JP5637007B2 - モールド内溶鋼湯面レベル制御方法 - Google Patents
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ここで、Gは重力加速度、Lはモールド幅である。
ここで、ω1=2πf1であり、ζ1は減衰係数である。
ここで、ω2=2πf2であり、ζ2は減衰係数である。
f3= √(3G/4πL) ・・・・・・・・・・・・(5)
G3=ω3 2/(s2+2ζ3ω3s+ω3 2)・・・・・・(6)
ここで、ω3=2πf3であり、ζ3は減衰係数である。
5 溶鋼
6 アクチュエータ
7 レベル計
12 1次定在波モデル
14 2次定在波モデル
18 3次定在波モデル
Claims (8)
- 連続鋳造機のモールド内溶鋼湯面レベルを制御するに際し、モールド幅に対応した固有の周期で揺動する定在波による湯面レベル変動のモデルを2次振動系で表し、
湯面レベル計で測定したレベル測定値と前記モデルの出力の偏差及びその微分値のうちの少なくとも一方を前記モデルの入力に帰還することによって該モデルを励振し、得られた該モデルの出力によって前記定在波による湯面レベル変動成分を推定するとともに、前記湯面レベル計で測定したレベル測定値と前記モデルの出力の偏差をもって前記定在波成分を除去したレベル信号とし、
該レベル信号を用いたフィードバック制御によってモールドに流入する溶鋼流量を調節するアクチュエータを操作することを特徴とするモールド内溶鋼湯面レベル制御方法。 - 前記湯面レベル計は、モールド幅中央とモールド幅端の中間となるモールド幅1/4の位置に配置されていることを特徴とする請求項1に記載のモールド内溶鋼湯面レベル制御方法。
- 連続鋳造機のモールド内溶鋼湯面レベルを制御するに際し、モールド幅に対応した固有の周期で揺動する定在波による湯面レベル変動の1次定在波モデル及び2次定在波モデルをそれぞれ2次振動系で表し、
湯面レベル計で測定したレベル測定値と前記1次定在波モデルの出力の偏差及びその微分値のうちの少なくとも一方を前記1次定在波モデルの入力に帰還することによって該1次定在波モデルを励振し、得られた該1次定在波モデルの出力によって1次定在波による湯面レベル変動成分を推定するとともに、前記湯面レベル計で測定したレベル測定値と前記1次定在波モデルの出力の偏差をもって前記1次定在波成分を除去したレベル信号とし、
前記1次定在波成分を除去したレベル信号と前記2次定在波モデルの出力の偏差及びその微分値のうちの少なくとも一方を前記2次定在波モデルの入力に帰還することによって該2次定在波モデルを励振し、得られた該2次定在波モデルの出力によって2次定在波による湯面レベル変動成分を推定するとともに、前記1次定在波成分を除去したレベル信号と前記2次定在波モデルの出力の偏差をもって前記1次定在波成分及び前記2次定在波成分を除去したレベル信号とし、
該レベル信号を用いたフィードバック制御によってモールドに流入する溶鋼流量を調節するアクチュエータを操作することを特徴とするモールド内溶鋼湯面レベル制御方法。 - 前記湯面レベル計は、モールド幅中央とモールド幅端の中間となるモールド幅1/4の位置よりもモールド幅端寄りで定在波成分がとれる位置に配置されていることを特徴とする請求項3に記載のモールド内溶鋼湯面レベル制御方法。
- 連続鋳造機のモールド内溶鋼湯面レベルを制御するに際し、モールド幅に対応した固有の周期で揺動する定在波による湯面レベル変動の1次定在波モデル、2次定在波モデル及び3次定在波モデルをそれぞれ2次振動系で表し、
湯面レベル計で測定したレベル測定値と前記1次定在波モデルの出力の偏差及びその微分値のうちの少なくとも一方を前記1次定在波モデルの入力に帰還することによって該1次定在波モデルを励振し、得られた該1次定在波モデルの出力によって1次定在波による湯面レベル変動成分を推定するとともに、前記湯面レベル計で測定したレベル測定値と前記1次定在波モデルの出力の偏差をもって前記1次定在波成分を除去したレベル信号とし、
前記1次定在波成分を除去したレベル信号と前記2次定在波モデルの出力の偏差及びその微分値のうちの少なくとも一方を前記2次定在波モデルの入力に帰還することによって該2次定在波モデルを励振し、得られた該2次定在波モデルの出力によって2次定在波による湯面レベル変動成分を推定するとともに、前記1次定在波成分を除去したレベル信号と前記2次定在波モデルの出力の偏差をもって前記1次定在波成分及び前記2次定在波成分を除去したレベル信号とし、
前記1次定在波成分及び前記2次定在波成分を除去したレベル信号と前記3次定在波モデルの出力の偏差及びその微分値のうちの少なくとも一方を前記3次定在波モデルの入力に帰還することによって該3次定在波モデルを励振し、得られた該3次定在波モデルの出力によって3次定在波による湯面レベル変動成分を推定するとともに、前記1次定在波成分及び前記2次定在波を除去したレベル信号と前記3次定在波モデルの出力の偏差をもって前記1次定在波成分,前記2次定在波成分及び前記3次定在波成分を除去したレベル信号とし、
該レベル信号を用いたフィードバック制御によってモールドに流入する溶鋼流量を調節するアクチュエータを操作することを特徴とするモールド内溶鋼湯面レベル制御方法。 - 連続鋳造機のモールド内溶鋼湯面レベルを制御するに際し、モールド幅に対応した固有の周期で揺動する定在波による湯面レベル変動のモデルを2次振動系で表し、
湯面レベル計で測定したレベル測定値と前記モデルの出力の偏差を前記モデルの状態変数に帰還することによって該モデルを励振し、得られた該モデルの出力によって前記定在波による湯面レベル変動成分を推定するとともに、前記湯面レベル計で測定したレベル測定値と前記モデルの出力の偏差をもって前記定在波成分を除去したレベル信号とし、
該レベル信号を用いたフィードバック制御によってモールドに流入する溶鋼流量を調節するアクチュエータを操作することを特徴とするモールド内溶鋼湯面レベル制御方法。 - 連続鋳造機のモールド内溶鋼湯面レベルを制御するに際し、モールド幅に対応した固有の周期で揺動する定在波による湯面レベル変動の1次定在波モデル及び2次定在波モデルをそれぞれ2次振動系で表し、
湯面レベル計で測定したレベル測定値と前記1次定在波モデルの出力の偏差を前記1次定在波モデルの状態変数に帰還することによって該1次定在波モデルを励振し、得られた該1次定在波モデルの出力によって1次定在波による湯面レベル変動成分を推定するとともに、前記湯面レベル計で測定したレベル測定値と前記1次定在波モデルの出力の偏差をもって前記1次定在波成分を除去したレベル信号とし、
前記1次定在波成分を除去したレベル信号と前記2次定在波モデルの出力の偏差を前記2次定在波モデルの状態変数に帰還することによって該2次定在波モデルを励振し、得られた該2次定在波モデルの出力によって2次定在波による湯面レベル変動成分を推定するとともに、前記1次定在波成分を除去したレベル信号と前記2次定在波モデルの出力の偏差をもって前記1次定在波成分及び前記2次定在波成分を除去したレベル信号とし、
該レベル信号を用いたフィードバック制御によってモールドに流入する溶鋼流量を調節するアクチュエータを操作することを特徴とするモールド内溶鋼湯面レベル制御方法。 - 連続鋳造機のモールド内溶鋼湯面レベルを制御するに際し、モールド幅に対応した固有の周期で揺動する定在波による湯面レベル変動の1次定在波モデル,2次定在波モデル及び3次定在波モデルをそれぞれ2次振動系で表し、
湯面レベル計で測定したレベル測定値と前記1次定在波モデルの出力の偏差を前記1次定在波モデルの状態変数に帰還することによって該1次定在波モデルを励振し、得られた該1次定在波モデルの出力によって1次定在波による湯面レベル変動成分を推定するとともに、前記湯面レベル計で測定したレベル測定値と前記1次定在波モデルの出力の偏差をもって前記1次定在波成分を除去したレベル信号とし、
前記1次定在波成分を除去したレベル信号と前記2次定在波モデルの出力の偏差を前記2次定在波モデルの状態変数に帰還することによって該2次定在波モデルを励振し、得られた該2次定在波モデルの出力によって2次定在波による湯面レベル変動成分を推定するとともに、前記1次定在波成分を除去したレベル信号と前記2次定在波モデルの出力の偏差をもって前記1次定在波成分及び前記2次定在波成分を除去したレベル信号とし、
前記1次定在波成分及び前記2次定在波成分を除去したレベル信号と前記3次定在波モデルの出力の偏差を前記3次定在波モデルの状態変数に帰還することによって該3次定在波モデルを励振し、得られた該3次定在波モデルの出力によって3次定在波による湯面レベル変動成分を推定するとともに、前記1次定在波成分及び前記2次定在波を除去したレベル信号と前記3次定在波モデルの出力の偏差をもって前記1次定在波成分、前記2次定在波成分及び前記3次定在波成分を除去したレベル信号とし、
該レベル信号を用いたフィードバック制御によってモールドに流入する溶鋼流量を調節するアクチュエータを操作することを特徴とするモールド内溶鋼湯面レベル制御方法。
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JP2011037580A JP5637007B2 (ja) | 2011-02-23 | 2011-02-23 | モールド内溶鋼湯面レベル制御方法 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2011037580A Active JP5637007B2 (ja) | 2011-02-23 | 2011-02-23 | モールド内溶鋼湯面レベル制御方法 |
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JP6372217B2 (ja) * | 2014-07-23 | 2018-08-15 | 新日鐵住金株式会社 | 連続鋳造鋳型内の湯面変動の状態推定方法、及び、装置 |
WO2023145786A1 (ja) * | 2022-01-27 | 2023-08-03 | Jfeスチール株式会社 | 連続鋳造のスタートタイミング判定方法、連続鋳造設備の操業方法、鋳片の製造方法、判定装置、連続鋳造スタート判定システム及び表示端末装置 |
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