JP2002092148A - 写真プリント注文システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【課題】 プリント写真購入者としてのユーザー側にあ
っては、写真館（ラボ）側に持ち込まれた多くの撮影写
真の中から所望の写真画像を容易且つリアルタイムにプ
リント取得することができ、撮影者としてのユーザー側
にあっても、自ら撮影した写真の発表機会が容易に得ら
れ、写真館側にあっては、自店で蓄積保管する写真画像
のプリントをフィルム所有者（撮影者）以外からも受注
することが可能な写真プリント注文システムを提供する
ことを課題とする。 【解決手段】 管理本部側サーバ装置と、写真館（ラ
ボ）側端末装置と、ユーザー側端末装置並びにＣＤ−Ｒ
ＯＭ等の情報記憶媒体とを基本構成要素とし、これら各
基本構成要素をインターネットを介して有機的に連動さ
せる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、情報記憶媒体（Ｃ
Ｄ−ＲＯＭ等）とＷｅｂサーバ及び情報端末装置（ＰＣ
等）とを有機的に連動させ、ユーザー（撮影者）側が持
ち込み写真館（ラボ）側が保管する写真画像を、インタ
ーネットを介して開示し、撮影者としてのユーザーのみ
ならず、撮影者以外のユーザーにも該写真画像のプリン
ト注文を可能とする写真プリント注文システムに関す
る。

【０００２】

【従来の技術】従来の写真プリント注文システムにあっ
ては、撮影者であるユーザー側が写真館（ラボ）側に未
現像のフィルム（デジタルフィルムを含む）を持ち込
み、写真館側はこれを現像しプリントしてユーザー側に
渡し、再プリントする場合には、ユーザー側が再び同フ
ィルムを写真館に持ち込む必要があった。

【０００３】また、近年インターネットを利用したプリ
ントサービスも一部において行われ、ユーザー側から一
旦持ち込まれた写真画像を写真館側がデジタル化して蓄
積保管し、これをフィルム所有者であるユーザー側が、
ユーザーＩＤやパスワードを使ってインターネットを介
して写真館側が開設するホームページから閲覧し、当該
Ｗｅｂページよりプリント注文を行うシステムも採用さ
れている。

【０００４】上記従来の方法にあっては、いずれの場合
であっても、写真画像の閲覧やプリント写真の入手が可
能なのは、当該写真フィルムの所有者（撮影者）のみで
あり、フィルム所有者以外の者が当該写真画像を閲覧し
たり、そのプリント写真を入手するためには、そのフィ
ルム所有者の承諾を得ることが必要とされるものであ
る。

【０００５】写真館側にとって、上記従来システムで
は、ユーザーから持ち込まれる写真フィルムのプリント
注文が当該フィルム所有者からのみでは注文件数に自ず
と限界があり、インターネットプリントサービスのため
のシステムの構築や設備投資の意欲が湧かないことは勿
論、仮に、インターネットを介したプリントサービスを
開始したとしても、写真館側が蓄積保管する膨大な写真
画像情報は結果においてあまり活用されず、期待したほ
どの売上増が得られない等、営業的には魅力のないもの
となっている。

【０００６】また、従来、撮影者側が自ら撮影した写真
を一般に発表するには、ポジ又はネガフィルムを独自に
編集加工して写真展を開催するか、或いは、雑誌、ＣＤ
−ＲＯＭ、ＶＴＲ等のパック的な型として書店等で販売
するかの何れかの方法を採らざるを得ず、この場合、撮
影から発表までに過分の時間と労力及び費用を要するば
かりか、このような発表の機会を得られるのは極僅かな
プロカメラマンに限定されているのが通例で、多くの一
般撮影者（ユーザー）にとって、自ら撮影した写真画像
を発表する機会を得ることは実際的に不可能であり、そ
の多くの写真画像は公表されることなく埋もれてしまっ
ているのが実情である。

【０００７】写真購入者としてのユーザー側にあって
も、従来の写真集等では購入場所や種類等が極端に限ら
れているため、特定のプリント写真（例えば、故郷の祭
り写真、自ら参加したイベント写真、旅行先の風景写真
等）をリアルタイムで入手するには、自ら撮影した（或
いは撮影を依頼した）撮影フィルムを写真館に持ち込
み、プリント注文する以外に方法がないのが実情であ
る。

【０００８】

【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来の
不都合に鑑みなされたもので、プリント写真購入者とし
てのユーザー側にあっては、写真館（ラボ）側に持ち込
まれた多くの撮影写真の中から所望の写真画像を容易且
つリアルタイムにプリント取得することができ、撮影者
としてのユーザー側にあっても、自ら撮影した写真の発
表機会が容易に得られ、写真館側にあっては、自店で蓄
積保管する写真画像のプリントをフィルム所有者（撮影
者）以外からも受注することが可能な写真プリント注文
システムを提供することを課題とするものである。

【０００９】

【課題を解決するための手段】本発明による写真プリン
ト注文システムは、管理本部側サーバ装置と、写真館
（ラボ）側端末装置と、ユーザー側端末装置並びにＣＤ
−ＲＯＭ等の情報記憶媒体とを基本構成要素とし、これ
ら各基本構成要素をインターネットを介して有機的に連
動させる。

【００１０】管理本部側サーバ装置は、インターネット
接続するための送受信手段を基本的に備えてなるコンピ
ュータシステムで、予め格納されているプログラムデー
タをＣＰＵ（中央処理演算装置）が実行することにより
機能するようシステム構成され、写真画像情報、写真館
情報、ユーザー情報及び注文履歴情報等の各種情報を分
類格納する記憶手段と、個別の画像情報番号、写真館Ｉ
Ｄ番号、ユーザーＩＤ番号及びプリント注文番号を自動
的に付与するＩＤ番号付与手段と、各種受信情報を認識
照合する照合手段と、記憶する画像情報のうち何れの画
像情報が開示可能であるかを判断する判別手段と、開示
可能と判別した画像情報を開示する表示手段と、注文フ
ァイル生成手段と、情報更新手段とを備える。

【００１１】写真画像情報は、写真館側端末装置から送
られてきた低解像度の画像情報の他、当該写真画像の撮
影年月日、撮影場所、提供者（撮影者）名、取次写真館
名、ジャンル名、タイトル名、行事名（祭り名、イベン
ト名等）、被写体名（風景名、建物名等）等、当該画像
及びその属性に関する各種情報によって構成する。

【００１２】写真館情報は、登録写真館（ラボ）の住
所、名称（又は氏名）、電話番号、ファックス番号、メ
ールアドレス、ホームページアドレスの他、提供可能サ
ービス（焼き増し、ポストカード作成、アルバムの作
成、プリントシャツの作成、プリント画質の種類、プリ
ント可能サイズ等）と、サービスに対応した価格、納
期、写真館ＩＤ番号、パスワード等、当該写真館及びそ
の属性に関する各種情報によって構成する。

【００１３】ユーザー情報は、ユーザーの住所、氏名
（又は名称）電話番号、ファックス番号、メールアドレ
ス、職業、年齢、性別、ユーザーＩＤ番号、パスワード
等、当該ユーザー及びその属性に関する各種情報によっ
て構成する。

【００１４】注文履歴情報は、注文日、注文者、注文内
容（焼き増し、ポストカード作成、アルバムの作成、プ
リントシャツの作成、プリント画質、プリントサイズ
等）、価格、引渡方法、引渡日、取次写真館、料金、支
払い方法、料金精算及び注文番号等、当該プリント注文
及びその属性に関する各種情報によって構成する。

【００１５】写真館側端末装置は、インターネット接続
が可能なよう送受信手段を基本的に備えられた汎用のコ
ンピュータ装置で、ハードディスク等よりなる記憶装
置、ディスプレイよりなる表示装置、キーボードやマウ
ス等よりなる入力装置、フィルムスキャナ等よりなる画
像置換入力装置及びディスクドライブ等よりなるデータ
読取装置等の周辺機器を有し、任意にサーバ機能を備え
る。

【００１６】ユーザー側端末装置は、インターネット接
続が可能なよう送受信手段を基本的に備えられた汎用の
コンピュータ装置で、ハードディスク等よりなる記憶装
置、ディスプレイよりなる表示装置と、キーボードやマ
ウス等よりなる入力装置、ディスクドライブよりなるデ
ータ読取装置とを必須とし、その他、適宜必要とする周
辺機器を備える。

【００１７】情報記憶媒体７０は、本システム利用案内
情報、写真館情報（登録写真館の一覧、提供サービスの
内容等）、サンプル写真画像情報等、比較的不変的又は
既定的な情報やデータ量の多い動画情報等が音声情報と
ともに記憶され、その他、アルバム制作支援ソフト、編
集加工ソフト、写真画像閲覧ソフト、写真プリント注文
処理ソフト等の関連アプリケーションソフトが適宜記憶
され、読み込みと同時にインターネット接続し、管理本
部側サーバ装置に自動アクセス可能なよう対応するＷｅ
ｂページＵＲＬが予め記憶されている。

【００１８】各種情報の生成蓄積手順は、ユーザー側か
ら持ち込まれた撮影フィルムを、写真館側が画像置換入
力装置によってデジタル化し、高解像度の写真画像情報
として記憶装置に記憶し、これと同時に生成取得した低
解像度画像データを提供者情報とともに管理本部側サー
バ装置に送信し、該低解像度画像データ及び提供者情報
を受信した管理本部側は、画像情報毎に番号を付し、該
提供者が未登録のユーザーである場合には、新たにユー
ザーＩＤ番号を付与し、これら情報を記憶手段によって
記憶する。そして、付与した画像情報番号及びユーザー
ＩＤ番号を写真館側に通知する。

【００１９】番号通知を受けた写真館側は、これらの番
号情報を自店で記憶保管する高解像度画像データに付加
記憶させ、未登録のユーザーである場合には、プリント
写真の引渡の際にユーザー側にユーザーＩＤ番号を通知
するとともに情報記憶媒体を配布する。

【００２０】情報記憶媒体を受け取ったユーザーは、ユ
ーザー側端末装置によりこれを装填出力し、管理本部側
サーバ装置にアクセスし、写真閲覧Ｗｅｂベージから付
与されたユーザーＩＤ番号を（必要であればパスワード
も）入力し、自ら提供した写真画像情報の閲覧し、提供
した写真画像の公開、非公開の別、詳細な写真画像情報
及びユーザー情報を入力送信する。

【００２１】写真プリントの注文手順は、ユーザー側が
ユーザー端末装置から写真閲覧の要求情報を発信し、こ
れを受信した管理本部側がユーザーＩＤ番号及びパスワ
ードと画像情報とを照合手段によって認識照合し、記憶
している画像情報のうち何れの画像情報が開示可能であ
るかを判別手段によって判別し、開示可能な画像情報の
み開示し、開示された写真画像の中からユーザー側が所
望の写真画像を選択するとともにサイズ、枚数、受取方
法、代金支払方法等を選択入力又は記入入力し、最終的
に確認した該プリント注文情報を管理本部側サーバ装置
に送信する。

【００２２】ユーザー側よりプリント注文情報を受信し
た管理本部側は、該プリント注文情報を写真館毎（注文
された写真の高解像度画像情報を保管する写真館毎）に
分割したプリント注文情報を新たに生成し記憶し、この
分割されたプリント注文情報をそれぞれの取次写真館側
に適宜手段をもって通知する。

【００２３】管理本部側より分割プリント注文情報を受
信した写真館側は、該分割プリント注文情報を確認し、
受注したことをＷｅｂページから管理本部側に入力送信
し、注文された写真画像を自店で保管する高解像度画像
データより検索抽出し、該画像情報を申込内容に沿って
プリントし、出来上がったプリント写真をユーザー側に
指定された方法をもって引き渡し、代金を受領し、これ
ら引渡及び代金受領の事実をＷｅｂページから管理本部
側に送信通知する。

【発明の実施の形態】

【００２４】以下、本発明による写真プリント注文シス
テムの一実施形態について、図面に基づいて説明する。

【００２５】図１は、本実施形態における写真プリント
注文システムの基本構成図で、１０は管理本部側サーバ
装置、３０は写真館側端末装置、５０はユーザー側端末
装置、７０はＣＤ−ＲＯＭ等の情報記憶媒体を示す。

【００２６】管理本部側サーバ装置１０は、インターネ
ット接続するための送信手段１１と受信手段１２とを基
本的に備えてなるコンピュータシステムで、予め格納さ
れているプログラムデータをＣＰＵ（中央処理演算装
置）が実行することにより機能するようシステム構成さ
れ、写真画像情報、写真館情報、ユーザー情報及び注文
履歴情報等の各種情報を分類格納する記憶手段１３と、
写真画像、写真館、ユーザー及びプリント注文毎に個別
の画像番号、写真館ＩＤ番号、ユーザーＩＤ番号及びプ
リント注文番号を自動的に付与するＩＤ番号付与手段１
４と、ユーザー側端末装置５０及び写真館側端末装置３
０よりの各種発信情報を認識照合する照合手段１５と、
保管する画像情報のうち何れの画像情報が開示可能であ
るかを判断する判別手段１６と、判別手段１６によって
開示可能とされた画像情報を開示する表示手段１７と、
注文ファイル生成手段１８と、情報更新手段１９とを備
えてなり、電子メール送信装置２４及びファックス送信
装置２５に接続されている。

【００２７】写真画像情報は、写真館側端末装置３０か
ら送られてきた低解像度の画像情報の他、当該写真画像
の撮影年月日、撮影場所、提供者（撮影者）名、取次写
真館名、ジャンル名、タイトル名、行事名（祭り名、イ
ベント名等）、被写体名（風景名、建物名等）等、当該
画像及びその属性に関する各種情報によって構成され、
画像毎に画像番号が付されて画像データベース２２に格
納される。

【００２８】写真館情報は、予め本システムの業者会員
登録をした写真館（ラボ）の住所、名称（又は氏名）、
電話番号、ファックス番号、メールアドレス、ホームペ
ージアドレスの他、提供可能サービス（焼き増し、ポス
トカード作成、アルバムの作成、プリントシャツの作
成、プリント画質の種類、プリント可能サイズ等）と、
サービスに対応した価格、納期、写真館ＩＤ番号、パス
ワード等、当該写真館及びその属性に関する各種情報に
よって構成され、写真館毎に写真館ＩＤ番号が付されて
写真館データベース２０に格納される。

【００２９】ユーザー情報は、ユーザーの住所、氏名
（又は名称）電話番号、ファックス番号、メールアドレ
ス、ホームページアドレス、職業、年齢、性別、ユーザ
ーＩＤ番号、パスワード等、当該ユーザー及びその属性
に関する各種情報によって構成され、ユーザー毎にユー
ザーＩＤ番号が付されてユーザーデータベース２１に格
納される。

【００３０】注文履歴情報は、注文日、注文者、注文内
容（焼き増し、ポストカード作成、アルバムの作成、プ
リントシャツの作成、プリント画質、プリントサイズ
等）、価格、引渡方法、引渡日、取次写真館、料金、支
払い方法、料金精算及び注文番号等、当該プリント注文
及びその属性に関する各種情報によって構成され、該注
文毎にファイル番号が付されて注文履歴データベース２
３に格納される。

【００３１】写真館側端末装置３０は、インターネット
接続が可能なよう送信手段３１と受信手段３２とが基本
的に備えられた汎用のコンピュータ装置であり、ハード
ディスク等よりなる記憶装置３３、ディスプレイよりな
る表示装置３４、キーボードやマウス等よりなる入力装
置３５、フィルムスキャナ等よりなる画像置換入力装置
３６及びディスクドライブ等よりなるデータ読取装置３
７等の周辺機器を有し、任意にサーバ機能を備える。

【００３２】ユーザー側端末装置５０は、インターネッ
ト接続が可能なよう送信手段５１と受信手段５２とが基
本的に備えられた汎用のコンピュータ装置であり、ハー
ドディスク等よりなる記憶装置５３と、ディスプレイよ
りなる表示装置５４と、キーボードやマウス等よりなる
入力装置５５と、ディスクドライブよりなるデータ読取
装置５６とを必須とし、その他、適宜必要とする周辺機
器を備える。

【００３３】情報記憶媒体７０は、本システム並びに写
真館の宣伝広告媒体としてユーザー側に頒布されるもの
で、本システム利用案内情報、写真館情報（登録写真館
の一覧、提供サービスの内容等）、サンプル写真画像情
報等、比較的不変的又は既定的な情報やデータ量の多い
動画情報等が音声情報とともに記憶され、その他、アル
バム制作支援ソフト、編集加工ソフト、写真画像閲覧ソ
フト、写真プリント注文処理ソフト等の関連アプリケー
ションソフトが適宜記憶されている。

【００３４】また、上記情報記憶媒体７０には、読み込
みと同時にインターネット接続し、管理本部側サーバ装
置１０に自動アクセスするとともに、写真館側が独自に
開設するホームページ或いは関連するリンク先ホームペ
ージが容易に閲覧できるよう、それぞれのＷｅｂページ
ＵＲＬが予め記憶されており、開示要求したＷｅｂペー
ジに対応するＵＲＬを自動的に読み込み出力して所望の
Ｗｅｂページが閲覧出来るようプログラムデータが記憶
されている。

【００３５】次に、本写真プリントサービスシステムに
おける各種データ生成乃至蓄積フローについて図２に基
づき具体的に説明する。

【００３６】先ず、写真館側は本システムの業者会員
（加盟店）登録の申込を行うものとし、登録の申込は、
写真館側が写真館側情報端末装置３０によって管理本部
側サーバー装置１０にアクセスし、業者向け会員登録用
のＷｅｂページから、自店の住所、名称又は氏名、電話
番号、ファックス番号、電子メールアドレス等の基本情
報の他、自店での提供サービスの範囲（焼き増し、ポス
トカード作成、アルバムの作成、プリントシャツの作成
等）、内容（プリント画質の種類、プリント可能サイ
ズ、価格、納期等）及びその他（振込口座、パスワード
等）の各種情報からなる写真館情報を管理本部側に入力
送信することにより行う（Ｓｔ１）。

【００３７】写真館側より会員登録の申込を受けた管理
本部側は、所定の基準により送信されてきた写真館情報
を審査（Ｓｔ２）し、その結果、業者会員登録を認める
場合には、個別の写真館ＩＤ番号を付与して（Ｓｔ３）
該写真館情報を記憶手段１３によって写真館データベー
ス２１に記憶格納し（Ｓｔ４）、写真館側にファック
ス、郵便、Ｗｅｂ又は電子メールの何れかの方法をもっ
て登録内容（写真館情報）とともに通知する（Ｓｔ
５）。これによって業者会員登録が完了し、以後、登録
した写真館情報を変更する場合には、管理本部側サーバ
ー装置１０に適宜アクセスし、業者会員向けＷｅｂペー
ジから、付与された写真館ＩＤ番号及び届け出たパスワ
ードを用いて、変更又は追加情報を入力送信することに
より行う。

【００３８】写真画像情報は、加盟店となった写真館
（業者会員登録を済ませた写真館）側にユーザー側が撮
影写真の現像や焼き増し等のため撮影フィルムを持ち込
んだ際（Ｓｔ６）、写真館側が該撮影フィルムを現像
（Ｓｔ７）し、プリント（Ｓｔ８）した後、フィルムス
キャナ等からなる画像置換入力装置３６によって該画像
情報をデジタル化（Ｓｔ９）して読み取り、ハードディ
スク等よりな記憶装置３３に記憶させる（Ｓｔ１０）。
尚、ユーザー側より持ち込まれた画像がデジタルカメラ
等によるデジタル情報である場合にはそのまま直接的に
読み取り記憶させる（Ｓｔ１０）。この際、記憶される
（Ｓｔ１０）写真画像情報は、高解像度画像データとし
て取得されたものとするが、この時、低解像度画像デー
タも同時に生成されるものとする。

【００３９】そして、写真館側は上記低解像度画像デー
タを、提供者（ユーザー）の住所、氏名及び電話番号、
ユーザーＩＤ番号（既にＩＤ番号が付与されている登録
ユーザーである場合）等のユーザー基本情報とともに、
管理本部側サーバ装置１０に送信する（Ｓｔ１１）。

【００４０】低解像度画像データ及びユーザー基本情報
を写真館側より受信した管理本部側は、画像情報毎に番
号を付し（Ｓｔ１２）、該ユーザー（画像提供者）が未
登録のユーザーである場合には新たにユーザーＩＤ番号
を付与し（Ｓｔ１３）、該写真画像情報及びユーザー情
報を記憶手段１３によってそれぞれ低解像度画像データ
ベース２２及びユーザーデータベース２１に格納し（Ｓ
ｔ１４）、これら画像情報番号及びユーザーＩＤ番号を
写真館側に適宜手段（Ｗｅｂ、電子メール、ファックス
等）をもって通知する（Ｓｔ１５）。尚、この段階で
は、提供された記憶された写真画像情報は、提供者ユー
ザーを除き非公開の画像情報として保存されている。

【００４１】画像情報番号及びユーザーＩＤ番号の通知
を受けた写真館側は、これらの番号情報を自店で記憶保
管する高解像度画像データに付加し（Ｓｔ１６）、未登
録のユーザーである場合には、プリント写真の引渡の際
に該ユーザーＩＤ番号を通知するとともに情報記憶媒体
７０を配布する（Ｓｔ１７）。

【００４２】ユーザー側は、ユーザー側端末装置５０に
情報記憶媒体７０を装填して読み込み出力し（Ｓｔ１
８）、これによりインターネットを介して管理本部側サ
ーバ装置１０にアクセスし、写真閲覧Ｗｅｂベージから
付与されたユーザーＩＤ番号を（必要であればパスワー
ドも）入力し自ら提供した写真画像情報の閲覧要求をす
る（Ｓｔ１９）。

【００４３】ここで閲覧要求された写真画像情報は、こ
の時点で非公開とされているもので、先に写真館側から
管理本部側に送信された撮影者ユーザーの住所、氏名及
び電話番号等のユーザー基本情報と画像情報番号、ユー
ザーＩＤ番号及び写真館情報のみが付加されているにす
ぎず、従って、写真画像の提供者であるユーザー側は、
更に詳細な写真画像情報及びユーザー情報等を入力送信
（Ｓｔ２０）する。

【００４４】即ち、ユーザー側は、管理本部側が提示す
るＷｅｂページより、提供した写真画像の公開若しくは
非公開の別、当該写真画像の撮影年月日、撮影場所、ジ
ャンル名、行事名（祭り名、イベント名等）、被写体名
（風景名、建物名等）、写真画像を簡潔に表したタイト
ル名等、当該写真画像に関する詳細情報を入力送信す
し、また、前記（住所、氏名、電話番号）以外のユーザ
ー情報（ファックス番号、メールアドレス、ホームペー
ジアドレス、年齢、性別、趣味等）を任意に入力送信す
ることができる。尚、これらユーザー情報についても項
目別及び画像別に公開若しくは非公開とするかを選択す
ることができる。

【００４５】この際、管理本部側から提示される画像閲
覧画面及び入力ページ画面は、複数の縮小したサムネイ
ル画像と拡大画像とを選択的に表示し、画像毎に情報項
目別の入力欄を設け、適宜記入入力若しくは選択入力可
能な構成とする。そして、ユーザー側から送信されてき
た詳細な写真関連情報やユーザー情報は、管理本部側サ
ーバ装置１０の記憶手段１３や情報更新手段１９によっ
て、画像毎或いはユーザー毎に追加記憶され又は更新さ
れる。

【００４６】勿論、ユーザー側は、提供した写真画像の
公開若しくは非公開の選択、或いは詳細な写真画像情報
やユーザー情報を入力送信しない場合であっても、自己
が提供した写真画像については、管理本部側サーバ装置
１０にアクセスし、付与されたユーザーＩＤ或いは別に
設定したパスワードによってＷｅｂページより自由に閲
覧し、尚且つ、写真プリントの注文ができることはいう
までもない。

【００４７】次に、本実施形態における写真プリント注
文システムよる写真画像の閲覧及びプリント写真の購入
申込手順について、図３乃至図５に示した例示画面に基
づき具体的に説明する。

【００４８】図３は、情報記憶媒体７０に記憶されてい
る各種情報を項目毎に対応させ、ユーザー側端末装置５
０の表示装置（ディスプレイ）５４上に現れた例示画面
で、読取装置５６にこの情報記憶媒体（ＣＤ−ＲＯＭ）
７０を装填し、出力を開始すると、最初に音声を交えて
フライングロゴ等により構成されたオープニング画面１
０１が現れ、続いて、ビデオクリップ等の動画像からな
るイメージ画面１０２、トップ画面１０３が現れる。

【００４９】トップ画面１０３は、管理本部側サーバ装
置１０側のトップページと同一仕様からなるもので要求
する情報の選択項目が示される。トップ画面１０３で示
された選択項目の中でオフライン時に選択しても開示可
能な情報、即ち、情報記憶媒体７０に予め記憶されてい
る情報は、本システムの利用方法を説明したシステム案
内情報（画面１０４）、写真館案内情報（画面１０
５）、写真の加工編集やアルバム制作を支援するデジタ
ルアルバム作成情報（画面１０６）、サンプル写真画像
情報（画面１０７）やビデオ映像を提供する全国お祭り
映像情報（画面１０８）等、比較的不変的又は既定的な
情報やデータ量の多い情報（動画情報等）を主とし、具
体的でリアルタイムな写真画像情報、写真プリントの申
込に関する情報、写真館側が独自に開設する又は関連リ
ンク先ホームページ情報等は、オンライン時に開示可能
な情報となっている。

【００５０】このように、情報記憶媒体７０には比較的
不変的又は既定的な情報を主に記憶させてあり、最新且
つ詳細な情報は、管理本部側サーバ装置１０若しくは写
真館側が独自に開設するホームページの閲覧が必要とな
るが、本システムの概要を知らしめるには十分な記憶内
容を有し、管理本部側サーバ装置１０又は写真館側ホー
ムページの自動アクセス媒体として活用でき、写真館側
にとっても独自の情報記憶媒体７０を作成配布すること
によって、より有効的な宣伝広告媒体として活用するこ
とができる。

【００５１】情報記憶媒体７０におけるトップ画面１０
３で示された選択項目の中で、オンラインでの情報閲覧
が可能な項目、例えば「写真閲覧」又は「写真申込」を
選択した場合にあっては、選択と同時にインターネット
に自動接続して管理本部側サーバ装置１０にアクセス
し、予め記憶させてある選択項目に対応するＵＲＬに基
づき該当するＷｅｂページを開示させる。

【００５２】図４及び図５は、トップ画面１０３で「写
真閲覧」又は「写真申込」の項目を選択した場合に、管
理本部側サーバ装置１０から提示される例示画面で、先
ず、閲覧目的を選択する画面２０１が現れ、「写真閲覧
・申込」、「提供写真の情報入力」、「ユーザー新規登
録」、「情報の変更登録」等の選択項目が示される。

【００５３】ここで、「閲覧申込」の項目を選択する
と、写真検索画面２０２が現れ、ジャンルを選択する
か、ジャンル名、行事名、タイトル名等、所望写真のキ
ーワードを入力することによって閲覧する写真画像の範
囲の絞込検索を行う。２０３は閲覧目的画面２０１の選
択項目で「提供写真の情報入力」を選択した場合の例示
画面、２０４は同じく「ユーザー新規登録」を選択した
場合の例示画面、２０５は同じく「情報の変更登録」を
選択した場合の例示画面である。

【００５４】ここで、ジャンルとして「祭」を選択する
と、祭案内画面２０６が現れ（以下図５）、ここで「お
祭り検索」の項目を選択すると、祭検索画面２０７が現
れ、祭り名の入力検索、一覧画面２０８からの選択検索
或いは祭りマップ画面２０９からの選択検索によって特
定の祭り画像を絞り込む。

【００５５】祭り名として「よさこいソーラン」を入力
すると、その一覧を年度別に表した一覧画面２１０が現
れ、続いて年度別一覧画面２１０から年度を選択すると
該当年度の「よさこいソーラン祭」の写真画像が複数サ
ムネイル画像を配置したインデックス画面２１１として
現れ、そこから希望する写真画像を選択すると拡大画面
２１２が現れ、この拡大画面２１２から、サイズ、枚数
を記入又は選択入力することによって写真プリントを希
望する写真画像を指定する。

【００５６】拡大画面２１２での指定が終了すると、選
択指定した申込写真確認画面２１３が現れここで写真画
像を確認し、更に、指定内容（選択写真、サイズ、枚数
等）とともに申込者の住所、氏名、合計枚数、合計金額
を示した申込確認画面２１４が現れ、該画面から受渡方
法と代金支払方法を選択入力し、これらの申込内容を最
終的に確認して管理本部側に該注文情報が送信された時
に申込が成立する。

【００５７】申込確認画面２１４に示される申込者の住
所や氏名は、申込者のユーザーＩＤ番号によって特定さ
せることもできるから、変更や誤りがなければ入力を省
略することが可能であり、また、写真画像毎の金額乃至
合計金額は、予め写真館側より登録されたプリント条件
情報に基づき自動的に算出表示される。

【００５８】次に、ユーザーによる写真閲覧要求及びプ
リント写真購入申込から引き渡しに至るフローを図６に
基づいて説明する。

【００５９】ユーザー側端末装置５０から閲覧要求写真
の選択情報が管理本部側サーバ装置１０に発信されると
（Ｓｔ２１）、管理本部側は、受信したユーザーＩＤ番
号及びパスワードを照合手段１５によって認識照合し
（Ｓｔ２２）、写真画像データベース２２に格納されて
いる画像情報のうち何れの画像情報が開示可能であるか
を判別手段１６によって判別し（Ｓｔ２３）、該判別に
よって開示可能とされた画像情報のうちユーザー側から
要求された写真画像を表示手段１７によって開示する
（Ｓｔ２４）。

【００６０】ユーザー側は、管理本部側より開示された
写真画像の中から、所望の写真画像を選択し（Ｓｔ２
５）、プリントサイズ、枚数、受取方法、代金支払方法
等を選択入力又は記入入力し、注文内容を最終的に確認
したうえで該プリント注文情報を管理本部側サーバ装置
１０に送信する（Ｓｔ２６）。

【００６１】ユーザー側よりプリント注文情報を受信し
た管理本部側は、該プリント注文情報を取次写真館毎
（注文された写真の高解像度画像情報を保管する写真館
毎）に分類分割したプリント注文情報を新たに生成し
（Ｓｔ２７）、この分割プリント注文情報をそれぞれの
取次写真館側に適宜手段（Ｗｅｂ、ファックス、電子メ
ール）をもって送信する（Ｓｔ２８）。同時に、上記プ
リント注文情報及び分割プリント注文情報を注文履歴デ
ーターベース２３に格納する（Ｓｔ２９）。

【００６２】管理本部側より分割プリント注文情報を受
信した写真館側は、管理本部側サーバ装置１０の業者向
けＷｅｂページより、該分割プリント注文情報を確認し
受注したことを管理本部側に入力送信し（Ｓｔ３０）、
注文された写真画像を自店で保管する高解像度画像デー
タより検索抽出し（Ｓｔ３１）、該画像情報を申込内容
に沿ってプリントし（Ｓｔ３２）、出来上がった該プリ
ント写真をユーザー側に指定された方法をもって引き渡
し（Ｓｔ３３）、代金を受領し（Ｓｔ３４）、これら引
渡及び代金受領の事実を業者向けＷｅｂページから管理
本部側に送信通知する（Ｓｔ３５）。

【００６３】尚、代金受領の方法は、写真館側が自店分
をそれぞれ受領するか、管理本部側が一括して受領する
かの何れであってもよいが、プリント料金のうち、写真
館側の取り分（実質的プリント代）、管理本部側の取り
分（システム管理運営費）及び写真画像提供者側の取り
分（版権料）の料率を予め定めておくとよく、この際、
写真画像提供者側の取り分は、プリント料金の値引きや
サービス商品の提供等のためのポイント加算方式とする
のが、営業的により有効と思われる。

【発明の効果】

【００６４】以上のように、本発明に係る写真プリント
注文システムにあっては、再プリントする際にユーザー
側が再び現像フィルムを写真館に持ち込む必要がないば
かりか、他人が撮影し写真館側が蓄積保管する多くの写
真画像の閲覧やプリント写真の入手が可能であるため、
自らが撮影しなくとも、特定の祭りやイベント等の行事
写真、旅行先の風景写真等をリアルタイムで入手するこ
とが可能である。

【００６５】写真館側にとっては、独自にインターネッ
トプリントサービスのためのシステム構築や設備投資を
する必要がなく、自店ユーザーから持ち込まれた写真フ
ィルムのプリント注文がフィルム所有者以外のユーザー
からも全国規模で受けられ、大幅な売上増が期待でき
る。

【００６６】また、撮影者側にとっても、自ら撮影した
写真の発表機会を容易に得られるとともに、公開写真の
プリント注文があった場合には、何某かの対価を得るこ
とができるため、極めて魅力的なシステムとなってい
る。

【００６７】更に、本システムにおいては、公開画像情
報と非公開画像情報とを判別表示する手段を有し、画像
情報番号とユーザーＩＤ番号（及びパスワード）との照
合により、閲覧又はプリント可能な写真画像情報をユー
ザー毎に特定することができるため、ユーザー側のプラ
イバシーを的確に保護することができる。

【００６８】また、情報記憶媒体７０には、比較的不変
的又は既定的な情報或いはデータ量の多い情報を主に入
力してあることにより、入力情報の変更による製作直し
の必要が極めて少なく、安価且つ耐用期間の長いものと
なっているため、加盟写真館及び本システムの有効な広
告媒体として活用することができ、しかも、管理本部側
サーバに自動的にアクセスできるようされているため、
本システムの利用頻度をより向上させるもととなってい
る。

【図面の簡単な説明】

【図１】 本発明に係る写真プリント注文システムの基
本構成図。

【図２】 同システムにおける情報生成及び情報蓄積の
フローチャート。

【図３】 同システムにおける情報記憶媒体の記憶情報
の画面例。

【図４】 同システムにおける管理本部側サーバの記憶
情報の画面例。

【図５】 同上。

【図６】 同システムにおけるプリント写真注文購入の
フローチャート。

【符号の説明】

１０ 管理本部側サーバ装置 １１ 同上の送信手段 １２ 同上の受信手段 １３ 同上の記憶手段 １４ 同上のＩＤ番号付与手段 １５ 同上の照合手段 １６ 同上の判別手段 １７ 同上の表示手段 １８ 同上の注文ファイル生成手段 １９ 同上の情報更新手段 ２０ 写真館データベース ２１ ユーザーデータベース ２２ 写真画像データベース ２３ 注文履歴データベース ２４ 電子メール送信装置 ２５ ファックス送信装置 ３０ 写真館側端末装置 ３１ 同上の送信手段 ３２ 同上の受信手段 ３３ 同上の記憶装置 ３４ 同上の表示装置 ３５ 同上の入力装置 ３６ 同上の画像置換入力装置 ３７ 同上の読取装置 ５０ ユーザー側端末装置 ５１ 同上の送信手段 ５２ 同上の受信手段 ５３ 同上の記憶装置 ５４ 同上の表示装置 ５５ 同上の入力装置 ５６ 同上の読取装置 ７０ 情報記憶媒体

フロントページの続き (51)Int.Cl.⁷ 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｈ０４Ｎ 7/173 ６２０ Ｈ０４Ｎ 5/93 Ｅ Ｆターム(参考） 5B021 AA01 AA02 BB02 CC05 CC09 EE01 5C052 AA01 AA12 AC08 DD02 EE02 EE03 FA03 FA05 FB01 FB05 FC06 5C053 FA04 FA07 FA23 JA21 LA03 LA14 5C064 BA07 BB01 BB07 BC01 BC07 BC18 BC20 BC23 BD02 BD04 BD08 5D077 AA28 BB11 CA02 CB16 DC16 HA07 HB02 HC17 HC18 HC21

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 インターネットに接続可能な送受信手段
   を備え、写真画像情報、写真館情報、ユーザー情報並び
   に注文履歴情報を分類格納する記憶手段と、写真画像、
   写真館、ユーザー及びプリント注文毎に個別の番号を自
   動的に付与するＩＤ番号付与手段、各種受信情報を認識
   照合する照合手段、記憶する画像情報のうち何れの画像
   情報が開示可能であるかを判断する判別手段、開示可能
   と判別した画像情報を開示する表示手段、注文ファイル
   生成手段、情報更新手段とを有する管理本部側サーバ装
   置１０と、インターネットに接続可能な送受信手段を備
   え、高解像度の写真画像情報を格納するハードディスク
   等よりなる記憶装置、ディスプレイよりなる表示装置、
   キーボードやマウス等よりなる入力装置、フィルムスキ
   ャナ等よりなる画像置換入力装置とを有する写真館端末
   装置３０と、インターネットに接続可能な送受信手段を
   備え、ハードディスク等よりなる記憶装置、ディスプレ
   イよりなる表示装置、キーボードやマウス等よりなる入
   力装置、ディスクドライブよりなるデータ読取装置とを
   必須としたユーザー側端末装置５０と、比較的不変的又
   は既定的な情報やデータ量の多い動画情報等が記憶さ
   れ、自動的にインターネット接続して管理本部側サーバ
   装置にアクセス可能なよう対応するＷｅｂページＵＲＬ
   が予め記憶されている情報記憶媒体７０とを基本構成要
   素としたインターネットを利用した写真注文システムで
   あって、ユーザー側がインターネットを介して管理本部
   側サーバ装置１０より提供される写真画像情報を選択指
   定することによって写真プリントの注文をし、該注文情
   報を管理本部側が写真館毎の注文ファイルに生成して写
   真館側に通知し、該注文情報に基づき写真館側が記憶保
   管する写真画像情報の中から抽出プリントしてユーザー
   側に引き渡すことを特徴とする写真プリント注文システ
   ム。
2. 【請求項２】 ユーザー側から持ち込まれた写真画像を
   高解像度のデジタル画像情報として取得し写真館側端末
   装置３０に記憶し、同時に取得した低解像度のデジタル
   画像情報を管理本部側サーバ装置１０に送信し記憶させ
   てなることを特徴とする請求項１記載の写真プリント注
   文システム。
3. 【請求項３】 ユーザー側が情報記憶媒体７０を装填出
   力することによって管理本部側サーバ装置１０にアクセ
   スし、写真閲覧Ｗｅｂベージから付与されたユーザーＩ
   Ｄ番号を（必要であればパスワードも）入力して自ら提
   供した写真画像情報の閲覧し、提供した写真画像の公
   開、非公開の別、詳細な写真画像情報及びユーザー情報
   を入力送信することを特徴とする請求項１及び請求項２
   に記載の写真プリント注文システム。
4. 【請求項４】 ユーザー側がユーザー端末装置５０から
   写真閲覧の要求情報を発信し、これを受信した管理本部
   側がユーザーＩＤ番号及びパスワードと画像情報とを照
   合手段によって認識照合し、記憶している画像情報のう
   ち何れの画像情報が開示可能であるかを判別手段によっ
   て判別し、開示可能な画像情報のみ開示し、開示された
   写真画像の中からユーザー側が所望の写真画像を選択す
   るとともにサイズ、枚数、受取方法、代金支払方法等を
   選択入力又は記入入力し、最終的に確認した該プリント
   注文情報を管理本部側サーバ装置に送信することによっ
   て写真プリントの注文を行うことを特徴とする請求項１
   乃至請求項３に記載の写真プリント注文システム。
5. 【請求項５】 ユーザー側よりプリント注文情報を受信
   した管理本部側が、該プリント注文情報を写真館毎（注
   文された写真の高解像度画像情報を保管する写真館毎）
   に分割したプリント注文情報を新たに生成し記憶し、こ
   の分割されたプリント注文情報をそれぞれの取次写真館
   側に適宜手段をもって通知することを特徴とする請求項
   １乃至請求項４に記載の写真プリント注文システム。