JP5640384B2 - リクレーマ - Google Patents

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Description

本発明は、ヤードに貯蔵されたバラ物(鉱石や石炭など)の積山から、バラ物を払い出すために用いられるリクレーマに関するものである。
特許文献1には、ブームコンベアとの干渉を避けるために、バケットホイールをブームに対して傾斜させた構造が開示されている。そして、バケットホイールを傾斜させつつ、バケットホイールのバケットを掘削面に垂直となるように設けている。
実開平04−49126号公報(第1図) 特開平10−059546号公報(図1)
特許文献1のように、バケットを掘削面と垂直となるように設けると、掘削部に雨水が溜まったときに、その雨水がバケット内に浸入しやすくなってしまうことがある。
ここで、特許文献1の第4図には、バケットホイールを傾斜させただけの構造が記載されている。この構造では、バケットの角部だけが掘削面上に位置するため、バケット内に取り込まれる雨水の量を低減させることができる。しかしながら、バケットの角部だけをバラ物に接触させると、バケットの角部だけが摩耗しやすくなってしまう。
本発明は、バラ物が積み付けられた積山からバラ物を払い出すためのリクレーマであって、積山の幅方向に延びるブリッジフレームと、積山を掻き崩すための掻き崩し具と、掻き崩し具によって積山から崩されたバラ物を、回転動作によって掬い取る複数のバケットを備えたバケットホイールと、掻き崩し具およびバケットホイールを支持し、ブリッジフレームに沿って移動可能であるキャリッジフレームと、を有する。そして、キャリッジフレームは、バケットホイールを回転可能に支持するキャリッジ本体と、キャリッジ本体から上方に延びて、ブリッジフレームを挟む位置に配置された複数のアームと、各アームの先端に設けられ、ブリッジフレームの上面に沿って移動する車輪と、を有する。バケットホイールは、水平面に対して傾斜しており、バケットは、バラ物を取り込むための取り込み口と、取り込み口のうち、積山の表面に向かって突出する角部に配置された爪とを有する。爪の一部は、角部において、バケットの外側に突出している。
ここで、取り込み口に複数の爪を設けることができる。具体的には、取り込み口のうち、積山の表面と対向する部分に沿って、複数の爪を設けることができる。そして、複数の爪を、線対称に配置することができる。また、バケットホイールの回転軸と直交する面および水平面の間のなす角度が70度以上であって、90度よりも小さくなるように、水平面に対してバケットホイールを傾斜させることができる。
また、キャリッジ本体が、キャリッジフレームの移動方向における両端部において、バケットホイールをそれぞれ支持している場合において、一対のバケットホイールを、最も上方に位置する部分の間隔が最も下方に位置する部分の間隔よりも狭くなるように配置することができる。
本発明によれば、バケットホイールを水平面に対して傾斜させることにより、バケットを水平面(具体的には、地面)に対して傾斜させた状態で移動させることができる。これにより、例えば、降雨時にバケットによって掬い取られる雨水の量を、バケットホイールを水平面に対して傾斜させない場合に比べて、低減させることができる。
更に、バケットホイールの角部に爪を配置することにより、角部の摩耗を抑制することができる。しかも、角部に配置された爪によって、バケット内に雨水等が浸入してしまうのを抑制することができる。
本発明の実施例1であるリクレーマの正面図である。 実施例1のリクレーマにおける一部分の側面図である。 実施例1において、バケットホイールの構造を示す断面図である。 実施例1において、バケットホイールの側面図である。 実施例1において、バケットの取り込み口を示す図である。 図5のA−A断面図であり、バケットに対する爪の固定構造を示す概略図である。 実施例1において、爪の径および2つの爪の間隔を示す図である。 実施例1において、積山の表面に対するバケットの配置状態を示す図である。 比較例において、積山の表面に対するバケットの配置状態を示す図である。
以下、本発明の実施例について説明する。
本発明の実施例1であるリクレーマについて、図1および図2を用いて説明する。ここで、図1は、本実施例のリクレーマの全体構造を示す正面図であり、図2は、本実施例のリクレーマの一部の構造を示す側面図である。
リクレーマ1は、キャリッジフレーム20の移動方向に延びるブリッジフレーム10を有しており、ブリッジフレーム10は、走行フレーム70の台座71に取り付けられたジブによって支持されている。ブリッジフレーム10の内部は、図2に示すように、トラス構造で構成されており、トラス構造を構成するフレームは、ブリッジフレーム10の長手方向に延びている。
走行フレーム70は、一対の軌条90に沿って移動可能となっており、各軌条90は、リクレーマ1の進行方向(図1の紙面と直交する方向)に延びている。また、ブリッジフレーム10のうち、走行フレーム70の側とは反対側の端部は、軌条90によって支持されている。
ブリッジフレーム10は、キャリッジフレーム20を支持しており、キャリッジフレーム20は、ブリッジフレーム10の長手方向に沿って移動可能となっている。ここで、キャリッジフレーム20がブリッジフレーム10の長手方向に移動することを、横行という。
キャリッジフレーム20は、キャリッジ本体21と、キャリッジ本体21から上方向に延びるアーム22R,22Lとを有している。アーム22R,22Lは、ブリッジフレーム10の長手方向において離れて配置されており、アーム22R,22Lの先端には、支持部221R,221Lが設けられている。また、アーム22Rは、2つ設けられており、図2に示すように、ブリッジフレーム10を挟む位置に配置されている。アーム22Lも2つ設けられており、ブリッジフレーム10を挟む位置に配置される。
図2に示すように、各支持部221Rには、横行車輪23が回転可能に取り付けられている。支持部221Lにも、横行車輪23が取り付けられている。横行車輪23は、ブリッジフレーム10の上面に接触しており、ブリッジフレーム10の上面において、ブリッジフレーム10の長手方向に移動(横行)する。
キャリッジフレーム20をブリッジフレーム10に沿って移動させる機構としては、例えば、ラック・ピニオン機構を用いることができる。具体的には、図2の領域Eにおいて、ブリッジフレーム10の長手方向に沿ってラックを設けるとともに、ラックと噛み合うピニオンが出力シャフトに取り付けられたモータをキャリッジフレーム20に設けることができる。これにより、モータを駆動してピニオンを回転させることにより、ピニオンがラックに沿って移動し、キャリッジフレーム20をブリッジフレーム10に沿って移動させることができる。
なお、キャリッジフレーム20は、ブリッジフレーム10に沿って移動することができればよく、他の駆動機構を用いることもできる。例えば、キャリッジフレーム20にワイヤを接続しておき、ワイヤの巻き取り動作によって、キャリッジフレーム20をブリッジフレーム10に沿って移動させることができる。より具体的には、キャリッジフレーム20のアーム22R,22Lに対して、ワイヤをそれぞれ接続しておき、アーム22Rに接続されたワイヤを巻き取れば、キャリッジフレーム20を一方向に移動させることができ、アーム22Lに接続されたワイヤを巻き取れば、キャリッジフレーム20を他方向に移動させることができる。
一方、図1に示すように、キャリッジフレーム20には、2つのハロー(掻き崩し具)30R,30Lが設けられている。ハロー30R,30Lは、ヤードに収容されたバラ物の積山を掻き崩して、バラ物を下方向に落下させるために用いられる。バラ物としては、例えば、鉄鉱石や石炭がある。
キャリッジフレーム20には、2つのバケットホイール40R,40Lが回転可能な状態で取り付けられており、バケットホイール40R,40Lの周方向には、複数のバケット41R,41Lが配置されている。バケットホイール40R,40Lは、水平面に対して傾斜しており、具体的には、バケットホイール40R,40Lの上部が互いに近づく方向に、各バケットホイール40R,40Lが傾斜している。
図3に示すように、バケットホイール40Rの軸部42Rは、軸受け24を介して、キャリッジフレーム20のキャリッジ本体21に取り付けられている。軸部42Rには、モータ43Rが連結されており、モータ43Rの駆動力が軸部42Rに伝達されるようになっている。ここで、モータ43Rおよび軸部42Rの間には、減速機構(不図示)が配置されており、モータ43Rのトルクを増大させた状態で軸部42Rに伝達されるようになっている。
モータ43Rは、不図示の支持部材を介してキャリッジ本体21に固定されている。これにより、モータ43Rの駆動力によって、バケットホイール40Rを、キャリッジ本体21に対して軸RCの周りで回転させることができる。
軸部42Rには、複数のスポーク44Rが固定されており、複数のスポーク44Rは、図4に示すように、回転軸RCに対して放射方向に延びている。各スポーク44Rは、一端部が軸部42Rに固定されており、他端部がリム45Rに固定されている。リム45Rは、回転軸RCを中心としたリング状に形成されており、回転軸RCと略平行に延びる壁面で構成されている。
リム45Rの内周面には、スポーク44Rの他端部が固定されており、リム45Rの外周面には、複数のバケット41Rが固定されている。軸部42Rが軸RCを中心に回転すると、複数のバケット41Rが回転軸RCを中心とした円に沿って移動する。
バケット41Rは、ハロー30Rによって掻き崩されたバラ物を回転動作によって、すくい上げる。このため、バケットホイール40Rの回転動作によって、バケット41Rの取り込み口411Rからバケット41R内にバラ物が進入するようになっている。なお、バケット41Rには、バラ物を掻き取るための爪412Rが設けられている。また、取り込み口411Rは、矩形状に形成されている。
図3において、回転軸RCと直交する面OPと、水平面HPとの間のなす角度(鋭角)θ1は、70度以上であって、90度よりも小さくなっている。なお、バケットホイール40Lについては、水平面HPに対する傾斜方向が異なるものの、水平面HPに対する傾斜角度(θ1に相当する)や、キャリッジ本体21に対する接続構造は、図3に示す構造と同様である。
バケット41R内に取り込まれたバラ物は、バケットホイール42Rの回転動作によってバケット41Rが上方に到達したときに、重力の作用によって落下する。落下したバラ物は、図3に示すように、シュート51Rを通過して、フィーダコンベヤ(ベルトコンベヤ)50Rに到達する。
フィーダコンベヤ50Rは、バケット41Rからのバラ物を中継コンベヤ(ベルトコンベヤ)60に搬送するために設けられている。なお、フィーダコンベヤ50Rは、バケット41Rから落下したバラ物を、バケットホイール42Rの回転軸RCから離れる方向に搬送できればよい。
図1に示すように、バケットホイール40Lに対してもフィーダコンベヤ50Lが設けられており、フィーダコンベヤ50Lは、上述したフィーダコンベヤ50Rと同様の構造を有している。そして、バケットホイール40Lのバケット41Lに取り込まれたバラ物は、フィーダコンベヤ50L上に落下し、フィーダコンベヤ50Lによって中継コンベヤ60に搬送される。
中継コンベヤ60は、図1に示すように、キャリッジ本体21上で移動可能に支持されており、キャリッジフレーム20は、中継コンベヤ60に対して移動可能となっている。中継コンベヤ60は、中継コンベヤ60上に供給されたバラ物を所定位置まで搬送する。
次に、本実施例の特徴点について説明する。以下では、バケットホイール40Rについて説明するが、バケットホイール40Lについても同様である。本実施例では、図3を用いて説明したように、バケットホイール40Rを水平面HPに対して傾斜させているため、バケット41Rも水平面HPに対して傾斜している。
図5に示すように、バケット41Rの取り込み口411Rは、矩形状に形成されており、取り込み口411Rの一辺(底辺)411R1には、複数の爪412Rが並んで配置されている。ここで、図5は、バケットホイール40Rの回転方向からバケット41Rを見たときの図である。また、取り込み口411Rの底辺411R1は、取り込み口411Rを構成する4つの辺のうち、リム45Rから最も離れた辺である。
取り込み口411Rのうち、爪412Rが配置される部分は、バケットホイール40Rが回転する際に、最も下方に到達する部分である。そして、爪412Rは、バケット41Rの底面に沿って配置されている。バケット41Rの底面とは、バケット41Rのうち、取り込み口411Rの底辺411R1を含む面である。
バケット41Rには、爪412Rを保持するためのホルダ413Rが設けられており、図6に示すように、ホルダ413Rには、爪412Rの基端部412R1が挿入されるようになっている。ここで、図6は、図5のA−A断面図である。爪412Rは、円柱状に形成されており、ホルダ413Rは、爪412Rの基端部412R1の外周面に沿った形状に形成されている。
爪412Rの基端部412R1には、溝部412R2が設けられており、ホルダ413Rには、貫通孔413R1が設けられている。爪412Rの基端部412R1をホルダ413Rに挿入した状態において、溝部412R2および貫通孔413R1には、固定ピン414Rが挿入される。これにより、爪412Rをバケット41Rに固定することができる。
なお、本実施例では、爪412Rの基端部412R1をバケット41Rのホルダ413Rに挿入することによって、爪412Rをバケット41Rに固定しているが、これに限るものではない。すなわち、爪412Rをバケット41Rに固定することができればよく、例えば、爪412Rを溶接によってバケット41Rに固定することができる。ここで、本実施例では、爪412Rをホルダ413から外すだけで、爪412Rを交換することができ、爪412Rの交換作業を容易に行うことができる。
バケット41Rに設けられた複数の爪412Rは、図5に示すように、左右対称(線対称)に配置されている。具体的には、5つの爪412Rのうち、1つの爪412Rは、線対称の基準線上に配置されており、基準線の両側には、2つの爪412Rがそれぞれ配置されている。また、基準線から最も離れた爪412Rは、バケット41Rの取り込み口411Rにおける角部411R2に配置されている。
なお、本実施例では、バケット41Rに5つの爪412Rを設けているが、爪412Rの数は、適宜設定することができる。ここで、バケット41Rの偏荷重を抑制するうえでは、本実施例で説明したように、複数の爪412を線対称に配置することが好ましい。また、本実施例では、図5に示すように、角部411R2に配置される爪412Rの一部を、バケット41Rの外側に突出させているが、これに限るものではない。例えば、取り込み口411Rの内側に収まるように、爪412Rを配置することもできる。すなわち、爪421Rの少なくとも一部が、取り込み口411Rの角部411R2に配置されていればよい。
一方、図7に示すように、隣り合って配置された2つの爪412R(ホルダ413R)の間隔W1は、各爪412Rの径W2よりも広くなっている。ここで、間隔W1が狭すぎると、2つの爪412Rの間にバラ物が付着しやすくなってしまう。特に、バラ物に多くの水分が含まれている場合には、2つの爪部412Rの間にバラ物が付着することがある。この場合には、掘削部に雨水が溜まっていると、その雨水を爪412Rの間から排出できずに、バケット41R内に取り込んでしまう。
そこで、間隔W1は、上述したバラ物の付着を防止する観点から適宜設定することができる。具体的には、上述したように、間隔W1を径W2よりも大きくすることが好ましい。これにより、爪412Rの間から確実に雨水を排出することができる。一方、間隔W1を広げすぎると、バケット41Rに設ける爪412Rの数が少なくなり、バケット41Rによってバラ物を掻き取る性能が低下してしまうことから、上記径W2の2倍以下にすることが好ましい。
また、本実施例では、バケットホイール40Rを水平面HPに対して傾斜させているため、図8に示すように、バケット41Rの底面415Rを積山100の表面に対して傾斜させることができる。このようにバケット41Rを配置することにより、前記雨水等200が存在していた場合に、バケット41R内に取り込まれる雨水等200の量を低減することができる。
ここで、図9に示すように、バケットホイール40を水平面に対して垂直に配置して、バケット41Rの底面415Rを積山100の表面に沿って配置させると、積山100の表面に雨水等200が存在している場合において、バケット41R内に雨水等200が浸入しやすくなってしまう。本実施例では、バケット41Rの取り込み口411Rと雨水等200の層とが重なる領域は、図9に示す場合に比べて、小さくなる。これにより、バケット41R内に取り込まれる雨水等200の量を低減することができる。
また、本実施例では、取り込み口411Rの角部411R2に爪412Rを設けているため、角部411R2からバケット41R内に雨水等200が浸入するのを爪412Rによって抑制することができる。
このようにバケット41R内に不必要な雨水等が浸入するのを抑制することにより、リクレーマ1によって払い出されたバラ物を後処理(例えば、焼結処理)する際に、不具合が発生してしまうのを抑制することができる。
本実施例では、水平面HPに対するバケットホイール40Rの傾斜角度θ1を、70度以上であって、90度よりも小さくしている。このように傾斜角度θ1を設定することにより、バケット41Rの内壁面にバラ物を付着させにくくすることができ、バケット41R内のバラ物をフィーダコンベヤ50Rに向かって効率良く落下させることができる。また、水平面HPに対してバケットホイール40Rを傾斜させることにより、バケット41Rから落下させたバラ物を、フィーダコンベヤ50Rに導きやすくすることができる。
また、バケットホイール40Rを上述したように傾斜させると、バケット41Rの取り込み口411Rのうち、下方に位置する角部411R2が、バラ物と接触しやすくなり、角部の摩耗が進行しやすくなってしまう。本実施例では、取り込み口411Rの角部に、爪412Rを配置しているため、取り込み口411Rの角部411R2の摩耗を抑制することができる。また、取り込み口411Rの角部411R2に爪412Rを配置することにより、バケット41Rを爪412Rの分だけ、積山100の表面から離すこともでき、バケット41R内に雨水等200が浸入してしまうのを抑制することができる。
なお、本実施例では、取り込み口411Rを矩形状に形成しているが、これに限るものではなく、他の任意の形状(多角形)に形成されていてもよい。すなわち、バケットホイール40Rを水平面に対して傾斜させた場合において、取り込み口411Rのうち、積山の表面に対して突出する部分(角部411R2に相当する)に、爪412Rを設ければよい。このような構成であれば、本実施例と同様の効果(雨水等の浸入抑制とバケットの摩耗抑制)を得ることができる。
1:リクレーマ 10:ブリッジフレーム
20:キャリッジフレーム 21:キャリッジ本体
22R,22L:アーム 221R,221L:支持部
23:横行車輪 24:軸受け
30R,30L:ハロー(掻き崩し具) 40R,40L:バケットホイール
41R,41L:バケット 411R:取り込み口
412R:爪部 42R:軸部
43R:モータ 44R:スポーク
45R:リム 50R,50L:フィーダコンベヤ
51R:シュート 60:中継コンベヤ
70:走行フレーム 90:軌条

Claims (4)

  1. バラ物が積み付けられた積山から前記バラ物を払い出すためのリクレーマであって、
    前記積山の幅方向に延びるブリッジフレームと、
    前記積山を掻き崩すための掻き崩し具と、
    前記掻き崩し具によって前記積山から崩された前記バラ物を、回転動作によって掬い取る複数のバケットを備えたバケットホイールと、
    前記掻き崩し具および前記バケットホイールを支持し、前記ブリッジフレームに沿って移動可能であるキャリッジフレームと、を有し、
    前記キャリッジフレームは、前記バケットホイールを回転可能に支持するキャリッジ本体と、前記キャリッジ本体から上方に延びて、前記ブリッジフレームを挟む位置に配置された複数のアームと、前記各アームの先端に設けられ、前記ブリッジフレームの上面に沿って移動する車輪と、を有しており、
    前記バケットホイールは、水平面に対して傾斜しており、
    前記バケットは、前記バラ物を取り込むための取り込み口と、前記取り込み口のうち、前記積山の表面に向かって突出する角部に配置された爪とを有し、
    前記爪の一部は、前記角部において、前記バケットの外側に突出していることを特徴とするリクレーマ。
  2. 前記爪は、前記取り込み口のうち、前記積山の表面と対向する部分に沿って複数設けられており、
    前記複数の爪は、線対称に配置されていることを特徴とする請求項1に記載のリクレーマ。
  3. 前記バケットホイールは、この回転軸と直交する面および水平面の間のなす角度が70度以上であって、90度よりも小さくなるように、水平面に対して傾斜していることを特徴とする請求項1又は2に記載のリクレーマ。
  4. 前記キャリッジ本体は、前記キャリッジフレームの移動方向における両端部において、前記バケットホイールをそれぞれ支持しており、
    前記一対のバケットホイールは、最も上方に位置する部分の間隔が最も下方に位置する部分の間隔よりも狭くなるように配置されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1つに記載のリクレーマ。
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