JP5620090B2 - 基板処理装置、熱処理基板の製造方法及び半導体デバイスの製造方法 - Google Patents

基板処理装置、熱処理基板の製造方法及び半導体デバイスの製造方法 Download PDF

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Description

本発明は基板処理装置、熱処理基板の製造方法及び半導体デバイスの製造方法に係わり、例えば炭化ケイ素(SiC)基板の熱処理などに用いられる基板処理装置、熱処理基板の製造方法及び半導体デバイスの製造方法に関する。
従来、基板処理装置としては、真空室の下部に加熱プレートを設け、上部に環状の冷却ユニットを設け、この加熱プレートと冷却ユニットの間に昇降可能に、熱伝導率のよい材料で構成した基板ホルダを設けたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。この基板処理装置による熱処理は、基板を載置した基板ホルダを下降させ、基板ホルダの下面を加熱プレートに接触させて、基板ホルダを介して基板を加熱する。その後の冷却は、基板ホルダを上昇させ、基板ホルダの周縁を冷却ユニットに接触させて、基板ホルダを介して基板を冷却することで行われる。
特開2003−318076号公報
しかしながら、上記従来の基板処理装置、熱処理基板の製造方法及び半導体装置の製造方法の場合、加熱が基板ホルダを介して熱伝導により行われるものとなっている。このため、基板と基板ホルダの接触状態が一様でないと加熱にムラを生じる問題がある。例えば、注入や熱工程などを経てきた基板に反りが生じていると、基板が基板ホルダに接触する場所と接触しない場所が生じ、加熱後のアニール特性の面内均一性を劣化させる場合がある。また、冷却は基板ホルダの周縁から行われるので、全体を均一に降温させることができないばかりか、冷却するのに時間がかかる。すなわち、基板処理装置又は半導体製造装置としての生産性が低いという課題がある。
本発明は、上記従来の課題に鑑みてなされたもので、基板全体を均一且つ迅速に加熱し、そして、加熱した基板全体を速やかに冷却することが可能な基板処理装置と熱処理基板の製造方法及び半導体デバイスの製造方法を提供することを目的とする。
上記の目的を達成する本発明に係る基板処理装置は、排気可能なチャンバと、
前記チャンバ内において、基板を載置するための基板ステージと、
前記チャンバ内において、前記基板ステージの基板載置面と対向し、前記基板を輻射熱で、該基板と非接触の状態で加熱する加熱手段と、
前記チャンバ内において、前記加熱手段と前記基板載置面との間の空間に進退可能に配置されるシャッタと、
前記チャンバ内において、前記シャッタを前記空間に進退させるシャッタ駆動手段と、を有する基板処理装置であって、
前記シャッタは、熱反射面となる第1の主面と、吸熱面となる第2の主面と、前記第1の主面と前記第2の主面との間に設けられた水冷管を備える第1の冷却手段と、を有し、
前記シャッタは、前記空間に進出した時に、前記第1の主面が前記加熱手段と対向し、前記第2の主面が前記基板ステージに対向するように配され、
前記シャッタは、前記第1の冷却手段を大気圧下に保持するために、前記第1の冷却手段の外周を囲むシール部材を更に有することを特徴とする。
あるいは、本発明に係る熱処理基板の製造方法は、上記の基板処理装置を用いた熱処理基板の製造方法において、
前記シャッタを進出させた状態で、前記基板を前記加熱手段に向けて前記基板ステージに載置する載置工程と、
記加熱手段からの輻射熱で、前記基板ステージに載置された前記基板を加熱して熱処理を施す熱処理工程と、
記熱処理を施した後に、前記加熱手段と前記基板ステージとの間に前記シャッタを進出させるシャッタ進出工程と、を有し、
前記載置工程の処理の間に、前記基板処理装置は、前記加熱手段に余熱を与えることを特徴とする。
本発明によれば、排気可能なチャンバ内において、加熱手段からの輻射熱で基板を加熱することで基板を均一且つ迅速に加熱することができる。そして加熱後にシャッタで加熱手段と基板ステージとの間を熱的に遮断することで、基板ステージ全体を均一且つ迅速に温度降下させることができ、それに伴い、基板を迅速且つ均一に冷却することができ、製造装置として生産性を改善することができる。
本発明の一実施形態に係る基板処理装置における、基板の搬入又は搬出時の状態を示す断面模式図である。 本発明の一実施形態に係る基板処理装置における、基板の加熱時の状態を示す断面模式図である。 本発明の一実施形態に係る基板処理装置における、基板の冷却時の状態を示す断面模式図である。 本実施形態に用いられるシャッタ(下側部分)の拡大図である。 本実施形態に用いられるシャッタ(上側部分)の拡大図である。
以下、添付図面を参照して本発明の好ましい実施形態を説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る基板処理装置における、基板の搬入又は搬出時の状態を示す断面模式図である。図2は本発明の一実施形態に係る基板処理装置における、基板の加熱時の状態を示す断面模式図、図3は、本発明の一実施形態に係る基板処理装置における、基板の冷却時の状態を示す断面模式図である。なお、図1〜図3において、同じ部材又は部位については同じ符号を付する。
図1〜図3にそれぞれ示されるように、本実施形態の基板処理装置は、基板ホルダ機構Aと、加熱機構Bと、シャッタ機構CとをチャンバD内に設けたものとなっている。
基板ホルダ機構Aは、最上段に基板ステージ1を備えている。加熱機構Bは、基板ステージ1の上方に設けられており、基板ステージ1と対向する放熱面2を備えている。
基板ホルダ機構Aは、昇降装置Eにより昇降(上下)可能とされ、基板ステージ1と加熱機構Bの放熱面2との近接と離間が可能となっている。加熱機構Bは、基板ホルダ機構Aが図2に示されるように上昇し、基板ステージ1上の基板3と放熱面2が近接された時に、基板3と非接触状態で、放熱面2からの輻射熱で基板3を加熱するものとなっている。
図1の基板ホルダ機構Aは下降位置にあり、図2の基板ホルダ機構Aは上昇位置にある。
基板ステージ1は、基板3を載置するもので、図2、図3に示すように、上面中央部に基板3が置かれている。図1では、基板3の搬入又は搬出のために、基板3はリフトピン8上に載せて支持されている。
基板ステージ1は、輻射率が高く、輻射熱を効率良く吸収し、吸収した熱を効率良く放射することができ、しかも高熱に耐えられる材料で構成されている。具体的には、基板ステージ1は、カーボン又はカーボン被覆材料で構成された板状をなしている。基板ステージ1を構成するカーボンとしては、ガラス状カーボン、グラファイト、熱分解カーボンを挙げることができる。また、カーボン被覆材料としては、セラミックスに1種又は2種以上のカーボン被覆材料等を施した材料を挙げることができる。
また、基板ステージ1は、熱容量を抑えて、冷却時間を短縮するために薄いことが好ましい。基板ステージ1の厚さは、構成材料や次に述べる基板載置部7の窪み量によっても相違するが、強度と冷却時間の短縮を両立させる観点から、2〜7mmであることが好ましい。基板載置部7は凹部となっており、凹部の底面は基板載置面となっている。
基板ステージ1と冷却パネル(第2の冷却手段となる)6との間には、それぞれ間隔をあけて、例えば、4枚の輻射板4と2枚の反射板5とが設けられている。
輻射板(蓄熱手段となる)4は、基板ステージ1と同様に、カーボン又はカーボン被覆材料で構成された板状をなすもので、基板ステージ1の下側(加熱機構Bの配置側と反対側)に間隔をあけて配置されている。この輻射板4は、基板ステージ1の下面と対向して設けられており、基板3の加熱時に、基板ステージ1の下面から放射される熱をトラップ(蓄熱)するものである。そして、これによって基板ステージ1の熱放射による温度低下を抑制することができるので、急速加熱が行いやすくなる。
輻射板4は必須のものではないが、基板ステージ1の温度を効率よく高温にするためには設けることが好ましい。輻射板4を設置する場合、その枚数は1枚でも、図示される4枚以外の複数枚でもよい。しかし、複数枚を備えていると、比較的薄い輻射板4で上記迅速な温度上昇を得ることができ、また各輻射板4の熱容量を抑えて、冷却時間を短縮することができる。輻射板4の厚さは、構成材料や枚数によっても相違するが、加熱時の迅速な温度上昇と冷却時間の短縮を両立させる観点から、1〜3mmであることが好ましい。
輻射板4の下側(輻射板4が1枚の場合の当該輻射板4又は輻射板4が複数枚の場合の最下部の輻射板4の下側)には、それぞれ間隔をあけて、2枚の反射板5が設けられている。反射板5は、モリブテン、タングステンなどの高融点金属で構成されており、少なくとも輻射板4側の(上面)には鏡面仕上げが施されている。反射板5を輻射板4の下側に1枚又は複数枚を備えていると、更に基板ステージ1の熱放射による温度低下を抑制しやすくなり、一層急速加熱が行いやすくなる。反射板5は省略することもできるが、加熱効率を向上させる上で、1枚又は複数枚を設けることが好ましい。
反射板5の下側(反射板5が1枚の場合の当該反射板5、又は、反射板5が複数枚の場合の最下部の反射板5の下側)に間隔をあけて冷却パネル6を設けることができる。この冷却パネル6は、例えば水冷機構などの冷却機構で冷却されるパネル体で、基板ステージ1、輻射板4及び反射板5の下面に対向して設けることで、基板3の冷却時に、上方に位置するこれらの部材の均一且つ迅速な冷却を促すことができ、さらに、基板3を含めた基板ステージ1をシャッタ17と冷却パネル6とで挟む構成であるため、効果的に基板3を冷却することができる。
輻射板4は自身が発熱体ではなく、加熱機構Bからの熱量が圧倒的に大きく、また、冷却パネルは反射板の下方にあるため、基板3の加熱時においては、冷却パネル6が基板ステージ1とともに上がる構成でも、冷却の効果は小さい。したがって、基板3の加熱時にも水冷していてもよい。一方、加熱終了時は、図3に示すように、基板ステージ1はシャッタ17下にあり、輻射板4からの放熱が主体となるため、近接している冷却パネル6の(冷却)効果は、大きい。したがって、本実施形態では、冷却パネル6を輻射板4と反射板5と一体の構造としている。ただし、冷却パネル6は、基板ステージ1、輻射板4、及び反射板5とは切り離して設けることもできる。輻射板4、反射板5を設けない場合は、冷却パネル6は直接、基板ステージ1を冷却することになるので、基板ステージ1と一体化せず、基板ステージ1の下降時に冷却パネル6と接する構成とすることが望ましい。
上記基板ステージ1、輻射板4、反射板5は、それぞれアルミナセラミックスやジルコニウムオキサイドセラミックスなどの耐熱・断熱性材料を介在させて、連結ネジ11で冷却パネル6上に支持されている。また、冷却パネル6には、昇降装置E(図1参照)の昇降軸12の先端が接続されている。後述するように、昇降装置Eはこの昇降軸12をその軸方向に上下させるもので、昇降軸12の上下動に伴い、基板ホルダ機構Aが昇降されるものとなっている。
基板ホルダ機構Aには、基板ホルダ機構Aを構成している基板ステージ1、輻射板4、反射板5及び冷却パネル6を貫通するリフトピン用の貫通孔(不図示)が複数箇所形成されている。リフトピン用の貫通孔(不図示)は、特に基板ステージ1の基板3の載置部内を通る位置に形成されている。また、リフトピン用の貫通孔(不図示)の位置に対応して、チャンバDの底部に複数本のリフトピン8が立設されている。基板ステージ1が上昇し、加熱機構Bに対して近接しているときは、図2に示すように、基板3はリフトピン8から離れている。
基板ステージ1の基板3の載置部の中央部直下には、輻射板4、反射板5及び冷却パネル6を貫通して、測定孔15が形成されている。この測定孔15は昇降軸12の中心に形成されている。この測定孔15は、図1に示される温度測定器14により、例えば、石英製の熱赤外線透過窓を介して基板ステージ1からの放射熱を測定するためのものである。
加熱機構Bは、放熱面2と、この放熱面2を加熱するためのヒーターを備えたもので、ヒーターとしては、電子衝撃加熱方式のヒーター、高周波誘導加熱方式のヒーター、抵抗加熱方式のヒーターなどを用いることができる。放熱面2は、耐熱性黒色表面で、例えばガラス状カーボン、熱分解カーボン、アモルファスカーボンなどのカーボンコーティングにより得ることができる。放熱面2をこのようなカーボンコーティング面とすると、真空中での脱ガスとパーティクルの発生も抑えることができる。
シャッタ機構Cは、図1〜図3に示されるように、基板ホルダ機構Aが降下し、基板ステージ1と加熱機構Bの放熱面2とが離間された時に、シャッタ17を基板ステージ1と放熱面2の間の空間に進出させることができるものとなっている。シャッタ機構Cは、シャッタ17を進退(進出と後退)させるためのシャッタ駆動装置18とシャフト16を備えている。シャッタ駆動装置18とシャフト16により、シャッタ17は、加熱機構Bと基板ステージ1の基板載置面に載置された基板3との間の空間に進退可能に配置される。シャッタ駆動装置18及びシャフト16はシャッタ駆動手段を構成する。シャッタ17は基板ホルダ機構Aが上昇しているときは、図1に示すように、基板ステージ1と放熱面2の間の空間から後退(退避)している。
シャッタ17は、熱隔壁として機能する。すなわち、シャッタ17は、図1及び図3に示されるように、基板ホルダ機構Aが下降し、基板ステージ1と放熱面2とが離間されている時に、基板ステージ1と放熱面2との間に進出し、放熱面2から基板ステージ1側へ熱が照射されるのを遮る。熱隔壁として機能させるために、シャッタ17の加熱機構Bと対向する主面(第1の主面)は熱反射面となることが望ましい。またシャッタ17の基板対向側の主面(第2の主面)は基板3からの熱を吸収して、冷却を効率よく行うために吸熱面とすることが望ましい。
また、基板ホルダ機構Aの上昇時には、シャッタ17は、シャッタ駆動装置18で回転移動され、基板ステージ1と放熱面2との間から図2に示される位置(図1では破線で示す)へ後退される。シャッタ17は、基板ホルダ機構Aが上昇した後、再びシャッタ17が邪魔にならない位置まで下降するまでの間、後退位置に維持される。
ここで、本実施形態に係るシャッタ17について図4及び図5を用いて詳しく説明する。
図4及び図5は、本実施形態に係るシャッタ17の拡大図である。
シャッタ17は、例えばティアドロップ型の形状をしたA5052Pなどのアルミニウム合金又ステンレス鋼からなる2枚の板を合わせることでできている。図4は加熱機構Bに対してシャッタ17の下側部分の内側の平面図、図5は加熱機構Bに対してシャッタ17の上側の部分の内側の平面図を示す。
図4を用いて、シャッタ17の下側部分(基板ホルダ機構Aの下降時の基板ホルダ機構A側、以下、下側シャッタ板32という)31の構成を説明する。
下側シャッタ板32には、U字型の溝が形成されており、冷却手段となるステンレス(SUS)製配管(水配管)34が、嵌め込められている。これにより、アルミニウム製のシャッタ17に直接冷却水を触れさせることなく、直接水冷した場合とほぼ同等の冷却効果が得られ、腐食の心配がないという特長がある。36は水の導入部及び排出部を示す。水配管34が、この回転部分から下方に折れ曲げられ、下部の接続部分で可動式の樹脂製スパイラルチューブ(不図示)と接続されている。シャッタ17を形成するもう一枚の上側シャッタ板42と真空シールをするために、下側シャッタ板32には、フッ素ゴム製Oリング用の溝33が形成されている。35はビスやボルトを通す穴である。
また、シャッタ17の自重による垂れを防止するために、その中心部の基板ホルダ側に座繰り部分(不図示)を設け、シャッタ17の軽量化を計ってもよい。この座繰り部分には、シャッタ17が後退したときに、基板3を効率的に冷却するために、耐熱性黒色表面である吸熱面とし、基板ステージ1及び基板ステージ1上の基板3の冷却を迅速に行えるようにしておくことが好ましい。
吸熱面は、黒色アルマイトなどの黒色材料で壁面を構成する他、ガラス状カーボン、熱分解カーボン、アモルファスカーボンなどのカーボンコーティングによっても得ることができる。
図5を用いて、本実施形態に係るシャッタ17の上側部分41の構造を示す。
上側シャッタ板42は、下側シャッタ板32と同様に、例えば、ティアドロップ型をしたアルミニウム(A5052P)製で、内側に下側シャッタ板32と、シール部材として例えば、フッ素ゴム製Oリングを挟み込んで真空シールを形成するように、シール面43が形成されている。つまり、冷却手段である例えば水配管34は、シール面43の内側に形成されることになる(水配管34はOリング等のシール部材でその外周が囲まれ、内蔵されている)。44はビスやボルトを通す穴である。
シャッタ17内のOリングは、シャッタ17内の水配管34を直接、真空下に置かないために設けられる(水配管34の回りの真空状態からシールする)。シャッタ17は、真空下に設置されるが、Oリングで囲まれた内部で、水配管34をシャッタ17の内部に埋め込むことで、水配管34に加わる圧力の変動を小さくして、劣化による水漏れを防ぎ、基板処理装置としての信頼性を高めている。
更に、上側シャッタ板42の表面(加熱機構B側)は、上部にある加熱機構Bからの輻射熱を効率よく反射させ、熱反射面となるように、表面が鏡面になるように▽0.2で仕上げられている。なお、“▽0.2”は鏡面研磨の仕上げ具合をその表面粗さで表したもので、算術平均粗さRaの値が0.2μmになるように仕上げることを意味する。
上記より、シャッタ17の水配管34は冷却手段となり、基板3上から基板3を冷却することになる。また冷却パネル6により反射板5、輻射板4が冷却されるので、反射板5、輻射板4を介して基板3を下側からも冷却することになる。このように、基板3を上下から冷却することで、冷却効率を向上させることができる。
図4に示したシャッタ17の下側部分の面と、図5に示したシャッタ17の上側の部分の面とをビスやボルト、ナットにより貼り合わせることでシャッタ17が構成される。
チャンバDは、例えば、アルミニウム合金などで構成された筐体で、壁内に水冷機構の水冷用流路19が設けられている。また、基板3の搬入、搬出時に開閉されるスリットバルブ20と、内部を真空雰囲気に排気するために排気系に接続される排気口21を備えている。
チャンバDは、下側の第一室22と、第一室22の上方に連なった第二室23を備えている。加熱ユニットBは、上方に位置する第二室23に放熱面2を下に向けて設けられている。基板ホルダ機構Aは、第一室22と第二室23間を昇降可能なもので、上昇時に、図2に示されるように、第一室22と第二室23間を冷却パネル6部分で塞いだ状態で、基板ステージ1と加熱機構Bの放熱面2とを接近させるものとなっている。このようにして基板3の加熱を行うと、第二室23で生じた熱がその下方の第一室22へ漏れにくくなり、加熱後に基板ホルダ機構Aを第一室22へ降下させて行われる冷却をより迅速に行うことができる。また、チャンバDの内面、特に第二室23の内面は、加熱効率を向上させることができるよう、鏡面仕上げを施しておくことが好ましい。
昇降装置Eは、上端が基板ホルダ機構Aの冷却パネル6に接続された昇降軸12と、昇降軸12の下端部分に取り付けられた昇降アーム24と、昇降アーム24が螺合するボールネジ25とを備えている。また、ボールネジ25を正逆両方向に回転させることができる回転駆動装置26と、昇降軸12とチャンバD間の摺動部を覆い、チャンバD内の気密性を高めると共に、昇降軸12の上下動に伴って伸縮する蛇腹状カバー27も備えている。この昇降装置Eは、回転駆動装置26でボールネジ25を正回転又は逆回転させることで、このボールネジ25と螺合している昇降アーム24を上昇又は下降させ、それに伴って昇降軸12を上下にスライドさせて、基板ホルダ機構Aを昇降させるものである。
次に、本実施形態に係るシャッタ17を備えた基板処理装置による熱処理基板の製造方法について説明する。
まず、図1に示されるように、スリットバルブ20を開放して、基板3をチャンバD内へ搬入する。基板3の搬入は、例えば以下に述べるように、不図示のロボットで基板3をチャンバD内に持ち込み、図1に示されるように、基板3をリフトピン8上に載せて支持させることで行うことができる。
チャンバDのスリットバルブ20部分は、通常、ロボットを収容したトランスファ室(図示されていない)を介してロード/アンロードロック室(図示されていない)に連結されている。基板3は、まずロード/アンロードロック室にセットされる。室内の荒引き排気後、トランスファ室との間が開放され、更に排気を進めた後、スリットバルブ20が開放され、トランスファ室の基板搬送用のロボット(不図示)により、ロード/アンロードロック室から基板3をピック・アンド・プレイスによりリフトピン8に載せる。
このとき、ロボットの基板が載置される部分は、高温でも耐え得るように、カーボン又はセラミック製が好ましい。また、ロボットが、加熱機構Bの放熱面2からの輻射熱により煽られることを防ぐために、シャッタ17は基板ステージ1と放熱面2の間に進出していることが好ましい。
ロボットが後退して、スリットバルブ20が閉まり、チャンバD内を独立した真空室とした後、シャッタ17を後退させ、基板ホルダ機構Aを上昇させる。基板3を基板ステージ1の基板載置部(基板載置面)ですくい取った後、更に基板ホルダ機構Aを上昇させて、図2に示されるように、基板ホルダ機構Aの基板ステージ1と、加熱機構Bの放熱面2とを近接させる。この時、基板3は放熱面2とは非接触状態となっている。
基板ステージ1は、放熱面2と接触状態にすることも可能であるが、基板ステージ1と基板ステージ1上の基板3の両者とも放熱面2とは非接触状態であることが好ましい。放熱面2と基板3の大きさ、加熱温度、加熱機構Bの加熱力などにもよるが、放熱面2と基板3の間隔は1〜25mmとすることが好ましい。
次いで、加熱機構Bのヒーターをオンにし、放熱面2からの輻射熱で基板3を加熱する。例えば加熱温度が1900℃の場合、温度測定器14で測定される基板ステージ1の温度が1900℃になるまで加熱を継続し、1900℃に達した後、所定のアニール時間(例えば1分程度)が経過するまでこの温度を保持する。
上記アニール時間の経過後、加熱機構Bのヒーターをオフにし、自然冷却を開始する。これと共に、基板ホルダ機構Aを前記した冷却位置まで降下させ、シャッタ17を、基板ホルダ機構Aの基板ステージ1と、加熱機構Bの放熱面2との間に進出させ、冷却を促進する。そして、基板3が取り出すのに支障のない温度(例えば200℃)にまで冷却された後、基板ホルダ機構Aを前記した搬入出の位置まで降下させる。
冷却位置から搬入出の位置までの降下の間に、基板3はリフトピン8上に移し取られ、取り出しやすい状態となる。基板ホルダ機構Aが搬入出の位置まで降下した後、スリットバルブ20を開き、前記トランスファ室(図示されていない)のロボットで基板3を取り出す。
基板ホルダ機構Aと加熱機構Bの両者を昇降可能とした場合、本実施形態における第二室23を上下方向に拡大し、冷却時の両者の隔離距離を大きくとれるようにすることができる。つまり、図2で説明した位置で加熱を行った後、基板ホルダ機構Aを下降させると共に、加熱機構Bを上昇させ、基板3の冷却時に、基板ステージ1及びその上の基板3と放熱面2とを距離を大きくし、冷却効率を向上させることができる。加熱機構Bのみを昇降可能とした場合、リフトピン8を省略するか、別途これを上下動させるための機構が必要となると共に、上述した冷却位置での冷却が行いにくい不便はあるが、上述した例の基本的な利益は得ることが可能である。
(実施例)
次に、本実施例を用いたときの炭化ケイ素(SiC)にイオン注入をした基板3に対する、半導体装置の製造方法として活性化アニール工程の実施例を示す。
基板3は、4H単結晶炭化ケイ素の基板であり、厚さ10マイクロメートルのn型のエピタキシャル層を化学的気相反応(CVD)で形成し、酸化炉で酸素(O)雰囲気中、900℃、30分間で、膜厚10ナノメートルになるように犠牲酸化を行ったものを使用した。
次にフッ酸処理を施し清浄な表面を露出した後、酸化炉で同様の条件で膜厚10ナノメートルのイオン注入時の保護用の酸化膜を形成した。その後、イオン注入装置を用いて、基板3を500℃に加熱して、不純物としてアルミニウムを濃度2.0×1018/cmボックス形状となるように、注入エネルギー40、100、200、350、500、700keVの6段注入を行った。
更に、フッ酸にてイオン注入保護膜を除去した後、基板3を上述した基板処理装置にてアニール処理を行った。
シャッタ17がクローズしている状態で、基板3が不図示のロボットで基板ステージ1に載置する。その後、シャッタ17がオープン(後退)し、基板ステージ1を所定のアニール処理を行う位置まで上昇させ、加速電圧2.3kVにて2000℃になるように加熱し、1分間アニール処理をした。アニール処理後、加熱機構Bの電力をオフさせ、基板ステージ1を下降させ、シャッタ17をクローズし、基板3と基板ホルダ機構Aを急速に冷却した。
このときの各プロセスに要した時間は、昇温時間6分、アニール時間1分、冷却時間5分、基板の交換時間3分で合計15分となり、1時間当りの処理枚数は4.0(枚/時)と改善することが出来た。
また、アニール後の基板3の表面平坦性を評価するために、原子間力顕微鏡(AFM)にて測定範囲4マイクロメートル×4マイクロメートル、タッピングモードで測定を行ったところ、表面平坦性を示すRMS値が0.6ナノメートルと非常に平坦であった。RMSは二乗平均粗さである。その後、犠牲酸化とドライエッチングにより表面を40ナノメートル除去した後、リフトオフを用いてアルミ電極を形成し、CV測定により活性化率を算出したところ、活性化率100パーセントが得られ、十分に活性化されていることが確認された。
本実施例では、加熱機構Bを室温から昇温している。しかし、シャッタ機構Cをクローズした状態で、加熱機構Bを予熱しておくことにより、昇温時間を短縮することができる。また、耐熱性の高いロボットや、ロボットと基板の接触部に断熱材を用いることで、基板をより高温でも搬送できるようにし、ロボットのスピードをより高いものに設定することにより、1時間当りの処理枚数を更に改善することも可能である。
本実施形態の基板処理装置は、基板を基板ホルダ機構Aに載置させ、基板の上部から輻射加熱する真空加熱冷却装置において、冷却パイプを嵌め込んだシャッタを持たせている。この構成により、炭化珪素(SiC)に注入した不純物の高品質な活性化を、重金属汚染なく、安価で半導体装置の製造装置として十分な生産性を達成することが可能となる。
なお、本発明の実施例として、基板3が炭化ケイ素(SiC)基板である場合について説明したが、かかる実施例に限定されるものではないことは勿論である。ただし、炭化ケイ素(SiC)基板はSi基板等に比べて、熱処理温度が高いので、効率よく加熱、冷却することが求められる。よって、本発明が好適に用いられる。
本発明は、炭化ケイ素(SiC)基板等に基板の熱処理に用いられる基板処理装置、熱処理基板の製造方法及び半導体デバイスの製造方法に好適に用いることができる。

Claims (7)

  1. 排気可能なチャンバと、
    前記チャンバ内において、基板を載置するための基板ステージと、
    前記チャンバ内において、前記基板ステージの基板載置面と対向し、前記基板を輻射熱で、該基板と非接触の状態で加熱する加熱手段と、
    前記チャンバ内において、前記加熱手段と前記基板載置面との間の空間に進退可能に配置されるシャッタと、
    前記チャンバ内において、前記シャッタを前記空間に進退させるシャッタ駆動手段と、を有する基板処理装置であって、
    前記シャッタは、熱反射面となる第1の主面と、吸熱面となる第2の主面と、前記第1の主面と前記第2の主面との間に設けられた水冷管を備える第1の冷却手段と、を有し、
    前記シャッタは、前記空間に進出した時に、前記第1の主面が前記加熱手段と対向し、前記第2の主面が前記基板ステージに対向するように配され、
    前記シャッタは、前記第1の冷却手段を大気圧下に保持するために、前記第1の冷却手段の外周を囲むシール部材を更に有することを特徴とする基板処理装置。
  2. 記基板ステージは、前記加熱手段の配置側と反対側に第2の冷却手段を有することを特徴とする請求項1に記載の基板処理装置。
  3. 前記チャンバ内において、前記基板ステージを、前記基板の加熱時に前記加熱手段に向かって上げ、前記基板の加熱後に下げる駆動手段を更に有することを特徴とする請求項1または2に記載の基板処理装置。
  4. 前記基板ステージに対して、前記加熱手段の配置側と反対側に蓄熱手段を有し、
    前記蓄熱手段は、前記基板ステージと前記第2の冷却手段との間に設けられていることを特徴とする請求項2に記載の基板処理装置。
  5. 請求項1に記載の基板処理装置を用いた熱処理基板の製造方法において、
    前記シャッタを進出させた状態で、前記基板を前記加熱手段に向けて前記基板ステージに載置する載置工程と、
    記加熱手段からの輻射熱で、前記基板ステージに載置された前記基板を加熱して熱処理を施す熱処理工程と、
    記熱処理を施した後に、前記加熱手段と前記基板ステージとの間に前記シャッタを進出させるシャッタ進出工程と、を有し、
    前記載置工程の処理の間に、前記基板処理装置は、前記加熱手段に余熱を与えることを特徴とする熱処理基板の製造方法。
  6. 前記載置工程
    前記基板が前記基板ステージに載置された後に、前記基板処理装置を用いて、前記基板ステージを前記加熱手段に向かって上昇させる上昇駆動工程と、
    前記熱処理工程で前記基板を加熱して前記熱処理が施された後に、前記基板処理装置を用いて、前記基板ステージを前記加熱手段に対して降下させる降下駆動工程と、を更に有し、
    前記シャッタ進出工程は、前記降下駆動工程において前記基板ステージの降下が完了した後に、前記シャッタを進出させることを特徴とする請求項5に記載の熱処理基板の製造方法。
  7. 請求項5に記載の熱処理基板の製造方法を用いて基板を熱処理する工程を有することを特徴とする半導体デバイスの製造方法。
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