JP2017028747A - 電力変換装置 - Google Patents

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建 前田
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    • H02M7/00Conversion of ac power input into dc power output; Conversion of dc power input into ac power output
    • H02M7/003Constructional details, e.g. physical layout, assembly, wiring or busbar connections

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Abstract

【課題】
耐振動性の改善と、生産性の向上を両立した電力変換装置を提供することである。
【解決手段】
コンデンサセルと、前記コンデンサセルを収納するケースと、前記コンデンサセルと接続され直流電力を伝達する導体板と、前記コンデンサセルと前記導体板とを接続するリードと、を備えた電力変換装置であって、前記リード560は、当該リード560にかかる応力を緩和するための低剛性構造を有し、前記ケース590は、前記リード560を保持するためのリード保持部材580を有する電力変換装置。
【選択図】 図5

Description

本発明は直流電力を交流電力に変換しあるいは交流電力を直流電力に変換する電力変換装置に関し、特に車両に搭載されるのに適する電力変換装置に関する。
ハイブリッド自動車又は電気自動車の市場拡大と共に、これらに用いられる電力変換装置を含めた車両部品の生産性向上が求められている。そこで、電力変換装置の部品を簡素化することによりコスト低減や組立性の改善について技術開発が行われている。部品の簡素化における重要課題として、固定方法改善と応力緩和が挙げられ、市場では従来と同等以上の性能が求められている。特許文献1では、振動や温度変化による変位応力を抑制するため、封止材によりコンデンサ電極端子と導体板の接続部を固定し、剛性を高める方法を提示している。
しかしながら、市場における電力変換装置への低コスト高品質の要求は、コンデンサ電極接続部の形状、固定方法、製造コストにおいてさらなる改善、簡素化を必要としている。
特開2010−63355号公報
本発明の課題は、耐振動性の改善と、生産性の向上を両立した電力変換装置を提供することである。
本発明に係る電力変換装置は、コンデンサセルと、前記コンデンサセルを収納するケースと、前記コンデンサセルと接続される導体板と、前記コンデンサセルと前記導体板とを接続するリードと、を備え、前記リードは、当該リードにかかる応力を緩和するための低合成構造を有し、前記ケースは、前記リードを保持するための保持部材を有することを特徴とする。
本発明により、電気接続部に発生する応力が緩和され、電気接続部の振動による損傷の回避が可能となり、電力変換装置の耐振動性及び耐温度変化の性能が改善される。
電力変換装置200の全体構成を構成要素に分解した斜視図である。 導体板アセンブリ800を構成要素に分解した斜視図である。 コンデンサモジュール500の外観斜視図である。 コンデンサモジュール500を構成要素に分解した斜視図である。 リードバンド580の装着状態を示す拡大斜視図である。 リードバンド580の外観斜視図である。 リード560と導体板800の接合部を示す斜視図である。 コンデンサセル収納部品502と保持部材590の構成を示す斜視図である。 コンデンサセル514の保持部材590への装着状態を示した斜視図である。 ケース220にコンデンサセル514を収納した実施例に係る斜視図である。 図10のコンデンサモジュール500を構成要素に分解した斜視図である。 コンデンサモジュール500の別の構成例を示す斜視図である。 セル1個毎に外装に収納されたコンデンサセル514の斜視図である。 パワー半導体モジュール300の形状を示す斜視図である。 リード560の別の形状例を示した斜視図である。 リード560の別の形状例を示した斜視図である。
以下、図面を参照して、本発明に係る電力変換装置の実施の形態について説明する。なお、各図において同一要素については同一の符号を記し、重複する説明は省略する。
本実施形態に係る電力変換装置200は、主にハイブリッド自動車や電気自動車に用いられるものである。その車両システムの一例は、特開2010−63355号公報に記載されている。なお、本実施形態に係る電力変換装置200は、その効果を達成するために他の用途に用いられてもよい。例えば生産性向上や冷却性能向上を目的とした冷蔵庫やエアコンの家電用インバータに用いられてもよい。また使用環境が車両用インバータと類似した産業機器用インバータに用いられてもよい。
図1は、本実施形態に係る電力変換装置200の全体構成を説明するために構成要素に分解した斜視図である。電力変換装置200は、回路基板20、金属製ベース板11、導体板アセンブリ800、パワー半導体モジュール300a乃至300c、コンデンサモジュール500を備える。これらの部材は、例えばネジ締めなどの手法によりケース220に取付られる。
パワー半導体モジュール300a乃至300cは、直流電力を交流電力に変換する。コンデンサモジュール500は、直流電力を平滑化する。回路基板20は、パワー半導体モジュール300a乃至300cを駆動する駆動信号を出力する駆動回路部を搭載する。また、回路基板20は、駆動回路にパワー半導体モジュール300a乃至300cを制御するための制御信号を出力する制御回路部を搭載する。これらの回路システムの一例は、特開2010−63355号公報に記載されている。
ケース220は、パワー半導体モジュール300a乃至300cや、コンデンサモジュール500を冷却するための冷媒を流す流路形成体を形成する。
導体板アセンブリ800は、コンデンサモジュール500からパワー半導体モジュール300a乃至300cへ直流電力を伝達する。パワー半導体モジュール300a乃至300cで交流に変換された電力は、交流端子804a乃至804cから出力される。
本実施形態の電力変換装置200は、コンデンサモジュールに接続され直流電力を伝達する導体板(導体板アセンブリ800)がコンデンサモジュール500とは分離された状態で構成されている。このように、バスバーアセンブリ800とコンデンサモジュール500との間に空気層を設けることで、コンデンサモジュールの受熱の主要因である直流側導体板の発熱を、コンデンサモジュール500へ伝わりにくい構造としている。
コンデンサモジュール500内に設けられるコンデンサセル514(図4参照)の保証温度は、電力変換装置200に搭載されるその他の部品に比べて低い。コンデンサセル514(図4参照)の温度が保証温度以上になった場合、コンデンサセル514(図4参照)の寿命が急激に減少し、平滑用コンデンサとしての機能を満足しない。そのため、コンデンサモジュール500の冷却性能向上は重要な課題である。本実施形態においては、コンデンサモジュール500の下部には、流路を形成するケース220が配置され、その他の部品よりも保証温度の低いコンデンサモジュール500に対する上下からのあおり熱の影響を抑えることができる。
導体板アッセンブリ800と回路基板20との間には、金属製のベース板11が配置されており、コンデンサモジュール500や直流側導体板からの強電ノイズが、回路基板20に影響を与える事を防ぐ。また、回路基板20に実装された電子部品の発熱を、金属ベース板11を介してケース220に逃がす事により冷却性能とノイズの除去を行いながら必要最小限の金属板の量とする事が可能となる。
図2は、導体板アセンブリ800を構成要素に分解した斜視図である。導体板アッセンブリ800は、正極側導体板801aと、負極側導体板801bと、第1保持部材802aと、第2保持部材802bと、電流センサ803と、交流端子804a乃至804cと、絶縁部材805と、を備える。絶縁部材805は、正極側導体板801aと負極側導体板801bの間に配置される。正極側導体板801aは、絶縁部材805が配置される側の面が露出された状態で、第1保持部材802aにより覆われている。負極側導体板801bは、絶縁部材805が配置される側の面が露出された状態で、第2保持部材802bにより覆われている。第1保持部材802a及び第2保持部材802bは、たとえば電気的に絶縁性を有する樹脂により形成される。交流端子804a乃至804cは、電流センサ803の貫通孔を通って配置される。
直流側導体板801a及び801bを覆う保持部材802a及びは、ケース220にボルト締結により固定される。直流側導体板801a及び801bを有する導体板アセンブリ800の重量をケース220で支持することで、コンデンサモジュール500と直流側導体板801a、801bの接続部や、パワー半導体モジュール300a乃至300cと直流側導体板801a、801bの接続部などに応力が集中することを抑制し、信頼性を向上させている。接合部には、例えば溶接などの工法を用い、小型化や部品点数の削減が可能となる。
導体板アセンブリ800を構成する交流端子804a乃至804cは、パワー半導体モジュール300a乃至300cと電気的に接続される。パワー半導体モジュール300は、図14で後述されるように、パワーモジュール端子399を有する。パワーモジュール端子399は、交流端子804a乃至804cと接続される。
図3は、コンデンサモジュール500の外観を示している。コンデンサモジュール500は、一面に開口が形成されたコンデンサ収納部品502を有する。コンデンサ収納部品502は、後述されるコンデンサセル514が収納される収納空間が形成される。コンデンサ収納部品502の開口は、封止材511に覆われている。封止材511の表面からは、コンデンサセル514(図4参照)に接続されるリード560(図4参照)が突出し、リード突出部562を形成している。なお、図面の簡略化のために、コンデンサ収納部品502に形成されるケース220への取付部の形状は、図3では図示していない。
図4は、コンデンサモジュール500を構成要素に分解した斜視図である。コンデンサモジュール500は、コンデンサ収納部品502と、コンデンサセル514と、リード560と、リード保持部材580と、コンデンサセル保持部材590と、を有する。前述のように、コンデンサ収納部品502は、収納空間が形成され、当該収納空間に、コンデンサセル514と、リード560と、リードバンド580と、コンデンサセル保持部材590と、が収納された状態で封止材511によって封止される。
コンデンサセル514は、通常複数個用意される。本実施例で用いるコンデンサセル514は、略扁平形状をなしている。コンデンサセル514の一方の面と、前記一方の面とは反対側の他方の面において、コンデンサ電極が形成される。コンデンサ電極には、リード560が接合され、リード‐セル接合部561が形成される。リード‐セル接合部561は、例えば半田付けや溶接などの工法により形成される。
図5は、リード保持部材であるリードバンド580の装着状態を示す拡大斜視図である。コンデンサセル514に接合されるリード560は、低剛性の導電性材料により構成される。具体的に本実施例では、複数本のケーブル状部材により、リード560が構成される。ケーブル状部材を複数本用いてリード560を形成することにより、リード560の形状変化が容易となる。低剛性のリード560は、リード保持部材580によって、コンデンサセル保持部材590に形成されたバンド取付部592の近傍位置に掛止される。
このように、低剛性のリード560を用いることによって、導体板アセンブリ800とコンデンサモジュール500の相対変位によってリード接合部に発生する応力を緩和することができる。電力変換装置では、搭載される環境によって発生する振動や、温度変化に伴う部品材料の熱膨張係数差によって、部材間の相対変位が発生し得る。
図6は、リード保持部材580の外観斜視図である。リードバンド580は、バンド保持部582と、リード保持部584を有する。バンド保持部582は、リード保持部材であるリードバンド580を、コンデンサセル保持部材590に掛止するために形成される。リード保持部584は、リード560を保持するために形成される。本実施形態では、バンド保持部582及びリード保持部584は、貫通孔形状に形成される。貫通孔形状のバンド保持部582にコンデンサセル保持部材590のバンド取付部592を挿入することで、リードバンド580は、コンデンサセル保持部材590に掛止される。同様にリード560は、貫通孔形状のリード保持部584にリード560を挿入することで、リードバンド580に掛止される。なお、バンド保持部582及びリード保持部584の形状としては、図6に示されるような貫通孔形状に限られず、上述したそれぞれの部材の機能を達成できる形状であれば構わない。例えば、バンド保持部582をリードバンド580に凹部を形成することで構成しても良いし、リード保持部584をクリップ状に形成しても良い。
図7は、リード560と導体板800の接合部を示す斜視図である。リード560は、導体板アセンブリ800の対応する接合部と対向するように、リードバンド580のリード保持部584に保持される。これにより、リード560は、導体板アセンブリ800との接合部となる先端位置に仮決めされる。リード560は、リードバンド580に仮決めされた位置において、例えば溶接、半田付け、または固定部品を用いた接続により、導体板アセンブリ800との接合部であるリード‐導体板接合部564を形成する。
なお、リードバンド580は、剛性の低いリード560の先端部の位置を仮決めするために用いられる部材であるため、導体板アセンブリ800との接続作業後は取り除いても構わない。例えば、リードバンド580は、リード保持部584と繋がる切れ目が形成されていて、リード560から取り外し可能な形状とすればよい。
このように、コンデンサセル514を収納するケース(本実施例では、コンデンサ収納部品502及びコンデンサセル保持部材590)に、低剛性のリード560を保持するためのリード保持部材(リードバンド580)を設けることで、導体板アセンブリ800との接続作業を容易にすることができる。
本実施例のように、リード560としてケーブル状部材を用いる場合、ケーブルの長さは、リード‐セル接合部561とリード‐導体板接合部564を最短距離で繋ぐ長さに加えて、コンデンサモジュール500と導体板アッセンブリ800の最大相対変位差を足し合わせた長さよりも長くすることで、変位が生じたときにはリード560が変形して応力緩和の効果を発揮できる。
図8は、コンデンサセル保持部材590とコンデンサ収納部品502の組み付け配置を示す図である。コンデンサ収納部品502の収納空間を形成する底部には、位置決めピン521a及び521bが形成される。コンデンサセル保持部材590の底部には、コンデンサ収納部品502の位置決めピン521a及521bに対応して、位置決め穴522a及び522bが形成される。コンデンサセル保持部材590は、位置決めピン521a及び521bが位置決め穴522a及び522bに嵌合することにより、コンデンサ収納部品502に対して位置が決定される。
コンデンサモジュール500は、図1に示す位置決めボス598a及びbをケース220に挿入することにより位置が決定される。前述の通り、コンデンサセル514に接続されるリード560とコンデンサセル保持部材590とは、リードバンド580により位置決めがなされている。したがって、リード560の先端部は、電力変換装置の組立工程において、リード‐導体板接合部564を形成すべき位置のごく近傍に配置されるため、導体板アセンブリ800との接続工程の位置調整が容易となる。
また、コンデンサセル保持部材590は、コンデンサ収納部品502と一体化して形成することも可能である。特許文献1では、封止材によりコンデンサ電極端子と導体板の接続部を固定する構造を用いているため、コンデンサセルと導体板を接合した後に封止材を充填して、封止材を硬化する工程を行う。コンデンサセルと導体板のアッセンブリは、コンデンサ収納部品と位置決めをなすための形状を持たず、封止材を硬化する工程において、導体板とコンデンサ収納部品をそれぞれ位置決めしながら固定するための治具を用いる必要がある。前記治具は、コンデンサ収納部品とインバータケースの位置決めを基準として、封止材が硬化する際の流動による部品移動を抑えて寸法の高精度化を図るため、コンデンサ収納部品及び導体板のそれぞれの形状全体を覆うように固定する大型の治具となっていた。前記治具は大型であるため、製造工程を流す際に、限られた硬化炉の収容に対して大きな容量が必要になることや、重量も大きいため取り扱いに時間が掛かることが原因で生産効率が低下していた。前記治具は、大型であるために製作費用も大きい。本発明では、前記治具を廃止することが可能となり、代用としてコンデンサセル保持部材590が必要な位置決めの機能を持つ。
図9は、コンデンサセル514をコンデンサセル保持部材590に取り付けた状態を示す図である。コンデンサセル514は、コンデンサセル保持部材590の一部であるコンデンサセル保持部594a及び594bにより、固定される。
図10は、コンデンサセル514が直接、ケース220に収納されて封止材511により固定されている状態を示している。図面簡略化のために、ケース220はコンデンサセル収納部周辺の形状のみ図示している。
図11は、図10の部品展開図である。本実施形態においては、コンデンサ収納部品502の代用としてケース220を用いている。コンデンサセル保持部材590は、ケース220と別部品で形成してもよいし、または同一部品として一体に形成してもよい。
図12は、図3のコンデンサモジュールとは異なり、コンデンサセルが個々に封止されたモジュールを組み立てた形態を示す図である。本実施形態のコンデンサモジュール500は、図13に示されるような、コンデンサモジュール外装572に収納され、封止材511で封止された単体コンデンサセルモジュール570を複数個用いる。単体コンデンサモジュール570は、ケース220に収納される。本実施形態においては、バンド取付部592は、ケース220の一部に形成されている。単体コンデンサモジュール570は、封止材511から突出したリード突出部562に装着されたリードバンド580をバンド取付部592に固定することで、リード560の先端部の位置決めを行う。
上述した実施形態に係るコンデンサモジュールによれば、コンデンサモジュールの樹脂封止工程において必要となる位置決め治具を廃止でき、コンデンサモジュール製造における生産性が向上するとともに、簡素化されたコンデンサモジュールのリード端子と、導体板の接続が容易となり電力変換装置の生産性が向上する。
図14は、パワー半導体モジュール300の形状を示す斜視図である。パワー半導体モジュール300は、導体板アセンブリ800の導体板と接続されるパワーモジュール端子399を有する。パワーモジュール端子399は、コンデンサモジュール500のリード560と同様に、低剛性の部材で形成される。したがって、コンデンサモジュールと同様に、パワー半導体モジュール300と導体板アセンブリ800の相対変位によって生じる応力を緩和することができる。
図15及び図16は、リード560を低剛性構造に形成するためのその他の形状例を示す図である。図15は、バネのように螺旋構造を持ち、螺旋部が伸び縮みにより変形することで、コンデンサモジュール500と導体板アッセンブリ800の相対変位により発生する応力を緩和する。図16は、板状の形成体に曲げ部を1箇所または複数個所持ち、曲げ部の変形により同様の応力緩和を発揮する。
11:金属製ベース板
20:回路基板
200:電力変換装置
220:ケース
300:パワー半導体モジュール
399:パワーモジュール端子
420:パワー半導体モジュール収納部
500:コンデンサモジュール
502:コンデンサ収納部品
511:封止材
514:コンデンサセル
521:位置決めピン
522:位置決め穴
560:リード
561:リード-セル接合部
562:リード突出部
564:リード-導体板接合部
570:単体コンデンサモジュール
572:コンデンサモジュール外装
580:リードバンド
582:バンド保持部
584:リード保持部
590:コンデンサセル保持部材
592:バンド取付部
594:コンデンサセル保持部
598:位置決めボス
800:導体板アセンブリ
801:直流側導体板
802:絶縁部材
803:電流センサ
804:交流端子
805:絶縁部

Claims (6)

  1. コンデンサセルと、
    前記コンデンサセルを収納するケースと、
    前記コンデンサセルと接続され直流電力を伝達する導体板と、
    前記コンデンサセルと前記導体板とを接続するリードと、を備え、
    前記リードは、当該リードにかかる応力を緩和するための低剛性構造を有し、
    前記ケースは、前記リードを保持するためのリード保持部材を有する電力変換装置。
  2. 請求項1に記載の電力変換装置であって、
    前記リードは、当該リードにかかる応力を緩和するための屈曲部が形成される電力変換装置。
  3. 請求項1又は2に記載の電力変換装置であって、
    前記リードは、前記導体板の配置方向に向かって延伸し、
    前記リードは、当該リードの延伸方向先端において、前記導体板と接続される接続部を形成し、
    前記リード保持部材は、前記リードの延伸方向から投影した場合に、当該リード保持部材の射影部が前記接続部の射影部と重なるように、配置される電力変換装置。
  4. 請求項1ないし3に記載のいずれかの電力変換装置であって、
    前記ケースは、前記コンデンサセルを保持するコンデンサセル保持部材を有する電力変換装置。
  5. 請求項1ないし4に記載のいずれかの電力変換装置であって、
    前記ケースは、前記導体板と嵌合される位置決め構造を有する電力変換装置。
  6. 請求項1ないし5に記載のいずれかの電力変換装置であって、
    前記導体板は、正極導体と負極導体とを対向するように重なり合わせたラミネート構造を有する電力変換装置。
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