JP5618942B2 - 光電変換装置の製造方法 - Google Patents
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Description
も高い第2の濃度の還元性ガスを含む第2の雰囲気で加熱することによって、前記第2の皮膜中の有機成分を熱分解して第2の層を作製する工程と、前記第1の層および前記第2の層を加熱してI−III−VI族化合物を含む光電変換層としての半導体層を作製する工程とを具備する。
図1は、本発明の一実施形態に係る光電変換装置の製造方法を用いて作製した光電変換装置を示す断面図であり、図2はその斜視図である。光電変換装置11は、基板1上に複数の光電変換セル10が並べられて電気的に接続されている。光電変換セル10は、第1の電極層2と、I−III−VI族化合物を含む第1の半導体層3と、第2の半導体層4と、第2の電極層5とを含んでいる。
。
3の吸収光に対して高い光透過性を有するものが用いられてもよい。光透過性を高めると同時に光反射ロス低減効果および光散乱効果を高め、さらに光電変換によって生じた電流を良好に伝送するという観点から、第2の電極層5は0.05〜0.5μmの厚さであってもよい。また、第2の電極層5と第2の半導体層4との界面での光反射ロスを低減する観点からは、第2の電極層5と第2の半導体層4の屈折率は略等しくてもよい。
I−III−VI族化合物を含む第1の半導体層3は、以下に示す第1の方法または第2の方法によって作製される。
第1の方法では、先ず、I−B族元素、ガリウム元素およびカルコゲン元素を含み、有機化合物を含む配位子が少なくとも上記ガリウム元素と結合している原料溶液(第1の方法における原料溶液を第1の原料溶液ともいう)が用意される。
セレニド、ジセレニド、セレノキシド、セレノン、テルロール、テルリド、ジテルリド等がある。特に、配位力が高くガリウム元素と安定な錯体を形成しやすいという観点からは、チオール、スルフィド、ジスルフィド、セレノール、セレニド、ジセレニド、テルロール、テルリド、ジテルリドが用いられてもよい。
膜中の有機化合物が熱分解されて成る第2の層が形成される。第2の雰囲気での加熱温度は、例えば、50〜350℃が採用される。
I−III−VI族化合物を含む第1の半導体層3を作製するための第2の方法について説明する。
により、I−III−VI族化合物のバンドギャップの調整が容易となり、太陽光に対する吸収率を高めることができる。In等の他のIII−B族元素は、例えば、有機配位子がInに配位した錯体が原料として用いられ得る。
上記の第1の半導体層の製造方法としての第1の方法や第2の方法において、第2の雰囲気の圧力(第2の雰囲気の全圧)を第1の雰囲気の圧力(第1の雰囲気の全圧)よりも高くしてもよい。これにより、第2の層中のGaの含有率をさらに低減することが可能となる。
[a1]10ミリモル(mmol)のCu(CH3CN)4・PF6と、20mmolのP(C6H5)3とが、100mlのアセトニトリルに溶解された後、室温(25℃)における5時間の攪拌によって第1錯体溶液が調製された。
次に、ガラスを含む基板1の表面に、Mo等を含む第1の電極層2が成膜されたものが複数枚用意された。そして、窒素ガスの雰囲気下において各第1の電極層2の上に上記原料溶液がブレード法によって塗布され、複数の第1の皮膜が形成された。
ガラスを含む基板1の表面に、Mo等を含む第1の電極層2が成膜されたものが用意された。そして、窒素ガスの雰囲気下において第1の電極層2の上に実施例1で作製した原料溶液がブレード法によって塗布され、第1の皮膜が形成された。
次に、上述のように作製された第1の半導体層3の上に、第2の半導体層4と第2の電極層5とが順に形成されて光電変換装置11が作製された。
図5のグラフにおけるGa含有率は、III族元素の合計原子%(すなわち、InとGaの合計原子%)に対するGaの原子%を示している。これより、上記方法により作製した光電変換装置11における第1の半導体層3は、第1の電極層2側から離れるに従いGa含有率が減少した勾配を有することが分かった。
2:第1の電極層
3:第1の半導体層(I−III−VI族化合物を含む半導体層)
4:第2の半導体層
5:第2の電極層
6:第3の電極層
7:接続導体
8:集電電極
10:光電変換セル
11:光電変換装置
Claims (4)
- I−B族元素、ガリウム元素およびカルコゲン元素を含み、有機化合物を含む配位子が少なくとも前記ガリウム元素と結合している原料溶液を用意する工程と、
電極層の上に前記原料溶液を用いて第1の皮膜を作製し、該第1の皮膜を第1の濃度の還元性ガスを含む第1の雰囲気で加熱することによって、前記第1の皮膜中の有機化合物を熱分解して第1の層を作製する工程と、
該第1の層の上に前記原料溶液を用いて第2の皮膜を作製し、該第2の皮膜を前記第1の濃度よりも高い第2の濃度の還元性ガスを含む第2の雰囲気で加熱することによって、前記第2の皮膜中の有機成分を熱分解して第2の層を作製する工程と、
前記第1の層および前記第2の層を加熱してI−III−VI族化合物を含む光電変換層としての半導体層を作製する工程と
を具備することを特徴とする光電変換装置の製造方法。 - I−B族元素およびガリウム元素を含み、有機化合物を含む配位子が少なくとも前記ガリウム元素と結合している原料溶液を用意する工程と、
電極層の上に前記原料溶液を用いて第1の皮膜を作製し、該第1の皮膜を第1の濃度の還元性ガスを含む第1の雰囲気で加熱することによって、前記第1の皮膜中の有機化合物を熱分解して第1の層を作製する工程と、
該第1の層の上に前記原料溶液を用いて第2の皮膜を作製し、該第2の皮膜を前記第1の濃度よりも高い第2の濃度の還元性ガスを含む第2の雰囲気で加熱することによって、前記第2の皮膜中の有機成分を熱分解して第2の層を作製する工程と、
前記第1の層および前記第2の層をカルコゲン元素を含む雰囲気で加熱してI−III−VI族化合物を含む光電変換層としての半導体層を作製する工程と
を具備することを特徴とする光電変換装置の製造方法。 - 前記第2の雰囲気の圧力を前記第1の雰囲気の圧力よりも高くする、請求項1または2に記載の光電変換装置の製造方法。
- 前記原料溶液にインジウムを含ませる請求項1乃至3のいずれかに記載の光電変換装置の製造方法。
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