JP5626865B2 - 複合多孔性中空糸膜、膜モジュール、膜ろ過装置、水処理方法 - Google Patents
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(1)多孔質層と当該多孔質層を支持する支持体とを備えた複合多孔性中空糸膜であって、前記多孔質層は、その少なくとも一部が外周部を形成し、前記外周部の前記多孔質層には凹凸が付与されていることを特徴とする複合多孔性中空糸膜、
(2)前記複合多孔性中空糸の膜断面において、外周長に占める前記凹凸の割合が30%以上であることを特徴とする(1)に記載の複合多孔性中空糸、
(3)前記多孔質層が、熱可塑性樹脂からなる(1)又は(2)に記載の複合多孔性中空糸膜、
(4)前記熱可塑性樹脂がポリフッ化ビニリデン、ポリオレフィン又はポリサルホンであることを特徴とする(3)記載の複合多孔性中空糸、
(5)前記凹凸が膜長手方向に連続していることを特徴とする(1)〜(4)の何れか一項記載の複合多孔性中空糸、
(6)前記凹凸の延在方向が膜中空糸膜の長手方向に対して、1°以上の角度を持って螺旋状となっていることを特徴とする(1)〜(5)の何れか一項記載の複合多孔性中空糸、
(7)(1)〜(6)の何れか一項記載の複合多孔性中空糸を有する膜モジュール、
(8)(7)に記載の前記膜モジュールを具備する膜ろ過装置、
(9)(8)に記載の膜ろ過装置を用いて、無機物および有機物の少なくとも一方を含有する被処理液をろ過する水処理方法、
まず、図1,2を参照して、本実施形態に係る複合多孔性中空糸膜を説明する。図1は、本実施形態に係る複合多孔性中空糸膜の構成を説明する概略図である。また、図2は図1の複合多孔性中空糸膜の長手方向に垂直な断面を示す断面図である。
本実施形態に係る支持体4の一例として、組紐や不織布等が挙げられる。組紐は、繊維が一本以上束ねられて形成された複数本の糸を管状に組むこと形成されたものである。組紐を構成する繊維の素材としては、ナイロン6やナイロン66、芳香族ポリアミド等のポリアミド系、ポリエチレンテレフタレート、ポリ乳酸、ポリグリコール等のポリエステル系、ポリエチレンやポリプロピレン等のポリオレフィン系、ポリ塩化ビニルやポリ塩化ビニリデン等のポリ塩化ビニル系、ポリテトラフルオロエチレンやポリフッ化ビニリデン等のポリフッ素系、ポリビニルアルコール系、ポリアクリロニトリル系、ポリ尿酸系、ポリアルキレンパラオキシベンゾエート系、ポリウレタン系、などの合成高分子素材や、セルロース系、タンパク質系、種子毛繊維、石綿などの天然高分子素材、或いは金属繊維、炭素繊維、ケイ酸塩繊維などの無機素材などから、或いは前記素材を組み合わせたものを、用途に応じて適切なものを選ぶことが可能である。水処理等の用途においては、コストや繊維形状の自由度の高さから合成高分子素材が最も好ましい。
本実施形態に係る多孔質層5は熱可塑性樹脂から成ることが好ましい。熱可塑性樹脂(熱可塑性高分子)は、常温では変形しにくく弾性を有し塑性を示さないが、適当な加熱により塑性を現し、成型が可能になり、冷却して温度が下がると再びもとの弾性体に戻る可逆変化を行い、その間に分子構造など化学変化を生じない性質を持つ樹脂である(化学大辞典編集委員会編集、化学大辞典6縮刷版、共立出版、860及び867頁、1963年)。
次に、上記の複合多孔性中空糸膜1の外周部に形成される凹凸について説明する。図5は、図2の断面図の一部(一点鎖線で囲んだ領域Y)を拡大したものであり、凹凸の高さ及び幅について説明する図である。
多孔質層5の表面の孔径については、用途に応じて、UFサイズからMFサイズまで適宜選択すれば良い。
次に、本実施形態に係る複合多孔性中空糸膜を作る好ましい製法の例を組紐の場合を例に記載する。
以上のようにして得られた複合多孔性中空糸膜1は、中空糸膜モジュール、この中空糸膜モジュールが取り付けられたろ過装置、及びろ過装置による水処理(水処理方法)等に用いられる。
(1)複合多孔性中空糸膜の内径(mm)、凹部外径(mm)、凸部外径(mm)の測定
組紐が緩まないように接着剤を含浸させて固めたのち、複合多孔性中空糸膜を膜長手方向に垂直な向きにカミソリ等で薄く切り、顕微鏡を用いて断面の内径、凸部外径、凹部外径を測定し、算術平均により下記式(1)〜(3)からそれぞれ算出した。ここでいう、凸部外径とは、凸部の頂点を通る内径と同心円の直径である。凹部外径とは、凹部の頂点(膜厚が最も薄くなる部分)を通る同心円の直径である。
走査型電子顕微鏡により、複合多孔性中空糸膜断面の外周部の凹凸の形状を明確に確認できる任意の倍率で撮影した写真を用いた。その写真上で、膜厚が最も薄い部分(通常、凹部の頂点)を通る内径と同心円状の円の直径と凸部の頂点(最も膜厚が厚い箇所)を通る内径と同心円状の円の直径の差を測定し、下記式(4)により凹凸の高さHとした。また凹凸幅は、膜厚が最も薄い箇所から凹凸の高さHの半分となる位置における凸部の幅を凹凸の幅とした。凹凸の数は、膜断面全体の画像を撮影し、目視で凹凸の数を数えた。
走査型電子顕微鏡により、多孔性中空糸膜断面の外周部の凹凸の形状を明確に確認できる任意の倍率で撮影した写真を用いた。写真上で円周部と凹部、凸部を区別し、下記式(5)にて外周部の周長に占める凹凸の割合を算出した。
マイクロスコープにて中空糸の長手方向が明確に確認できる倍率の写真を用いた。写真上で、凸部(或いは凹部)の線と中空糸長手方向の線との角度を幾何学的に求め、凹凸の角度を算出した。
(2)と同様にして、走査型顕微鏡により複合多孔質中空糸膜の多孔質層における多孔質構造を明確に確認できる倍率で撮影した写真を用いた。写真上で、多孔質層が組紐部に含浸している厚みを測定し、下記式にて組紐に含浸している多孔質層の割合を算出した。
約10cm長の湿潤中空糸膜の一端を封止し、他端の中空部内へ注射針を入れ、注射針から0.1MPaの圧力にて純水を中空部内へ注入し、外表面へと透過してくる純水の透過水量を測定し、以下の式により純水透水率を決定した。なお、膜有効長とは、注射針が挿入されている部分を除いた、多孔性中空糸膜の正味の膜長を指し、πは、円周率を指す。
約15cm長の湿潤中空糸膜を4%水酸化ナトリウム水溶液に45℃で10日間浸漬し、浸漬後の膜を(1)と同様にして薄く切ったサンプルを20個、顕微鏡で観察して多孔質層の剥離の有無を観察した。20個中、多孔質層が剥離していないサンプルの個数から、下記式にて耐剥離性を算出した。
以下のようにして、膜面積50m2の加圧型中空糸膜モジュールを作製した。複数の多孔性中空糸膜を束ねた後、中空糸束の片側端部面中空部を目止め処理し、内径150mm、長さ2000mmの、ポリスルフォン製円筒状モジュールケースに収納し、目止め処理を行った端部には、接着治具のみを、他方端部には、多孔性中空糸膜と平行に、外径11mmのポリプロピレン製棒状物を合計24本配置した後に液密的に接着治具を取り付けた。
国際公開第2004/112944号に記載の方法と同様にして、膜面積25m2の陰圧型中空糸膜モジュールを作製した。
(8)で得られた中空糸膜モジュールを使用し、原水として濁度が5〜10度、水温が18〜25℃の河川表流水を用いた。透水量は、ポンプによる加圧により、外圧の全量ろ過方式で段階的に透水量を上げていき、膜間差圧が急激に上昇しない(25℃換算で10kPa/週を越えない)限界の透水量を測定した。
(9)で得られた中空糸膜モジュールを使用し、8m3の容積の活性汚泥槽に浸漬した。また、原水としてBODが750mg/Lである工場排水を用いた。活性汚泥中のMLSS濃度は約10g/Lで一定とした。透水量は、吸引ポンプにより膜の中空部を陰圧にして、全量ろ過方式で段階的に透水量を上げていき、膜間差圧が急激に上昇しない(25℃換算で10kPa/週を越えない)限界の透水量を測定した。
非溶剤誘起型相分離法用の製膜原液として、重量平均分子量30万のポリフッ化ビニリデンポリマー(商品名:Solef6010)、溶媒としてN,N−ジメチルアセトアミド(和光純薬製)、重量平均分子量35,000のポリエチレングリコール(メルク社製)を27.0:57.5:15.5(質量%)の組成にて70℃で均一に混合したものを用いた。また、組紐としては、外径1.3mm、内径1.1mmのポリエステル製の組紐(組打数24打、繊維直径22μm、330デシックス/72フィラメント)を用いた。
紡口ノズルとして、製膜原液吐出口の外周部に高さ200μm、幅400μmの凸部を20個有する紡口ノズルを用いた。まず、紡口中心部から組紐を導出し、上記で作製した製膜原液を吐出して組紐に塗布した。その後、約3mmのチムニー内を空走させた後、80℃の水浴に浸漬して固化させ、15m/分の速度で巻き取った。更に80℃の熱水中で6時間水洗することで、溶媒とポリエチレングリコールを除去し、複合多孔性中空糸膜を得た。
熱誘起相分離法用の溶融混練物として、熱可塑性樹脂としてフッ化ビニリデンホモポリマー(呉羽化学製、商品名:KF#1000)、有機液体としてフタル酸ビス(2−エチルヘキシル)とフタル酸ジブチルとの混合物、無機微粉として微粉シリカ(日本アエロジル社製、商品名:AEROSIL−R972)を用い、溶融押出しを行った。吐出する溶融混練物として組成がフッ化ビニリデンホモポリマー:フタル酸ビス(2−エチルヘキシル):フタル酸ジブチル:微粉シリカ=34.0:33.8:6.8:25.4(質量比)の溶融混練物を、樹脂温190℃で吐出した以外は実施例1と同様にして組紐の上に溶融混練物を塗布した。その後、300mmの空走距離を経て、30℃の水浴中に導き入れることで冷却固化させ、30m/分の速度でかせに巻き取った。得られた中空糸状押出し物をイソプロピルアルコール中に浸漬させてフタル酸ビス(2−エチルヘキシル)およびフタル酸ジブチルを抽出除去した後、乾燥させた。次いで、40質量%のエタノール水溶液中に30分間浸漬させた後、水中に30分間浸漬し、中空糸膜を湿潤化した。次いで、20質量%NaOH水溶液中に70℃にて1時間浸漬し、さらに水洗を繰り返して微粉シリカを抽出除去することで、複合多孔性中空糸膜を得た。
紡口ノズルとして、製膜原液吐出口の外周部に高さ200μm、幅400μmの凸部を4個有する紡口ノズルを用いた以外は実施例1と同様にして複合多孔性中空糸膜を得た。得られた膜は、外周部が凸部と円周部から成る多孔性中空糸膜であった。得られた多孔性中空糸膜の諸物性及び耐剥離性、実液性能の評価結果を表1に示す。(6)記載の耐剥離性試験においても、組紐と多孔質層の剥離がほとんどおこらない良好な耐剥離性を示した。
紡口ノズルとして、製膜原液吐出口の外周部に高さ200μm、幅400μmの凸部を4個有する紡口ノズルを用いた以外は実施例2と同様にして複合多孔性中空糸膜を得た。得られた膜は、外周部が凸部と円周部から成る多孔性中空糸膜であった。得られた多孔性中空糸膜の諸物性及び耐剥離性、実液性能の評価結果を表1に示す。(6)記載の耐剥離性試験においても、組紐と多孔質層の剥離がほとんどおこらない良好な耐剥離性を示した。
支持体として、不織布(セルロース長繊維不織布、製品名:ベンリーゼ)を用いた以外は、実施例2と同様にして複合多孔性中空糸膜を得た。
紡口ノズルとして、製膜原液吐出口の外周部に凸部の無い円環状の吐出口を有する紡口ノズルを用いた以外は実施例1と同様にして複合多孔性中空糸膜を得た。得られた膜は、外周部が円周状の多孔性中空糸膜であった。得られた多孔性中空糸膜の諸物性及び耐剥離性、実液性能の評価結果を表1に示す。(6)記載の耐剥離性試験においては、組紐と多孔質層の剥離が起こり、低い耐剥離性を示した。
紡口ノズルとして、製膜原液吐出口の外周部に凸部の無い円環状の吐出口を有する紡口ノズルを用いた以外は実施例2と同様にして複合多孔性中空糸膜を得た。得られた膜は、外周部が円周状の多孔性中空糸膜であった。得られた多孔性中空糸膜の諸物性及び耐剥離性、実液性能の評価結果を表1に示す。(6)記載の耐剥離性試験においては、組紐と多孔質層の剥離が起こり、低い耐剥離性を示した。
紡口ノズルとして、製膜原液吐出口の外周部に凸部の無い円環状の吐出口を有する紡口ノズルを用いた以外は実施例5と同様にして複合多孔性中空糸膜を得た。得られた膜は、外周部が円周状の多孔性中空糸膜であった。得られた多孔性中空糸膜の諸物性及び耐剥離性、実液性能の評価結果を表1に示す。(6)記載の耐剥離性試験においては、不織布と多孔質層の剥離が起こり、低い耐剥離性を示した。
Claims (7)
- 多孔質層と当該多孔質層を支持する支持体とを備えた複合多孔性中空糸膜であって、
前記多孔質層は、その少なくとも一部が外周部を形成し、
前記外周部の前記多孔質層には凹凸が付与され、
前記凹凸は、膜長手方向に連続しており、
前記凹凸の数は、12条以上150条以下であり、
前記凹凸の高さは、10μm以上160μm以下であり、
前記凹凸の幅は、1μm以上500μm以下であり、
前記複合多孔性中空糸膜の膜断面において、外周長に占める前記凹凸の割合は100%であり、
前記複合多孔性中空糸膜の膜厚は、100μm以上1000μm以下であり、
前記支持体は、ポリエステル系の繊維の素材からなる組紐であり、
前記組紐は、直径1μm以上100μm以下の繊維を10本以上1000本以下になるように組まれたものであり、
前記多孔質層の一部が前記支持体の厚みに対して5%以上前記支持体に含浸することで形成される含浸層を有する
ことを特徴とする複合多孔性中空糸膜。 - 前記多孔質層が、熱可塑性樹脂からなる請求項1に記載の複合多孔性中空糸膜。
- 前記熱可塑性樹脂がポリフッ化ビニリデン、ポリオレフィン又はポリサルホンであることを特徴とする請求項2記載の複合多孔性中空糸膜。
- 前記凹凸の延在方向が、膜長手方向に対して、1°以上の角度を持って螺旋状となっていることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項記載の複合多孔性中空糸膜。
- 請求項1〜4の何れか一項記載の複合多孔性中空糸を有する膜モジュール。
- 請求項5に記載の前記膜モジュールを具備する膜ろ過装置。
- 請求項6に記載の膜ろ過装置を用いて、無機物および有機物の少なくとも一方を含有する被処理液をろ過する水処理方法。
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