JP4219367B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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本発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ、製版システムなどに用いられる画像形成装置に関するものである。
高速かつ高画質な画像形成装置として、電子写真方式を採用した複写機やレーザビームプリンタが知られている。このような画像形成装置は、従来、アナログ画像形成プロセスを用いて、アナログ画像情報の記録形成を行う構成とされていたが、近年では、情報のデジタル化に伴い、デジタル画像形成プロセスを用いて、デジタル画像情報としての処理を行い、被転写材に微小なドットから成る画像を形成する構成が一般に採用されている。すなわち、上記従来の画像形成装置における画像形成処理では、まず、デジタル画像情報に基づいて、帯電された感光体の露光処理が行われ、微小なドットの集合である静電潜像が形成される。その後、現像器では、粉状のトナーを用いて前記静電潜像が可視化され、転写機にて、被転写材である用紙に画像の転写が行われる。
上記した電子写真方式の画像形成装置において、各ドット毎の濃度階調が1ビットである場合、例えば、各ドット毎については白か黒しか使えない場合、単一のドットでハーフトーン(連続階調)を出力することはできない。そこで、従来の画像形成装置は、一般に図4に示すようなnドット×mドット(n、mは自然数)のマトリクスから成るディザを用意しておき、該ディザ内のドットを所定の規則の下に1つずつ埋めていくことで形成されるディザパターンを選択的に用いて、その内部の網点面積率を変化させることにより、紙面上のトナー層が占有する面積率(網点面積率)を変化させ、擬似的なハーフトーン出力を行っている(図5を参照)。このようなハーフトーン出力の手法は、一般に「ディザ法」と呼ばれる。
例えば、8ビットの濃度階調を有する画像データ(すなわち、当該画像データが取り得る濃度階調数は0〜255)が入力された場合、16ドット×16ドットのディザを用意しておけば、そのドットを単純に1つずつ埋めていくことで、所望のハーフトーン出力を行うことが可能となる。
なお、ディザ法を用いたハーフトーン出力に関する技術は、従来より、種々開示・提案されている(例えば、特許文献1、2を参照)。
特開2004−241848号公報 特開平8−9158号公報
確かに、ディザ法を用いてハーフトーン出力を行う画像形成装置であれば、限られた濃度階調のみを用いてハーフトーンを擬似的に出力することができるので、実際の階調数を増すことなく、その画像表現力を高めることが可能となる。例えば、各ドット毎については白と黒しか使えない場合でも、最終的な出力画像では、様々な濃度の灰色を表現することが可能となる。
しかしながら、上記したディザパターンの中には、これをタイル状に複数並べたときに全体としての周期性がないパターン(図5のI−6など)、或いは、ディザの中心点に対
して幾何学的に点対称でないパターン(図5のII−3など)が存在する(以下、これらの
ディザパターンを特にノイズパターンと呼ぶ)。このようなノイズパターンは、人間の視覚に影響を与えやすく、非常に目につきやすいため、その使用が忌避される傾向にある。
そのため、上記従来の画像形成装置では、用意されたディザを用いて表現し得る理論上の最大階調数が全て用いられることは少なく、一般には、ディザのサイズを拡大し、理論上の最大階調数を所望の濃度階調数よりも大きく設定しておくことで、上記のノイズパターンを可能な限り用いない構成とされていた。
しかしながら、上記のようにディザのサイズを拡大すると、視覚ノイズを低減し得る反面、表現できる解像度が小さくなるため、結果として出力画質の劣化を引き起こすという課題があった。特に、文字で構成されるドキュメントが中心の画像では、ハーフトーンで描写された文字の画質が大きく劣化する結果となっていた。
本発明は、上記の問題点に鑑み、ディザのサイズを不要に拡大することなく、その視覚ノイズを低減し、出力画質の向上を実現することが可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る画像形成装置は、ディザ法による濃度階調制御とドット自体の濃度階調制御とを組み合わせて、ハーフトーン出力を行う構成(第1の構成)とされている。
より具体的に述べると、本発明に係る画像形成装置は、nドット×mドット(n、mは自然数)のマトリクスから成るディザを用意しておき、該ディザ内のドットを所定の規則の下に1つずつ埋めていくことで形成されるディザパターンを選択的に用いて、その内部の網点面積率を変化させることにより、擬似的なハーフトーン出力を行う画像形成装置において、前記ディザパターンについては、これをタイル状に複数並べたときに全体としての周期性があり、かつ、ディザの中心点に対して幾何学的に点対称であるという条件を満足するディザパターンのみを選択的に用いるものであり、また、前記条件を満足しないディザパターンについては、これに代えて、前記条件を満足するディザパターンのうち、自身よりも高濃度側でかつ自身に最も濃度の近いディザパターンを用いるものであり、さらに、前記条件を満足しないディザパターンに代えて用いられるディザパターンについては前記条件を満足するディザパターンのうち、自身よりも低濃度側でかつ自身に最も濃度の近いディザパターンとの間で、互いに不一致となっているドットにつき、それ自体の濃度階調制御を行うものである構成(第2の構成)とされている。
なお、上記第2の構成から成る画像形成装置は、光導電性の像担持体と、前記像担持体を均一帯電する帯電手段と、帯電後の像担持体表面を像露光して静電潜像を形成する露光手段と、前記静電潜像にトナーを付着させてトナー像を形成する現像手段と、得られたトナー像を被転写材に転写する転写手段とを備えた電子写真方式の画像形成装置であって、前記露光手段は、前記ドット自体の濃度階調制御として、その露光量制御を行う構成(第3の構成)にするとよい。
また、上記第3の構成から成る画像形成装置にて、前記露光手段は、ドット毎の発光時間をパルス幅変調することで、その露光量制御を行う構成(第4の構成)にするとよい。
また、上記第4の構成から成る画像形成装置において、パルス幅変調での最大パルス幅をTとし、選択的に用いられるディザパターンのうち、互いに隣接するディザパターン相互間の階調数差をΔNとした場合、前記露光手段では、パルス幅変調におけるパルス幅の最小可変単位が(1/ΔN)×Tと設定され、ドット毎の発光時間がその整数倍に制御される構成(第5の構成)にするとよい。
上記したように、本発明に係る画像形成装置であれば、ディザのサイズを不要に拡大することなく、その視覚ノイズを低減し、出力画質の向上を実現することが可能となる。
以下では、電子写真方式を採用し、スキャナ、プリンタ、複写機、ファクシミリ等としての機能を併せ持つネットワーク対応のディジタル複合機に本発明を適用した場合を例に挙げて説明を行う。
図1は、本発明に係る画像形成装置の一構成例を模式的に示す垂直断面正面図である。
本図に示すように、本発明に係る画像形成装置100は、カセット式給紙部101と、手差し給紙部102と、用紙搬送部103と、原稿送り部104と、光学部105と、画像形成部106と、転写部107と、定着部108と、排紙トレイ部109と、を有して成る。なお、図中の実線矢印は、用紙Pの搬送経路を示している。
また、本図には示していないが、本発明に係る画像形成装置100には、上記構成要素の他にも、装置各部を統括制御する制御部(CPU[Central Processing Unit]等)、各種情報を表示する表示部、ユーザ操作を受け付ける操作部、制御プログラムの格納領域や画像データの格納領域及び展開領域として用いられるメモリ部、ネットワークを介して接続された情報処理装置との間で通信を行う通信部、及び、画像データとファクシミリ信号との相互変換を行うモデムや公衆電話回線との接続を確立する網制御部、といった回路要素が各種具備されている。
カセット式給紙部101は、印刷前の用紙P(カットペーパなどの被転写材)を積載収容する手段であり、ここから1枚ずつ分離して用紙Pが送り出される。
手差し給紙部102は、カセット式給紙部101に入っていないサイズの用紙Pや、OHPシートのように1枚ずつ送り込みたい被転写材を載置する手段である。
用紙搬送部103は、カセット式給紙部101や手差し給紙部102から送り出された用紙Pを転写部107に搬送する手段である。
原稿送り部104は、文字や図形、模様等の画像が描かれた原稿を1枚ずつ分離して光学部105に搬送する手段である。
光学部105は、原稿送り部104から搬送された原稿を光学的に読み取り、その光学信号を電気信号に変換して、所望の画像データを生成する手段である。
画像形成部106は、光学部105で得られた画像データに基づいて、像担持体(ドラム)上にトナー像を形成する手段である。より詳細に述べると、画像形成部106は、光導電性の像担持体と、前記像担持体を均一帯電する帯電手段と、帯電後の像担持体表面を像露光して静電潜像を形成する露光手段と、前記静電潜像にトナーを付着させてトナー像を形成する現像手段と、を備えて成る。
転写部107は、像担持体上に形成されたトナー像を用紙Pに転写する手段である。
定着部108は、未定着のトナー像を担持した用紙Pを加熱し、トナー像を定着させる手段である。
排紙トレイ部109は、トナー像が定着された用紙Pを積載収容する手段である。
上記構成から成る画像形成装置100を用いて、ユーザが原稿の複写を行う場合には、原稿送り部104に、文字や図形、模様等の画像が描かれた原稿を積載する。原稿送り部104では1枚ずつ分離して原稿が送り出され、光学部105によってその画像データが読み取られる。そして、画像形成部106によって像担持体(ドラム)上に原稿画像の静電潜像が作られる。この静電潜像からトナー像が形成され、当該トナー像は、転写部107にて、用紙搬送部103によって同期をとって送られてきた印刷前の用紙Pに転写される。その後、未定着トナー像を担持した用紙Pは、定着部108へと送られ、熱ローラにより加熱されてトナー像が定着される。定着部108から排出された用紙Pは、機外の排紙トレイ部109に排出される。
次に、本発明の特徴部分であるハーフトーン出力動作について、先出の図4、図5とともに、図2及び図3を参照しながら、詳細に説明する。
図2は、ディザ法による濃度階調制御とドット自体の濃度階調制御(露光制御)とを組み合わせたハーフトーン出力動作の一例を説明するための模式図である。
図3は、階調数と画像濃度との相関関係を示すγ曲線図であり、本図(a)では、露光制御による階調補間処理を行わない場合が示され、また、本図(b)では、露光制御による階調補間処理を行う場合が示されている。なお、本図のγ曲線は、図5に示したディザパターンに対応するものではなく、あくまで、露光制御による階調補間処理の効果を明示するためのものである。また、本図の縦軸に示した画像濃度とは、画像の濃さを光が用紙で反射してくる度合(反射率)で表したものであり、反射濃度とも呼ばれるものである。
先にも述べた通り、ディザ法では、図4に示すようなnドット×mドット(n、mは自然数)のマトリクスから成るディザを用意しておき、該ディザ内のドットを所定の規則の下に1つずつ埋めていくことで形成されるディザパターンを選択的に用いて、その内部の網点面積率を変化させることにより、紙面上のトナー層が占有する面積率(網点面積率)を変化させ、擬似的なハーフトーン出力を行うことが可能である。
図5は、16ドット×16ドットのディザパターンの一例を示す模式図である。本図では、I−1、I−2、…、I−7、I−8、II−1、II−2、…、といった順序で、行数
(I、II、III、IV、…)並びに列数(1〜8)が大きくなるほど、階調数が大きくなることを示している。なお、16ドット×16ドットのディザパターンで得られる理論上の最大階調数は、0(白紙)及び1〜256階調であるが、本図では、1階調目(I−1)から32階調目(IV−8)までを描写し、以降の階調数については描写を省略している。
ただし、上記したディザパターンの中には、先述したように、これをタイル状に複数並べたときに全体としての周期性がないパターン、或いは、ディザの中心点に対して幾何学的に点対称でないパターン、すなわち、ノイズパターンが存在する。
本図の場合、ノイズパターンとして挙げられるディザパターンは、I−2、I−3、I
−5、I−6、I−7、II−1、II−2、II−3、II−5、II−6、II−7、II−8、III−1、III−2、III−3、III−5、III−6、III−7、III−8、IV−1、IV−2、IV−3、IV−4、IV−5、IV−6、及び、IV−7と符号されたディザパターンである。なお、I−1と符合されたディザパターンについては、図示のドット位置をディザの中心点とみなし、ここではノイズパターンに該当しないものとして取り扱う。
上記したノイズパターンは、人間の視覚に影響を与えやすく、非常に目につきやすい。そのため、ディザ法による濃度階調制御に際しては、上記のノイズパターンを極力選択しない構成とすべきである。そこで、本実施形態の画像形成装置では、ディザパターンについては、これをタイル状に複数並べたときに全体としての周期性があり、かつ、ディザの中心点に対して幾何学的に点対称であるという条件を満足するディザパターンのみを選択的に用い、また、前記条件を満足しないディザパターン(すなわちノイズパターン)については、これに代えて、前記条件を満足するディザパターンのうち、自身よりも高濃度側でかつ自身に最も濃度の近いディザパターンを用いる構成が採用されている。
本図について具体的に述べると、I−1、I−4、I−8、II−4、III−4、及び、IV−8と符合されたディザパターンのみが選択的に用いられ、I−2〜I−3、I−5〜I−7、II−1〜II−3、II−5〜III−3、及び、III−5〜IV−7と符合されたディザパターン(すなわちノイズパターン)については、これらに代えて、それぞれ、I−4、I−8、II−4、III−4、及び、IV−8と符合されたディザパターンが用いられる。
ただし、このようなノイズパターンの忌避及び置換を行うだけでは、同じディザパターンが複数階調に亘って連続的に使用されることになり、画像濃度の階調性が失われる現象(いわゆる階調飛び)などの不具合を生じる(図3(a)を参照)。そこで、本実施形態の画像形成装置では、前記条件を満足しないディザパターン(すなわちノイズパターン)に代えて用いられるディザパターンについては、前記条件を満足するディザパターンのうち、自身よりも低濃度側でかつ自身に最も濃度の近いディザパターンとの間で、互いに不一致となっているドットにつき、それ自体の濃度階調制御を行う構成が採用されている。
なお、本実施形態の画像形成装置において、上記したドット自体の濃度階調制御は、画像形成部106を構成する露光手段での露光量制御により実現される。
また、上記の露光手段は、ドット毎の発光時間をパルス幅変調(以下、PWM[Pulse Width Modulation]制御と呼ぶ)することで、その露光量制御を行う構成とされている。
すなわち、本実施形態の画像形成装置では、ノイズパターンの忌避及び置換に伴う階調飛びを回避すべく、ディザ法による濃度階調制御と、ドット自体の濃度階調制御(露光制御)とを組み合わせて、ハーフトーン出力を行うことにより、その階調補間処理を行う構成が採用されている。
図2を参照しながら、上記の階調補間処理について、より具体的に説明する。なお、本図では、図5でI−5〜I−7と符合されたディザパターン(すなわちノイズパターン)
をI−8と符合されたディザパターンに置換した際の階調補間処理が例示されている。
図2に示すように、本実施形態の画像形成装置では、I−4と符合されたディザパター
ンと、I−5〜I−7と符合されたディザパターン(すなわち、I−8と符合されたディ
ザパターンに置き換えられたディザパターン)との間で、互いに不一致となっているドット(本図では、ドットA〜D)につき、その濃度階調制御(露光量制御)が行われる。一方、両者の間で互いに一致しているドット(本図ではドット群E)については、その濃度階調制御(露光量制御)は行われない。
なお、PWM制御での最大パルス幅(1ドット当たりの最大発光時間)をTとし、選択的に用いられるディザパターンのうち、互いに隣接するディザパターン相互間の階調数差をΔNとした場合、画像形成部106を構成する露光手段では、両者間の階調補間処理に際して、PWM制御におけるパルス幅の最小可変単位が(1/ΔN)×Tと設定され、ドット毎の発光時間がその整数倍に制御される。
図2について具体的に述べると、I−4と符合されるディザパターンとI−8と符合されるディザパターンとの階調数差は4であるため、PWM制御におけるパルス幅の最小可変単位は(1/4)×Tと設定され、I−5〜I−7と符合されたディザパターンのドッ
トA〜Dの発光時間は、それぞれ、(1/4)×T、(1/2)×T、(3/4)×Tに制御される。
このように、ノイズパターンの忌避及び置換を伴うディザパターンに対して、ドット自体の濃度階調制御(露光量制御)による階調補間処理を施すことにより、同じディザパターンを使用していても、それぞれに濃度差を与えることができるので、図3(a)で示した階段状に階調飛びを生じていたγ曲線を適切に補正し、図3(b)で示すように、滑らかなγ曲線を得ることが可能となる。
従って、本実施形態の画像形成装置であれば、ディザのサイズを不要に拡大することなく、その視覚ノイズを低減し、出力画質の向上を実現することが可能となる。
なお、ドット自体の濃度階調制御(露光量制御)については、露光手段の発光素子に供給する駆動電流値を可変制御してもよい。ただし、露光量制御の応答性や容易性を鑑みれば、本実施形態で示したように、ドット毎の発光時間をPWM制御することが望ましい。
なお、上記の実施形態では、ネットワーク対応のディジタル複合機に本発明を適用した場合を例示して説明を行ったが、本発明の適用対象はこれに限定されるものではなく、印刷機能や複写機能のみを個別に備えた画像形成装置にも広く適用することが可能である。
また、本発明の構成は、上記実施形態のほか、発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えることが可能である。
本発明は、スキャナ、プリンタ、複写機、ファクシミリ、或いは、これらの機能を併せ持つディジタル複合機などの画像形成装置に好適な技術であり、特に、その画質向上に貢献し得る有用な技術である。
は、本発明に係る画像形成装置の一構成例を模式的に示す垂直断面正面図である。 は、ディザ法による階調制御とドット自体の階調制御とを組み合わせたハーフトーン出力動作の一例を説明するための模式図である。 は、階調数と画像濃度との相関関係を示すγ曲線図である。 は、mドット×nドットのディザを示す概念図である。 は、16ドット×16ドットのディザパターンの一例を示す模式図である。
符号の説明
100 画像形成装置
101 カセット式給紙部
102 手差し給紙部
103 用紙搬送部
104 原稿送り部
105 光学部
106 画像形成部
107 転写部
108 定着部
109 排紙トレイ部
P 用紙(被転写材)

Claims (4)

  1. nドット×mドット(n、mは自然数)のマトリクスから成るディザを用意しておき、該ディザ内のドットを所定の規則の下に1つずつ埋めていくことで形成されるディザパターンを選択的に用いて、その内部の網点面積率を変化させることにより、擬似的なハーフトーン出力を行う画像形成装置において、
    前記ディザパターンについては、これをタイル状に複数並べたときに全体としての周期性があり、かつ、ディザの中心点に対して幾何学的に点対称であるという条件を満足するディザパターンのみを選択的に用いるものであり、
    また、前記条件を満足しないディザパターンについては、これに代えて、前記条件を満足するディザパターンのうち、自身よりも高濃度側でかつ自身に最も濃度の近いディザパターンを用いるものであり、
    さらに、前記条件を満足しないディザパターンに代えて用いられるディザパターンについては、前記条件を満足するディザパターンのうち、自身よりも低濃度側でかつ自身に最も濃度の近いディザパターンとの間で、互いに不一致となっているドットにつき、それ自体の濃度階調制御を行うものであることを特徴とする画像形成装置。
  2. 光導電性の像担持体と、前記像担持体を均一帯電する帯電手段と、帯電後の像担持体表面を像露光して静電潜像を形成する露光手段と、前記静電潜像にトナーを付着させてトナー像を形成する現像手段と、得られたトナー像を被転写材に転写する転写手段と、を備えた電子写真方式の画像形成装置であって、前記露光手段は、前記ドット自体の濃度階調制御として、その露光量制御を行うことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記露光手段は、ドット毎の発光時間をパルス幅変調することで、その露光量制御を行うことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. パルス幅変調での最大パルス幅をTとし、選択的に用いられるディザパターンのうち、互いに隣接するディザパターン相互間の階調数差をΔNとした場合、前記露光手段では、パルス幅変調におけるパルス幅の最小可変単位が(1/ΔN)×Tと設定され、ドット毎の発光時間がその整数倍に制御されることを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
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