JP5623473B2 - 画像処理装置、画像処理方法、およびプログラム。 - Google Patents

画像処理装置、画像処理方法、およびプログラム。 Download PDF

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Description

本発明は、ディザマトリクスなどの疑似中間調処理後の画像において、入力画像の解像度よりも出力画像の解像度を高くする画像処理に関する。
従来、ドットを打つ/打たないの2値出力が可能な画像形成装置においては、多値画像に対して、誤差拡散やディザマトリクスといった擬似中間調処理を施すことにより自然画像などの中間調を再現している。ディザマトリクスによりドットを集中させて中間調を再現する場合、通常であれば規則的に孤立点(ドット)が並んでいても、テクスチャーが目障りになることはない。ところが、1つ1つのドットがあまり小さくない場合、特に、白に近い明るい部分(低濃度部)や黒に近い暗い部分(高濃度部)において、規則的にドットが並ぶことで目についてしまい、同じ解像度である多値出力に対してどうしても画質が低下するという問題があった。
画質低下の問題は、出力解像度をより高解像度にすることで対処可能であったが、解像度が高くなるほど多くの記憶容量が必要となり、また装置の要求精度が上がるために技術的にも格段に困難になってしまい、コストが増大するという新たな問題があった。
例えば、電子写真方式においては、レーザを照射することによって電位差を作りそこにトナーを吸いつける現像方法が用いられる。これを、ディザマトリクスを用いて2値画像(ドットを打つ/打たないの画像)に変換して、画像が表現される。この場合において、レーザスポットの形状は丸く、ディザマトリクスで生成されたドットよりも大きいことが多いところ、レーザが隣接した位置に打たれるとレーザスポット同士が重なり、電位のピークが寄り合って突如大きくなることがある。例えば、2x2画素のドットが形成された場合にこの4つのスポットが寄り合って電位のピークは突如大きくなることが分かっている。このような2x2画素のドットは、例えば600dpiで形成した画像を、1200dpiのエンジンを持つ電子写真デバイスに出力する際に、解像度を合わせるために単純にドットを拡大することで発生する。
これに対応するため、解像度を高くして出力する際に、孤立画素を面積が変わらないように小さく分割し、分割後の画素同士を切り離して配置することでレーザスポットの寄り合いを弱め、ドットを目につきにくくする方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平11−308461号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の方法では、レーザスポットが強い場合には分割後の画素同士が繋がってしまい、ドットを目につきにくくするという効果が薄れてしまうことがあった。また、分割後の画素同士が繋がってはいないものの相互に近い位置にドットが存在することで、肉眼で見るとぼけた1つのドットとして見えてしまい、結局目についてしまうこともあった。
本発明に係る画像処理装置は、入力画像データをスクリーン処理して得られた2値画像の注目画素を中心として点対称の位置に黒若しくは白の画素が存在するか否かを、パターンマッチングを用いて判定する点対称性判定手段と、前記点対称性判定手段での判定結果に応じて、前記注目画素を、前記入力画像データよりも高解像度の出力パターンで置き換える画素置換手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、出力される画像において、上記のような問題が生じるのを防ぐことができる。
画像形成装置としてのプリンタの主要な構成要素を示すブロック図である。 画像処理部の内部構成を示すブロック図である。 画像処理部における画像処理の流れを示すフローチャートである。 画素値を1(K=1)とした入力画像データの一例である。 ディザパターンの一例を示す図である。 ディザパターンの一例を示す図である。 ディザパターンの一例を示す図である。 ディザパターンの一例を示す図である。 入力画像データを2値化処理して得られた2値画像の一例を示す図である。 点対称性判定処理及び画素置き換え処理の流れを示すフローチャートである。 マッチング用パターンの一例を示す図である。 実施例1に係る出力パターンテーブルの一例を示す図である。 実施例1を適用した場合の出力画像の一例を示す図である。 実施例2に係る出力パターンテーブルの一例を示す図である。 画素値を2とした入力画像データの一例である。 ディザパターンの一例を示す図である。 入力画像データを2値化処理して得られた2値画像の一例を示す図である。 実施例2を適用した場合の出力画像の一例を示す図である。 実施例3に係る出力パターンテーブルの一例である。 実施例3を適用した場合の出力画像の一例を示す図である。
(実施例1)
図1は、本実施例に係る画像形成装置としてのプリンタの主要な構成要素を示すブロック図である。
プリンタである画像形成装置100は、制御部110、画像形成部120、操作部130、ネットワークI/F140で構成される。
制御部110は、CPU111、ROM112、RAM113、HDD114、画像処理部115、操作部I/F116、プリンタI/F117で構成される。
各部を統括的に制御するプロセッサ(CPU)111は、ROM112に記憶された制御プログラムを読み出して印刷制御等の各種制御処理を実行する。
ROM112は、CPU111で実行される各種命令(OSやアプリケーションプログラム等)を記憶する。
RAM113は、CPU111の主メモリ、ワークエリア等の一時記憶領域として用いられる。
HDD114は、RAM113に読み出されるプログラムや実行結果などの格納領域として用いられるハードディスクドライブである。
画像処理部115は、取得した画像データに必要な画像処理を施す。画像処理の詳細については後述する。
操作部I/F116は、ユーザが各種の指示・操作を行うための操作部130とのインタフェースを行う。
プリンタI/F117は、画像形成部120とのインタフェースを行う。
画像形成部120は、画像処理された画像データに基づいて、紙等の記録媒体にカラー画像を形成する処理を行う。
ユーザが各種操作指示を行う操作部130は、キーボードや各種スイッチ、或いはタッチパネル式のLCD表示部などで構成される。操作部130で入力された情報は操作部I/F116を介してCPU111に伝えられて所望の処理が実行され、その処理結果等が操作部130内に設けられた表示部131に表示される。
ネットワークI/F140は、LAN等のネットワーク150とのインタフェースを行う。画像形成装置100は、ネットワークI/F140を介して、ネットワーク150上のコンピュータ等(不図示)と接続される。
画像形成装置100としてはプリンタに限られるものではなく、例えば、コピー、スキャナ、FAXなどの機能も備えたデジタル複合機であってもよい。
画像形成装置100は、様々な方法で画像形成の対象となる画像データを取得する。例えば、ユーザが操作部130を操作して所定のアプリケーション上で作成しても良いし、PC等で作成された画像データを、ネットワーク150を介して取得してもよい。また、磁気ディスクや光ディスク等の着脱可能な記憶メディアの読み取り機構を備える場合は、該記憶メディアを介して画像データを取得しても良い。さらに、スキャナ等の画像読取装置が内蔵され(又はネットワークを介して接続)されている場合は、当該画像読取装置で文書等を読み取ることで画像データを取得しても良い。
なお、制御部110は、上記のように画像形成装置の一部として構成する場合の他、独立した画像処理装置として構成し、ネットワーク150を介して別途設けられたプリンタと接続するようにしても良い。
図2は、画像処理部115の内部構成を示すブロック図である。
画像処理部115は、2値化処理部201、点対称性判定部202、画素置換処理部203で構成される。
2値化処理部201は、入力画像データをスクリーン処理により2値化する。
点対称性判定部202は、2値化処理部201で2値化された画像(以下、「2値画像」と呼ぶ。)におけるドット配置を確認し、注目画素を中心とする点対称性の有無を判定する。本実施例では、2値画像に対しパターンマッチングを行って、2値画像における注目画素を中心として点対称の位置に黒若しくは白の画素で構成されるドットが存在するか否かを判定する。
画素置換処理部203は、点対称性判定部202での判定結果に従い、2値画像における注目画素を、入力画像データよりも高解像度の出力パターンで置き換える処理を行う。
図3は、画像処理部115における画像処理の流れを示すフローチャートである。なお、以下で述べる内容は、HDD114等に格納されたプログラムがRAM113に読み出され、これをCPU111が実行することにより実現される。
ステップ301において、画像処理部115は、入力画像データを受信する。この場合の入力画像データは、人間の目の特性に合わせるために濃度リニアな画像信号に変換された、多値のデジタル画像データである。このデジタル画像データにおける1画素は、一般に256階調(8bit)で表現されている。図4は、便宜的にすべての画素値を1(K=1)とした入力画像データの一例である。この場合、白の中に黒のドットが点在する明るい画像となる。同様に全ての画素値を254(K=254)にした場合には、黒の中に白のドットが点在する暗い画像となる。受信した入力画像データは、RAM113に格納される。
ステップ302において、2値化処理部201は、RAM113に格納された入力画像データを、ディザパターンを用いて2値画像に変換する。図5の(a)〜(d)は、ディザパターンの一例であって、それぞれ異なるスクリーン線数に対応している。具体的には、(a)が106線、(b)が141線、(c)が134線、(d)が134線鏡像にそれぞれ対応している。2値化処理では、ディザパターンの閾値よりも大きい画素がON(1)、閾値以下の画素がOFF(0)に変換される。例えば、図4に示した入力画像データを、図5の(a)のディザパターンで2値化した場合には、閾値が“0”のマス目501に対応する画素のみがON(1)になり、その他の閾値を持つマス目に対応する画素はOFF(0)となる。そして、このパターンが繰り返し出現する(つまり、15画素間隔で黒のドットが並ぶ)2値画像が得られる。図6の(a)及び(b)は、上述のK=1及びK=254の場合の入力画像データを、図5の(a)のディザパターンを使って2値化処理して得られた2値画像をそれぞれ示している。いずれの2値画像においても、ドット(a、c、i、kで示す画素)が相互に15画素の間隔で並んでいるのが分かる。なお、実際の2値画像は、図6に示した2値画像の繰り返しで表現され、十分大きいものとする。
ステップ303において、点対称性判定部202は、現在処理中の画素(注目画素)の位置を示す座標(X,Y)の値をリセット、すなわち、(0,0)に設定する。
ステップ304において、点対称性判定部202は、RAM113上の所定のサイズの領域(以下、「判定用バッファ」と呼ぶ。)を白画素で上書きする。本実施例では、縦27画素、横27画素の領域を判定用バッファに設定している。これは、スクリーン線数:141線の場合において、高濃度部でドットが目立ってしまうK=254のスクリーン表現(或いは低濃度部でドットが目立ってしまうK=1のスクリーン表現)における画素間の距離が24画素であることを考慮したものである。つまり、判定用バッファのサイズは、スクリーン線数に応じて適宜設定される。
ステップ305において、点対称性判定部202は、ステップ302で生成された2値画像から、注目画素の座標(X,Y)を中心とした上記判定用バッファに対応する部分画像(ここでは縦27画素、横27画素の画像)を切り出す。そして、切り出した部分画像を判定用バッファにコピー(格納)する。この時、注目画素の座標(X,Y)によっては、2値画像の外に位置することになって獲得できない画素が出てくる場合がある。この場合、判定用バッファは白画素で上書きされていることから(ステップ304)、2値画像の外側の獲得できない画素は、すべて白画素として扱われることになる。
ステップ306において、点対称性判定部202は、判定用バッファに格納された部分画像を予め用意されたマッチング用パターンと比較して、点対称性の有無を判定する(パターンマッチング)。そして、画素置換処理部203は、点対称性が認められた場合に、注目画素を予め用意された高解像度の出力パターンで置き換える処理行う。点対称性判定処理及び画素置き換え処理の詳細については後述する。
ステップ307において、画像処理部115は、注目画素の座標Xが、画像データの幅分進んだかどうかを判定する。進んでいればステップ309へ、進んでいない場合はステップ308へそれぞれ進む。
ステップ308において、画像処理部115は、注目画素の座標Xの値をプラス方向に1進める。そして、ステップ304以下の処理が繰り返される。
ステップ309において、画像処理部115は、注目画素の座標Yが、画像データの高さ分進んだかどうかを判定する。進んでいない場合はステップ310へ進み、進んでいる場合は本処理を終える。
ステップ310において、画像処理部115は、注目画素の座標Xの値をリセット(ゼロに設定)し、ステップ311に進む。
ステップ311において、画像処理部115は、注目画素の座標Yの値をプラス方向に1進める。そして、ステップ304以下の処理が繰り返される。
このようにして、2値画像の全ての画素が処理されるまで、ステップ304以下の処理が繰り返される。
(点対称性判定処理及び画素置き換え処理)
図7は、ステップ306における、点対称性判定処理及び画素置き換え処理の流れを示すフローチャートである。以下、詳細に説明する。
ステップ701において、点対称性判定部202は、判定用バッファに格納されている部分画像を読み出す。
ステップ702において、点対称性判定部202は、RAM113上の出力候補バッファを、部分画像の中心に位置する画素(注目画素)の値(色)で埋めて初期化する。この場合において、出力候補バッファのサイズは出力解像度に依存する。本実施例では入力画像データの解像度が600dpi、出力画像データの解像度が1200dpiを前提としているので、出力候補バッファのサイズは2x2画素である。仮に出力画像データの解像度が1800dpiであれば、出力候補バッファのサイズは3x3画素に設定されることになる。
ステップ703において、点対称性判定部202は、ROM102に格納されている複数のマッチング用パターンの中から1のマッチング用パターンを読み出す。
ここで、マッチング用パターンについて説明する。図8の801〜804は、本ステップで読み出されるマッチング用パターンの一例を示している。マッチング用パターンは、使用するスクリーン線数に応じて予め用意される。本実施例では、パターン801は106線=図5の(a)、パターン802は134線=図5の(b)、パターン803は141線=図5の(c)、パターン804は134線鏡像=図5の(d)にそれぞれ対応している。そして、これら4種類のマッチング用パターンは、高濃度部でドットの目立つK=254のスクリーン表現(或いは低濃度部でドットの目立つK=1のスクリーン表現)における画素間の距離から、判定用バッファのサイズと同じ27x27で構成される。各マッチング用パターンにおける位置B,C,D,Eは、中心位置Aを挟んだ向かい側に同じ距離だけ延ばすと対応する点があるのが分かる。
図7のフローチャートの説明に戻る。
ステップ704において、点対称性判定部202は、ステップ701で読み出された部分画像と、ステップ703(或いはステップ718)で読み出されたマッチング用パターンとを比較する。
ステップ705において、点対称性判定部202は、部分画像内の全画素のうち、マッチング用パターン内の位置Aに対応する画素(注目画素A)及び位置B〜Eに対応する画素(参照画素B〜E)を除く全ての画素の色が、白であるかどうかを判定する。白であると判定された場合は、ステップ706へ進む。一方、白ではないと判定された場合は、ステップ717に進む。
ステップ706において、点対称性判定部202は、上記参照画素B〜Eの色が、全て白であるかどうかを判定する。全て白であると判定された場合は、ステップ707へ進む。一方、全てが白ではない(黒を含む)と判定された場合は、ステップ709に進む。
ステップ707において、点対称性判定部202は、上記注目画素Aの色が、黒であるかどうかを判定する。黒であると判定された場合は、ステップ708へ進む。一方、黒ではないと判定された場合は、ステップ729に進む。
ステップ708において、点対称性判定部202は、RAM103に保持されている出力パターンテーブルから、黒出力パターンA(2x2の全4画素のうち左上端の画素のみが黒となるパターン)を読み出し、上記出力候補バッファに上書きする。上書きが終了すると、ステップ729に進む。図9は、上記黒出力パターンAを含む全出力パターンを示した出力パターンテーブルの一例である。図9のテーブルには、黒デフォルトと白デフォルトを含む全12の出力パターンが示されている。本実施例においては、入力画像データにおける濃度値が出力画像データにおいても信号レベルで維持されるように、各出力パターンが作成されるものとする。
ステップ709において、点対称性判定部202は、上記参照画素B及び参照画素Cのうちいずれかが、2画素とも黒であるかどうかを判定する。参照画素B又はCの少なくとも一方が2画素とも黒であると判定された場合は、ステップ710へ進む。一方、参照画素B又はCのいずれも、2画素とも黒ではないと判定された場合は、ステップ713に進む。
ステップ710において、点対称性判定部202は、上記注目画素Aの色が、黒であるかどうかを判定する。黒であると判定された場合は、ステップ711へ進む。一方、黒ではないと判定された場合は、ステップ712に進む。
ステップ711において、点対称性判定部202は、RAM103に保持されている出力パターンテーブルから、黒出力パターンBCA(2x2の全4画素のうち上半分の2画素が黒となるパターン)を読み出し、上記出力候補バッファに上書きする。上書きが終了すると、ステップ713に進む。
ステップ712において、点対称性判定部202は、RAM103に保持されている出力パターンテーブルから、黒出力パターンBC(2x2の全4画素のうち左上端の画素のみが黒となるパターン)を読み出し、上記出力候補バッファに上書きする。上書きが終了すると、ステップ713に進む。
ステップ713において、点対称性判定部202は、上記参照画素D及び参照画素Eのうちいずれかが、2画素とも黒であるかどうかを判定する。参照画素D又はEの少なくとも一方が2画素とも黒であると判定された場合は、ステップ714へ進む。一方、参照画素D又はEのいずれも2画素とも黒ではないと判定された場合は、ステップ729に進む。
ステップ714において、上記注目画素Aの色が、黒であるかどうかを判定する。黒であると判定された場合は、ステップ715へ進む。一方、黒ではないと判定された場合は、ステップ716に進む。
ステップ715において、点対称性判定部202は、RAM103に保持されている出力パターンテーブルから、黒出力パターンDEA(2x2の全4画素のうち右下端を除く3画素が黒となるパターン)を読み出し、上記出力候補バッファに上書きする。上書きが終了すると、ステップ729に進む。
ステップ716において、点対称性判定部202は、RAM103に保持されている出力パターンテーブルから、黒出力パターンDE(2x2の全4画素のうち左上端の画素のみが黒となるパターン)を読み出し、上記出力候補バッファに上書きする。上書きが終了すると、ステップ729に進む。
ステップ717において、点対称性判定部202は、部分画像内の全画素のうち、マッチング用パターン内の位置Aに対応する画素(注目画素A)及び位置B〜Eに対応する画素(参照画素B〜E)を除く全ての画素の色が、黒であるかどうかを判定する。黒であると判定された場合は、ステップ718へ進む。一方、黒ではないと判定された場合は、ステップ729に進む。
ステップ718において、点対称性判定部202は、上記参照画素B〜Eの色が、全て黒であるかどうかを判定する。全て黒であると判定された場合は、ステップ719へ進む。一方、全てが黒ではない(白を含む)と判定された場合は、ステップ721に進む。
ステップ719において、点対称性判定部202は、上記注目画素Aの色が、白であるかどうかを判定する。白であると判定された場合は、ステップ720へ進む。一方、白ではないと判定された場合は、ステップ729に進む。
ステップ720において、点対称性判定部202は、RAM103に保持されている出力パターンテーブルから、白出力パターンA(2x2の全4画素のうち左上端の画素のみが白となるパターン)を読み出し、上記出力候補バッファに上書きする。上書きが終了すると、ステップ729に進む。
ステップ721において、点対称性判定部202は、上記参照画素B及び参照画素Cのうちいずれかが、2画素とも白であるかどうかを判定する。参照画素B又はCの少なくとも一方が2画素とも白であると判定された場合は、ステップ722へ進む。一方、参照画素B又はCのいずれも、2画素とも白ではないと判定された場合は、ステップ725に進む。
ステップ722において、点対称性判定部202は、上記注目画素Aの色が、白であるかどうかを判定する。白であると判定された場合は、ステップ723へ進む。一方、白ではないと判定された場合は、ステップ724に進む。
ステップ723において、点対称性判定部202は、RAM103に保持されている出力パターンテーブルから、白出力パターンBCA(2x2の全4画素のうち上半分の2画素が白となるパターン)を読み出し、上記出力候補バッファに上書きする。上書きが終了すると、ステップ725に進む。
ステップ724において、点対称性判定部202は、RAM103に保持されている出力パターンテーブルから、白出力パターンBC(2x2の全4画素のうち左上端の画素のみが白となるパターン)を読み出し、上記出力候補バッファに上書きする。上書きが終了すると、ステップ725に進む。
ステップ725において、点対称性判定部202は、上記参照画素D及び参照画素Eのうちいずれかが、2画素とも白であるかどうかを判定する。参照画素D又はEの少なくとも一方が2画素とも白であると判定された場合は、ステップ72へ進む。一方、参照画素D又はEのいずれも、2画素とも白ではないと判定された場合は、ステップ729に進む。
ステップ726において、点対称性判定部202は、上記注目画素Aの色が、白であるかどうかを判定する。白であると判定された場合は、ステップ727へ進む。一方、白ではないと判定された場合は、ステップ728に進む。
ステップ727において、点対称性判定部202は、RAM103に保持されている出力パターンテーブルから、白出力パターンDEA(2x2の全4画素のうち右下端を除く3画素が白となるパターン)を読み出し、上記出力候補バッファに上書きする。上書きが終了すると、ステップ729に進む。
ステップ728において、点対称性判定部202は、RAM103に保持されている出力パターンテーブルから、白出力パターンDE(2x2の全4画素のうち左上端の画素のみが白となるパターン)を読み出し、上記出力候補バッファに上書きする。上書きが終了すると、ステップ729に進む。
ステップ729において、点対称性判定部202は、部分画像について予め用意された全てのマッチング用パターンと比較を行ったかどうかを判定する。全てのマッチング用パターンとの比較が完了していない場合は、ステップ703に戻って次のマッチング用パターンを読み出し、ステップ704以下の処理を繰り返す。本実施例では予め4種類のマッチング用パターンが用意されているので、ステップ703〜ステップ729の処理が4回繰り返されることになる。一方、全てのマッチング用パターンとの比較が完了している場合は、ステップ730へ進む。
ステップ730において、画像置換処理部203は、出力候補バッファ内に格納されている出力パターンで注目画素を置き換えて出力する。
なお、図7のフローチャートでは、複数のマッチング用パターンとの比較を1つずつ順番に行っている。しかし、線数に応じてマッチング用パターンは異なり、同時に複数のマッチング用パターンに合致することはない。そのため、部分画像との比較処理は並列に行ってもよい。
以上が、点対称性判定処理及び画素置き換え処理の流れである。
例えば、図6の(a)及び(b)で示す2値画像に対し、上記点対称性判定処理及び画素置き換え処理を行った場合、最終的に以下のような画像がそれぞれ出力されることになる。
(図6の(a)の2値画像の場合)
まず、注目画素がa、c、i、kの位置にある時、マッチング用パターン801〜804の全てにおいて、ステップ705〜ステップ707でYesとなる。よって、出力候補バッファには、黒出力パターンAが格納される(ステップ708)。
また、注目画素がb、d、j、lの位置にある時、マッチング用パターン801との比較において、ステップ705、706、709を経て、ステップ713で参照画素Eが2画素とも黒であると判定される。そして、続くステップ714で注目画素Aが白であると判定される。よって、出力候補バッファには、黒出力パターンDEが格納される(ステップ716)。
また、注目画素がe、g、m、oの位置にある時、マッチング用パターン801との比較において、ステップ705、706、709を経て、ステップ713で参照画素Dが2画素とも黒であると判定される。そして、続くステップ714で注目画素Aが白であると判定される。よって、出力候補バッファには、黒出力パターンDEが格納される(ステップ716)。
また、注目画素がf、h、n、pの位置にある時、マッチング用パターン801との比較において、ステップ705、706を経て、ステップ709で参照画素B及びCの両方が2画素とも黒であると判定される。そして、続くステップ710で注目画素Aが白であると判定される。よって、出力候補バッファには、黒出力パターンBCが格納される(ステップ712)。
注目画素が上記以外の位置にあるときは、いずれの黒出力パターンも出力候補バッファに格納されることはないため、出力候補バッファはステップ702で初期化された値、つまり白で埋められたままとなる。
上記のような処理によって、図6の(a)で示す2値画像の4つの黒ドット(a、c、i、k)は、最終的に図10の(a)に示すような状態で出力される。すなわち、4つの黒ドットは小さく分割され、かつ分割後のドットは分散して配置(ここでは、互いに最も離れた位置に配置)されて出力されることになる。
(図6の(b)の2値画像の場合)
まず、注目画素がa、c、i、kの位置にある時、マッチング用パターン801〜804の全てにおいて、ステップ705でNoの後、ステップ717〜ステップ719でYesとなる。よって、出力候補バッファには白出力パターンAが格納される(ステップ720)。
また、注目画素がb、d、j、lの位置にある時、マッチング用パターン801との比較において、ステップ705、717、718、721を経て、ステップ725で参照画素Eが2画素とも白であると判定される。そして、続くステップ726で注目画素Aが黒であると判定される。そして、出力候補バッファには白出力パターンDEが格納される(ステップ728)。
また、注目画素がe、g、m、oの位置にある時、マッチング用パターン801との比較において、ステップ705、717、718、721を経て、ステップ725で参照画素Dが2画素とも白であると判定される。そして、続くステップ726で注目画素Aが黒であると判定される。よって、出力候補バッファには白出力パターンDEが格納される(ステップ728)。
また、注目画素がf、h、n、pの位置にある時、マッチング用パターン801との比較において、ステップ705、717、718を経て、ステップ721で参照画素B及びCが2画素とも白であると判定される。そして、続くステップ722で注目画素Aが黒であると判定される。よって、出力候補バッファには白出力パターンBCが格納される(ステップ724)。
注目画素が上記以外の位置にあるときは、いずれの白出力パターンも出力候補バッファに格納されることはないため、出力候補バッファはステップ702で初期化された値、つまり黒で埋められたままとなる。
上記のような処理によって、図6の(b)で示す2値画像の4つの白ドット(a、c、i、k)は、最終的に図10の(b)に示すように、小さく分割され、且つ各ドットが互いに最も離れた位置に配置された状態で出力されることになる。
本実施例では、入力画像データを縦横共に2倍の解像度で出力する場合について説明したが、これに限るものではない。例えば、縦或いは横の1方向のみ2倍の解像度で出力する場合や、縦横共に4倍の解像度で出力する場合にも適用可能である。この場合、入力画像に対する出力画像の解像度に応じて、出力パターンの画素数等は適宜変更される。
本実施例に係る発明によれば、2値画像における白に近い低濃度の部分や黒に近い高濃度の部分で規則的に並ぶドットは分割され、かつ、分割後のドットは分散して配置される。これにより、ドットが繋がってしまったり、ドットが密集して1つのドットに見えてしまうといった事態を防ぐことができる。
(実施例2)
実施例1においては、信号レベルで濃度が維持されるような出力パターンを用いて注目画素を置き換えていた。しかし、電子写真方式においては、レーザスポットの重なりと電位のピークの寄り合いによって、1画素、2画素、3画素、4画素と画素を1つずつ増やしていっても実際に印刷されるドットが線形に大きく変化していくわけではない。2x2画素の4画素で表現されるドットを4つの1画素に分けた場合は、4つの1画素の方がはるかに小さいドットになって表現される。そのため、実施例1の方法を用いた場合には、ドットが並んで目につくことは無くなるが、出力後の画像における見た目レベルの濃度がドットを分散する前と後とで一致しなくなってしまう(出力後の画像の方が低濃度に見えてしまう)ことも考えられる。
そこで、入力時と出力時とで見た目の濃度が一致するような出力パターンを採用する態様を、実施例2として説明する。なお、実施例1と共通する部分については説明を簡略化ないしは省略し、ここでは差異点を中心に説明することとする。
図11は、本実施例に係る出力パターンテーブルの一例を示している。実施例1に係る図9の出力パターンテーブルと比較すると、黒出力パターンBCA及び黒出力パターンDEで、黒画素が1画素分増えている。なお、本実施例においては、ユーザが操作部105を介して、出力パターンテーブルの内容を書き換えるものとする。
また、本実施例では、入力画像データの濃度値を2(図12参照)とし、2値化処理部201では図13に示すディザパターンを用いるものとする。
以下、前述の図3のフローチャートに沿って、本実施例に係る画像処理部115における画像処理について説明する。
図12で示す入力画像データを受信すると(ステップ301)、画像処理部115は、図13で示すディザパターンを用いて2値化処理を行い、2値画像を生成する(ステップ302)。本実施例の場合、入力画像データの濃度値はすべて2であるので、図13で示すディザパターンの閾値0及び1の部分のみON(1)になり、その他はOFF(0)となる。これにより、図14に示すような2値画像が得られる。なお、実施例1における図6の(a)及び(b)で示した2値画像と同様、実際の2値画像はこの繰り返しで表現され十分広い面積を持っているものとする。そして、ステップ303以下の処理がなされる。
まず、注目画素が図14の2値画像のa,d,e,g,j,l,m,p,r,sの位置にある時、前述のマッチング用パターン804との比較において、参照画素D及びEの色が2画素とも黒、注目画素Aの色が白と判定される(ステップ713、714)。よって、出力候補バッファには、図11に示す出力パターンテーブル内の黒出力パターンDEが格納される(ステップ716)。
また、注目画素が図14の2値画像のb,c,f,h,i,k,n,o,q,tの位置にある時、前述のマッチング用パターン804との比較において、参照画素C及びBの色が2画素とも黒、注目画素Aの色が黒と判定される(ステップ709、710)。よって、出力候補バッファには、図11に示す出力パターンテーブル内の黒出力パターンBCAが格納される(ステップ711)。
そして、注目画素が上記以外の位置にある時には、いずれの黒出力パターンも出力候補バッファに格納されることはないため、出力候補バッファはステップ702で初期化された値、つまり白で埋められたままとなる。
上記のような処理を経て、図14に示す2値画像の10個の黒ドット(b、c、f、h、i、k、n、o,q,t)は、最終的に図15に示すような状態で出力されることになる。
この場合において、図15に示す出力画像では、図14に示す2値画像よりも黒の画素数が増え濃くなるように思えるが、実際の印刷結果では、入力画像データの濃度が維持されて見えることになる。
(実施例3)
白に近い明るい部分や黒に近い暗い部分において、規則的に並ぶ黒或いは白のドットが目につかない場合は、実施例1や2で説明したような置き換え処理(注目画素の分割及び分散配置)を行う必要はない。そこで、ユーザの選択に応じ、置き換え処理において注目画素がそのまま維持されるように処理することが可能な態様について実施例3として説明する。なお、実施例1及び2と共通する部分については説明を簡略化ないしは省略し、ここでは差異点を中心に説明することとする。
本実施例では、ユーザが操作部105を介して、置き換え処理において注目画素を維持するかどうか(分割及び分散配置を行うかどうか)を選択できるようにする。そして、「注目画素を維持」が選択された場合は、注目画素の色が白(黒)の場合は、例えば4つの画素がすべて白(黒)の画素のみで構成される出力パターンで注目画素を置き換えるようにする。図16は、本実施例に係る出力パターンテーブルの一例である。図16の出力パターンテーブルでは、例えば黒画素を含む出力パターンにおいては、黒出力パターンA、BCA、DEAのいずれも4つの画素すべてが黒画素になっており、注目画素が維持されることになる。
以下、前述の図3のフローチャートに沿って、本実施例に係る画像処理部115における画像処理について説明する。ここでは、図4で示した入力画像データ(濃度値がすべて1)を、図5の(a)で示したディザパターンを用いて2値化し、図6で示す2値画像が生成されるものとする。もちろん、実施例1同様、実際の2値画像はこの繰り返しで表現され十分広い面積を持っている。そして、ステップ303以下の処理がなされる。
まず、注目画素がa、c、i、kの位置にある時、前述のマッチング用パターン801〜804の全てにおいて、ステップ705〜ステップ707でYesとなる。よって、出力候補バッファには、図16に示す出力パターンテーブル内の黒出力パターンAが格納される(ステップ708)。
また、注目画素がb、d、j、lの位置にある時、前述のマッチング用パターン801との比較において、ステップ705、706、709を経て、ステップ713で参照画素Eの色が2画素とも黒と判定される。そして、続くステップ714で注目画素Aの色が白と判定される。よって、出力候補バッファには、図16に示す出力パターンテーブル内の黒出力パターンDEが格納される(ステップ716)。
また、注目画素がe、g、m、oの位置にある時、マッチング用パターン801との比較において、ステップ705、706、709を経て、ステップ713で参照画素Dの色が2画素とも黒と判定される。そして、続くステップ714で注目画素Aの色が白と判定される。よって、出力候補バッファには、図16に示す出力パターンテーブル内の黒出力パターンDEが格納される(ステップ716)。
また、注目画素がf、h、n、pの位置にある時、マッチング用パターン801との比較において、ステップ705、706を経て、ステップ709で参照画素B及びCの両方が2画素とも黒と判定される。そして、続くステップ710で注目画素Aの色が白と判定される。よって、出力候補バッファには、図16に示す出力パターンテーブル内の黒出力パターンBCが格納される(ステップ712)。
注目画素が上記以外の場所にある時は、いずれの黒出力パターンも出力候補バッファに格納されることはないため、出力候補バッファはステップ702で初期化された値、つまり白で埋められたままとなる。
上記のような処理によって、図6の2値画像は、最終的に図17に示すような状態、つまり、実施例1のようにドットが小さく分割され、かつ、分割後のドットが分散して配置されることとなく、入力画像と同じ状態で出力されることになる。
(その他の実施形態)
また、本発明の目的は、以下の処理を実行することによっても達成される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出す処理である。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施の形態の機能を実現することになり、そのプログラムコード及び該プログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。

Claims (10)

  1. 入力画像データをスクリーン処理して得られた2値画像の注目画素を中心として点対称の位置に黒若しくは白の画素が存在するか否かを、パターンマッチングを用いて判定する点対称性判定手段と、
    前記点対称性判定手段での判定結果に応じて、前記注目画素を、前記入力画像データよりも高解像度の出力パターンで置き換える画素置換手段と、
    を有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記パターンマッチングにおいて用いられるマッチング用パターンはスクリーン線数に応じた数だけ用意されることを特徴とする請求項に記載の画像処理装置。
  3. 入力画像データをスクリーン処理して得られた2値画像の注目画素を中心として点対称の位置に黒若しくは白の画素が存在するか否かを判定する点対称性判定手段と、
    前記点対称性判定手段での判定結果に応じて、前記注目画素を、前記入力画像データよりも高解像度の出力パターンであって、前記存在した黒若しくは白の画素を分散して配置する出力パターンへと置き換える画素置換手段と
    を有することを特徴とする画像処理装置。
  4. 前記高解像度の出力パターンは、前記入力画像データにおける濃度と前記置換え後の画像データにおける濃度が同じになるように設定されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  5. 前記濃度は、信号レベルの濃度であることを特徴とする請求項に記載の画像処理装置。
  6. 前記濃度は、見た目レベルの濃度であることを特徴とする請求項に記載の画像処理装置。
  7. 入力画像データをスクリーン処理して得られた2値画像の注目画素を中心として点対称の位置に黒若しくは白の画素が存在するか否かを判定する点対称性判定手段と、
    前記点対称性判定手段での判定結果に応じて、前記注目画素を、前記入力画像データよりも高解像度の出力パターンで置き換える画素置換手段と
    を有し、
    前記画素置換手段は、ユーザの選択に応じて、置き換えられた後の各画素を、分散して配置又は前記注目画素を維持するように配置する
    ことを特徴とする画像処理装置。
  8. 入力画像データをスクリーン処理して得られた2値画像の注目画素を中心として点対称の位置に黒若しくは白の画素が存在するか否かを、パターンマッチングを用いて判定する点対称性判定ステップと、
    前記点対称性判定ステップでの判定結果に応じて、前記注目画素を、前記入力画像データよりも高解像度の出力パターンで置き換える画素置換ステップと、
    を含むことを特徴とする画像処理方法。
  9. 入力画像データをスクリーン処理して得られた2値画像の注目画素を中心として点対称の位置に黒若しくは白の画素が存在するか否かを判定する点対称性判定ステップと、
    前記点対称性判定ステップでの判定結果に応じて、前記注目画素を、前記入力画像データよりも高解像度の出力パターンであって、前記存在した黒若しくは白の画素を分散して配置する出力パターンへと置き換える画素置換ステップと、
    を含むことを特徴とする画像処理方法。
  10. コンピュータを、請求項1〜のいずれか1項に記載の画像処理装置として機能させるためのプログラム。
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