JP5654602B2 - 無線基地局及び通信制御方法 - Google Patents

無線基地局及び通信制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、複数のアンテナにアンテナウェイトを適用するアダプティブアレイ方式の無線基地局、及び、当該無線基地局における通信制御方法に関する。
3GPP(Third Generation Partnership Project)において、現在、規格策定中のLTE(Long Term Evolution)に対応する無線通信システムでは、無線基地局eNBと無線端末UEとの間の無線通信において、無線基地局eNBが無線リソースの割り当てを行っている(例えば、非特許文献1参照)。また、LTEに対応する無線通信システムでは、無線基地局eNBと無線端末UEとの間の無線通信に、周波数分割複信(FDD:Firequency Division Duplex)と、時分割複信(TDD:Time Division Duplex)との何れかが採用される。
更に、TDDを採用するLTE(TDD−LTE)の無線通信システムでは、隣接する各無線基地局eNBは、配下の無線端末UEとの間の無線通信に同一の周波数帯を用いる。このため、干渉を抑制すべく、第1の無線基地局eNBが、配下の無線端末UEに割り当てる下りリソースブロックに対するアンテナウェイトを算出する際に、第2の無線基地局eNBの配下の無線端末UEの方向へヌルを向ける手法であるヌルステアリングが検討されている。第1の無線基地局eNBがヌルステアリングを行うことにより、第2の無線基地局eNBと配下の無線端末UEとの間の無線通信における干渉抑制の効果が得られる。 ヌルステアリングにおいて、第1の無線基地局eNBは、第2の無線基地局eNBの配下の無線端末UEが送信する上りの無線信号であるサウンディング参照信号(SRS)を受信すると、当該SRSの到来方向を、第2の無線基地局eNBの配下の無線端末UEの方向として認識する。更に、第1の無線基地局eNBは、第2の無線基地局eNBの配下の無線端末UEの方向へヌルを向けるようにアンテナウェイトを算出する。
第2の無線基地局eNBの配下の複数の無線端末UEが同時に、同一の周波数帯のSRSを送信する場合、第1の無線基地局eNBは、第2の無線基地局eNBの配下の複数の無線端末UEのそれぞれから異なる方向で到来するSRSを同時に受信することになる。このため、第1の無線基地局eNBは、ヌルを向ける方向を定めることができず、適切なヌルステアリングが困難となる。
3GPP TS 36.211 V8.7.0 "Physical Channels and Moduration", MAY 2009
本発明の第1の特徴は、複数のアンテナ(アンテナ108A、アンテナ108B、アンテナ108C、アンテナ108D)にアンテナウェイトを適用するアダプティブアレイ方式の無線基地局(無線基地局eNB1−1)であって、前記アンテナウェイトの算出で参照される参照信号(SRS)のサービング無線端末(サービング無線端末UE2−1、サービング無線端末UE2−2)による送信に用いられることが可能な参照信号送信周波数帯を制御する参照信号送信周波数帯制御情報を前記サービング無線端末に送信する送信部(制御部102、無線通信部106、変調・復調部107、アンテナ108A、アンテナ108B、アンテナ108C、アンテナ108D)を備え、前記送信部は、複数のサービング無線端末から、所定のタイミングにおいて第1の参照信号送信周波数帯の参照信号が送信されていると判定され、前記複数のサービング無線端末のうち、1のサービング無線端末前記所定のタイミングにおいて前記第1の参照信号送信周波数帯の参照信号送信を継続させる場合に、前記送信部は、他のサービング無線端末に対して、前記所定のタイミングにおいて前記第1の参照信号送信周波数帯の参照信号の送信停止の要求を示す送信停止要求情報(SRS送信停止要求情報)を送信することを要旨とする。
このような無線基地局は、1のサービング無線端末が、所定のタイミングにおいて第1の参照信号送信周波数帯の参照信号を送信する場合には、当該1のサービング無線端末以外のサービング無線端末に対しては、所定のタイミングにおける第1の参照信号送信周波数帯の参照信号の送信停止を要求する。従って、複数のサービング無線端末が、同時に同一の周波数帯の参照信号を送信することが防止される。このため、他の無線基地局が、当該他の無線基地局の配下のサービング無線端末との間の無線通信に用いる下り無線リソースに対してアンテナウェイトを算出する際に、ヌルを向ける方向を定めて適切なヌルステアリングを行うことができる。
本発明の第2の特徴は、前記判定は、他の無線基地局と無線通信を行っている非サービング無線端末から送信された参照信号を受信する場合に行われることを要旨とする。本発明の第3の特徴は、前記送信部は、前記複数のサービング無線端末のうち、無線リソースの割り当ての優先度が最大である1のサービング無線端末以外のサービング無線端末に対して、前記送信停止要求情報を送信することを要旨とする。
本発明の第の特徴は、前記送信部は、前記複数のサービング無線端末のうち、無線リソースの割り当てが不要であるサービング無線端末に対して、前記送信停止要求情報を送信することを要旨とする。
本発明の第の特徴は、複数のアンテナにアンテナウェイトを適用するアダプティブアレイ方式の無線基地局における通信制御方法であって、前記アンテナウェイトの算出で参照される参照信号のサービング無線端末による送信に用いられることが可能な参照信号送信周波数帯を制御する参照信号送信周波数帯制御情報を前記サービング無線端末に送信するステップを備え、複数のサービング無線端末から、所定のタイミングにおいて第1の参照信号送信周波数帯の参照信号が送信されていると判定され、前記複数のサービング無線端末のうち、1のサービング無線端末前記所定のタイミングにおいて前記第1の参照信号送信周波数帯の参照信号送信を継続させる場合に、前記送信するステップは、他のサービング無線端末に対して、前記所定のタイミングにおいて前記第1の参照信号送信周波数帯の参照信号の送信停止の要求を示す送信停止要求情報を送信することを要旨とする。
図1は、本発明の実施形態に係る無線通信システムの全体概略構成図である。 図2は、本発明の実施形態に係る、リソースブロックのフォーマットを示す図である。 図3は、本発明の実施形態に係る、フレームのフォーマットを示す図である。 図4は、本発明の実施形態に係る、無線基地局と無線端末との間の無線通信において利用可能な無線リソースの周波数帯の構成を示す図である。 図5は、本発明の実施形態に係る、無線基地局の構成図である。 図6は、本発明の実施形態に係る、SRSの周波数帯と、割り当て下りRBとの対応の一例を示す図である。 図7は、本発明の実施形態に係る、無線基地局の動作を示すフローチャートである。
次に、図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。具体的には、(1)無線通信システムの構成、(2)無線基地局の構成、(3)無線基地局の動作、(4)作用・効果、(5)その他の実施形態について説明する。以下の実施形態における図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付している。
(1)無線通信システムの構成
図1は、本発明の実施形態に係る無線通信システム10の全体概略構成図である。
図1に示す無線通信システム10は、TDD−LTEの無線通信システムである。無線通信システム10は、隣接する無線基地局eNB1−1及び無線基地局eNB1−2と、無線端末UE2−1、無線端末UE2−2、無線端末UE2−3及び無線端末UE2−4とを含む。
図1において、無線基地局eNB1−1及び無線基地局eNB1−2は、E−UTRAN(Evolved-UMTS Terrestrial Radio Access Network)を構成する。無線端末UE2−1及び無線端末UE2−2は、無線基地局eNB1−1が提供する通信可能エリアであるセル3−1に存在する。無線端末UE2−3及び無線端末UE2−4は、無線基地局eNB1−2が提供する通信可能エリアであるセル3−2に存在する。
無線端末UE2−1及び無線端末UE2−2は、無線基地局eNB1−1によるリソースブロックの割り当て対象である。無線端末UE2−3及び無線端末UE2−4は、無線基地局eNB1−2によるリソースブロックの割り当て対象である。この場合、無線基地局eNB1−1を基準とすると、無線端末UE2−1及び無線端末UE2−2は、サービング無線端末であり、無線端末UE2−3及び無線端末UE2−4は、非サービング無線端末である。また、無線基地局eNB1−2を基準とすると、無線端末UE2−3及び無線端末UE2−4は、サービング無線端末であり、無線端末UE2−1及び無線端末UE2−2は、非サービング無線端末である。
無線基地局eNB1−1と無線端末UE2−1及び無線端末UE2−2との間の無線通信には、時分割複信が採用されるとともに、下りの無線通信にはOFDMA(Orthogonal Frequency Division Multiplexing Access)、上りの無線通信にはSC−FDMA(Single Carrier Frequency Division Multiple Access)が採用される。同様に、無線基地局eNB1−2と無線端末UE2−3及び無線端末UE2−4との間の無線通信には、時分割複信が採用されるとともに、下りの無線通信にはOFDMA、上りの無線通信にはSC−FDMAが採用される。ここで、下りとは、無線基地局eNB1−1から無線端末UE2−1及び無線端末UE2−2へ向かう方向と、無線基地局eNB1−2から無線端末UE2−3及び無線端末UE2−4へ向かう方向とを意味する。上りとは、無線端末UE2−1及び無線端末UE2−2から無線基地局eNB1−1へ向かう方向と、無線端末UE2−3及び無線端末UE2−4から無線基地局eNB1−2へ向かう方向とを意味する。
無線基地局eNB1−1は、セル3−1内の無線端末UE2−1及び無線端末UE2−2に対して、無線リソースとしてのリソースブロック(RB:Resource Block)を割り当てる。同様に、無線基地局eNB1−2は、セル3−2内の無線端末UE2−3及び無線端末UE2−4に対して、リソースブロックを割り当てる。
リソースブロックは、下りの無線通信に用いられる下りリソースブロック(下りRB)と、上りの無線通信に用いられる上りリソースブロック(上りRB)とがある。複数の下りリソースブロックは、周波数方向及び時間方向に配列される。同様に、複数の上りリソースブロックは、周波数方向及び時間方向に配列される。
図2は、リソースブロックのフォーマットを示す図である。リソースブロックは、時間方向では、1[ms]の時間長を有する1つのサブフレーム内に構成される。サブフレームは、時間帯S1乃至時間帯S14からなる。これら時間帯S1乃至時間帯S14のうち、時間帯S1乃至時間帯S7は、前半のタイムスロット(タイムスロット1)を構成し、時間帯S8乃至時間帯S14は、後半のタイムスロット(タイムスロット2)を構成する。そして、タイムスロット1とタイムスロット2が、リソースブロックに対応する。
図2に示すように、リソースブロックは、周波数方向では、180[kHz]の周波数幅を有する。また、リソースブロックは、15[kHz]の周波数幅を有する12個のサブキャリアF1乃至F12からなる。
また、時間方向においては、複数のサブフレームによって1つのフレームが構成される。図3は、フレームのフォーマットを示す図である。図3に示すフレームは、10個のサブフレームによって構成される。フレームには、10個のサブフレームが、下りリソースブロックのサブフレーム、下りリソースブロック及び上りリソースブロック双方のサブフレーム(スペシャルサブフレーム:SSF)、上りリソースブロックのサブフレーム、上りリソースブロックのサブフレーム、下りリソースブロックのサブフレーム、下りリソースブロックのサブフレーム、スペシャルサブフレーム、上りリソースブロックのサブフレーム、上りリソースブロックのサブフレーム、下りリソースブロックのサブフレームの順で含まれている。なお、スペシャルサブフレームは、サブフレーム内において、ガードタイムを挟んで前半のタイムスロットが下りの無線通信に利用され、後半のタイムスロットが上りの無線通信に利用される。
また、周波数方向においては、無線基地局eNBと無線端末UEとの間の無線通信において利用可能な無線リソースの全周波数帯、換言すれば、サービング無線端末UEに対して割り当て可能な周波数帯(割り当て周波数帯)は、複数のリソースブロックの個数分の帯域を有する。
図4は、無線基地局eNBと無線端末UEとの間の無線通信において利用可能な無線リソースの全周波数帯の構成を示す図である。図4に示すように、無線基地局eNBと無線端末UEとの間の無線通信において利用可能な無線リソースの全周波数帯は、96個のリソースブロック分の帯域を有する。また、全周波数帯は、24個のリソースブロック分の帯域を有する周波数帯1乃至周波数帯4に分割されている。
下りリソースブロックは、時間方向に、下りの制御情報伝送用の制御情報チャネル(PDCCH:Physical Downlink Control CHannel)と、下り方向のユーザデータ伝送用の共有データチャネル(PDSCH:Physical Downlink Shared CHannel)とにより構成される。
一方、上りリソースブロックは、上りの無線通信に使用可能な全周波数帯の両端では、上りの制御情報伝送用の制御情報チャネル(PUCCH:Physical Uplink Control CHannel)が構成され、中央部では、上りのユーザデータ伝送用の共有データチャネル(PUSCH:Physical Uplink Shared CHannel)が構成される。
(2)無線基地局の構成
図5は、無線基地局eNB1−1の構成図である。なお、無線基地局eNB1−2も同様の構成である。図5に示すように、無線基地局eNB1−1は、複数のアンテナにアンテナウェイトを適用するアダプティブアレイ方式の無線基地局であり、制御部102、記憶部103、I/F部104、無線通信部106、変調・復調部107、アンテナ108A、アンテナ108B、アンテナ108C、アンテナ108Dを含む。
制御部102は、例えばCPUによって構成され、無線基地局eNB1−1が具備する各種機能を制御する。制御部102は、サウンディング参照信号(SRS)送信周波数帯設定部112、リソースブロック(RB)割当部114及びアンテナウェイト算出部116を含む。記憶部103は、例えばメモリによって構成され、無線基地局eNB1−1における制御などに用いられる各種情報を記憶する。
I/F部104は、X2インタフェースを介して、他の無線基地局eNBとの間で通信可能である。また、I/F部104は、S1インターフェースを介して、図示しないEPC(Evolved Packet Core)、具体的には、MME(Mobility Management Entity)/S−GW(Serving Gateway)と通信可能である。
無線通信部106は、アンテナ108A乃至アンテナ108Dを介して、サービング無線端末UEである無線端末UE2−1及び無線端末UE2−2から送信される上り無線信号を受信する。更に、無線通信部106は、受信した上り無線信号をベースバンド信号に変換(ダウンコンバート)し、変調・復調部107へ出力する。
変調・復調部107は、入力されたベースバンド信号の復調及び復号処理を行う。これにより、サービング無線端末UE2−1及びサービング無線端末UE2−2が送信した上り無線信号に含まれるデータが得られる。データは制御部102へ出力される。
また、変調・復調部107は、制御部102からのデータの符号化及び変調を行い、ベースバンド信号を得る。無線通信部106は、ベースバンド信号を下り無線信号に変換(アップコンバート)する。更に、変調・復調部107は、アンテナ108A乃至アンテナ108Dを介して、下り無線信号を送信する。
制御部102内のSRS送信周波数帯設定部112は、サービング無線端末UE2−1及びサービング無線端末UE2−2毎に、所定のスペシャルサブフレームのタイミングで当該サービング無線端末UE2−1及びサービング無線端末UE2−2がサウンディング参照信号(SRS)を送信する際に使用する周波数帯(SRS送信周波数帯)を設定する。ここで、SRSは、無線基地局eNB1−1におけるアンテナウェイトの算出で参照すべき信号であり、無線周波数帯の上り無線信号である。
SRS送信周波数帯設定部112は、RRC Connection Reconfiguration メッセージの情報要素であるSoundingRS−UL−Configに、設定したSRS送信周波数帯の帯域幅に対応するパラメータを設定する。また、SRS送信周波数帯設定部112は、RRC Connection Reconfiguration メッセージに、設定したSRS送信周波数帯の中心周波数の情報を設定する。
更に、SRS送信周波数帯設定部112は、パラメータ及びSRS送信周波数帯の中心周波数の情報(以下、これらをまとめて適宜「SRS送信周波数帯情報」と称する)が設定された、サービング無線端末UE2−1及びサービング無線端末UE2−2毎のRRC Connection Reconfiguration メッセージを、図3に示す下りリソースブロックのサブフレーム311のタイミングで変調・復調部107へ出力する。
変調・復調部107は、RRC Connection Reconfiguration メッセージの符号化及び変調を行い、ベースバンド信号を得る。無線通信部106は、ベースバンド信号を下り無線信号に変換し、アンテナ108A乃至アンテナ108Dを介して、サービング無線端末UE2−1及びサービング無線端末UE2−2へ下り無線信号を送信する。
無線基地局eNB1−1が、SRS送信周波数帯情報が設定されたRRC Connection Reconfiguration メッセージに対応する下り無線信号を送信すると、サービング無線端末UE2−1及びサービング無線端末UE2−2は、当該下り無線信号を受信する。
更に、サービング無線端末UE2−1及びサービング無線端末UE2−2は、RRC Connection Reconfiguration メッセージに設定されているパラメータと、セル3−1に対応して静的に定められているパラメータとに基づいて、SRS送信周波数帯の帯域幅を認識する。また、サービング無線端末UE2−1及びサービング無線端末UE2−2は、RRC Connection Reconfiguration メッセージに設定されているSRS送信周波数帯の中心周波数の情報に基づいて、SRS送信周波数帯の中心周波数を認識する。
更に、サービング無線端末UE2−1及びサービング無線端末UE2−2は、RRC Connection Reconfiguration メッセージの受信時のフレームの2つ後のフレームにおけるスペシャルサブフレームのタイミングで、認識したSRS送信周波数帯を用いてSRSを送信する。
無線基地局eNB1−1内の無線通信部106は、アンテナ108A乃至アンテナ108Dを介して、サービング無線端末UE2−1及びサービング無線端末UE2−2から送信されるSRSを受信する。ここで、無線通信部106は、同一のスペシャルサブフレームのタイミングにおいて、サービング無線端末UE2−1からのSRSと、サービング無線端末UE2−2からのSRSとを受信する。更に、無線通信部106は、受信したSRSをベースバンド信号に変換し、変調・復調部107へ出力する。また、無線通信部106は、受信したSRSの周波数帯の情報を制御部102へ出力する。変調・復調部107は、入力されたベースバンド信号の復調及び復号処理を行う。これにより、サービング無線端末UE2−1及びサービング無線端末UE2−2が送信したSRSに含まれるデータが得られる。データは制御部102へ出力される。
SRS送信周波数帯設定部112は、同一のスペシャルサブフレームのタイミングにおいて受信した、サービング無線端末UE2−1からのSRSの周波数帯と、サービング無線端末UE2−2からのSRSの周波数帯とが同一であるか否かを判定する。
上述したように、SRS送信周波数帯設定部112は、サービング無線端末UE2−1とサービング無線端末UE2−2とに対して、SRSの送信周波数帯を設定する。従って、SRS送信周波数帯設定部112は、サービング無線端末UE2−1とサービング無線端末UE2−2とに対して、同一のスペシャルサブフレームのタイミングで異なる周波数帯のSRSを送信するように、SRSの送信周波数帯を設定することは可能である。しかし、サービング無線端末UE2−1及びサービング無線端末UE2−2が、同一のスペシャルサブフレームのタイミングで同一の周波数のSRSを送信する可能性がある。このような場合、SRS送信周波数帯設定部112は、同一のスペシャルサブフレームのタイミングにおいて受信した、サービング無線端末UE2−1からのSRSの周波数帯と、サービング無線端末UE2−2からのSRSの周波数帯とが同一であると判定する。
なお、SRS送信周波数帯設定部112は、無線基地局eNB1−2の配下の無線端末UE2−3及び無線端末UE2−4からのSRSを受信している場合に限り、同一のスペシャルサブフレームのタイミングにおいて受信した、サービング無線端末UE2−1からのSRSの周波数帯と、サービング無線端末UE2−2からのSRSの周波数帯とが同一であるか否かの判定を行うようにしてもよい。
同一のスペシャルサブフレームのタイミングにおいて受信した、サービング無線端末UE2−1からのSRSの周波数帯と、サービング無線端末UE2−2からのSRSの周波数帯とが同一である場合、SRS送信周波数帯設定部112は、サービング無線端末UE2−1及びサービング無線端末UE2−2のPF(Propotional Fair)方式による下りリソースブロックの割り当ての優先度(以下、「PF優先度」と称する)が低い方のサービング無線端末UE、あるいは、PF優先度に基づいて下りリソースブロックを割り当てる必要がないと判断される一方のサービング無線端末UEに対して、スペシャルサブフレームのタイミングでのSRSの送信停止を要求する情報である送信停止要求情報を生成する。
更に、SRS送信周波数帯設定部112は、RRC Connection Reconfiguration メッセージの情報要素であるSoundingRS−UL−Configに、送信停止要求情報を設定する。
更に、SRS送信周波数帯設定部112は、送信停止要求情報が設定されたRRC Connection Reconfiguration メッセージを、図3に示す下りリソースブロックのサブフレーム311のタイミングで変調・復調部107へ出力する。
変調・復調部107は、RRC Connection Reconfiguration メッセージの符号化及び変調を行い、ベースバンド信号を得る。無線通信部106は、ベースバンド信号を下り無線信号に変換し、アンテナ108A乃至アンテナ108Dを介して、PF優先度が低い方のサービング無線端末UE、あるいは、PF優先度に基づいて下りリソースブロックを割り当てる必要がないと判断される一方のサービング無線端末UE(以下、これらをまとめて、適宜「送信停止対象サービング無線端末UE」と称する)に対して、下り無線信号を送信する。
一方、送信停止対象サービング無線端末以外のサービング無線端末に対しては、SRS送信周波数帯情報が設定された、RRC Connection Reconfiguration メッセージに対応する下り無線信号の送信が継続される。
無線基地局eNB1−1が、送信停止要求情報が設定されたRRC Connection Reconfiguration メッセージに対応する下り無線信号を送信すると、送信停止対象サービング無線端末UEは、当該下り無線信号を受信する。
更に、送信停止対象サービング無線端末UEは、RRC Connection Reconfiguration メッセージに設定されている送信停止要求情報に基づいて、SRSの送信を停止する。
上述したSRSの送信停止に関する処理が行われることにより、無線基地局eNB1−1の配下であり、無線基地局eNB1−1を基準とした場合にサービング無線端末となる無線端末UE2−1及び無線端末UE2−2が、1のスペシャルサブフレームのタイミングにおいて同一の周波数帯のSRSを送信している場合には、無線端末UE2−1及び無線端末UE2−2の一方のみがSRSの送信を継続し、他方はSRSの送信を停止することになる。
また、無線基地局eNB1−2においても、上述したSRSの送信停止に関する処理が行われることにより、無線基地局eNB1−2の配下であり、無線基地局eNB1−2を基準とした場合にサービング無線端末となる無線端末UE2−3及び無線端末UE2−4が1のスペシャルサブフレームのタイミングにおいて同一の周波数帯のSRSを送信している場合には、無線端末UE2−3及び無線端末UE2−4の一方のみがSRSの送信を継続し、他方はSRSの送信を停止することになる。
RB割当部114は、サービング無線端末UE2−1及びサービング無線端末UE2−2に対して、下りリソースブロックを割り当てる。具体的には、RB割当部114は、最新に受信したサービング無線端末UE2−1からのSRSの周波数帯に含まれる下りリソースブロックを、サービング無線端末UE2−1に割り当てる。同様に、RB割当部114は、最新に受信したサービング無線端末UE2−2からのSRSの周波数帯に含まれる下りリソースブロックを、サービング無線端末UE2−2に割り当てる。
但し、最新に受信したサービング無線端末UE2−1からのSRSの周波数帯と、最新に受信したサービング無線端末UE2−2からのSRSの周波数帯とが同一である場合には、RB割当部114は、PF優先度が低い方のサービング無線端末UE、あるいは、PF優先度に基づいて下りリソースブロックを割り当てる必要がないと判断される一方のサービング無線端末UEに対しては、下りリソースブロックを割り当てない。次に、RB割当部114は、最新のSRSの受信タイミングに対応するスペシャルサブフレームの次のスペシャルサブフレームを選択する。更に、RB割当部114は、選択したスペシャルサブフレームの2つ前のサブフレームの時間帯を、割り当てる下りリソースブロックの時間帯として決定する。
更に、RB割当部114は、決定した下りリソースブロックの周波数帯及び時間帯を一意に特定可能な下りRB割当値を生成する。下りRB割当値は、媒体アクセス制御(MAC)層の処理によって得られる。下りRB割当値には、サービング無線端末UEに対して割り当てられる下りリソースブロックの時間帯と周波数帯とを一意に識別する情報であるリソースブロック番号が含まれる。
RB割当部114は、下りRB割当値を、変調・復調部107、無線通信部106及びアンテナ108A乃至アンテナ108Dを介して、サービング無線端末UEへ送信する。
図6は、SRSの周波数帯と、割り当てられる下りリソースブロックとの対応の例を示す図である。
RB割当部114は、スペシャルサブフレーム301のタイミングで、サービング無線端末UE2−1及びサービング無線端末UE2−2のそれぞれから周波数帯1のSRSを受信する。そして、RB割当部114は、次のスペシャルサブフレーム303の2つ前のサブフレーム302のタイミングで、周波数帯1に含まれる下りリソースブロックを、PF優先度が高い方のサービング無線端末UE、あるいは、PF優先度に基づいて下りリソースブロックを割り当てる必要があると判断される一方のサービング無線端末UE(ここでは、サービング無線端末UE2−1とする)に割り当てる。
RB割当部114によって下りリソースブロックが割り当てられた後、アンテナウェイト算出部116は、各アンテナ108A乃至アンテナ108Dについて、割り当てた下りリソースブロックを用いた下り無線信号の送信時のアンテナウェイト(送信ウェイト)を算出する。
具体的には、アンテナウェイト算出部116は、RB割当部114により生成された下りRB割当値に基づいて、サービング無線端末UE2−1及びサービング無線端末UE2−2の一方に対して割り当てた下りリソースブロックの周波数帯を特定する。
次に、アンテナウェイト算出部116は、最新に受信されたサービング無線端末UE2−1及びサービング無線端末UE2−2の一方からのSRSと、最新に受信された非サービング無線端末UE2−3及び非サービング無線端末UE2−4の一方からのSRSとに基づいて、サービング無線端末UE2−1及びサービング無線端末UE2−2の一方に対して割り当てた下りリソースブロックの周波数帯に対する送信ウェイトを算出する。
ここで、アンテナウェイト算出部116は、ビームの希望波方向が、SRSを送信するサービング無線端末UE2−1及びサービング無線端末UE2−2の一方に向き、ビームのヌル方向が、SRSを送信する非サービング無線端末UE2−3及び非サービング無線端末UE2−4の一方に向くアンテナウェイトを送信ウェイトとして算出する。
その後、制御部102は、割り当てた下りリソースブロックを用いて、変調・復調部107、無線通信部106及びアンテナ108A乃至アンテナ108Dを介して、サービング無線端末UE2−1及びサービング無線端末UE2−2へ下り無線信号を送信する。
また、無線基地局eNB1−2においても、上述した送信ウェイトの算出に関する処理が行われる。
(3)無線基地局の動作
図7は、無線基地局eNB1−1の動作を示すフローチャートである。
ステップS101において、無線基地局eNB1−1内のSRS送信周波数帯設定部112は、所定のスペシャルサブフレームのタイミングで、サービング無線端末UE2−1及びサービング無線端末UE2−2からのSRSを受信する。
ステップS102において、SRS送信周波数帯設定部112は、サービング無線端末UE2−1からのSRSの周波数帯と、サービング無線端末UE2−2からのSRSの周波数帯とが同一であるか否かを判定する。
サービング無線端末UE2−1からのSRSの周波数帯と、サービング無線端末UE2−2からのSRSの周波数帯とが同一である場合、ステップS103において、SRS送信周波数帯設定部112は、サービング無線端末UE2−1及びサービング無線端末UE2−2の一方に対して、SRS送信周波数帯情報が設定された、RRC Connection Reconfiguration メッセージを送信し、サービング無線端末UE2−1及びサービング無線端末UE2−2の他方に対して、送信停止要求情報が設定された、RRC Connection Reconfiguration メッセージを送信する。
(4)作用・効果
以上説明したように、本実施形態によれば、無線基地局eNB1−1は、同一のスペシャルサブフレームのタイミングで受信される、サービング無線端末UE2−1からのSRSの周波数帯と、サービング無線端末UE2−2からのSRSの周波数帯とが同一である場合、サービング無線端末UE2−1及びサービング無線端末UE2−2の一方に対して、送信停止要求情報が設定された、RRC Connection Reconfiguration メッセージを送信する。
送信停止要求情報が設定された、RRC Connection Reconfiguration メッセージを受信したサービング無線端末UEは、要求に従い、SRSの送信を停止する。
従って、所定のタイミングで所定の周波数帯のSRSを送信するサービング無線端末UEは1つのみとなる。このため、サービング無線端末UE2−1及びサービング無線端末UE2−2の双方が、同時に同一の周波数帯のSRSを送信することが防止される。そして、他の無線基地局eNB1−2は、当該他の無線基地局eNB1−2の配下のサービング無線端末UE2−3及びサービング無線端末UE2−4との間の無線通信に用いる下りリソースブロックに対してアンテナウェイトを算出する際に、ヌルを向ける方向を定めて適切なヌルステアリングを行うことができる。
また、本実施形態では、無線基地局eNB1−1は、サービング無線端末UE2−1及びサービング無線端末UE2−2のうち、PF優先度が低い方のサービング無線端末UE、あるいは、PF優先度に基づいて下りリソースブロックを割り当てる必要がないと判断される一方のサービング無線端末UEに対して、送信停止要求情報が設定された、RRC Connection Reconfiguration メッセージを送信する。PF優先度に基づいて、SRSの送信を停止すべきサービング無線端末UEが設定されることにより、その後の下りリソースブロックの割り当てにおいて、PF優先度の高いサービング無線端末UE、あるいは、PF優先度に基づいて下りリソースブロックを割り当てる必要があると判断される一方のサービング無線端末UEに対して、当該サービング無線端末UEからSRSが送信されないために、下りリソースブロックが割り当てられないといった問題が生じることが防止される。
(5)その他の実施形態
上記のように、本発明は実施形態によって記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施形態、実施例及び運用技術が明らかとなる。
上述した実施形態では、無線基地局eNB1−1の配下には、2つの無線端末UE2−1及び無線端末UE2−2が存在する場合について説明したが、3つ以上の無線端末UEが存在する場合にも、同様に本発明を適用することができる。この場合、SRS送信周波数帯設定部112は、PF優先度が最大のサービング無線端末UE以外のサービング無線端末、あるいは、PF優先度に基づいて下りリソースブロックを割り当てる必要があると判断される1つのサービング無線端末以外のサービング無線端末UEに対して、送信停止要求情報が設定されたRRC Connection Reconfiguration メッセージを送信する処理を行う。
上述した実施形態では、スペシャルサブフレームのタイミングをサービング無線端末UE2−1におけるSRSの送信タイミングとした。しかし、SRSの送信タイミングは、これに限定されず、予め無線基地局eNB1−1とサービング無線端末UE2との間で合意されているタイミングであればよい。但し、SRSの送信タイミングは、少なくとも1フレームの時間内に一度存在することが好ましい。
また、上述した実施形態では、無線基地局eNB1−1は、受信ウェイトを送信ウェイトとして用いたが、受信ウェイトとは無関係に送信ウェイトを算出するようにしてもよい。
上述した実施形態では、TDD−LTEの無線通信システムについて説明したが、無線端末に割り当てられる上り無線信号の周波数帯と、下り無線信号の周波数帯とが異なる、上下非対称通信が採用される無線通信システムであれば、同様に本発明を適用できる。 このように本発明は、ここでは記載していない様々な実施形態等を包含するということを理解すべきである。したがって、本発明はこの開示から妥当な請求の範囲の発明特定事項によってのみ限定されるものである。
なお、日本国特許出願第2010−191354号(2010年8月27日出願)の全内容が、参照により、本願明細書に組み込まれている。
本発明によれば、他の無線基地局におけるヌルステアリングを適切に行うことを可能とした無線基地局及び通信制御方法を提供できる。

Claims (5)

  1. 複数のアンテナにアンテナウェイトを適用するアダプティブアレイ方式の無線基地局であって、
    前記アンテナウェイトの算出で参照される参照信号のサービング無線端末による送信に用いられることが可能な参照信号送信周波数帯を制御する参照信号送信周波数帯制御情報を前記サービング無線端末に送信する送信部を備え、
    複数のサービング無線端末から、所定のタイミングにおいて第1の参照信号送信周波数帯の参照信号が送信されていると判定され、前記複数のサービング無線端末のうち、1のサービング無線端末前記所定のタイミングにおいて前記第1の参照信号送信周波数帯の参照信号送信を継続させる場合に、前記送信部は、他のサービング無線端末に対して、前記所定のタイミングにおいて前記第1の参照信号送信周波数帯の参照信号の送信停止の要求を示す送信停止要求情報を送信する無線基地局。
  2. 前記判定は、他の無線基地局と無線通信を行っている非サービング無線端末から送信された参照信号を受信する場合に行われる請求項1に記載の無線基地局。
  3. 前記送信部は、前記複数のサービング無線端末のうち、無線リソースの割り当ての優先度が最大である1のサービング無線端末以外のサービング無線端末に対して、前記送信停止要求情報を送信する請求項1に記載の無線基地局。
  4. 前記送信部は、前記複数のサービング無線端末のうち、無線リソースの割り当てが不要であるサービング無線端末に対して、前記送信停止要求情報を送信する請求項1に記載の無線基地局。
  5. 複数のアンテナにアンテナウェイトを適用するアダプティブアレイ方式の無線基地局における通信制御方法であって、
    前記アンテナウェイトの算出で参照される参照信号のサービング無線端末による送信に用いられることが可能な参照信号送信周波数帯を制御する参照信号送信周波数帯制御情報を前記サービング無線端末に送信するステップを備え、
    複数のサービング無線端末から、所定のタイミングにおいて第1の参照信号送信周波数帯の参照信号が送信されていると判定され、前記複数のサービング無線端末のうち、1のサービング無線端末前記所定のタイミングにおいて前記第1の参照信号送信周波数帯の参照信号送信を継続させる場合に、前記送信するステップは、他のサービング無線端末に対して、前記所定のタイミングにおいて前記第1の参照信号送信周波数帯の参照信号の送信停止の要求を示す送信停止要求情報を送信する通信制御方法。
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