変換ファイルを作成する。変換ファイルはクライアント端末2の共有フォルダ271に保存され、クライアント端末2で動作する印刷指示プログラムにより、プリンタPのすべての機能が利用可能のプリンタドライバを介して、プリンタPでの印刷が実行される。それによって、ユーザの手元にあるプリンタPに対応したプリンタドライバが提供サーバ1にインストールされていない場合であっても、プリンタPが備える機能を利用した印刷が可能となる。
図5において、ステップS28はなくともよい。この場合、印刷が管理したファイルは属性を書き換えて、二度印刷されないようにする。大容量記憶部27に印刷完了したファイルのファイル名等を記録しておいてもよい。ファイルの削除はユーザが手動に行うか、他のプログラムが定期的に印刷完了ファイル又は作成日から所定期間経過したファイルを削除するようにしてもよい。図5のステップS30でNOの場合、ステップS28を実行しなくともよい。このとき、印刷指示プログラムにより、二度目の印刷処理が行われないように、ファイル名等を記録するなど、上述のような処理を行ってもよい。
印刷指示プログラムは、変換ファイルのビューアプログラムと協働して動作してもよい。この場合、印刷指示プログラムは、変換ファイルを引数とし、印刷動作を指示するコマンドを付加して、ビューアプログラムを起動する。処理はビューアプログラムに移る。ビューアプログラムを開いた後、ユーザの操作なしに、印刷指示がされた場合と同じ動作を行い、印刷設定画面を開く。ユーザは印刷を実行する。ビューアプログラムはプリンタPに印刷を指示すると終了し、処理は印刷指示プログラムに戻る。印刷指示プログラムはプリンタPから印刷完了を受信したときは、変換ファイルを削除する。印刷指示プログラムはプリンタPからエラーを受信したときは、エラー表示を行う。ユーザが再印刷を指示したときは、ビューアプログラムの起動から再実行する。ユーザが再印刷を指示しなかったときは、終了する。
印刷指示プログラムをクライアント端末2に常駐するソフトウェアとしてもよい。この場合、図5においてエンドはなく、無限ループになる。エンドに達する線は、すべてステップS21に戻る線となる。
変形例について説明する。本変形例では、提供サーバ1が提供する仮想化環境において、拠点に設置されたプリンタの印刷機能の制御に問題がないと確認が取れた場合、変換ファイルを介さずに印刷実行を可能とする。また、提供サーバ1が提供する仮想化環境において、拠点に設置されたプリンタの印刷機能の制御に問題があると確認されたか、又は問題がある否かの確認が取れていない場合、変換ファイルを介さない印刷は行えないようにする。
図8はプリンタDBの例を示す説明図である。プリンタDB141はモデル列及び動作保証列を含む。モデル列はプリンタの型番を記憶する。動作保証列は、プリンタの印刷機能の制御に関して確認状況を記憶する。提供サーバ1が提供する仮想化環境において、プリンタの印刷機能の制御に問題がないと確認された場合、動作保証列はOKを記憶する。提供サーバ1が提供する仮想化環境において、プリンタの印刷機能の制御に問題があると確認されたか、又は問題がある否かの確認が取れていない場合、動作保証列はNGを記憶する。動作保証列はOKの替わりに1又はTRUEを、NGの替わりに0又はFALSEを記憶してもよい。
図9は初期設定処理の手順例を示すフローチャートである。図9は提供サーバ1が行う処理を示している。初期設定処理は、クライアント端末2からユーザが、提供サーバ1が提供する仮想環境にログインした後に実行される処理である。CPU11は、クライアント端末2からプリンタ一覧を取得する(ステップS51)。プリンタ一覧は、クライアント端末2にインストールされているプリンタドライバの情報から取得される。CPU11はプリンタ一覧より、処理対象のプリンタを選択する(ステップS52)。CPU11は、選択したプリンタが動作保証されているか否かを判定する(ステップS53)。CPU11は選択したプリンタの型番を検索キーにして、プリンタDB141を検索する。プリンタDB141にレコードが存在し、動作保証列がOKである場合、CPU11は動作保証されていると判定する。それ以外の場合、CPU11は動作保証されていないと判定する。それ以外の場合とは、プリンタDB141にレコードが存在する動作保証列がNGの場合や、プリンタDB141にレコードが存在しない場合である。CPU11は動作保証されていると判定した場合(ステップS53でYES)、処理対象のプリンタを出力先プリンタとして選択可に設定する(ステップS54)。CPU11は動作保証されていないと判定した場合(ステップS53でNO)、処理対象のプリンタを出力先プリンタとして選択不可に設定する(ステップS55)。CPU11は未処理のプリンタがあるか否かを判定する(ステップS56)。CPU11は未処理のプリンタがあると判定した場合(ステップS56でYES)、処理をステップS52に戻し、未処理のプリンタについての処理を行う。CPU11は未処理のプリンタがないと判定した場合(ステップS56でNO)、初期設定処理を終了する。初期設定処理により、クライアント端末2に提供する仮想化環境において、各プリンタの選択可、不可が設定される。
図10は仮想化環境で表示される印刷設定画面の他例を示す説明図である。図10に示す印刷設定画面d01は、プリンタ選択領域d011を除いて、図6に示した画面と同様である。以下、プリンタ選択領域d011について説明し、他の部分についての説明は省略する。本変形例において、プリンタ選択領域d011に表示されるプリンタの一覧は、初期設定処理の結果にしたがった表示となる。表示態様d0111は、動作保証がされているプリンタを表示する場合の態様例である。動作保証との文字列が付加され、プリンタが選択可能に表示されている。表示態様d0112は、動作保証がされていないプリンタを表示する場合の態様例である。動作保証外と表示され、プリンタが選択できないように表示されている。以上の表示態様により、ユーザは仮想化環境において、動作保証がされたプリンタで印刷可能となる。動作保証がされてないプリンタを使いたい場合は、仮想プリンタで出力した変換ファイルを用いて印刷する。
以上のように、本変形例においては、動作保証がされているプリンタに出力する場合、仮想化環境から直接印刷できるので、ユーザの手間を省くことが可能となる。また、動作保証がされていないプリンタに出力する場合、当該プリンタは選択できないので、ユーザに仮想プリンタで出力した変換ファイルを用いて印刷すべきことを認識させることが可能となる。
各実施の形態で記載されている技術的特徴(構成要件)はお互いに組み合わせ可能であり、組み合わせすることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した意味ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
10 情報システム
1 提供サーバ
11 CPU
12 ROM
13 RAM
14 大容量記憶部
141 プリンタDB
15 通信部
1P 制御プログラム
2 クライアント端末
21 CPU
22 ROM
23 RAM
24 通信部
25 入力部
26 表示部
27 大容量記憶部
271 共有フォルダ
28 読み取り部
2a 可搬型記憶媒体
2b 半導体メモリ
P プリンタ

Claims (7)

  1. 他拠点に設置された中央装置が出力する画面上で、印刷指示を受け付け、
    印刷指示後に、前記中央装置が印刷対象データより生成した変換ファイルを取得し、
    変換ファイル取得後、ユーザ拠点に設置されたローカル装置が有する制御ドライバを介して前記変換ファイルに関する印刷設定を受け付け、
    受け付けた印刷設定にしたがい、前記変換ファイルの印刷を前記ユーザ拠点に設置された画像形成装置に指示する
    ことを特徴とする印刷方法。
  2. 前記変換ファイルは、PDF(Portable Document Format)ファイルである
    ことを特徴とする請求項1に記載の印刷方法。
  3. 前記画像形成装置から前記変換ファイルの印刷完了通知を取得した場合、前記変換ファイルを削除する
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の印刷方法。
  4. 前記中央装置が出力する印刷指示を受け付ける画面は、前記変換ファイルを生成する仮想プリンタ及び前記ユーザ拠点に設置された画像形成装置の識別情報を複数含み、前記印刷指示の対象として、前記仮想プリンタを選択した状態で出力されている
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の印刷方法。
  5. 前記中央装置が出力する印刷指示を受け付ける画面は、前記変換ファイルを生成する仮想プリンタ及び前記ユーザ拠点に設置された画像形成装置の識別情報を複数含み、前記画像形成装置の印刷機能の制御に問題がある又は制御に問題があるか不明と前記中央装置が判定している場合、前記仮想プリンタを選択した状態で出力されており、
    前記画像形成装置の印刷機能の制御に問題がないと前記中央装置が判定している場合、前記印刷指示の対象として、前記画像形成装置を選択可能な状態で出力されている
    ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の印刷方法。
  6. 他拠点に設置された中央装置が出力する画面を表示する表示部と、
    前記画面上で、印刷指示を受け付ける指示受付部と、
    印刷指示後に、前記中央装置が印刷対象データより生成した変換ファイルを取得する取得部と、
    変換ファイル取得後、ユーザ拠点に設置されたローカル装置が有する制御ドライバを介して前記変換ファイルに関する印刷設定を受け付ける設定受付部と
    受け付けた印刷設定にしたがい、前記変換ファイルの印刷を前記ユーザ拠点に設置された画像形成装置に指示する指示部と
    を備えることを特徴とする印刷指示装置。
  7. 他拠点に設置された中央装置が出力する画面上で、印刷指示を受け付け、
    印刷指示後に、前記中央装置が印刷対象データより生成した変換ファイルを取得し、
    変換ファイル取得後、ユーザ拠点に設置されたローカル装置が有する制御ドライバを介して前記変換ファイルに関する印刷設定を受け付け、
    受け付けた印刷設定にしたがい、前記変換ファイルの印刷を前記ユーザ拠点に設置された画像形成装置に指示する
    処理をコンピュータに行わせることを備えることを特徴とする印刷指示プログラム。
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