JP5626362B2 - エレベータの呼び登録装置 - Google Patents

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Description

この発明は、エレベータの呼び登録装置に関するものである。
ボタン操作により行先呼び登録を行うエレベータにおいては、利用者の視覚が不自由な場合や利用者が荷物を持っている場合、あるいは、非常に混雑している場合等、ボタン操作による行先呼び登録が困難である場合がある。そこで、従来においては、手によるボタン操作を必要とせず、音声入力により呼び登録が可能である音声呼び登録装置を備えたエレベータが知られている。このエレベータの呼び登録装置は、マイクロフォン等の音声入力部に利用者が発話した音声が入力されると、この入力された音声を認識して利用者が発話した行先階への呼び登録を行うものである。ところが、このようなエレベータの呼び登録装置においては、音声入力を行う場所における環境雑音等の影響によって、利用者が発話した行先階が誤認識されて誤登録されてしまう、すなわち、利用者が発話した(意図した)ものとは異なる行先階への呼び登録が行われてしまう可能性がある。
そこで、従来におけるエレベータの呼び登録装置においては、利用者がキャンセルの対象となる呼び登録の行先階を表す言葉と、キャンセル用に予め定められた言葉とを続けて発話することにより、当該行先階への呼び登録をキャンセルすることができるようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。この特許文献1に記載された音声呼び登録装置は、音声の音質による話者認証技術を利用して呼び登録を行った利用者と同一の利用者がキャンセルの旨の音声を発話したと判断される場合に、呼び登録のキャンセルを行うものである。
他には、各利用者に固有のID番号が振られた音声リモート制御デバイスから音声入力による呼び登録を行うエレベータにおいて、この音声リモート制御デバイスにキャンセル用に予め定められた言葉を発話することにより呼び登録をキャンセルできるようにしたものも知られている(例えば、特許文献2参照)。この特許文献2に記載されたものは、どの利用者がどの行先階への呼び登録を行ったかを、各利用者が所持する音声リモート制御デバイスに割り振られた固有のID番号によって識別することができる。従って、ある音声リモート制御デバイスにキャンセルの旨の音声が入力された場合には、当該音声リモート制御デバイスのID番号に基づいて、キャンセルすべき呼び登録を決定する。
また、音声入力により呼び登録を行うエレベータの呼び登録装置において、それぞれの行先階への呼び登録をキャンセルするためのボタンを各階毎に設けたものも従来知られている(例えば、特許文献3参照)。この特許文献3に記載されたものは、各階への呼び登録を行うための行先階ボタンそれぞれの隣に、その行先階への呼び登録をキャンセルするためのボタンが各階毎に設けられている。そして、音声入力により意図しない行先階への呼び登録がなされてしまった場合には、利用者は、当該意図しない行先階に対応するキャンセルボタンを操作することにより、当該意図しない行先階への呼び登録をキャンセルすることができる。なお、これに似たものとしては、例えば特許文献4に記載されているように、キャンセルボタンを1つ設け、キャンセル時にはこのキャンセルボタンと、キャンセルしたい行先階への呼び登録ボタンとを同時に操作するようにしたものも知られている。
さらにまた、音声入力により呼び登録を行うエレベータの呼び登録装置において、音声の誤認識による誤登録を防止するため、いわゆる無駄呼びとなる音声呼び登録の回数をカウントし、無駄呼びとなる音声呼び登録が所定回数以上行なわれた場合に、呼び登録をキャンセルするものも知られている(例えば、特許文献5参照)。ここで、いわゆる無駄呼びとは、例えば、いわゆる背後呼び(エレベータの進行方向とは反対方向にある階床を行先階とする呼び登録)や現在当該エレベータが停止している階床への呼び登録等を指す。
日本特公昭63−010073号公報 日本特開2000−053336号公報 日本特開平09−255243号公報 日本特開昭56−061279号公報 日本特開平03−095082号公報
しかしながら、特許文献1に示された従来におけるエレベータの呼び登録装置は、音声認識技術と併せて話者認証技術を利用してキャンセルすべき呼び登録を決定している。従って、話者認証を行うための音素モデルを予め用意する、あるいは、学習により都度取得する必要があって、その用意に煩雑な手数がかかるという課題や、音素モデルを都度取得するための処理を行う装置を要し構成が複雑化してしまうという課題がある。また、話者認証を行うために、音声の特徴パラメータを抽出する演算を行う必要があるため、この点でも、構成が複雑化してしまう。さらに、キャンセル対象の呼び登録の行先階を誤認識したり、話者認証に失敗したりした場合には、意図したものとは異なる呼び登録をキャンセルしてしまうことがあり得るという課題もある。
また、特許文献2に示されたものにおいては、各利用者が、音声リモート制御デバイスを用いて呼び登録を行うことが前提であり、そのようなデバイスを用いないエレベータには適用することができないという課題がある。また、既に自分の目的階が登録されていれば重ねての呼び登録を行わない利用者もおり、そのような利用者に対しては、元の呼び登録者が当該呼び登録をキャンセルしてしまうと停止を期待していた階床への呼び登録が突然取り消されてしまうことが起こり得るという課題もある。
さらに、特許文献3や特許文献4に示されたものは、操作盤におけるボタン操作によりキャンセルの対象となる呼び登録を指定するものである。このため、少なくとも1以上のキャルセルボタンを操作盤に設置するためのスペースが必要であるとともに、設置費用がかかるといった課題がある。また、音声入力はボタン操作が困難である場合に利用されることが多いにも関わらず、呼び登録のキャンセルをボタン操作により行わなければならないため、ボタン操作が困難である場合には呼び登録のキャンセル操作を行うことが困難になるという課題もある。
そして、特許文献5に示されたものにおいては、予め定められた無駄呼びの条件に当てはまらない呼び登録はキャンセルすることができないため、無駄呼びにはならない行先階への呼び登録が誤登録されてしまった場合には、これをキャンセルすることができないという課題がある。
この発明は、このような課題を解決するためになされたもので、第1の目的は、簡潔な構成で、音声の誤認識等によって誤って意図しない呼び登録が取り消されることなく、音声入力により呼び登録を適切に取り消すことができるエレベータの呼び登録装置を得るものである。
また、第2の目的は、簡潔な構成で、音声入力による呼び登録時に誤登録等の不必要な呼び登録がなされることを未然に防止することができるエレベータの呼び登録装置を得るものである。
この発明に係るエレベータの呼び登録装置においては、エレベータの利用者が発した音声の入力を受ける音声入力部を用いて音声認識により呼び登録を行うエレベータの呼び登録装置であって、呼び登録の行先階を表す所定の行先登録用語彙の音声データを、行先登録用語彙音声データとして予め記憶するとともに、呼び登録を取り消すために用いる、前記行先登録用語彙とは異なりかつ前記行先登録用語彙を含まない所定の呼び登録取消用語彙の音声データを、呼び登録取消用語彙音声データとして予め記憶する記憶部と、前記音声入力部に入力された音声が、前記記憶部が記憶する前記行先登録用語彙音声データ及び前記呼び登録取消用語彙音声データのいずれかと合致するか否かを判定して前記音声認識を行う音声認識部と、前記音声入力部に入力された音声が前記行先登録用語彙音声データと合致したと判定された場合に、当該合致した前記行先登録用語彙音声データの前記行先登録用語彙が表す行先階への呼び登録要求を、エレベータ制御装置へと出力する音声呼び登録部と、前記音声呼び登録部から出力された呼び登録要求の最新の行先階を保持する行先階保持部と、前記音声認識部による前記音声認識の結果及び呼び登録の結果の少なくとも一方を前記利用者へと報知する報知部と、を備え、前記音声呼び登録部は、前記行先階保持部に最新の行先階が保持されてから所定の取消可能時間内に、前記呼び登録取消用語彙音声データと合致する音声が前記音声入力部に入力された場合に、前記行先階保持部が保持する前記行先階への呼び登録を取り消す呼び登録取消要求を前記エレベータ制御装置へと出力する構成とする。
また、エレベータの利用者が発した音声の入力を受ける音声入力部を用いて音声認識により呼び登録を行うエレベータの呼び登録装置において、呼び登録の行先階を表す所定の行先登録用語彙の音声データを、行先登録用語彙音声データとして予め記憶するとともに、呼び登録を取り消すために用いる、前記行先登録用語彙とは異なりかつ前記行先登録用語彙を含まない所定の呼び登録取消用語彙の音声データを、呼び登録取消用語彙音声データとして予め記憶する記憶部と、前記音声入力部に入力された音声が、前記記憶部が記憶する前記行先登録用語彙音声データ及び前記呼び登録取消用語彙音声データのいずれかと合致するか否かを判定して前記音声認識を行う音声認識部と、前記音声入力部に入力された音声が前記行先登録用語彙音声データと合致したと判定された場合に、当該合致した前記行先登録用語彙音声データの前記行先登録用語彙が表す行先階の情報を取得する音声呼び登録部と、前記音声呼び登録部が取得した最新の行先階を保持する行先階保持部と、前記音声認識部による前記音声認識の結果を前記利用者へと報知する報知部と、を備え、前記音声呼び登録部は、前記行先階保持部に最新の行先階が保持されてから所定の取消可能時間内に、前記呼び登録取消用語彙音声データと合致する音声が前記音声入力部に入力されなかった場合に、前記行先階保持部が保持する前記行先階への呼び登録要求を、エレベータ制御装置へと出力し、前記音声入力部は、エレベータの乗りかごの内部に設けられ、前記記憶部は、前記行先登録用語彙音声データ及び前記呼び登録取消用語彙音声データとして、戸開時における行先登録用語彙音声データ及び呼び登録取消用語彙音声データと、戸閉時における行先登録用語彙音声データ及び呼び登録取消用語彙音声データとを予め記憶し、前記音声認識部は、前記音声認識に用いる音声データを戸開閉状態に応じて切り替える構成とする。
この発明に係るエレベータの呼び登録装置においては、簡潔な構成で、音声の誤認識等によって誤って意図しない呼び登録が取り消されることなく、音声入力により呼び登録を適切に取り消すことができるという効果を奏する。
この発明の実施の形態1に係るエレベータの呼び登録装置の構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態1に係るエレベータの呼び登録装置の動作を示すフロー図である。 この発明の実施の形態2に係るエレベータの呼び登録装置の構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態2に係るエレベータの呼び登録装置の動作を示すフロー図である。
この発明を添付の図面に従い説明する。各図を通じて同符号は同一部分又は相当部分を示しており、その重複説明は適宜に簡略化又は省略する。
実施の形態1.
図1及び図2は、この発明の実施の形態1に係るもので、図1はエレベータの呼び登録装置の構成を示すブロック図、図2はエレベータの呼び登録装置の動作を示すフロー図である。
この図1において1は、エレベータの利用者が発した音声の入力を受ける音声入力部である。この音声入力部1は例えばマイクロフォン等の、音波を電気信号に変換する装置からなっている。音声入力部1は、エレベータの図示しない乗場やエレベータの図示しない乗りかご内の、利用者が音声を入力しやすい位置に設置されている。音声入力部1に入力された音声は、この音声入力部1により音声信号に変換されて出力される。
音声入力部1から出力された音声信号は、音声認識部2へと入力される。この音声認識部2は、音声入力部1に入力された音声と記憶部3に予め記憶されている音声データとの比較照合を行うことにより、音声認識処理を行うものである。
記憶部3には、行先登録用語彙音声データ及び登録取消用語彙音声データの大きく分けて2種類の音声データが予め記憶されている。行先登録用語彙音声データは、呼び登録の行先階を表す語彙(例えば、1階を表す「イチ」、「イッカイ」や2階を表す「ニ」、「ニカイ」等。また、階数ではなく例えば「メインフロア」等の階の名称やその階にある代表的な施設の名称等でもよい。)である行先登録用語彙の音声信号(音声の波形データ)である音声データである。
また、登録取消用語彙音声データは、呼び登録を取り消すための特定の語彙(例えば「キャンセル」や「トリケシ」等)である登録取消用語彙の音声信号(音声の波形データ)である音声データである。この登録取消用語彙は、行先登録用語彙とは異なる語彙が設定される。また、行先登録用語彙にあるような特定の階床を表す語彙も含まないように設定される。
音声認識部2は、まず、音声入力部1からの音声信号(アナログ)をアナログ/デジタル変換(A/D変換)してデジタル信号に変換する。次に、この変換された音声信号(デジタル)から、利用者により発話された音声部分である発話区間を切り出す。そして、この切り出した発話区間の音声信号と、記憶部3に記憶された行先登録用語彙音声データ及び登録取消用語彙音声データの音声信号とを比較照合する音響分析を行うことにより、音声入力部1に入力された音声が、先登録用語彙音声データ及び登録取消用語彙音声データのいずれかと合致するか否かを判定して音声認識を行う。
この音声認識部2による音声認識結果は、音声呼び登録部4へと出力される。音声認識部2において音声入力部1に入力された音声が行先登録用語彙と合致したと判定された場合、この音声認識部2から出力される音声認識結果には、当該行先登録用語彙の表す行先階についての情報が含まれる。また、音声認識部2において音声入力部1に入力された音声が登録取消用語彙と合致したと判定された場合、この音声認識部2から出力される音声認識結果には、音声入力部1に登録取消用語彙の音声が入力された旨が含まれる。
音声呼び登録部4は、音声認識部2から出力された音声認識結果に基づいて、エレベータ制御装置5へと呼び登録要求又は呼び登録取消要求を出力するものである。ここで、エレベータ制御装置5は、エレベータの運転動作全般の制御を司る。このエレベータ制御装置5の制御対象には、エレベータにおける呼び登録や呼び登録への応答等も当然含まれている。
音声呼び登録部4は、音声認識部2における音声認識結果が、音声入力部1に入力された音声が行先登録用語彙と合致したというものであった場合、当該音声認識結果に含まれている行先階の情報に基づいて、当該行先階への呼び登録要求をエレベータ制御装置5へと出力する。音声呼び登録部4からの呼び登録要求を受けたエレベータ制御装置5は、当該呼び登録要求に従って、当該呼び登録要求が指示する行先階への呼び登録を行う。併せて、音声呼び登録部4は、出力した呼び登録要求の行先階に関する情報を報知部6へと出力する。
この報知部6は、音声認識結果、呼び登録の結果や後に述べる呼び登録の取り消しの結果を含むエレベータの状況に関する各種の情報を、利用者に報知するためのものである。報知部6は、音声入力部1が設置されているエレベータの乗場や乗りかご内に設置されている。報知部6は、スピーカ等の音声鳴動装置や液晶ディスプレイ等の表示装置から構成されている。そして、報知部6は、音声鳴動装置を有する場合には、この音声鳴動装置から音声アナウンスを流すことにより、表示装置を有する場合には、この表示装置に文字情報や画像情報を表示することにより、利用者に各種の情報を報知することができる。
音声呼び登録部4から呼び登録要求の行先階に関する情報を受けた報知部6は、この受け取った情報に基づいて、音声認識結果を音声アナウンスや画面表示により利用者に報知する。この際、利用者に報知する具体的な内容としては、例えば、「X階を登録します」(Xは行先階を表す数字)といった音声アナウンスや文字表示が考えられる。利用者は、この報知部6からの報知内容により、自分の意図した行先階が認識されたか否かを知ることができる。
なお、ここで、音声認識部2における音声入力部1に入力された音声と記憶部3の行先登録用語彙との照合において、これらが合致したと判定する尤度の閾値を設けて、閾値以上の尤度でなかった場合は、音声入力部1に入力された音声は、記憶部3に記憶された所定の語彙のいずれとも合致せず認識不可能であるとの音声認識結果を音声認識部2が出力するようにしてもよい。音声認識結果が認識不可能である場合には、当然、呼び登録は行われない。この場合、音声認識結果が認識不可能であるという情報を報知部6へと送信することで、報知部6から利用者へと音声認識が不可能である旨のメッセージ(例えば「認識できません」等)を報知するようにしてもよい。
また、ここでは、音声呼び登録部4から報知部6へと音声認識結果に関する情報を送信し、報知部6は、この音声呼び登録部4からの情報に基づいて、音声認識結果を利用者へと報知した。この点については、音声呼び登録部4からでなくエレベータ制御装置5から呼び登録結果に関する情報を報知部6へと送信し、報知部6は、このエレベータ制御装置5からの情報に基づいて、呼び登録結果を利用者に報知するようにしてもよい。
そして、この場合、音声呼び登録部4からの呼び登録要求の行先階が停止不可であって呼び登録が不可能である階床であるか否かをエレベータ制御装置5で判定した上で、エレベータ制御装置5は、この判定結果に応じたメッセージを報知部6から利用者に報知させるようにしてもよい。具体的には、呼び登録要求が指示する行先階への呼び登録可能であった場合には登録確認メッセージ(例えば「X階を登録します」等)を報知部6から報知し、呼び登録要求の行先階が停止不可であって呼び登録が不可能である場合には登録不可メッセージ(例えば「登録できませんでした」や「X階には停止できません」等)を報知部6から報知するようにしてもよい。
また、音声呼び登録部4は、エレベータ制御装置5へと呼び登録要求を出力した際に、同時に当該呼び登録要求の行先階を登録階保持部4aにおいて保持する。加えて、エレベータ制御装置5へと呼び登録要求を出力すると同時に(すなわち、当該呼び登録要求の行先階を登録階保持部4aに保持すると同時に)、音声呼び登録部4は、所定の一定時間(例えば2〜3秒)である取消可能時間の計測を開始する。この取消可能時間内においても、音声認識部2は、音声入力部1に入力された音声と記憶部3に予め記憶されている音声データとを比較照合して音声認識処理を行っている。
そして、取消可能時間が経過するまでの間に、音声認識部2において音声入力部1に登録取消用語彙と合致する音声が入力されたという音声認識結果が出た場合、音声呼び登録部4は、その時点で登録階保持部4aに保持されている行先階への呼び登録を取り消す呼び登録取消要求をエレベータ制御装置5へと出力する。音声呼び登録部4からの呼び登録取消要求を受けたエレベータ制御装置5は、当該呼び登録取消要求に従って、当該呼び登録取消要求が指示する行先階への呼び登録を取り消す。併せて、音声呼び登録部4は、出力した呼び登録取消要求の行先階に関する情報を報知部6へと出力する。
音声呼び登録部4から呼び登録取消要求の行先階に関する情報を受けた報知部6は、この受け取った情報に基づいて、呼び登録を取り消した旨を音声アナウンスや画面表示により利用者に報知する。この際、利用者に報知する具体的な内容としては、例えば、「X階の登録を取り消しました」や「X階の登録を削除しました」といった音声アナウンスや文字表示が考えられる。利用者は、この報知部6からの報知内容により、自分の意図した行先階への呼び登録が取り消されたか否かを知ることができる。
音声呼び登録部4は、エレベータ制御装置5へと呼び登録取消要求を出力した際には、取消可能時間の計測を終了するとともに登録階保持部4aに保持されていた行先階を消去する。また、音声入力部1に登録取消用語彙と合致する音声が入力されたという音声認識結果が音声認識部2から出力されることなく取消可能時間が経過した場合も、音声呼び登録部4は、取消可能時間の計測を終了するとともに登録階保持部4aに保持されていた行先階を消去する。
そして、再び音声認識部2において音声入力部1に行先登録用語彙と合致する音声が入力されたという音声認識結果が出た場合、音声呼び登録部4はエレベータ制御装置5へと呼び登録要求を出力し、登録階保持部4aには呼び登録要求の行先階が保持される。以上のように、登録階保持部4aは、音声呼び登録部4からエレベータ制御装置5へと出力された呼び登録要求の最新の行先階を保持する行先階保持部を構成している。
この実施の形態にあっては、エレベータの呼び登録装置は、図2に示す一連のフローに従って動作する。
まず、ステップS1において、音声入力部1に利用者が発した音声の入力があったか否かが確認される。音声入力部1に音声入力がなかった場合にはステップS13へと至りフローは終了する。一方、音声入力部1に音声入力があった場合には、ステップS2へと進む。ステップS2においては、音声認識部2は、音声入力部1に入力された音声と記憶部3に記憶されている音声データとの比較照合を行うことにより、音声認識を行う。
続くステップS3において、ステップS2での音声認識の結果、音声入力部1に入力された音声が行先登録用語彙と合致し、音声認識部2が行先階を認識したか否かが確認される。音声入力部1に入力された音声が行先登録用語彙と合致せず、行先階を認識しなかった場合には、ステップS13へと至りフローは終了する。一方、行先階を認識した場合には、ステップS4へと進む。
ステップS4においては、音声呼び登録部4は、音声認識部2における音声認識結果に基づいて、ステップS3で認識した行先階への呼び登録要求をエレベータ制御装置5へと出力し、エレベータ制御装置5は、当該行先階への呼び登録を行う。また、併せて、音声呼び登録部4は、報知部6へと当該行先階に関する情報を送信し、報知部6は「X階を登録します」等の報知を行う。その後、ステップS5へと進み、音声呼び登録部4は、エレベータ制御装置5へと出力した呼び登録要求の行先階の情報を、登録階保持部4aに記憶保持する。
続くステップS6において、音声呼び登録部4は、取消可能時間の計測を開始する。そして、この取消可能時間内に音声入力部1へと音声入力があった場合には、次のステップS7からステップS8へと進み、音声認識部2は、音声入力部1に入力された音声と記憶部3に記憶されている音声データとの比較照合を行うことにより、音声認識を行う。このステップS8での音声認識の結果、音声入力部1に入力された音声が登録取消用語彙と合致し、音声認識部2が登録取消用語彙(呼び登録キャンセル用キーワード)を認識した場合には、ステップS9からステップS10へと進む。
ステップS10においては、音声呼び登録部4は、音声認識部2における音声認識結果に基づいて、登録階保持部4aに保持されている行先階への呼び登録を取り消す呼び登録取消要求をエレベータ制御装置5へと出力し、エレベータ制御装置5は、当該行先階への呼び登録を取り消す(キャンセルする)。また、併せて、音声呼び登録部4は、報知部6へと当該行先階への呼び登録を取り消した旨を送信し、報知部6は「X階をキャンセルしました」等の報知(キャンセル応答)を行う。
そして、ステップS11へと進み、音声呼び登録部4は、取消可能時間の計測を終了して取消可能時間を解除する。また、続くステップS12において、音声呼び登録部4は、登録階保持部4aに保持されていた行先階の情報を消去する。ステップS12の後は、ステップS13へと至り一連のフローは終了する。
一方、ステップS7において取消可能時間内に音声入力部1へと音声入力がなかった場合、あるいは、取消可能時間内に音声入力部1へと音声入力はあったが、ステップS9において音声入力部1に入力された音声が登録取消用語彙と合致せず音声認識部2が登録取消用語彙を認識しなかった場合には、これらのステップからステップS11へと進み、音取消可能時間が解除され、続けて、登録階保持部4aに保持されていた行先階の情報が消去された上で(ステップS12)、ステップS13へと至り一連のフローは終了する。
なお、ステップS6において、取消可能時間を開始した際に、利用者に呼び登録を取り消しできることを知らせるため、例えば「取り消す場合にはキャンセルとお話し下さい」等の取消可能時間開始アナウンスを報知部6から行うようにしてもよい。また、呼び登録が取り消されることなく、すなわち、ステップS10を経ることなく取消可能時間が経過した場合には、当該呼び登録は確定することになる。従って、ステップS10を経ることなく取消可能時間が経過した場合には、ステップS11又はS12において、例えば「X階を登録しました」等の登録確定アナウンスを報知部6から行うようにしてもよい。
また、以上のフローでは、ステップS9においては取消可能時間内に登録取消用語彙と合致する音声が音声入力部1に入力されたか否かについてのみ確認した。しかし、この点については、取消可能時間内に音声入力部1に音声が入力された場合に、入力された音声が登録取消用語彙と合致するかのみならず、ステップS3と同様に入力された音声が行先登録用語彙と合致するか否かについても確認するようにしてもよい。
そして、取消可能時間内に行先登録用語彙と合致する音声が音声入力部1に入力された場合には、利用者が先の音声登録は誤りであったので正しい行先階を言い直したと判断して、現在の登録階保持部4aに保持されている行先階への呼び登録を取り消した上で、ステップS4へと戻り新たに認識した行先階への呼び登録を行うようにしてもよい。
ただし、この場合、単に他の利用者が続けて行先階を発話したのだと判断することも可能である。このように判断する場合には、現在の登録階保持部4aに保持されている行先階への呼び登録はそのまま維持する方がよいため、単にステップS11及びS12を実行した後に、ステップS4へと戻り新たに認識した行先階への呼び登録を行うようにしてもよい。
また、取消可能時間内に行先登録用語彙と合致する音声が音声入力部1に入力された場合には、当該取消可能時間が終了するまで待ち、呼び登録が確定又は取り消しになるのを待ってから、ステップS4へと戻り新たに認識した行先階への呼び登録を行うようにすることも考えられる。
ところで、この実施の形態における以上の説明は、音声入力部1が乗場に設置されている場合、及び、音声入力部1が乗りかご内に設置されている場合の両方について共通する構成及び動作についてのものである。しかし、ここで、音声入力部1が乗りかご内に設置されている場合には、乗りかごの走行中は走行音等の雑音が増えてしまう点や、乗りかごは戸が開閉することにより音声が発せられる空間が開放/閉鎖されるため音響等が変化してしまう点等を考慮することが望ましい。
まず、乗りかごの走行中は走行音等の雑音が増えてしまう点については、乗りかごの走行中は音声入力による呼び登録や呼び登録の取り消しを受け付けないようにすることにより、走行音等の雑音による誤登録を防止することが考えられる。
次に、乗りかごの戸開閉による音響等の変化の影響については、まず、乗りかごが戸開している場合と戸閉している場合とで、音声認識に用いる音声データを変えることが考えられる。すなわち、記憶部3には、戸開時における行先登録用語彙音声データ及び登録取消用語彙音声データと、戸閉時における行先登録用語彙音声データ及び登録取消用語彙音声データの、両方を予め記憶させておく。そして、戸開閉状態に応じて音声認識に用いる音声データを切り替える。
また、乗りかごが戸閉している場合には音声入力による呼び登録や呼び登録の取り消しを受け付けないようにすることも考えられる。すなわち、乗りかごが戸開しているときのみ、音声入力による呼び登録や呼び登録の取り消しを受け付けるようにする。こうすることで、記憶部3には、戸開時における行先登録用語彙音声データ及び登録取消用語彙音声データのみを予め記憶させておけばよく、記憶データ量の削減になる。
この、乗りかごが戸開しているときのみ音声入力による呼び登録や呼び登録の取り消しを受け付けるということは、具体的には図2のフローにおいて、ステップS1の確認は乗りかごの戸が全開となった後から開始するということである。そして、音声入力による呼び登録に必要な時間を十分に確保できる時間(例えば10秒間)が経過した後に、戸閉を開始する。
ここで、取消可能時間を開始した際に利用者に呼び登録を取り消しできることを知らせるための取消可能時間開始アナウンスを報知部6から音声アナウンスにより行うようにした場合、乗りかごの戸が全開してから戸閉を開始するまでの時間は、取消可能時間開始アナウンスにかかる時間と所定の取消可能時間との合計よりも少なくとも長い時間に設定する。このように設定することで、誤登録が発生した場合であっても利用者が誤登録を取り消すための時間を確保することができる。また、さらに、取消可能時間中である場合には戸閉が開始されないように制御してもよい。
なお、乗りかごが戸開しているときのみ音声入力による呼び登録や呼び登録の取り消しを受け付けるようにした場合であっても、乗りかごが戸閉し、かつ、呼び登録が1つもなされていない場合には、乗りかご内への利用者閉じ込めを防止するため、例外的に音声入力による呼び登録を受け付けるようにすることが望ましい。また、音声入力による呼び登録が可能であるのか否かを利用者に知らせるため、図2のステップS1を開始する前に、例えば「ご利用階をお話し下さい」等の登録開始アナウンスを報知部6から行うようにしてもよい。
なお、以上においては、報知部6はスピーカ等の音声鳴動装置や液晶ディスプレイ等の表示装置から構成されているとしたが、この報知部6の一部として、乗りかご内に設置される呼び登録ボタンの点灯状態を用いることもできる。すなわち、音声が入力されて音声認識部2により行先階が認識されると、当該行先階の呼び登録ボタンを例えば点滅させることにより行先階が認識されたことを利用者へと知らせることができる。この呼び登録ボタンの点滅は、取消可能時間が経過するまで継続する。そして、取消可能時間中に登録取消用語彙の音声が入力されて当該呼び登録が取り消された場合には、当該呼び登録ボタンは消灯される。また、取消可能時間が経過して呼び登録が確定した場合には、当該呼び登録ボタンは点灯される。
以上のように構成されたエレベータの呼び登録装置は、行先階保持部である登録階保持部により、音声呼び登録部から出力された呼び登録要求の最新の行先階を保持しておくことによって、呼び登録がなされてから取消可能時間内に所定の呼び取消用キーワードを発話することで、直前になされた呼び登録を取り消すことができる。このため、他の利用者が既に登録していた呼び登録を誤って取り消してしまうことを防止し、音声入力により呼び登録を適切に取り消すことが可能である。
また、取り消し時に発話する呼び取消用キーワードには、行先階を表す語が含まれていないものを用いている。このため、取り消しの対象となる呼び登録を誤って認識することがなく、意図しない行先階への呼び登録を誤って取り消してしまう心配がない。
実施の形態2.
図3及び図4は、この発明の実施の形態2に係るもので、図3はエレベータの呼び登録装置の構成を示すブロック図、図4はエレベータの呼び登録装置の動作を示すフロー図である。
ここで説明する実施の形態2は、前述した実施の形態1の構成に加えて、エレベータ制御装置からエレベータが停止可能な階床に関する情報等を取得するエレベータ情報取得部と、このエレベータ情報取得部がエレベータ制御装置から取得した情報に基づいて、音声認識部が認識した行先階への呼び登録が可能か否かを判定する登録可否判定部を設けたものである。そして、さらに、登録可否判定部において呼び登録が可能であると判定された場合であってもすぐにエレベータ制御装置へと呼び登録要求を出力せずに、仮登録として音声呼び登録部に保持しておき、この仮登録が取り消されることなく取消可能時間が経過したときに、エレベータ制御装置へと呼び登録要求を出力するようにしたものである。
すなわち、図3に示すエレベータ情報取得部7は、エレベータ制御装置5から、エレベータが停止可能な階床に関する情報を取得するものである。そして、このエレベータ情報取得部7は、取得したエレベータが停止可能な階床に関する情報を登録可否判定部8へと出力する。登録可否判定部8は、音声認識部2から出力された音声認識結果に基づいて、音声呼び登録部4へと仮呼び登録要求を出力する。
この登録可否判定部8は、音声認識部2における音声認識結果が、音声入力部1に入力された音声と行先登録用語彙とが合致したというものであった場合、当該行先登録用語彙の表す行先階への呼び登録が可能であるか否かを判定する。この判定には、エレベータ情報取得部7により取得されたエレベータが停止可能な階床に関する情報が用いられる。そして、音声認識部2により認識された行先階への呼び登録可否判定結果は、当該行先階の情報とともに報知部6へと出力される。
報知部6は、登録可否判定部8からの情報に基づいて、音声認識部2により認識された行先階への呼び登録が可能であれば、登録可能応答メッセージ(例えば「X階を登録します」等)を利用者へと報知する。また、音声認識部2により認識された行先階への呼び登録が不可能であれば、登録可不能応答メッセージ(例えば「X階は登録できません」等)を利用者へと報知する。こうして利用者は報知部6からの報知内容によって、自分が発話した行先階が、正しく認識されているかどうかや登録可能(停止可能)な階床であるのかどうかを知ることができる。
登録可否判定部8は、エレベータが停止可能な階床に関する情報に基づいて、音声認識部2により認識された行先階への呼び登録が可能であると判定した場合には、音声呼び登録部4へと当該行先階への仮呼び登録要求を出力する。この仮呼び登録要求を受けた音声呼び登録部4は、当該仮呼び登録要求の行先階を仮呼び記憶部4bに記憶することにより、当該行先階への仮呼び登録を行う。そして、同時に、音声呼び登録部4は、所定の一定時間(例えば2〜3秒)である取消可能時間の計測を開始する。
そして、取消可能時間が経過するまでの間に、音声認識部2において音声入力部1に登録取消用語彙と合致する音声が入力されたという音声認識結果が出た場合、音声呼び登録部4は、仮呼び記憶部4bに保持されている行先階情報を消去して仮呼び登録を取り消す。この際、報知部6からは、例えば、「X階の登録を取り消しました」や「X階の登録を削除しました」といったメッセージが利用者へと報知される。
一方、音声認識部2において音声入力部1に登録取消用語彙と合致する音声が入力されたという音声認識結果が出ないまま取消可能時間が経過した場合、取消可能時間が経過した時点において、仮呼び登録を確定する。すなわち、音声呼び登録部4は、仮呼び記憶部4bに保持されている行先階への呼び登録要求をエレベータ制御装置5へと出力する。音声呼び登録部4からの呼び登録要求を受けたエレベータ制御装置5は、当該呼び登録要求に従って、当該呼び登録要求が指示する行先階への呼び登録を行う。仮呼び登録を確定した後は、音声呼び登録部4は、仮呼び記憶部4bに記憶されている行先階情報を消去する。
ここで、音声呼び登録部4は、登録可否判定部8により出力された仮呼び登録要求から、音声認識部2で認識された行先階の情報を取得している。そして、仮呼び記憶部4bは、音声呼び登録部4が取得した最新の行先階を保持する行先階保持部を構成している。
なお、ここでは、登録可否判定部8が出力した仮呼び登録要求に基づいて、音声呼び登録部4において仮呼び登録を行うようにしたが、これら登録可否判定部8と音声呼び登録部4とを一体化してもよい。
また、ここでは、エレベータ情報取得部7及び登録可否判定部8を設け、音声認識部2により認識された行先階への呼び登録が可能かどうかを判定した上で、音声呼び登録部4において仮呼び登録を行うようにしたが、エレベータ情報取得部7及び登録可否判定部8は設けなくともよい。この場合には、音声呼び登録部4は、音声認識部2による音声認識結果に基づいて、認識された行先階に対する仮呼び登録を行うようにすればよい。
さらにまた、仮呼び登録を行わない実施の形態1の構成において、エレベータ情報取得部7及び登録可否判定部8を設けて、音声認識部2により認識された行先階への呼び登録が可能かどうかを判定した上で、音声呼び登録部4は、呼び登録が可能と判定された呼び登録要求をエレベータ制御装置5へと出力するようにしてもよい。
この場合においては、エレベータ情報取得部7は、エレベータ制御装置5からさらに既に登録されている呼び登録の行先階に関する情報も取得するようにし、登録可否判定部8は、既に登録されている呼び登録の行先階と同一の階床を行先階とする呼び登録は登録不可能であると判定するようにしてもよい。このようにすることで、他の利用者により既に同一の階床を行先階とする呼び登録が登録されていた場合であっても、他利用者が行った呼び登録を誤って取り消してしまうことを防止することができる。
なお、この実施の形態の以上において説明しなかった他の構成については実施の形態1と同様であって、その詳細説明は省略する。
この実施の形態にあっては、エレベータの呼び登録装置は、図4に示す一連のフローに従って動作する。
まず、ステップS21において、エレベータ情報取得部7は、エレベータ制御装置5から、エレベータが停止可能な階床に関する情報を取得する。続くステップS22からS24は、実施の形態1の図2のフロー図におけるステップS1からS3までと同様であるため、その説明は省略する。ステップS24において音声入力部1に入力された音声が行先登録用語彙と合致し、音声認識部2が行先階を認識した場合には、ステップS25へと進む。
このステップS25においては、登録可否判定部8は、エレベータ情報取得部7が取得したエレベータが停止可能な階床に関する情報に基づいて、音声認識部2が認識した行先階(X階とする)が呼び登録可能な階床であるか否かの判定を行う。このX階が呼び登録可能な階床でないと判定された場合には、ステップS26へと進む。そして、ステップS26において、報知部6から登録可不能応答メッセージ(例えば「X階は登録できません」等)を利用者へと報知した後、ステップS37へと至り一連のフローは終了する。
一方、ステップS25において、音声認識部2が認識した行先階(X階)が呼び登録可能な階床であると登録可否判定部8により判定された場合には、ステップS27へと進む。このステップS27においては、登録可否判定部8は、音声認識部2が認識した行先階への仮呼び登録要求を音声呼び登録部4へと出力する。また、併せて、登録可否判定部8は、報知部6へと当該行先階に関する情報を送信し、報知部6は登録可能応答メッセージ「X階を登録します」等の報知を行う。
続くステップS28においては、音声呼び登録部4は、ステップS27において登録可否判定部8から出力された仮呼び登録要求の行先階を仮呼び記憶部4bに記憶することにより、当該行先階への仮呼び登録を行う。次のステップS29において、音声呼び登録部4は、取消可能時間の計測を開始する。そして、この取消可能時間内に音声入力部1へと音声入力があった場合には、次のステップS30からステップS31へと進み、音声認識部2は、音声入力部1に入力された音声と記憶部3に記憶されている音声データとの比較照合を行うことにより、音声認識を行う。このステップS31での音声認識の結果、音声入力部1に入力された音声が登録取消用語彙と合致し、音声認識部2が登録取消用語彙(呼び登録キャンセル用キーワード)を認識した場合には、ステップS32からステップS33へと進む。
ステップS33においては、音声呼び登録部4は、仮呼び記憶部4bに記憶されている行先階への仮呼び登録を取り消した旨を報知部6へと送信し、報知部6は「X階をキャンセルしました」等の報知(仮呼びキャンセル応答)を行う。そして、ステップS35へと進み、音声呼び登録部4は、取消可能時間の計測を終了して取消可能時間を解除する。また、続くステップS36において、音声呼び登録部4は、仮呼び記憶部4bに記憶保持されていた行先階の情報を消去する。ステップS36の後は、ステップS37へと至り一連のフローは終了する。
一方、ステップS30において取消可能時間内に音声入力部1へと音声入力がなかった場合、あるいは、取消可能時間内に音声入力部1へと音声入力はあったが、ステップS32において音声入力部1に入力された音声が登録取消用語彙と合致せず音声認識部2が登録取消用語彙を認識しなかった場合には、ステップS34へと進む。
このステップS34においては、音声呼び登録部4は、仮呼び登録を確定し、仮呼び記憶部4bに保持されている行先階への呼び登録要求をエレベータ制御装置5へと出力する。音声呼び登録部4からの呼び登録要求を受けたエレベータ制御装置5は、当該呼び登録要求に従って、当該呼び登録要求が指示する行先階への呼び登録を行う。そして、ステップS35へと進み、音取消可能時間が解除され、さらに、登録階保持部4aに保持されていた行先階の情報が消去された上で(ステップS36)、ステップS37へと至り一連のフローは終了する。
以上のように構成されたエレベータの呼び登録装置は、実施の形態1と同様の効果を奏することができるのに加えて、直前に認識された行先階への呼び登録を取り消すことができる取消可能時間が経過するまでは、当該行先階への呼び登録を仮呼び登録の状態で保持している。そして、取消可能時間が経過してはじめて、当該仮呼び登録を確定してエレベータ制御装置へと呼び登録要求を出力する。このため、取消可能時間中に仮呼び登録が取り消されても、エレベータ制御装置において登録されている呼び登録には何ら影響を与えることがない。従って、簡潔な構成で、音声入力による呼び登録時に誤登録等の不必要な呼び登録がなされることを未然に防止することができる。また、他の利用者が既に登録していた呼び登録を誤って取り消してしまうことをさらに確実に防止することが可能である。
この発明は、エレベータの利用者が発した音声の入力を受ける音声入力部を用いて音声認識により呼び登録を行うエレベータの呼び登録装置に利用できる。
1 音声入力部
2 音声認識部
3 記憶部
4 音声呼び登録部
4a 登録階保持部
4b 仮呼び記憶部
5 エレベータ制御装置
6 報知部
7 エレベータ情報取得部
8 登録可否判定部

Claims (6)

  1. エレベータの利用者が発した音声の入力を受ける音声入力部を用いて音声認識により呼び登録を行うエレベータの呼び登録装置において、
    呼び登録の行先階を表す所定の行先登録用語彙の音声データを、行先登録用語彙音声データとして予め記憶するとともに、呼び登録を取り消すために用いる、前記行先登録用語彙とは異なりかつ前記行先登録用語彙を含まない所定の呼び登録取消用語彙の音声データを、呼び登録取消用語彙音声データとして予め記憶する記憶部と、
    前記音声入力部に入力された音声が、前記記憶部が記憶する前記行先登録用語彙音声データ及び前記呼び登録取消用語彙音声データのいずれかと合致するか否かを判定して前記音声認識を行う音声認識部と、
    前記音声入力部に入力された音声が前記行先登録用語彙音声データと合致したと判定された場合に、当該合致した前記行先登録用語彙音声データの前記行先登録用語彙が表す行先階への呼び登録要求を、エレベータ制御装置へと出力する音声呼び登録部と、
    前記音声呼び登録部から出力された呼び登録要求の最新の行先階を保持する行先階保持部と、
    前記音声認識部による前記音声認識の結果及び呼び登録の結果の少なくとも一方を前記利用者へと報知する報知部と、を備え、
    前記音声呼び登録部は、前記行先階保持部に最新の行先階が保持されてから所定の取消可能時間内に、前記呼び登録取消用語彙音声データと合致する音声が前記音声入力部に入力された場合に、前記行先階保持部が保持する前記行先階への呼び登録を取り消す呼び登録取消要求を前記エレベータ制御装置へと出力することを特徴とするエレベータの呼び登録装置。
  2. 前記エレベータ制御装置から既に登録されている呼び登録の行先階に関する情報を取得するエレベータ情報取得部と、
    前記音声入力部に入力された音声が前記行先登録用語彙音声データと合致したと判定された場合に、当該合致した前記行先登録用語彙音声データの前記行先登録用語彙が表す行先階が、既に登録されている呼び登録の行先階と同一であるか否かを、前記エレベータ情報取得部が取得した情報に基づいて判定し、判定結果を前記音声呼び登録部へと出力する登録可否判定部と、を備え、
    前記音声呼び登録部は、前記登録可否判定部により既に登録されている呼び登録の行先階と同一でないと判定された行先階への呼び登録要求を前記エレベータ制御装置へと出力することを特徴とする請求項1に記載のエレベータの呼び登録装置。
  3. エレベータの利用者が発した音声の入力を受ける音声入力部を用いて音声認識により呼び登録を行うエレベータの呼び登録装置において、
    呼び登録の行先階を表す所定の行先登録用語彙の音声データを、行先登録用語彙音声データとして予め記憶するとともに、呼び登録を取り消すために用いる、前記行先登録用語彙とは異なりかつ前記行先登録用語彙を含まない所定の呼び登録取消用語彙の音声データを、呼び登録取消用語彙音声データとして予め記憶する記憶部と、
    前記音声入力部に入力された音声が、前記記憶部が記憶する前記行先登録用語彙音声データ及び前記呼び登録取消用語彙音声データのいずれかと合致するか否かを判定して前記音声認識を行う音声認識部と、
    前記音声入力部に入力された音声が前記行先登録用語彙音声データと合致したと判定された場合に、当該合致した前記行先登録用語彙音声データの前記行先登録用語彙が表す行先階の情報を取得する音声呼び登録部と、
    前記音声呼び登録部が取得した最新の行先階を保持する行先階保持部と、
    前記音声認識部による前記音声認識の結果を前記利用者へと報知する報知部と、を備え、
    前記音声呼び登録部は、前記行先階保持部に最新の行先階が保持されてから所定の取消可能時間内に、前記呼び登録取消用語彙音声データと合致する音声が前記音声入力部に入力されなかった場合に、前記行先階保持部が保持する前記行先階への呼び登録要求を、エレベータ制御装置へと出力し、
    前記音声入力部は、エレベータの乗りかごの内部に設けられ、
    前記記憶部は、前記行先登録用語彙音声データ及び前記呼び登録取消用語彙音声データとして、戸開時における行先登録用語彙音声データ及び呼び登録取消用語彙音声データと、戸閉時における行先登録用語彙音声データ及び呼び登録取消用語彙音声データとを予め記憶し、
    前記音声認識部は、前記音声認識に用いる音声データを戸開閉状態に応じて切り替えることを特徴とするエレベータの呼び登録装置。
  4. 前記エレベータ制御装置から呼び登録が可能な階床の情報を取得するエレベータ情報取得部と、
    前記音声入力部に入力された音声が前記行先登録用語彙音声データと合致したと判定された場合に、当該合致した前記行先登録用語彙音声データの前記行先登録用語彙が表す行先階が、呼び登録が可能な階床であるか否かを、前記エレベータ情報取得部が取得した情報に基づいて判定し、判定結果を前記音声呼び登録部及び前記報知部へと出力する登録可否判定部と、を備え、
    前記音声呼び登録部は、前記登録可否判定部により呼び登録が可能な階床であると判定された行先階の情報を取得し、
    前記報知部は、前記登録可否判定部による前記判定結果を前記利用者へと報知することを特徴とする請求項3に記載のエレベータの呼び登録装置。
  5. 前記報知部は、前記行先階保持部に最新の行先階が保持されて前記取消可能時間が開始されると、利用者に呼び登録を取り消しできることを知らせるための取消可能時間開始アナウンスを報知することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のエレベータの呼び登録装置。
  6. 前記音声入力部は、エレベータの乗りかごの内部に設けられ、
    前記報知部は、前記取消可能時間開始アナウンスを音声により報知し、
    前記乗りかごの戸が全開してから戸閉を開始するまでの時間は、前記取消可能時間と、前記取消可能時間開始アナウンスを音声により報知するのに必要な時間との合計よりも長くなるように設定され
    前記音声入力部に利用者が発した音声の入力があったか否かの確認を、前記乗りかごの戸が全開となった後から開始することを特徴とする請求項5に記載のエレベータの呼び登録装置。
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