JP5632867B2 - 変換器用筐体 - Google Patents

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Description

本発明は、変換器用筐体に係り、特に、制御装置などの電子機器を装着するのに好適な大容量変換器用筐体に関する。
制御装置などの電子機器を収納する筐体としては、例えば、四角形形状に形成された一対の枠と、各枠の隅に配置されて各枠を互いに連結するための複数の支柱と、各枠の隅に配置されて各枠と各支柱とを連結するためのコーナー部材を備えたものが知られている。この種の筐体に関する技術としては、例えば特許第3600948号公報(特許文献1)や特開平7−67219号公報(特許文献2)に記載される技術などがある。
前記特許文献1には、筐体を組み付ける場合に、表面に塗装、鍍金などの絶縁体層が塗布された各枠と各支柱及び各コーナー部材をそれぞれ互いに接合するに際して、締結部材挿入用貫通孔内に挿入されたリベットの締結により、突起と嵌合穴とをそれぞれ嵌合させて、突起と嵌合穴との嵌合に伴う変形によって枠と支柱とを互いに接合させたり、枠とコーナー部材、支柱とコーナー部材とを互いに接合させるようにしている。このため、突起と嵌合穴との嵌合に伴う変形によって塗装、鍍金による絶縁体層が各部材から剥離し、各部材間の電気的導通を得る方法が採用されている。このように、リベット締結によるコーナー部材を用いることで、部材間の電気的導通を得ると共に、部材間の位置決め作業を容易に行うことができ、部材間の位置決めにかかる作業時間の低下による生産コストの低減を図る技術が記載されている。
また、前記特許文献2には、筐体の枠を構成する枠部材の組み合わせ部分において、筐体の枠を補強する補強部材を当接させ、枠部材と補強部材とを固定部材で固定して、筐体の骨組みを構成して筐体を製造する際に、補強部材における固定部材の貫通穴を、枠部材、補強部材及び固定部材を一体的に溶接する程度の大きさに形成し、これらを一体的に溶接して筐体を製造している。その際に、枠部材と補強部材とをボルトで固定して、筐体の骨組みを組み立てて形状を整え、枠部材、補強部材及びボルトを溶接して、ボルト組立式の弱点であるキシミ、ゆるみを皆無にする技術が記載されている。
特許第3600948号公報 特開平7−67219号公報
しかしながら、前述した特許文献1や特許文献2に記載された筐体に関する技術を検討した結果、以下のようなことが明らかとなった。
前記特許文献1の技術では、各枠と各支柱及びコーナー部材との連結に用いる締結部材にリベットを採用しているため、重量物を実装する大容量変換器用筐体では強度・耐衝撃が不足となり、筐体組み立てにリベット締結によるコーナー部材を用いることはできない。さらに、大容量変換器用筐体では、リベット締結によるコーナー部材を用いることができないことから、筐体組み立て時の位置合わせ作業が困難であり、作業時間の増加によって生産コストが高くなる。
また、前記特許文献2の技術では、枠部材と補強部材とをボルトで固定して、筐体の骨組みを組み立てて形状を整えるボルト組立式を採用しており、筐体組み立て時の位置合わせ作業の面で利点があるリベット締結によるコーナー部材を用いるものではない。
そこで、本発明は上述した課題に鑑みてなされたものであり、その代表的な目的は、各部材間の位置決めを容易に行うことができるとともに、組み立て時間の短縮を図り、充分な強度・耐衝撃を得ることができる大容量変換器用筐体を提供することにある。
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、次のとおりである。
すなわち、代表的な大容量変換器用筐体は、上枠及び下枠の一対の枠と、前記一対の枠の隅にそれぞれ配置されて前記一対の枠を互いに連結するための複数の支柱と、前記一対の枠の隅にそれぞれ配置されて前記一対の枠の中の1つの枠に接触する接触面と前記複数の支柱の中の1つの支柱に接触する接触面とを有する複数のコーナー部材と、を備える。
そして、前記一対の枠の前記上枠又は前記下枠あるいは前記一対の枠の隅と前記複数の支柱の軸方向端部とが相対向する対向面及び前記複数のコーナー部材の前記接触面にそれぞれ締結部材挿入用貫通孔を形成し、前記締結部材挿入用貫通孔内に挿入された締結部材の締結により前記一対の枠の前記上枠又は前記下枠あるいは前記一対の枠と前記複数の支柱とが前記複数のコーナー部材を介して互いに接合される。さらに、前記複数のコーナー部材と前記一対の枠の前記上枠又は前記下枠あるいは前記一対の枠と前記複数の支柱とが互いに溶接により接合される。このように、前記コーナー部材は前記締結部材と前記溶接との併用にて接合されてなり、さらに、前記締結部材はリベットであることを特徴とする。
本願において開示される発明のうち、代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば以下のとおりである。
すなわち、代表的な効果は、コーナー部材をリベット締結と溶接との併用にて接合することにより、各部材間の位置決めを容易に行うことができるとともに、組み立て時間の短縮を図ることができ、重量物を実装する大容量変換器用筐体に充分な強度・耐衝撃を得ることができる。
本発明の一実施の形態である大容量変換器用筐体の全体構成の一例を示す斜視図である。 図1に示す大容量変換器用筐体の連結部を詳細に示す分解斜視図である。 図1に示す大容量変換器用筐体の連結部のリベット締結併用溶接接合部を詳細に示す内面斜視図である。 図1に示す大容量変換器用筐体に装着された大容量変換器の回路構成の一例を示す概略回路図である。 図4に示す大容量変換器の筐体の全体構成の一例を示す概略構成図である。
以下の実施の形態においては、便宜上その必要があるときは、複数の実施の形態またはセクションに分割して説明するが、特に明示した場合を除き、それらは互いに無関係なものではなく、一方は他方の一部または全部の変形例、詳細、補足説明等の関係にある。また、以下の実施の形態において、要素の数等(個数、数値、量、範囲等を含む)に言及する場合、特に明示した場合および原理的に明らかに特定の数に限定される場合等を除き、その特定の数に限定されるものではなく、特定の数以上でも以下でも良い。
さらに、以下の実施の形態において、その構成要素(要素ステップ等も含む)は、特に明示した場合および原理的に明らかに必須であると考えられる場合等を除き、必ずしも必須のものではないことは言うまでもない。同様に、以下の実施の形態において、構成要素等の形状、位置関係等に言及するときは、特に明示した場合および原理的に明らかにそうでないと考えられる場合等を除き、実質的にその形状等に近似または類似するもの等を含むものとする。このことは、上記数値および範囲についても同様である。
[本発明の実施の形態の概要]
本発明の実施の形態である大容量変換器用筐体(一例として、()内に対応する構成要素、符号などを付記)は、上枠(梁25〜28)及び下枠(梁21〜24)の一対の枠と、前記一対の枠の隅にそれぞれ配置されて前記一対の枠を互いに連結するための複数の支柱(支柱31〜34)と、前記一対の枠の隅にそれぞれ配置されて前記一対の枠の中の1つの枠に接触する接触面と前記複数の支柱の中の1つの支柱に接触する接触面とを有する複数のコーナー部材(コーナー部材41〜48)と、を備える。
そして、前記一対の枠の前記上枠又は前記下枠あるいは前記一対の枠の隅と前記複数の支柱の軸方向端部とが相対向する対向面及び前記複数のコーナー部材の前記接触面にそれぞれ締結部材挿入用貫通孔(締結部材挿入用貫通孔1〜12)を形成し、前記締結部材挿入用貫通孔内に挿入された締結部材の締結により前記一対の枠の前記上枠又は前記下枠あるいは前記一対の枠と前記複数の支柱とが前記複数のコーナー部材を介して互いに接合される(図2)。さらに、前記複数のコーナー部材と前記一対の枠の前記上枠又は前記下枠あるいは前記一対の枠と前記複数の支柱とが互いに溶接により接合される(図3)。このように、前記コーナー部材は前記締結部材と前記溶接との併用にて接合されてなり、さらに、前記締結部材はリベット(リベット60〜65)であることを特徴とする。
以上の特徴により、締結部材としてリベットを用いており、コーナー部材とリベットによる筐体部材の締結を行った後、コーナー部材と複数の枠と複数の支柱とを溶接することで、リベット締結による各部材間の位置決めを容易に得るとともに、溶接時の部材間の位置決めによる作業時間は発生せず、生産コストの増加を抑えることが可能となる。さらに、コーナー部材をリベット締結と溶接との併用にて接合することにより、重量物を実装する大容量変換器用筐体に充分な強度・耐衝撃を得ることができる。
上述した本発明の実施の形態の概要に基づいた本発明の一実施の形態を、以下において図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明するための全図において、同一の部材には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
また、以下においては、コーナー部材併用接合の対象を上枠及び下枠の両方の枠とし、上枠及び下枠を四角形形状に配置された複数の梁を枠とし、かつ、コーナー部材を支柱の軸方向端部に接合する例について説明するが、コーナー部材併用接合の対象を上枠又は下枠の一方の枠とする例、上枠及び/又は下枠を多角形形状(例えば五角形以上の形状等)に配置された複数の梁を枠とする例、コーナー部材を支柱の軸方向端部に接合する場合に限らない例、上枠及び下枠を多角形形状又は四角形形状に形成された一対の枠とする例などにも同様に適用可能である。
[本発明の一実施の形態]
本発明の一実施の形態である大容量変換器用筐体、この大容量変換器用筐体に装着された大容量変換器について、図1〜図5を用いて説明する。
<大容量変換器用筐体>
図1を用いて、本実施の形態である大容量変換器用筐体について説明する。図1は、この大容量変換器用筐体の全体構成の一例を示す斜視図である。
本実施の形態の大容量変換器用筐体は、下枠に四角形形状に配置された4本の梁21,22,23,24と、上枠に四角形形状に配置された4本の梁25,26,27,28と、下枠及び上枠の四隅にそれぞれ配置されて下枠と上枠を互いに連結するための4本の支柱31,32,33,34と、下枠の四隅にそれぞれ配置されて下枠の中の1つの枠に接触する接触面と4本の支柱31,32,33,34の中の1つの支柱に接触する接触面とを有する4個のコーナー部材41,42,43,44と、上枠の四隅にそれぞれ配置されて上枠の中の1つの枠に接触する接触面と4本の支柱31,32,33,34の中の1つの支柱に接触する接触面とを有する4個のコーナー部材45,46,47,48とを備えて構成される。
このように、筐体の枠は下枠及び上枠の一対の枠からなり、下枠は四角形形状に連結された梁21,22,23,24にて形成され、上枠は四角形形状に連結された梁25,26,27,28にて形成されている。さらに、上枠と下枠とは4本の支柱31,32,33,34にて互いに連結されている。そして、下枠の四隅には4個のコーナー部材41,42,43,44がそれぞれ配置され、上枠の四隅には4個のコーナー部材45,46,47,48がそれぞれ配置されている。
続いて、 図2を用いて、図1に示した大容量変換器用筐体の連結部について説明する。図2は、この大容量変換器用筐体の連結部を詳細に示す分解斜視図である。図2においては、図1に示したコーナー部材41による連結部(下枠の梁21及び梁22と支柱31とコーナー部材41との連結部)を示している。他のコーナー部材42,43,44,45,46,47,48による連結部も同様である。
図2に示すように、コーナー部材41は、互いに直交した平面52,53,54を備えて構成されている。平面52は支柱31の平面50及び梁21の平面55との接触面及び対向面を形成し、平面53は支柱31の平面51及び梁22の平面56との接触面及び対向面を形成する。また、平面52と平面53との間には切欠き59が形成されている。
そして、平面52には、梁21の締結部材挿入用貫通孔9に対応して締結部材挿入用貫通孔11が形成されている。さらに、平面52には、支柱31の締結部材挿入用貫通孔1,2に対応して締結部材挿入用貫通孔5,6が形成されている。一方、平面53には、梁22の締結部材挿入用貫通孔10に対応して締結部材挿入用貫通孔12が形成されている。さらに、平面53には、支柱31の締結部材挿入用貫通孔3,4に対応して締結部材挿入用貫通孔7,8が形成されている。
支柱31は、互いに直交する平面50,51を有するL型枠体として構成されている。そして、平面50には、支柱31の軸方向端部にコーナー部材41の締結部材挿入用貫通孔5,6に対応して締結部材挿入用貫通孔1,2が形成されている。一方、平面51には、支柱31の軸方向端部にコーナー部材41の締結部材挿入用貫通孔7,8に対応して締結部材挿入用貫通孔3,4が形成されている。
梁21は、互いに直交する平面55,57を有するL字枠体として構成されている。そして、平面55には、コーナー部材41の締結部材挿入用貫通孔11に対応して締結部材挿入用貫通孔9が形成されている。梁22は、互いに直交する平面56,58を有するL字枠体として構成されている。そして、平面56には、コーナー部材41の締結部材挿入用貫通孔12に対応して締結部材挿入用貫通孔10が形成されている。
コーナー部材41と支柱31と梁21及び梁22とは、リベット60,61,62,63がそれぞれ支柱31の締結部材挿入用貫通孔1,2,3,4からコーナー部材41の締結部材挿入用貫通孔5,6,7,8に挿入されて締結され、リベット64,65がそれぞれ梁21,22の締結部材挿入用貫通孔9,10からコーナー部材41の締結部材挿入用貫通孔11,12に挿入されて締結される。
他の下枠のコーナー部材42,43,44による連結部も、コーナー部材41と同様に構成される。それぞれ、コーナー部材42による連結部は下枠の梁22及び梁23と支柱32とコーナー部材42との構成、コーナー部材43による連結部は下枠の梁23及び梁24と支柱33とコーナー部材43との構成、コーナー部材44による連結部は下枠の梁24及び梁21と支柱34とコーナー部材44との構成となる。
同様に、上枠のコーナー部材45,46,47,48による連結部も、それぞれ、コーナー部材45による連結部は上枠の梁25及び梁26と支柱31とコーナー部材45との構成、コーナー部材46による連結部は上枠の梁26及び梁27と支柱32とコーナー部材46との構成、コーナー部材47による連結部は上枠の梁27及び梁28と支柱33とコーナー部材47との構成、コーナー部材48による連結部は上枠の梁28及び梁25と支柱34とコーナー部材48との構成となる。
以上のように構成された上枠と下枠は、それぞれ同一の四角形形状にて形成されて、上枠と下枠の四隅において、各梁と各支柱と各コーナー部材がリベットの挿入による締結にて接合された構成となる。
続いて、前述した図1および図2を参照し、図3を用いて、上記構成による大容量変換器用筐体の組み立て方法について説明する。図3は、この大容量変換器用筐体の連結部のリベット締結併用溶接接合部を詳細に示す内面斜視図である。
上記構成による大容量変換器用筐体を組み立てるに際しては、4本の梁21〜24から構成される上枠、4本の梁25〜28から構成される下枠、4本の支柱31〜34、8個のコーナー部材41〜48は、それぞれ、表面に、塗装、鍍金等の塗装膜を塗布される前状態で搬入される。
まず、組み付け装置により、上枠を下枠に対して水平方向に沿って相対向させて配置させる。そして、上枠と下枠の四隅のうちの1つの隅、例えば支柱31を配置する隅にそれぞれコーナー部材45,41を配置する。この後、支柱31の締結部材挿入用貫通孔1,2,3,4からコーナー部材45,41の締結部材挿入用貫通孔5,6,7,8へリベット60〜63を挿入し、また、上枠の梁25,26と下枠の梁21,22の締結部材挿入用貫通孔9,10からコーナー部材45,41の締結部材挿入用貫通孔11,12へリベット64,65を挿入して、各リベット60〜65の先端側をかしめることによって、上枠と下枠とをコーナー部材45,41を介して支柱31に接合する。このとき、各部材間の電気的導通を得ることができる。
さらに、1本の支柱31が取り付けられた後は、上枠と下枠を回転して、上枠と下枠の他の隅に、他のコーナー部材46〜48,42〜44、他の支柱32〜34を順番に配置し、同一の作業を繰り返すことで、リベット締結により、上枠と下枠の四隅にコーナー部材41〜48を介して支柱31〜34を組み付けることができる。
このような組み立てにより、各部材の組み付けを行った後、例えばコーナー部材41による連結部では、図3に示すように、リベット60〜63により接合された支柱31とコーナー部材41との接合端部の溶接部70、リベット64により接合された梁21とコーナー部材41との接合端部の溶接部71、リベット65により接合された梁22とコーナー部材41との接合端部の溶接部72をそれぞれ溶接にて接合する。このとき、リベット60〜65による締結にて接合がなされるとともに、溶接時の位置合わせ作業は無い状態で溶接作業を行うことができるようになり、作業時間の増加による生産コストを低減することができる。
他のコーナー部材42〜48による連結部でも同様に、各支柱と各コーナー部材との接合端部の溶接部、各梁と各コーナー部材との接合端部の溶接部がそれぞれ溶接にて接合される。
この組み立てが完了した後には、筐体の表面や裏面に、塗装、鍍金等の塗装膜を塗布する。この際に、例えば筐体に塗布した塗装液は、コーナー部材41〜48の平面52と平面53との間に形成された切欠き59から外に流して、上枠と下枠の隅などに溜まらないようにすることができる。このように、コーナー部材41〜48の切欠き59は、塗装、鍍金等の処理における各処理液の逃げ道として機能させることができる。
<大容量変換器>
図4および図5を用いて、上記構成による大容量変換器用筐体に装着された大容量変換器について説明する。図4は、この大容量変換器の回路構成の一例を示す概略回路図である。図5は、この大容量変換器の筐体の全体構成の一例を示す概略構成図である。
図4に示すように、大容量変換器は、コンバータ盤81と、このコンバータ盤81に接続される制御盤80と、この制御盤80に接続されるインバータ盤82とを備えて構成される。この大容量変換器において、コンバータ盤81の入力側は交流外部電源83に接続され、また、インバータ盤82の出力側は制御対象であるモータ84に接続される。
この大容量変換器においては、交流外部電源83から交流電圧(電流I)が入力され、この交流電圧はコンバータ盤81により直流電圧に変換され、さらに、この直流電圧はインバータ盤82で所定の周波数を持った交流電圧へと変換され、この交流電圧(電流Im)がモータ84に出力され、モータ84の動作を制御している。この一連の動作を制御するために、コンバータ盤81とインバータ盤82との間に制御盤80が配置されている。
コンバータ盤81による交流電圧から直流電圧への変換、インバータ盤82による直流電圧から交流電圧への変換のどちらの変換にも、IGBTユニットが採用されている。コンバータ盤81はR相用、S相用及びT相用の各IGBTユニット90〜92から構成され、また、インバータ盤82はU相用、V相用及びW相用の各IGBTユニット93〜95から構成されている。
図5に示すように、大容量変換器の筐体は、前述した図1に示した大容量変換器用筐体を5本連結した5連筐体から構成される。図5において、左側の2本の筐体はコンバータ盤81を構成し、中央の1本の筐体は制御盤80を構成し、右側の2本の筐体はインバータ盤82を構成している。2本の筐体から構成されるコンバータ盤81には、R相用のIGBTユニット90、S相用のIGBTユニット91、T相用のIGBTユニット92が装着されている。2本の筐体から構成されるインバータ盤82には、U相用のIGBTユニット93、V相用のIGBTユニット94、W相用のIGBTユニット95が装着されている。
以上のように、図5に示したような5連筐体によって、図4に示したような大容量変換器が構成されている。
<本実施の形態の効果>
以上説明したように、本実施の形態である大容量変換器用筐体によれば、梁25〜28から構成される上枠及び梁21〜24から構成される下枠の一対の枠と、上枠及び下枠の隅にそれぞれ配置されて上枠と下枠を互いに連結するための4本の支柱31〜34と、上枠及び下枠の隅にそれぞれ配置されて上枠及び下枠の中の1つの枠に接触する接触面と4本の支柱31〜34の中の1つの支柱に接触する接触面とを有する複数のコーナー部材41〜48と、を備える。
そして、上枠及び下枠の四隅と4本の支柱31〜34の軸方向端部とが相対向する対向面及び複数のコーナー部材41〜48の接触面にそれぞれ締結部材挿入用貫通孔1〜12を形成し、締結部材挿入用貫通孔1〜12内に挿入されたリベット60〜65の締結により上枠及び下枠と4本の支柱31〜34とが複数のコーナー部材41〜48を介して互いに接合される。さらに、複数のコーナー部材41〜48と上枠及び下枠と4本の支柱31〜34とが互いに溶接により接合される。このように、コーナー部材41〜48はリベット60〜65と溶接との併用にて接合されてなることにより、以下のような効果を得ることができる。
すなわち、以上の特徴により、締結部材としてリベット60〜65を用いており、コーナー部材41〜48とリベット60〜65による筐体部材の締結を行った後、コーナー部材41〜48と複数の梁21〜28から構成される上枠及び下枠と複数の支柱31〜34とを溶接することで、リベット締結による各部材間の位置決めを容易に得るとともに、溶接時の部材間の位置決めによる作業時間は発生せず、生産コストの増加を抑えることが可能となる。
さらに、コーナー部材41〜48をリベット締結と溶接との併用にて接合することにより、重量物を実装する大容量変換器用筐体に充分な強度・耐衝撃を得ることができる。
また、コーナー部材41〜48の平面52と平面53との間に切欠き59を形成することにより、この切欠き59を塗装、鍍金等の処理における各処理液の逃げ道として機能させ、上枠と下枠の隅などに各処理液が溜まらないようにすることができる。
<本実施の形態の変形例>
前記実施の形態においては、コーナー部材併用接合の対象を上枠及び下枠の両方の枠とし、上枠及び下枠を四角形形状に配置された複数の梁を枠とし、かつ、コーナー部材を支柱の軸方向端部に接合する例について説明したが、これに限定されるものではなく、コーナー部材併用接合の対象を上枠又は下枠の一方の枠とする例、上枠及び/又は下枠を多角形形状(例えば五角形以上の形状等)に配置された複数の梁を枠とする例、コーナー部材を支柱の軸方向端部に接合する場合に限らない例、上枠及び下枠を多角形形状又は四角形形状に形成された一対の枠とする例などにも同様に適用可能であり、以下に示すような構成が考えられる。以下に示すような構成においても、同様の効果を得ることができる。
(1)大容量変換器用筐体(一例として、()内に前記実施の形態の対応する構成要素、符号などを付記)は、上枠(梁25〜28)及び下枠(梁21〜24)に多角形形状に配置された複数の梁を一対の枠とし、前記一対の枠の隅にそれぞれ配置されて前記一対の枠を互いに連結するための複数の支柱(支柱31〜34)と、前記一対の枠の隅にそれぞれ配置されて前記一対の枠の中の1つの枠に接触する接触面と前記複数の支柱の中の1つの支柱に接触する接触面とを有する複数のコーナー部材(コーナー部材41〜48)と、を備える。そして、前記一対の枠の前記上枠又は前記下枠と前記複数の支柱とが相対向する対向面及び前記複数のコーナー部材の前記接触面にそれぞれ締結部材挿入用貫通孔(締結部材挿入用貫通孔1〜12)を形成し、前記締結部材挿入用貫通孔内に挿入された締結部材の締結により前記上枠又は前記下枠と前記複数の支柱とが前記複数のコーナー部材を介して互いに接合され(図2)、前記複数のコーナー部材と前記上枠又は前記下枠と前記複数の支柱とが互いに溶接により接合され(図3)、前記コーナー部材は前記締結部材と前記溶接との併用にて接合されてなる。さらに、前記締結部材はリベット(リベット60〜65)であることを特徴とする。
(2)大容量変換器用筐体(一例として、()内に前記実施の形態の対応する構成要素、符号などを付記)は、上枠(梁25〜28)及び下枠(梁21〜24)に多角形形状に配置された複数の梁を一対の枠とし、前記一対の枠の隅にそれぞれ配置されて前記一対の枠を互いに連結するための複数の支柱(支柱31〜34)と、前記一対の枠の隅にそれぞれ配置されて前記一対の枠の中の1つの枠に接触する接触面と前記複数の支柱の中の1つの支柱に接触する接触面とを有する複数のコーナー部材(コーナー部材41〜48)と、を備える。そして、前記一対の枠と前記複数の支柱とが相対向する対向面及び前記複数のコーナー部材の前記接触面にそれぞれ締結部材挿入用貫通孔(締結部材挿入用貫通孔1〜12)を形成し、前記締結部材挿入用貫通孔内に挿入された締結部材の締結により前記一対の枠と前記複数の支柱とが前記複数のコーナー部材を介して互いに接合され(図2)、前記複数のコーナー部材と前記一対の枠と前記複数の支柱とが互いに溶接により接合され(図3)、前記コーナー部材は前記締結部材と前記溶接との併用にて接合されてなる。さらに、前記締結部材はリベット(リベット60〜65)であることを特徴とする。
(3)大容量変換器用筐体(一例として、()内に前記実施の形態の対応する構成要素、符号などを付記)は、多角形形状に形成された一対の枠(梁25〜28、梁21〜24)と、前記一対の枠の隅にそれぞれ配置されて前記一対の枠を互いに連結するための複数の支柱(支柱31〜34)と、前記一対の枠の隅にそれぞれ配置されて前記一対の枠の中の1つの枠に接触する接触面と前記複数の支柱の中の1つの支柱に接触する接触面とを有する複数のコーナー部材(コーナー部材41〜48)と、を備える。そして、前記一対の枠と前記複数の支柱とが相対向する対向面及び前記複数のコーナー部材の前記接触面にそれぞれ締結部材挿入用貫通孔(締結部材挿入用貫通孔1〜12)を形成し、前記締結部材挿入用貫通孔内に挿入された締結部材の締結により前記一対の枠と前記複数の支柱とが前記複数のコーナー部材を介して互いに接合され(図2)、前記複数のコーナー部材と前記一対の枠と前記複数の支柱とが互いに溶接により接合され(図3)、前記コーナー部材は前記締結部材と前記溶接との併用にて接合されてなる。さらに、前記締結部材はリベット(リベット60〜65)であることを特徴とする。
(4)大容量変換器用筐体(一例として、()内に前記実施の形態の対応する構成要素、符号などを付記)は、多角形形状に形成された一対の枠(梁25〜28、梁21〜24)と、前記一対の枠の隅にそれぞれ配置されて前記一対の枠を互いに連結するための複数の支柱(支柱31〜34)と、前記一対の枠の隅にそれぞれ配置されて前記一対の枠の中の1つの枠に接触する接触面と前記複数の支柱の中の1つの支柱に接触する接触面とを有する複数のコーナー部材(コーナー部材41〜48)と、を備える。そして、前記一対の枠の隅と前記複数の支柱の軸方向端部とが相対向する対向面及び前記複数のコーナー部材の前記接触面にそれぞれ締結部材挿入用貫通孔(締結部材挿入用貫通孔1〜12)を形成し、前記締結部材挿入用貫通孔内に挿入された締結部材の締結により前記一対の枠と前記複数の支柱とが前記複数のコーナー部材を介して互いに接合され(図2)、前記複数のコーナー部材と前記一対の枠と前記複数の支柱とが互いに溶接により接合され(図3)、前記コーナー部材は前記締結部材と前記溶接との併用にて接合されてなる。さらに、前記締結部材はリベット(リベット60〜65)であることを特徴とする。
(5)大容量変換器用筐体(一例として、()内に前記実施の形態の対応する構成要素、符号などを付記)は、四角形形状に形成された一対の枠(梁25〜28、梁21〜24)と、前記一対の枠の四隅にそれぞれ配置されて前記一対の枠を互いに連結するための4本の支柱(支柱31〜34)と、前記一対の枠の四隅にそれぞれ配置されて前記一対の枠の中の1つの枠に接触する接触面と前記4本の支柱の中の1つの支柱に接触する接触面とを有する複数のコーナー部材(コーナー部材41〜48)と、を備える。そして、前記一対の枠の四隅と前記4本の支柱の軸方向端部とが相対向する対向面及び前記複数のコーナー部材の前記接触面にそれぞれ締結部材挿入用貫通孔(締結部材挿入用貫通孔1〜12)を形成し、前記締結部材挿入用貫通孔内に挿入された締結部材の締結により前記一対の枠と前記4本との支柱とが前記複数のコーナー部材を介して互いに接合され(図2)、前記複数のコーナー部材と前記一対の枠と前記4本の支柱とが互いに溶接により接合され(図3)、前記コーナー部材は前記締結部材と前記溶接との併用にて接合されてなる。さらに、前記締結部材はリベット(リベット60〜65)であることを特徴とする。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
本発明の変換器用筐体は、制御装置などの電子機器を装着するのに好適な大容量変換器用筐体に利用可能である。特に、重量物を実装する大容量変換器用筐体に好適である。
1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,11,12 締結部材挿入用貫通孔
21,22,23,24,25,26,27,28 梁
31,32,33,34 支柱
41,42,43,44,45,46,47,48 コーナー部材
50,51,52,53,54,55,56,57,58 平面
59 切欠き
60,61,62,63,64,65 リベット
70,71,72 溶接部
80 制御盤
81 コンバータ盤
82 インバータ盤
83 交流外部電源
84 モータ
90 R相用IGBTユニット
91 S相用IGBTユニット
92 T相用IGBTユニット
93 U相用IGBTユニット
94 V相用IGBTユニット
95 W相用IGBTユニット

Claims (7)

  1. 上枠及び下枠に多角形形状に配置された複数の梁を一対の枠とし、
    前記一対の枠の隅にそれぞれ配置されて前記一対の枠を互いに連結するための複数の支柱と、
    前記一対の枠の隅にそれぞれ配置されて前記一対の枠の中の1つの枠に接触する接触面と前記複数の支柱の中の1つの支柱に接触する接触面とを有する複数のコーナー部材と、を備え、
    前記一対の枠の前記上枠又は前記下枠と前記複数の支柱とが相対向する対向面及び前記複数のコーナー部材の前記接触面にそれぞれ締結部材挿入用貫通孔を形成し、前記締結部材挿入用貫通孔内に挿入された締結部材の締結により前記上枠又は前記下枠と前記複数の支柱とが前記複数のコーナー部材を介して互いに接合され、
    前記複数のコーナー部材と前記上枠又は前記下枠と前記複数の支柱とが互いに溶接により接合され、
    前記コーナー部材は前記締結部材と前記溶接との併用にて接合されてなり、
    前記締結部材はリベットであり、
    組み立てにおいて、前記リベットの締結により前記上枠又は前記下枠と前記複数の支柱とを前記複数のコーナー部材を介して互いに接合し、その後、前記複数のコーナー部材と前記上枠又は前記下枠と前記複数の支柱とを互いに溶接により接合することを特徴とする変換器用筐体。
  2. 上枠及び下枠に多角形形状に配置された複数の梁を一対の枠とし、
    前記一対の枠の隅にそれぞれ配置されて前記一対の枠を互いに連結するための複数の支柱と、
    前記一対の枠の隅にそれぞれ配置されて前記一対の枠の中の1つの枠に接触する接触面と前記複数の支柱の中の1つの支柱に接触する接触面とを有する複数のコーナー部材と、を備え、
    前記一対の枠と前記複数の支柱とが相対向する対向面及び前記複数のコーナー部材の前記接触面にそれぞれ締結部材挿入用貫通孔を形成し、前記締結部材挿入用貫通孔内に挿入された締結部材の締結により前記一対の枠と前記複数の支柱とが前記複数のコーナー部材を介して互いに接合され、
    前記複数のコーナー部材と前記一対の枠と前記複数の支柱とが互いに溶接により接合され、
    前記コーナー部材は前記締結部材と前記溶接との併用にて接合されてなり、
    前記締結部材はリベットであり、
    組み立てにおいて、前記リベットの締結により前記一対の枠と前記複数の支柱とを前記複数のコーナー部材を介して互いに接合し、その後、前記複数のコーナー部材と前記一対の枠と前記複数の支柱とを互いに溶接により接合することを特徴とする変換器用筐体。
  3. 上枠及び下枠に四角形形状に配置された複数の梁を一対の枠とし、四角形形状に形成された一対の枠と、
    前記一対の枠の四隅にそれぞれ配置されて前記一対の枠を互いに連結するための4本の支柱と、
    前記一対の枠の四隅にそれぞれ配置されて前記一対の枠の中の1つの枠に接触する接触面と前記4本の支柱の中の1つの支柱に接触する接触面とを有する複数のコーナー部材と、を備え、
    前記一対の枠の四隅と前記4本の支柱の軸方向端部とが相対向する対向面及び前記複数のコーナー部材の前記接触面にそれぞれ締結部材挿入用貫通孔を形成し、前記締結部材挿入用貫通孔内に挿入された締結部材の締結により前記一対の枠と前記4本の支柱とが前記複数のコーナー部材を介して互いに接合され、
    前記複数のコーナー部材と前記一対の枠と前記4本の支柱とが互いに溶接により接合され、
    前記コーナー部材は前記締結部材と前記溶接との併用にて接合されてなり、
    前記締結部材はリベットであり、
    組み立てにおいて、前記リベットの締結により前記一対の枠と前記4本の支柱とを前記複数のコーナー部材を介して互いに接合し、その後、前記複数のコーナー部材と前記一対の枠と前記4本の支柱とを互いに溶接により接合することを特徴とする変換器用筐体。
  4. 多角形形状に形成された一対の枠と、
    前記一対の枠の隅にそれぞれ配置されて前記一対の枠を互いに連結するための複数の支柱と、
    前記一対の枠の隅にそれぞれ配置されて前記一対の枠の中の1つの枠に接触する接触面と前記複数の支柱の中の1つの支柱に接触する接触面とを有する複数のコーナー部材と、を備え、
    前記一対の枠と前記複数の支柱とが相対向する対向面及び前記複数のコーナー部材の前記接触面にそれぞれ締結部材挿入用貫通孔を形成し、前記締結部材挿入用貫通孔内に挿入された締結部材の締結により前記一対の枠と前記複数の支柱とが前記複数のコーナー部材を介して互いに接合され、
    前記複数のコーナー部材と前記一対の枠と前記複数の支柱とが互いに溶接により接合され、
    前記コーナー部材は前記締結部材と前記溶接との併用にて接合されてなり、
    前記締結部材はリベットであり、
    組み立てにおいて、前記リベットの締結により前記一対の枠と前記複数の支柱とを前記複数のコーナー部材を介して互いに接合し、その後、前記複数のコーナー部材と前記一対の枠と前記複数の支柱とを互いに溶接により接合することを特徴とする変換器用筐体。
  5. 多角形形状に形成された一対の枠と、
    前記一対の枠の隅にそれぞれ配置されて前記一対の枠を互いに連結するための複数の支柱と、
    前記一対の枠の隅にそれぞれ配置されて前記一対の枠の中の1つの枠に接触する接触面と前記複数の支柱の中の1つの支柱に接触する接触面とを有する複数のコーナー部材と、を備え、
    前記一対の枠の隅と前記複数の支柱の軸方向端部とが相対向する対向面及び前記複数のコーナー部材の前記接触面にそれぞれ締結部材挿入用貫通孔を形成し、前記締結部材挿入用貫通孔内に挿入された締結部材の締結により前記一対の枠と前記複数の支柱とが前記複数のコーナー部材を介して互いに接合され、
    前記複数のコーナー部材と前記一対の枠と前記複数の支柱とが互いに溶接により接合され、
    前記コーナー部材は前記締結部材と前記溶接との併用にて接合されてなり、
    前記締結部材はリベットであり、
    組み立てにおいて、前記リベットの締結により前記一対の枠と前記複数の支柱とを前記複数のコーナー部材を介して互いに接合し、その後、前記複数のコーナー部材と前記一対の枠と前記複数の支柱とを互いに溶接により接合することを特徴とする変換器用筐体。
  6. 四角形形状に形成された一対の枠と、
    前記一対の枠の四隅にそれぞれ配置されて前記一対の枠を互いに連結するための4本の支柱と、
    前記一対の枠の四隅にそれぞれ配置されて前記一対の枠の中の1つの枠に接触する接触面と前記4本の支柱の中の1つの支柱に接触する接触面とを有する複数のコーナー部材と、を備え、
    前記一対の枠の四隅と前記4本の支柱の軸方向端部とが相対向する対向面及び前記複数のコーナー部材の前記接触面にそれぞれ締結部材挿入用貫通孔を形成し、前記締結部材挿入用貫通孔内に挿入された締結部材の締結により前記一対の枠と前記4本との支柱とが前記複数のコーナー部材を介して互いに接合され、
    前記複数のコーナー部材と前記一対の枠と前記4本の支柱とが互いに溶接により接合され、
    前記コーナー部材は前記締結部材と前記溶接との併用にて接合されてなり、
    前記締結部材はリベットであり、
    組み立てにおいて、前記リベットの締結により前記一対の枠と前記4本の支柱とを前記複数のコーナー部材を介して互いに接合し、その後、前記複数のコーナー部材と前記一対の枠と前記4本の支柱とを互いに溶接により接合することを特徴とする変換器用筐体。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載の変換器用筐体において、
    前記コーナー部材は、互いに直交した第1平面、第2平面及び第3平面を有し、前記第1平面及び前記第2平面は前記枠及び前記支柱と接合され、前記第1平面と前記第2平面との間に切欠きが形成されていることを特徴とする変換器用筐体。
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