JP5632859B2 - モノフィラメント原糸及びモノフィラメントの製造方法、並びに釣り糸 - Google Patents

モノフィラメント原糸及びモノフィラメントの製造方法、並びに釣り糸 Download PDF

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Description

本発明は、モノフィラメント原糸及びモノフィラメントの製造方法、並びに釣り糸に関する。
フライフィッシングは、魚に気付かれない離れた場所から、オモリもウキもつけずにフライをキャストし、水面又は水中にフライをドリフトさせて魚を釣る方法である。このようなフライフィッシングでは、通常、フライロッド、リール、フライライン、リーダー及びフライの5つのパーツが使用される。
リーダーとしては、ナチュラルにフライをドリフトさせるために、糸径を小さくすることが好ましいが、フライを静かに水面に落下させるために、キャスティング時のフライラインからの慣性力をスムーズに伝達するテーパー部を有する必要がある。このため、通常リーダーは、フライラインと接続される糸径の大きいバット部、テーパー形状を有するテーパー部、及びフライを取り付ける糸径の小さいティペット部から構成されている。なお、図1(a)は、上述のリーダーの概略図である。図1(a)のリーダー1は、バット部2、テーパー部3及びティペット部4から構成されており、テーパー部3とティペット部4とは、結合部5で結合されている。
このようなリーダーの原料としては、通常ナイロン(ポリアミド)製のモノフィラメントが広く使用されているが、水との屈折率が近く水中で見え難いという観点から、一部ではフッ化ビニリデン樹脂製モノフィラメントが使用されている。
フッ化ビニリデン樹脂製モノフィラメントは、まず紡糸ノズルから吐出されたフッ化ビニリデン樹脂を冷却浴中の冷媒に通して冷却し、これを引き取ることによって原糸を得、次いで、当該原糸を延伸することによって製造されるが、原糸の外観形状はそのままリーダーの外観形状に反映される。
しかし、フッ化ビニリデン樹脂は、結晶化速度が極めて速いため、上記リーダーにおけるティペット部4〜テーパー部3〜バット部2(立ち上がり部)と、バット部2〜テーパー部3〜ティペット部4(立ち下がり部)とを繰り返し成形する際に、テーパー部3からティペット部4への結合部5にティペット部の平均糸径よりも細い形状不安定な部分(くびれ部6、図1(a)におけるDの拡大図である図1(b)参照。)が生じやすく、このくびれ部6が魚を釣り上げる際の糸切れの原因となるという問題がある。
このような問題を解決するために、特許文献1では、バット部に続いてテーパー部を形成した後にティペット部を形成するに際し、バッド部の形成時における吐出量を減少させるのと同時に、引取速度を増加させる方法が提案されている。
特開平9−217221号公報
特許文献1に記載の方法によれば、立ち上がり部のくびれの発生は十分に防止することができる。しかし、この方法でも、立ち下がり部のくびれの発生を防止することは難しく、立ち上がり部、立ち下がり部の両方を製品化することは困難であった。
そこで本発明は、立ち上がり部に加えて、立ち下がり部におけるくびれの発生を十分に防止することが可能な、ティペット部、テーパー部及びバット部を有するモノフィラメント原糸及びモノフィラメントの製造方法、並びに当該方法により製造されるモノフィラメントからなる釣り糸を提供することを目的とする。
上記事情に鑑み本発明は、紡糸ノズルからフッ化ビニリデン樹脂を、第1の吐出速度と当該第1の吐出速度の1.05〜10倍となる第2の吐出速度との間で切り替えながら吐出させ、吐出されたフッ化ビニリデン樹脂を冷媒を通して冷却し、冷却されたフッ化ビニリデン樹脂を、第1の引取速度と当該第1の引取速度の2/3〜1/10となる第2の引取速度との間で切り替えながら引き取る工程を備え、第1の吐出速度から第2の吐出速度への切り替えが完了する時刻Tに対して、第1の引取速度から第2の引取速度への切り替えを開始する時刻Tを0.5〜10秒遅らせるとともに、第2の吐出速度から第1の吐出速度への切り替えが完了する時刻Tに対して、第2の引取速度から第1の引取速度への切り替えを開始する時刻Tを0.5〜15秒遅らせることを特徴とする、ティペット部、テーパー部及びバット部を有するモノフィラメント原糸の製造方法を提供する。
本発明の製造方法によれば、立ち上がり部に加えて、立ち下がり部におけるくびれの発生を十分に防止することが可能である。
上述の製造方法においては、時刻Tに対して、時刻Tは1〜5秒遅く、時刻Tに対して、時刻Tは1〜10秒遅く、第2の吐出速度は第1の吐出速度の1.05〜5倍であり、第2の引取速度は第1の引取速度の2/3〜1/5であることが好ましい。
上記フッ化ビニリデン樹脂は、コモノマー成分としてヘキサフルオロプロピレンを1〜10質量%含むことが好ましい。
本発明はまた、上記本発明のモノフィラメント原糸の製造方法により製造されたモノフィラメント原糸を、油浴中で延伸処理するとともに、さらに温度140〜170℃の油浴中で、0.05〜0.5秒緩和熱処理する工程を備える、モノフィラメントの製造方法を提供する。
本発明はさらに、上記本発明のモノフィラメントの製造方法により製造されたモノフィラメントからなる釣り糸(リーダー)を提供する。
本発明によれば、立ち上がり部に加えて、立ち下がり部におけるくびれの発生を十分に防止することが可能な、ティペット部、テーパー部及びバット部を有するモノフィラメント原糸及びモノフィラメントの製造方法、並びに当該モノフィラメントからなる釣り糸を提供することができる。さらに、本発明のモノフィラメントによれば、太さ斑が小さく、しなやかであり、かつ巻癖が取れやすい。
図1(a)は、フライフィッシング用リーダーの概略図であり、図1(b)は、テーパー部からティペット部への結合部の拡大図である。 本実施形態のモノフィラメント原糸の製造方法を説明するためのタイミング線図である。 実施例1で得られたモノフィラメントの未延伸糸のプロポーションを示す図である。 実施例1で得られたモノフィラメントの延伸糸のプロポーションを示す図である。 実施例1で得られたモノフィラメントの延伸糸をカットしたもののうち、立ち上がり部のプロポーションを示す図である。 実施例1で得られたモノフィラメントの延伸糸をカットしたもののうち、立ち下がり部のプロポーションを示す図である。 実施例2で得られたモノフィラメントの未延伸糸のプロポーションを示す図である。 比較例1で得られたモノフィラメントの未延伸糸のプロポーションを示す図である。 比較例2で得られたモノフィラメントの未延伸糸のプロポーションを示す図である。
以下、本発明の好適な実施形態について、場合により図面を参照して説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
図2は、本実施形態のモノフィラメント原糸(未延伸糸)の製造方法を説明するためのタイミング線図である。なお、タイミング線図中、横軸は時刻を、縦軸は速度をそれぞれ示し、V及びVは、それぞれ第1、第2の吐出速度であり、S及びSは、それぞれ第1及び第2の引取速度である。
本実施形態のモノフィラメン原糸の製造方法においては、下記(1)〜(6)の工程を連続して周期的に行うことにより、モノフィラメント原糸を作製することができる。
(1)時刻TからTまで速度Vで、ノズルからフッ化ビニリデン樹脂(以下、単に「樹脂」ともいう。)を吐出する。
(2)時刻Tから時刻Tまで速度Sで、吐出された樹脂を冷却槽を通して引き取る。
(3)時刻TからTまでの間に吐出速度をVからVに変更し、続けて時刻TからTまで速度Vで、ノズルから樹脂を吐出する。
(4)時刻TからTまでの間に引取速度をSからSに変更し、続けて時刻TからTまで速度Sで、吐出された樹脂を冷却槽を通して引き取る。
(5)時刻TからTまでの間に吐出速度をVからVに変更し、続けて時刻TからTまでノズルから樹脂を吐出した後に、再び工程(1)を行う。
(6)時刻TからTまでの間に引取速度をSからSに変更し、再び工程(2)を行う。
ここで、(2)の工程で引き取られる部分がティペット部となり、(4)の工程で引き取られる部分がバット部となる。
時刻Tに対して、時刻Tは0.5〜10秒遅く、1〜5秒遅いことが好ましく、時刻Tに対して、時刻Tは0.5〜15秒遅く、1〜10秒遅いことが好ましい。
吐出速度をVからVに変更する際の切換時間、すなわち時刻TからTまでの時間は、例えば0.3〜3秒間とすることができ、吐出速度をVからVに変更する際の切換時間、すなわち時刻TからTまでの時間は、例えば0.3〜3秒間とすることができる。
引取速度をSからSに変更する際の切換時間、すなわち時刻TからTまでの時間は、例えば0.3〜1秒間とすることができ、引取速度をSからSに変更する際の切換時間、すなわち時刻TからTまでの時間は、例えば2〜6秒間とすることができる。
上記(1)〜(6)は、例えば1サイクル20〜60秒間で周期的に行うことができる。
第2の吐出速度Vは、第1の吐出速度Vの1.05〜10倍であり、1.05〜5倍であることが好ましく、第2の引取速度Sは、第1の引取速度Sの2/3〜1/10であり、2/3〜1/5であることが好ましい。
第1、第2の吐出速度V、V、及び第1、第2の引取速度S、Sは、バット部、テーパー部、ティペット部の糸径と長さに応じて調節することができる。例えば、モノフィラメント原糸径900〜1700μmのバット部に続いてテーパー部を形成した後に糸径280〜610μmのティペット部を形成する場合、バット部の吐出量は1.5〜2.5cc/min、引取速度は1〜3m/min、ティペット部の吐出量は0.5〜2.0cc/min、引取速度は3〜10m/minとすることができる。
なお、吐出速度は、例えば押出機におけるギアポンプの回転数を変えることにより変更することができ、引取速度は、例えば引取ロールの回転速度を変えることにより変更することができる。
上記フッ化ビニリデン樹脂としては、フッ化ビニリデン系単独重合体、フッ化ビニリデン系共重合体又はこれらの混合物が挙げられる。
フッ化ビニリデン系共重合体は、嫋やかさや強度がノットレステーパーリーダーとして許容される範囲から選択する必要がある。かかる条件を満足するフッ化ビニリデン系共重合体としては、フッ化ビニリデン成分が70重量%以上であり、四フッ化エチレン、六フッ化プロピレン(ヘキサフルオロプロピレン)、三フッ化エチレン、三フッ化塩化エチレン、フッ化ビニル等をコモノマーとした共重合体が挙げられる。前記単量体は、1種又は2種以上を使用することができる。これらの中では、樹脂中におけるコモノマー成分がヘキサフルオロプロピレンであると特に好ましく、コモノマー成分としてのヘキサフルオロプロピレンは、樹脂全体に対して、1〜10質量%であると好ましい。フッ化ビニリデン樹脂のインヘレント粘度は、通常1.00以上である。
さらに、フッ化ビニリデン樹脂には、可塑剤、熱安定剤、アクリル系樹脂、結晶核剤、滑剤、着色剤などを添加することができる。特に、リーダーのスムーズなキャスティング及び狙った位置に正確にフライを落とすには、糸の巻き癖の取れ易いことが必要であるが、このために、可塑剤を1〜10重量%添加することが好ましい。
フッ化ビニリデン樹脂に添加される可塑剤としては、脂肪族系ポリエステルが挙げられる。例えば、炭素数2〜4の脂肪族ジアルコールと炭素数2〜6の脂肪族ジカルボン酸のエステルから成る脂肪族ポリエステル及び3〜7員環の環状エステルから成る脂肪族ポリエステルが好ましい。炭素数2〜4の脂肪族ジアルコールとしては、エチレングリコール、プロピレングリコール、1,4−ブタンジオール、1,2−ブタンジオール等を挙げることができ、また、炭素数2〜6の脂肪族ジカルボン酸としては、シュウ酸、マロン酸、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸などを挙げることができる。また、3〜7員環の環状エステルとしては、β−プロピオラクトン、γ−ブチロラクトン、δ−バレロラクトン、ε−カプロラクトン等が挙げられる。
本発明で使用するフッ化ビニリデン樹脂は上述したとおりであるが、フッ化ビニリデン樹脂に可塑剤などを添加し、リボンブレンダー、高速ミキサー(ヘンシェルミキサー)、固定V型ブレンダー、タンブラー、ボールミル等により混合後、さらに、ブレンダーにて必要に応じて添加剤を混合後、押出機にて溶融混練する方法で得られる組成物を使用することが好ましい。
溶融紡糸温度は、フッ化ビニリデン樹脂の融点以上より熱分解以下の範囲のいずれの温度でも可能であるが、安定な紡糸性を維持するには、通常200〜300℃、好ましくは230〜280℃の温度範囲である。
モノフィラメント原糸の製造において、紡糸ノズルから冷却浴間(エアーギャップ)距離は、通常20〜300mm、好ましくは30〜250mmの範囲で定めるのがよい。
エアーギャップを通過した溶融フッ化ビニリデン樹脂は、冷却浴で冷却され固化される。冷却浴の冷媒としては、水、無機塩を含有する水、アルコール類、ポリエチレングリコール、グリセリン及びこれらの混合系が挙げられる。冷却温度は、溶融樹脂との界面で沸騰による気泡を生じない温度以下がよく、例えば、冷媒が水の場合には通常20〜90℃、好ましくは30〜80℃とするのがよい。
上記のフッ化ビニリデン樹脂から成るモノフィラメント原糸は、通常、延伸温度150〜300℃の浴中で延伸されることによりモノフィラメントとなる。延伸浴で使用される熱媒体としては、沸水、グリセリン等の液体状熱媒体、空気、水蒸気、窒素ガス等の気体状熱媒体が挙げられるが、特に、グリセリンが好ましい。液体状熱媒体を使用した場合の延伸温度は、90〜175℃が好ましい。特に、グリセリンでは延伸温度を150〜172℃とするのが更に好ましく、165〜169℃とするのが最も好ましい。気体状熱媒体を使用した場合の延伸温度は、200〜250℃が好ましい。
モノフィラメント原糸の延伸は、1段又は2段以上の多段で行うことができるが、破断強度と結節強度の向上の観点から、総延伸倍率は、通常4.0〜7.0倍、好ましくは4.5〜6.5倍、さらに好ましくは4.8〜6.3倍である。
延伸後、さらに、温度140〜170℃の油浴中で、0.05〜0.5秒緩和熱処理することが好ましい。また、水面に浮かせて使用する場合は、上記方法で得られたモノフィラメントの表面に溌水剤、オイリング剤を塗布してもよい。
上述のモノフィラメントの製造方法によれば、ティペット部の太さ斑(糸径斑)が15%以下であり、かつバット部の残留伸びが5〜10%であるモノフィラメントを製造することができる。
上記のモノフィラメントの各部位の糸径は、通常次のとおりである。バット部の糸径は、通常300〜800μm、好ましくは360〜600μm、ティペット部の糸径は、通常50〜600μm、好ましくは70〜500μmである。バット部の糸径に対するティペット部の糸径比が0.1〜0.7であるモノフィラメントが一般的に使用されている。
また、モノフィラメントの長さは、通常1.5〜6.0m、好ましくは2.0〜4.0mであり、バット部、テーパー部及びティペット部の各部位の長さ比は、通常1:0.5〜2.0:0.5〜2.0、好ましくは1:0.6〜1.5:0.6〜1.5である。
以下、本発明を実施例により具体的に説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
[使用原料]
使用した原料ポリマー及びその物性を表1に示す。
Figure 0005632859
[試験方法]
(融点、再結晶化温度)
JIS−K7121記載のDSC(示差走査熱量計)法に準じ、パーキンエルマー社製DSC7を用い、昇温速度10℃/min、N雰囲気下で融点を測定した。
(インヘレント粘度(ηinh))
試料を、N,N-Dimethylformamideに0.4g/dlの濃度で溶解させて、その溶液の30℃に於けるインヘレント粘度を、Ubbelohde型粘度計を用いて測定した。
(コモノマー含有率)
19F−NMR(核磁気共鳴)法にてコモノマー含有率(成分量)を測定した。Varian社製 UNITY INOVA500 NMR装置を用い、500MHZ 19Fスペクトル測定を行った。まず、試料をN,N-Dimethylformamideに溶解、次にこの検体溶液をNMR測定器にセットし、−69〜−75ppm付近をCFに由来するシグナル、−91〜−119ppm付近をCFに由来するシグナルとして、それぞれの領域の積分値の合計とヘキサフルオロプロピレン(HFP)/フッ化ビニリデン(VDF)の分子量から、コモノマー成分としてのHFPの含有率(単位:質量%)を求めた。
(引張試験)
JIS−L1013に準じ、東洋精機製作所社製ストログラフRII型引張試験機を用い、試長300mm、引張速度300mm/min、測定数n=5にて引張強度を測定した。さらに、試料の中央に結節点を設けることで、結節強度を測定した。
(巻癖試験)
巻き胴直径44mmのスプールにモノフィラメントを巻き取り、これをスプールごと40℃に加温したオーブン内に7日間放置した。室温に戻した後、このスプールからモノフィラメントを0.5m引き出し、それを垂直に自然に垂らしたときの長さを測り、その測定値をフィラメント長(0.5m)で割った値を巻癖指数とし、巻癖のつき難さの指針とした。さらに、この糸に断面積当たり10kgf/mmの荷重を10秒負荷し、荷重を開放して1分後に再度同様に長さを測り、その測定値をフィラメント長(0.5m)で割った値を荷重付加後巻癖指数として、巻癖の取れ易さの指数とした。この巻癖指数が1に近いもの程、巻癖が付き難く、取れ易いものである。
(残留伸び)
東洋精機製作所社製ストログラフRII型引張試験機を用い、測定試料を試長300mmのつかみ間隔に取り付け、引張速度300mm/minにて、一定荷重まで引き伸ばす。規定荷重に達したら、引張を停止し、荷重を付加した状態で1分間放置、1分経過後直ちに除重し1分間放置する。その状態で再び同じ速度で引き伸ばす。記録した荷重−伸長線から残留伸びを測る。測定数はn=3にて測定した。規定荷重は、モノフィラメントの破断荷重の約半値とした。例として糸径毎に表2に条件をまとめた。
Figure 0005632859
(実施例1)
フッ化ビニリデン樹脂C(ペレット状)、φ40mmの押出機、押出温度210〜265℃、2.4cc/rev.ギアポンプ、φ1.5mmノズル、冷却水温度80℃の冷却槽を用いて、下記(1)〜(6)の工程を連続して周期的に行うことにより、モノフィラメント原糸を作製した。
なお、(2)の工程で引き取られる部分がティペット部となり、(4)の工程で引き取られる部分がバット部となる。また、ギアポンプの回転数の設定と、引取速度の設定は、表3に示すとおりであり、その他の条件は表4に示すとおりである。
(1)ギアポンプ回転数10.5rpmで15秒間ノズルから樹脂を吐出する。
(2)上記(1)において樹脂の吐出を開始した2秒後から、吐出された樹脂を冷却槽を通して引取速度4.0m/minで15秒間引き取る。
(3)ギアポンプ回転数を1秒間かけて11.3rpmに変更し、続けて15秒間ノズルから樹脂を吐出する。
(4)引取速度を0.3秒間かけて1.45m/minに変更し、続けて吐出された樹脂を冷却槽を通して20秒間引き取る。
(5)ギアポンプ回転数を1秒間かけて10.5rpmに戻し、続けて7.3秒間ノズルから樹脂を吐出した後に、再び工程(1)を行う。
(6)引取速度を4秒間かけて4.0m/minに戻した後に、再び工程(2)を行う。
(上記工程においては、Tに対して、時刻Tは1秒遅く、時刻Tに対して、時刻Tは5.3秒遅い。)
次いでこの未延伸糸を164℃のグリセリン浴中で6.2倍に延伸し、これを緩和熱処理槽として、延伸で使用している熱媒体と同じグリセリンを使用し、グリセリン温度160℃、滞浴時間0.29秒、緩和倍率8%条件にて、高温短時間緩和熱処理を行い、ティペット部糸径約0.3mmのモノフィラメントを得た。
得られたモノフィラメント原糸のプロポーションを図3に、延伸糸のプロポーションを図4に、延伸糸をカットしたもののうち、立ち上がり部のプロポーションを図5に、立ち下がり部のプロポーションを図6にそれぞれ示す。このモノフィラメント原糸は、テーパー部からティペット部への立ち下がりのオーバーシュートが小さいため、ティペット部全体の糸径変動が小さい。このため、立ち上がり部と共に、立ち下がり部も糸径設定範囲を維持することができ、結果、その両方を製品として取ることができた。さらに、立ち上がり部と立ち下がり部のティペット部長さが異なるため、立ち上がり部をテーパー部が短く糸径変化が急なファーストテーパータイプ、逆に、立ち下がり部をテーパー部が長く糸径変化が緩やかなスローテーパータイプとして、一度の紡糸で異なる2タイプのテーパーモノフィラメントを取ることができた。
なお、実施例1の延伸糸の立ち上がり部のティペット部における平均糸径は300μm、最大糸径は304μm、最小糸径は295μm、太さ斑は3.0%であり、立ち下がり部のティペット部における平均糸径は273μm、最大糸径は281μm、最小糸径は264μm、太さ斑は6.2%であった。
(実施例2)
フッ化ビニリデン樹脂B(ペレット状)、φ40mmの押出機、押出温度210〜265℃、2.4cc/rev.ギアポンプ、φ1.3mmノズル、冷却水温度75℃の冷却槽を用いて、下記(1)〜(6)の工程を連続して周期的に行うことにより、モノフィラメント原糸を作製した。
なお、(2)の工程で引き取られる部分がティペット部となり、(4)の工程で引き取られる部分がバット部となる。また、ギアポンプの回転数の設定と、引取速度の設定は、表3に示すとおりであり、その他の条件は表4に示すとおりである。
(1)ギアポンプ回転数5.5rpmで15秒間ノズルから樹脂を吐出する。
(2)上記(1)において樹脂の吐出を開始した2秒後から、吐出された樹脂を冷却槽を通して引取速度5.7m/minで15秒間引取る。
(3)ギアポンプ回転数を1秒間かけて11.3rpmに変更し、続けて15秒間ノズルから樹脂を吐出する。
(4)引取速度を0.3秒間かけて1.8m/minに変更し、続けて吐出された樹脂を冷却槽を通して16秒間引取る。
(5)ギアポンプ回転数を1秒間かけて5.5rpmに戻し、続けて3.3秒間ノズルから樹脂を吐出した後に、再び工程(1)を行う。
(6)引取速度を4秒間かけて1.8m/minに戻した後に、再び工程(2)を行う。
(上記工程においては、Tに対して、時刻Tは1秒遅く、時刻Tに対して、時刻Tは1.3秒遅い。)
次いでこの未延伸糸を164℃のグリセリン浴中で5.8倍に延伸し、これを緩和熱処理槽として、延伸で使用している熱媒体と同じグリセリンを使用し、グリセリン温度160℃、滞浴時間0.31秒、緩和倍率8%条件にて、高温短時間緩和熱処理を行い、ティペット部糸径約0.2mmのモノフィラメントを得た。
得られたモノフィラメント原糸の未延伸糸のプロポーションを図7に示す。このモノフィラメント原糸は、テーパー部からティペット部への立ち下がりのオーバーシュートが小さいため、ティペット部全体の糸径変動が小さい。このため、立ち上がり部と共に、立ち下がり部も糸径設定範囲を維持することができ、結果、その両方を製品として取ることができた。また、この延伸糸の物性を測定したところ、曲げ弾性率が低く、巻癖が取れ易かった。実際に手で引っ張ると真っ直ぐになった。残留伸びが大きく、塑性変形し易かったためと思われる。
(比較例1)
フッ化ビニリデン樹脂A100重量部に、ポリエステル可塑剤(プロピレングリコール、ブタンジオールの脂肪族ジオール2種とアジピン酸1種からなる脂肪族ポリエステル)2重量部をブレンドした樹脂(ペレット状)、φ40mmの押出機、押出温度240〜285℃、2.4cc/rev.ギアポンプ、φ1.3mmノズル、冷却水温度75℃の冷却槽を用いて、下記(1)〜(6)の工程を連続して周期的に行うことにより、モノフィラメント原糸を作製した。
なお、(2)の工程で引き取られる部分がティペット部となり、(4)の工程で引き取られる部分がバット部となる。また、ギアポンプの回転数の設定と、引取速度の設定は、表3に示すとおりであり、その他の条件は表4に示すとおりである。
(1)ギアポンプ回転数5.5rpmで15秒間ノズルから樹脂を吐出する。
(2)上記(1)において樹脂の吐出を開始した時刻と同時刻から、吐出された樹脂を冷却槽を通して引取速度5.7m/minで15秒間引き取る。
(3)ギアポンプ回転数を1秒間かけて11.5rpmに変更し、続けて15秒間ノズルから樹脂を吐出する。
(4)引取速度を1秒間かけて1.8m/minに変更し、続けて吐出された樹脂を冷却槽を通して15秒間引き取る。
(5)ギアポンプ回転数を1秒間かけて5.5rpmに戻した後に、再び工程(1)を行う。
(6)引取速度を1秒間かけて5.7m/minに戻した後に、再び工程(2)を行う。
次いでこの未延伸糸を169.5℃のグリセリン浴中で5.55倍に延伸し、これを温水温度87℃、滞浴時間18秒、緩和倍率3%で緩和熱処理を行い、ティペット部糸径約0.2mmのモノフィラメントを得た。
得られたモノフィラメントの未延伸糸のプロポーションを図8に示す。このモノフィラメントは、テーパー部からティペット部への立ち下がりのオーバーシュートが大きいため、ティペット部の糸径が大きく変動してしまっている。このため、立ち下がり部の糸径が設定以上に細くなりすぎ、規定の糸径・プロポーションを得ることができなかった。
また、この延伸糸の物性を測定したところ、曲げ弾性率が高く、巻癖が取れ難くかった。実際に手で引っ張り真っ直ぐに伸ばそうとしても、真っ直ぐにはならなかった。残留伸びが小さく、塑性変形し難かったためと思われる。
(比較例2)
フッ化ビニリデン樹脂A100重量部に、ポリエステル可塑剤(プロピレングリコール、ブタンジオールの脂肪族ジオール2種とアジピン酸1種からなる脂肪族ポリエステル)2重量部をブレンドした樹脂(ペレット状)、φ40mmの押出機、押出温度240〜285℃、2.4cc/rev.ギアポンプ、φ2.0mmノズル、冷却水温度80℃の冷却槽を用いて、下記(1)〜(6)の工程を連続して周期的に行うことにより、モノフィラメントの未延伸糸を作製した。
なお、(2)の工程で引き取られる部分がティペット部となり、(4)の工程で引き取られる部分がバット部となる。また、ギアポンプの回転数の設定と、引取速度の設定は表3に示すとおりであり、その他の条件は表4に示すとおりである。
(1)ギアポンプ回転数10.5rpmで15秒間ノズルから樹脂を吐出する。
(2)上記(1)において樹脂の吐出を開始した時刻と同時刻から、吐出された樹脂を冷却槽を通して引取速度3.0m/minで15秒間引き取る。
(3)ギアポンプ回転数を1秒間かけて19.5rpmに変更し、続けて15秒間ノズルから樹脂を吐出する。
(4)引取速度を1秒間かけて2.0m/minに変更した後に、吐出された樹脂を冷却槽を通して15秒間引き取る。
(5)ギアポンプ回転数を1秒間かけて10.5rpmに戻した後に、再び工程(1)を行う。
(6)引取速度を1秒間かけて3.0m/minに戻した後に、再び工程(2)を行う。
次いでこの未延伸糸を170℃のグリセリン浴中で5.95倍に延伸し、これを温水温度87℃、滞浴時間10秒、緩和倍率3%で緩和熱処理を行い、モノフィラメントを得た。
得られたモノフィラメントの未延伸糸のプロポーションを図9に示す。このモノフィラメントは、テーパー部からティペット部への立ち下がりのオーバーシュートが大きいため、ティペット部の糸径が大きく変動してしまっている。このため、立ち下がり部の糸径が設定以上に細くなりすぎ、規定の糸径・プロポーションを得ることができなかった。
Figure 0005632859
Figure 0005632859
[モノフィラメント原糸の評価]
実施例1,2及び比較例1,2で得られたモノフィラメント原糸のティペット部の糸径を測定した。立ち下がり部の糸径の最小値、立ち上がり部の糸径の最大値、当該最大値と最小値との糸径の差、及びこれから求められる太さ斑の値を表5に示す。
Figure 0005632859
表5から明らかであるように、本発明の方法により製造されるモノフィラメント原糸においては、太さ斑が20%以下に制御される。
[モノフィラメント評価]
比較例1及び実施例2で得られたモノフィラメントについて、上述の方法により物性を測定した。その結果を表6に示す。
Figure 0005632859
1…リーダー、2…バット部、3…テーパー部、4…ティペット部、5…結合部、6…くびれ部。

Claims (4)

  1. 紡糸ノズルからフッ化ビニリデン樹脂を、第1の吐出速度と当該第1の吐出速度の1.05〜10倍となる第2の吐出速度との間で切り替えながら吐出させ、吐出された前記フッ化ビニリデン樹脂を冷媒を通して冷却し、冷却された前記フッ化ビニリデン樹脂を、第1の引取速度と当該第1の引取速度の2/3〜1/10となる第2の引取速度との間で切り替えながら引き取る工程を備え、
    前記第1の吐出速度から前記第2の吐出速度への切り替えが完了する時刻Tに対して、前記第1の引取速度から前記第2の引取速度への切り替えを開始する時刻Tを0.5〜10秒遅らせるとともに、
    前記第2の吐出速度から前記第1の吐出速度への切り替えが完了する時刻Tに対して、前記第2の引取速度から前記第1の引取速度への切り替えを開始する時刻Tを0.5〜15秒遅らせることを特徴とする、ティペット部、テーパー部及びバット部を有するモノフィラメント原糸の製造方法。
  2. 前記時刻Tに対して、前記時刻Tは1〜5秒遅く、
    前記時刻Tに対して、前記時刻Tは1〜10秒遅く、
    前記第2の吐出速度は前記第1の吐出速度の1.05〜5倍であり、
    前記第2の引取速度は前記第1の引取速度の2/3〜1/5である、請求項1に記載のモノフィラメント原糸の製造方法。
  3. 前記フッ化ビニリデン樹脂は、コモノマー成分としてヘキサフルオロプロピレンを1〜10質量%含む、請求項1又は2に記載のモノフィラメント原糸の製造方法。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の製造方法により製造されたモノフィラメント原糸を、油浴中で延伸処理するとともに、さらに温度140〜170℃の油浴中で、0.05〜0.5秒緩和熱処理する工程を備える、モノフィラメントの製造方法。
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