JP7488122B2 - 搬送システム - Google Patents

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Description

本発明は、搬送システムに関する。
スタッカとスクレーパリクレーマを備える、スタッキングアーム付ポータル式スクレーパリクレーマが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に開示されているスタッキングアーム付ポータル式スクレーパリクレーマは、地上コンベヤの途中に設けられているトリッパを備えていて、ポータルの上方に積み付け用のスタッカが設けられていて、ポータルの下方に払い出し用のスクレーパリクレーマが設けられている。
これにより、特許文献1に開示されているスタッキングアーム付ポータル式スクレーパリクレーマでは、地上コンベヤにより搬送されたバラ物をスタッカにより山積みさせ、山積みされたバラ物をスクレーパリクレーマによりかき取って、地上コンベヤで搬送することができる。
CN204872930
ところで、地上コンベヤにより搬送されるバラ物(例えば、石炭等)をトリッパで上方に移送させる場合、トリッパの傾斜は角度を大きくすると、バラ物が転げ落ちるため、その傾斜角度は、十数度(例えば、15°)に設定されている。
また、帯状のヤード内でバラ物を山積みするときには、バラ物の山の高さを大きくしなければ、敷地面積当たりの貯留量が小さくなるので、山の高さを20m以上とする場合がある。
上記特許文献1に開示されているスタッキングアーム付ポータル式スクレーパリクレーマでは、地上コンベヤが、地表付近に配置されている。このため、トリッパにより、バラ物を20m上方に移送させるためには、トリッパの長さを75m以上にしなければならず、ヤードの敷地面積(長手方向の長さ)が非常に大きなものとなり、未だ改善の余地があった。また、同一ヤード上に複数のスタッキングアーム付ポータル式スクレーパリクレーマを配置する場合、隣接機との寄りつき距離が大きくなり、同時運転する場合の運用性が悪く、未だ改善の余地があった。
本発明は、上記特許文献1に開示されているスタッキングアーム付ポータル式スクレーパリクレーマに比して、ヤードのスペースを有効利用することができる、搬送システムを提供することを目的とする。
上記従来の課題を解決するために、本発明に係る搬送システムは、第1方向に延伸するように構成されている、受入コンベヤと、前記第1方向に延伸するように構成されている、払出コンベヤと、前記受入コンベヤの途中に配置されている、トリッパと、ポータル式スタッカリクレーマと、を備え、前記ポータル式スタッカリクレーマは、ポータルと、前記ポータルの上方に設置されている、スタッカと、前記ポータルの下部に設置されている、スクレーパ式リクレーマと、前記ポータルの下端に配置されている、走行機構と、を備えていて、前記受入コンベヤは、前記払出コンベヤよりも上方に配設されている。
これにより、トリッパの長さを特許文献1に開示されているスタッキングアーム付ポータル式スクレーパリクレーマに比して、十分に小さくすることができる。このため、ヤードのスペースを有効利用することができると共に、ポータル式スタッカリクレーマを複数台同時に運転する場合に、隣接機との寄りつき距離を小さくすることができ、運用性を向上させることができる。
本発明の上記目的、他の目的、特徴、及び利点は、添付図面参照の下、以下の好適な実施形態の詳細な説明から明らかにされる。
本発明の搬送システムによれば、ヤードのスペースを有効利用することができる。
図1は、本実施の形態1に係る搬送システムの概略構成を示す模式図である。 図2は、本実施の形態1に係る搬送システムの概略構成を示す模式図である。 図3は、図1に示す搬送システムにおける第1コンベヤの概略構成を示す模式図である。 図4は、図1に示す搬送システムにおけるトリッパの概略構成を示す模式図である。 図5は、図2に示す搬送システムにおけるポータル式スタッカリクレーマの要部を示す模式図である。 図6は、本実施の形態1に係る搬送システムの動作の一例を示すフローチャートである。 図7は、本実施の形態1における変形例1の搬送システムの概略構成を示す模式図である。 図8は、本実施の形態1における変形例1の搬送システムの動作の一例を示すフローチャートである。 図9は、本実施の形態2に係る搬送システムの概略構成を示す模式図である。 図10は、本実施の形態2に係る搬送システムの概略構成を示す模式図である。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しながら説明する。なお、全ての図面において、同一又は相当部分には同一符号を付し、重複する説明は省略する。また、全ての図面において、本発明を説明するための構成要素を抜粋して図示しており、その他の構成要素については図示を省略している場合がある。さらに、本発明は以下の実施の形態に限定されない。
(実施の形態1)
本実施の形態1に係る搬送システムは、第1方向に延伸するように構成されている、受入コンベヤと、第1方向に延伸するように構成されている、払出コンベヤと、受入コンベヤの途中に配置されている、トリッパと、ポータル式スタッカリクレーマと、を備え、ポータル式スタッカリクレーマは、ポータルと、ポータルの上方に設置されている、スタッカと、ポータルの下部に設置されている、スクレーパ式リクレーマと、ポータルの下端に配置されている、走行機構と、を備えていて、受入コンベヤは、払出コンベヤよりも上方に配設されている。
また、本実施の形態1に係る搬送システムでは、受入コンベヤは、払出コンベヤよりも上方、かつ、側方に配設されていてもよい。
また、本実施の形態1に係る搬送システムでは、搬送システムは、建屋内に設置されていて、受入コンベヤは、建屋の側壁に配設されていてもよい。
また、本実施の形態1に係る搬送システムでは、スタッカは、基端部がトリッパからバラ物が移送されるように構成されていて、先端部が旋回しながらバラ物を落下させて山積みするように構成されていてもよい。
また、本実施の形態1に係る搬送システムでは、スタッカの先端部には、シュート又はコンベヤが旋回可能に配置されていてもよい。
また、本実施の形態1に係る搬送システムでは、トリッパは、台車と支持フレームと連結機構を備えていて、ポータル式スタッカリクレーマとトリッパは、連結機構により連結されるように構成されていてもよい。
また、本実施の形態1に係る搬送システムでは、制御装置をさらに備え、制御装置は、走行機構を動作させて、ポータル式スタッカリクレーマを予め設定されている所定の第1位置にまで移動させる(A)と、(A)の後に、ポータル式スタッカリクレーマとトリッパを、連結機構により連結させる(B)と、を実行するように構成されていてもよい。
また、本実施の形態1に係る搬送システムでは、トリッパは、連結機構により、ポータル式スタッカリクレーマと連結されるときに、ブレーキが解除されるように構成されている、ブレーキ機構をさらに備えていてもよい。
また、本実施の形態1に係る搬送システムでは、スタッカの基端部は、伸縮可能に構成されていてもよい。
さらに、本実施の形態1に係る搬送システムでは、スタッカの基端部は、受入コンベヤの上方にまで伸長するように構成されていてもよい。
以下、本実施の形態1に係る搬送システムの一例について、図1~図6を参照しながら説明する。
[搬送システムの構成]
図1及び図2は、本実施の形態1に係る搬送システムの概略構成を示す模式図である。なお、図1及び図2において、ポータル式スタッカリクレーマの方向を、便宜上、図に示す、三次元直交座標系のX軸、Y軸及びZ軸の方向で表わしている。
図1及び図2に示すように、本実施の形態1に係る搬送システム100は、受入コンベヤ101、払出コンベヤ102、トリッパ103、ポータル式スタッカリクレーマ110、及び制御装置150を備えていて、ヤード500内に設置されている。ヤード500内には、建屋200が設置されている。搬送システム100は、建屋200内に設置されている。
なお、本実施の形態1においては、搬送システム100が、建屋200内に設置されている態様を採用したが、これに限定されない。搬送システム100が野外に設置されている態様を採用してもよい。また、搬送システム100を構成する一部の機器及び/又は部材等が、建屋200外に設置されている態様を採用してもよい。
受入コンベヤ101及び払出コンベヤ102は、X軸方向(第1方向)に延設されている。受入コンベヤ101は、払出コンベヤ102よりも上方、かつ、Y軸方向における外方(側方)に位置するように、配置されている。詳細には、受入コンベヤ101は、建屋200の側壁の上部に設置されている。
受入コンベヤ101の高さ方向(Z軸方向)の設置位置は、建屋200の高さ及び/又は長手方向(X軸方向)の長さ寸法、パイル400の高さ及び/又は長手方向(X軸方向)の長さ寸法、トリッパ103の高さ及び/又は長手方向(X軸方向)の長さ寸法等により、任意に設定することができる。
受入コンベヤ101の設置位置としては、例えば、パイル400の頂部よりも低くてもよく、建屋200の側壁の上部であってもよい。建屋200の上部とは、建屋200の底部から、側壁の高さ寸法に対して、1/2以上の高さの領域をいう。また、建屋200の上部は、建屋200の底部から、側壁の高さ寸法に対して、2/3以上の高さの領域であってもよい。
なお、搬送システム100が、野外に設置されている態様を採用する場合には、受入コンベヤ101は、適宜な部材(例えば、柱部材、支持部材等)により、上方に配置すればよい。
また、受入コンベヤ101は、建屋200外から搬送されたバラ物300を建屋200内で移送するように構成されている。払出コンベヤ102は、建屋200内のバラ物300を建屋200外に搬送するように構成されている。
受入コンベヤ101の基端部には、第1コンベヤ201が接続されていて、その途中には、トリッパ103が配置されている。なお、トリッパ103については、後述する。ここで、第1コンベヤ201の構成について、図3を参照しながら、詳細に説明する。
図3は、図1に示す搬送システムにおける第1コンベヤの概略構成を示す模式図である。なお、図3において、第1コンベヤの方向を、便宜上、図に示す、三次元直交座標系のX軸、Y軸及びZ軸の方向で表わしている。
図1及び図3に示すように、第1コンベヤ201は、Y軸方向(第1方向に垂直な方向である第2方向)に延設されている。また、第1コンベヤ201は、途中から傾斜していて、先端部(後端部)が、受入コンベヤ101よりも上方に位置するように、支持部材202により支持されている。
なお、本実施の形態1においては、第1コンベヤ201は、野外に配置されている態様を採用したが、これに限定されず、建屋200内に配置されている態様を採用してもよい。
第1コンベヤ201の先端部(後端部)には、シュート203が配置されている。第1コンベヤ201により搬送されたバラ物300は、シュート203を通過(落下)して、受入コンベヤ101の基端部(前端部)に供給される。受入コンベヤ101に供給されたバラ物300は、受入コンベヤ101に搬送されて、トリッパ103により、ポータル式スタッカリクレーマ110のスタッカ20に供給される。
ここで、図4を参照しながら、トリッパ103の構成について、詳細に説明する。
図4は、図1に示す搬送システムにおけるトリッパの概略構成を示す模式図である。なお、図4において、トリッパの方向を、便宜上、図に示す、三次元直交座標系のX軸、Y軸及びZ軸の方向で表わしている。
図4に示すように、トリッパ103は、車輪131を有する台車132と、支持フレーム133と、ブレーキ機構134と、を備えている。ブレーキ機構134は、トリッパ103の移動を防止する機構であればどのような態様であってもよく、例えば、車輪131の回転軸の回転をロックする機構であってもよく、回転軸への動力の伝達を停止させる機構であってもよい。
また、ブレーキ機構134のブレーキをかける動作/ブレーキを解除する動作は、例えば、制御装置150の制御信号により、電気的に伝達されることで実行されてもよく、歯車、リンク機構等により、機械的に伝達されることで実行されてもよい。
なお、トリッパ103は、適宜な連結部材(例えば、ボルト等)により、ポータル式スタッカリクレーマ110と連結されていてもよい。この場合、トリッパ103は、ポータル式スタッカリクレーマ110にけん引きされるように構成されていてもよい。
また、トリッパ103は、連結機構135(図5参照)により、ポータル式スタッカリクレーマ110と連結/解除されるように構成されていてもよい。この場合、トリッパ103の配置数を、ポータル式スタッカリクレーマ110よりも少なくし、複数台のポータル式スタッカリクレーマ110に共有されるように構成されていてもよい。
連結機構135は、例えば、トリッパ103及びポータル式スタッカリクレーマ110に設けられている長孔136に挿通されるピンで構成されていてもよい。なお、長孔136へのピンの挿通は、作業者が行ってもよく、ロボットアームで行ってもよい。
また、ポータル式スタッカリクレーマ110とトリッパ103には、一方の機器に、リミットスイッチを設置し、他方の機器に、ストライカーを設置してもよい。これらの設置場所は、ポータル式スタッカリクレーマ110がトリッパ103と連結できる距離に移動したときに、ストライカーがリミットスイッチを押圧することができれば、どのような場所に設置されていてもよい。
次に、図1~図5を参照しながら、ポータル式スタッカリクレーマ110の構成について、詳細に説明する。
図5は、図2に示す搬送システムにおけるポータル式スタッカリクレーマの要部を示す模式図である。なお、図5においては、ポータル式スタッカリクレーマの方向を、便宜上、図に示す、三次元直交座標系のX軸、Y軸及びZ軸の方向で表わしている。
図1~図5に示すように、ポータル式スタッカリクレーマ110は、ポータル10と、スタッカ20と、スクレーパ式リクレーマ30と、走行機構40と、を備えていて、X軸方向に進退可能に構成されている。
ポータル10は、略逆V字状に形成されている。なお、本実施の形態1においては、ポータル式スタッカリクレーマ110は、ポータル10を備える態様を採用したが、これに限定されず、ポータル10に代えて、セミポータルを備える態様を採用してもよい。
スタッカ20は、第1シュート21、第2シュート22、積付コンベヤ23、及び支持フレーム24を有していて、スタッカ20全体として、ポータル10の上方に位置するように配置されている。
積付コンベヤ23は、Y軸方向に延設されていて、支持フレーム24により支持されている。また、支持フレーム24の基端部(下端部)は、ポータル10の側壁に接続されている。積付コンベヤ23の基端部は、受入コンベヤ101よりも上方に位置するように配置されている。また、積付コンベヤ23の先端部は、ポータル10の略中央部分に位置するように配置されている。
また、図5に示すように、積付コンベヤ23の基端部は、適宜な機構により、伸縮可能に構成されている。なお、積付コンベヤ23の基端部は、トリッパ103と連結されたときに、受入コンベヤ101の上方にまで伸長するように構成されていてもよい。
さらに、積付コンベヤ23の基端部には、第1シュート21が設置されている。第1シュート21には、トリッパ103により搬送されたバラ物300が供給される。第1シュート21に供給されたバラ物300は、第1シュート21を通過通過(落下)して、積付コンベヤ23の基端部に供給される。
積付コンベヤ23の先端部には、第2シュート22が設置されている。第2シュート22には、積付コンベヤ23により搬送されたバラ物300が供給される。第2シュート22に供給されたバラ物300は、第2シュート22を通過(落下)して、ヤード500(建屋200)内に山積みされる。
なお、第2シュート22は、旋回しながらバラ物300を落下させて山積みするように構成されていてもよい。また、積付コンベヤ23の先端部には、第2シュート22に代えて、旋回可能に構成されているコンベヤを配置してもよい。
これにより、パイル400の頂部を平坦状にすることができ、略円錐台状にパイル400を形成することができる。このため、パイル400の高さが同じである場合に、略円錐台状のパイル400は、略円錐状に形成されるパイル400に比して、その体積を大きくすることができる。したがって、建屋200の高さ寸法を小さくしても、貯蔵できるバラ物300の量を十分に確保することができる。
スクレーパ式リクレーマ30は、ブーム31、スクレーパ32、ワイヤ33、ウィンチ34、及び払出シュート35を備えている。ブーム31は、本体31Aと周回駆動部材31Bを有している。周回駆動部材31Bには、複数のスクレーパ32が設けられている。周回駆動部材31Bが本体31A周りを周回することにより、スクレーパ32が、パイル400からバラ物300をかき取ることができる。
また、スクレーパ32がかき取ったバラ物300は、払出シュート35を通過(落下)して、払出コンベヤ102に供給される。払出コンベヤ102に供給されたバラ物300は、払出コンベヤ102により、
ブーム31の基端部は、ポータル10の基端部(下端部)に揺動自在に取り付けられている。また、ブーム31には、ワイヤ33の先端部が取り付けられていて、ワイヤ33の基端部は、ウィンチ34に接続されている。ブーム31は、制御装置150の制御により、ウィンチ34が動作することにより、ワイヤ33の長さが変更され、その角度が任意に調整される。
ポータル10の下端には、走行機構40が設けられている。走行機構40は、車輪、駆動モータ、ギヤ、駆動モータの回転位置を検出する回転センサ、及び駆動モータの回転を制御する電流を検出する電流センサを有していてもよい。
回転センサは、例えば、エンコーダであってもよい。回転センサが検出した位置情報、及び電流センサが検出した電流情報は、制御装置150に出力されてもよい。
制御装置150は、演算処理器、記憶器、及び入力器(操作器)を備えている(いずれも図示せず)。演算処理器は、マイクロプロセッサ、CPU等で構成されていて、記憶器に記憶されている基本プログラム等のソフトウェアを読み出して実行することにより、搬送システム100の各種動作を制御する。
記憶器は、基本プログラム、各種固定データ等の情報が記憶されている。記憶器は、単一である必要はなく、複数の記憶器(例えば、ランダムアクセスメモリ及びハードディスクドライブ)として構成されてもよい。演算処理器がマイクロコンピュータで構成されている場合には、記憶器の少なくとも一部がマイクロコンピュータの内部メモリとして構成されてもよいし、独立したメモリとして構成されてもよい。
入力器は、演算処理器に対して、搬送システム100の制御に関する各種パラメータ、あるいはその他のデータ等を入力可能とするものであり、キーボード、タッチパネル、ボタンスイッチ群等の公知の入力装置で構成されている。
なお、制御装置150は、集中制御する単独の制御装置150によって構成されていてもよいし、互いに協働して分散制御する複数の制御装置150によって構成されていてもよい。また、制御装置110は、マイクロコンピュータで構成されていてもよく、MPU、PLC(Programmable Logic Controller)、論理回路等によって構成されていてもよい。
[搬送システムの動作及び作用効果]
次に、本実施の形態1に係る搬送システム100の動作及び作用効果について、図1~図6を参照しながら、詳細に説明する。なお、以下の動作は、制御装置150の演算処理器が、記憶器に格納されているプログラムを読み出すことにより実行される。
図6は、本実施の形態1に係る搬送システムの動作の一例を示すフローチャートである。
まず、作業者が入力器を操作して、制御装置150にポータル式スタッカリクレーマ110とトリッパ103の連結動作指示指令が入力されたとする。
すると、制御装置150は、図6に示すように、ポータル式スタッカリクレーマ110の走行機構40を動作させる(ステップS101)。これにより、走行機構40が駆動して、ポータル式スタッカリクレーマ110がX軸方向に移動する。
次に、制御装置150は、ポータル式スタッカリクレーマ110の位置情報を取得する(ステップS102)。具体的には、制御装置150は、走行機構40の回転センサが検出した駆動モータの回転位置情報を取得してもよい。また、制御装置150は、リミットスイッチからストライカーにより押圧されたことを示す信号を取得してもよい。
次に、制御装置150は、ステップS102で取得した位置情報を基に、ポータル式スタッカリクレーマ110が、予め設定されている所定の第1位置に位置しているか否かを判断する(ステップS103)。ここで、第1位置は、ポータル式スタッカリクレーマ110とトリッパ103が連結することができる、ポータル式スタッカリクレーマ110とトリッパ103との距離である。
第1位置としては、例えば、ポータル式スタッカリクレーマ110及びトリッパ103に設けられている長孔136が重なる位置であってもよい。また、第1位置としては、リミットスイッチがストライカーにより押圧される位置であってもよい。
制御装置150は、ポータル式スタッカリクレーマ110が第1位置に位置していないと判定した場合(ステップS103でNo)には、ステップS102の処理に戻り、ポータル式スタッカリクレーマ110が第1位置に位置すると判定するまで、ステップS102とステップS103の処理を繰り返す。
一方、制御装置150は、ポータル式スタッカリクレーマ110が第1位置に位置していると判定した場合(ステップS103でYes)には、ステップS104の処理に進む。
ステップS104では、制御装置150は、走行機構40を停止させる。ついで、制御装置150は、連結機構135により、ポータル式スタッカリクレーマ110とトリッパ103を連結させる(ステップS105)。
このとき、制御装置150は、ロボットアームにより、ポータル式スタッカリクレーマ110とトリッパ103を連結させてもよい。具体的には、ロボットアームに、ピン部材(連結機構135)を保持させて、ポータル式スタッカリクレーマ110及びトリッパ103に設けられている長孔136にピン部材を挿通させてもよい。
また、作業者により、ポータル式スタッカリクレーマ110とトリッパ103を連結させる場合には、制御装置150は、報知器により、ポータル式スタッカリクレーマ110とトリッパ103の連結作業を実行するように作業者に報知させてもよい。
報知器としては、例えば、表示装置(画面)に、文字データ又は画像データ等を表示させる態様であってもよく、スピーカー等により音声で知らせる態様であってもよく、光又は色で知らせるような態様であってもよい。また、通信ネットワークを介してスマートフォン、携帯電話、又はタブレット型コンピュータ等にメール又はアプリで知らせる態様であってもよい。
次に、制御装置150は、ブレーキ機構134にブレーキを解除させ(ステップS106)、本プログラムを終了する。これにより、トリッパ103がポータル式スタッカリクレーマ110にけん引きされる。なお、トリッパ103がブレーキ機構134を備えていない形態を採用した場合には、制御装置150は、ステップS106の処理を省略してもよい。
このように構成された、本実施の形態1に係る搬送システム100では、受入コンベヤ101が、払出コンベヤ102よりも上方に配設されている。これにより、トリッパ103のX軸方向の長さ寸法を小さくすることができ、ヤード500のスペースを有効利用することができる。
特に、ヤード500の敷地面積が小さい場合であっても、複数のポータル式スタッカリクレーマ110及び複数のトリッパ103をヤード500内に配置することができる。このため、ヤード500内でのバラ物300の積み付け作業、及びパイル400からバラ物300の払出作業を効率よく実行することができる。
また、本実施の形態1に係る搬送システム100では、ポータル式スタッカリクレーマ110とトリッパ103が、連結機構135により、連結/解除されるように構成されている。これにより、トリッパ103を複数のポータル式スタッカリクレーマ110で共有することでき、トリッパ103の設置数を低減することができる。
また、本実施の形態1に係る搬送システム100では、スタッカ20の積付コンベヤ23の基端部が、伸縮可能に構成されていて、受入コンベヤ101の上方にまで伸長するように構成されている。
これにより、図5の二点鎖線で示すように、積付コンベヤ23の基端部を、トリッパ103と接触しない位置まで退行させることにより、トリッパ103の位置にかかわらず、ポータル式スタッカリクレーマ110をX軸方向に進退移動させることができる。また、トリッパ103を複数のポータル式スタッカリクレーマ110で共有することでき、トリッパ103の設置数を低減することができる。
また、図5に示すように、第1シュート21の通路の傾斜角度θ1を小さくすることができる。一方、図5の破線で示すように、積付コンベヤ23の基端部を受入コンベヤ101よりも内方に位置させるような場合には、第1シュート21の通路の傾斜角度θ2が大きくなる。
このため、第1シュート21の通路の傾斜角度θ2が大きい場合には、バラ物300が第1シュート21内で詰まるおそれがある。第1シュート21内での詰まりを低減するためには、第1シュート21及びトリッパ103の高さを大きくする必要がある。そして、トリッパ103の高さも大きくすると、受入コンベヤ101を駆動するモータの出力を大きくする必要があり、エネルギー効率が低下する。
しかしながら、上述したように、本実施の形態1に係る搬送システム100では、スタッカ20の積付コンベヤ23の基端部が、受入コンベヤ101の上方にまで伸長するように構成されているため、モータを大型化する必要がなく、エネルギー効率を十分に高くすることができる。
さらに、本実施の形態1に係る搬送システム100では、スタッカ20の第2シュート22が、旋回しながらバラ物300を落下させて山積みするように構成されている。これにより、パイル400の頂部を平坦状にすることができ、略円錐台状にパイル400を形成することができる。
このため、パイル400の高さが同じである場合に、略円錐台状のパイル400は、略円錐状に形成されるパイル400に比して、その体積を大きくすることができる。したがって、建屋200の高さ寸法を小さくしても、貯蔵できるバラ物300の量を十分に確保することができる。
[変形例1]
次に、本実施の形態1に係る搬送システム100の変形例について、説明する。
本実施の形態1における変形例1の搬送システムは、実施の形態1に係る搬送システムにおいて、搬送システムが、制御装置をさらに備え、トリッパは、駆動機構をさらに備え、制御装置は、駆動機構を動作させて、トリッパを予め設定されている所定の第2位置にまで移動させる(A1)と、(A1)の後に、ポータル式スタッカリクレーマとトリッパを、連結機構により連結させる(B)と、を実行するように構成されている。
以下、本実施の形態1における変形例1の搬送システムの一例について、図7及び図8を参照しながら説明する。
[搬送システムの構成]
図7は、本実施の形態1における変形例1の搬送システムの概略構成を示す模式図である。なお、図7において、トリッパの方向を、便宜上、図に示す、三次元直交座標系のX軸、Y軸及びZ軸の方向で表わしている。
図7に示すように、本変形例1の搬送システム100は、実施の形態1に係る搬送システム100と基本的構成は同じであるが、トリッパ103が、駆動機構137を備える点が異なる。
駆動機構137は、車輪、駆動モータ、ギヤ、駆動モータの回転位置を検出する回転センサ、及び駆動モータの回転を制御する電流を検出する電流センサを有していてもよい。
回転センサは、例えば、エンコーダであってもよい。回転センサが検出した位置情報、及び電流センサが検出した電流情報は、制御装置150に出力されてもよい。
[搬送システムの動作及び作用効果]
次に、本変形例1における搬送システム100の動作及び作用効果について、図7及び図8を参照しながら、詳細に説明する。なお、以下の動作は、制御装置150の演算処理器が、記憶器に格納されているプログラムを読み出すことにより実行される。
図8は、本実施の形態1における変形例1の搬送システムの動作の一例を示すフローチャートである。
まず、作業者が入力器を操作して、制御装置150にトリッパ103とポータル式スタッカリクレーマ110の連結動作指示指令が入力されたとする。
すると、制御装置150は、図8に示すように、トリッパ103の駆動機構137を動作させる(ステップS201)。これにより、駆動機構137が駆動して、トリッパ103がX軸方向に移動する。
次に、制御装置150は、トリッパ103の位置情報を取得する(ステップS202)。具体的には、制御装置150は、駆動機構137の回転センサが検出した駆動モータの回転位置情報を取得してもよい。また、制御装置150は、リミットスイッチからストライカーにより押圧されたことを示す信号を取得してもよい。
次に、制御装置150は、ステップS202で取得した位置情報を基に、トリッパ103が、予め設定されている所定の第2位置に位置しているか否かを判断する(ステップS203)。ここで、第2位置は、トリッパ103とポータル式スタッカリクレーマ110が連結することができる、トリッパ103とポータル式スタッカリクレーマ110との距離である。
第2位置としては、例えば、トリッパ103及びポータル式スタッカリクレーマ110に設けられている長孔136が重なる位置であってもよい。また、第2位置としては、リミットスイッチがストライカーにより押圧される位置であってもよい。
制御装置150は、トリッパ103が第2位置に位置していないと判定した場合(ステップS203でNo)には、ステップS202の処理に戻り、トリッパ103が第2位置に位置すると判定するまで、ステップS202とステップS203の処理を繰り返す。
一方、制御装置150は、トリッパ103が第2位置に位置していると判定した場合(ステップS203でYes)には、ステップS204の処理に進む。
ステップS204では、制御装置150は、駆動機構137を停止させる。ついで、制御装置150は、連結機構135により、トリッパ103とポータル式スタッカリクレーマ110を連結させる(ステップS205)。
このとき、制御装置150は、ロボットアームにより、トリッパ103とポータル式スタッカリクレーマ110を連結させてもよい。具体的には、ロボットアームに、ピン部材(連結機構135)を保持させて、トリッパ103及びポータル式スタッカリクレーマ110に設けられている長孔136にピン部材を挿通させてもよい。
また、作業者により、トリッパ103とポータル式スタッカリクレーマ110を連結させる場合には、制御装置150は、報知器により、トリッパ103とポータル式スタッカリクレーマ110の連結作業を実行するように作業者に報知させてもよい。
次に、制御装置150は、ブレーキ機構134にブレーキを解除させ(ステップS206)、本プログラムを終了する。これにより、トリッパ103がポータル式スタッカリクレーマ110にけん引きされる。なお、トリッパ103がブレーキ機構134を備えていない形態を採用した場合には、制御装置150は、ステップS106の処理を省略してもよい。
このように構成された、本変形例1の搬送システム100であっても、実施の形態1に係る搬送システム100と同様の作用効果を奏する。
(実施の形態2)
本実施の形態2に係る搬送システムは、実施の形態1(変形例1を含む)に係る搬送システムにおいて、トリッパが、台車、支持フレーム、駆動機構、及び第1位置検出器を備えていて、ポータル式スタッカリクレーマの走行機構が第2位置検出器を備えていて、搬送システムは、制御装置をさらに備え、制御装置は、駆動機構を動作させて、ポータル式スタッカリクレーマと連動して、第1方向に進退可能に自走させるように構成されている。
以下、本実施の形態2に係る搬送システムの一例について、図9及び図10を参照しながら説明する。
図9及び図10は、本実施の形態2に係る搬送システムの概略構成を示す模式図である。なお、図9において、トリッパの方向を、便宜上、図に示す、三次元直交座標系のX軸、Y軸及びZ軸の方向で表わしている。また、図10において、ポータル式スタッカリクレーマの方向を、便宜上、図に示す、三次元直交座標系のX軸、Y軸及びZ軸の方向で表わしている。
図9及び図10に示すように、本実施の形態2に係る搬送システム100は、実施の形態1に係る搬送システム100と基本的構成は同じであるが、トリッパ103が、駆動機構137と第1位置検出器138を備える点と、ポータル式スタッカリクレーマ110の走行機構40が第2位置検出器41を備える点と、が異なる。
駆動機構137は、車輪、駆動モータ、ギヤ、駆動モータの回転位置を検出する回転センサ、及び駆動モータの回転を制御する電流を検出する電流センサを有していてもよい。回転センサは、エンコーダであってもよい。回転センサが検出した位置情報、及び電流センサが検出した電流情報は、制御装置150に出力されてもよい。
第1位置検出器138は、トリッパ103の位置情報を検出して、制御装置150に出力することができれば、どのような態様であってもよい。第1位置検出器138としては、例えば、アブソリュート位置検出器であってもよく、回転センサ(エンコーダ)であってもよい。
第2位置検出器41は、ポータル式スタッカリクレーマ110の位置情報を検出して、制御装置150に出力することができれば、どのような態様であってもよい。第2位置検出器41としては、例えば、アブソリュート位置検出器であってもよく、回転センサ(エンコーダ)であってもよい。
制御装置150は、第1位置検出器138から出力されたトリッパ103の位置情報と第2位置検出器41から出力されたポータル式スタッカリクレーマ110の位置情報と、を基に、トリッパ103をポータル式スタッカリクレーマ110と連動させて、自走させる(トリッパ103とポータル式スタッカリクレーマ110を同期させて、移動させる)ように構成されている。
これにより、連結機構135により、トリッパ103とポータル式スタッカリクレーマ110を連結させなくてもよい。
このように構成された、本実施の形態2に係る搬送システム100であっても、実施の形態1に係る搬送システム100と同様の作用効果を奏する。
上記説明から、当業者にとっては、本発明の多くの改良又は他の実施形態が明らかである。従って、上記説明は、例示としてのみ解釈されるべきであり、本発明を実行する最良の態様を当業者に教示する目的で提供されたものである。本発明を逸脱することなく、その構造及び/又は機能の詳細を実質的に変更できる。
本発明の搬送システムによれば、ヤードのスペースを有効利用することができるため、有用である。
10 ポータル
20 スタッカ
21 第1シュート
22 第2シュート
23 積付コンベヤ
24 支持フレーム
30 スクレーパ式リクレーマ
31 ブーム
31A 本体
31B 周回駆動部材
32 スクレーパ
33 ワイヤ
34 ウィンチ
35 払出シュート
40 走行機構
41 第2位置検出器
100 搬送システム
101 受入コンベヤ
102 払出コンベヤ
103 トリッパ
110 ポータル式スタッカリクレーマ
131 車輪
132 台車
133 支持フレーム
134 ブレーキ機構
135 連結機構
136 長孔
137 駆動機構
138 第1位置検出器
150 制御装置
200 建屋
201 第1コンベヤ
202 支持部材
203 シュート
300 バラ物
400 パイル
500 ヤード

Claims (11)

  1. 第1方向に延伸するように構成されている、受入コンベヤと、
    前記第1方向に延伸するように構成されている、払出コンベヤと、
    前記受入コンベヤの途中に配置され平面視において前記第1方向に延伸する、トリッパと、
    ポータル式スタッカリクレーマと、を備え、
    前記ポータル式スタッカリクレーマは、ポータルと、前記ポータルの上方に設置され前記ポータルに支持されている、スタッカと、前記ポータルの下部に設置され前記ポータルに取り付けられ、山積みされたバラ物をかき取るスクレーパ式リクレーマと、前記ポータルの下端に配置されている、走行機構と、を備えていて、
    前記受入コンベヤは、前記払出コンベヤよりも上方に配設され、
    前記スタッカは、前記トリッパからバラ物が移送されるように構成されていて、バラ物を前記スタッカの先端部に搬送し前記先端部からバラ物を落下させて山積みするように構成されている、搬送システム。
  2. 第1方向に延伸するように構成されている、受入コンベヤと、
    前記第1方向に延伸するように構成されている、払出コンベヤと、
    前記受入コンベヤの途中に配置されている、トリッパと、
    ポータル式スタッカリクレーマと、を備え、
    前記ポータル式スタッカリクレーマは、ポータルと、前記ポータルの上方に設置されている、スタッカと、前記ポータルの下部に設置されている、スクレーパ式リクレーマと、前記ポータルの下端に配置されている、走行機構と、を備えていて、
    前記受入コンベヤは、前記払出コンベヤよりも上方に配設され、
    前記スタッカは、基端部が前記トリッパからバラ物が移送されるように構成されていて、先端部が旋回しながら前記バラ物を落下させて山積みするように構成されている、搬送システム。
  3. 前記スタッカの先端部には、シュート又はコンベヤが旋回可能に配置されている、請求項2に記載の搬送システム。
  4. 前記搬送システムは、建屋内に設置されていて、
    前記受入コンベヤは、前記建屋の側壁に配設されている、請求項1から3のいずれかに記載の搬送システム。
  5. 第1方向に延伸するように構成されている、受入コンベヤと、
    前記第1方向に延伸するように構成されている、払出コンベヤと、
    前記受入コンベヤの途中に配置されている、トリッパと、
    ポータル式スタッカリクレーマと、を備え、
    前記ポータル式スタッカリクレーマは、ポータルと、前記ポータルの上方に設置されている、スタッカと、前記ポータルの下部に設置されている、スクレーパ式リクレーマと、前記ポータルの下端に配置されている、走行機構と、を備えていて、
    前記受入コンベヤは、前記払出コンベヤよりも上方に配設され、
    前記トリッパは、台車と支持フレームと連結機構を備えていて、
    前記ポータル式スタッカリクレーマと前記トリッパは、前記連結機構により連結されるように構成されている、搬送システム。
  6. 前記搬送システムは、制御装置をさらに備え、
    前記制御装置は、前記走行機構を動作させて、前記ポータル式スタッカリクレーマを予め設定されている所定の第1位置にまで移動させる(A)と、
    前記(A)の後に、前記ポータル式スタッカリクレーマと前記トリッパを、前記連結機構により連結させる(B)と、を実行するように構成されている、請求項5に記載の搬送システム。
  7. 前記搬送システムは、制御装置をさらに備え、
    前記トリッパは、駆動機構をさらに備え、
    前記制御装置は、前記駆動機構を動作させて、前記トリッパを予め設定されている所定の第2位置にまで移動させる(A1)と、
    前記(A1)の後に、前記ポータル式スタッカリクレーマと前記トリッパを、前記連結機構により連結させる(B)と、を実行するように構成されている、請求項5に記載の搬送システム。
  8. 前記トリッパは、前記連結機構により、前記ポータル式スタッカリクレーマと連結されるときに、ブレーキが解除されるように構成されている、ブレーキ機構をさらに備える、請求項5~7のいずれか1項に記載の搬送システム。
  9. 第1方向に延伸するように構成されている、受入コンベヤと、
    前記第1方向に延伸するように構成されている、払出コンベヤと、
    前記受入コンベヤの途中に配置されている、トリッパと、
    ポータル式スタッカリクレーマと、
    制御装置とを備え、
    前記ポータル式スタッカリクレーマは、ポータルと、前記ポータルの上方に設置されている、スタッカと、前記ポータルの下部に設置されている、スクレーパ式リクレーマと、前記ポータルの下端に配置されている、走行機構と、を備えていて、
    前記受入コンベヤは、前記払出コンベヤよりも上方に配設され、
    前記トリッパは、台車、支持フレーム、駆動機構、及び位置検出器を備えていて、
    前記ポータル式スタッカリクレーマの前記走行機構が第2位置検出器を備えていて、
    前記制御装置は、前記駆動機構を動作させて、前記ポータル式スタッカリクレーマと連動して、前記第1方向に進退可能に自走させるように構成されている、搬送システム。
  10. 前記スタッカの基端部は、伸縮可能に構成されている、請求項1~9のいずれか1項に記載の搬送システム。
  11. 前記スタッカの基端部は、前記受入コンベヤの上方にまで伸長するように構成されている、請求項10に記載の搬送システム。
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