JP5637927B2 - 車両用点灯制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両に搭載される点灯制御装置に関し、特に、車両外部に設けられた車外灯の点灯制御を自動で行う装置に関するものである。
車両の外部には、前照灯、車幅灯、尾灯等の各種の車外灯が設けられている。また、従来、車両周囲の明るさ(以下、「車外照度」と記載)に応じて、車外灯の点灯制御を自動で行う装置やシステムが知られている(例えば、後掲の特許文献1〜5)。
特許文献1では、車速が所定値以上で、かつ、車外照度が所定値以下になった場合に、車外灯(前照灯)を強制点灯させる車両用ライト点灯装置が開示されている。
特許文献2では、運転者が、手動で車外灯(前照灯や尾灯)を点灯させたときの車外照度を記憶し、次回以降の車外灯の点灯および消灯を、記憶した車外照度に基づいて自動で行う自動点消灯システムが開示されている。この自動点消灯システムでは、運転者が、手動で車外灯の点灯させる度に、前回記録した車外照度の書き換え(更新)が行われる。
特許文献3では、予め設定された照明灯の制御レベルに基づき、車外照度に応じて、当該制御レベルの切り替えを行う車両用照明灯制御装置が開示されている。この車両用照明灯制御装置では、車外照度を測定するセンサが出力する電圧信号の電圧値に応じて、制御レベルの切り替えが行われる。このため、制御レベルを1レベル上げるときの電圧値の閾値と、制御レベルを1レベル下げるときの電圧値の閾値が、各制御レベル間で設けられている。
特許文献4では、車外照度の明から暗への変化の傾きを監視し、当該傾きが、所定の大きさ以上である場合は、車幅灯を点灯させるための基準値である第1の設定照度と、前照灯を点灯させるための基準値である第2の設定照度を、それぞれ所定値だけ下げる車両の灯火類制御装置が開示されている。
特許文献5では、車両が、トンネルや高架橋などの遮蔽物下に進入したと判断された場合に、車両上方の照度および車両前方の照度を測定し、いずれの測定結果も車外灯の点灯を要する照度であるときに、当該車外灯を点灯させる車両用ライト制御装置が開示されている。
しかしながら、上述した特許文献1〜3のように、予め設定された閾値に基づいて車外灯の点灯制御を行うと、車外照度が閾値を一時的に下回った場合でも、車外灯の点灯が行われる。
ここで、車外照度が閾値を一時的に下回る場所(以下、「暗所」と記載)としては、例えば、高架橋下や建物の陰、極めて距離の短いトンネルなどが挙げられる。
そして、このような暗所を通過する場合は、当該通過に要する時間が極めて短いため、車外灯は、点灯した直後に消灯することとなる。また、車外灯の点灯までには、所定の駆動時間を要するため、場合によっては、暗所を通過した後、つまり、車両の周囲が明るい状態で、車外灯の点灯が行われてしまう。
上述した車外灯の極短時間の点灯動作は、例えば、対向車が有る場合は、相手方にパッシング行為と捉えられてしまう可能性がある。そして、このパッシング行為により、対向車の運転手に不快感を与えたり、交通事故を誘発させたりしてしまう恐れがある。
また、高架橋下や建物の陰などの暗さは、天候や季節などの状況に応じて様々である。このため、上記特許文献4のように、閾値を所定の値だけ下げて、車外灯の点灯を遅らせたり、特許文献5のように、車両上方の車外照度の閾値と、車両前方の車外照度の閾値とから、車外灯の点灯を要する照度であるか否かを判断したりするだけでは、様々な車外環境に応じた車外灯の点灯制御を適切に行うことが困難である。
また、近年のトンネルは、人間の目の暗順応を考慮して、入口付近の照明が明るいため、点灯閾値を単純に下げるだけでは、トンネル進入時に車外灯が点灯しない可能性がある。
特開2000−313275号公報 特開平10−29461号公報 特開2005−199860号公報 特開2000−103279号公報 特開2010−83409号公報
本発明の課題は、車外灯の点灯制御を車外環境に応じて適切に行うことが可能な車両用点灯制御装置を提供することにある。
本発明に係る車両用点灯制御装置は、車両に搭載され、車両の周囲の車外照度を測定し、当該測定結果に基づいて、当該車両の外部に設けられた車外灯の点灯制御を行う制御装置であって、車外照度を測定する照度測定手段と、照度測定手段による測定結果に基づき、今回測定された車外照度が前回測定された車外照度よりも低下したか否かを判定する判定手段と、車外灯を点灯状態にするための点灯閾値を設定する閾値設定手段と、時間を計時する計時手段と、車外灯の点灯制御を行う点灯制御手段とを備えている。そして、上記閾値設定手段は、照度測定手段により測定された車外照度が、予め設定された第1基準照度以下となった場合に、当該車外照度よりも値の高い点灯閾値の設定を開始するとともに、判定手段により今回測定された車外照度が前回測定された車外照度よりも低下したと判定されるたびに、点灯閾値を、当該低下した車外照度よりも高い値に維持しつつ更新する。また、上記計時手段は、閾値設定手段による点灯閾値の設定開始に基づいて、計時を開始する。さらに、上記点灯制御手段は、計時手段による計時時間が、予め設定された所定時間以内である場合は、車外灯の消灯状態を継続し、計時手段による計時時間が、予め設定された所定時間を超え、かつ、照度測定手段により測定された車外照度が、閾値設定手段により設定された上記の点灯閾値よりも低い場合は、車外灯を点灯状態にする。
このように、本発明では、車外照度が低下したときに、当該車外照度よりも値の高い点灯閾値の設定が開始され、この点灯閾値は車外照度の低下とともに更新されてゆくため、様々な車外環境に応じた点灯閾値を設定することが出来る。また、本発明では、閾値設定開始からの計時時間が所定時間を超え、かつ、測定された車外照度が最新の点灯閾値よりも低い場合にのみ、車外灯を点灯状態にする。高架橋下や建物の陰、極めて距離の短いトンネルなどの暗所では、上述の所定時間内に、車両が当該暗所を通過し、測定される車外照度も、急低下の後、急上昇して、最新の点灯閾値よりも高くなる。したがって、上記の車外灯を点灯するための条件が満たされないので、距離の短い暗所通過時において、車外灯は点灯されない。これにより、車外灯の点灯制御を車外環境に応じて適切に行うことが出来る。
本発明の車両用点灯制御装置において、点灯制御手段は、車外灯を点灯状態にするときの車外照度が、第1基準照度よりもさらに値の低い第2基準照度以下である場合は、車外灯の全てを点灯状態にするようにしてもよい。
このようにすることで、夜間やトンネル通行時など、十分な照度を必要とする車外環境となった場合は、全ての車外灯が自動的に点灯するため、車外環境に応じた車外灯の点灯制御を適切に行うことが出来る。
また、本発明の車両用点灯制御装置において、点灯制御手段は、車外灯を点灯状態にするときの車外照度が、第1基準照度と第2基準照度の間の値である場合は、車外灯の一部のみを点灯状態にするようにしてもよい。
このようにすることで、車外照度が次第に低下する夕暮れ時や曇天時などのように、全ての車外灯を点灯させるまでには至らない車外環境の場合でも、一部の車外灯(例えば、車幅灯や尾灯)が自動的に点灯するため、交通上の安全を保つことが出来る。
また、本発明の車両用点灯制御装置において、計時手段による計時時間が、予め設定された所定時間以内である場合に、照度測定手段により測定された車外照度が、閾値設定手段により設定された点灯閾値以上となったときは、計時手段は、計時を終了するようにしてもよい。
このようにすることで、車両が、高架橋下や建物の陰、極めて距離の短いトンネルなどの暗所を通過した直後に計時が終了するため、所定時間が経過するのを待つことなく、次回以降の処理に移ることができる。
また、本発明の車両用点灯制御装置において、閾値設定手段は、点灯制御手段が車外灯を点灯状態にしたことに基づいて、点灯閾値の設定を終了してもよく、また、計時手段は、閾値設定手段による点灯閾値の設定が終了したことに基づいて、計時を終了するようにしてもよい。
このようにすることで、車外灯の点灯後には行う必要のない点灯閾値の設定や計時を終了させることが出来るため、その分、閾値設定手段や計時手段の処理負担が軽減されるとともに、次回以降の点灯閾値の設定や計時の開始に備えやすくなる。
また、本発明の車両用点灯制御装置において、点灯制御手段は、一部の車外灯を点灯状態にした後の車外照度が、第2基準照度以下となった場合は、消灯状態であった残りの車外灯を点灯状態にすることが望ましい。
このようにすることで、夕暮れ時から夜間にかけて車両が走行する場合や、天候が曇天から雨天(豪雨)に変わって、車外照度が急激に低下した場合などにおいて、車外灯を一部点灯の状態から全点灯の状態に自動的に切り替えることが出来るため、交通上の安全を保つことが出来る。
また、本発明の車両用点灯制御装置において、閾値設定手段は、照度測定手段により測定された車外照度に所定値を加算した照度を、点灯閾値として設定するようにしてもよい。
このようにすることで、点灯閾値の設定に要する演算処理などを簡易化し、随時測定される車外照度の測定結果に遅延することなく、点灯閾値を設定することが出来る。
本発明によれば、車外灯の点灯制御を車外環境に応じて適切に行うことが可能な車両用点灯制御装置を提供することが出来る。
本発明の実施形態である車両用点灯制御装置を示したブロック図である。 図1の車両用点灯制御装置を適用した車両の平面図である。 車外灯の点灯制御の動作を示したフローチャートである。 車外照度の変化と、それに伴う車外灯の点灯制御との関係を示した図である。 車外照度の変化と、それに伴う車外灯の点灯制御との関係を示した図である。 車外照度の変化と、それに伴う車外灯の点灯制御との関係を示した図である。 本発明の他の実施形態における車外灯の点灯制御の動作を示したフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。尚、以下の図では、同一部分または対応する部分に同一符号を付してある。
図1は、本発明の一実施形態である車両用点灯制御装置(以下、「点灯制御装置」と略記)100を示したブロック図である。
点灯制御装置100は、例えば、図2に示す車両200に搭載される。また、点灯制御装置100は、車両200の外部に設けられた車外灯21や照度センサ31等の制御を行う。
ここで、車外灯21は、前照灯22、車幅灯23、尾灯24から構成されている。また、照度センサ31は、フォトトランジスタやMCU(Micro Control Unit)等から成る。この照度センサ31は、例えば、車両200の室内のダッシュボードD上に設けられている(図2参照)。
図1に示すように、点灯制御装置100は、制御部1、車外灯駆動制御部2、計時部3、記憶部4を有している。
ここで、点灯制御装置100は、上述した以外にも様々な装置(例えば、バッテリ)を備えているが、それらは本発明においては直接関係が無いため、図示および説明を省略する。
以下、点灯制御装置100の各部について説明する。制御部1は、例えば、CPU(Central Processing Unit)等から構成されており、点灯制御装置100の各部や、照度センサ31等を制御する。
車外灯駆動制御部2は、例えば、複数のスイッチや電気回路等から構成されている。車外灯駆動制御部2は、制御部1の制御の下、前照灯22、車幅灯23、尾灯24の各々の点灯制御を行う。
計時部3は、例えば、現在時刻を計時する時計や、経過時間を計測するタイマ等から構成されている。
記憶部4は、例えば、EEPROM(Electronically Erasable and Programmable Read Only Memory)等から構成されている。記憶部4には、点灯制御装置100の各部を制御するための制御プログラムや、各種アプリケーションソフトウェア等が、予め記憶されている。
以上において、照度センサ31は、本発明における照度測定手段の一実施形態である。制御部1は、本発明における判定手段および閾値設定手段の一実施形態である。車外灯駆動制御部2は、本発明における点灯制御手段の一実施形態である。計時部3は、本発明における計時手段の一実施形態である。
以上のような構成の点灯制御装置100によって、車外灯21の点灯制御が行われる場合の動作について、図3〜図6を参照しながら説明する。
まず、点灯制御の概要について述べる。図4は、車両200が高架橋Bの下を通過する場合の、照度センサ31(図1)により測定される車外照度Lの変化を表している。車両200が高架橋Bに進入するまでは、車外照度Lの値は高い。車両200が高架橋Bに進入すると、高架橋下は暗所であることから、車外照度Lは急速に低下し、その後車両200が明るい出口に向かうにつれ、車外照度Lは再び上昇する。そして、車両200が高架橋Bを通過し終わると、車外照度Lは進入前の照度に戻る。
ここで、本実施形態においては、車外照度Lが予め定められた第1基準照度α以下となると、点灯閾値の設定が開始され、車外照度Lに一定値γを加算した点灯閾値TSの初期値がまず設定される。この点灯閾値TSは、車外照度Lの低下が検出されるたびに、TS>Lの関係を維持しつつ更新されてゆき、車外照度Lの低下とともに低下するが、一度低下したら再び上昇することはない。すなわち、車外照度Lが上昇に転じた後は、点灯閾値TSは、検出された車外照度Lの最小値にγを加算した一定値を維持する。また、点灯閾値の設定開始と同時に、計時部3(図1)が計時を開始する。計時時間が予め設定された所定時間t1以内である場合は、車両200の車外灯21(前照灯22、車幅灯23、尾灯24)を消灯状態に維持する。そして、計時時間が所定時間t1を超えたときに、車外照度Lが点灯閾値TSより低ければ、車両200の車外灯21を点灯状態にし、車外照度Lが点灯閾値TSより低くなければ、車両200の車外灯21の消灯状態を継続する。
図4の場合は、所定時間t1が経過した時点で、車外照度Lが点灯閾値TSより高くなっているので、車両200の車外灯21は点灯しない。したがって、高架橋下のような短時間で通過可能な暗所を車両200が通過する場合は、たとえ一時的に車外照度Lが低下しても、車外灯21が点灯することはない。
一方、図5のように、車両200が長いトンネルH内を通過する場合は、所定時間t1が経過しても、トンネルH内が暗くて、車外照度Lが点灯閾値TSより低くなっているので、車両200の車外灯21を点灯させる。このときの車外照度Lは、第1基準照度αよりも更に低い値の第2基準照度βを下回っている。この場合には、車外灯21を構成する前照灯22、車幅灯23、尾灯24の全てが点灯する。
同様に、図6のように、車両200が曇天の下を走行する場合も、所定時間t1が経過した時点で、車外照度Lが点灯閾値TSより低くなっているので、車両200の車外灯21を点灯させる。このときの車外照度Lは、第1基準照度αと第2基準照度βとの間にある。この場合には、車外灯21のうち、車幅灯23と尾灯24のみが点灯し、前照灯22は点灯しない。
なお、第2基準照度βを設定することは、本発明にとって必須ではなく、第1基準照度αのみに基づいて点灯制御を行ってもよい。
次に、点灯制御の詳細な手順につき、図3のフローチャートを用いて説明する。
ステップS1では、照度センサ31により、車両200の周囲の車外照度Lの測定が行われる。測定された車外照度Lは、例えば、記憶部4内の所定の記憶領域に記憶される。
ステップS2では、計時部3が計時を行っているか否かを判定する。この計時とは、前述した点灯閾値の設定開始に基づいて開始される計時のことである。計時部3において、計時が行われていない場合(ステップS2:YES)は、ステップS3へ進み、計時が行われている場合(ステップS2:NO)は、ステップS6へ進む。
ステップS3では、ステップS1で測定された車外照度Lが、図4等に示す第1基準照度α以下か否かを判定する。車外照度Lが第1基準照度α以下である場合(ステップS3:YES)は、ステップS4へ進み、第1基準照度α以下でない場合(ステップS3:NO)は、ステップS1へ戻って、車外照度の測定を継続する。
ここで、上述の第1基準照度αは、例えば、車幅灯23や尾灯24の点灯が必要とされる車外照度に基づいて設定された値である。また、第1基準照度αは、例えば、記憶部4内の所定の記憶領域に記憶されている。
ステップS4では、ステップS1で測定された車外照度Lが第1基準照度α以下であることに基づいて、車外灯21を点灯状態にするための点灯閾値の設定が開始される。そして、点灯閾値の初期値が設定される。点灯閾値の設定は、制御部1により行われる。
ステップS5では、ステップS4での点灯閾値の設定開始に基づいて、計時部3による計時が開始される。具体的には、計時部3は、点灯閾値設定開始時からの経過時間を計時する。
ステップS6では、車外照度Lが低下したか否かを判定する。具体的には、制御部1は、ステップS1での測定結果と、記憶部4に記憶されている前回の測定結果とを比較して、今回測定された車外照度Lが、前回測定された車外照度Lよりも低下しているか否かを判定する。
車外照度Lが低下した場合(ステップS6:YES)は、ステップS7へ進み、車外照度Lが低下していない場合(ステップS6:NO)は、ステップS8へ進む。
ステップS7では、点灯閾値の更新が行われる。具体的には、ステップS7の初回実行時には、ステップS4で設定された点灯閾値の初期値が、それよりも低い値に更新される。以降は、ステップS7が実行されるたびに(すなわち、ステップS6で車外照度Lが低下したと判定されるたびに)、点灯閾値TSは、TS=L+γ>Lの関係を維持しつつ、前回よりも低い値に更新されてゆく(図4)。
さらに具体的には、上記のγは、例えば、ステップS1で測定された車外照度Lに予め設定された係数を掛けて算出された値である。そして、以上のように更新された点灯閾値TSは、記憶部4内の所定の記憶領域に記憶される。また、当該記憶領域に記憶された点灯閾値TSは、次回の点灯閾値更新時(ステップS7)において、最新の点灯閾値に更新される。
ステップS8では、制御部1により、ステップS1で測定された車外照度Lが、記憶部4内の所定の記憶領域に記憶されている最新の点灯閾値TSよりも低いか否かが検証される。そして、測定された車外照度Lが、最新の点灯閾値TSよりも低い場合(ステップS8:YES)は、ステップS9へ進み、最新の点灯閾値TS以上の場合(ステップS8:NO)は、ステップS14へ進む。
ステップS9では、計時部3による計時時間が、予め設定された所定時間t1(図4参照)を超えたか否かを判定する。計時時間が所定時間t1を超えた場合(ステップS9:YES)は、ステップS10へ進み、所定時間t1を超えていない場合、つまり、所定時間t1以内である場合(ステップS9:NO)は、ステップS1へ戻って、車外照度の測定を継続する。
ステップS10では、ステップS1で測定された車外照度Lが、図4等に示す第2基準照度β以下であるか否かを判定する。車外照度Lが第2基準照度β以下である場合(ステップS10:YES)は、ステップS11へ進み、車外照度Lが第2基準照度β以下でない場合(ステップS10:NO)は、ステップS13へ進む。
ここで、上述の第2基準照度βは、例えば、前照灯22を含む全車外灯21の点灯が必要とされる車外照度に基づいて予め設定された値である。また、第2基準照度βは、例えば、記憶部4内の所定の記憶領域に記憶されている。
ステップS11では、ステップS1で測定された車外照度Lが、第2基準照度β以下であることに基づいて、車外灯駆動制御部2が、車外灯21を構成する前照灯22と車幅灯23と尾灯24の全てを点灯状態にする(図5)。
ここで、ステップS11の時点において、既に点灯している車外灯がある場合、つまり、当該ステップS11の実行前に、後述するステップS13が実行されて、既に、車幅灯23と尾灯24が点灯状態である場合は、ステップS11において、消灯状態であった前照灯22を点灯状態にする。これにより、車外灯21は、全て点灯状態となる。
ステップS12では、制御部1は、車外灯21が全て点灯状態になったこと(ステップS11)に基づいて、点灯閾値の設定を終了する。また、計時部3は、制御部1による点灯閾値の設定が終了したことに基づいて、計時を終了する。そして、これらの終了により、本フローチャートは終了する。
一方、ステップS8において「NO」となった場合、つまり、ステップS1で測定された車外照度Lが、最新の点灯閾値TS以上となった場合は、ステップS14において計時部3が計時を終了し、ステップS1へ戻る。したがって、ステップS11、S13は実行されず、車外灯21は点灯しない。
ステップS10において、ステップS1で測定された車外照度Lが、第2基準照度β以下でない場合(ステップS10:NO)、すなわち、車外照度Lが第1基準照度αと第2基準照度βの間にある場合は、ステップS13へ進む。ステップS13では、車外灯駆動制御部2が、車外灯21の一部である車幅灯23と尾灯24のみを点灯状態にする(図6)。そして、車幅灯23と尾灯24の点灯後は、ステップS1へ戻って、車外照度の測定を継続する。
以上述べたように、上記実施形態によれば、照度センサ31により測定された車外照度Lが、第1基準照度α以下となった場合(ステップS3:YES)、制御部1は、点灯閾値の設定を開始する(ステップS4)。また、計時部3は、点灯閾値設定開始時からの経過時間を計時する(ステップS5)。その後、制御部1は、車外照度Lが低下したと判定するたびに(ステップS6:YES)、点灯閾値TSを更新する(ステップS7)。そして、車外照度Lが最新の点灯閾値TSよりも低く(ステップS8:YES)、計時時間が所定時間t1を超えた場合(ステップS9:YES)に、車外灯21を点灯状態にする(ステップS11、S13)。
これにより、車外照度Lが低下したときに、当該車外照度Lよりも値の高い点灯閾値TSが設定され、車外照度Lの低下が検出されるたびに、TS>Lの関係を維持しつつ点灯閾値TSが更新されるため、図4〜図6のような様々な車外環境に応じた点灯閾値を設定することが出来る。
また、上記実施形態では、計時時間が所定時間t1を超え、かつ、照度センサ31により測定された車外照度Lが、最新の点灯閾値TSよりも低い場合にのみ、車外灯21を点灯状態にする。図4に示すとおり、高架橋Bの下などの暗所では、所定時間t1内に、車両200が当該暗所を通過してしまう。また、測定される車外照度Lも、急低下の後に急上昇して、最新の点灯閾値TSよりも高くなる。したがって、車外灯21を点灯するための条件が満たされないので、距離の短い暗所通過時において、車外灯21は点灯されない。こうして、車外灯21の点灯制御を車外環境に応じて適切に行うことが出来る。
また、上記実施形態によれば、前照灯22を含む全ての車外灯21の点灯が必要とされる車外照度に基づいて、第2基準照度βを予め設定する。そして、車外灯21を点灯状態にするときの車外照度が、第2基準照度β以下である場合(ステップS10:YES)は、車外灯21を構成する前照灯22と車幅灯23と尾灯24の全てを点灯状態にする(ステップS11)。
これにより、図5に示すようなトンネルHの通行時など、十分な照度を必要とする車外環境となった場合には、全ての車外灯21が自動的に点灯する。このため、車外環境に応じた車外灯21の点灯制御を適切に行うことが出来る。
また、上記実施形態によれば、車外灯を点灯状態にするときの車外照度が、第2基準照度β以下でない場合(ステップS10:NO)、すなわち、第1基準照度αと第2基準照度βの間の値である場合は、車外灯21の一部のみを点灯状態にする(ステップS13)。具体的には、車幅灯23と尾灯24のみを点灯させる。
これにより、図6に示すとおり、車外照度が次第に低下する夕暮れ時や曇天時などのように、前照灯22を点灯させるまでには至らない車外環境の場合でも、車幅灯23や尾灯24が自動的に点灯するため、交通上の安全を保つことが出来る。
また、上記実施形態によれば、計時部3による計時時間が、予め設定された所定時間t1以内である場合(ステップS9:NO)に、ステップS1で測定された車外照度Lが、最新の点灯閾値TS以上となったとき、つまり、「ステップS9:NO」の後に「ステップS8:NO」となったときは、計時部3は、計時を終了する(ステップS14)。
これにより、車両200が、高架橋Bの下などの暗所を通過した直後に計時が終了するため、所定時間t1が経過するのを待つことなく、次回以降の処理に移ることができる。
また、上記実施形態によれば、制御部1は、前照灯22と車幅灯23と尾灯24が点灯状態になったこと(ステップS11)に基づいて、点灯閾値の設定を終了する(ステップS12)。また、計時部3は、点灯閾値の設定が終了したことに基づいて、計時を終了する(ステップS12)。
これにより、車外灯21の点灯後には行う必要のない点灯閾値の設定や計時を終了させることが出来るため、その分、制御部1や計時部3の処理負担が軽減されるとともに、次回以降の点灯閾値の設定や計時の開始に備えやすくなる。
また、上記実施形態によれば、ステップS13で車幅灯23および尾灯24を点灯状態にした後、ステップS10で車外照度Lが第2基準照度β以下となった場合は、消灯状態であった前照灯22を点灯状態にして、全ての車外灯21を点灯させる(ステップS11)。
これにより、夕暮れ時から夜間にかけて車両200が走行する場合や、天候が曇天から雨天(豪雨)に変わって、車外照度Lが急激に低下した場合などにおいて、車外灯21を一部点灯の状態から全点灯の状態に自動的に切り替えることが出来るため、交通上の安全を保つことが出来る。
また、上記実施形態によれば、制御部1は、ステップS1で測定された車外照度に所定値γを加算した照度を、点灯閾値TSとして設定する。
このようにすることで、点灯閾値TSの設定に要する演算処理などを簡易化し、随時測定される車外照度Lの測定結果に遅延することなく、点灯閾値TSを設定することが出来る。
図7は、本発明の他の実施形態における車外灯の点灯制御の動作を示したフローチャートである。図7では、図3と同一の処理を行うステップに、図3と同一の符号を付してある。
図3の実施形態においては、車外照度が最新の点灯閾値よりも低いか否かを検証(ステップS8)した後に、計時時間が所定時間t1を超えたか否かを判定(ステップS9)した。これに対して、図7の実施形態においては、計時時間が所定時間t1を超えたか否かを判定(ステップS9)した後に、車外照度が最新の点灯閾値よりも低いか否かを検証(ステップS8)している。このため、ステップS8、S9、S14の位置が、図3の場合と異なっている。その他のステップについては、図3の場合と同じである。
本発明では、以上述べた以外にも種々の実施形態を採用することが出来る。例えば、上記実施形態においては、照度センサ31を、車両200の室内のダッシュボードD上に設けたが、これに限られず、車外照度の検出が可能な場所であれば、車両200のどこに設けてもよい。よって、例えば、車両200の室外の屋根R(図2)に照度センサ31’を設けてもよい。
また、上記実施形態では、点灯閾値TSを設定する際に用いる所定値γを、ステップS1で測定された車外照度Lに予め設定された係数を掛けて算出した値としたが、これに限定されない。例えば、各車速に応じて予め決定された加算値を、記憶部4内の所定の記憶領域に記憶しておき、閾値設定時の車速に対応する加算値を、ステップS1で測定された車外照度Lに加算して、点灯閾値TSを設定してもよい。
さらに、上記実施形態では、計時部3による計時時間が、予め設定された所定時間t1を超えた場合に、車外灯21の点灯を行ったが、このt1は一律の値でなくてもよい。例えば、各車速に応じて予め決定された複数の所定時間を、記憶部4内の所定の記憶領域に記憶しておいてもよい。そして、制御部1の制御の下、点灯閾値設定開始時(ステップS4)までの平均車速を算出し、当該平均車速に対応する所定時間をt1としてもよい。
1 制御部
2 車外灯駆動制御部
3 計時部
4 記憶部
21 車外灯
22 前照灯
23 車幅灯
24 尾灯
31 照度センサ
100 車両用点灯制御装置
200 車両
α 第1基準照度
β 第2基準照度
γ 所定値
t1 所定時間
L 車外照度
TS 点灯閾値

Claims (6)

  1. 車両に搭載され、前記車両の周囲の車外照度を測定し、当該測定結果に基づいて、当該車両の外部に設けられた車外灯の点灯制御を行う車両用点灯制御装置において、
    前記車外照度を測定する照度測定手段と、
    前記照度測定手段による測定結果に基づき、今回測定された車外照度が前回測定された車外照度よりも低下したか否かを判定する判定手段と、
    前記車外灯を点灯状態にするための点灯閾値を設定する閾値設定手段と、
    時間を計時する計時手段と、
    前記車外灯の点灯制御を行う点灯制御手段と、
    を備え、
    前記閾値設定手段は、前記照度測定手段により測定された車外照度が、予め設定された第1基準照度以下となった場合に、当該車外照度よりも値の高い点灯閾値の設定を開始するとともに、前記判定手段により今回測定された車外照度が前回測定された車外照度よりも低下したと判定されるたびに、前記点灯閾値を、当該低下した車外照度よりも高い値に維持しつつ更新し、
    前記計時手段は、前記閾値設定手段による前記点灯閾値の設定開始に基づいて、計時を開始し、
    前記点灯制御手段は、前記計時手段による計時時間が、予め設定された所定時間以内である場合は、前記車外灯の消灯状態を継続し、前記計時手段による計時時間が、予め設定された所定時間を超え、かつ、前記照度測定手段により測定された車外照度が、前記閾値設定手段により設定された前記点灯閾値よりも低い場合は、前記車外灯を点灯状態にする、
    ことを特徴とする車両用点灯制御装置。
  2. 請求項1に記載の車両用点灯制御装置において、
    前記点灯制御手段は、前記車外灯を点灯状態にするときの前記車外照度が、前記第1基準照度よりもさらに値の低い第2基準照度以下である場合は、前記車外灯の全てを点灯状態にし、前記車外灯を点灯状態にするときの前記車外照度が、前記第1基準照度と前記第2基準照度の間の値である場合は、前記車外灯の一部のみを点灯状態にする、
    ことを特徴とする車両用点灯制御装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の車両用点灯制御装置において、
    前記計時手段による計時時間が、予め設定された所定時間以内である場合に、前記照度測定手段により測定された車外照度が、前記閾値設定手段により設定された前記点灯閾値以上となったときは、前記計時手段は前記計時を終了する、
    ことを特徴とする車両用点灯制御装置。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の車両用点灯制御装置において、
    前記閾値設定手段は、前記点灯制御手段が、前記車外灯を点灯状態にしたことに基づいて、前記点灯閾値の設定を終了し、
    前記計時手段は、前記閾値設定手段による前記点灯閾値の設定が終了したことに基づいて、前記計時を終了する、
    ことを特徴とする車両用点灯制御装置。
  5. 請求項2に記載の車両用点灯制御装置において、
    前記点灯制御手段は、前記一部の車外灯を点灯状態にした後の前記車外照度が、前記第2基準照度以下となった場合は、消灯状態であった残りの車外灯を点灯状態にする、
    ことを特徴とする車両用点灯制御装置。
  6. 請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の車両用点灯制御装置において、
    前記閾値設定手段は、前記照度測定手段により測定された車外照度に所定値を加算した照度を、前記点灯閾値として設定する、
    ことを特徴とする車両用点灯制御装置。
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