JP2002024372A - 写真プリント注文システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 写真購入者（発注者）にあっては余裕のある
購入検討環境が得られるとともに撮影された全ての写真
に付いて何時でも購入することができ、写真館側にあっ
ては手間と経費を低減しての一層の販売増が期待でき、
しかも、発注者毎の閲覧又はプリント可能写真画像を自
動的に判別し開示することが可能な写真プリント注文シ
ステムの提供を課題とする。 【解決手段】 本部側情報管理サーバと、写真館（プリ
ント写真提供者）側情報端末装置と、発注者（プリント
写真購入希望者）側情報端末装置と、予め個別のＩＤ番
号が付与されている情報記憶媒体とを基本構成要素と
し、これら各要素をインターネットを介して有機的に連
動させ、写真館側から送られてきた写真画像情報毎には
本部側情報管理サーバの画像情報ＩＤ付与手段によって
独自のＩＤ番号を付し、該画像情報ＩＤ番号と上記情報
記憶媒体ＩＤ番号等の発注者からの発信情報とにより、
発注者毎に閲覧又はプリント可能な写真画像を自動的に
照合判別し提示する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、情報記憶媒体（コ
ンパクトディスク等）、ＷＷＷサーバ並びに情報端末装
置（ＰＣ等）とをインターネットを介して有機的に連動
させたことよりなる写真プリント注文システムに関し、
具体的には学校（幼稚園、小学校、中学校、高等学校、
大学、各種学校等）、会社又はその他団体の行事等で撮
影した写真プリント注文システムに関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、学校、会社、その他の団体（以
下、「学校」を例として説明する。）における各種行事
の写真の閲覧及びそのプリント注文の方法は、写真館や
ラボ等の出入り業者（以下、「写真館」と称す。）が撮
影した写真のうち、写真館側がポジ又はネガの段階で予
め適当に選別して見本写真をプリントし、この見本プリ
ント写真に番号や記号を付して台紙等に貼り付けて掲示
し、学生（発注者）はこのようにして掲示された見本プ
リント写真を閲覧し、希望する写真のプリントを締切日
までに申込用紙等により注文して購入するものである。

【０００３】上記従来の方法にあっては、撮影から見本
プリント写真の掲示まで過分な時間が経過してしまうの
みならず、購入者（学生）側からすると、予め写真館側
が選別した写真の中からしか写真を選択できず、注文す
る際の検討も一カ所での狭い台紙スペースでの掲示であ
るために余裕をもって行えないばかりか、申込締切日の
過ぎた写真は以後購入出来ない等々の不便さがあった。

【０００４】学校側にあっても、行事の記録や卒業アル
バム等の編集制作のため、これらの行事写真等は関連情
報とともに半永久的に保存しておくことが求められてお
り、その整理保存に苦慮する学校が多く、特に卒業アル
バム編集時の写真の抽出選定には多大な労力を要してい
た。

【０００５】また、写真館側からしても、写真の選別、
見本写真のプリント、見本プリント写真の台紙への貼付
や掲示等に伴う煩わしさがある反面、選別されなかった
写真や申込締切日の過ぎた写真については、全く販売が
見込めない等、営業的に極めて不都合なものであった。

【０００６】

【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記した従
来の欠点に鑑みなされたもので、購入者側にあっては、
写真撮影後の早期購入が可能となるばかりか、余裕のあ
る購入検討環境が得られるとともに、撮影された全ての
写真に付いて時期に関係なく購入の機会を与えられ、ま
た、写真館側にあっては、写真販売に要する手間と経費
を低減され一層の販売増を期待できるプリント注文シス
テムの提供を課題とするものである。

【０００７】

【課題を解決するための手段】本発明による学校行事写
真等の写真プリント注文システムは、本部側情報管理サ
ーバと、写真館（写真館、ラボ）側情報端末装置と、学
校（団体）側情報端末装置と、学生（発注者）側情報端
末装置と、ＣＤ−ＲＯＭ等の情報記憶媒体とを基本構成
要素とし、これら各要素がインターネットを介して有機
的に連動するものである。

【０００８】本部側情報管理サーバにあっては、写真画
像情報、写真館情報及び学校情報等を情報毎に分類格納
する記憶手段、格納記憶された画像情報毎に独自のＩＤ
番号を自動的に付する情報ＩＤ付与手段、何れの画像情
報の開示を要求するのかその選択を促す画像選択手段、
開示要求された画像情報のうち何れの情報が開示可能で
あるかを判定する判別手段、画像選択手段によって要求
され判別手段によって開示可能とされた画像情報を開示
する表示手段、端末からの送信されてくる各種情報を受
信して格納登録する登録手段、ＩＤ及びパスワード等の
照合手段並びに情報更新手段とを備える。

【０００９】写真館側情報端末装置は、サーバ機能も有
する装置であって、インターネットに接続が可能なよう
送信手段と受信手段とが基本的に備えられ、ハードディ
スク等の情報記憶装置、ディスプレイ等の表示（出力）
装置、キーボードやマウス等の入力装置、イメージスキ
ャナ等の画像データ置換（画像入力）装置及びディスク
ドライブ等のデータ読取（入力又は入出力）装置の各周
辺機器を備える。

【００１０】学校側情報端末装置は、サーバ機能も有す
る装置であって、インターネットに接続が可能なよう送
信手段と受信手段とが基本的に備えられ、ハードディス
ク等の情報記憶装置、ディスプレイ等の表示（出力）装
置、キーボードやマウス等の入力装置及びディスクドラ
イブ等のデータ読取（入力又は入出力）装置の各周辺機
器を備える。

【００１１】学生（発注者）側情報端末装置は、インタ
ーネットに接続が可能なよう送信手段と受信手段とが基
本的に備えられ、ディスプレイ等の表示（出力）装置、
キーボードやマウス等の入力装置及びディスクドライブ
等のデータ読取（入力又は入出力）装置の各周辺機器を
必須とする。

【００１２】ＣＤ−ＲＯＭ等からなる情報記憶媒体は、
特定した一の学校に関するもので、システム利用情報、
学校基本情報（施設、校則、校歌、各種統計等）、過去
の映像情報等の比較的不変的又は既定的な情報が音声情
報とともに記憶されており、その他、アルバム制作支援
ソフト、編集加工ソフト等の関連アプリケーションソフ
トが適宜インストールされている。そして、この情報記
憶媒体にはそれぞれ個別のＩＤ番号が予め付与されてお
り、また、本部側情報管理サーバ、学校側ホームペー
ジ、写真館側ホームページ若しくは関連するリンク先サ
ーバ（又はホームページ）のＵＲＬが予め記憶され、上
記各サーバ（又はホームページ）内の情報開示が要求さ
れた際には、自動的にインターネットに接続して要求す
る情報ページを表示するようプログラムされている。

【００１３】そして、本部側情報管理サーバ、学校側ホ
ームページ、業者側ホームペジ及び上記情報記憶媒体に
分散し若しくは重複して記憶してある各種情報は、それ
ぞれの情報に対応する項目を示してなる選択画面により
適宜閲覧できるよう設定し、各構成要素が有機的且つ効
率的に連動するようにしたものである。

【発明の実施の形態】

【００１４】以下、本発明による学校行事等の写真プリ
ント注文システムの一実施形態について、図面に基づい
て説明する。

【００１５】図１は、本実施形態における写真プリント
注文システムの基本構成図で、１０は本部側情報管理サ
ーバ、２０は写真館側情報端末装置、３０は学校側情報
端末装置、４０は学生側情報端末装置、５０はＣＤ−Ｒ
ＯＭの情報記憶媒体を示す。

【００１６】本部側情報管理サーバ１０は、写真画像情
報、写真館情報及び学校関連情報等の各種情報を項目乃
至情報毎に分類格納する記憶手段１１と、予めプログラ
ムされた演算式に則り写真画像情報毎に個別のＩＤ番号
を自動的に付与する画像情報ＩＤ付与手段１２と、格納
記憶されている画像情報のうち何れの画像情報を開示要
求するのかその選択を促す選択手段１３と、該画像選択
手段によって開示要求された情報のうち何れの画像情報
が開示可能であるかを判断する判別手段１４と、画像選
択手段１３によって要求され判別手段１４によって開示
可能とされた画像情報を開示する表示手段１５と、各情
報端末装置からの送信情報を格納登録する登録手段１６
と、各情報端末装置よりの発信情報を認識して照合する
照合手段１７と、情報更新手段１８とを備えてなる。

【００１７】写真館側端末装置２０は、サーバ機能付き
の端末であって、インターネット接続する送信手段２１
と受信手段２２とが基本的に備えられ、ハードディスク
よりなる記憶装置２３、ディスプレイよりなる表示（出
力）装置２４、キーボードやマウスよりなる入力装置２
５、イメージスキャナよりなる画像データ置換（画像入
力）装置２６及びディスクドライブよりなるデータ読取
（入力又は入出力）装置２７の周辺機器を備える。

【００１８】学校側端末装置３０は、本システムをより
有効にするためのサーバ機能付きの端末装置であって、
インターネット接続する送信手段３１と受信手段３２と
が基本的に備えられ、ハードディスクよりなる記憶装置
３３、ディスプレイよりなる表示（出力）装置３４、キ
ーボードやマウスよりなる入力装置３５及びディスクド
ライブよりなる読取（入力又は入出力）装置３６の周辺
機器を備える。

【００１９】学生側端末装置４０は、インターネットに
接続可能なよう送信手段４１と受信手段４２とが基本的
に備えられ、ハードディスクよりなる記憶装置４３、デ
ィスプレイよりなる表示（出力）装置４４、キーボード
やマウスよりなる入力装置４５及びディスクドライブよ
りなる読取（入力又は入出力）装置４６の周辺機器を必
須とする。

【００２０】情報記憶媒体５０は、特定された一の学校
（例えば、図示するＡ学校）に関するもので、予め情報
記憶媒体毎に個別のＩＤ番号が付されており、システム
利用案内情報、学校基本情報（施設、校則、校歌、各種
統計等）及び過去の映像情報等、比較的不変的又は既定
的な情報が音声情報とともに記憶され、その他、アルバ
ム制作支援ソフト、編集加工ソフト、写真画像閲覧ソフ
ト、写真プリント注文処理ソフト等の関連アプリケーシ
ョンソフトが適宜インストールされている。

【００２１】また、本部側情報管理サーバ１０、写真館
側情報端末装置２０のホームページ、学校側情報端末装
置３０のホームページ或いは関連するリンク先サーバ
（又はホームページ）のＵＲＬが予め記憶されており、
端末装置４０の操作により開示要求があった際に、イン
ターネットに自動接続するとともに開示要求された情報
ページに対応するＵＲＬを読み込み出力して該当するＷ
ＷＷページを閲覧出来るようプログラムされている。

【００２２】次に、本実施形態における写真プリント注
文システムのデータ作成手順について説明する。

【００２３】先ず、写真館側は、予め本部側より与えら
れた業者ＩＤ番号と自ら設定登録したパスワードを入力
して本部側情報管理サーバー１０にアクセスし、自店で
のプリント形式、サイズ、価格等の各種プリント条件を
登録する。そして、現像フィルム又はプリント写真の映
像を画像データ置換装置（イメージスキャナ）２６を用
いて電子画像データに変換し、変換した電子画像データ
又はデジタルカメラ等によって撮影された電子画像デー
タを画像データ毎の識別情報を付して記憶装置２３に記
憶蓄積させるとともに本部側情報管理サーバ１０にアッ
プロードする。上記した写真館側が入力する画像データ
の識別情報とは、学校名、学年学級、タイトル名（行事
名）、撮影年月日、撮影場所並びに整理番号等であり、
本部側にて必要最小限の識別情報項目を定めておき、整
理番号についても所定桁の数記号によるものとしておく
と良い。

【００２４】本部側にあっては、本部側情報管理サーバ
１０に情報記憶媒体５０に付された媒体ＩＤ番号（必要
な場合にはパスワードも）、写真館ＩＤ番号、写真館パ
スワード及び学校ＩＤ番号（必要な場合にはパスワード
も）を登録手段１６によって登録しておく。また、写真
館側から送信されてきた識別情報付き画像データを記憶
手段１１によって記憶格納し、その情報内容を学校側に
提示し、学校側より画像データ毎の閲覧（及びプリン
ト）可能条件を決めてもらい、決められた閲覧可能条件
を独自に定めた数記号コードをもって閲覧（及びプリン
ト）可能条件情報として入力し、更に、画像情報ＩＤ付
与手段１２によって自動的に各画像情報毎に個別の画像
情報ＩＤを付与する

【００２５】上記した画像情報ＩＤ付与手段１２は、閲
覧可能条件情報、写真館ＩＤ情報、写真識別情報及び学
校ＩＤ情報等に基づき、予めプログラムされた演算式に
則り自動的に各画像情報毎に個別の画像情報ＩＤを付与
するようプログラムされている。そして、閲覧可能条件
としては、一切非開示、学校関係者のみに開示する、在
学生に開示する、卒業生に開示する、該当学年に開示す
る、ゲストユーザーを含めて一般に開示する、等々の条
件が考えられる。

【００２６】次に、本実施形態における写真プリント注
文システムよるプリント写真の閲覧乃至購入手順につい
て、学生側端末装置４０の表示装置（ディスプレイ）４
４の例示画面にそって具体的に説明する。

【００２７】図２は、情報記憶媒体５０に記憶されてい
る各種情報を項目毎に対応させ、端末装置４０の表示装
置（ディスプレイ）４４に現れた例示画面で、読取装置
４６にこの情報記憶媒体（ＣＤ−ＲＯＭ）５０を装填
し、出力を開始すると、最初に音声を交えて校名、校章
及びフライングロゴ等により構成されたオープニング画
面１０１が現れ、続いて、ビデオクリップ等の動画像か
らなるイメージ画面１０２、トップ画面１０３が現れ
る。

【００２８】トップ画面１０３は、本部側情報管理サー
バ１０側のトップページと同一仕様からなり要求する情
報の選択項目が示される。該トップ画面１０３で示され
た選択項目の中でオフライン時に選択しても開示可能な
情報、即ち、情報記憶媒体５０に記憶されている情報画
面は、利用方法を説明したシステム案内画面１０４、学
校の施設、校則、校歌、各種統計等を紹介した学校案内
画面１０５、写真の加工編集やアルバム制作を支援する
デジタルアルバム作成画面１０６、過去の写真映像やビ
デオ映像を表示するアルバム画面１０７等、比較的不変
的又は既定的な情報に関する画面である。

【００２９】このように、情報記憶媒体５０には比較的
不変的又は既定的な情報を主に記憶させてあり、最新且
つ詳細な情報は、本部側情報管理サーバ１０、写真館側
端末装置２０のホームページ又は学校側端末装置３０の
ホームページ内の情報閲覧が必要となるが、学校概要を
知らしめるには十分な内容を有し、特に卒業時に配布さ
れるものにあっては、過去の行事写真画像やビデオ映像
等が既に収納されていて電子アルバムとしての役目も果
たし得るもので、オフライン時での該情報記録媒体５０
単体使用であっても十分に有効活用できるものとなって
いる。そして、この情報記憶媒体５０は、単に写真プリ
ント注文システムの一要素として機能するのみではな
く、学校側ホームページへのアクセス媒体として活用す
ることができるので、在校生や卒業生が詳細且つリアル
タイムな学校情報を入手するのに極めて便利である。

【００３０】情報記憶媒体５０におけるトップ画面１０
３で示された選択項目の中で、該情報記憶媒体５０中に
記憶されていない情報の項目が選択された場合にあって
は、選択と同時にインターネットに自動接続し、予め記
憶させてある選択項目に対応するＵＲＬに基づき、本部
側情報管理サーバ１０、写真館側端末装置２０のホーム
ページ、学校側端末装置３０ホームページ又は関連リン
ク先サーバ（又はホームページ）に自動的にアクセス
し、これら各サーバに格納記憶されている所望の情報ペ
ージを開示させる。

【００３１】図３は、上記各サーバ側に格納されている
各種情報を項目毎に対応させた端末装置４０の表示装置
（ディスプレイ）４４の例示画面で、本部側情報管理サ
ーバ１０にあっては、情報記憶媒体５０とほぼ同一仕様
のオープニング画面１０８、イメージ画面１０９及びト
ップ画面１１０と写真閲覧申込画面からなり、更に、こ
の写真閲覧申込画面には、利用説明画面１１１と、選択
可能写真一覧画面１１２、選択条件入力画面１１３、選
択写真表示画面１１４、同拡大画面１１５、購入希望写
真確認画面１１６及び同申込画面１１７が表示される。

【００３２】情報記憶媒体５０におけるトップ画面１０
３で写真閲覧申込の項目を選択した場合にあっては、本
部側情報管理サーバ１０のオープニング画面１０８、イ
メージ画面１０９及びトップ画面１１０の表示は省略さ
れ、最初に写真閲覧申込画面における利用説明画面１１
１が現れる。続いて選択条件入力画面１１３に移行し、
ここで行事名、撮影年月日、撮影場所等の条件を入力し
て希望写真を絞込み、選択写真表示画面１１４及び同拡
大画面１１５で閲覧して希望写真を特定する。選択条件
が不明な場合には、利用説明画面１１１で選択可能写真
一覧画面を呼び出し、該画面一覧中で表示されているタ
イトル（行事名等）、撮影年月日又は撮影場所から希望
写真を選択して選択写真表示画面１１４及び同拡大画面
１１５で閲覧する。ここでの選択可能（閲覧・写真プリ
ント可能）な写真映像の範囲は、情報記憶媒体５０から
送られてくる情報記憶媒体のＩＤ番号情報と予め設定付
与され登録されている画像毎の画像情報ＩＤ番号情報と
に基づき、照合手段１７と判別手段１４によって決定さ
れる。

【００３３】続いて、希望写真確認画面１１６でオウリ
ントを希望する写真と、そのサイズや枚数を指定する。
ここでの指定が終了すると、指定内容と共に申込者の住
所、氏名、合計枚数、合計金額を示した申込画面１１７
が現れ、該画面から受渡方法と代金支払方法を選択入力
し、これら全ての申込内容が最終的に確認された場合に
申込が成立する。

【００３４】申込画面１１７に表示される申込者の住所
や氏名は、情報記憶媒体５０から送られてくる申込者の
ＩＤ番号（情報記憶媒体のＩＤ番号）情報によって特定
させることもできるから、変更や誤りがなければ改めて
の入力を省略することも可能であり、また、サイズ毎の
金額、写真毎の金額乃至合計金額は、予め写真館側より
登録されたプリント条件情報に基づき自動的に算出表示
されるものである。

【００３５】このようにして、最終的なプリント写真の
購入申込が確認されると、その申込内容を写真館別に振
り分け本部側情報管理サーバ１０に登録するとともに、
所定の通信手段によって写真館側に自動通知される。こ
れら申込受付から写真館側への通知に至る一連の作業手
順は、コンピューター制御により一貫して自動処理され
るよう予めプログラムされたもので、申込通知を受けた
写真館側は、申込内容にそって写真をプリントし、これ
を指定された方法で引き渡し代金を受領する。

【００３６】尚、学校側端末装置３０のホームページに
あっては、アクセス者に対する学校からのお知らせを表
示する学校掲示板画面１１８、学校の現況報告画面１１
９、クラブ紹介画面１２０、在校生名簿画面１２１、卒
業生名簿画面１２２、同窓会画面１２３等があり、情報
記憶媒体５０によっては不可能な詳細且つリアルタイム
での各種学校関連情報を提供するものである。

【００３７】

【発明の効果】以上のように、本発明に係る写真プリン
ト注文システムあっては、写真撮影後の早期購入が可能
となるばかりか、購入者側にあっては、余裕のある購入
検討環境が得られるとともに過去に撮影された写真を含
めて撮影された全写真に付いて購入の機会を与えら、写
真館側にあっては、写真販売に要する手間と経費を低減
することができ尚且つ一層の注文増が期待でき、学校側
にあっては、自らの手間を要することなくこれらの行事
写真等を関連情報とともに半永久的に整理保存しておく
ことがでる。

【００３８】また、本システムにおける画像情報には、
閲覧可能条件情報、学校ＩＤ情報、写真館ＩＤ情報及び
写真識別情報に基づき予めプログラムされた演算式に則
り、画像情報毎に独自のＩＤ番号が付され、該画像情報
ＩＤ番号と発信情報との照合により閲覧又はプリント可
能な写真を特定することができるため、学校や学生のプ
ライバシーを的確に保護することができる。

【００３９】更に、情報記憶媒体５０は、単体として学
校案内又は電子アルバムとして活用できるばかりか、比
較的不変的又は既定的な情報を主に入力してあるため、
情報変更による製作直しの必要が極端に少なくてすみ、
安価且つ耐用期間の長いものとなっている。

【００４０】しかも、情報記憶媒体５０は、学校側端末
装置３０のホームページに自動的にアクセスできるよう
されているため、在校生や卒業生が詳細且つリアルタイ
ムな学校情報を容易に入手することができ、学校との連
絡媒体として有用である。

【図面の簡単な説明】

【図１】 本発明に係る写真プリント注文システムの基
本構成図。

【図２】 同システムにおける情報記憶媒体の記憶情報
の画面例。

【図３】 同システムにおける本部側情報管理サーバと
学校側ホームページの記憶情報の画面例。

【符号の説明】

１０ 本部側情報管理サーバ １１ 記憶手段 １２ 画像情報ＩＤ付与手段 １３ 選択手段 １４ 判別手段 １５ 表示手段 １６ 登録手段 １７ 照合手段 １８ 更新手段 ２０ 写真館側端末装置 ３０ 学校側端末装置 ４０ 学生側端末装置 ５０ 情報記憶媒体

フロントページの続き (51)Int.Cl.⁷ 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｇ０６Ｆ 3/12 Ｇ０６Ｆ 3/12 Ｗ Ｈ０４Ｎ 1/00 Ｈ０４Ｎ 1/00 Ｚ １０７ １０７Ｚ (72)発明者 木島 誠悟 釧路市末広町７−１−11 株式会社スタッ フ内 Ｆターム(参考） 2H106 BA55 BA95 5B021 AA30 BB00 EE01 NN18 5B049 BB00 BB21 CC05 DD01 EE07 FF03 GG00 5C062 AA13 AA25 AA29 AB11 AB13 AB23 AC51 AE03 AF00 AF02 BC02 BD06

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 写真画像情報、写真館情報及び学校情報
   等を情報毎に分類格納する記憶手段、格納記憶された画
   像情報毎に独自のＩＤ番号を自動的に付する画像情報Ｉ
   Ｄ付与手段、何れの画像情報の開示を要求するのかその
   選択を促す画像選択手段、開示要求された画像情報のう
   ち何れの情報が開示可能であるかを判定する判別手段、
   画像選択手段によって要求され判別手段によって開示可
   能とされた画像情報を開示する表示手段、端末からの送
   信されてくる各種情報を受信して格納登録する登録手
   段、ＩＤ及びパスワード等の照合手段及び情報更新手段
   とを備えてなる本部側情報管理サーバ１０と、送信手段
   と受信手段とを基本的に備え、情報記憶装置、表示（出
   力）装置、入力装置及び画像データ置換（画像入力）装
   置を有する写真館側情報端末装置２０と、送信手段と受
   信手段とを基本的に備え、表示（出力）装置、入力装置
   及びデータ読取（入力又は入出力）装置を有する発注者
   側情報端末装置４０と、個別のＩＤ番号が付与され、シ
   ステム利用情報、特定された学校（団体）の各種情報並
   びに関連するサーバ（又はホームページ）のＵＲＬが予
   め記憶されている情報記憶媒体５０とからなり、該情報
   記憶媒体５０に基づくインターネット自動接続により本
   部側情報管理サーバ１０に格納記憶されている写真画像
   情報を閲覧して希望するプリント写真を注文購入するこ
   とを特徴とした写真プリント注文システム。
2. 【請求項２】 本部側情報管理サーバ１０における画像
   情報ＩＤ付与手段にあっては、閲覧可能条件情報、写真
   館ＩＤ情報、写真識別情報及び学校ＩＤ情報等に基づき
   予めプログラムされた演算式に則り自動的に各画像情報
   毎に独自の画像情報ＩＤが付与されるようプログラムさ
   れていることを特徴とする請求項１に記載の写真プリン
   ト注文システム。
3. 【請求項３】 情報記憶媒体５０によって発注者側情報
   端末装置４０から本部側情報管理サーバ１０の他、写真
   館側が開設するホームページ又は学校側が開設するホー
   ムページに自動アクセス可能とし、情報記憶媒体５０に
   は比較的不変的又は既定的な情報を、本部側情報管理サ
   ーバ１０と学校側ホームページと写真館側ホームページ
   とには詳細で最新の情報を記憶させ、これら分散し若し
   くは重複して記憶してある各情報を、それぞれの情報に
   対応する項目を示してなる情報記憶媒体５０のトップ画
   面により適宜閲覧できるようにしたことを特徴とする請
   求項１及び請求項２に記載の写真プリント注文システ
   ム。
4. 【請求項４】 情報記憶媒体５０にアルバム制作支援ソ
   フト、編集加工ソフト等の関連アプリケーションソフト
   が適宜インストールされていることを特徴とする請求項
   １乃至請求項３に記載の写真プリント注文システム。