JP5620888B2 - 無線基地局及び通信制御方法 - Google Patents
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Description
本発明は、TDD無線通信システムにおいて、アダプティブアレイ制御を使用して無線通信を行う無線基地局及び通信制御方法に関する。
3GPP(Third Generation Partnership Project)において規格が策定されているLTE(Long Term Evolution)に準拠する無線通信システム(LTEシステム)では、無線基地局と無線端末との間の無線通信において、無線基地局が無線リソースの割り当てを行っている。
例えば、無線基地局は、上り参照信号(SRS:Sounding Reference Signal)を伝送するための1又は複数の上り参照信号リソースと、下りデータを伝送するための1又は複数の下り無線リソースと、を無線端末に割り当てる(例えば非特許文献1及び2参照)。
また、時分割複信(TDD)方式のLTEシステム(以下、「TD−LTEシステム」と称する)では、周波数利用効率を高めると共に無線通信の品質を改善すべく、アレイアンテナを用いたアダプティブアレイ制御を無線基地局に導入することが検討されている。
アダプティブアレイ制御は、自局配下の無線端末に対して当該アレイアンテナの指向性パターンのピークを向けるビームフォーミングと、他の無線基地局配下の無線端末に対して当該アレイアンテナの指向性パターンのヌルを向けるヌルステアリングと、を含む。
3GPP TS 36.211 V8.7.0 "Physical Channels and Modulation", MAY 2009
3GPP TS 36.213 V8.7.0 "Physical Layer Procedures", MAY 2009
TD−LTEシステムにおいては、以下の手法でアダプティブアレイ制御を実現することが想定される。
無線基地局は、上り参照信号リソースと、当該上り参照信号リソースと同一周波数帯の下り無線リソースを割り当てる。そして、当該無線端末から受信した上り参照信号に基づいて、当該無線端末に対して指向性パターンのピークを向けるようにアンテナウェイトを算出することによって、ビームフォーミングを行う。
一方、他の無線基地局は、当該無線端末から受信した上り参照信号に基づいて、当該無線端末に対して指向性パターンのヌルを向けるようにアンテナウェイトを算出することによって、ヌルステアリングを行う。
このように無線端末毎に上り参照信号リソース及び下り無線リソースを対称的に割り当てることによって、TD−LTEシステムにおけるアダプティブアレイ制御が実現される。
しかしながら、1つの上り参照信号リソースの帯域幅と1つの下り無線リソースの帯域幅とは異なることがある。詳細には、1つの上り参照信号リソースは、4つのリソースブロックにより構成される(非特許文献1参照)。これに対し、下り割り当てタイプ0において、1つの下り無線リソースは、3つのリソースブロックにより構成される(非特許文献2参照)。
よって、上り参照信号リソース及び下り無線リソースのそれぞれの周波数帯を同一にすることは困難であり、そのような理由で上り参照信号リソースと下り無線リソースとの対称性が崩れてしまうと、アダプティブアレイ制御が良好に機能しなくなる。
そこで、本発明は、TDD無線通信システムにおいて、上り参照信号リソース及び下り無線リソースのそれぞれの帯域幅が異なる場合でも、アダプティブアレイ制御を良好に機能させることができる無線基地局及び通信制御方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明は以下のような特徴を有している。
本発明に係る無線基地局の特徴は、TDD無線通信システム(TD−LTEシステム10)において、アダプティブアレイ制御を使用して無線通信を行う無線基地局(eNB100−1)であって、前記アダプティブアレイ制御に利用される上り参照信号(上りSRS)を複数の無線端末から受信する受信部(無線受信部110)と、複数の下り無線リソース(下りRBG)のうちの対象下り無線リソース毎に割り当てを行うリソース割当部(制御部140)と、を有し、前記リソース割当部は、前記対象下り無線リソースよりも前において最近受信した複数の上り参照信号のうち、前記対象下り無線リソースと周波数帯の一致度が最も高い上り参照信号である特定上り参照信号を送信した無線端末に対して、前記対象下り無線リソースを割り当てることを要旨とする。
このような特徴によれば、1つの上り参照信号リソースの帯域幅と1つの下り無線リソースの帯域幅とが異なる場合でも上り参照信号リソースと下り無線リソースとの対称性を保つことができるため、アダプティブアレイ制御を良好に機能させることができる。
本発明に係る無線基地局の他の特徴は、上述した特徴において、前記特定上り参照信号に基づいてアンテナウェイトを算出するウェイト算出部(ウェイト算出部120)と、前記対象下り無線リソースに対して前記アンテナウェイトを適用するウェイト乗算部(ウェイト乗算部125)と、をさらに有し、前記ウェイト乗算部は、前記対象下り無線リソースのうち、前記特定上り参照信号と周波数帯が重複する第1の部分については、前記特定上り参照信号に基づいて算出される前記アンテナウェイトを適用し、前記対象下り無線リソースのうち、前記特定上り参照信号と周波数帯が重複しない第2の部分については、前記第1の部分に適用される前記アンテナウェイトをコピーして適用する、ことを要旨とする。
本発明に係る無線基地局の他の特徴は、上述した特徴において、前記下り無線リソースの帯域幅は、前記上り参照信号の帯域幅と異なることを要旨とする。
本発明に係る無線基地局の他の特徴は、上述した特徴において、前記下り無線リソースは、所定数(3つ)のリソースブロックからなり、前記上り参照信号は、前記所定数とは異なる数(4つ)のリソースブロックからなり、前記特定上り参照信号とは、前記対象下り無線リソースよりも前において最近受信した複数の上り参照信号のうち、前記対象下り無線リソースに含まれるリソースブロックと重複するリソースブロックの最も多い上り参照信号であることを要旨とする。
本発明に係る通信制御方法の特徴は、TDD無線通信システムにおいて、アダプティブアレイ制御を使用して無線通信を行う無線基地局における通信制御方法であって、前記アダプティブアレイ制御に利用される上り参照信号を複数の無線端末から受信するステップと、複数の下り無線リソースのうちの対象下り無線リソース毎に割り当てを行うリソース割当ステップと、を有し、前記リソース割当ステップにおいて、前記無線基地局は、前記対象下り無線リソースよりも前において最近受信した複数の上り参照信号のうち、前記対象下り無線リソースと周波数帯の一致度が最も高い上り参照信号である特定上り参照信号を送信した無線端末に対して、前記対象下り無線リソースを割り当てることを要旨とする。
本発明によれば、TDD無線通信システムにおいて、上り参照信号リソース及び下り無線リソースのそれぞれの帯域幅が異なる場合でも、アダプティブアレイ制御を良好に機能させることができる無線基地局及び通信制御方法を提供できる。
図面を参照して、本発明の一実施形態を説明する。以下の実施形態における図面において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付す。
(無線通信システムの構成)
図1は、本実施形態に係るTD−LTEシステム10の構成図である。TD−LTEシステム10は、複信方式としてTDD方式が採用されるとともに、下り(DL:Downlink)の無線通信にはOFDMA(Orthogonal Frequency Division Multiplexing Access)、上り(UL:Uplink)の無線通信にはSC−FDMA(Single Carrier Frequency Division Multiple Access)が採用される。
図1は、本実施形態に係るTD−LTEシステム10の構成図である。TD−LTEシステム10は、複信方式としてTDD方式が採用されるとともに、下り(DL:Downlink)の無線通信にはOFDMA(Orthogonal Frequency Division Multiplexing Access)、上り(UL:Uplink)の無線通信にはSC−FDMA(Single Carrier Frequency Division Multiple Access)が採用される。
図1に示すように、本実施形態に係るTD−LTEシステム10は、無線基地局(eNB:evolved NodeB)100−1と、eNB100−1に隣接して設置されているeNB100−2と、eNB100−1配下の無線端末(UE:User Equipment)200−1と、eNB100−1配下のUE200−2と、eNB100−2配下のUE300−1と、を有する。
なお、eNB100−1配下のUE200を2つ図示しているが、実際には、より多くの数のUE200(UE200−3、UE200−4、…)がeNB100−1配下にあるとする。また、eNB100−2配下のUE300−1を1つ図示しているが、実際には、より多くの数のUE300(UE300−2、UE300−3、…)がeNB100−2配下にあるとする。
各UE200は、eNB100−1によって形成されるセルをサービングセルとしており、eNB100−1によって無線リソースが割り当てられる。各UE300は、eNB100−2によって形成されるセルをサービングセルとしており、eNB100−2によって無線リソースが割り当てられる。なお、無線リソースは、12個の連続するサブキャリアからなるリソースブロック(RB)により構成される。
各UE200及び各UE300は、所定の周期でサウンディング参照信号(SRS)を送信する。SRSは、上りのチャネル品質を測定するための既知信号系列である。SRSの送信には、周波数ホッピング方式が適用される。すなわち、SRSの送信周期毎に該SRSの送信周波数帯が切り替えられる。本実施形態においてSRSは、上り参照信号に相当する。
TD−LTEシステム10は、アレイアンテナを用いたアダプティブアレイ制御が各eNB100に導入されている。
eNB100−1は、eNB100−1配下の各UE200から受信するSRSに基づいてアンテナウェイトを算出することで、各UE200に対してアレイアンテナの指向性パターンのピークを向けるビームフォーミングを行う。また、eNB100−1は、eNB100−2配下の各UE300から受信するSRSに基づいてアンテナウェイトを算出することで、各UE300に対してアレイアンテナの指向性パターンのヌルを向けるヌルステアリングを行う。
同様にして、eNB100−2は、eNB100−2配下の各UE300から受信するSRSに基づいてアンテナウェイトを算出することで、各UE300に対してアレイアンテナの指向性パターンのピークを向けるビームフォーミングを行う。また、eNB100−2は、eNB100−1配下の各UE200から受信するSRSに基づいてアンテナウェイトを算出することで、各UE200に対してアレイアンテナの指向性パターンのヌルを向けるヌルステアリングを行う。
(無線基地局の構成)
図2は、本実施形態に係るeNB100−1のブロック図である。eNB100−2はeNB100−1と同様に構成されるため、各eNB100を代表してeNB100−1の構成を説明する。
図2は、本実施形態に係るeNB100−1のブロック図である。eNB100−2はeNB100−1と同様に構成されるため、各eNB100を代表してeNB100−1の構成を説明する。
図2に示すように、eNB100−1は、複数のアンテナ素子A1〜ANと、無線受信部110と、ウェイト算出部120と、ウェイト乗算部125と、無線送信部130と、制御部140と、記憶部150と、ネットワーク通信部160と、を有する。
複数のアンテナ素子A1〜ANは、アレイアンテナを構成し、無線信号の送受信に使用される。
無線受信部110は、複数のアンテナ素子A1〜AN毎に、上りデータ及びSRSを含む受信信号が入力される。無線受信部110は、当該受信信号に含まれるSRSをウェイト算出部120及び制御部140に出力し、受信信号を制御部140に出力する。なお、無線受信部110は、受信信号の増幅や、無線周波数(RF)帯からベースバンド(BB)帯への受信信号の変換(ダウンコンバート)等を行う。本実施形態において無線受信部110は、アダプティブアレイ制御に利用されるSRSを複数のUE200から受信する受信部に相当する。
制御部140は、無線受信部110が受信したSRSに基づいて、下りRBグループ(RBG)の割り当てを決定する。下りRBGは、周波数軸上で連続する3つのRBにより構成される。これに対し、SRSの送信に用いられる上りSRSリソースは、周波数軸上で連続する4つのRBにより構成される。このように、下りRBGの帯域幅と上りSRSリソースの帯域幅とは異なる。
本実施形態において制御部140は、複数の下りRBGのうちの対象下りRBG毎に割り当てを行うリソース割当部に相当する。制御部140は、対象下りRBGよりも前において最近受信した複数のSRSのうち、当該対象下りRBGと周波数帯の一致度が最も高い上りSRSである特定SRSを送信したUE200に対して、当該対象下りRBGを割り当てる。そして、制御部140は、下りRBGの割り当て情報をウェイト算出部120及びウェイト乗算部125に通知する。
ウェイト算出部120は、無線受信部110からSRSが入力され、制御部140から下りRBGの割り当て情報が入力される。ウェイト算出部120は、自eNB配下のUE200からのSRSと、他eNB配下のUEからのSRSと、に基づいて、自eNB配下のUE200に対してピークを向け、かつ他eNB配下のUEに対してヌルを向けるためのアンテナウェイトをRB毎に算出する。
詳細には、ウェイト算出部120は、対象下りRBGに含まれるRB毎にアンテナウェイトを算出する際、当該対象下りRBGに対応する特定SRSと周波数帯の重複するRB(第1の部分)についてアンテナウェイトを算出する。そして、ウェイト算出部120は、RB毎のアンテナウェイトをウェイト乗算部125に出力する。
ウェイト乗算部125は、制御部140から下りデータを含む送信信号が入力され、ウェイト算出部120からアンテナウェイトが入力される。ウェイト乗算部125は、送信信号を複数のアンテナ素子A1〜AN毎に分配し、各送信信号に対してアンテナウェイトを乗算する重み付け処理を行い、重み付け後の送信信号を無線送信部130に出力する。
重み付け処理において、ウェイト乗算部125は、対象下りRBGのうち、当該対象下りRBGに対応する特定SRSと周波数帯が重複する第1の部分については、当該特定SRSに基づいて算出されたアンテナウェイトを適用し、当該対象下りRBGのうち、当該特定SRSと周波数帯が重複しないRB(第2の部分)については、第1の部分に適用されるアンテナウェイトをコピーして適用する。
無線送信部130は、ウェイト乗算部125から重み付け後の送信信号が入力される。無線送信部130は、重み付け後の送信信号を複数のアンテナ素子A1〜ANに出力する。なお、無線送信部130は、送信信号の増幅や、BB帯からRF帯への送信信号の変換(アップコンバート)等を行う。
制御部140は、eNB100−1の各種の機能を制御する。制御部140は、自eNB配下の各UE200に対する無線リソース割り当てを行う。詳細には、制御部140は、SRS送信用の上りSRSリソースと、上り制御データ送信用のPUCCH(Physical Uplink Control Channel)リソースと、上りユーザデータ送信用のPUSCH(Physical Uplink Shared Channel)リソースと、下り制御データ送信用のPDCCH(Physical Downlink Control Channel)リソースと、下りユーザデータ送信用のPDSCH(Physical Downlink Shared Channel)リソースと、を各UE200に割り当てる。PDSCHリソースは、1又は複数の下りRBGにより構成される。
制御部140は、PUCCHリソース、PUSCHリソース、PDCCHリソース、PDSCHリソースについては、サブフレーム毎に割り当てを行い、割り当て情報をサブフレーム毎にUE200に通知するよう制御する。これに対し、上りSRSリソースについては、仕様上、サブフレーム毎の割り当て変更ができないため、割り当てを設定又は変更する必要が生じた場合に限り、割り当てパラメータを上位レイヤのシグナリングによりUE200に通知する。上りSRSリソースの割り当てパラメータは、SRS帯域幅、SRS送信周期、ホッピング開始周波数帯、SRS送信可能周波数帯などを含む。
上りSRSリソース割り当ての優先度を定めるスケジューリングアルゴリズムとしては、例えばPF(Proportional Fairness)方式を使用する。PF方式は、平均スループットに対する瞬時スループットの比をUE200毎に算出し、平均スループットに対する瞬時スループットの比が高いほど割り当て優先度を高くする方式である。
記憶部150は、制御部140による制御に用いられる各種情報を記憶する。
ネットワーク通信部160は、コアネットワーク(EPC:Evolved Packet Core)との通信や隣接eNBとの通信を行う。
(無線基地局の動作)
次に、図3〜図6を用いて、本実施形態に係るeNB100−1の動作を説明する。以下においては、eNB100−1が配下の各UE200に対してリソース割り当てを行う動作を説明するが、eNB100−2もeNB100−1と同様の方法で配下の各UE300に対してリソース割り当てを行う。
次に、図3〜図6を用いて、本実施形態に係るeNB100−1の動作を説明する。以下においては、eNB100−1が配下の各UE200に対してリソース割り当てを行う動作を説明するが、eNB100−2もeNB100−1と同様の方法で配下の各UE300に対してリソース割り当てを行う。
(1)無線フレーム構成
先ず、図3を用いて、TD−LTEシステム10で使用される無線フレームの構成を説明する。図3は、本実施形態に係るTD−LTEシステム10で使用される無線フレームの構成図である。なお、仕様上、TDD方式の無線フレーム構成(すなわち、サブフレームの構成パターン)は7パターン定められているが、ここでは、その中の1パターンを例に説明する。
先ず、図3を用いて、TD−LTEシステム10で使用される無線フレームの構成を説明する。図3は、本実施形態に係るTD−LTEシステム10で使用される無線フレームの構成図である。なお、仕様上、TDD方式の無線フレーム構成(すなわち、サブフレームの構成パターン)は7パターン定められているが、ここでは、その中の1パターンを例に説明する。
図3に示すように、1個の無線フレームは、時間軸上で10個のサブフレームによって構成される。各サブフレームは、時間軸上で14個のシンボルによって構成され、1msecの時間長である。また、各サブフレームは、周波数軸上で50個程度のRBによって構成される。
サブフレーム#0、サブフレーム#4、サブフレーム#5、サブフレーム#9のそれぞれは、下り専用のサブフレームである。下り専用のサブフレームは、時間軸上で、先頭部分がPDCCHリソースとして使用される制御領域であり、残りの部分がPDSCHリソースとして使用されるデータ領域である。
サブフレーム#2、サブフレーム#3、サブフレーム#7、サブフレーム#8のそれぞれは、上り専用のサブフレームである。上り専用のサブフレームは、周波数軸上で、両端部分がPUCCHリソースとして使用される制御領域であり、残りの部分(中央部分)がPUSCHリソースとして使用されるデータ領域である。
サブフレーム#1、サブフレーム#6のそれぞれは、上りと下りとの切り替えのための特別サブフレームである。特別サブフレームは、下りパイロット時間スロット(DwPTS)と、ガード期間(GP)と、上りパイロット時間スロット(UpPTS)と、を含む。なお、仕様上、特別サブフレームの構成(すなわち、特別サブフレームにおけるDwPTS,GP,UpPTSのシンボル数)は複数パターン定められているが、本実施形態では、その中の1パターンを例に説明する。例えば、DwPTSは1シンボル目から11シンボル目までであり、GPは12シンボル目であり、UpPTSは13及び14シンボル目である。
本実施形態では、UpPTSはSRSの送信に使用される。eNB100−1は、UpPTSに含まれる各上りSRSリソースを配下の各UE200に割り当てる。
図4は、eNB100−1が特別サブフレームに設定するSRS送信可能周波数帯を説明するための図である。
図4に示すように、特別サブフレーム#1のUpPTSについて、eNB100−1は、無線通信に使用可能なシステム周波数帯(キャリア周波数帯)Fのうち大部分をSRS送信可能周波数帯f1#1として設定し、システム周波数帯Fのうち残りの部分(低周波数部分)をSRS送信不可周波数帯f2#1として設定する。
特別サブフレーム#6のUpPTSについて、eNB100−1は、システム周波数帯Fのうち大部分をSRS送信可能周波数帯f1#6として設定し、システム周波数帯Fのうち残りの部分(高周波数部分)をSRS送信不可周波数帯f2#6として設定する。
なお、以下においては、特別サブフレームのUpPTSを適宜「SRSタイミング」と称する。
(2)下りRBG割り当て動作及びアンテナウェイト算出動作
次に、図5を用いて、下りRBGの割り当て動作及びアンテナウェイト算出動作を説明する。図5は、下りRBGの割り当て動作及びアンテナウェイト算出動作を説明するための図である。図5においては、システム周波数帯Fが50RBにより構成されており、SRS周期#1〜#3の3SRS周期分の割り当て状態を示している。SRS周期#1及び#3の各SRSタイミングには、低周波数部分(RB#0〜RB#9)がSRS送信不可周波数帯として設定されており、SRS周期#2のSRSタイミングには、高周波数部分(RB#40〜RB#49)がSRS送信不可周波数帯として設定されている。
次に、図5を用いて、下りRBGの割り当て動作及びアンテナウェイト算出動作を説明する。図5は、下りRBGの割り当て動作及びアンテナウェイト算出動作を説明するための図である。図5においては、システム周波数帯Fが50RBにより構成されており、SRS周期#1〜#3の3SRS周期分の割り当て状態を示している。SRS周期#1及び#3の各SRSタイミングには、低周波数部分(RB#0〜RB#9)がSRS送信不可周波数帯として設定されており、SRS周期#2のSRSタイミングには、高周波数部分(RB#40〜RB#49)がSRS送信不可周波数帯として設定されている。
図5に示すように、SRS周期#1のSRSタイミングにおいて、RB#10〜RB#13からなる上りSRSリソース#1−1がUE200−1に割り当てられている。RB#14〜RB#17からなる上りSRSリソース#1−2がUE200−4に割り当てられている。RB#18〜RB#21からなる上りSRSリソース#1−3がUE200−5に割り当てられている。RB#22〜RB#25からなる上りSRSリソース#1−4がUE200−3に割り当てられている。RB#26〜RB#29からなる上りSRSリソース#1−5がUE200−2に割り当てられている。RB#30〜RB#33からなる上りSRSリソース#1−6と、RB#34〜RB#37からなる上りSRSリソース#1−7と、RB#38〜RB#41からなる上りSRSリソース#1−8と、RB#42〜RB#45からなる上りSRSリソース#1−9と、RB#46〜RB#49からなる上りSRSリソース#1−10と、がUE200−6に割り当てられている。eNB100−1は、各上りSRSリソース#1を用いてUE200から送信されるSRSを受信する。
このようなSRS割り当て状況において、eNB100−1は、UE200毎に、対象下りRBGよりも前において最近受信した複数のSRSのうち、当該対象下りRBGと周波数帯の一致度が最も高いSRSである特定SRSを送信したUE200に対して、当該対象下りRBGを割り当てる。特定SRSとは、対象下りRBGよりも前において最近受信した複数のSRSのうち、当該対象下りRBGに含まれるRBと重複するRBの最も多い上りSRSである。
ここで、SRS周期#1のDLにおいて、RB#12〜RB#14からなる下りRBG#1−5を対象下りRBGとする場合の動作を説明する。下りRBG#1−5の周波数帯は、SRS周期#1のSRSタイミングにおける上りSRSリソース#1−1の周波数帯(RB#10〜RB#13)と一部重複し、且つ、上りSRSリソース#1−2の周波数帯(RB#14〜RB#17)と一部重複する。
この場合、eNB100−1の制御部140は、下りRBG#1−5及び上りSRSリソース#1−1で重複するRBの数は“2”であり、下りRBG#1−5及び上りSRSリソース#1−2で重複するRBの数は“1”であると検出(カウント)し、上りSRSリソース#1−1の方が、下りRBG#1−5と重複するRB数が多いと判断する。
その結果、eNB100−1の制御部140は、上りSRSリソース#1−1を用いてSRS(特定SRS)を送信したUE200−1に対して、下りRBG#1−5を割り当てる。
また、eNB100−1のウェイト算出部120は、下りRBG#1−5のうち、上りSRSリソース#1−1と周波数帯が重複するRB#12及びRB#13(第1の部分)については、当該上りSRSリソース#1−1を用いて送信されたSRSに基づいてアンテナウェイトを算出し、上りSRSリソース#1−1と周波数帯が重複しないRB#14(第2の部分)については、アンテナウェイトを算出しない。
eNB100−1のウェイト乗算部125は、下りRBG#1−5のうち、上りSRSリソース#1−1と周波数帯が重複するRB#12及びRB#13(第1の部分)については、ウェイト算出部120により算出されたアンテナウェイトを適用し、上りSRSリソース#1−1と周波数帯が重複しないRB#14(第2の部分)については、ウェイト算出部120により算出されたアンテナウェイトをコピーして適用する。
eNB100−1の無線送信部130は、このようにして重み付け処理がなされた送信信号を、下りRBG#1−5からなるPDSCHリソースを用いて、UE200−1に対して送信する。なお、下りRBGの割り当て情報は、仕様に従い、当該PDSCHリソースと同一サブフレーム内のPDCCHリソース(不図示)を用いて通知する。
他のSRS周期におけるDLタイミングにおいても、上述した手順に従って下りRBG割り当て及びアンテナウェイト算出が行われる。
ただし、対象下りRBGよりも前において最近受信した複数のSRSのうち、当該対象下りRBGと周波数帯の重複するSRS(上りSRSリソース)が存在しない場合には、以下の手順に従って、下りRBG割り当て及びアンテナウェイト算出が行われる。
一例として、SRS周期#3のDLにおいて、RB#0〜RB#2からなる下りRBG#3−1を対象下りRBGとする場合の動作を説明する。下りRBG#3−1は、最近のSRSタイミング(当該下りタイミングと同一SRS周期内のSRSタイミング)において、周波数帯の重複する上りSRSリソースが存在しない。
この場合、eNB100−1の制御部140は、過去のSRSタイミング(1つ前のSRS周期#2のSRSタイミング)において下りRBG#3−1と周波数帯の重複する上りSRSリソース#2−1を特定する。なお、過去一定期間の割り当て状況及びSRS受信状況は、記憶部150に記憶されているとする。また、過去一定期間のアンテナウェイトも記憶部150に記憶されているとする。その結果、eNB100−1の制御部140は、上りSRSリソース#2−1を用いてSRS(特定SRS)を送信したUE200−6に対して、下りRBG#3−1を割り当てる。
そして、eNB100−1の制御部140は、上りSRSリソース#2−1のSRSに基づいて算出されたアンテナウェイトを記憶部150から取得し、取得したアンテナウェイトをウェイト乗算部125に出力する。ウェイト乗算部125は、下りRBG#3−1について、制御部140からのアンテナウェイトを適用する。eNB100−1の無線送信部130は、このようにして重み付け処理がなされた送信信号を、下りRBG#3−1からなるPDSCHリソースを用いて、UE200−6に対して送信する。なお、下りRBGの割り当て情報は、仕様に従い、当該PDSCHリソースと同一サブフレーム内のPDCCHリソース(不図示)を用いて通知する。
(3)下りRBG割り当て及びアンテナウェイト算出フロー
次に、図6を用いて、本実施形態に係るeNB100−1による下りRBG割り当て及びアンテナウェイト算出フローを説明する。本フローは、各対象下りRBGについて実施される。
次に、図6を用いて、本実施形態に係るeNB100−1による下りRBG割り当て及びアンテナウェイト算出フローを説明する。本フローは、各対象下りRBGについて実施される。
図6に示すように、ステップS11において、制御部140は、対象下りRBGと同一SRS周期内のSRSタイミングで、当該対象下りRBGと周波数帯の重複する上りSRSリソースが存在するか否か、すなわち、当該対象下りRBGと周波数帯の重複するSRSを受信しているか否か判定する。
対象下りRBGと同一SRS周期内のSRSタイミングで当該対象下りRBGと周波数帯の重複するSRSを受信していない場合(ステップS11;No)、ステップS15において、制御部140は、過去のSRSタイミング(1つ以上前のSRS周期内のSRSタイミング)において当該対象下りRBGと周波数帯の重複する上りSRSリソース(SRS)を特定し、当該SRSを送信したUE200に対して当該対象下りRBGを割り当てる。
これに対し、対象下りRBGと同一SRS周期内のSRSタイミングで当該対象下りRBGと周波数帯の重複するSRSを受信している場合(ステップS11;Yes)、ステップS12において、制御部140は、対象下りRBGと同一SRS周期内のSRSタイミングで当該対象下りRBGと周波数帯の重複するSRSを複数受信しているか否か判定する。
対象下りRBGと同一SRS周期内のSRSタイミングで当該対象下りRBGと周波数帯の重複するSRSを1つのみ受信している場合(ステップS12;No)、ステップS14において、制御部140は、当該1つのSRSを送信したUE200に対して当該対象下りRBGを割り当てる。
これに対し、対象下りRBGと同一SRS周期内のSRSタイミングで当該対象下りRBGと周波数帯の重複するSRSを複数受信している場合(ステップS12;Yes)、ステップS13において、制御部140は、当該対象下りRBGに含まれるRBと重複するRBの最も多いSRSを送信したUE200に対して当該対象下りRBGを割り当てる。
ステップS16において、ウェイト算出部120は、当該対象下りRBGに対応する上りSRSリソースに基づいてアンテナウェイトを算出する。
ステップS17において、ウェイト乗算部125は、当該対象下りRBGにおいて、当該対象下りRBGに対応する上りSRSリソースと周波数帯が重複しないRBがあるか否かを判定する。
当該対象下りRBGにおいて、当該対象下りRBGに対応する上りSRSリソースと周波数帯が重複しないRBが無い場合(ステップS17;No)、ウェイト乗算部125は、ウェイト算出部120により算出されたアンテナウェイトを、当該対象下りRBGを用いて送信すべき下りデータに乗算することで重み付け処理を行う。
これに対し、当該対象下りRBGにおいて、当該対象下りRBGに対応する上りSRSリソースと周波数帯が重複しないRBが有る場合(ステップS17;Yes)、ウェイト乗算部125は、当該下りRBGのうち、当該対象下りRBGに対応する上りSRSリソースと周波数帯が重複するRBについては、ウェイト算出部120により算出されたアンテナウェイトを適用し、当該上りSRSリソースと周波数帯が重複しないRBについては、ウェイト算出部120により算出されたアンテナウェイトをコピーして適用する。
(実施形態のまとめ)
以上説明したように、TD−LTEシステム10において、アダプティブアレイ制御を使用して無線通信を行うeNB100−1は、アダプティブアレイ制御に利用されるSRSを複数のUE200から受信する無線受信部110と、複数の下りRBGのうちの対象下りRBG毎に割り当てを行う制御部140と、を有する。制御部140は、対象下りRBGよりも前において最近受信した複数のSRSのうち、当該対象下りRBGと周波数帯の一致度が最も高いSRSである特定SRSを送信したUE200に対して、当該対象下りRBGを割り当てる。
以上説明したように、TD−LTEシステム10において、アダプティブアレイ制御を使用して無線通信を行うeNB100−1は、アダプティブアレイ制御に利用されるSRSを複数のUE200から受信する無線受信部110と、複数の下りRBGのうちの対象下りRBG毎に割り当てを行う制御部140と、を有する。制御部140は、対象下りRBGよりも前において最近受信した複数のSRSのうち、当該対象下りRBGと周波数帯の一致度が最も高いSRSである特定SRSを送信したUE200に対して、当該対象下りRBGを割り当てる。
これにより、1つの上りSRSリソースの帯域幅と1つの下りRBGの帯域幅とが異なる場合でも上りSRSリソースと下りRBGとの対称性を保つことができるため、アダプティブアレイ制御を良好に機能させることができる。詳細には、SRSの周波数帯とPDSCHの周波数帯とを近似させる、すなわち、アンテナウェイトを算出する周波数帯と当該アンテナウェイトを適用する周波数帯とを近似させることで、ビームフォーミング及びヌルステアリングを良好に機能させることができる。
本実施形態では、eNB100−1は、特定SRSに基づいてアンテナウェイトを算出するウェイト算出部120と、対象下りRBGに対してアンテナウェイトを適用するウェイト乗算部125と、をさらに有する。ウェイト乗算部125は、対象下りRBGのうち、当該対象下りRBGに対応する特定SRSと周波数帯が重複する第1の部分については、当該特定SRSに基づいて算出されるアンテナウェイトを適用し、当該対象下りRBGのうち、当該特定SRSと周波数帯が重複しない第2の部分については、第1の部分に適用されるアンテナウェイトをコピーして適用する。
これにより、対象下りRBGのうち、特定SRSと周波数帯が重複しない部分についても、適切なアンテナウェイトを適用できるため、アダプティブアレイ制御を良好に機能させることができる。
(その他の実施形態)
上記のように、本発明は実施形態によって記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施形態、実施例及び運用技術が明らかとなる。
上記のように、本発明は実施形態によって記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施形態、実施例及び運用技術が明らかとなる。
上述した実施形態では、上りSRSリソースが4つのRBにより構成され、下りRBGが3つのRBにより構成される一例を説明したが、上りSRSリソースを構成するRBは他の数であってもよく、下りRBGを構成するRBも他の数であってもよい。
上述した実施形態では、アダプティブアレイ制御に利用される上り参照信号としてSRSを使用する一例を説明したが、SRSに代えて復調参照信号(DMRS)を使用してもよい。
さらに、上述した実施形態では、TD−LTEシステム10に対して本発明を適用する一例を説明したが、TDD方式及びアダプティブアレイ制御を採用する他のシステムに対して本発明を適用してもよい。
このように本発明は、ここでは記載していない様々な実施形態等を包含するということを理解すべきである。
A1〜AN…アンテナ素子、10…LTEシステム、100…eNB、110…無線受信部、120…ウェイト算出部、125…ウェイト乗算部、130…無線送信部、140…制御部、150…記憶部、160…ネットワーク通信部、200…UE
Claims (5)
- TDD無線通信システムにおいて、アダプティブアレイ制御を使用して無線通信を行う無線基地局であって、
前記アダプティブアレイ制御に利用される上り参照信号を複数の無線端末から受信する受信部と、
複数の下り無線リソースのうちの対象下り無線リソース毎に割り当てを行うリソース割当部と、を有し、
前記リソース割当部は、前記対象下り無線リソースよりも前において最近受信した複数の上り参照信号のうち、前記対象下り無線リソースと周波数帯の一致度が最も高い上り参照信号である特定上り参照信号を送信した無線端末に対して、前記対象下り無線リソースを割り当てることを特徴とする無線基地局。 - 前記特定上り参照信号に基づいてアンテナウェイトを算出するウェイト算出部と、
前記対象下り無線リソースに対して前記アンテナウェイトを適用するウェイト乗算部と、をさらに有し、
前記ウェイト乗算部は、
前記対象下り無線リソースのうち、前記特定上り参照信号と周波数帯が重複する第1の部分については、前記特定上り参照信号に基づいて算出される前記アンテナウェイトを適用し、
前記対象下り無線リソースのうち、前記特定上り参照信号と周波数帯が重複しない第2の部分については、前記第1の部分に適用される前記アンテナウェイトをコピーして適用する、
ことを特徴とする請求項1に記載の無線基地局。 - 前記下り無線リソースの帯域幅は、前記上り参照信号の帯域幅と異なることを特徴とする請求項1又は2に記載の無線基地局。
- 前記下り無線リソースは、所定数のリソースブロックからなり、
前記上り参照信号は、前記所定数とは異なる数のリソースブロックからなり、
前記特定上り参照信号とは、前記対象下り無線リソースよりも前において最近受信した複数の上り参照信号のうち、前記対象下り無線リソースに含まれるリソースブロックと重複するリソースブロックの最も多い上り参照信号であることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の無線基地局。 - TDD無線通信システムにおいて、アダプティブアレイ制御を使用して無線通信を行う無線基地局における通信制御方法であって、
前記アダプティブアレイ制御に利用される上り参照信号を複数の無線端末から受信するステップと、
複数の下り無線リソースのうちの対象下り無線リソース毎に割り当てを行うリソース割当ステップと、を有し、
前記リソース割当ステップにおいて、前記無線基地局は、前記対象下り無線リソースよりも前において最近受信した複数の上り参照信号のうち、前記対象下り無線リソースと周波数帯の一致度が最も高い上り参照信号である特定上り参照信号を送信した無線端末に対して、前記対象下り無線リソースを割り当てることを特徴とする通信制御方法。
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