JP5634110B2 - 支保工用具、支保構造、及び支保工法 - Google Patents
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Description
(1)隣接配置された構造材を、把持部の弾性力により一括して把持するとともに、該把持部に接合された拘束部により、構造材の側面及び上面を拘束する構造材連結工程と、
(2)把持部によって構造材を把持した状態において、該構造材を下方から支持するとともに、把持部から下方へ向けて突出している係合部を介して、構造材を架台により支持する構造材支持工程と
を有し、把持部は、構造材の側面部分を把持する一対の側面把持部と、これらの側面把持部とを連結し、架設時における構造材の下面部分を支持・固定する下面把持部とからなり、拘束部は、構造材の上面側を拘束する上面拘束部と、上面拘束部と下面把持部とを結合する連結部とからなり、側面把持部の先端部分は、外側方向に向けて広がるように形成され、構造材連結工程において、上面拘束部により構造材を拘束した状態において、把持部を、該上面拘束部を中心軸とする前記構造材の上面での回転により、構造材に対する解放位置から把持位置へ移動させる。
固定部32は、本実施形態では、ジャッキ部31の上方に連結した筒状の部材であり、その上部に板上のフランジ34が形成されているとともに、その上面が開口された凹部33を備えており、この凹部33と、支保工用具10の取っ手部分とを係合させることで、端太角40が架台30により支持されるようになっている。
上述した支保構造は、以下の手順により構築することができる。図4及び図5は、本実施形態に係る支保工用具10を用いた支保工法の手順を示す説明図である。
このような本実施形態によれば、隣接配置された端太角40同士を、下方から把持部110の弾性力によって一括して締め付けて把持するとともに、側面及び上方からも拘束部120により拘束して固定するので、隣接配置された端太角40同士が確実に固定される。これにより、本実施形態によれば、隣接配置された端太角40を釘等で固定せず、支保工用具10によって把持及び拘束することで連結した状態を維持できるので、従来用いられていた釘等を使用した作業よりも、熟練を要することなく、容易に構築及び解体することができ、作業を省力化することができる。また、仮設材である端太角40を釘等で固定しないので、解体時に端太角40が傷むことがなく、他の現場においても端太角40を使用することができるので、仮設材の再利用率を向上させて、建設コストの低廉化、廃材の減少を図ることができる。
2…コンクリート型枠
10…支保工用具
21…ベニア板
22…パイプ
30…架台
31…ジャッキ部
32…固定部
33…凹部
34…フランジ
35…ハンドル部
36…回転体
40…端太角
50…床面
110…把持部
111,112…側面把持部
111a,112a…溝
111b,112b…先端部分
111c…切欠
112…側面把持部
113…下面把持部
113a,113b…屈曲部分
113c…先端部
120…拘束部
121…上面拘束部
121a…先端部
122…連結部
Claims (9)
- 平行に隣接配置された構造材を連結した状態で支持する支保工用具であって、
隣接配置された前記構造材を、弾性力により一括して把持し、該構造材を下方から支持して固定する把持部と、
前記把持部に接合され、前記構造材の側面及び上面を拘束する拘束部と
を有し、
前記把持部は、
前記構造材の側面部分を把持する一対の側面把持部と、
これらの側面把持部とを連結し、架設時における前記構造材の下面部分を支持・固定する下面把持部と
からなり、
前記拘束部は、
前記構造材の上面側を拘束する上面拘束部と、
前記上面拘束部と前記下面把持部とを結合する連結部と
からなり、
前記側面把持部の先端部分は、外側方向に向けて広がるように形成され、
前記上面拘束部により前記構造材を拘束した状態において、前記把持部は、該上面拘束部を中心軸とする前記構造材の上面での回転により、前記構造材に対する把持位置と解放位置との間を移動可能である
ことを特徴とする支保工用具。 - 前記把持部は、屈曲された硬材で形成され、屈曲された部分の弾性力により前記構造材を把持し、
前記屈曲された部分の少なくとも一つは、該把持部が前記構造材を把持した状態において、下方へ向けて突出している
ことを特徴とする請求項1に記載の支保工用具。 - 前記屈曲された部分の一つは、前記下面把持部の中央部分に配置され、前記把持部が前記構造材を把持した状態において、下方へ向けて突出するように形成され、その先端部は、突出した方向に対して所定の角度で傾斜されている
ことを特徴とする請求項2に記載の支保工用具。 - 平行に隣接配置された構造材を連結した状態で支持する支保構造であって、
隣接配置された前記構造材を、弾性力により一括して把持し、該構造材を下方から支持して固定する把持部と、
前記把持部に接合され、前記構造材の側面及び上面を拘束する拘束部と、
前記構造材を把持した状態において、前記把持部から下方へ向けて突出している係合部と、
前記係合部を介して、前記構造材を支持する架台と
から構成され、
前記把持部は、
前記構造材の側面部分を把持する一対の側面把持部と、
これらの側面把持部とを連結し、架設時における前記構造材の下面部分を支持・固定する下面把持部と
からなり、
前記拘束部は、
前記構造材の上面側を拘束する上面拘束部と、
前記上面拘束部と前記下面把持部とを結合する連結部と
からなり、
前記側面把持部の先端部分は、外側方向に向けて広がるように形成され、
前記上面拘束部により前記構造材を拘束した状態において、前記把持部は、該上面拘束部を中心軸とする前記構造材の上面での回転により、前記構造材に対する把持位置と解放位置との間を移動可能である
ることを特徴とする支保構造。 - 前記把持部は、屈曲された硬材で形成され、屈曲された部分の弾性力により前記構造材を把持し、
前記屈曲された部分の少なくとも一つは、該把持部が前記構造材を把持した状態において、前記係合部として下方へ向けて突出し、
前記把持部は、前記係合部を介して、前記架台に支持される
ことを特徴とする請求項4に記載の支保構造。 - 前記係合部は、前記下面把持部の中央部分に配置され、前記把持部が前記構造材を把持した状態において、下方へ向けて突出するように形成され、その先端部は、突出した方向に対して所定の角度で傾斜されている
ことを特徴とする請求項5に記載の支保構造。 - 平行に隣接配置された構造材を連結した状態で支持する支保工法であって、
隣接配置された前記構造材を、把持部の弾性力により一括して把持するとともに、該把持部に接合された拘束部により、前記構造材の側面及び上面を拘束する構造材連結工程と、
前記把持部によって前記構造材を把持した状態において、該構造材を下方から支持するとともに、該把持部から下方へ向けて突出している係合部を介して、前記構造材を架台により支持する構造材支持工程と
を有し、
前記把持部は、
前記構造材の側面部分を把持する一対の側面把持部と、
これらの側面把持部とを連結し、架設時における前記構造材の下面部分を支持・固定する下面把持部と
からなり、
前記拘束部は、
前記構造材の上面側を拘束する上面拘束部と、
前記上面拘束部と前記下面把持部とを結合する連結部と
からなり、
前記側面把持部の先端部分は、外側方向に向けて広がるように形成され、
前記構造材連結工程において、上面拘束部により前記構造材を拘束した状態において、前記把持部を、該上面拘束部を中心軸とする前記構造材の上面での回転により、前記構造材に対する解放位置から把持位置へ移動させる
ことを特徴とする支保工法。 - 前記把持部は、屈曲された硬材で形成され、屈曲された部分の弾性力により前記構造材を把持し、
前記屈曲された部分の少なくとも一つは、該把持部が前記構造材を把持した状態において、前記係合部として下方へ向けて突出し、
前記把持部は、前記係合部を介して、前記架台に支持される
ことを特徴とする請求項7に記載の支保工法。 - 前記係合部は、前記下面把持部の中央部分に配置され、前記把持部が前記構造材を把持した状態において、下方へ向けて突出するように形成され、その先端部は、突出した方向に対して所定の角度で傾斜されていることを特徴とする請求項8に記載の支保工法。
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JP2010103258A JP5634110B2 (ja) | 2010-04-28 | 2010-04-28 | 支保工用具、支保構造、及び支保工法 |
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