JP2008046999A - 部品管理システム及び部品管理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】部品メーカの製造ラベルの内容を理解することは習熟を要する。部品メーカや製造ロットの管理は経験の浅い者では容易ではない。
【解決手段】本発明の部品管理システムは、部品管理用の部品データを記載した管理ラベル10を発行するラベルプリンタ11と、管理ラベル10の付された部品1を撮影する画像収集装置2と、画像収集装置2により撮影した画像データを格納する第1のサーバ3と、部品データから画像データを抽出する画像データ抽出手段と、画像データ抽出手段により抽出した画像データを出力する液晶ディスプレイ7とを備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、部品メーカの製造ロット管理を万全に行うことができる部品管理システム及び部品管理方法に関する。
1995年から製造物責任法(PL法)が施行され、製造物に欠陥がありエンドユーザーである消費者が損害を被った場合、エンドユーザーがメーカに対して無過失賠償責任のもと、損害賠償を請求できることとなった。このため、メーカが個々の部品にいたるまで永続的に管理をする必要性がでてきた。さらに、最終の製品を組み立てて販売するメーカだけでなく、個々のパーツを組み立てて半製品を生産するような中間のメーカも部品に欠陥が有って事故が発生した場合、部品メーカが判然としないと、その中間のメーカにも責任がかかるために、部品メーカをトレースできるシステムが必要となる。このため、個々の部品の部品メーカ、製造ロットを、部品ごとに全てデータとして蓄積して管理し、必要に応じてすばやく取り出せるシステムや方法が必要となる。
さらに、部品に欠陥があったためにリコールが発生した場合に、欠陥部品がどのメーカで製造され、いつ製造されたロットのものなのかを遡ってトレースする必要がある場合がある。また、部品の欠陥のために、製品(半製品)に不具合が生じた場合に、その原因を追求するために、部品がどの部品メーカでいつ頃製造された製造ロットの部品なのかを遡ってトレースする必要が生じる場合もある。
通常、自動車や電子機器等の製造は部品メーカに部品を発注し、その部品を組み立てるのが一般的であるが、その場合の部品メーカのデータを残す方法として製造者の製造ラベルをもとに、データを残す方法がとられている。データの保存方法として、ノートに書き留める単純な方法からコンピュータに入力して保存する方法等がとられている。
特開2003−271224号公報
しかしながら、前記のように、ノートにデータを記載して残す方法にしろ、コンピュータに入力して管理する方法にしろ、部品メーカの製造ラベルの内容を十分に熟知した上でないとノートに記録したりコンピュータに入力することができないという問題点がある。例えば、電子部品においては、我国では製造ラベルは図2に示すように、EIAJ(社団法人電子機械工業会、現代はJEITA 社団法人電子情報技術産業協会)のC3ラベルを使用して標準化を図っている。図2に表示したリールは実装部品を帯状のテープに装着したもので、電子部品を基板に実装する際に使用する実装装置に装填するリールであるが、このリールに貼着された製造ラベルには、資材コード、メーカ規格、部品メーカ、入数等がデータとして印刷されている。しかし、このEIAJの規格についても、その知識がなければ、コンピュータへのデータ入力は難しく、EIAJの規格を新人に教育する必要がある。さらに、海外の部品にいたっては、EIAJやJEITAの規格外であるから、経験が無ければ部品メーカの製造ラベルすら判別が難しい。
また、図2に示すように、リールに貼付されるラベルは部品メーカだけでなく、発注主、中間業者、商社等、複数の関連業者のラベルが貼付されている場合がある。そうなると部品メーカの製造ラベルがどれなのか判別するのは経験者でなければ難しい。
本発明はかかる従来の問題点を解決するもので、部品メーカや製造ロットの管理を経験の浅い者でも容易に、しかも確実に管理することができる部品管理システム及び部品管理方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明の部品管理システムは、部品管理用の固有番号を記載した管理ラベルを発行する管理ラベル発行手段と、管理ラベルの付された部品を撮影する画像収集手段と、画像収集手段により撮影した画像データを格納する画像データ格納手段と、部品データから画像データ格納手段に格納された画像データを抽出する画像データ抽出手段と、画像データ抽出手段により抽出した画像データを出力する画像データ出力手段と、を備えたことを特徴とする。
上記構成により、画像収集手段により画像データをそのまま画像データ格納手段に格納し、部品データから画像データ格納手段に格納された画像データを検索して抽出することができる。
また、本発明の部品管理方法は、部品管理用の部品データを入力する工程と、部品データを記載した管理ラベルを発行する工程と、この管理ラベルを部品に貼付する工程と、管理ラベルを貼付した部品を撮影装置により撮影する工程と、撮影した画像データを画像管理データベースに格納する工程と、画像管理データベースに格納された画像データを抽出する工程と、を有することを特徴とする。
上記構成のうちの撮影した画像データを画像管理データベースに格納する工程により、画像データが画像管理データベースに格納されているので、部品データと関連づけて必要な画像データを取り出すことができる。
本発明によれば、全ての部品の製造ラベルから部品データを抜き出してノート等に記載するよりも、大幅に作業が容易になる。また、必要となった段階で格納した部品の画像から部品メーカの製造ラベルを見つけ出して、データを探し出すので、従来のようにノート等に保管された部品情報から探し出すよりも、大幅に作業が容易になる。
以下において、本発明の実施の形態の部品管理システム及び部品管理方法について図面を用いて説明する。この実施の形態では、図2に示した多数の電子部品をテープに装着したリール(以下、部品と称す)を管理する際の部品管理システムを例にとって説明するが、本発明はかかる電子機器の部品管理だけに限定されるものでない。自動車、製造機械、測定機械、医療用機械等、多数の部品からなる機械、器具、装置の部品管理に応用することができる。
図1は本発明の部品管理システムの構成図である。この部品管理システムは、部品1を荷姿単位で撮影する画像収集装置2(部品1を撮影する画像収集手段に相当する)と、この画像収集装置2で収集した画像データを格納する第1のサーバ3(画像データを格納する画像データ格納手段に相当する)と、画像データ以外の部品データ等の管理情報を格納する第2のサーバ4とを備え、相互はイーサネット(登録商標)5で接続されている。なお、図1では画像収集装置2は、2台図示されているが、本発明では1台でもよいし、3台以上であってもよく、その数は問わない。
図4は部品管理システムのブロック図である。このブロック図に示すように、前記画像収集装置2は、この部品管理システムを操作して、制御するための部品管理装置6(部品管理パソコン)と、操作画面や撮影した画像を映し出すための液晶ディスプレイ7(後述するプリンタ16を含めて抽出したデータ等を出力する画像データ出力手段に相当する)と、部品に貼付されたラベルに印刷された一次元コード13(バーコード)や二次元コード(QRコード8)を読み取る一次元/二次元リーダ9と、管理ラベル10を発行するラベルプリンタ11(管理ラベル発行手段の一部)と、部品1を撮影するカメラ12(撮影装置の一種であって画像収集手段の一部)と、部品管理装置6を操作したり、部品データを入力するためのキーボード15(入力部)と、画像データ等を印刷するプリンタ16と、を備えている。
さらに、この画像収集装置2に、前記第1のサーバ3(画像データ格納手段)と、第2のサーバ4と、実装装置(図示せず)に配備されている実装現場のパソコン(図示せず)とがイーサネット(登録商標)で結ばれている。
部品管理装置6は、画像収集装置2を操作するための制御装置の役割を果たし、部品撮影の作業を行うための操作機能を備えると共に、後日、第1のサーバ3に格納された画像データを抽出し(画像データ抽出手段)、画像データを出力する役割をはたすものである。さらに、この部品管理装置6は、第1のサーバ3の画像管理データベース17に格納されている画像データがいっぱいになってきた場合に外部メディア(DVD,CD等)に画像データをバックアップする外部メディアへの記録作業(外部メディア記録手段)と、外部メディアに記録した第1のサーバ3の画像管理データベースから画像データを削除する作業を行う。(部材情報データ削除手段)
画像収集装置2の作業台18は、通常の机と同様に、脚部19を有するが、画像収集作業を行う四角形の天板20の中央部に、正方形の開口部21が形成され、その開口部21に強化ガラス製の透明板22が取り付けられている。作業台18の脚部19の下部には、CCDカメラ12を載置するための載置板23が設けられており、この載置板23の中央部にCCDカメラ12がセットされている。この作業台18の脚部19と脚部19との間には、透明板上の部品1を下方から照明する撮影用の蛍光灯24(照明装置)が配置されている。なお、作業台18上にはCCDカメラ12のシャッターを切るための撮影用のスイッチ25が載置されている。この作業台18を用いれば、CCDカメラ12の焦点を合わせる必要が全くなく、固定焦点で撮影できるので、迅速な撮影ができる。即ち、作業台18の下部の載置板23にCCDカメラ12がセットされ、透明板22上の部品1を撮影するため、透明板22とカメラ12の距離は常に一定で、カメラ12の焦点距離は一定であればよいので、レンズの焦点を合わせる必要が全くない。
液晶ディスプレイ7は、前記部品管理装置6からの信号により、画像収集のための操作画面が写し出される。この操作画面にしたがってキーボード15及び一次元/二次元リーダ9から必要な部品データを入力して操作をすることにより、部品データの入力と部品1の画像データの収集を簡単に行うことができる。また、この液晶ディスプレイ7にCCDカメラ12により撮影した部品を写し出すことができるので、撮影が完全か不完全かを確認することができる。
一次元/二次元リーダ9は、部品1に貼付されたラベルに印刷されたバーコード13やQRコード8を読み取るための装置である。後述する、部品管理システムのための管理ラベル10にもQRコード8が印刷されている。
ラベルプリンタ11は、資材コード、メーカ規格、部品メーカの履歴管理のために新たに採られる部品管理のための固有番号(以下、単に「採番」と称して説明する。)を印刷した管理ラベル10を発行するためのプリンタである。このプリンタは図3に図示するような管理ラベル10を発行する。この管理ラベル10は一般的なラベルと同じであって裏面に貼着面を有する。図2はこの管理ラベル10を貼付した電子部品のリールを示している。
図3の管理ラベル10の上段に印刷された「N109L034-9」は、資材コードの一例を示し、注文主が指定した番号である。管理ラベル10の下段の「RAC16 4D103JATP」は、部品メーカのメーカ規格であって、それぞれの部品メーカの部品の規格を表している。
管理ラベルの第3段目の♯で始まる16桁の数字「#2060417000600550」は、採番である。この採番は、後述するように、部品製造記録から使用部品の部品メーカ及び製造ロットをトレースするための重要なキーとなるものである。さらにこの採番の別の役割は実装現場サイド(組み立て現場)において、部品交換ミスを防ぐために、実装装置に配備されている現場のパソコンのデータと照合しながら、装填した実装装置で間違いがないか否か、またリール1の配置位置に間違いがないか否かを確認する際の作業に使用する。
カメラ12(撮影装置)は業務用のCCDカメラを使用している。このCCDカメラ12の画像分解能は製造ラベル文字が認識可能な180μm/pixel〜200μm/pixelで、jpeg保存時500KB以下のものを使用するのが好ましい。もちろん、本発明ではCCDカメラ12に限定されず、スキャナーのような撮影装置を用いてもよく、製造ラベル文字が認識可能に撮影できるものであればよい。
第1のサーバ3は、前記のように、CCDカメラ12により部品の荷姿を撮影した際の画像データを格納する画像データ格納手段である。このサーバ3は、40GB程度の画像情報を格納することができる画像管理データベース17を備えている。この画像管理データベース17に格納されている画像データは、部品管理装置6を介して取り出すことができる。
第2のサーバ4は、資材コード、メーカ規格、採番、部品名、部品の入庫日、製品番号、製造年月日、出庫日等、部品の画像データ以外の部品データを格納するもので、現場のパソコンともイーサネット(登録商標)で繋がっており、この現場のパソコンとデータの遣り取りをして必要なデータを格納する。例えば、リールに格納した電子部品は、実装装置により基板に実装されていくので、現場のパソコンは、リールに装着した部品をマイナスしながらデータ管理をする。第2のサーバ4の生産支援データベース26には、現場のパソコンからのデータに基づいて、部品の実装にしたがって採番や実装日等が記録されていく。
次に前記部品管理システムの管理方法について図5、図6のフローチャートを用いて説明する。
まず、部材登録を行うに先立って、部品1に貼付する管理ラベルの発行手続について説明する。
1)部品管理装置6は常時スタンバイの状態にあり、液晶ディスプレイ7には、作業にかかる前の初期画面として「メニュー選択」の画面が表示されている。その「メニュー選択」の画面には、管理ラベル10を発行するための「ラベル発行」、撮影した部品の画像データを画像管理データベース17に格納する「部材登録」、画像管理データベース17に格納された画像データを検索して抽出する「部材抽出」等のメニューが表示されている。管理ラベル10の「ラベル発行」を行う場合は、「ラベル発行」のメニューをクリックする。(ステップ1)
2)前記1)の「ラベル発行」のメニューをクリックすると、液晶ディスプレイ7のラベル発行の画面に移動する。ラベル発行の画面には、ラベル発行に必要な部品情報を入力する空欄があるので、この空欄の中に必要な部品データを入力していく。(ステップ2)即ち、資材コード、メーカ規格、製造ロット等が印刷された製造ラベル14が部品に貼付されているので、この製造ラベル14から資材コード、メーカ規格等を入力する。図2の「N109L034-9」が資材コードであり、「RAC16 4D103JATP」がメーカ規格であるが、これらの資材コードやメーカ規格等が一次元コード13(バーコード)としても表示されている場合は、一次元/二次元リーダ9によって一次元コードを読み取る。資材コードやメーカ規格は、アルファベットや数字の組み合わせとしても印刷されているので、キーボード15から数字やアルファベットを画面に入力することもできる。さらに、取引先の選択や管理ラベルの発行枚数も入力する。♯で始まる16桁の数字からなる採番は第2のサーバ4内で自動的に割り振りされる。この採番は図3においては二次元コード8(QRコード)として印刷されているが、図2のように、一次元コード13として印刷されるようにしてもよい。
3)前記のようにして部品データを入力し終わった段階で、入力データを確認する。(ステップ3)入力データが適正であれば「ラベル発行」の画面上の「発行」のアイコンをクリックする。(ステップ4)「発行」のアイコンをクリックすると、ラベルプリンタ11から管理ラベル10が発行される。管理ラベル10には前記のように資材コード、メーカ規格、採番が印刷されている。
次に、撮影した部品の画像データを画像管理データベースに格納する「部材登録」について説明する。
4)前記3)でプリントアウトした管理ラベル10を部品1の表面に貼着し、「部材登録」の準備をする。1個の部品に対して管理ラベルは1枚貼付する。1個の部品1には、この管理ラベル10以外に部品メーカのラベル、発注主用のラベル、中間業者、商社等の複数のラベルが貼付されている場合がある。
5)前記1)〜3)「ラベル発行」の作業から引き続いて「部材登録」の作業に移る場合でも、液晶ディスプレイ7の初期画面の「メニュー選択」の画面に戻り、「部材登録」のメニューをクリックする。(ステップ5)「部材登録」のメニューをクリックすると、液晶ディスプレイ7の画面は「部材登録」の画面に移行する。図1の図面に示すように画像収集装置2が2台有る場合は、一方は「ラベル発行」に使用し、もう一方は「部材登録」に使用するようにしてもよい。
6)前記5)の「部材登録」の画面には、採番、資材コードを入力する空欄が表示されている。一次元/二次元リーダ9により、採番を管理ラベル10から読み取ると、前記空欄に採番、資材コード、メーカ規格等が表示される。(ステップ6)
7)画像収集装置2の作業台18の透明板22の上に前記管理ラベル10が貼付された部品1を載置する。その際、部品1が透明板22からはみ出すことがないように注意する。
8)透明板22上の部品1は下方から照明装置24により照明されて、CCDカメラ12(撮影装置)により撮影できる状態になっている。「部材登録」の画面に表示されている「撮影」のアイコンをクリックするか、作業台18上のスイッチ25を押すと、照明装置24に照らされた部品1の荷姿をCCDカメラ12が透明板22越しに下方から撮影する。撮影によって、「部材登録」の画面の「情報1」の画像表示用の大きめの空欄に今、撮影された部品が映像として写し出される。「情報1」に近接して、さらに前記採番に枝番が付されて表示されている。例えば、図3の♯で始まる16桁の数字の後に「−1」の枝番が付される。部品が図2のようなリールの場合は表面側を撮影し終わったら部品1をひっくり返して裏面側を連続的に撮影するが、裏面側を撮影すると採番の枝番は「−2」と付される。六面体の箱に収められた部品を撮影する場合は、必要により六面全てを撮影して「情報1」から「情報6」までの6つの映像が写し出され、採番に「−1」から「−6」の枝番が付される。このように1個の部品は1つの採番を使用し、複数の角度から部品を撮影する場合は枝番を付す。
連続的に2個、3個と複数の別部品を「部材登録」する場合は、各部品に前記の採番とは異なる採番が印刷された管理ラベル10を貼付して前記のような手順で部品の荷姿を撮影する。(ステップ7)
なお、画像収集装置2内の照明装置24やその他の装置に不具合(蛍光灯が切れる等)が生じた場合は、液晶ディスプレイ7上に照明不足のメッセージを出力し、それ以上、撮影が進めないようにストップする。
9)前記8)のように部品を撮影した後、「部材登録」の画面に表示されている「登録」のアイコンをクリックすると、撮影された部品の画像データが、部品管理装置6の指示により第1のサーバ3の画像管理データベース17(画像データ格納手段)に格納される。同時に、採番、資材コード、メーカ規格等の部品データを第2のサーバ4の生産支援データベース26へ格納する。画像データと部品データを第1と第2のサーバ3、4に格納して「部材登録」の作業は完了する。(ステップ8-10)
次に、撮影した部品の画像データを画像管理データベースから抽出する「部材抽出」について説明する。
10)液晶ディスプレイ7の初期画面の「メニュー選択」の画面を出して、「部材抽出」のメニューをクリックする。(ステップ11)「部材抽出」画面には、検索期間、取引先、資材コード、採番、メーカ規格等の部品データを入力する空欄があるので、抽出しようとする部品に関してその抽出時点で判明している部品データを空欄に入力する。(ステップ12)各部品データは「and」又は「or」を選択できるようになっており、部品データを組み合わせることができる。例えば、部品情報として採番が判明しているとすれば、採番は部品1個に対して1つしか振り分けられていないので、空欄に採番を入力すれば抽出しようとする画像データは簡単に抽出できる。取引先名、資材コード、メーカ規格等のように、その部品情報単独では、抽出しようとする画像データが抽出できないおそれがある場合は、これらの部品情報を入力して、「and」又は「or」を選択しながら画像データを搾り込んでいく。
11)前記10)で部品情報を入力し終わった後、「部材抽出」の画面の「検索」のアイコンをクリックする。(ステップ13)これにより、前記部品データと関連付けられた画像データを液晶ディスプレイ7の「検索結果」の欄に「取引先名」「出庫先」「資材コード」「メーカ規格」等の一覧表として出力される。前記のように、部品情報として採番を入力した場合は、「検索結果」の欄に1つの検索結果が出力される。採番以外の部品情報を入力した場合は、複数の検索結果が出力されることがあるので、その中から抽出したい「検索結果」を選び出す作業を行う。画像データが第1のサーバ3の画像管理データベース17にまだ格納されている場合は、画像データを画像管理データベース17から抽出する。
12)前記11)の「部材抽出」によって求めていた画像データの「検索結果」が表示された後、画像データを見たい場合は、「部材抽出」の画面の「参照」のアイコンをクリックすると、画像データと、全ての部品情報が液晶ディスプレイ7上に表示される。(ステップ14)さらに、表示された画像をクリックし、「プリンタ」のアイコンをクリックするとプリンタ16から画像が印刷される。また、この画像データをファイルに落とすこともできる。(ステップ15、16)
後述するように画像データが外部メディア(DVD,CD)にバックアップされている場合は、「参照」のアイコンをクリックしても画像は出力せず、外部メディアの外部メディア用表示名が画面上に表示されるので、その保管されている外部メディアを保管場所から持ち出してその外部メディアを第1のサーバ3に装填して画像データや部品情報を抽出して液晶ディスプレイ7上に表示する。
出力された画像データには、前記のように管理ラベル10、製造ラベル14、発注主用のラベル、中間業者のラベル、商社のラベル等が貼付されているので、画像データから製造ラベルを見つけ出し、そのラベルから部品メーカ、製造ロット等を読み出す。本発明の場合は、必要となった段階で部品の画像データから製造ラベルを見つけ出し、部品メーカ、製造ロットを読み出すので、従来のように全ての部品の製造ラベルを探し出してデータをノートに記帳したり、パソコンに入力するよりも、大幅に管理が容易になる。
次に、撮影した部品の画像データを外部メディアにバックアップする「部材情報バックアップ」について説明する。
第1のサーバ3に部品の画像データがいっぱいになってきた場合に、外部メディア(DVD,CD)に画像データをバックアップするための「部材情報バックアップ」の作業を行う必要がある。その場合は次のような手順で行う。
13)液晶ディスプレイ7の初期画面の「メニュー選択」の画面を出して、「部材情報バックアップ」のメニューをクリックすると、「部材情報バックアップ」の画面が表示される。(ステップ17)この表示画面には第1のサーバの画像管理データベース17に格納された画像データの中から外部メディアにバックアップするための期間が表示されている。(ステップ18)即ち、前回バックアップした日の翌日からその時点までの期間が表示されている。
14)外部メディアをサーバ3にセットする。(ステップ19)バックアップするための画像データの容量が外部メディアに格納できる容量であるか否かが不明の場合は「部材情報バックアップ」の画面の「容量計算」のアイコンをクリックしてバックアップする画像データの容量を確認する作業を行う。外部メディアの容量の許容範囲内であれば「保存」のアイコンをクリックして画像データを外部メディアに保存する。(ステップ20、21)画像データが外部メディアの容量をオーバーしていれば、保存期間を短縮して容量を押さえるように調整する。(ステップ22)
15)第1のサーバ3の画像管理データベース17内の画像データを外部メディアにバックアップする場合は、バックアップした期間の先頭日付(例えば2006年4月1日から5ヶ月分の画像データをバックアップする場合、先頭のデータを格納した2006年4月1日の日付)を外部メディア用表示名(その外部メディアのタイトル)として外部メディアに記載し、そのタイトルを基にして外部メディアを保管する。
次に、外部メディアにバックアップした画像データを画像管理データベース17から削除する「部材情報データ削除」について説明する。
16)液晶ディスプレイ7の初期画面の「メニュー選択」の画面を表示する。「メニュー選択」の「部材情報データ削除」のメニューをクリックすると、「部材情報データ削除」の画面が表示される。(ステップ23)この「部材情報データ削除」の画面に、削除可能な対象期間が設定されている。(ステップ24)
前記13)〜15)のようにして、外部メディアに画像データをバックアップした場合は、バックアップした画像データを画像管理データベースから同時に全て削除することも可能である。しかし、第1のサーバ3内に画像データを残して置く方が「部材抽出」もスムースでやりやすいので、確認頻度の高い新しい画像データについては、前記のようにバックアップした後でも削除することなく、画像管理データベース内に3ヶ月程度、最新の画像データを残しておく。
17)「部材情報データ削除」の画面に表示されている「削除」のアイコンをクリックすると前記指定した期間の画像データが削除される。(ステップ25)
(他の実施の形態)
前記の実施の形態では、液晶ディスプレイ7のラベル発行の画面に、ラベル発行に必要な部品情報として資材コード、メーカ規格等が印刷された製造ラベル14から、資材コードやメーカ規格を読み取って、部品データ入力をおこなっていたが(図5、ステップ2)、前記のように製造ラベルが判断できないような新人の場合は、注文主から資材コードやメーカ規格が記載された現品表等を渡され、資材コードやメーカ規格が判っていなければ、前記のような部品管理の作業を行うことは困難である。しかし、本発明はかかる限定された条件のもとでの管理作業に限定されるものではなく、資材コードやメーカ規格が判断できなくても、部品管理作業を行うことができるものである。
即ち、前記のような製造ラベル以外の部品データ、例えば品名、製造番号、部品の入庫日、発注主、出庫予定日、実装予定日(組む立て予定日)等々の種々の部品データから判明しているデータを一次元/二次元リーダ9やキーボード15から、ラベル発行の際にデータ入力し、生産支援データベースに格納しておけば、これらの部品データを基に、図5のステップ11の「部材抽出」を行うことができる。このように、製造ラベル14のように、ある程度、経験の有る者しか判別できないようなデータ収集以外に、何らかの部品データを入力し部品管理を行うことができれば、新人であっても本発明の部品管理作業を行うことができ、データ入力のための新人の研修も殆ど必要ではなくなる。
本発明の部品管理システム及び部品管理方法は、部品メーカの製造ロット管理が容易にできるとともに、新人でも習熟者なみに部品のデータの管理を行うことができる。
本発明の部品管理システムの全体構成図である。 本発明で管理する部品の一例を示す平面図である。 管理ラベルの一例を示す平面図である。 本発明の部品管理システムのブロック図である。 本発明の部品管理システムのフローチャートの一部である。 本発明の部品管理システムのフローチャートの一部である。
符号の説明
1 部品
2 画像収集装置
3 第1のサーバ
4 第2のサーバ
5 イーサネット(登録商標)
6 部品管理装置
7 液晶ディスプレイ
8 QRコード
9 一次元/二次元リーダ
10 管理ラベル
11 ラベルプリンタ
12 撮影装置
13 バーコード
14 製造ラベル
15 キーボード
16 プリンタ
17 画像管理データベース
18 作業台
19 脚部
20 天板
21 開口部
22 透明板
23 載置板
24 照明装置
25 スイッチ
26 生産支援データベース

Claims (5)

  1. 部品管理用の固有番号を記載した管理ラベルを発行する管理ラベル発行手段と、管理ラベルの付された部品を撮影する画像収集手段と、画像収集手段により撮影した画像データを格納する画像データ格納手段と、部品データから画像データ格納手段に格納された画像データを抽出する画像データ抽出手段と、画像データ抽出手段により抽出した画像データを出力する画像データ出力手段と、を備えたことを特徴とする部品管理システム。
  2. 画像収集手段は、作業台に開口部を形成し、この開口部に透明板を設け、透明板の下部に、透明板に載置された部品を下部から撮影する部品撮影用の撮影装置を備えた請求項1に記載の部品管理システム。
  3. 画像データを格納した画像データ格納手段から画像データを外部メディアに記録する外部メディア記録手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の部品管理システム。
  4. 外部メディアに記録した画像データを画像管理データベースから削除する部材情報データ削除手段を備えたことを特徴とする請求項3に記載の部品管理システム。
  5. 部品管理用の部品データを入力する工程と、部品データを記載した管理ラベルを発行する工程と、この管理ラベルを部品に貼付する工程と、管理ラベルを貼付した部品を撮影装置により撮影する工程と、撮影した画像データを画像管理データベースに格納する工程と、画像管理データベースに格納された画像データを抽出する工程と、を有することを特徴とする部品管理方法。
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WO2010123138A1 (ja) * 2009-04-24 2010-10-28 Mizuno Yoshiro 監視システム

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