JP5633153B2 - インクジェットインク、及びそれを用いるインクジェット記録方法 - Google Patents
インクジェットインク、及びそれを用いるインクジェット記録方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5633153B2 JP5633153B2 JP2010033300A JP2010033300A JP5633153B2 JP 5633153 B2 JP5633153 B2 JP 5633153B2 JP 2010033300 A JP2010033300 A JP 2010033300A JP 2010033300 A JP2010033300 A JP 2010033300A JP 5633153 B2 JP5633153 B2 JP 5633153B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- compound
- ink
- vinyl ether
- meth
- acryloyl group
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Ink Jet (AREA)
- Ink Jet Recording Methods And Recording Media Thereof (AREA)
- Inks, Pencil-Leads, Or Crayons (AREA)
Description
本発明でいうLogP値とは、水/オクタノール分配比率の対数値である。LogPはフラグメント法、原子アプローチ法などにより計算により算出することができる。LogPを計算する代表的なソフトウエアとしては、Cambridge社Chem 3D Ultra7.0が挙げられる。本発明に係る計算に使用されるハードウエアとしては、パーソナルコンピューターで十分高速に計算を実行できる。本発明におけるLogP値は、染料構造からCambridgeSoft社Chem Draw Ultra7.0を用いて計算されるCLogP値を用いた。
本発明に係るビニルエーテル化合物は以下の群から好ましく選ぶことができる。
単官能モノビニルエーテル化合物としては、例えば、ブチルビニルエーテル(LogP 1.91)、ヘキシルビニルエーテル(LogP 2.75)、エチルヘキシルビニルエーテル(LogP 3.57)、フェニルビニルエーテル(LogP 2.49)、ベンジルビニルエーテル(LogP 2.41)、エチルエトキシビニルエーテル(LogP0.86)、アセチルエトキシエトキシビニルエーテル(LogP 0.23)、シクロヘキシルビニルエーテル(LogP 2.22)、アダマンチルビニルエーテル(LogP 2.68)、等を挙げることができる。
二官能のビニルエーテル化合物としては、例えば、エチレングリコールジビニルエーテル(LogP 1.10)、ジエチレングリコールジビニルエーテル(LogP 0.95)、トリエチレングリコールジビニルエーテル(LogP 0.79)、プロピレングリコールジビニルエーテル(LogP 1.42)、ジプロピレングリコールビニルエーテル(LogP1.58)、ブチレンジビニルエーテル(LogP 1.66)、ジブチレングリコールジビニルエーテル(LogP 2.07)、ネオペンチルグリコールジビニルエーテル(LogP2.32)、シクロヘキサンジオールジビニルエーテル(LogP1.94)、シクロヘキサンジメタノールジビニルエーテル(LogP2.80)、ノルボルニルジメタノールジビニルエーテル(LogP1.82)、イソバイニルジビニルエーテル(Log0.22)、ジビニルレゾルシン(LogP 2.95)、ジビニルハイドロキノン(LogP2.95)等を挙げることができる。
三官能のビニルエーテル化合物としては、例えば、グリセリントリビニルエーテル(LogP1.66)、グリセリンエチレンオキシド付加物トリビニルエーテル(エチレンオキシドの付加モル数6)、トリメチロールプロパントリビニルエーテル、トリビニルエーテルエチレンオキシド付加物トリビニルエーテル(エチレンオキシドの付加モル数3)等を挙げることができる。
四官能以上のビニルエーテル化合物としては、例えば、ペンタエリスリトールトリビニルエーテル(LogP 2.09)、ジトリメチロールプロパンヘキサビニルエーテル(LogP 3.49)、それらのオキシエチレン付加物が挙げられる。
本発明のインクでは、光重合性化合物としてラジカル重合性化合物を用いる。ラジカル重合性化合物としては、公知のあらゆる(メタ)アクリレートモノマー及びまたはオリゴマーを用いることができる。
本発明のインクジェットインクにおいては、他のカチオン重合性化合物。例えば、従来公知の単官能のビニルエーテル化合物、エポキシ化合物、オキセタン環含有化合物等を、本発明の目的効果を損なわない範囲で用いることができる。
エポキシ化合物としては、通常、エポキシ樹脂として用いられるモノマー、オリゴマー又はポリマーの何れも使用可能である。具体的には、従来公知の芳香族エポキシド、脂環族エポキシド及び脂肪族エポキシドが挙げられる。尚、以下、エポキシドとは、モノマー又はそのオリゴマーを意味する。これらの化合物は1種又は必要に応じて2種以上用いてもよい。
オキセタン化合物は、分子内に1以上のオキセタン(トリメチレンオキシド)環を有する化合物である。具体的には3−エチル−3−ヒドロキシメチルオキセタン(東亜合成社製:OXT101等)、1,4−ビス[(3−エチル−3−オキセタニル)メトキシメチル]ベンゼン(同OXT121等)、3−エチル−3−(フェノキシメチル)オキセタン(同OXT211等)、ジ(1−エチル−3−オキセタニル)メチルエーテル(同OXT221等)、3−エチル−3−(2−エチルヘキシロキシメチル)オキセタン(同OXT212等)、ジ(1−メチル−3−オキセタニル)メチルエーテル等を好ましく用いることができ、特に3−エチル−3−ヒドロキシメチルオキセタン、3−エチル−3−(フェノキシメチル)オキセタン、ジ(1−エチル−3−オキセタニル)メチルエーテルが好ましい。これらは単独で、あるいは2種以上を組み合わせて用いることができる。これらオキセタン化合物は、エポキシ化合物、オキセタン環含有化合物、ビニルエーテル化合物から成る液状成分中、0〜20質量%、好ましくは0〜10質量%配合されることが硬化性、硬化膜の柔軟性、基材との密着性の点で好ましい。
本発明では重合開始剤として光酸発生剤を用いる。本発明のインクジェットインクで用いることのできる光酸発生剤としては、公知の光酸発生剤を用いることができる。具体的にはアリールスルホニウム塩誘導体(ユニオン・カーバイド社製のサイラキュアUVI−6990、サイラキュアUVI−6974;旭電化工業社製のアデカオプトマーSP−150、アデカオプトマーSP−152、アデカオプトマーSP−170、アデカオプトマーSP−172、サン・アプロ社製のCPI−100、CPI−110P,CPI−110A,三和ケミカル社製のTS−91、Lamberti社製のEsacure1187、Esacure1188等)、アリルヨードニウム塩誘導体(ローディア社製のRP−2074、チバガイギー社製のイルガキュア250等)、アレン−イオン錯体誘導体(チバガイギー社製のイルガキュア250等)、ジアゾニウム塩誘導体、トリアジン系重合開始剤及びその他のハロゲン化物等の酸発生剤が挙げられる。
本発明においては、光ラジカル重合開始剤の添加によりラジカルが発生し、光硬化感度を落とすために、光ラジカル重合開始剤の添加は実質的に用いないほうが好ましい。実質的に用いないとは、光ラジカル重合開始剤の添加量が、ラジカル重合性化合物100質量部に対して0.1質量部以下の比率であることをいう。より好ましいのは添加しないことである。
本発明のインクジェットインクを着色する場合は、顔料を色材として用いることが好ましい。顔料としては、カーボンブラック、酸化チタン、炭酸カルシウム等の無色無機顔料又は有色有機顔料を使用することができる。有機顔料としては、トルイジンレッド、トルイジンマルーン、ハンザイエロー、ベンジジンイエロー、ピラゾロンレッドなどの不溶性アゾ顔料、リトールレッド、ヘリオボルドー、ピグメントスカーレット、パーマネントレッド2B等の溶性アゾ顔料;アリザリン、インダントロン、チオインジゴマルーン等の建染染料からの誘導体;フタロシアニンブルー、フタロシアニングリーン等のフタロシアニン系有機顔料;キナクリドンレッド、キナクリドンマゼンタ等のキナクリドン系有機顔料;ペリレンレッド、ペリレンスカーレット等のペリレン系有機顔料;イソインドリノンイエロー、イソインドリノンオレンジ等のイソインドリノン系有機顔料;ピランスロンレッド、ピランスロンオレンジ等のピランスロン系有機顔料;チオインジゴ系有機顔料、縮合アゾ系有機顔料、ベンズイミダゾロン系有機顔料、キノフタロンイエロー等のキノフタロン系有機顔料;イソインドリンイエローなどのイソインドリン系有機顔料;その他の顔料として、フラバンスロンイエロー、アシルアミドイエロー、ニッケルアゾイエロー、銅アゾメチンイエロー、ペリノンオレンジ、アンスロンオレンジ、ジアンスラキノニルレッド、ジオキサジンバイオレット等が挙げられる。
C.I.ピグメントオレンジ16、36、43、51、55、59、61、
C.I.ピグメントレッド9、48、49、52、53、57、97、122、123、149、168、177、180、192、202、206、215、216、217、220、223、224、226、227、228、238、240、
C.I.ピグメントバイオレット19、23、29、30、37、40、50、
C.I.ピグメントブルー15、15:1、15:3、15:4、15:6、22、60、64、
C.I.ピグメントグリーン7、36、
C.I.ピグメントブラウン23、25、26、
上記顔料の中でも、キナクリドン系、フタロシアニン系、ベンズイミダゾロン系、イソインドリノン系、縮合アゾ系、キノフタロン系、イソインドリン系有機顔料等は耐光性が優れているため好ましい。
顔料分散剤としては、水酸基含有カルボン酸エステル、長鎖ポリアミノアマイドと高分子量酸エステルの塩、高分子量ポリカルボン酸の塩、長鎖ポリアミノアマイドと極性酸エステルの塩、高分子量不飽和酸エステル、高分子共重合物、変性ポリウレタン、変性ポリアクリレート、ポリエーテルエステル型アニオン系活性剤、ナフタレンスルホン酸ホルマリン縮合物塩、芳香族スルホン酸ホルマリン縮合物塩、ポリオキシエチレンアルキル燐酸エステル、ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル、ステアリルアミンアセテート、顔料誘導体等を挙げることができる。
本発明においては、カチオン重合禁止剤を添加することが好ましい。ビニルエーテル化合物は反応性が高く、残留酸や、保存時に僅かに重合開始剤から発生する酸によって、暗反応が進行しやすいので、重合禁止剤は意図的に添加することが好ましい。重合禁止剤としては、アルカリ金属化合物および/またはアルカリ土類金属化合物もしくは、アミン類を挙げることができる。アルカリ金属イオン類は後述のするようにできるだけ添加しない方が好ましいので、アミン類が適している。
本発明のインクにおいては、インク中のNaイオン、Caイオン及びMgイオンの総量が100ppm以下であることが好ましい。これらのイオンは、インクと純水とを混合し、水相を分離した後に水相に抽出されたイオンをイオンクロマト法によって定量することができる。
本発明のインクには、必要に応じて界面活性剤、滑剤、充填剤、防錆剤、消泡剤、増粘剤、ゲル化剤、ポリマー類など各種の添加剤を含有させることが出来る。
本発明のインクの物性は、通常の硬化型インクジェットインクと同様の物性値を有することが好ましい。即ち、粘度は25℃において5〜50mPa・sで、シェアレート依存性が出来るだけ小さく、表面張力は25℃において22〜35mN/mの範囲にあること、顔料以外に1μを超えるようなゲル状物質が無いこと、電導度は10μS/cm以下の電導度とし、ヘッド内部での電気的な腐食のないインクとすることが好ましい。コンティニュアスタイプにおいては、電解質による電導度の調整が必要であり、この場合には0.5mS/cm以上の電導度に調整する必要がある。
本発明のインクジェットインクは、ビニルエーテル化合物、顔料分散剤と共に、顔料をサンドミル等の通常の分散機を用いてよく分散することにより製造される。予め顔料高濃度の濃縮液を作製しておき、活性エネルギー線硬化性化合物で希釈することが好ましい。通常の分散機による分散においても充分な分散が可能であり、このため、過剰な分散エネルギーが掛からず、多大な分散時間を必要としないので、インク成分の分散時の変質を招き難く、安定性に優れたインクが調製できる。調製されたインクは、孔径3μm以下、更には1μm以下のフィルターで濾過することが好ましい。
本発明のインクジェットインクは、インクを重ねて硬化する多数回パス方式のシリアル記録方法、または、1回のパスで記録するライン記録方法いずれでも使用可能である。具体的には、インクジェットインクを基材上に付与し、基材上のインクに紫外線を照射してインクを硬化または半硬化状態とし、この上にフレッシュなインクを付与し、活性エネルギー線によりインクを硬化させる工程を含むものである。ここでいう紫外線とは240nm〜420nmまでの光をいう。紫外線を照射する装置としては、例えば紫外線LED、紫外線レーザー、水銀アークランプ、キセノンアークランプ、低圧水銀灯、螢光ランプ、炭素アークランプ、タングステン−ハロゲン複写ランプ及び太陽光を使用することができる。
インクジェット記録に用いる基材としては、従来、各種の用途で使用されている広汎な合成樹脂が全て対象となり、具体的には、例えばポリエステル、ポリ塩化ビニル、ポリエチレン、ポリウレタン、ポリプロピレン、(メタ)アクリル樹脂、ポリカーボネート、ポリスチレン、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合体、ポリエチレンテレフタレート、ポリブタジエンテレフタレート等が挙げられ、これらの合成樹脂基材の厚みや形状は何ら限定されない。この他にも金属類、ガラス、印刷用紙なども使用できる。
(インクジェットインク1−1の調製)
表1に示される処方2に従い、下記混合物を、ペイントシェーカーで常温で8時間を要してミル分散した。
スルスパース24000GR (分散剤、ルーブリゾール社製、) 1.2g
シクロヘキサンジメタノールビニルエーテル 75g
1,6−ヘキサンジオールジアクリレート 25g
得られた分散液に、CPI−210S(光酸発生剤、サンアプロ製)2.0g、及びTEMPO(安定剤)0.05gを加え、シアン色のインクジェットインク1−1を調製した。
表1に記した処方1〜3に従い、インクジェットインク1−1のシクロヘキサンジメタノールビニルエーテル、および1,6−ヘキサンジオールジアクリレートを、表2で示したビニルエーテル化合物及び(メタ)アクリロイル基含有化合物に、それぞれ代えて、試料1−1と同様にして、シアン色のインクジェットインク試料1−2〜1−23を調製した。
PB15:3 :C.I.ピグメントブルー15:3
CPI−210S :トリアリルスルホニウム塩のプロピレンカーボネート50%溶液、カウンターアニオン=P(RfnF(6−n))−塩(サン・アプロ社製)
(ビニルエーテル化合物)
TEGDVE :トリエチレングリコールジビニルエーテル
CHDVE :1,4−シクロヘキサンジオールジビニルエーテル
CHMVE :1,4−シクロヘキサンモノビニルエーテル
CHDMVE :1,4−シクロヘキサンジメタノールジビニルエーテル
HDVE :1,6−ヘキサンジビニルエーテル
DPGDVE :ジプロピレングリコールジビニルエーテル
EHAVE :2−エチルヘキシルビニルエーテル
ODVE :オクタデシルビニルエーテル
((メタ)アクリロイル基含有化合物)
HDDA :1,6−ヘキサンジオールジアクリレート
DPGMA :ジプロピレングリコールジメタクリレート
HDDM :1,6−ヘキサンジオールジメタクリレート
EHMA :2−エチルヘキシルメタクリレート
NDMA :1,9−ノニルジメタクリレート
TMPTA :トリメチロールプロパントリアクリレート
CHDMDA :1,4−シクロヘキサンジメタノールジアクリレート
DEGA :ジエチレングリコールジアクリレート
TeEGDA :テトラエチレングリコールジアクリレート
DEGmMA :ジエチレングリコールモノメタクリレート
(安定剤)
TEMPO :2,2,6,6−テトラメチルピペリジン−1−オキシルラジカル
(LogPの測定)
Cambridge Soft社のChem Draw Ultra7.0を用いて計算した。
ピエゾヘッドKM512SHを搭載したシリアル方式のUV硬化型プリンターを気温25℃湿度50%の部屋に置き、記録は画像解像度720×720dpiで、塩ビフィルム上にベタ画像を作製後、高圧水銀灯の出力を40、および100mJ/cm2の光量で高圧水銀灯からUV照射した。UV照射されたベタ画像から、触診により硬化の有無を調べた。
○:光量40mJ/cm2で硬化していた。
△:光量40mJ/cm2で硬化しなかったが、光量100mJ/cm2で硬化した。
×:光量100mJ/cm2で硬化しなかった。
硬化させたベタ画像それぞれの2cm×1cm角の範囲にニチバン製セロテープ(登録商標)を貼りつけて強く圧着し、インク硬化膜面と垂直に素早く剥離して、その後のインク硬化膜の状態を目視観察して、下記の基準で評価した。
○:まったく剥離しなかった。
△:剥離したが面積は30%未満であった。
×:剥離したが面積は30%以上剥離した。
インク硬化膜を完全に2つに折り曲げ、その後のインク硬化膜の状態を目視観察した。
○:折り曲げた部分に全くスジの入らないもの。
△:3mm以内のスジが入るもの。
×:折り曲げた部分全体にスジが残るもの、またはひび割れるもの。
(1−1のインクセットの調製)
1−1で用いた顔料PB15:3の代わりに、PY150、PR122、カーボンブラックを用いたほかはインク1−1と同様にして、イエローインク、マゼンタインク、ブラックインクをそれぞれ調製した。
Claims (6)
- ビニルエーテル化合物と、(メタ)アクリロイル基含有化合物と、光重合開始剤として光酸発生剤とを含有するUV硬化型インクジェットインクにおいて、該ビニルエーテル化合物および該(メタ)アクロイル基含有化合物の平均LogPが、それぞれ1.0〜3.2および0.8〜3.5であり、光ラジカル重合開始剤の添加量が、該(メタ)アクリロイル基含有化合物100質量部に対して0.1質量部以下の比率であることを特徴とするインクジェットインク。
- 前記ビニルエーテル化合物と前記(メタ)アクリロイル基含有化合物との平均LogPの差は絶対値で0.1以上1.2以下であることを特徴とする請求項1に記載のインクジェットインク。
- 前記ビニルエーテル化合物、または前記(メタ)アクリロイル基含有化合物の少なくとも1種は、脂環式骨格を有していることを特徴とする請求項1または2に記載のインクジェットインク。
- 前記(メタ)アクリロイル基含有化合物の少なくとも50質量%以上が脂環式骨格を有さないことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のインクジェットインク。
- 前記(メタ)アクリロイル基含有化合物がアクリロイル基の単官能化合物、及び/または二官能化合物から選択されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のインクジェットインク。
- 請求項1〜5のいずれか1項に記載のインクジェットインクを、インクジェットヘッドから記録媒体上に出射したのち、紫外線を照射して硬化させることを特徴とするインクジェット記録方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010033300A JP5633153B2 (ja) | 2010-02-18 | 2010-02-18 | インクジェットインク、及びそれを用いるインクジェット記録方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010033300A JP5633153B2 (ja) | 2010-02-18 | 2010-02-18 | インクジェットインク、及びそれを用いるインクジェット記録方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011168687A JP2011168687A (ja) | 2011-09-01 |
JP5633153B2 true JP5633153B2 (ja) | 2014-12-03 |
Family
ID=44683138
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010033300A Expired - Fee Related JP5633153B2 (ja) | 2010-02-18 | 2010-02-18 | インクジェットインク、及びそれを用いるインクジェット記録方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5633153B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
TW201105753A (en) * | 2009-06-04 | 2011-02-16 | Fujifilm Corp | Ink set, color filter and process for preparing color filter, and liquid crystal display and image display device using color filter |
JP6070698B2 (ja) * | 2012-04-27 | 2017-02-01 | コニカミノルタ株式会社 | 活性光線硬化型インクジェットインク及びこれを用いた画像形成方法 |
CN103660655B (zh) * | 2012-09-20 | 2015-08-19 | 桂川电机株式会社 | 具透明度与高色浓度的uv喷墨印表机亮面列印方法 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3672651B2 (ja) * | 1995-12-28 | 2005-07-20 | 日本化薬株式会社 | インクジエット記録方式用紫外線硬化性樹脂組成物及びその硬化物 |
-
2010
- 2010-02-18 JP JP2010033300A patent/JP5633153B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2011168687A (ja) | 2011-09-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5691206B2 (ja) | 活性エネルギー線硬化型インクジェットインクおよびインクジェット記録方法 | |
JP3893931B2 (ja) | 活性エネルギー線硬化型インクジェットインキ | |
US7244773B2 (en) | Actinic ray curable ink-jet ink and printed matter | |
JP4061876B2 (ja) | 活性エネルギー線硬化型インクジェットインキ | |
JP2010143959A (ja) | 活性エネルギー線硬化型インクジェットインク | |
US7119130B2 (en) | Actinic ray curable ink-jet ink and printed matter | |
US20040167315A1 (en) | Active energy ray curable composition | |
JP2010254750A (ja) | 活性エネルギー線硬化型インクジェットインク及びインクジェット記録方法 | |
JP4352724B2 (ja) | 活性エネルギー線硬化型インクジェットインク | |
JP2011184539A (ja) | 活性光線硬化型インク組成物及びインクジェット記録方法 | |
JP2004018656A (ja) | 活性エネルギー線硬化型インクジェットインキ組成物 | |
JP5625343B2 (ja) | 活性光線硬化型インク組成物およびインクジェット記録方法 | |
JP5633153B2 (ja) | インクジェットインク、及びそれを用いるインクジェット記録方法 | |
JP2012001587A (ja) | 活性エネルギー線硬化インク組成物および印刷物の製造方法 | |
JP2008169231A (ja) | 活性光線硬化型組成物、活性光線硬化型インク、活性光線硬化型組成物の硬化方法及び画像形成方法 | |
JP2005002191A (ja) | 活性エネルギー線硬化型インクジェットインク及び印刷物 | |
JP2004339267A (ja) | 活性エネルギー線硬化型インクジェットインクとそれを用いた記録方法及び印刷物 | |
JP5724871B2 (ja) | インクジェットインク及び画像形成方法 | |
JP2004244624A (ja) | インクジェット記録方法 | |
JP2011126932A (ja) | インクジェットインク及びインクジェット記録方法 | |
JP2010248360A (ja) | インクジェットインク及び画像形成方法 | |
JP2005008758A (ja) | 活性エネルギー線硬化型インクジェットインク及び印刷物 | |
JP2009221419A (ja) | インクジェット記録用インクセット及びインクジェット記録方法 | |
JP4547887B2 (ja) | 活性エネルギー線硬化型インクジェットインク及び印刷物 | |
JP2005068382A (ja) | 活性エネルギー線硬化型インクジェットインクの処理方法及び活性エネルギー線硬化型インクジェット記録装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120913 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20130208 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20131119 |
|
RD05 | Notification of revocation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7425 Effective date: 20131118 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20131126 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140127 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140916 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140929 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5633153 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |