JP5639689B2 - プラスチック袋の製造工程において発生する不良袋の回収方法 - Google Patents

プラスチック袋の製造工程において発生する不良袋の回収方法 Download PDF

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Description

本発明は、プラスチック袋の製造工程において発生する不良袋の回収方法に関し、特に、穴開きや破損等の不良袋が生じた場合に、その不良袋に表示された製造履歴番号を基にして、その不良袋の製造状態を映像で確認できるようにし、さらに、配送先の特定を可能としたプラスチック袋の製造工程において発生する不良袋の回収方法に関する。
従来、ゴミ袋の一部に製造履歴情報(ロットナンバー等)を表示させ、製造履歴情報の表示からゴミ袋の製造情報を確認できる技術が知られている(特許文献1参照)。
この従来の技術では、不良袋が生じた場合に、その不良袋をいつ、どこで、どの機械で製造したかという履歴を確認でき、又、不良袋が発生した時の製造状態を確認できる構成となっている。
また、商品にバーコードを表示させ記録することにより配送ルートも確認できる技術も知られている。
特開2006−185087号公報
従来の技術では、消費者等が不良袋を発見した場合に、その不良袋が発生した時の製造状態を確認することはできるが、消費者等から不良袋の連絡がない限り、予め複数枚の製造された不良袋と思われる袋までは製造者において発見できず、従って、消費者に発見されない複数枚の不良袋がどのようなルートを経て流通したのか、その経路の特定困難になるという問題があり、最終的には、消費者等からの不良袋の連絡を待って対処し、配達先から回収するしかないという欠点があった
本発明はかかる従来の問題を解決するためになされたものであって、その目的とするところは、穴開きや破損等の不良袋が生じた場合に、その不良袋に表示された製造履歴番号を基にして、その不良袋の製造状態を映像で確認できるようにし、しかも、消費者等からの通報のない他の複数枚の不良袋についてもカメラによる映像を基にして製造状態を確認でき、さらに、配送先の特定可能としたプラスチック袋の製造工程において発生する不良袋の回収方法を提供することにある。
前記課題を解決するため、本発明のプラスチック袋の製造工程において発生する不良袋の回収方法は、成形工程9において原料7をフィルム成形機8で溶解して長尺筒状フィルム4に成形し、次いで、印刷工程11において成形工程9で成形された長尺筒状フィルム4に印刷機10で所定のデザインを印刷し、次いで、シール工程13において長尺筒状フィルム4に製袋機12で溶着シール5及びミシン目切取線3を形成することによりプラスチック袋を一枚ごとに連続して形成すると共に、プラスチック袋の一枚ごとにシール工程13の印字部18によって製造履歴番号Aを印字し、かかる状態をカメラKで撮影し、製造履歴番号Aは、プラスチック袋の製造日時と製造機械番号と製造担当者名と製造担当者別生産枚数を数字により表示すべく構成し、次いで、包装工程15において長尺筒状フィルム4を巻取り機14でロール状に巻き取り、ロールの外周に紙片1aを少なくとも1周巻き付けて包装することによりロール状ゴミ袋1を形成し、かかる状態をカメラKで撮影し、次いで、計量工程17において包装工程15を経たロール状ゴミ袋1の重量を重量検査機16で検査し、各カメラKで撮影した映像の記録媒体20には撮影の年月日及び日時を表示し必要に応じて取り出せるように所定期間保管し、次いで、ロール状ゴミ袋1を包装箱25に製造順に箱詰め収容し、包装箱25にはラベル発行装置22から発行されたラベル23を貼付し、プラスチック袋の製造日時とラベル23の日時を照合することによりどのプラスチック袋がどのラベル23の包装箱25に収容されたかを認識できる状態とし、ラベル23には、品名、プラスチック袋の種類、使用自治体名、包装箱25に収容したロール状ゴミ袋1の個数、プラスチック袋の枚数及びバーコード24等を印字し、しかも、バーコード24にはラベル発行日時、製造機械の情報を表示し、次いで、ラベル23を貼付した包装箱25を配送拠点27に集め配送すると共に、配送先を配送先記録装置28に記録し、配送先の記録とラベル23のバーコード24に表示された情報とを対応させた状態とすることによりどの包装箱がどこに配送されたか知り得る状態とし、不良袋が発生した場合は、プラスチック袋に表示された製造履歴番号Aにより不良袋の製造日時を知り、その日時からシール工程13と包装工程15を撮影したカメラKによる映像を特定し不良袋の発生した状況を視覚的に特定認識すると共に、発見された不良袋だけか又は複数枚の不良袋なのかを確定し、不良袋が1枚だけか否かの製造状況をカメラKによる映像により調査確認して製造状況を把握し、かかる不良袋の収容された包装箱25がどの包装箱25かの特定をすることにより配送ルートを特定し、その後の対処を行うと共に、カメラKの映像によって製造状況の確認を視覚的に行い映像により不良袋発生の原因を究明することを特徴とする。
本発明のプラスチック袋の製造工程において発生する不良袋の回収方法では、例えば、プラスチック袋に穴明きや破損等の不良袋が生じた場合に、その不良袋に表示された製造履歴番号を基にして、その不良袋の製造状態を映像で確認することができる。
又、プラスチック袋を収容した包装箱にラベル付してバーコード等に配送先を記録しておくので、各包装箱単位でプラスチック袋の配送先が明確となる。
従って、不良袋が発見された場合に、不良袋の製造日時とラベルに付された日時を照合すれば、その不良袋がどのラベルを付した包装箱に収容されていたものかを特定でき、不良袋の配送ルートの特定や原因究明が可能となる。しかも、消費者等から指摘された不良袋のみならず、それ以外の数万枚の不良袋の発生もカメラによって確認作業ができるので、どの程度の量、枚数まで不良袋が発生したかを事前に知ることができ、指摘の不良袋が発生した日時をもとにしてその近辺の製造されたゴミ袋を調査すべく、製造状況をカメラにより調査確認して不良袋の発生状況、すなわち1枚なのか数万枚なのか製造状況の調査を行い、正確に不良袋発生枚数と個々の不良袋そのものの特定を行い、このようにして例えば数万枚に及ぶ実際の不良袋の発生した状況全体を把握した後には、不良袋が収納された包装箱を特定することにより配送先を特定し不良袋への回収対処を行うことができる。また、ロール状ゴミ袋を包装箱に製造順に箱詰めして収容しているため、不良袋が収納された包装箱の特定がなされるとその包装箱の中のどのロール状ゴミ袋に不良袋があるのかも必然的に判明することになり、不良袋の巻取られたロール状ゴミ袋を包装箱から容易に抜き取ることができ、不良袋の巻取られた最小単位としてのロール体のみ回収すればよいことになり、回収効率も向上する。
プラスチック袋配送履歴確認装置の全体構成図である。 プラスチック袋の斜視図である。 ロール状プラスチック袋の斜視図である。 ラベルの説明図である。 ロール状プラスチック袋を収容した箱の斜視図である。 プラスチック袋の配送方法の説明図である。
本実施例は、図2、3で示すように、ロール状ゴミ袋1を構成する各ゴミ袋2をプラスチック袋の例としている。
図2、3で示すロール状ゴミ袋1は、多数枚(実施例では10枚)のゴミ袋2がミシン目切取線3を介して一連に連結されたもので、長尺筒状フィルム4に一定間隔毎に溶着シール5を形成し、この溶着シール5に近接してミシン目切取線3を形成してロール状に巻き取ったものである。
従って、前記切取線から切断することにより、上端に開口部6が形成されると共に、溶着シール5によって底端が閉鎖したゴミ袋2を得ることができる。
ロール状に巻き取った後は図3に示すように、ロールの外周に紙片1aを少なくとも1周巻き付けて包装し、紙片1aには必要に応じて商品説明、枚数等の情報を記載する。
前記ロール状ゴミ袋1の各ゴミ袋2には、製造履歴番号Aがゴミ袋1枚毎に印刷されている。
この製造履歴番号Aは、少なくとも製造日時を表す製造日時表示手段となるもので、当該ゴミ袋の製造日付(製造年月日及び製造日時)、製造機械番号、製造担当者名、製造担当者別生産枚数を、数字によって表示させたもので、言い換えれば、この製造履歴番号Aを読み取ることで、当該ゴミ袋の製造日付(製造年月日及び製造日時)、製造機械番号、製造担当者名、製造担当者別生産枚数が判明する。
前記ロール状ゴミ袋1の製造ラインLは、図1に示すように、原料7をフィルム成形機8で溶解して長尺筒状フィルム4に成形する成形工程9と、この成形工程9で成形された長尺筒状フィルム4に印刷機10で所定デザイン等を印刷させる印刷工程11と、この印刷工程11を経た長尺筒状フィルム4に製袋機12で溶着シール5及びミシン目切取線3を形成させるシール工程13と、このシール工程13を経た長尺筒状フィルム4を巻取り機14で巻き取る包装工程15と、この包装工程15を経たロール状ゴミ袋1の重量を重量検査機16で検査する計量工程17を備えている。
そして、前記製造履歴番号Aをプラスチック袋1枚毎に付すための日時付設部として、前記シール工程13に製造履歴番号Aを印字させる印字部18が設けられており、ここが履歴確認方法での日時付設工程となる。
前記製造ラインLにおける成形工程9と、シール工程13と、包装工程15と、計量工程17に、その各工程における製造状態を撮影する4台のカメラKが配設され、ここが履歴確認方法での撮影工程となる。
前記4台の各カメラKは、録画装置19(ビデオデッキ、ハードディスク等)に接続され、各カメラKで撮影された映像を録画装置19に挿入した記録媒体20(例えば、磁気ディスク、光ディスク、記録カード、USB記録デバイス等)に録画させるようになっている。
そして、各カメラKの映像を記録媒体20に録画させると同時に、撮影日付(撮影年月日及び撮影日時)を表示させるように記録媒体(20)に録画させるもので、ここが履歴確認方法での録画工程となる。
なお、各カメラKの映像は、1つの画面を4分割した4分割画面に表示されるもので、録画装置19に接続したディスプレイ21によって録画と同時にモニターできるようになっている。
前記カメラKには、ビデオカメラやデジタルカメラを使用できるもので、1秒間に1コマの間欠撮影を製造ラインLの稼動中において連続して撮影させるように設定されている。
このように、1秒間に1コマの間欠撮影を行なうと、記録媒体20の1個当りの録画時間を長時間にすることができ、録画済記録媒体の管理が容易になる。
このようにして、録画した記録媒体20は、外部から録画日付が判るような表記を付して所定の期間(例えば、5年間)保管しておき、必要に応じて取り出せるようにしておくものである。
前記製造ラインLによって製造されたロール状ゴミ袋1は、包装箱25(ダンボール箱等)に箱詰め収容され、その後にラベル発行装置22から発行されたラベル23が前記包装箱25に貼付される。
ラベル発行装置22は時計及び印字装置等を内蔵しており、機械的にあるいはボタン操作により発行指示を与えると、ラベル用の台紙に発行日時を表すバーコード24が印字されて順次発行されるもので、ここが履歴確認方法でのラベル発行工程となる。
ラベル発行装置22から1枚のラベル23を発行する間隔は、ラベル23はロール状ゴミ袋1が包装箱25に収容された後に貼付されるものであるため、一例として5〜15分の所定時間単位で発行される。
ラベル発行装置22から発行されるラベル23は図4に示すように、前面に品名、種類、使用自治体名、ロールの個数及び枚数、バーコード24が記載され、裏面の保護シールを剥がして粘着面により包装箱25に貼付する構成となっている。
バーコード24には品目コード、機械、年月日、時分秒の情報が含まれており、日時情報が含まれていることにより、ロール状ゴミ袋1は製造順に包装箱25に収容されるため、ゴミ袋1枚毎に付された日時情報と、バーコード24の日時情報を照合すれば、どのバーコード24の包装箱25にどのロール状ゴミ袋1が収容されているかが判明する。
このバーコード24には、二次元バーコード(例えば、QRコード:登録商標)を使用できる。
ラベル23はロール状ゴミ袋1が包装箱25に収容された時点で1箱毎に発行され、図5に示すようにラベル23が貼付された包装箱25は粘着テープ26で封がされる。
包装箱25にラベル23を貼付する方法としては、所定本数(実施例では50本)のロール状ゴミ袋1を包装箱25に収容した後に作業員がラベル発行装置22のボタンを押してラベル23を発行し、手作業により貼付する方法、あるいは、製造ラインLと同期して順次機械的に発行されるラベル23を手作業により貼付する方法、その他、ロール状ゴミ袋1の包装箱25への収容やラベル23の貼付を全て機械的に行なう方法等を採用できる。
各包装箱25にラベル23が貼付された後は、図6に示すように配送拠点27に一旦集められ、ここから商店、スーパー、コンビニエンスストア等の店舗に配送される。ここで、配送先記録装置28によって各包装箱25の配送先が記録されるもので、ここが履歴確認方法での配送先記録工程となる。
配送先記録装置28はラベル23が貼付された包装箱25の配送先を電子情報処理組織により記録する装置である。
配送先を記録する方法としては、包装箱25のバーコード24を光学的装置で読み取り、バーコード24と配送先データを対応させて記録媒体に書き込む方法等による。
配送先記録装置28によって各包装箱25の配送先が記録されると、どのバーコード24の包装箱25がどの配送先へ配送されたかが明確にされ、不良袋が発生した場合には、不良袋の製造日時とラベル23に付された日時を照合すれば、不良袋がどのラベル23を付した包装箱25に収容されていたものかが特定され、不良袋の配送ルートの特定や原因究明が可能となる。
更には、消費者等から指摘された不良袋のみならず、指摘されない数万枚に及ぶ不良袋になったと思われるものについても、各カメラKによる保管映像を基にして不良発生と思われる状況を確認して、消費者が発見したゴミ袋以外の未発見の不良袋をカメラKによる保管映像で確定し、その後、包装箱のラベルに表記されたバーコードによって、どの配送先に配送されたかを確定して、不良袋を消費者の発見の前に回収する。
次に、本実施例のゴミ袋配送履歴確認方法を説明する。
ゴミ袋製造ラインLによって製造されたゴミ袋2には、印字部18によって1枚毎に製造日付(製造年月日及び製造日時)を表示した製造履歴番号Aが印刷されている(日時付設工程)。
又、ゴミ袋製造ラインLには、製造状態を撮影する4台のカメラKが配設されており、このカメラKで撮影(撮影工程)した映像は、撮影日付(撮影年月日及び撮影日時)を表示して記録媒体20(磁気ディスク、光ディスク等)に録画されている(録画工程)。
そして、ロール状ゴミ袋1の製造終了後や出荷後において、例えば、穴開きや破損等の不良袋が発見された場合、その不良袋に表示されている製造履歴番号Aを基に、その製造日付、製造日時を判読する。
このようにして、製造履歴番号Aから当該不良袋の製造日付、製造日時が判明するため、この製造日時に対応した撮影日時の映像が記録されている記録媒体20を取り出し、これを再生させれば、当該不良袋の製造状態を映像によって確認することができ、これにより、不良発生の原因究明が可能になる。
又、包装箱25に貼付させるラベル23に、その発行時の日時をバーコード24で表示して発行させ(ラベル発行工程)、かつ包装箱25の配送先を記録させている(配送先記録工程)。
従って、不良袋を発見した場合に、製造履歴番号Aから製造日時が判明するため、この製造日時に対応したラベル23を特定し、このラベル23のバーコード24に対応させて記録させている配送先を見れば、どの店舗を経由して販売されたものであるのかが判明する。これにより、配送ルートが特定され、不良袋の回収等が可能になる。
ここで不良袋が発生した場合、その不良袋が1枚だけなのか数万枚に及ぶのか、又、成形工程9で発生したのかシール工程13で発生したのか等、その不良枚数や不良発生工程を把握することが、製造管理の混乱を防止する上で必要になる。
このような場合においても、本発明では、不良袋の製造状態を映像によって確認することができるため、どこの工程で、何枚の不良袋が発生したのかを映像で把握でき、的確な製造管理を行なうことができる。
すなわち、プラスチック袋に表示された製造履歴番号Aにより不良袋の製造日時を知り、その日時からカメラKによる映像を特定し不良袋の発生した状況(不良袋が一枚か複数枚か、いわゆる不良袋の枚数やどの工程で発生したのかの、どのような不良状況か、不良の程度など)を視覚的に特定認識すると共に、発見された不良袋の1枚だけなのか数万枚に及ぶのかその製造状況をカメラKにより調査確認して製造状況を把握し、かかる不良袋の収容された包装箱25がどの包装箱25かの特定をすることにより予め配送ルートを特定し、その後の対処を行うと共に、カメラKの映像によって製造状況の確認を視覚的に行い映像により不良袋発生の原因を究明することができる。
換言すれば、消費者が発見した不良袋のみならず、それ以外の複数枚の不良袋の発生もカメラによって撮影された映像から確認作業ができる。
すなわち、消費者が発見した不良袋以外のゴミ袋を調査すべく、製造状況をカメラにより調査確認して不良袋の発生状況、つまり製造状況の調査を行い、正確に不良袋発生枚数と個々の不良袋そのものの特定を行うことができる。
このようにして実際の不良袋の発生した状況全体を把握した後には、ロール状ゴミ袋に形成した不良袋が収納された包装箱を特定することにより消費者が発見する前にロール状ゴミ袋に形成した不良袋への回収対処を行うことができる。
又、録画装置19で記録媒体20に記録した映像の中から特定のゴミ袋、例えば、不良袋の製造状態を含む映像場面を他の記録媒体(例えば、DVD等)にコピーさせるようにしている。
この場合、不良袋の製造日付に対応した撮影日付の映像の前後10分間程度の映像場面を他の記録媒体にコピーさせて、これを不良袋の製造ファイルとして保存することができる。
また、必要に応じて、不良袋を発見した消費者等(利用者)に対し、前記した不良袋の製造状態を含む映像場面をコピーした記録媒体を提供すれば、消費者等が不良袋の製造状態を映像によって確認することができる。
又、前記した不良袋の製造状態を含む映像場面を、配信装置を有するサーバーに入力させて記憶させておく。
そして、消費者等(利用者)に対してログインコード等を通知し、そのログインコードによりサーバーにアクセスしてもらえば、インターネットを通じて映像場面を配信させることができ、消費者等が不良袋の製造状態を映像によって確認することができる。
なお、前記した映像コピーやインターネットを通じた映像配信は、周知の技術を用いて行なうもので、詳細は省略する。
以上、実施例を説明したが、本発明の具体的な構成は前記実施例に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても本発明に含まれる。
例えば、プラスチック袋としてはロール状プラスチック袋に限らず、例えば、1枚づつ重ねて多数枚(例えば、10枚、20枚、30枚等)の束にして包装したしたものでもよい。
そして、カメラの台数についても、少なくとも1台のカメラを製造ラインの途中の1ヶ所配設しておけばよい。
1 ロール状ゴミ袋
2 ゴミ袋
3 ミシン目切取線
4 長尺筒状フィルム
5 溶着シール
6 開口部
7 原料
8 フィルム成形機
9 成形工程
10 印刷機
11 印刷工程
12 製袋機
13 シール工程
14 巻取り機
15 包装工程
16 重量検査機
17 計量工程
18 印字部(日時付設部)
19 録画装置
20 記録媒体
21 ディスプレイ
22 ラベル発行装置
23 ラベル
24 バーコード
25 包装箱
26 粘着テープ
27 配送拠点
28 配送先記録装置
A 製造履歴番号(製造日時表示手段)

Claims (1)

  1. 成形工程9において原料7をフィルム成形機8で溶解して長尺筒状フィルム4に成形し、
    次いで、印刷工程11において成形工程9で成形された長尺筒状フィルム4に印刷機10で所定のデザインを印刷し、
    次いで、シール工程13において長尺筒状フィルム4に製袋機12で溶着シール5及びミシン目切取線3を形成することによりプラスチック袋を一枚ごとに連続して形成すると共に、プラスチック袋の一枚ごとにシール工程13の印字部18によって製造履歴番号Aを印字し、かかる状態をカメラKで撮影し、
    製造履歴番号Aは、プラスチック袋の製造日時と製造機械番号と製造担当者名と製造担当者別生産枚数を数字により表示すべく構成し、
    次いで、包装工程15において長尺筒状フィルム4を巻取り機14でロール状に巻き取り、ロールの外周に紙片1aを少なくとも1周巻き付けて包装することによりロール状ゴミ袋1を形成し、かかる状態をカメラKで撮影し、
    次いで、計量工程17において包装工程15を経たロール状ゴミ袋1の重量を重量検査機16で検査し、
    各カメラKで撮影した映像の記録媒体20には撮影の年月日及び日時を表示し必要に応じて取り出せるように所定期間保管し、
    次いで、ロール状ゴミ袋1を包装箱25に製造順に箱詰め収容し、包装箱25にはラベル発行装置22から発行されたラベル23を貼付し、プラスチック袋の製造日時とラベル23の日時を照合することによりどのプラスチック袋がどのラベル23の包装箱25に収容されたかを認識できる状態とし、
    ラベル23には、品名、プラスチック袋の種類、使用自治体名、包装箱25に収容したロール状ゴミ袋1の個数、プラスチック袋の枚数及びバーコード24等を印字し、しかも、バーコード24にはラベル発行日時、製造機械の情報を表示し、
    次いで、ラベル23を貼付した包装箱25を配送拠点27に集め配送すると共に、配送先を配送先記録装置28に記録し、配送先の記録とラベル23のバーコード24に表示された情報とを対応させた状態とすることによりどの包装箱がどこに配送されたか知り得る状態とし、
    不良袋が発生した場合は、
    プラスチック袋に表示された製造履歴番号Aにより不良袋の製造日時を知り、その日時からシール工程13と包装工程15を撮影したカメラKによる映像を特定し不良袋の発生した状況を視覚的に特定認識すると共に、発見された不良袋だけか又は複数枚の不良袋なのかを確定し、不良袋が1枚だけか否かの製造状況をカメラKによる映像により調査確認して製造状況を把握し、かかる不良袋の収容された包装箱25がどの包装箱25かの特定をすることにより配送ルートを特定し、その後の対処を行うと共に、カメラKの映像によって製造状況の確認を視覚的に行い映像により不良袋発生の原因を究明する
    ことを特徴とするプラスチック袋の製造工程において発生する不良袋の回収方法。
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