JP5630602B2 - 車両の自動停止制御装置 - Google Patents
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Description
このように構成された本発明においては、車両停止時、シフトレンジ位置検出手段により検出されるシフト位置が非走行レンジ位置であるとき、所定の自動停止条件が成立するとエンジンを自動停止させると共に、エンジンが自動停止されてから所定期間の間は、ブレーキ踏力検出手段によりブレーキ踏力が検出され、又は、ブレーキ踏み込み操作検出手段によりブレーキを踏み込んでいない状態からブレーキを踏み込む操作が検出されてもエンジンの再始動が禁止される。従って、エンジンが自動停止されてから所定期間の間、エンジンの再始動が防止されると共に、ドライバーの停止意思としてのブレーキ操作が、発進意思としてのブレーキ操作としての再始動条件として成立されることが防止される。その結果、エンジンが誤ったタイミングで再始動することを防止することが出来る。
このように構成された本発明においては、エンジンの再始動が禁止される所定期間内であっても、ドライバーの発進要求として走行レンジへのシフトがあった場合に、エンジンの再始動性を確保することが出来る。
先ず、図1により、本発明の実施形態による車両の自動停止制御装置を備えたエンジンの概略構成を説明する。図1は本発明の実施形態による車両の自動停止制御装置を備えたエンジンの概略構成図である。本発明の実施形態による車両の自動停止制御装置は、走行レンジ(Dレンジ)及び非走行レンジ(Nレンジ)等を有する自動変速機(図示せず)を備える車両に適用される。
図2に示すように、本実施形態によるエンジン1は、車両及びエンジン1が備える各センサの検出信号に基づいてエンジン1を制御するエンジン制御ユニット(ECU)80を有する。エンジン制御ユニット80は、具体的には、マイクロプロセッサ、メモリ及びそれらを作動させるプログラム等(以上、図示せず)から構成され、エンジン自動停止制御手段82を有する。
S1において、車両が停車していると判定された場合には、S3に進み、シフトポジションセンサ62により検出されたシフトポジションがDレンジであるか否かを判定する。Dレンジであると判定された場合には、S4に進み、エンジン自動停止作動条件が成立しているか否かを判定する。このDレンジにおけるエンジン自動停止作動条件には、外気温度、エンジン水温、バッテリー状態などの他、所定のブレーキ踏力が含まれる。
S3において、Dレンジであると判定されなかった場合は、本実施形態では、Nレンジである場合である。S3において、Nレンジであると判定された場合、(図4の例では、t0時点でのシフト位置がNレンジの場合である。)、S10に進み、ドライバーの運転操作に変化がないか否かを判定する。ドライバーの運転操作は、ブレーキ操作やステアリング操作などである。ステアリング操作などが行われたと判定された場合、S11に進み、安定判定待ちタイマーをリセットする。
S10において、ドライバーの運転操作に変化がないと判定された場合は、S13に進み、安定判定タイマーを減算し、S14において、安定判定タイマーが0になったか否かを判定する。安定判定タイマーが0になっていなければ、上述したように、S12のステップにより、エンジンの自動停止が不許可とされる。
一方、S15において、エンジン自動停止作動条件が成立していると判定された場合には、S17に進み、エンジンを自動停止させる。このように、第1の実施例では、安定判定タイマーが0になった時点でエンジン自動停止が許可され、エンジン自動停止作動条件が成立した時点でエンジン自動停止が実行される。つまり、図4に示すように、車両停止後、少なくとも期間T1の間、エンジンの自動停止が禁止される。
一方、S20において、ブレーキを踏み込んでいないと判定された場合、S22に進み、エンジンの再始動を不許可とし、エンジンの再始動の指示待機を実行する。この第1の例では、Nレンジで停車している場合、先ず、ブレーキを踏み込んでから、Dレンジにシフトして発進することが安全であるとの考えに基づき、S20、S22のステップを設けている。
S101において、車両が停車していると判定された場合には、S103に進み、シフトポジションセンサ62により検出されたシフトポジションがDレンジであるか否かを判定する。Dレンジであると判定された場合には、S104に進み、図3のS4と同様のエンジン自動停止作動条件が成立しているか否かを判定する。
S103において、Dレンジであると判定されなかった場合は、本実施形態では、Nレンジである場合である。S103において、Nレンジであると判定された場合、(図6の例では、t0時点でのシフト位置がNレンジの場合である。)、S110に進み、エンジン自動停止作動条件が成立しているか否かを判定する。本実施形態において、このNレンジにおけるエンジン自動停止作動条件には、外気温度、エンジン水温、バッテリー状態などが含まれ、ドライバーによるブレーキペダルのブレーキ踏力は含まれない。Nレンジにおいては、ドライバーによっては、サイドブレーキをひいて車両停止している場合があるからである。なお、ドライバーによるブレーキペダルのブレーキ踏力をエンジン自動停止作動条件に含むようにしても良い。
シフト操作がなされたと判定された場合には、S118に進み、ドライバーに発進意思があるものとして、エンジンを再始動させる。一方、シフト操作がなされていない、即ち、Nレンジのままであると判定された場合には、S120に進み、エンジン再始動を不許可とし、エンジンの再始動の指示待機を実行する。
先ず、第1の実施例によれば、停車時のシフト位置がNレンジであるとき、車両停止開始から期間T1の間、ドライバーが何度かブレーキをオン/オフしたり、ブレーキ踏力の増加減を何度か繰り返すようなブレーキ踏み込み操作が検出されてもエンジンの自動停止が禁止される。従って、その期間T1の間、エンジンの再始動自体がなされず、ドライバーの停止意思としてのブレーキ操作を、発進意思としてのブレーキ操作として再始動条件として成立させることも防止される。従って、エンジンが誤ったタイミングで再始動することを防止することが出来る。
これらの結果、第1及び第2の実施例によれば、エンジンが誤ったタイミングで再始動することを防止することが出来る。
23 点火プラグ
52 インジェクタ
80 エンジン制御ユニット
82 エンジン自動停止制御手段
Claims (2)
- 車両停止時に所定の自動停止条件が成立するとエンジンを自動停止させ、その自動停止後、所定の再始動条件が成立するとエンジンを再始動させる、自動変速機を備えた車両の自動停止制御装置であって、
上記自動変速機のシフトレンジ位置を検出するシフトレンジ位置検出手段と、
ブレーキを踏み込んでいない状態からブレーキを踏み込む操作を検出するブレーキ踏み込み操作検出手段と、
ブレーキを踏み込んでいる際のブレーキ踏力を検出するブレーキ踏力検出手段と、を有し、
上記エンジン自動停止後の所定の再始動条件が、少なくとも、上記シフトレンジ位置検出手段により検出されるシフト位置が走行レンジ位置のときは、ブレーキを踏み込んでいる状態からそのブレーキを踏み込んでいる状態を解除する操作であり、且つ、上記シフトレンジ位置検出手段により検出されるシフト位置が非走行レンジ位置のときは、ブレーキを踏み込んでいない状態からブレーキを踏み込む操作であり、
さらに、車両が停止した時に上記シフトレンジ位置検出手段により検出されるシフト位置が非走行レンジ位置のときは、ブレーキ踏力を含まない所定の自動停止条件が成立するとエンジンを自動停止させるエンジン自動停止手段と、
車両が停止した時に上記シフトレンジ位置検出手段により検出されるシフト位置が走行レンジ位置のときは、エンジンの自動停止中において、その後に検出されるシフトレンジ位置に関係なく、上記ブレーキ踏力検出手段によりブレーキ踏力が検出されている間はエンジンの再始動を禁止し、且つ、車両が停止した時に上記シフトレンジ位置検出手段により検出されるシフト位置が非走行レンジ位置のときは、エンジンの自動停止中において、エンジンが自動停止されてから所定期間の間は、上記ブレーキ踏力検出手段によりブレーキ踏力が検出され、又は、上記ブレーキ踏み込み操作検出手段によりブレーキを踏み込んでいない状態からブレーキを踏み込む操作が検出されてもエンジンの再始動を禁止するエンジン再始動禁止手段と、を有することを特徴とする自動変速機を備えた車両の自動停止制御装置。 - 上記エンジンが自動停止されてから所定期間の間、上記シフトレンジ位置検出手段によりシフト位置が非走行レンジ位置から走行レンジにシフトされたことが検出されたことを上記所定の再始動条件としてエンジンの再始動を許可する請求項1に記載の自動変速機を備えた車両の自動停止制御装置。
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