JP5625493B2 - 筋付け装置、及び画像形成システム - Google Patents

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Description

本発明は、前段から搬送されてくるシート状部材(以下、用紙と称する。)などの用紙束に中綴じを行い、用紙を中央部で2つに折る前に用紙に筋付けを付ける筋付け装置、この筋付け装置と画像形成装置とを含む画像形成システムに関する。
従来から、画像形成装置から排出された複数の用紙を束状にまとめた用紙束に中綴じを行い、中綴じした用紙束を中央部で2つ折りにする、所謂中折り若しくは中折り製本が行われている。このように複数枚からなる用紙束をまとめて折ると、用紙束の外側は内側の用紙と比べて折り部の用紙の伸び量が大きくなる。そのため、外側の用紙の折り部では形成された画像部が伸びることにより、トナー剥がれ等、画像部にダメージが生じることがある。同様の現象はZ折り、3つ折り等、その他の折り処理でも発生する。また、用紙束の厚さによって折りが不十分であることがある。
そのため、用紙束を2つ折りする等の折り処理を行う前に、用紙の折り部に予め筋付けを付けておき、外側の用紙も折れやすくすることでトナー剥がれを防止するクリーサーと呼ばれる筋付け装置が既に知られている。このような筋付け装置では、ローラを走行させ、レーザーで焼き、あるいは筋入れ刃で押圧する等の方法によりを搬送方向と直角方向に筋付けを付けるものがある。
例えば、特許文献1(特開2009−166927号公報)には、筋入れ部材による押し付け力を低減させると共に筋入れ部材、溝部材の寸法精度のバラツキをある程度許容しながら、記録材に対して折り筋を安定的に付与するため、記録材の所定ラインに対して折り筋を付す筋入れ部材と、この筋入れ部材が挿入可能な挿入溝と、筋入れ部材を挟んで設けられ、筋入れ部材の先端が記録材位置から突出しない待機位置に位置する状態で記録材の所定ラインを挟んだ部位を押さえ込む押さえ部材と、待機位置と記録材に折り筋が付される折り筋付与位置との間で筋入れ部材を進退可能に駆動すると共に、押さえ部材にて記録材が押さえ込まれた状態で筋入れ部材に記録材の所定ライン周辺部を沿わせるように押さえ部材による記録材の押さえ込み力に抗して挿入溝に対し待機位置にある筋入れ部材を折り筋付与位置まで挿入させる進退駆動手段とを備えた発明が開示されている。
前記特許文献1記載の発明では、折り筋付与時に挿入溝に対し待機位置にある筋入れ部材を折り筋付与位置まで挿入させる進退駆動手段を備え、この構成により、記録材に対して折り筋を安定的に付与することを意図しているが、凹刃の溝を加工する場合、細くて浅い溝の加工が困難であり、専用のバイトが必要になる。専用のバイトが必要になるということは、当該バイトの費用が嵩むことになり、製作コストの上昇に繋がる。また、用紙厚に応じて種類毎に凹刃の交換が必要になるので、更に、ランニングコスト上昇を招き、また、ダウンタイム発生による生産性低下を引き起こすということも否めない。
すなわち、折り筋を付ける際に使用される上下刃のうち、一体物の下刃を加工しようとしたとき、細くて角度の付いた浅い溝を直方体中央部に掘り込まなければならず、複雑な加工が必要となり、加工時間が長く、製作コストがかかってしまう。また、用紙の紙厚によって刃を交換する場合、あるいは刃の劣化により交換が必要になった場合、ユニットを引き出して分解しなければならないため、非常に手間のかかる作業となる。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、凹刃の製作コストを低減するとともに、複数の凹刃の組合せを容易に変更可能とすることにある。
前記課題を解決するため、本発明は、搬送されてきた用紙に凸部材と凹部材によって用紙を挟んで折り筋を付ける折り筋付け装置において、前記凹部材が、同一断面形状の2つの部材を対称に配置し、両部材の側面を密着させて形成される凹部を備え、前記凹部材は直方体からなり、前記直方体の長手方向の角部に面取り加工が施され、面取りされた長手方向に延びるテーパ面の組合せにより前記凹部が形成され、前記2つの部材を分離し、密着させる駆動手段をさらに備え、前記駆動手段は、前記2つの部材の分離動作時に当該2つの部材を回転させる回転駆動手段を含むことを特徴とする。
なお、後述の実施形態では、用紙は符号P1〜Pnに、凸部材は筋付け部材121及び筋付け刃(凸刃)121aに、凹部材は受け台122若しくは凹部材Gに、折り筋付け装置は筋付け装置100に、同一断面形状の2つの部材は第1及び第2の本体部171a,171bに、凹部は筋付け溝(凹刃)122aに、テーパ面は符号121a1,121a2、121b1,121b2、121c1,121c2、121d1,121d2に、駆動手段及び回転駆動手段は回転進退機構部Hに、認識手段は認識センサ161に、それぞれ対応する。
本発明によれば、同一断面形状の2つの部材を対称に配置し、両部材の側面を密着させて凹部が形成される凹部材としたので、凹刃の製作コストを低減するとともに、複数の凹刃の組合せを容易に変更可能とすることができる。その結果、ダウンタイムの発生を回避し、生産性低下を招くことのないようにすることができる。
本発明の前提となる画像形成システムの概略構成を示す図である。 折り処理を伴う画像形成システムの一連の動作を示す説明図で、用紙が折り跡付け装置に搬入されるときの状態を示す。 折り処理を伴う画像形成システムの一連の動作を示す説明図で、用紙先端が折り跡付け部の前で突当て板に突き当てられたときの状態を示す。 折り処理を伴う画像形成システムの一連の動作を示す説明図で、突当て板が搬送経路から退避して用紙が搬送されるときの状態を示す。 折り処理を伴う画像形成システムの一連の動作を示す説明図で、用紙に対して折り跡付け処理が行われているときの状態を示す。 折り処理を伴う画像形成システムの一連の動作を示す説明図で、折り跡を付けられた用紙が用紙後処理装置に搬入され、2枚目の用紙が折り跡付け装置に搬入されているときの状態を示す。 折り処理を伴う画像形成システムの一連の動作を示す説明図で、2枚目の用紙先端が折り跡付け部の前で突当て板に突き当てられたときの状態を示す。 折り処理を伴う画像形成システムの一連の動作を示す説明図で、3枚目の用紙に折り跡付け処理が行われているときの状態を示す。 折り処理を伴う画像形成システムの一連の動作を示す説明図で、最終枚目の用紙が中折り処理トレイに集積されたときの状態を示す。 折り処理を伴う画像形成システムの一連の動作を示す説明図で、図9の状態から用紙束が中折り位置に移動したときの状態を示す。 折り処理を伴う画像形成システムの一連の動作を示す説明図で、図10の状態から中折り処理が実行されているときの状態を示す。 折り処理を伴う画像形成システムの一連の動作を示す説明図で、中折りされた用紙束が積載トレイに排紙されたときの状態を示す。 筋付け機構を正面側から見た斜視図である。 筋付け機構を背面側から見た斜視図である。 筋付け機構の駆動部、凹部材、及び組み替えを行う回転及び進退機構部を示す側面図である。 図15に示した凹部材の側面図である。 図16に示した凹部材の側面を合わせて2本密着させた状態を示す正面図である。 図15に示した駆動部の斜視図である。 図18に示した駆動部によって駆動される凹部材の近接動作を示す動作説明図である。 図18に示した駆動部によって駆動される凹部材の離間動作を示す動作説明図である。 図18に示した駆動部によって駆動される凹部材の着座動作を示す動作説明図である。 図18に示した駆動部によって駆動される凹部材の回転動作を示す動作説明図である。 図21の着座動作時における着座の状態を検出する着座検出部を示す駆動部の要部側面図である。 筋付け溝の種類を認識する認識センサと凹部材に形成された溝との関係を示す図である。 筋付け装置、折り処理を行う折り処理装置、及び画像形成装置からなる画像形成システムの制御構成を示すブロック図である。 筋付け装置の制御手順を示すフローチャートである。
本発明では、下刃を溝の中央から左右に分割し、容易に加工可能な面取り処理を行い、加工時間の短縮化とコスト低減を図ったものである。また、面取り処理の寸法を同一にすることによって劣化による下刃の交換回数を減少させること、また、異なった寸法にすることによって紙厚に対応した複数の組合せを実現した。更に、進退機構及び回転機構を設けることにより、装置前面操作パネルから前記下刃の組合せをユーザが設定することができるようにした。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は本発明の前提となる画像形成システムの概略構成を示す図である。本画像形成システムは、用紙に画像を形成する画像形成装置PR、筋付けを付ける筋付け装置100、及び折り処理(後処理)を行う折り処理装置200から基本的に構成されている。
画像形成装置PRはスキャナ、PCなどから入力された画像データを用紙上に可視像として顕像化して出力するもので、電子写真方式、液滴吐出方式などの公知の作像エンジンが使用される。
筋付け装置100は搬送機構110と筋付け機構120からなり、筋付け機構120は筋付け部材121及び受け台122を備え、筋付け部材121と受け台122で用紙を挟み込むことにより直線状の筋付けが付けられる。筋付け部材121の受け台122に対向する端面には跡を付けるための筋付け刃(クリース刃−凸刃)121aが用紙搬送方向の直交する方向に直線状に設けられている。先端が尖った刃形状に形成されている。一方、受け台122の前記筋付け刃121aと対向する面には前記先端縁121aが嵌り込むような筋付け溝122a(凹刃)が切溝されている。このような形状に両者が形成されていることから、用紙を挟み込んだときに、先端形状(凸刃)と溝形状(凹刃)による折り跡が形成される。
筋付け部材121は常時弾性部材124、例えば圧縮バネによって受け台122方向に弾性付勢され、駆動カム123によって上下方向に駆動される。なお、弾性部材124の図において上端はバネ固定部材125によって規制されている。
搬送機構は、ここでは第1ないし第3の搬送ローラ111,112,113からなり、画像形成装置PRから搬入されてきた用紙を後段に搬送する。なお、最上流側に配置された第1の搬送ローラ111の直前には筋付け装置100に搬入されたシートの先端及び後端を検知する入口センサSN1が設けられている。また、筋付け機構120内に設けられた第2の搬送ローラ112の直後には、用紙先端が突き当てられる突当て板126が搬送路114に対して昇降可能に設置されている。
折り処理装置200は、折り処理を行う中折り装置250を備え、筋付け装置100によって折り跡が付けられた用紙が搬入され、当該用紙を搬送機構の搬送ローラ211,212,213によって中折り装置250に導く。
中折り装置250は中折り処理トレイ251、中折り処理トレイ251の下端(搬送方向最上流側)に設けられた後端フェンス252、折り跡に沿って折り込む折りプレート253及び折りローラ254、並びに積載トレイ255を備えている。後端フェンス252は用紙の搬送方向の整合を行うもので、図示しない戻しローラによって中折り処理トレイ251に排紙された用紙の後端を強制的に後端フェンス252に押し付け、用紙の位置を揃える。また、図示しないジョガーフェンスによって搬送方向に直交する方向の整合も行われる。
折りプレート253は整合された用紙束に対して自身の先端縁を前記折り跡に沿って押し当て、折りローラ254のニップに押し込む。これにより、用紙束は折りローラ254のニップに押し込まれ、当該ニップで折り跡が付けられる。中綴じ処理を伴う場合には、筋を付ける部分に図示しない綴じ装置によって綴じ処理を行った後、この折り処理、所謂2つ折りが実行される。2つ折りされた用紙束は積載トレイ255に排紙され、積載される。
図2ないし図12は、この折り処理を伴う画像形成システムの一連の動作を示す説明図である。この画像形成システムでは、画像形成装置PRにおいて画像形成された用紙P1が筋付け装置100内に搬送され(図2)、スキューを補正するために搬送路114内に突出した突当て板126に用紙先端が突き当てられ(図3)、用紙P1のスキューが補正される。その後、突き当て板126が搬送路114から矢印で示すように退避し、用紙Pは再搬送され、筋を付ける位置で停止する(図4)。筋を付ける位置は、入口センサSN1が用紙先端を検出したタイミングと用紙サイズによって決定される。
そして、この位置で停止した用紙P1に対して駆動カム123が回転し、筋付け部材121が下降して用紙P1を受け台122との間で挟み込む。その際、弾性部材124によって所定の弾性力で加圧され、その加圧力によって筋を付ける(図5)。その後、折り跡が付けられた用紙P1は折り処理装置200へ搬送され(図6)、中折り処理トレイ251に一時収納される(図7)。その間、画像形成装置PRから次の用紙P2が筋付け装置100に搬入される。
上記図2ないし図7に示した動作を所定枚数繰返し(図8)、所定枚数の用紙(P1ないしPn)からなる用紙束(P1〜Pn)が中折り処理トレイ251に収納されたら(図9)、後端フェンス11を移動(上方へ)させて用紙束の折り部を折り位置に合わせる(図10)。その後、折りプレート253で用紙に付けられている筋部分を押し、折りローラ9のニップへ押し込んで折り処理を行う(図11)。そして折り処理されて冊子状になった用紙束は積載トレイ255上に順次積載されていく(図12)。
以上が用紙への筋付け(筋付け)処理から折り処理までの一連の動作となる。図示はしていないが、3つ折り、Z折り、観音4つ折りなどの折りモードの場合は、筋付け装置100により折り処理を行う回数分の筋(筋)を入れることにより対応することができる。
ここで、筋付け機構120について更に詳しく説明する。
図13は筋付け機構120を正面側から見た斜視図、図14は背面側から見た斜視図である。これらの図において、筋付け機構120は、筋付け部材121、受け台122、及び駆動機構130Mからなる。
筋付け部材121は下端に備えられた筋付け刃(凸刃)121aの他に、前側及び後側に後述の第1及び第2の支軸132,133がそれぞれ遊嵌される第1及び第2の挿入孔121R,121Sが穿孔され、また、後端部及び前端部にそれぞれ第1及び第2の位置決め部材131a,131bが設けられている。第1及び第2の挿入孔121R,121Sは用紙搬送方向に直交する方向に形成されており、前記第1及び第2の支軸132,133との間で用紙搬送方向を直交する平面に関して相対的な揺動を許容し、用紙搬送方向の移動はできないようになっている。第1及び第2の位置決め部材131a,131bは筋付け部材121の後端部及び前端部からほぼ垂直下方に垂下され、中心を回転可能に支持された円板状のカムフォロワであって駆動カム123a,123bと接触し、回転する。
受け台122は前記第1及び第2の支軸132,133を介して筋付け部材121の上方に配置されたバネ固定部材125と連結され、一体的に移動する。バネ固定部材125には後側及び前側の第1及び第2の軸部材127a,127b(総体的には軸部材127と記す。)が筋付け部材121方向に設けられ、これらの軸部材127a,127bの外周に後側及び前側の第1及び第2の弾性部材124a,124b(総体的には弾性部材124と記す。)がそれぞれ装着され、バネ固定部材125ひいては受け台122を常時上方に弾性付勢している。
駆動機構130Mは、前記位置決め部材131a,131bに当接する駆動カム123a,123bを回転駆動して筋付け部材121を受け台122に対して押し付け、離間動作させる機構であり、前記第1及び第2の駆動カム123a,123bを後部と前部において同軸に連結したカム軸134、このカム軸134の端部(本実施形態では、後端部)側でカム軸124を駆動する駆動ギア列135、及び駆動ギア列135を駆動する駆動モータ130を備えている。第1及び第2の駆動カム123a,123bは前記第1及び第2の位置決め部材(カムフォロワー)131a,131bとそれぞれ対向し、当接する位置に配置され、カム軸134の中心と第1及び第2の位置決め部材131a,131bの回転中心を結ぶ線における両者間の距離に応じて筋付け部材121の受け台122に対する近接(押し付け)動作、及び離間動作が行われる。
本実施形態では、筋付け溝(凹刃)122aの溝形状(溝深さ)を変更するために断面正方形形状の柱状体(以下、凹部材と称する。)の角部を使用する。すなわち、2本の凹部材の角部をテーパ状に形成し、テーパ状の角部を使用して筋付け溝(凹刃)を構成する。
図15は、筋付け機構120の駆動部F、凹部材G、及び組み替えを行う回転及び進退機構部Hを示す側面図である。なお、図15において、鎖線で囲んで示した部分がそれぞれ駆動部F、凹部材G、及び組み替えを行う回転及び進退機構部(以下、回転進退機構部と称する)Hに対応する。
図16は凹部材Gの側面図で本体171の両端部に回転ピン141が固定されている。凹部材Gの本体171の長手方向の長さは、筋付け刃(凸刃)121aの長手方向の長さに対応し、筋付け刃121aが筋付け溝122a内に嵌合できるように設定されている。
図17の2本の凹部材Gの側面を合わせた正面図に示すように、凹部材Gの第1及び第2の2本の本体部171a,171bの各角部には、図17において第1及び第2の本体部171a,171bの側面を合わせた面を対称軸として4種の面取りが施されたテーパ面121a1,121a2、121b1,121b2、121c1,121c2、121d1,121d2が形成されている。これにより第1及び第2の2本の本体部171a,171bの側面を密着させたときに対向する角部の2つのテーパ面121a1,121a2によってV溝121a,121b,121c,121dが形成される。このV溝が筋付け溝(凹刃)となる。従って、図17に示した凹部材Gでは、4種の筋付け溝122a,122b,122c,122dが形成されることになる。なお、筋付け溝122b,122c,122dについては具体的に図示していないが、筋付け溝122aに置き換えれば容易に推察できる。
図18は駆動部Fを示す斜視図である。駆動部Fは組み替えモータ142により駆動歯車144が回転し、これに噛合する従動歯車145を回転させる。従動歯車145はカム軸149を駆動し、カム軸149に軸着されたカム146,147を回転駆動する。カム軸149は軸受48に保持され、組み替えモータ142はブラケット143を介して受け台122に取り付けられている。
図19及び図20は進退機構部Hの動作を説明するためのもので、図18のカム146から見た側面図である。なお、カム147側はカム146側に隠れて見えないので、ここでは、カム146側の端部についてのみ説明するが、カム147側にも対称に同一の機構が設けられている。
図19及び図20において、カム146の外周面にはカムフォロワ151が当接し、カムフォロワ151を回転可能に支持するブラケット150を上下方向に移動させる。図19はブラケット150が最下位の位置に、図20は最上位の位置にあるときの状態をそれぞれ示している。
ブラケット150には、上下方向に延びる一対の直線状の第1のガイド溝152と、これらのガイド溝152よりも上方にあって円弧状に形成された第2のガイド溝154が形成されている。一方、受け台122上のベース129にはガイドピン155が立設され、前記第1のガイド溝152に遊嵌され、当該第1のガイド溝152に沿って移動する。他方、前記第2のガイド溝154には凹部材Gの前記第1及び第2の本体部171a,171bの両端部に固定された回転ピン141が遊嵌され、当該第2のガイド溝154に沿って移動するようになっている。加えて、図19において図17で説明したような対称軸を軸として同じ側に位置するガイドピン155と回転ピン141を連結部材153によって連結している。これにより、ガイドピン155と回転ピン141の位置は第1及び第2のガイド溝152,154の相対的な位置に応じて変化し、ブラケット150を昇降(矢印Du方向、矢印Dd方向)させることにより、第1及び第2の本体部171a,171bを近接、離間動作(矢印D1方向、矢印D2方向)させることができる。ブラケット150は、前記カム146の回転に応じてカムフォロワ151が昇降し、この昇降動作に同期することにより昇降する。
図19は第1及び第2の本体部171a,171bが密着し、ベース129の上面に着座している状態を示し、この状態で図17に示すように両者の突き当て部のテーパ面122a1,122a2によって筋付け溝(凹溝)122aが形成される。第1及び第2の本体部171a,171bを分離させる場合には、カム146を回転させ、ブラケット150を上昇させる。これにより第1及び第2の本体部171a,171bは図20に示すように分離する。
このようにカム146を回転させ、ブラケット150を上昇下降動作させることにより第1及び第2の本体部171a,171bの分離、密着動作が可能になる。
一方、図21及び図22に示すようにブラケット150には不図示の駆動手段を持ったツメ156が取り付けられており、第1及び第2の本体部171a,171bがベース129から分離(矢印Du方向、矢印D2方向)するときに、ツメ156の先端が両端の回転ピン141の突起部141aに引っ掛かり、凹部材Gを矢印D3方向に回転させる。突起部141aは図17に示すように本体部171の側面に花弁状に突設され、4箇所の突起を有する。
この突起部141aは、最下降位置の図21の状態からカム146が回転し、ブラケット150を上昇させる際に、ツメ156の先端が係合し、ブラケット150の上昇に応じて図22の矢印D3方向に第1及び第2の本体部171a,171bを回転させる。ツメ156の先端の突起部141aとの係合状態が解除されると回転動作は終了する。カム146が更に回転し、ブラケット150が下降すると、矢印Dd方向に示すように第1及び第2の本体部171a,171bは近接し、最終的に図21に示すように両者の側面は密着し、受け台122のベース129の上面に着座する。その際、ブラケット150の下降(矢印Dd方向)動作により第1及び第2の本体部171a,171bに矢印D4方向のモーメントが加わり、第1及び第2の本体部171a,171bは所定の圧力が加わった状態で強固に密着し、両者間の上部に筋付け溝122aが形成される。
このように構成されているので、回転回数を選択すれば、4種類の筋付け溝122a,122b,122c,122dを、凹部材Gを交換することなく用意することができる。
なお、図19及び図20に示した動作の場合には、ツメ156は駆動されず、ツメ156の先端部は回転ピン141とは離間した位置にあり、回転ピン141の突起部141aに引っ掛かって凹部材Gを矢印D3方向に回転させることはない。
図21に示すように第1及び第2の本体部171a,171bが図22に示すように分離した後、更にカム146,147が回転して第1及び第2の本体部171a,171bが受け台122のベース129のガイド部に着座する際、未着座の状態で筋入れ動作を行うと刃の破損等の問題が発生する。そこで、本実施形態では、着座検知センサ160を設置して、筋付け刃121aと筋付け溝122aの破損を防止する。
着座検知センサ160は図23に示す位置に設けられた所謂近接センサから構成され、着座検知センサ160によってブラケット150の位置を検出し、ブラケット150の位置から着座が完了しているか否かを検出する。なお、着座検知センサ160は着座の可否が検知できればよいので、方式や検知位置は問わない。
図24は、第1及び第2の本体部171a,171bに用紙厚と筋付け溝122a〜dの組合せ毎にパターン化した溝を加工し、第1及び第2本体部171a,171bをそれぞれ認識センサ161により識別することによって、ユーザが装置前面の操作パネルから筋付け溝122a〜dの状態を認識し、操作パネルからの選択操作によって自動的に凹部材Gの前記筋付け溝122a〜dの組合せを変更することができる。
なお、ユーザが選択しなくとも、用紙厚と筋付け溝122a〜dの組合せ情報から全て自動的に筋付け溝122a〜dのいずれかを選択して筋付けを行うように構成することもできる。
図24では、組合せ1ないし3の3通りが図示され、本体部171に形成した溝171cのa,b2つの認識センサ161の検知出力と、溝の有無の相関関係の組合せの一例が示されている。
図25は筋付け装置100、折り処理を行う折り処理装置200、及び画像形成装置PRからなる画像形成システムの制御構成を示すブロック図である。筋付け装置100はCPU100A、I/Oインターフェイス100B等を有するマイクロコンピュータを搭載した制御回路を備え、CPU100Aには、画像形成装置PRのCPUあるいは操作パネルの各スイッチ等、及び図示しない各センサからの信号が通信インターフェイス100Cを介して入力され、CPU100Aは入力された信号に基づいて所定の制御を実行する。また、CPU100Aは折り処理装置200とも通信インターフェイス200Aを介して同様の信号を授受し、入力された信号に基づいて所定の制御を実行する。更に、CPU100Aには、ドライバ、モータドライバを介してソレノイド及びモータを駆動制御し、インターフェイスから装置内のセンサ情報を取得する。また、制御対象やセンサに応じてI/0インターフェイス100Bを介してモータドライバによってモータの駆動制御を行い、センサからセンサ情報を取得する。なお、前記制御は、図示しないROMに格納されたプログラムコードをCPU100Aが読み込んで図示しないRAMに展開し、当該RAMをワークエリア及びデータバッファとして使用しながら前記プログラムコードで定義されたプログラムに基づいて実行される。
図26は、前記CPU100Aで実行される筋付け装置100の制御手順を示すフローチャートである。筋付け装置100では、用紙厚情報を画像形成装置PRから取得すると、取得した用紙厚情報と筋付け溝122aとの組合せの適否を判断する(ステップS102)。適であれば、そのまま筋付け動作を実行し(ステップS107)、不適であれば、カム軸149を駆動する組み替えモータ142を回転させ(ステップS103)、受け台122の着座位置が正常か否か(着座が完了しているか否か)を検知し(ステップS105)、着座が正常に行われていれば受け台の筋付け溝122aと用紙厚情報との組合せの適否を判断し(ステップS106)、適であれば、筋付け動作を実行し(ステップS107)、不適であれば、ステップS103の処理に戻って、それ以降の処理をステップS106で適になるまで実行し、適になった時点で筋付け動作に移行する(ステップS107)。もし、ステップS105で受け台122の着座が正常に行われない場合には、エラー通知を画像形成装置PR側に行う(ステップS108)。エラー通知は画像形成装置PRの図示しない操作パネルにその旨表示され、着座エラーであることがユーザに報知される。
着座エラーであれば、筋付け溝122aが形成されていないので、筋付けが良好に行われない。そこで、このような場合は、筋付け装置をOFFし、筋付け動作を回避して折り装置に用紙を搬送させて折り処理を行うということも可能となる。
また、第1及び第2の本体部171a,171bの装着が行われていない場合、あるいは装着が不完全である場合に着座エラーとなるので、凹刃の装着不良、凹刃の未装填による刃の破損を防止することも可能となる。
なお、図26では筋付け装置100のCPU100Aで筋付け動作の制御を実行しているが、画像形成装置PR側のCPUによって実行するように構成することもできる。
以上のように、本実施形態によれば、
1)第1及び第2の本体部171a,171bのそれぞれの角に面取り加工を行った直方体を対称に配置して凹刃(筋付け溝122a)を形成することができるので、1部品で複数種の凹刃を形成することが可能となる。
2)刃を溝の中心から左右に分割することによって、溝加工から単純形状の面取り加工にできるので、コストの低減が可能となる。
3)直方体である第1及び第2の本体部171a,171bの角部に異なる大きさの面取り加工を施してテーパ面121a1,121a2、121b1,121b2、121c1,121c2、121d1,121d2を形成し、回転機構により直方体形状の第1及び第2の本体部171a,171bを回転させて凹刃のV溝121a,121b,121c,121dの種類を変更することができるので、刃の組合せを容易に変更することが可能となる。
4)用紙の紙厚に応じた刃の組合せを自動的に変更して(ステップS102−S104)筋付け動作を行うことができるので、刃の選択にユーザの手間を煩わせることがなく、操作性の向上を図ることが可能となる。また、ユーザの操作パネルからの選択動作により刃の組合せを変更することも容易である。
5)ブラケット150の第2のガイド溝154にセットされた凹刃を認識する複数の組合せに対応した認識センサ161を配置したので、筋付け刃と筋付け溝の上下の刃の組合せ形状違いによる刃の破損を防止することができる。
6)直方体である第1及び第2の本体部171a,171bの受け台122のベース129上への着座を検知する着座検知センサを配置したので、凹刃(凹部材G)の未装填による破損を防止することができる。
等の効果を奏する。
なお、本発明は本実施形態に限定されるものではなく種々の変形が可能であり、特許請求の範囲に記載された技術思想に含まれる技術的事項の全てが本発明の対象となる。
100 筋付け装置
100A CPU
121 筋付け部材
121a 筋付け刃(凸刃)
121a1,121a2、121b1,121b2、121c1,121c2、121d1,121d2 テーパ面
122 受け台
171a 第1の本体部
171b 第2の本体部
160 着座センサ
161 認識センサ
F 駆動部
H 回転進退機構部
G 凹部材
P1〜Pn 用紙
PR 画像形成装置
特開2009−166927号公報

Claims (6)

  1. 搬送されてきた用紙に凸部材と凹部材によって用紙を挟んで折り筋を付ける折り筋付け装置において、
    前記凹部材が、同一断面形状の2つの部材を対称に配置し、両部材の側面を密着させて形成される凹部を備え
    前記凹部材は直方体からなり、前記直方体の長手方向の角部に面取り加工が施され、面取りされた長手方向に延びるテーパ面の組合せにより前記凹部が形成され、
    前記2つの部材を分離し、密着させる駆動手段をさらに備え、
    前記駆動手段は、前記2つの部材の分離動作時に当該2つの部材を回転させる回転駆動手段を含むこと
    を特徴とする折り筋付け装置。
  2. 搬送されてきた用紙に凸部材と凹部材によって用紙を挟んで折り筋を付ける折り筋付け装置において、
    前記凹部材が、同一断面形状の2つの部材を対称に配置し、両部材の側面を密着させて形成される凹部を備え、
    前記凹部材は直方体からなり、前記直方体の長手方向の角部に面取り加工が施され、面取りされた長手方向に延びるテーパ面の組合せにより前記凹部が形成され
    前記2つの部材を分離し、密着させる駆動手段と、前記2つの部材のテーパ面の組合せを認識する認識手段をさらに備えていること
    を特徴とする折り筋付け装置。
  3. 請求項に記載の折り筋付け装置において、
    前記2つの部材のテーパ面の組合せを認識する認識手段を備えていること
    を特徴とする折り筋付け装置。
  4. 請求項2又は3に記載の折り筋付け装置において、
    前記2つの部材によって形成される凹部の形成完了を検知する検知手段を備えていること
    を特徴とする折り筋付け装置。
  5. 請求項2ないし4のいずれか1項に記載の折り筋付け装置において、
    用紙の厚さを取得する用紙厚情報取得手段と、
    用紙厚情報取得手段によって取得された用紙厚と前記テーパ面の組合せが合っているかどうかを判断する判断手段と、
    前記判断手段によって組合せが合っている場合には筋付け動作を実行させ、組合せが合っていない場合には、前記回転駆動手段によって前記2つの部材を回転させ、テーパ面の組合せを変更させる制御手段と、
    を備えていること
    を特徴とする折り筋付け装置。
  6. 請求項1ないし5のいずれか1項に記載の折り筋付け装置
    用紙に画像を形成する画像形成装置と、
    を備えていることを特徴とする画像形成システム
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