JP5631144B2 - 光量調節装置 - Google Patents

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本発明は、撮像装置等に用いられる光量調節装置に関する。
撮像装置による撮像時には、撮像する被写体の露出や被写界深度を撮影者の希望に応じて調節し或いは変化させるために、光量調節装置(絞り機構)を用いて撮像装置に取り込む光量を調節している。例えば、一眼レフレックスカメラの場合、連続撮影速度を向上させるために、光量調節装置の駆動速度が速く、或いは、駆動時間が短いことが望まれる。
駆動速度向上の観点から、一般的に、光量調節装置の駆動は、カメラ内部に配設された大型モータにより行われ、或いは、光量調節装置に内蔵されたモータにより直接に行われている。光量調節装置に内蔵されるモータとしては、ステッピングモータ等が一般的である。そこで、ロータの回転位置を検知する検知手段を備え、検知手段の検知信号を利用した制御による高速駆動が可能なステッピングモータを利用することで、更なる高速駆動を可能にする技術が提案されている(特許文献1参照)。
また、モータでレンズの絞り機構を駆動し、カメラのレリーズ動作開始時にそのモータを逆転させてレンズの絞り機構を常に開放位置とするレンズ絞り駆動装置が提案されている(特許文献2参照)。この技術によれば、絞り機構を確実に開放位置へと駆動した後に所定の絞り値が得られる位置へと駆動させるため、正確な絞り値が得られるとされる。
特開平10−150798号公報 特開昭58−043433号公報
しかしながら、特許文献2に開示されたレンズ絞り駆動装置では、レリーズ動作開始前にモータを逆転させる初期位置出しの動作に、毎回、一定の時間が必要であるため、レリーズ動作全体の動作時間が長くなってしまう。また、レリーズ動作の周期短縮が難しく、連続撮影速度を向上させることも容易ではない。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、レリーズ動作時間が短縮されるように駆動、制御が可能な光量調節装置を提供することを目的とする。
本発明に係る光量調節装置は、ロータを有するステッピングモータと、前記ロータの回転位置に基づいて周期的な信号を出力する出力手段と、前記モータによって駆動される被駆動部材と、前記被駆動部材が駆動されることで開口を開閉する絞り羽根と、前記絞り羽根が前記開口を開放する開放状態となっているか否かを検出する検出手段と、前記出力手段から出力される信号および前記検出手段の検出結果に基づいて前記ステッピングモータを駆動制御する駆動制御手段と備え、前記出力手段は、前記絞り羽根が前記開口を開放して前記被駆動部材がストッパに当接する初期状態から、前記検出手段が前記開放状態となっていないことを検出するまでの間に、前記ロータの回転位置によってそれぞれ異なる信号を出力し、前記駆動制御手段は、前記検出手段によって前記開放状態となっていることが検出される場合に、前記出力手段からの出力信号に基づいて、前記絞り羽根を目標絞り状態までのステップ数を演算するとともに、駆動開始時の通電位相を決定することを特徴とする。
本発明に係る光量調節装置によれば、レリーズ動作時間を短縮することができる。
本発明の第1実施形態に係る光量調節装置の分解斜視図である。 図1の光量調節装置が備えるモータの分解斜視図である。 図1の光量調節装置における、モータを中心とした駆動制御系の構成を示すブロック図である。 図3の光量調節装置の駆動制御系におけるホールセンサとフォトインタラプタのそれぞれの検出結果の関係を模式的に示す図である。 光量調節装置の駆動制御系において駆動制御部7がモータ1を駆動制御する際に用いる、記憶部8に格納された駆動テーブルの例(a)と、ステップ数に応じた駆動テーブルの参照結果の例(b),(c)である。 図1の光量調節装置の制御フローを示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態に係る光量調節装置の制御フローを示すフローチャートである。 図7のフローチャートのステップS105の処理を模式的に示す図(a)と、(a)に示される位置(i)〜(v)から初期位置出しを行う場合の駆動周波数と所要時間とを示すテーブル(b)である。
以下、本発明の実施形態について添付図面を参照して詳細に説明する。
《第1実施形態》
図1は、本発明の第1実施形態に係る光量調節装置の分解斜視図である。また、図2は、図1の光量調節装置が備えるステッピングモータ1(以下、モータ1という)の分解斜視図である。
光量調節装置は、図1に示されるように、モータ1、カバープレート2、フォトインタラプタ3、ロータリプレート4、絞り羽根5及びカムプレート6を備える。図1に示されるように、光量調節装置の回転駆動手段であるモータ1はカバープレート2上に保持されており、モータ1は、図2に示されるように、モータカバー107、ロータ101、軸受106、ヨーク103及びピニオン108を備えている。
図2に示されるように、ロータ101は、回転方向に着磁されたマグネット1012がコア1011の外周に取り付けられ、回転中心に軸1013が取り付けられた構造を有している。ロータ101の軸1013は、一端が軸受106に、他端がモータカバー107に設けられた嵌合穴1071にそれぞれ嵌合されており、軸1013の出力側(軸受106側)の先端には、ヨーク103を挟んで、ピニオン108が圧入されている。
ヨーク103は、マグネット1012の半径方向おいてマグネット1012に対向する極歯103a,103bを有している。極歯103a,103bにはそれぞれ、ボビン105a,105bと、ボビン105a,105bのそれぞれに捲回された励磁コイル104a,104bとが配設されている。ホールセンサ102は、モータカバー107に設けられた位置決め穴1072に嵌入されており、マグネット1012のスラスト面に対向している。ホールセンサ102は、そのパッケージ内部に2つのホール素子A,B(不図示)を有しており、マグネット1012のスラスト面の異なる2位相の磁界を検出する。ホールセンサ102は、ロータ101の回転位置に基づいて周期的な信号を出力する出力手段に相当する。
図1に示されるロータリプレート4は、カバープレート2の内孔に嵌合されており、モータ1のピニオン108によって光軸回りに回転駆動される被駆動部材である。絞り羽根5は、光軸回りに円形に配置された複数(本実施形態では6枚)の遮光羽根5a〜5fを有している。遮光羽根5a〜5fにそれぞれ設けられたダボ501a〜501fはそれぞれ、ロータリプレート4に設けられた孔部402a〜402fに嵌合し、ロータリプレート4と共に光軸回りに回転駆動される。ダボ501a〜501fはそれぞれ、カムプレート(カム部材)6に設けられたカム溝601a〜601fにも嵌合しており、カム溝601a〜601fに沿って移動するように、移動が規制(案内)されている。
こうして、絞り羽根5が、モータ1の回転駆動に伴うロータリプレート4の回転位置の変化に連動して光軸を中心とした円柱状の光路の開閉動作を行うことにより、撮像時の光量調節が行われる。なお、光軸を中心とした円柱状の光路の絞り羽根5による開閉動作は、換言すれば、カムプレート6の開口の絞り羽根5による開閉動作である。
検出手段であるフォトインタラプタ3は、モータ1の回転駆動によって回転するロータリプレート4に設けられた被検出部401によってフォトインタラプタ3が有する検出部(不図示)が遮光されるか否かを検出する。フォトインタラプタ3は、絞り羽根5が開口を開放する開放状態となることを検出する。後述する通り、フォトインタラプタ3の検出部が遮光されていること(出力信号がOFF)が検出された場合、ロータリプレート4の回転に伴って光路を開閉する絞り羽根5は、光路を全開放する開放位置に存在している。すなわち、フォトインタラプタ3は、ロータリプレート4が、絞り羽根5が開放位置にある状態に対応する回転位置にあるのか、それとも、絞り羽根5が所定の絞り値(開放値を除く)を実現する絞り位置にある状態に対応する回転位置にあるのか、を検出する。
図3は、モータ1を中心とした光量調節装置の駆動制御系の構成を示すブロック図である。駆動制御部7は、記憶手段である記憶部8に格納された駆動テーブルを参照してモータ1に励磁信号を与え、モータ1を駆動制御する。モータ1の駆動制御時におけるロータ101の回転位置がホールセンサ102により検出される。駆動制御部7は、ホールセンサ102の検出結果を用いて、クローズドループ制御を行うことが可能である。
本実施形態は、駆動制御部7がホールセンサ102とフォトインタラプタ3の双方の検出結果に応じて記憶部8に格納された駆動テーブルを参照し、モータ1を駆動制御することを特徴としており、その詳細について以下に説明する。
図4は、光量調節装置の駆動制御系におけるホールセンサ102とフォトインタラプタ3のそれぞれの検出結果の関係を模式的に示す図である。図4(a)において、横軸はモータ1の駆動ステップを示しており[図4(b)〜(e)についても同様]、各駆動ステップでのモータ1への最終通電状態が、1相通電での停止位置(白丸)と2相通電での停止位置(黒丸)とで示されている。
図4(a)に示される位置Sは、ロータリプレート4のメカストッパ近傍での停止位置に相当する。
図4(b)は、フォトインタラプタ3の出力を示しており、位置Pを境にON/OFFが切り替わることを示している。すなわち、位置Pから左側の領域では、フォトインタラプタ3の検出部が遮光されており、これは、絞り羽根5は開放位置に存在していることを示している。一方、位置Pから右側の領域では、フォトインタラプタ3の検出部は遮光されておらず、これは、絞り羽根5は開放位置でない所定の絞り位置、すなわち、絞り羽根5が光路を遮蔽せずに取り得る絞り位置の範囲内に存在していることを示している。
なお、絞り羽根5を開放位置に移動させる際には、一般に、慣性力によってロータリプレート4がメカストッパに衝突して反発する。このとき、再びフォトインタラプタ3の出力がONになる位置まで移動しないように、フォトインタラプタ3の出力がOFFとなる領域が広く確保されている。
図4(c)は、ロータ101を構成するマグネット1012が、ホールセンサ102の2つのホール素子A,Bに与える磁束を示している。ホール素子A,Bがそれぞれ検出した磁束は、ホールセンサ102内の3値化回路により、図4(d),(e)に示されるホール素子A出力,ホール素子B出力に変換される。
すなわち、ロータリプレート4がメカストッパに当接する状態からフォトインタラプタ3の出力がOFFになるまでのロータ101の回転量が、ホールセンサ102から出力される信号を1周期分変化させるために必要なロータ101の回転量よりも小さい。したがって、ロータリプレート4がメカストッパに当接する状態から、フォトインタラプタ3の出力がOFFになるまでの間では、ロータ101の回転位置によって、ホールセンサ102から異なる信号が出力される。これによって、フォトインタラプタ3の出力がONであれば、ホールセンサ102から出力される信号によって、ロータ101の回転位置を特定できる。
図4(f)は、モータ1への最終通電状態とホールセンサ102の出力とをステップ毎に配列して示したものである。図4(f)から、モータ1への最終通電状態とホールセンサ102の出力の組み合わせとは1対1に対応しており、9ステップを1周期としていることがわかる。フォトインタラプタ3の出力がONである場合、つまり、位置Pから右側の領域では、ロータ101の回転位置はホールセンサ102の出力によって一意に決まる。
図5(a)は、光量調節装置の駆動制御系において駆動制御部7がモータ1を駆動制御する際に用いる、記憶部8に格納された駆動テーブルの例である。また、図5(b),(c)はそれぞれ、ステップ数に応じた駆動テーブルの参照結果の例であり、図5(b),(c)中のステップ数は、図4に示される位置Sを初期位置とした場合の駆動ステップ数を表している。モータ1の駆動制御では、撮影者によって設定される目標絞り値に応じた駆動ステップ数とこの駆動テーブルを使用して、図5(b),(c)に示されるような駆動ステップ数に応じた駆動制御を行う。
図6は、本実施形態(第1実施形態)に係る光量調節装置の制御フローを示すフローチャートである。制御フローのスタート時点では、光量調節装置を備えるカメラシステムが撮影動作に入る前の状態にある。また、この制御フローは光量調節装置の動作が完了した時点で終了するものとする。
最初に、駆動制御部7はフォトインタラプタ3の出力がONであるか否かを判定する(ステップS1)。出力がONではない場合、つまり、出力がOFFの場合(S1で“NO”)、ロータリプレート4は絞り羽根5を開放位置とする回転位置に存在しないことになる。これはエラーであるため、駆動制御部7は絞り羽根5を光路から退避させる(絞りを開く)方向にモータ1を駆動(逆回転)させ(ステップS3)、その後、処理をステップS1に戻す。つまり、絞り羽根5が開放位置へ移動したか否かが再び判定される。
出力がONの場合(S1で“YES”)は、フォトインタラプタ3は遮光されている。つまり、ロータリプレート4が絞り羽根5を開放位置とする回転位置にあるため、駆動制御部7は、ホールセンサ102の出力読み取りを行う(ステップS2)。ホールセンサ102の出力によって、ロータ101の回転位置を特定することができる。ステップS2により、ロータ101の現在位置が、図4に示した位置Sを基準として、何ステップずれた位置であるのかを検出する。
ステップS2の後、駆動制御部7は、位置Sからロータ101の現在位置までのステップ数と撮影者が設定した絞り値とから、モータ1の必要な駆動ステップ数を演算するとともに、駆動開始時の通電位相を決定する(ステップS4)。具体的には、位置Sから撮影者が設定した絞り値を得るために必要な駆動ステップ数から位置Sからロータ101の現在位置までのステップ数を減算することで、ロータ101の現在位置から撮影者が設定した絞り値を得るために必要な駆動ステップ数を求める。そして、ホールセンサ102からの出力によって、駆動開始時の通電位相を決定する。例えば、ロータ101が図4に示した位置Pの位相にある場合、ホールセンサ102の出力はL/0であるため、次ステップ(S5)での絞り駆動開始時の通電位相をA−/Boffにする。
ステップS5では、前ステップ(S4)での演算結果に基づいて、駆動制御部7が図5に示した方法でモータ1の駆動制御を行う。すなわち、駆動制御部7は、駆動開始の通電位相と絞り羽根5が撮影者の設定した目標絞り値を実現するためのロータ101の目的位置までの駆動ステップ数とを、駆動を開始する前のホールセンサ102の出力に基づいて変更する。こうして、ロータリプレート4を介して絞り羽根5を絞り込む絞り駆動が行われ、カメラシステムが行う露光動作の準備を完了させる。
上述の通り、本実施形態によれば、絞り駆動のために従来から行われている直前の初期位置の位置出し動作を行うことなく、絞り羽根5により所望の絞り値が得られるように、モータ1を駆動制御することができる。これにより、カメラシステムの連続撮影における1シーケンス毎の絞り値の調整に必要な時間を短縮して、高速撮影を行うことができるようになる。
《第2実施形態》
本発明の第2実施形態に係る光量調節装置は、第1実施形態に係る光量調節装置と比較すると、駆動制御部7によるモータ1の制御形態のみが異なる。具体的には、本実施形態に係る光量調節装置では、絞り羽根5による絞り駆動の直前に、ロータ101に対して予め定められた初期位置への初期位置出しを行う。本実施形態では、この初期位置は図4に示した位置Sであるとし、以下「初期位置S」と記すこととする。
図7は、本実施形態(第2実施形態)に係る光量調節装置の制御フローを示すフローチャートである。制御フローのスタート時点では、第1実施形態と同様に、光量調節装置を含むカメラシステムが撮影動作に入る前の状態にあり、制御フローは光量調節装置の動作を完了した時点で終了するものとする。
図7に示されるステップS101〜103の処理は、図6を参照して説明したステップS1〜S3と同じであるため、ここでの説明を省略する。ステップS102により、ロータ101の現在位置が図4に示された初期位置Sに対して何ステップ分ずれた位置であるのかが検出される。そこで、次に、駆動制御部7は、次ステップ(=ステップS105)で行うロータ101を初期位置Sまで駆動するためのステップ数を演算する(ステップS104)。
続いて、駆動制御部7は、ステップS104で算出された初期位置Sまでのステップ数に応じた駆動周波数でモータ1を駆動制御し、ロータ101を初期位置Sへ移動させるように通電する(ステップS105)。ステップS105の詳細については後に説明するが、このステップS105により、ロータ101の位置を初期位置Sへ適切な制御時間で移動させることができる。その後、駆動制御部7は、図6のステップS5と同様の絞り駆動を行い(ステップS106)、制御フローを終了させる。
図8(a)は、図7のフローチャートのステップS105の処理の詳細を模式的に示す図である。図8(a)には、ステップS102におけるホールセンサ102の出力を読み取った結果が示されており、モータ制御ステップ、ホール素子A,Bの3値化出力がそれぞれ示している状態は、図4(a),(d),(e)に示される状態と同じである。図8(b)は、ロータ101が(a)に示される(i)〜(v)の各位置にある場合に、駆動制御部7が行う初期位置出しに関わる駆動周波数と所要時間を示している。
いずれの通電でも、ロータ101を初期位置Sへ戻す初期位置出しを目的としているため、駆動制御部7はモータ1のA相に+通電を行う。このとき、例えば、初期位置Sに最も遠い(v)の場合、400PPS(400パルス/秒)で通電され、2.5msecだけ通電されることで初期位置出しが完了する。別の例を挙げれば、(v)の場合よりも初期位置出しのための移動距離が半分でよい(iii)の場合、その通電時間は半分の1.25msecでよいことがわかる。
本実施形態によれば、絞り駆動前の初期位置出し動作の所要時間を従来よりも短縮して、必要最小限のものとすることができる。これによってカメラシステムの連続撮影における1シーケンス毎の所要時間を短縮することができるため、高速撮影を行うことが可能になる。
<他の実施形態>
以上、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。さらに、上述した各実施形態は本発明の一実施形態を示すものにすぎず、各実施形態を適宜組み合わせることも可能である。
本発明は以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)をネットワーク又は各種記憶媒体を介してカメラシステム或いは光量調節装置に供給し、そのカメラシステム或いは光量調節装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムコードを読み出して実行する処理である。この場合、そのプログラム、及び該プログラムを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
1 モータ
3 フォトインタラプタ
4 ロータリプレート
5 絞り羽根
6 カムプレート
7 駆動制御部
8 記憶部
101 ロータ
102 ホールセンサ
401 被検出部

Claims (4)

  1. ロータを有するステッピングモータと、
    前記ロータの回転位置に基づいて周期的な信号を出力する出力手段と、
    前記モータによって駆動される被駆動部材と、
    前記被駆動部材が駆動されることで開口を開閉する絞り羽根と、
    前記絞り羽根が前記開口を開放する開放状態となっているか否かを検出する検出手段と、
    前記出力手段から出力される信号および前記検出手段の検出結果に基づいて前記ステッピングモータを駆動制御する駆動制御手段と備え
    前記出力手段は、前記絞り羽根が前記開口を開放して前記被駆動部材がストッパに当接する初期状態から、前記検出手段が前記開放状態となっていないことを検出するまでの間に、前記ロータの回転位置によってそれぞれ異なる信号を出力し、
    前記駆動制御手段は、前記検出手段によって前記開放状態となっていることが検出される場合に、前記出力手段からの出力信号に基づいて、前記絞り羽根を目標絞り状態までのステップ数を演算するとともに、駆動開始時の通電位相を決定することを特徴とする光量調節装置。
  2. ロータを有するステッピングモータと、
    前記ロータの回転位置に基づいて周期的な信号を出力する出力手段と、
    前記モータによって駆動される被駆動部材と、
    前記被駆動部材が駆動されることで開口を開閉する絞り羽根と、
    前記絞り羽根が前記開口を開放する開放状態となっているか否かを検出する検出手段と、
    前記出力手段から出力される信号および前記検出手段の検出結果に基づいて前記ステッピングモータを駆動制御する駆動制御手段と備え
    前記出力手段は、前記絞り羽根が前記開口を開放して前記被駆動部材がストッパに当接する初期状態から、前記検出手段が前記開放状態となっていないことを検出するまでの間に、前記ロータの回転位置によってそれぞれ異なる信号を出力し、
    前記駆動制御手段は、前記検出手段によって前記開放状態となっていることが検出される場合に、前記出力手段からの出力信号に基づいて、前記ロータを現在の回転位置から前記被駆動部材が前記ストッパに当接する前記初期状態となるまで駆動し、その後、前記駆動制御手段は、前記絞り羽根を目標絞り状態までのステップ数を前記ステッピングモータに供給することを特徴とする光量調節装置。
  3. 前記駆動制御手段が、前記ロータを前記現在の回転位置から前記被駆動部材が前記ストッパに当接する前記初期状態となるまで駆動する場合に、前記駆動制御手段は、前記出力手段からの出力信号に基づいて、前記ステッピングモータの駆動周波数と通電時間を設定することを特徴とする請求項2記載の光量調節装置。
  4. 前記被駆動部材が前記ストッパに当接する前記初期状態から前記検出手段が前記開放状態となっていないことを検出するまでの間における前記ロータの回転量が、前記出力手段から出力される信号を1周期分変化させるために必要な前記ロータの回転量よりも小さくなるように設定されていることを特徴とする請求項1又は2記載の光量調節装置。
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