JP5624856B2 - 帯電防止塗り床 - Google Patents

帯電防止塗り床 Download PDF

Info

Publication number
JP5624856B2
JP5624856B2 JP2010254881A JP2010254881A JP5624856B2 JP 5624856 B2 JP5624856 B2 JP 5624856B2 JP 2010254881 A JP2010254881 A JP 2010254881A JP 2010254881 A JP2010254881 A JP 2010254881A JP 5624856 B2 JP5624856 B2 JP 5624856B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
coating floor
antistatic
titanium oxide
resin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2010254881A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012107383A (ja
Inventor
三野 裕史
裕史 三野
善男 平山
善男 平山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Rubber Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Rubber Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Rubber Industries Ltd filed Critical Sumitomo Rubber Industries Ltd
Priority to JP2010254881A priority Critical patent/JP5624856B2/ja
Publication of JP2012107383A publication Critical patent/JP2012107383A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5624856B2 publication Critical patent/JP5624856B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B32LAYERED PRODUCTS
    • B32BLAYERED PRODUCTS, i.e. PRODUCTS BUILT-UP OF STRATA OF FLAT OR NON-FLAT, e.g. CELLULAR OR HONEYCOMB, FORM
    • B32B27/00Layered products comprising a layer of synthetic resin
    • B32B27/18Layered products comprising a layer of synthetic resin characterised by the use of special additives
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B32LAYERED PRODUCTS
    • B32BLAYERED PRODUCTS, i.e. PRODUCTS BUILT-UP OF STRATA OF FLAT OR NON-FLAT, e.g. CELLULAR OR HONEYCOMB, FORM
    • B32B27/00Layered products comprising a layer of synthetic resin
    • B32B27/18Layered products comprising a layer of synthetic resin characterised by the use of special additives
    • B32B27/20Layered products comprising a layer of synthetic resin characterised by the use of special additives using fillers, pigments, thixotroping agents
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B32LAYERED PRODUCTS
    • B32BLAYERED PRODUCTS, i.e. PRODUCTS BUILT-UP OF STRATA OF FLAT OR NON-FLAT, e.g. CELLULAR OR HONEYCOMB, FORM
    • B32B27/00Layered products comprising a layer of synthetic resin
    • B32B27/30Layered products comprising a layer of synthetic resin comprising vinyl (co)polymers; comprising acrylic (co)polymers
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09DCOATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
    • C09D5/00Coating compositions, e.g. paints, varnishes or lacquers, characterised by their physical nature or the effects produced; Filling pastes
    • C09D5/24Electrically-conducting paints
    • C09D7/12
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E04BUILDING
    • E04FFINISHING WORK ON BUILDINGS, e.g. STAIRS, FLOORS
    • E04F15/00Flooring
    • E04F15/12Flooring or floor layers made of masses in situ, e.g. seamless magnesite floors, terrazzo gypsum floors

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Architecture (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Floor Finish (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Paints Or Removers (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)

Description

本発明は、帯電防止塗り床に関するものである。
工場をはじめとする各種生産設備等の床として、単層の、または多層構造の塗り床が広く採用されている。
かかる塗り床には、工場等で使用する薬品や溶剤に対する耐性に優れることが求められる。
また、例えば半導体製造工程等に使用するクリーンルーム等の、高度の防塵が要求される床や、あるいは溶剤やガス等を取り扱うため静電気スパークの発生を高度に防止することが求められる床などに適用する塗り床には、前記耐性に優れる上、さらに導電性を有し帯電を防止する機能にも優れることが求められる。
前記帯電を防止する機能を有する塗り床、すなわち帯電防止塗り床は、例えばモルタルやコンクリート等からなる下地上に、現場施工でプライマ層、ガラス繊維等のマットを含むマットライニング層、目止め層、および仕上げ層等をこの順に積層するなどして形成される。そして、前記各層のうち特に仕上げ層のもとになる、バインダ樹脂を含む塗り床材中に導電性付与材を添加することにより、導電性および帯電防止機能を付与するのが一般的である。
前記導電性付与材としては、種々の材質、形状、および粒度等を有するものが知られており、場合によっては数種類の導電性付与材を組み合わせて使用する場合もある。中でもカーボンブラックが広く一般的に用いられている。
また、薬品や溶剤に対する十分な耐性を付与するため、特に仕上げ層のもとになるバインダ樹脂としては硬化性を有するもの(反応硬化型のもの)を用いる場合が多く、前記硬化性のバインダ樹脂としては、例えば有機過酸化物を反応開始剤とするラジカル重合反応によって硬化するラジカル重合性のビニルエステル系樹脂等が好適に使用される。
ところが、塗り床材中に一緒に含有させる導電性付与材の種類によっては、前記ビニルエステル系樹脂のラジカル重合反応と、それによる塗り床材の硬化とが阻害されて、仕上げ層等を形成できないという問題を生じる。
特許文献1では、ラジカル重合反応を阻害するおそれのない導電性繊維、例えばカーボン繊維、ステンレス繊維、導電性チタン酸カリウム繊維等を導電性付与材として使用して、導電性および帯電防止機能に優れた帯電防止塗り床を形成することが検討されている。
すなわち、仕上げ層には比較的短繊維長の導電性繊維を多数分散させることで厚み方向の導電性を確保するとともに、前記仕上げ層の直下の下層(従来の目止め層に相当)にも、比較的長繊維長の導電性繊維を多数分散させることで面方向の導電性を確保して、前記両層の導電性によって、帯電防止塗り床に良好な導電性および帯電防止機能を付与することが提案されている。
特許文献1において、かかる仕上げ層と下層の2層に導電性繊維を含有させているのは、仕上げ層にのみ導電性繊維を含有させただけでは十分な導電性を確保できないためである。
すなわち仕上げ層は、そのもとになる塗り床材を下層上に薄く塗布し、硬化させて形成される。
そのため塗り床材には、塗布時の流動性に優れることが求められるが、導電性繊維は繊維長が大きいため、かかる導電性繊維を、仕上げ層単独で良好な導電性を得るために必要な量、塗り床材中に含有させた場合には前記良好な流動性を確保するのが難しい。
そこで特許文献1に記載の発明では、仕上げ層に含有させる導電性繊維として比較的短繊維長のものを選択するとともにその量を制限し、それによって不足する特に面方向の導電性を、下層に含有させた比較的長繊維長の導電性繊維で補っているのである。
特開2007−303094号公報
ところが、前記特許文献1に記載の帯電防止塗り床は、仕上げ層の表面の見かけの平坦性が十分でないという外観上の問題を生じやすい。
これは、仕上げ層中に含有させる従来の導電性繊維が、たとえ短繊維長のものを選択したとしても大きすぎて目立ちやすい上、塗り床材中での分散性が低いことが原因の一つである。
つまり、前記のように大きすぎる上、塗り床材中での分散性が低い導電性繊維を含む仕上げ層は、その表面に、前記導電性繊維に起因する凹凸を生じやすい上、生じた凹凸が前記表面において目立ちやすい。そのため、前記表面の見かけの平坦性が低下してしまう。
また、先に説明したように面方向の導電性を確保するべく長繊維長の導電性繊維を分散させた下層を、従来の目止め層として機能し得ないことも、仕上げ層の表面の見かけの平坦性を低下させる原因の一つである。
すなわち通常の目止め層は、その上に積層される仕上げ層の表面の平坦性を向上するための層であって、その表面を研磨して平坦に仕上げた上に、先に説明したように塗り床材を薄く塗布し、硬化させることで仕上げ層が形成される。そのため前記仕上げ層は、下地である目止め層の表面の平坦性が反映されて、表面の見かけの平坦性に優れたものとなる。
しかし、前記のように長繊維長の導電性繊維を含む下層の表面を従来同様に研磨すると、前記下層の、特に表面近傍に含まれる導電性繊維が寸断されて面方向の導電性が大幅に低下する。
そのため、前記下層の表面を平坦に仕上げ研磨して従来の目止め層としても機能させることはできず、前記下層の表面の凹凸、すなわち前記下層中に含まれる導電性繊維による凹凸や、あるいは前記下層の下のマットライニング層中に含まれるガラス繊維等のマットによる凹凸が仕上げ層の表面形状に反映されて、前記仕上げ層の表面の見かけの平坦性が低下してしまう。
また、長期間に亘って使用した塗り床を塗り替える際に、通常であれば目止め層以下の各層は残しておいて、表面の仕上げ層のみ塗り直せば済む。
ところが特許文献1に記載の帯電防止塗り床においては、良好な導電性を確保するために、仕上げ層だけでなく下層を塗り直す必要がある。
しかも前記下層は、そのもとになる塗材が、その下のマットライニング層を構成するマット中に奥深く浸透した状態で硬化して、前記マットライニング層と一体化しているため、結果的にマットライニング層をも交換する必要が生じてしまう。
本発明の目的は、導電性および帯電防止機能に優れる上、表面の見かけの平坦性にも優れており、しかも塗り替えも容易な帯電防止塗り床を提供することにある。
前記課題を解決するため、発明者は、導電性付与材として、前記従来の導電性繊維に代えて、柱状(針状)の導電性酸化チタン粉末を使用することを検討した。
前記柱状の導電性酸化チタン粉末は、ルチル型針状酸化チタン粉末を母体として、その表面を導電膜で被覆する等して形成されるものであって、その形状ゆえに、従来の球状の導電性粉末と比べて、バインダ樹脂中に分散させた隣り合う粉末同士の間での相互作用を高めることができ、前記球状の導電性粉末に比べてより少量の添加で、より高い導電性を得ることが可能である。
具体的には球状のもののおよそ1/2〜1/3程度の添加量で、ほぼ同等の導電性を確保することが可能である。また同量を添加すれば、球状のものを添加する場合に比べてより高い導電性を得ることも可能である。
しかも、前記柱状の導電性酸化チタン粉末は、特許文献1に記載された導電性繊維に比べて全体のサイズが大幅に小さく、仕上げ層のもとになる塗り床材の流動性を阻害するおそれがないため、前記良好な流動性を維持しながら、仕上げ層単独で良好な導電性を得るために必要な量を、前記塗り床材中に含有させることもできる。
そのため、前記柱状の導電性酸化チタン粉末を含有させた塗り床材を用いて、例えば多層構造を有する塗り床のうち仕上げ層を形成するようにすると、前記仕上げ層の下の目止め層には導電性繊維等を含有させる必要がなくなり、前記目止め層の表面をできるだけ平坦に仕上げて、本来の目止め層として機能させることができる。
しかも、前記のように柱状の導電性酸化チタン粉末は、そのサイズが従来の導電性繊維に比べて大幅に小さい上、塗り床材中での分散性にも優れるため、前記導電性酸化チタン粉末を含む仕上げ層は、その表面に凹凸を生じにくい上、生じた凹凸が前記表面において目立ちにくい。
したがって、前記目止め層の上に積層される仕上げ層の表面の見かけの平坦性を、従来に比べて大幅に向上することができる。
その上、長期間に亘って使用した塗り床を塗り替える際には、目止め層以下の各層は残しておいて、表面の仕上げ層のみ塗り直せば済み、塗り替えも容易である。
ところが発明者がさらに検討したところ、前記柱状の導電性酸化チタン粉末のうち、短径aと長径bとの比b/aで表されるアスペクト比が15未満であるものは、前述したビニルエステル系樹脂のラジカル重合反応を阻害するため、塗り床材の硬化性が大幅に低下したり失われたりして、固形の仕上げ層を形成できないことが判明した。
また、たとえアスペクト比が15以上の導電性酸化チタン粉末であっても、その含有割合が、バインダ樹脂100質量部あたり30質量部を超える場合には、過剰の導電性酸化チタン粉末が前記ビニルエステル系樹脂のラジカル重合反応に影響を及ぼし、塗り床材の硬化性を低下させるため、十分な膜強度を有する仕上げ層が得られないことが判明した。
さらに、前記導電性酸化チタン粉末の含有割合が、前記バインダ樹脂100質量部あたり15質量部未満である場合には、前記導電性酸化チタン粉末を含有させることによる、仕上げ層、ひいては帯電防止塗り床に十分な導電性および帯電防止性能を付与する効果が得られないことも判明した。
したがって本発明の帯電防止塗り床は、導電性付与材と硬化性のバインダ樹脂とを含み、かつ前記硬化性のバインダ樹脂としてはラジカル重合性のノボラック型ビニルエステル樹脂を使用するとともに、前記導電性付与材としては短径aと長径bとの比b/aで表されるアスペクト比が15以上である柱状の導電性酸化チタン粉末のみを使用し、前記導電性酸化チタン粉末の含有割合が、前記バインダ樹脂100質量部あたり15質量部以上、30質量部以下である塗り床材を塗布し、硬化させて形成された層を少なくとも含むことを特徴とするものである。
本発明の構成は単層の、または多層構造を有する種々の塗り床に適用可能である。すなわち前記層単層で塗り床を構成してもよいし、前記層を含む積層構造の塗り床を構成してもよい。
しかし下地上に、プライマ層、マットライニング層、目止め層、および仕上げ層をこの順に積層して形成されているとともに、前記のうち仕上げ層が、前記塗り床材を塗布し、硬化させて形成された層であるのが好ましい。これにより、従来同様の高い耐久性や強度等を維持しながら、帯電防止塗り床に、特に良好な導電性および帯電防止機能を付与することができる。
前記バインダ樹脂としては、有機過酸化物を反応開始剤とするラジカル重合反応によって硬化するラジカル重合性のビニルエステル系樹脂が好ましく、特に薬品や溶剤に対する耐性、あるいは汎用性等を考慮するとノボラック型ビニルエステル樹脂が好ましい。
前記塗り床材には、硬化後の仕上げ層等を着色するために顔料を含有させても良い。
但し顔料が、分子中にフタロシアニン環を含むフタロシアニン系の化合物、例えばフタロシアニンブルー等である場合、前記フタロシアニン環は、柱状の導電性酸化チタン粉末による導電性を妨げて、帯電防止機能を低下させるおそれがある。
また前記フタロシアニン環はビニルエステル系樹脂のラジカル重合反応に影響を及ぼして、塗り床の硬化性を僅かながら低下させるおそれもある。
そのため塗り床材には、分子中にフタロシアニン環を含まない顔料を選択して用いるのが好ましい。
本発明によれば、導電性および帯電防止機能に優れる上、表面の見かけの平坦性にも優れており、しかも塗り替えも容易な帯電防止塗り床を提供することができる。
本発明の帯電防止塗り床の、実施の形態の一例を示す部分切り欠き斜視図である。
図1は、本発明の帯電防止塗り床の、実施の形態の一例を示す部分切り欠き斜視図である。図1を参照して、この例の帯電防止塗り床1は、モルタルやコンクリート等からなる下地2上に順に積層された、プライマ層3、マットライニング層4、目止め層5、および仕上げ層6を備えている。このうちプライマ層3、マットライニング層4、および目止め層5は従来同様に構成される。
すなわちプライマ層3は、前記下地2上に、硬化性のバインダ樹脂を少なくとも含むプライマを塗布したのち硬化させることによって形成される。
前記バインダ樹脂としては、例えばエポキシ樹脂、ウレタン樹脂、アクリル樹脂、ポリエステル樹脂、ビニルエステル樹脂等の1種または2種以上が挙げられる。特に現場施工での作業性を考慮して、室温(5〜35℃)で硬化させることができるラジカル重合性樹脂、2液硬化型樹脂、湿気硬化型樹脂等が好ましい。
マットライニング層4は、前記と同様の硬化性のバインダ樹脂を含むライニング材をガラス繊維等のマット中に含浸させて前記プライマ層3上に貼り付けたのち硬化させることによって形成される。
目止め層5は、やはり前記と同様の硬化性のバインダ樹脂を含む目止め材を、前記マットライニング層4上に塗布して硬化させたのち、その表面を研磨して平坦に仕上げることによって形成される。
これにより、仕上げ層6中に所定のアスペクト比を有する柱状の導電性酸化チタン粉末を含有させることと相まって、前記目止め層5上に形成する仕上げ層6の表面の見かけの平坦性を向上することができる。
仕上げ層6は、前記と同様の硬化性のバインダ樹脂と、柱状の導電性酸化チタン粉末とを含む塗り床材を、前記目止め層5上に塗布したのち硬化させることによって形成される。
前記塗り床材に含まれる硬化性のバインダ樹脂、有機過酸化物を反応開始剤とするラジカル重合反応によって硬化するラジカル重合性のビニルエステル系樹脂のうち、特に薬品や溶剤に対する耐性、あるいは汎用性等に優れたノボラック型ビニルエステル樹脂に限定される
また柱状の導電性酸化チタン粉末としては、その短径aと長径bとの比b/aで表されるアスペクト比が15以上であるものを用いる必要がある。
アスペクト比が15未満である導電性酸化チタン粉末は、先に説明したようにビニルエステル系樹脂のラジカル重合反応を阻害して、塗り床材の硬化性を大幅に低下させたり失わせたりするため使用することができない。
また柱状の導電性酸化チタン粉末は、前記目止め層5上に薄く塗布し、硬化させて形成される仕上げ層6の表面の、見かけの平坦性をできるだけ向上することを考慮すると、前記表面においてできるだけ目立たないために全体のサイズが小さく、しかも従来の導電性繊維のようにアスペクト比の大きい長大な形状を有さないことが好ましい。
そのために、前記柱状の導電性酸化チタン粉末としては、長径bが11μm以下で、かつアスペクト比が25以下、特に21以下であるものを選択して用いるのが好ましい。
かかる条件を満足する柱状の導電性酸化チタン粉末としては、例えばルチル型針状酸化チタン粉末を母体として、その表面をSnO/Sb導電膜で被覆した、いずれも石原産業(株)製の針状導電性酸化チタンFT−3000(短径a=0.27μm、長径b=5.15μm、アスペクト比b/a=19.1)、FT−4000(短径a=0.50μm、長径b=10.47μm、アスペクト比b/a=20.9)等が挙げられる。
なお特許文献1の実施例1(段落[0041]〜[0044])には、導電性繊維として、繊維長の下限が10μmであるものを仕上げ層に含有させることが記載されている。しかし特許文献1の段落[0031]には、仕上げ層に含有させる導電性繊維の繊維長の下限は100μmと記載されているので、前記実施例1の記載は誤りであると推測される。
また、もしも前記の記載が誤りでないとしても、繊維長の上限は600μmであり、「10μm」はあくまでも下限値に過ぎない。
その上、前記実施例1において導電性繊維として含有させている東邦テナックス(株)製の炭素繊維ベスファイト(登録商標)チョップは繊維直径が7μmと大きいためアスペクト比は10/7=1.43にしかならない。
したがって特許文献1に記載の導電性繊維と、前記柱状の導電性酸化チタン粉末とはその大きさが全く異なっており、たとえ繊維長の下限値が実施例1の記載どおり10μmであっても、導電性繊維はそれよりも大きな成分を多量に含んでいるため、先に説明したように下層が目止め層5として機能し得ないことと相まって、仕上げ層6の表面の見かけの平坦性を向上する効果は得られない。このことは、後述する実施例、比較例の結果からも明らかである。
前記柱状の導電性酸化チタン粉末の含有割合は、バインダ樹脂100質量部あたり15質量部以上、30質量部以下である必要がある。
含有割合が15質量部未満では、前記導電性酸化チタン粉末を含有させることによる、仕上げ層、ひいては帯電防止塗り床に十分な導電性および帯電防止性能を付与する効果が得られない。また30質量部を超える場合には、過剰の導電性酸化チタン粉末が前記ビニルエステル系樹脂のラジカル重合反応に影響を及ぼし、塗り床材の硬化性を低下させるため、十分な膜強度を有する仕上げ層が得られない。なお含有割合は、前記範囲内でもバインダ樹脂100質量部あたり20質量部以上であるのが好ましい。
塗り床材には、硬化後の仕上げ層等を着色するために顔料を含有させても良い。
但し顔料が、分子中にフタロシアニン環を含むフタロシアニン系の化合物、例えばフタロシアニンブルー等である場合、前記フタロシアニン環は、柱状の導電性酸化チタン粉末による導電性を妨げて、帯電防止機能を低下させるおそれがある。
また前記フタロシアニン環はビニルエステル系樹脂のラジカル重合反応に影響を及ぼして、塗り床の硬化性を僅かながら低下させるおそれもある。
そのため顔料としては、分子中にフタロシアニン環を含まない顔料を選択して用いるのが好ましい。
前記顔料は、塗り床材中での分散性を向上することを考慮すると、例えばバインダ樹脂からなる微細粒子中に分散させたトナーの状態で、前記塗り床材中に含有させるのが好ましい。
本発明の帯電防止塗り床1の構成は、以上で説明した例のものには限定されない。前記仕上げ層6を有していれば、それ以外の層構成は任意に設定できる。例えば下地2上に直接に、単層の仕上げ層6を形成して帯電防止塗り床1を構成することもできる。その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で適宜設計変更することができる。
〈実施例1〉
コンクリート製の下地2のモデルとしてのコンクリート平板ブロック上に、まずウレタン樹脂〔住友ゴム工業(株)製のグリップコート(登録商標)C908A、1液タイプ〕を、プライマとして、単位面積あたりの塗布量が約0.2kg/mとなるように塗布し、硬化させてプライマ層3を形成した。
次に、ガラス繊維のマット〔富士ファイバーグラス(株)製のガラスチョップドストランドマットMC300A〕中に、ノボラック型ビニルエステル樹脂〔住友ゴム工業(株)製のグリップコートC155F、樹脂+有機過酸化物系反応開始剤〕を、ライニング材として含浸させて、先に形成したプライマ層3上に貼り付けたのち、前記ライニング材を硬化させてマットライニング層4を形成した。単位面積あたりのライニング材の含浸量は約0.8kg/mとした。
次に前記マットライニング層4上に、前記と同じノボラック型ビニルエステル樹脂〔住友ゴム工業(株)製のグリップコートC155F、樹脂+有機過酸化物系反応開始剤〕に増粘剤を加えたものを、目止め材として塗布して硬化させたのち、その表面を研磨して平坦に仕上げて目止め層5を形成した。単位面積あたりの目止め材の塗布量は約0.5kg/mとした。
次に、前記と同じノボラック型ビニルエステル樹脂〔住友ゴム工業(株)製のグリップコートC155F、樹脂+有機過酸化物系反応開始剤〕100質量部、柱状の導電性酸化チタン粉末〔石原産業(株)製のFT−4000、短径a=0.50μm、長径b=10.47μm、アスペクト比b/a=20.9〕20質量部、およびポリエステルトナー〔住友ゴム工業(株)製のグリップコートPT26EX〕5質量部を配合して仕上げ層6用の塗り床材を調製した。
なお前記ポリエステルトナーは、黄色酸化鉄と、赤色有機顔料としてのベンゾイミダゾロンレッドとを質量比99/1の割合で、バインダ樹脂としてのポリエステル樹脂に分散させたものである。
そして前記塗り床材を、目止め層5上に、単位面積あたりの塗布量が約0.2kg/mとなるように塗布し、硬化させて仕上げ層6を形成して、帯電防止塗り床1のモデルを施工した。
〈実施例2〉
実施例1で使用したのと同じ柱状の導電性酸化チタン粉末〔石原産業(株)製のFT−4000、短径a=0.50μm、長径b=10.47μm、アスペクト比b/a=20.9〕の量を30質量部としたこと以外は実施例1と同様にして塗り床材を調製し、帯電防止塗り床1のモデルを施工した。
〈実施例3〉
柱状の導電性酸化チタン粉末として、石原産業(株)製のFT−3000〔短径a=0.27μm、長径b=5.15μm、アスペクト比b/a=19.1〕20質量部を使用したこと以外は実施例1と同様にして塗り床材を調製し、帯電防止塗り床1のモデルを施工した。
〈実施例4〉
柱状の導電性酸化チタン粉末として、石原産業(株)製のFT−3000〔短径a=0.27μm、長径b=5.15μm、アスペクト比b/a=19.1〕30質量部を使用したこと以外は実施例2と同様にして塗り床材を調製し、帯電防止塗り床1のモデルを施工した。
〈実施例5〉
ポリエステルトナーとして、酸化チタン、フタロシアニンブルー、および赤色有機顔料を質量比84/15/1の割合で、バインダ樹脂としてのポリエステル樹脂に分散させたもの〔住友ゴム工業(株)製のグリップコートPT94EX〕5質量部を使用したこと以外は実施例1と同様にして塗り床材を調製し、帯電防止塗り床1のモデルを施工した。
〈比較例1〉
柱状の導電性酸化チタン粉末として、石原産業(株)製のFT−2000〔短径a=0.21μm、長径b=2.86μm、アスペクト比b/a=13.6〕20質量部を使用したこと以外は実施例1と同様にして塗り床材を調製し、帯電防止塗り床1のモデルを施工した。
〈比較例2〉
柱状の導電性酸化チタン粉末として、石原産業(株)製のFT−2000〔短径a=0.21μm、長径b=2.86μm、アスペクト比b/a=13.6〕30質量部を使用したこと以外は実施例2と同様にして塗り床材を調製し、帯電防止塗り床1のモデルを施工した。
〈比較例3〉
実施例1で使用したのと同じ柱状の導電性酸化チタン粉末〔石原産業(株)製のFT−4000、短径a=0.50μm、長径b=10.47μm、アスペクト比b/a=20.9〕の量を40質量部としたこと以外は実施例1と同様にして塗り床材を調製し、帯電防止塗り床1のモデルを施工した。
〈比較例4〉
実施例1で使用したのと同じ柱状の導電性酸化チタン粉末〔石原産業(株)製のFT−4000、短径a=0.50μm、長径b=10.47μm、アスペクト比b/a=20.9〕の量を10質量部としたこと以外は実施例1と同様にして塗り床材を調製し、帯電防止塗り床1のモデルを施工した。
〈比較例5〉
特許文献1の実施例1を再現した。
すなわち導電性繊維として、カーボン繊維〔東邦テナックス(株)製のベスファイト(登録商標)チョップドファイバー、繊維直径:7μm〕の繊維長の分布を、繊維長500μm以上の成分の、繊維の全本数中に占める本数の割合が70%、繊維長の上限が2mm、下限が100μmとなるように調整したものを用意した。
そして前記カーボン繊維5質量部と、ノボラック型ビニルエステル樹脂〔住友ゴム工業(株)製のグリップコートC155F、樹脂+有機過酸化物系反応開始剤〕95質量部とを配合して下層用の塗材を調製し、前記塗材を、実施例1と同じマットライニング層4上に塗布して硬化させたのち、その表面を研磨せずに下層を形成した。単位面積あたりの塗材の塗布量は約0.3kg/mとした。
また前記と同じカーボン繊維〔東邦テナックス(株)製のベスファイト(登録商標)チョップドファイバー、繊維直径:7μm〕の繊維長の分布を、繊維長500μm未満の成分の、繊維の全本数中に占める本数の割合が80%、繊維長の上限が600μm、下限が10μmとなるように調整したものを用意した。
そして前記カーボン繊維0.25質量部と、ノボラック型ビニルエステル樹脂〔住友ゴム工業(株)製のグリップコートC155F、樹脂+有機過酸化物系反応開始剤〕99.75質量部とを配合して仕上げ層用の塗り床材を調製し、前記塗り床材を下層上に塗布したのち硬化させて仕上げ層6を形成して、帯電防止塗り床1のモデルを施工した。
〈硬化性評価〉
各実施例、比較例で施工した帯電防止塗り床のモデルを温度23℃、相対湿度50%の環境下で7日間静置して養生させたのち、その表面を、アセトンをしみこませた布でこすってタック(粘着)感の有無、および外観の変化を観察し、仕上げ層の硬化性を評価した。
○:外観全く変化なし。タック(粘着)感もなし。硬化性良好。
△:外観はごく僅かに色落ちあるも殆ど変化なし。タック感はなし。許容レベル。
×:色落ちあり。タック感はなし。硬化性不良。
××:色落ち激しくタック感もあり。未硬化。
なお比較例1、2は、以下の導電性評価、および平坦性評価における養生期間の終了時点で仕上げ層が未硬化であったため、前記両評価を実施しなかった。
〈導電性評価〉
各実施例、比較例で施工した帯電防止塗り床のモデルを温度23℃、相対湿度50%の環境下で7日間静置して養生させたのち、その表面抵抗を、絶縁抵抗計〔三和電気計器(株)製のDM−1257〕と、NFPA(アメリカ防災協会)法に準拠した電極とを使用して、電極間距離:約90cm、測定温度:23℃、相対湿度:50%、印加電圧:500Vの条件で、前記NFPA法に準拠して測定した。測定点は3箇所とし、下記の基準で導電性を評価した。
○:3箇所全ての測定点で、表面抵抗が0.025〜50MΩの範囲内であった。導電性良好。
△:1箇所、または2箇所の測定点で表面抵抗が50MΩを超えたが、他の2箇所または1箇所の測定点では表面抵抗が0.025〜50MΩの範囲内であった。許容レベル。
×:3箇所全ての測定点で、表面抵抗が50MΩを超えた。導電性不良。
〈平坦性評価〉
各実施例、比較例で施工した帯電防止塗り床のモデルを温度23℃、相対湿度50%の環境下で24時間静置して養生させたのち、その表面を目視にて観察して、下記の基準で外観の平坦性を評価した。
○:凹凸なし。平坦性良好。
△:僅かに凹凸あるも許容レベル。
×:凹凸あり。平坦性不良。
以上の結果を表1、2に示す。
Figure 0005624856
Figure 0005624856
表1、表2の実施例1〜5、比較例5の結果より、従来の導電性繊維に代えてアスペクト比が15以上である柱状の導電性酸化チタン粉末をラジカル重合性のノボラック型ビニルエステル樹脂と併用することにより、導電性および帯電防止機能に優れる上、表面の見かけの平坦性にも優れた帯電防止塗り床が得られることが判った。
また実施例1〜5、比較例1、2の結果より、柱状の導電性酸化チタン粉末であってもアスペクト比が15未満のものを使用した場合には上記ノボラック型ビニルエステル樹脂を含む塗り床材を硬化できないことが判った。
実施例1〜5、比較例3の結果より、アスペクト比が15以上である柱状の導電性酸化チタン粉末を使用しても、その含有割合がバインダ樹脂100質量部あたり30質量部を超える場合には上記ノボラック型ビニルエステル樹脂を含む塗り床材を十分に硬化できないことが判った。
実施例1〜5、比較例4の結果より、アスペクト比が15以上である柱状の導電性酸化チタン粉末を使用しても、その含有割合がバインダ樹脂100質量部あたり15質量部未満では、導電性および帯電防止機能に優れた帯電防止塗り床が得られないことが判った。
さらに実施例1〜4、実施例5の結果より、分子中にフタロシアニン環を含む顔料を使用した場合には上記ノボラック型ビニルエステル樹脂を含む塗り床材の硬化性が僅かに低下するとともに、帯電防止塗り床の導電性および帯電防止機能が僅かに低下する傾向があることが判った。
1 帯電防止塗り床
2 下地
3 プライマ層
4 マットライニング層
5 目止め層
6 仕上げ層

Claims (4)

  1. 帯電防止塗り床であって、導電性付与材と硬化性のバインダ樹脂とを含み、かつ前記硬化性のバインダ樹脂としてはラジカル重合性のノボラック型ビニルエステル樹脂を使用するとともに、前記導電性付与材としては短径aと長径bとの比b/aで表されるアスペクト比が15以上である柱状の導電性酸化チタン粉末のみを使用し、前記導電性酸化チタン粉末の含有割合が、前記バインダ樹脂100質量部あたり15質量部以上、30質量部以下である塗り床材を塗布し、硬化させて形成された層を少なくとも含むことを特徴とする帯電防止塗り床。
  2. 下地上に、プライマ層、マットライニング層、目止め層、および仕上げ層をこの順に積層して形成されているとともに、前記のうち仕上げ層が、前記塗り床材を塗布し、硬化させて形成された層である請求項1に記載の帯電防止塗り床。
  3. 前記バインダ樹脂は、ラジカル重合性のノボラック型ビニルエステル樹脂である請求項1または2に記載の帯電防止塗り床。
  4. 前記塗り床材は、分子中にフタロシアニン環を含まない顔料をも含んでいる請求項1ないし3のいずれか1項に記載の帯電防止塗り床。
JP2010254881A 2010-11-15 2010-11-15 帯電防止塗り床 Active JP5624856B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010254881A JP5624856B2 (ja) 2010-11-15 2010-11-15 帯電防止塗り床

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010254881A JP5624856B2 (ja) 2010-11-15 2010-11-15 帯電防止塗り床

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012107383A JP2012107383A (ja) 2012-06-07
JP5624856B2 true JP5624856B2 (ja) 2014-11-12

Family

ID=46493268

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010254881A Active JP5624856B2 (ja) 2010-11-15 2010-11-15 帯電防止塗り床

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5624856B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013040446A (ja) * 2011-08-11 2013-02-28 Sumitomo Rubber Ind Ltd 流しのべ塗り床材および帯電防止塗り床

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1990005632A1 (en) * 1988-11-01 1990-05-31 Stonhard, Inc Controlled electrical surface resistance epoxy-based flooring and coating compositions
US5989460A (en) * 1994-11-21 1999-11-23 Garland Floor Co. Electrically conductive coating
JPH08143793A (ja) * 1994-11-24 1996-06-04 Hitachi Kasei Kozai Kk 導電性塗材及び帯電防止層の製造法
JPH10338855A (ja) * 1997-06-10 1998-12-22 Sumitomo Rubber Ind Ltd 導電性タイル用接着剤とそれを用いた導電性床
WO2001051238A1 (en) * 2000-01-13 2001-07-19 United Technical Products, Inc. Esd protective flooring system and method
JP2003064314A (ja) * 2001-08-23 2003-03-05 Nippon Paint Co Ltd 塗料組成物
ITTV20020054U1 (it) * 2002-12-20 2004-06-21 Nord Resine Srl Metodo per la realizzazione di una pavimentazione continua impermeabile
DE10300459A1 (de) * 2003-01-07 2004-07-22 Sgl Acotec Gmbh Elektrisch leitfähige Bodenbeschichtungen
JP4833728B2 (ja) * 2006-05-09 2011-12-07 住友ゴム工業株式会社 帯電防止塗り床およびコーティング剤
JP2011127317A (ja) * 2009-12-17 2011-06-30 Aica Kogyo Co Ltd 防水構造、及びその施工方法
JP4920103B2 (ja) * 2010-07-14 2012-04-18 アイカ工業株式会社 エポキシ樹脂組成物

Also Published As

Publication number Publication date
JP2012107383A (ja) 2012-06-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4833728B2 (ja) 帯電防止塗り床およびコーティング剤
CN201228430Y (zh) 一种永久性防静电地坪涂层结构
US20150342029A1 (en) Coating system with electrostatic discharge protection
JP5624856B2 (ja) 帯電防止塗り床
JP2014196460A (ja) 導電性塗り床塗料、導電性塗り床、および建物
JP5010966B2 (ja) 撥水性塗料および撥水金属板
JP5946668B2 (ja) エポキシ樹脂系塗り床材
JP2008031721A (ja) 帯電防止塗り床構造及び帯電防止塗り床材
JPS63145490A (ja) 導電性床仕上材
JP2013040446A (ja) 流しのべ塗り床材および帯電防止塗り床
JPH062417A (ja) 帯電防止塗り床の施工法
JP2017002193A (ja) 導電性塗り床塗料、および導電性塗り床
JP2017031699A (ja) 帯電防止床とそれを備える建物
JP2005097512A (ja) 導電性組成物、プライマー、床用上塗り材、及びその施工方法
JPS603356A (ja) 導電性塗り床
JP5878387B2 (ja) 帯電防止塗り床
JP2007291844A (ja) 導電性塗り床及び施工方法
DE102020001604A1 (de) Abdichtungselement für ein lager und herstellungsverfahren dafür
JP5878391B2 (ja) 帯電防止塗り床
JP2016223252A (ja) 導電性塗り床および建物
JP2017031700A (ja) 帯電防止床とそれを備える建物
JP2015092053A (ja) 帯電防止床及び帯電防止床の施工方法
JP3130475U (ja) 導電性床壁天井養生シート
JP2018040164A (ja) シート防水構造および接合方法
JP2016050256A (ja) 導電性塗り床塗料、導電性塗り床、および建物

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130920

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140528

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140605

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140718

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140904

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140929

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5624856

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250