JP5640269B2 - タイヤ用ゴム組成物およびこれを用いた空気入りタイヤ - Google Patents
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Description
本発明において用いるリグノフェノール誘導体は、典型的には、リグノセルロース系材料をフェノール誘導体で誘導体化することによって得られる。抽出による精製がなされていないリグニンとセルロースとの混合物やリグニンそのものを用いても、これらとゴムとの間に生じるヒステリシスロスのためにtanδの顕著な低減効果が得られないが、本発明においては、リグノフェノール誘導体を用いることによって、かかるヒステリシスロスを発生させずにカーボンブラックやシリカ等のフィラーの分散を向上させたり、かかるフィラーとゴムとの界面における両者の相互作用を向上させたりすることができるため、特に70℃付近におけるtanδの低減効果が顕著に得られる。
フィラーとしては、タイヤ用ゴム組成物において通常用いられるものを採用できる。フィラーとしては無機フィラーが好ましい。特に、シリカおよびカーボンブラックから選択される少なくとも1種を含むことが好ましく、シリカを少なくとも含むことがさらに好ましい。シリカを用いるとtanδの低減効果が良好に得られるが、特にリグノフェノール誘導体とシリカとを組合せて用いる場合、E*(複素弾性率)の向上効果と70℃付近でのtanδの低減効果とが特に良好となる。
本発明において使用できるゴム成分としては、天然ゴム(NR)、改質天然ゴム、スチレンブタジエンゴム(SBR)、ブタジエンゴム(BR)、イソプレンゴム(IR)、ブチルゴム(IIR)、エチレンプロピレンジエンゴム(EPDM)、アクリロニトリルブタジエンゴム(NBR)、クロロプレンゴム(CR)等を例示でき、これらは単独で用いても2種以上を混合して用いてもよい。特に、本発明のタイヤ用ゴム組成物を空気入りタイヤのベーストレッド用、キャップトレッド用、ビードエーペックス用、サイドウォール用として用いる場合、耐外傷性、耐摩耗性、耐疲労特性および耐屈曲亀裂成長性において優れるなどの効果が得られることから、天然ゴム(NR)、改質天然ゴム、スチレンブタジエンゴム(SBR)およびブタジエンゴム(BR)からなる群から選ばれる1種以上のゴムが好ましく、さらに、環境への負荷をより小さくできる点で、天然ゴムおよび/または改質天然ゴムがより好ましい。
本発明のタイヤ用ゴム組成物は、ゴム成分、リグノフェノール誘導体およびフィラーに加え、軟化剤、粘着付与剤、酸化防止剤、オゾン劣化防止剤、老化防止剤、硫黄その他の加硫剤、加硫促進剤、加硫促進助剤、過酸化物、酸化亜鉛、ステアリン酸等、必要に応じた添加剤が適宜配合され得る。
<リグノフェノール誘導体1>
p−クレゾール500gをアセトン17リットルに溶解させ、80メッシュ以下まで粉砕して抽出物を除去した気乾ヒノキ(Chamaecyparis obtusa)木粉1000gに加えて、数時間放置した。アセトンを除去したところ、木粉に残留したp−クレゾールの量は、リグニン1ユニット(フェニルプロパン構造C6C3)あたり3モルであった。このp−クレゾールが付着した木粉に72質量%硫酸を5リットル加え、30℃で1時間激しく攪拌した。水洗にて酸を除去した後乾燥させ、アセトン7リットルを加えて抽出し、得られた抽出液を3リットル程度まで濃縮して、リグノフェノールを含む親溶媒抽出液(溶質濃度:54.2mg/cm3)を得た。
上記で得たリグノフェノール誘導体1を、オーブン中、180℃で30分間熱処理し、リグノフェノール誘導体2を得た。
p−クレゾール250gをアセトン10リットルに溶解させ、80メッシュ以下まで粉砕して抽出物を除去した気乾ブナ(Fagus crenata)木粉500gに加えて、数時間放置した。アセトンを除去したところ、木粉に残留したp−クレゾールの量は、リグニン1ユニット(フェニルプロパン構造C6C3)あたり3モルであった。このp−クレゾールが付着した木粉に72質量%硫酸を2.5リットル加え、30℃で1時間激しく攪拌した。水洗にて酸を除去した後乾燥させ、アセトン7リットルを加えて抽出し、得られた抽出液を3リットル程度まで濃縮して、リグノフェノールを含む親溶媒抽出液(溶質濃度:50mg/cm3)を得た。
後述の表2〜5で示される、実施例および比較例で用いた薬品のうちリグノフェノール誘導体以外のものをまとめて説明する。
SBR:日本ゼオン(株)製のスチレンブタジエンゴム「ニッポールNS116」(溶液重合SBR、結合スチレン量:21%、ガラス転移温度:−25℃)
NR:天然ゴム「RSS#3」
エポキシ化天然ゴム:GUTHRIE POLYMER SDN.BHD社製のENR−25(エポキシ化率:25モル%、ガラス転移温度:−41℃)
カーボンブラック:三菱化学(株)製のダイヤブラックH(平均粒子径31mm、窒素吸着比表面積79m2/g、HAF級カーボンブラック)
シリカ:デグッサ社製のUltrasil VN3(BET比表面積:175m2/g)
シランカップリング剤:デグッサ社製のSi−69(ビス(3−トリエトキシシリルプロピル)テトラスルフィド)
フェノールレジン:住友ベークライト(株)製のスミライトレジンPR12686(カシュー変性ノボラック樹脂)
アロマオイル:(株)ジャパンエナジー製のプロセスX−140
カシューオイル:インド原産の塗料用カシューオイル
大豆油:日清製油(株)製の大豆白絞油(S)(ヨウ素価:131、炭素数18以上の脂肪酸成分:84.9%)
ステアリン酸:日本油脂(株)製のステアリン酸「桐」
酸化亜鉛:三井金属鉱業(株)製の酸化亜鉛2種
老化防止剤:大内新興化学工業(株)製のノクラック6C(N−1,3−ジメチルブチル−N’−フェニル−p−フェニレンジアミン)
ワックス:日本精鑞(株)製のオゾエース0355
硫黄:鶴見化学工業(株)製の粉末硫黄
加硫促進剤BBS:大内新興化学工業(株)製のノクセラーNS(N−tert−ブチル−2−ベンゾチアゾリルスルファンアミド)
加硫促進剤DPG:大内新興化学工業(株)製のノクセラーD(ジフェニルグアニジン)
加硫促進剤H:大内新興化学工業(株)製のノクセラーH(ヘキサメチレンテトラミン)
<実施例1〜5,11〜15、比較例1〜3,7〜9>
(株)神戸製鋼所製の1.7Lバンバリーミキサーを用いて、表2,4の工程1の配合処方に記載の薬品を、バンバリーミキサーの充填率が65%になるように投入し、回転数80rpmで、混練機の表示温度が140℃になるまで3〜8分間混練した(工程1)。これを一旦排出し、硫黄および加硫促進剤を表2,4の工程2の配合処方にしたがい配合し、オープンロールを用いて、50℃で3分間混練する(工程2)ことで、未加硫ゴム組成物を調製した。
(株)神戸製鋼所の1.7Lのバンバリーミキサーを用いて、表3,5の工程1の配合処方に記載の薬品を、バンバリーミキサーの充填率が58%になるように投入して、回転数80rpmの条件下で、混練機の表示温度が140℃になるまで3〜8分間混練した(工程1)。なお、シリカについては、工程1中において2回に分けて投入した。工程1により得られた混練物に対して、硫黄および加硫促進剤を表3,5の工程2の配合処方にしたがい配合し、オープンロールを用いて、50℃で3分間混練する(工程2)ことで、未加硫ゴム組成物を得た。
上記で得た加硫ゴム組成物を用い、以下に示す性能評価を行なった。なお、以下の評価における指数の算出においては、表2では比較例1を、表3では比較例4を、表4では比較例7を、表5では実施例16〜20および比較例10〜12に対しては比較例10を、実施例21〜25および比較例13〜15に対しては比較例13を、それぞれ基準配合とした。
加硫ゴム組成物として、2mm×130mm×130mmのゴムスラブシートを作製し、該ゴムスラブシートから測定用試験片を切り出し、粘弾性スペクトロメーターVES((株)岩本製作所製)を用いて、温度70℃、初期歪10%、動歪2%、周波数10Hzの条件下で、各加硫ゴム組成物のE*(複素弾性率)を測定し、基準配合のE*を100として、下記計算式、
(操縦安定性指数)=(各配合のE*)÷(基準配合のE*)×100
によって操縦安定性指数を算出した。指数が大きい程操縦安定性が高く、性能に優れることを示す。
加硫ゴム組成物として、2mm×130mm×130mmのゴムスラブシートを作製し、該ゴムスラブシートから測定用試験片を切り出し、粘弾性スペクトロメーターVES((株)岩本製作所製)を用いて、温度70℃、初期歪10%、動歪2%、周波数10Hzの条件下で、各加硫ゴム組成物のtanδ(損失正接)を測定し、基準配合のtanδを100として、下記計算式、
(転がり抵抗指数)=(各配合のtanδ)÷(基準配合のtanδ)×100
により、転がり抵抗指数を算出した。指数が小さいほど転がり抵抗が低く、性能に優れることを示す。
JIS K6253「加硫ゴムおよび熱可塑性ゴムの硬さ試験方法」に従い、タイプAデュロメーターにてゴム硬度を測定した。さらに、基準配合のゴム硬度を100とし、下記計算式、
(ゴム硬度指数)=(各配合のゴム硬度)÷(基準配合のゴム硬度)×100
により、ゴム硬度指数を算出した。ゴム硬度指数が大きいほどゴム硬度が高いことを示す。
Claims (3)
- ゴム成分中の含有量が50質量%以上となるように、天然ゴムおよび/または改質天然ゴムを含むゴム成分の100質量部に対して、リグノセルロースをフェノール誘導体で誘導体化したリグノフェノール誘導体を0.5〜50質量部、フィラーを10〜150質量部を含み、
前記リグノフェノール誘導体は、数平均分子量が1,000〜10,000の範囲のリグノクレゾールである、タイヤ用ゴム組成物。 - 前記フィラーが、シリカおよびカーボンブラックから選択される少なくとも1種を含む、請求項1に記載のタイヤ用ゴム組成物。
- 請求項1または2に記載のタイヤ用ゴム組成物を用いてなる空気入りタイヤ。
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