JP5616885B2 - 未使用または使用済み核燃料アセンブリ用の貯蔵ラック - Google Patents
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Description
【0001】
本発明は、概して、未使用の核燃料アセンブリ、または原子炉で既に使用された核燃料アセンブリ用の貯蔵ラックの分野に関する。
【0002】
本発明は、全てのタイプの核燃料アセンブリの貯蔵、特に、加圧水型原子炉(PWR)用のものに適用可能である。
【背景技術】
【0003】
核燃料アセンブリが貯蔵される必要がある場合、それらは一般に貯水槽に沈められた貯蔵ラックに置かれる。このラックは、通常、複数のキャビティまたは“セル”を規定し、互いに平行で、貯水槽に沈められた場合にラックが垂直に配向される、剛構造または“骨組み”を有する。これらのセルの少なくとも幾つかは、核燃料アセンブリを収容するキャビティを規定するスリーブを収容する。核燃料アセンブリが積み込まれた場合の未臨界を確約しつつ、各セル間の距離をできる限り縮小し、これによりラックの貯蔵容量を増大するために、このスリーブは、特許文献1に記載されているように、中性子吸収力を有する。これを行うために、ホウ素入りステンレス鋼等の、いわゆる“中性子吸収材料”で作られたプレートが用いられる。また、剛構造とそれに関連するスリーブとの間に、中性子吸収材料と共に臨界の危険性を回避可能とする、ウォーターブレードが存在する。
【0004】
従来、セル、スリーブ、および核燃料アセンブリは、通常は正方形で、より一般的には多角形の、同一の一般的な断面形状を有する。
【0005】
特許文献1では、スリーブのデザインは、比較的単純であるが、燃料アセンブリが中性子吸収材料から作られたプレートに直接接触することを考慮すると、問題がある。この状況は、キャビティにおいてアセンブリを積み込みおよび積み下ろす作業中に、中性子吸収プレートの施条損傷の重大なリスクをもたらす。
【0006】
さらに、中性子吸収プレートのエッジは、適切な位置に確実に保持されるように、鋸歯状である必要がある。直線的エッジのプレートに比べて、これらの鋸歯は、経済基準に完全に適合し得ない、付加的な製造およびチェック工程を要する。
【0007】
特許文献2においても、セルの中にスリーブが挿入される。それでもなお、その文献に示される概念は、実質的にスリーブの製造を困難にするシート間の閉じ込めを必要とする、中性子吸収材料を用いる欠点を有する。
【0008】
特許文献3では、スリーブは透かし管により形成され、中性子吸収プレートは透かし部分に配置される。そして、管を形成する壁の厚みは、中性子吸収プレートのものと少なくとも等しい必要があり、厚みの最適化と、従って、質量基準への適合ができない。さらに、管は、透かし部位において中性子吸収プレートを収容するために、費用のかかる機械加工作業を用いて作られる。最後に、中性子吸収プレートは、管の角側面を適切な位置に保つ部品で厚みの数倍に少なくとも等しい長さに亘って途切れ、これは、隣り合う燃料アセンブリ間の中性子相互作用を促進することによる臨界の観点から、スリーブの性能に不利である。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
従って、本発明は、従来技術の実施形態に関する上記欠点を少なくとも部分的に解決することを目的としている。より具体的には、本発明は、高い機械的強度と、小さい全体質量と、製造および組み立てが容易なデザインとを同時に提供する、核燃料アセンブリ用の貯蔵ラックを提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0010】
これを行うために、本発明は、核燃料アセンブリ用の貯蔵ラックであって、ラックの縦方向に平行に延びる複数の隣り合うセルを規定する剛構造を含み、前記ラックは、また、少なくとも幾つかの前記セル、および好ましくは各セルに、前記縦方向に平行に延びるキャビティを規定するとともに核燃料アセンブリを収容するスリーブを含み、前記スリーブが、前記縦方向に直交する断面において、一般的な多角形形状を有し、少なくとも幾つかのその辺、および好ましくはその全てに、中性子吸収材料から作られたプレートが備えられるラックに関する。本発明によれば、前記スリーブは、また、
−それぞれがコーナー部品を形成し、互いに間隔を隔て、前記縦方向に平行に延び、前記一般的な多角形断面の少なくとも幾つかの隅に配置される角側面(profile)であって、前記角側面は、前記中性子吸収プレートの取り付けブラケットとして機能し、前記キャビティを規定して核燃料アセンブリが前記キャビティに積み込まれる際に核燃料アセンブリをガイド可能とする内面と、前記内面と反対側で、前記中性子吸収プレートを保持する外面とを有する角側面、
−前記角側面を保持する複数の保持構造であって、前記保持構造は、多角形断面の少なくとも幾つかの隅に配置される前記角側面を囲んで前記角側面を保持するとともに、前記縦方向において互いに間隔を隔てて複数設けられ、前記ラックの前記セルにおいて前記スリーブの中央配置を保証する保持構造、
を含む。
【0011】
従って、提案される解決策は、特にそれぞれがコーナーを形成する角側面の存在によって、小さい全体質量、製造および組み立てが容易なデザイン、および高い機械的強度を一度に得ることを可能とする利点を有する。また、角側面の内面は、従って、核燃料アセンブリのキャビティへの積み込み時および積み下ろし時のガイドを可能とし、とりわけそのような作業中におけるアセンブリと中性子吸収プレートとの接触を防止する。従って、互いに間隔を隔てた角側面のみによってガイドができる限り慎重に行われることに加え、アセンブリの積み込みおよび積み下ろし中でのプレートの施条による損傷の危険性がなくなり、スリーブに関する質量基準をも満たす利点を有する。また、保持構造が角側面を囲むことで、角側面を互いに関連して極めて正確に配置することが可能となり、これにより、キャビティの完全に制御された形状を確保する。これらの部品の結合は、溶接により確実になされることが好ましいが、本発明の範囲を逸脱することなく、他の技術が検討されてもよい。
【0012】
各保持構造は、前記一般的な多角形形状と実質的に等しい一般的形状を有することが好ましい。
【0013】
各断面は、縦方向に直交する断面で、LまたはV形状を採ることが好ましい。各角側面は、実質的にスリーブの全長に亘って延び、スリーブは、好ましくは、収容されるラックのセルの全長に亘って実質的に延びることが好ましい。情報として、各スリーブは、一旦製造されると、セルに配置可能な一体型アセンブリの形態を採ることに留意されたい。
【0014】
スリーブの全体剛性の増加に配慮して、各角側面は、金属であることが好ましく、ステンレス剛で作られることが好ましい。
【0015】
各プレートは、ホウ素、好ましくは炭化ホウ素の形態を含む金属マトリクス合成(MMC)材料から作られることが好ましいが、ホウ酸アルミニウムまたはホウ素入りステンレス剛等の他の中性子吸収材料から作られてももちろんよい。
【0016】
各プレートは、角側面に備えられた保持タブを用いて、2つの隣り合う角側面に取り付けられることが好ましい。このタブは、例えば溶接により、角側面に取り付けられ、または、前記角側面に孔を開けることにより得られる。従って、組み立て時に、プレートは前記角側面の外面と前記タブとの間に挿入することにより取り付け可能であり、この挿入は縦方向で行われることが好ましい。一般的に、このタブは、角側面とプレートとの間に遊びはあるものの、角側面に対してプレートを押し付け可能とするだけでなく、プレートの幅方向における並進運動ストッパーを形成する。
【0017】
好ましい一実施形態によれば、前記スリーブの各面は、縦方向に沿って隣り合う、複数の中性子吸収プレートを有する。従って、この構造は、互いに連続して配置される複数のプレートが、スリーブの同一面の形成に関与するという意味では、分割されるものと考えられる。これは、プレートの製造、取り扱い、および取り付けを容易にし、完全な平面性を得ることが可能となる。また、分割構造は、中性子吸収が必要であり、スリーブの全長に亘っては連続する必要のないスリーブの位置にのみ、プレートを配置することを可能とする。とは言うものの、本発明の範囲を逸脱することなく、以下に詳細説明するように、スリーブの各面が1枚のみの同一の中性子吸収プレートを有する解決策が検討されてもよい。
【0018】
分割構造の場合、各プレートは、縦方向において隣り合う2つの保持構造の間で延び、これらの構造が、同方向において、好ましくは双方向で、前記プレートのストッパーを形成することが好ましい。この場合、各プレートは、上述したように隣接状態であるように、それが間に配置される2つの保持構造を隔てる距離と実質的に等しい長さを有する。
【0019】
また、各プレートは、プレートから離れて配置される保持構造に対するストッパーを含まずに、より短い長さを有してもよい。
【0020】
どのような場合でも、この分割構造では、保持構造は、外面に接することにより角側面を囲み、縦方向に沿って分割するプレートを囲むことはない。
【0021】
より好ましい実施形態によれば、前記保持構造は、前記角側面の外面に保持固定され、少なくとも一つの前記プレートが、少なくとも一つの前記保持構造のいずれかの辺で縦方向に延び、前記構造に形成される凹部を通過する。その結果、関連する各プレートは、押し付けられるコーナーの外面と、保持構造に形成される凹部との間に収容される。また、プレートは、縦方向において隣り合う複数の保持構造の凹部を通じて、移動可能である。これに関し、縦方向において角側面の全てまたは部分的な長さに亘って延びる1枚のプレートが、スリーブの各面に提供されることが好ましいことに留意されたい。
【0022】
この実施形態は、製造に関し、特に、各面毎で、角側面とその保持構造との間に1枚のプレートの挿入のみを要する、という顕著な利点を有する。
【0023】
また、この構造は、より良好な冷却用に、ラックの高さに亘る水の自然循環を可能とする。実際には、水は、プレートと角側面の保持構造に形成された凹部との間の遊びを容易に通過可能である。また、貯水槽が水で満たされた後に、ラック構造に取り残される気泡の存在を回避可能とし、それは、ラックが、確実に、臨界の観点から実質的に制御された構造であるように、必然的に回避される必要がある。
【0024】
各プレートの幅は、それが一部分を形成するスリーブの面の幅より厳密に小さいことが好ましい。この特性は、スリーブの隅に位置する中性子吸収材料は、ラックのセルの対角線に沿って配置される2つのアセンブリ間の低い中性子相互作用を考えると、限定的な効果しかない、という所見から由来する。中性子吸収材料は特に高価であるので、スリーブの面の幅よりも厳密に小さいプレート幅を与える解決策は、その結果、一方では、経済基準への、他方では質量基準への適合の手助けとなり、また、核燃料が積み込まれる場合に、ラックの未臨界の維持を確実に行う。とは言うものの、プレートがスリーブの面のものと等しい幅を有する解決策も、検討可能である。
【0025】
上述したように、互いに関連して前記角側面を保持する前記保持構造は、前記関連するスリーブが位置するラックの前記セルを規定する側面に位置する。
【0026】
各保持構造は、縦方向に実質的に直交する面に配置されることが好ましい。
【0027】
従って、これらの構造は、ラックのセルにおいて、スリーブの良好な中央配置を確実に行い、スリーブとスリーブを収容するラックのセルを規定する側面との間において、スリーブの全周囲でウォーターブレードの形成を可能にし、このブレードは、中性子吸収材料と組み合わされて、臨界の危険性の防止を可能とする。
【0028】
最後に、前記一般的な多角形形状は、一般的な正方形形状または一般的な多角形形状であることが好ましいことに留意されたい。
【0029】
本発明の他の利点および特徴は、以下の非限定的で詳細な説明で明らかになる。
【0030】
本説明は、以下の添付図面に照らして行われる。
【図面の簡単な説明】
【0031】
【図1】本発明の好ましい一実施形態による貯蔵ラックの部分的な分解斜視図を示す。
【図2】図1に示すラックに備えられるスリーブの部分的斜視図を示す。
【図3】中性子吸収プレートのメンテナンスタブからある距離を隔てて、および、それぞれがコーナーを形成する角側面の保持構造からある距離を隔てて通過する横断面に沿った、図2に示すスリーブの横断面図を示す。
【図4】中性子吸収プレートのメンテナンスタブを通過する横断面に沿った、図2に示すスリーブの他の横断面図を示す。
【図5】角側面の保持構造を通過する横断面に沿った、図2に示すスリーブの他の横断面図を示す。
【図6】本発明のより好ましい実施形態の形状をとる貯蔵ラックを備えた、図5のものと同様の図を示す。
【図7】図6に示すスリーブの斜視図を示す。
【発明を実施するための形態】
【0032】
まず、図1を参照すると、未使用の核燃料アセンブリ、または原子炉で既に使用された核燃料アセンブリ用の貯蔵ラック1が示されており、このラック1は、貯水槽に沈められるように意図されている。
【0033】
この図は、ラック1が、まず、互いに平行な複数のキャビティまたは“セル”4と、ラック1が貯水槽に沈められる場合垂直に配向される軸6とを規定する、剛構造または“骨組み”2を有し、貯水槽の底に置かれる構造2の底部8を備えることを示している。従って、図に示す姿勢では、ラック1の縦方向10と平行な軸6は、垂直に配置される。
【0034】
通常数ダース等多数備えられるセル4は、メインシートを互いに平行に提供し、それに直交して配置される桟シートにより区切られるような、当業者に自明な方法で得ることができる。これは、本発明の好ましい実施形態に対応して、それぞれが、側面12により区切られ、横断面、すなわち、縦方向10に直交する断面で、一般的な正方形形状を有する、実質的にシリンダー形状のセル4をもたらす。とは言うものの、他の多角形形状も当然可能であることに留意されたい。
【0035】
一般的に、セル4の一つに対して図1に図示されるような、各燃料アセンブリ14の積み込みおよび積み下ろし用にセル4が上部で開放されているこの剛構造2は、ステンレス鋼で作られている。
【0036】
とは言うものの、燃料アセンブリ14は、関連するセル4に直接導入されない。実際には、アセンブリ14を収容する各セル4に対して、中性子吸収アセンブリも前記セル4に配置され、前記アセンブリはスリーブ16の形態を取り、図1においてその一つが意図的かつ部分的にセル4から抽出されている。従って、各スリーブ16は、核燃料アセンブリ14を収容するキャビティ18を有し、実質的にシリンダー形状の前記キャビティ18は、横断面で正方形形状を有するのが好ましい。また、前記キャビティ18の軸は、関連するセルの軸6と併用され、前記軸6もアセンブリ14がキャビティ18に配置された場合にアセンブリ14の軸20と併用される。
【0037】
各セル4には中性子吸収スリーブ16が備えられることが好ましいが、本発明の範囲を逸脱することなく異なってもよい。また、セル4、関連するスリーブ16、およびスリーブ16のキャビティ18の縦方向10に沿う長さは、実質的に同一である、すなわち、貯蔵される核燃料アセンブリ14の長さと同じオーダーであることが好ましいことが示唆される。
【0038】
ここで、図2から図5を参照すると、スリーブ16の一つのデザインが記載されており、スリーブ16は全て同一または類似デザインであるとういうことを理解されたい。
【0039】
まず、スリーブ16は、図3に示すように、横断面において、一般的な正方形形状を有することが好ましいことが示唆される。その結果、この横断面は、図2に示すスリーブ16の4つの取付け面にそれぞれ対応する4つの取付け辺を有する。
【0040】
スリーブ16は、一般的な正方形形状断面の4隅のそれぞれにおいて、コーナーを形成する角側面22を有する。縦方向10に平行に配置されるこれら4つの角側面22は、それぞれスリーブ16の全長に亘って延びることが好ましい。それでもなお、図2に示すように、スリーブ16と一体化したファンネル24を形成するアセンブリは、燃料アセンブリがキャビティ18に積み込まれた場合に燃料アセンブリの中央配置を促進するように、角側面22の上端に突出して配置される。そして、このファンネル24は、キャビティ18の最上端を形成する拡大された上端を有し、関連するセル4の側面12に接触するようになっている。
【0041】
ステンレス鋼で作られる角側面22は、2つのアームを備え、両アームが好ましくは同じ長さの、L形状の断面を有する。
【0042】
各角側面22は、キャビティ18を規定する内面26を有し、それに対応する前記L形状表面は、スリーブ16の内側に向かって配置される。また、各角側面22は、内面26とは反対側の外面28を有し、前記L形状表面は、隣り合うセルに向かって配置される。
【0043】
外面28は、以下に記載するように、中性子吸収材料から作られたプレート30を保持するように備えられる。実際には、一般的な正方形形状断面の各辺が、中性子吸収プレート30を用いて作られ、好ましくは、ホウ素を含む金属マトリクス複合材料から作られるが、代わりに、ホウ酸アルミニウムまたはホウ素入りステンレス鋼等の他の中性子吸収材料から作ることも可能である。
【0044】
上述したように、プレート30は、角側面22の外面28に保持され、好ましくは前記面28に直接接する。従って、燃料アセンブリ14の積み込みおよび積み下ろしの際のガイドは、各コーナーを形成する角側面22のみによって、より具体的にはその内面26によって、慎重に行われる。また一方、プレート30の内面は、従って、図3に図示するように、プレート30の内面とアセンブリ14の側壁との間の隙間32により、これらの作業と貯蔵中に、アセンブリ14と接触しない。その結果、アセンブリ14の積み込みおよび積み下ろし中のプレート30の施条による損傷の危険性が無効となる利点を有する。
【0045】
図3は、断面の一辺の幅L1を示し、従って、各辺は、角側面22の第一のアームと、プレート30と、隣り合う角側面22に属し、前記第一のアームと同じ平面に位置する第二のアームとからできており、プレート30は第一および第二のアームそれぞれに保持されていることを理解されたい。この断面の一辺の幅L1は、明らかにその辺に対応するスリーブ面の幅と見なされる。アームL2の幅も示されており、前記幅が好ましくは上述したアームの双方で一致する。最後に、プレート30の幅L3が示されている。
【0046】
好ましくは、寸法は以下の関係を満たすように選択される。
(i):0.1 < L2/L1 < 0.4;より好ましくは、(i'):0.05 < L2/L1 < 0.25;お
よび、(ii):0.75 < L3/L1 < 1
【0047】
関係(i)および(i')は、断面の辺それぞれに適用されることが好ましく、隣り合
う角側面22の間の実質的な間隔を意味し、関係(ii)は、スリーブ16の面の全幅に亘
って中性子吸収プレートを備える必要がないことを示すとともに、各プレート30が関連する辺で中心にあることが好ましいことも述べている。
【0048】
図2に示すように、スリーブ16の同一面は、縦方向10に沿って隣り合う複数のプレート30で作られることが好ましく、詳細を後述するように、互いに間隔を隔てることが好ましい。この縦方向に沿ったいわゆる分割構造は、中性子吸収が必要であり、スリーブ16の全長に亘っては連続する必要のないスリーブ16の位置にのみ、中性子吸収プレート30を配置することを可能とする。例えば、図2において、スリーブ16の面の上部はこのようなプレート30を有さず、この面の下部と、潜在的にこの同一面の他の部位に対しても、同じことが当てはまる。
【0049】
図2および図4に示すように、各プレート30は、前記角側面に孔を開けて得られる、あるいは例えば溶接により角側面に固定される保持タブ34を好ましくは用いて、2つの隣り合う角側面22に取り付けられる。そして、各タブ34は、関連する角側面22の外面28と共に、保持されるプレート30の縦エッジが収容されるノッチを規定する。従って、組み立て時に、プレート30は前記角側面の外面とタブとの間に挿入することより取り付け可能であり、この挿入は縦方向で行われることが好ましい。このタブ34は、関連するプレート30の2つの対向する縦エッジと協働して、角側面22に対してプレート30を押し付け可能とするだけでなく、プレート30の幅方向、すなわち、前記プレート30の面における縦方向10と直交する方向における、双方向での並進運動ストッパーを形成する。
【0050】
また、タブ34をきつくして、前記タブ34と角側面の外面28との間でプレート30の強力なグリップを得ることができ、従って、縦方向10において前記プレート30を確実にロックする。
【0051】
とは言うものの、角側面22に対し、プレート30を縦方向においてロックするために、角側面を互いに関連して保持する保持構造36に対して前記プレート30を隣接させる解決法が選択されることが好ましい。この保持構造36が、図2および図5を参照して、以下、より具体的に記載される。
【0052】
これらは、縦方向10に直交する平面に配置され、それらが接する角側面22を取り囲む、保持構造36の形態をそれぞれ採る。従って、これらは、縦方向に沿って、互いに間隔を隔てている。
【0053】
この保持構造36と角側面22との間の堅牢な機械的結合は、溶接により確保されることが好ましい。これは、角側面22を互いに関連して極めて正確に配置することを可能とし、これにより、キャビティ18の完全に制御された形状を確保する。
【0054】
図2および図5に示すように、好ましくはステンレス剛から作られる保持構造36は、スリーブ16の横断面形状、すなわち一般的な正方形形状と実質的に等しい一般的形状をそれぞれ有する。その結果、各保持構造36は、その隅が実質的に補完的形状を有する角側面22を内側に収容するフレームのようなものであり、角側面22の外面28と保持構造36の内側との間での直接接触が、保持構造36の隅でもたらされる。保持構造36は、溶接により角側面22に固定されることが好ましい。
【0055】
スリーブ16の面が分割される好ましい実施形態では、同一面での各プレート30は、縦方向10において隣り合う2つの保持構造36間に延在し、この2つの保持構造36は、同方向または双方向において、それぞれ、プレート30のストッパーをそれぞれ形成する。これを行うために、各プレート30は、プレート30が間に配置される2つの保持構造36を隔てる距離と実質的に等しい長さを有する。
【0056】
プレート30の上部および下部端に接する保持構造36は、セル4においてスリーブ16の中央配置を保証するように備えられ、アセンブリ14の遊びは、保持構造36の周囲とセル4を規定する側面12との間にのみ保たれている。そして、保持構造36は、2つの隣り合う保持構造36により縦方向で区切られ、スリーブ16の面と前記スリーブ16を収容するセル4を規定する側面12とにより横方向で区切られる、図3における符号40の空間において、スリーブ16の全周囲にウォーターブレードを形成する交差部品を形成する。
【0057】
最後に、保持構造36は、角側面22を囲むが、プレート30を囲まないことに留意されたい。
【0058】
情報の一例として、関連するセル4に導入されるそのようなスリーブ16の製造は、“ステージ”による製造で構成され、事前に配置された角側面の周囲での第一の保持構造36の配置と、前記第一の保持構造36の角側面22への固定と、タブ34により規定されるノッチへの挿入によるスリーブ16の関連ステージを横方向に閉じる4つのプレート30の取り付けと、上述したプレート30上方における角側面22の周りでの第二の保持構造36の配置等、で構成される。
【0059】
図6および図7に示すさらに好ましい実施形態によれば、1枚のプレート30がスリーブ16の各面に備えられ、プレート30の長さは、アセンブリ14の活性部位のものと実質的に等しい。従って、この構造は、角側面22の外面28に接するこの保持構造36を貫通する経路用に、内側エッジに、凹部44を備えている。従って、保持構造36の4辺のそれぞれに4つの凹部44がそれぞれ備えられ、従って、前記凹部44のそれぞれは、関連する保持構造36の各辺で縦方向に延びるプレート30を収容する。
【0060】
この構造は、角側面22と保持構造36との間の凹部44を通じてプレート30を挿入し、それらを角側面22の外面に固定することにより得られる。従って、凹部44の深度は、水および気泡がこの保持構造36の各面を容易に通過するように、プレート30と保持構造36との間に遊びを得ることを可能とする。スリーブ16の各面に1枚のプレート30を有することは、中性子吸収プレート間の縦方向の分断をなくすことにより、中性子効果を強化することができる。
【0061】
ラックの他の特徴は、図1から図5を参照して記載されるものに対して変わることなく存在する。
【0062】
当然、当業者により、単に非限定的な例として記載された本発明に対して、様々な変更がなされ得る。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】FR 2 759 484
【特許文献2】EP 0 175 140 A1
【特許文献3】JP 05 040195 A
Claims (10)
- 核燃料アセンブリ(14)用の貯蔵ラック(1)であって、
前記ラックの縦方向(10)に平行に延びる複数の隣り合うセル(4)を規定する剛構造(2)を含み、前記ラックは、また、少なくとも幾つかの前記セルに、前記縦方向に平行に延びるキャビティ(18)を規定するとともに核燃料アセンブリを収容するスリーブ(16)を含み、前記スリーブ(16)が、前記縦方向に直交する断面において、一般的な多角形形状を有し、少なくとも幾つかのその辺が、中性子吸収材料から作られたプレート(30)を含み、
前記スリーブ(16)は、また、
−それぞれがコーナー部品を形成し、互いに間隔を隔て、前記縦方向に平行に延び、前記一般的な多角形断面の少なくとも幾つかの隅に配置される角側面(22)であって、前記角側面は、前記中性子吸収プレート(30)の取り付けブラケットとして機能し、前記キャビティ(18)を規定して核燃料アセンブリが前記キャビティ(18)に積み込まれる際に核燃料アセンブリをガイド可能とする内面(26)と、前記内面(26)と反対側で、前記中性子吸収プレート(30)を保持する外面(28)とを有する角側面、
−前記角側面(22)を保持する複数の保持構造(36)であって、前記保持構造(36)は、多角形断面の少なくとも幾つかの隅に配置される前記角側面(22)を囲んで前記角側面(22)を保持するとともに、前記縦方向(10)において互いに間隔を隔てて複数設けられ、前記ラック(1)の前記セル(4)において前記スリーブ(16)の中央配置を保証する保持構造、
を含むことを特徴とする。 - 前記保持構造(36)が、前記角側面(22)の前記外面(28)に保持固定され、少なくとも一つの前記プレート(30)が、少なくとも一つの前記保持構造(36)のいずれかの辺で、前記縦方向(10)に延び、前記保持構造(36)に形成される前記プレート(30)を収容するための凹部(44)を通過すること、
を特徴とする請求項1に記載のラック(1)。 - 各プレート(30)は、前記縦方向(10)において、前記角側面(22)の長さと実質的に等しい長さを有すること、
を特徴とする請求項2に記載のラック(1)。 - 前記スリーブ(16)の各面は、中性子吸収材料から作られ、前記縦方向(10)で隣り合う、複数のプレート(30)を有すること、
を特徴とする請求項1に記載のラック(1)。 - 各プレート(30)が、前記縦方向(10)において隣り合う2つの保持構造(36)の間で延び、これらの保持構造(36)が、前記縦方向(10)において、前記プレート(30)のストッパーを形成すること、
を特徴とする請求項4に記載のラック(1)。 - 各保持構造(36)が、前記縦方向(10)に実質的に直交する面に配置されること、
を特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のラック。 - 各角側面(22)が、前記縦方向(10)に直交する断面で、LまたはV形状を採ること、
を特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載のラック(1)。 - 各プレート(30)が、炭化ホウ素を含む金属マトリクス合成材料から作られること、
を特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載のラック(1)。 - 各プレート(30)が、前記角側面(22)に備えられた保持タブ(34)を用いて、2つの隣り合う角側面(22)に取り付けられること、
を特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載のラック(1)。 - 各プレート(30)の幅(L3)は、それが一部分を形成する前記スリーブ(16)の面の幅(L1)より小さいこと、
を特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載のラック(1)。
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