JP2001074878A - 使用済燃料貯蔵ラック - Google Patents

使用済燃料貯蔵ラック

Info

Publication number
JP2001074878A
JP2001074878A JP25064599A JP25064599A JP2001074878A JP 2001074878 A JP2001074878 A JP 2001074878A JP 25064599 A JP25064599 A JP 25064599A JP 25064599 A JP25064599 A JP 25064599A JP 2001074878 A JP2001074878 A JP 2001074878A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fuel storage
plate
storage rack
strip
spent fuel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP25064599A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3080954B1 (ja
Inventor
Ikuko Sato
育子 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP11250645A priority Critical patent/JP3080954B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3080954B1 publication Critical patent/JP3080954B1/ja
Publication of JP2001074878A publication Critical patent/JP2001074878A/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

Landscapes

  • Fuel Cell (AREA)
  • Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】構成要素である短冊状枠板の溶接部を無くすこ
とにより製造時間を大幅に削減し、中性子吸収能の高い
使用済燃料貯蔵ラックを提供する。 【解決手段】原子力施設の燃料貯蔵用プールに設置さ
れ、複数の燃料集合体2を複数行および複数列の行列状
配置で区分収納する格子状セル3を有する直方体状の使
用済燃料貯蔵ラック1において、格子状セルは、ラック
最外周に配置される外枠板16と、燃料集合体の一体の
幅に略相当する横幅およびその燃料集合体の有効長に略
相当する長さをもち外枠板で囲まれる空間を複数行およ
び複数列に区分する配置とされた複数の短冊状枠板5
と、これらの短冊状枠板同士またはその短冊状枠板と外
枠板とを嵌合保持する支柱15とにより形成し、かつ燃
料貯蔵セル13の上部に、燃料集合体の水平方向荷重を
支持する格子板を設けるとともに、燃料貯蔵セルの下部
に、燃料集合体の垂直荷重を支持するベース板17を設
ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原子力発電所や再
処理設備等の原子力設備の燃料貯蔵プールに設置され、
原子炉から取出された使用済燃料集合体を収容保管する
格子構造の使用済燃料貯蔵ラックの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に原子力発電プラントにおいては、
燃料貯蔵プール内に設置した使用済燃料貯蔵ラックによ
り、原子炉の一定期間運転後に炉心から取出された使用
済燃料を再処理までの間に貯蔵するようにしている。
【0003】図13〜図17により、このような場合に
使用される使用済燃料貯蔵ラックの従来例を説明する。
図13は使用済燃料貯蔵ラック全体の平面図であり、図
14は図13におけるラック構成部品を示す分解斜視図
である。図15は、図13のA−A線拡大断面図であ
り、図16および図17は、それぞれ図15のB−B線
断面図およびC−C線断面図である。
【0004】図13に示すように、この使用済燃料貯蔵
ラック1は、複数の燃料集合体2を複数行および複数列
の行列状配置で区分収納する格子状セル3を有する直方
体状の構成とされている。格子状セル3は、行方向(例
えば図13のa方向)および列方向(例えば図13のb
方向)のいずれか一方向に燃料集合体2を全て配列した
場合の幅Wに相当する横幅を持つ縦板材からなる複数の
平板状格子板4と、一体の燃料集合体2の幅wに相当す
る幅を持つ板材からなる複数の短冊状格子板5との組合
せにより構成されている。
【0005】各短冊状格子板5は、図14および図15
に示すように、幅方向一端縁に平板状格子板4の厚さt
よりも突出長さが大きい複数の突起6を有するととも
に、幅方向他端縁側の突起6対応位置に、別の短冊状格
子板5の突起6が嵌入できる凹部7を有している。一
方、平板状格子板4には、短冊状格子板5の突起6が嵌
挿し得る複数のスリット8を穿設している。
【0006】そして、図16および図17にも示すよう
に、短冊状格子板5の一端縁を平板状格子板4の一側面
側に直交状態で当接する状態とし、その短冊状格子板5
の一端縁側の突起6を平板状格子板4のスリット8に嵌
挿して貫通状態とする。
【0007】一方、その平板状格子板4の他側面側に直
交状態で別の短冊状格子板4の他端縁を当接させ、この
別の短冊状格子板4の凹部7に貫通した突起6を嵌合さ
せて組合せている。
【0008】このようにして組合せた短冊状格子板5と
平板状格子板4とを、それらが当接する隅角位置で溶接
部9によって一体化し、これにより格子状セル3を有す
る使用済燃料貯蔵ラック1を構成している。
【0009】なお、この使用済燃料貯蔵ラック1は使用
済燃料貯蔵プールの底面に設けられたベース10上に、
図示しないボルトおよびナット等により固定され、この
使用済燃料貯蔵ラック1に収容された燃料集合体2の下
端部は、ベース10上に形成した図示しない着座穴に嵌
合支持される。
【0010】ところで近年、使用済燃料貯蔵プール内の
スペースを有効利用するために、貯蔵容量を増加させる
要望がある。これに応えるため、貯蔵燃料間に中性子吸
収能力の大きな材料を介在させ、燃料相互の未臨界性を
保持しながら貯蔵燃料の収納間隔を狭くするとともに、
この介在部材を地震時などにおける貯蔵燃料支持用の強
度部材としても利用することによって、燃料収納の稠密
度を増大できる構成とした使用済燃料貯蔵ラックが提案
されている。
【0011】そして、このような構成材料として従来で
は、中性子吸収能力に優れ、且つ構造強度も良好なボロ
ン添加ステンレス鋼を使用して使用済燃料貯蔵ラックの
全体、つまり平板状格子板およびすべての短冊状格子板
に適用する構成のものが開発されている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述した従
来の使用済燃料貯蔵ラック1においては、短冊状格子板
5の突起6を平板状格子板4の一側面側からスリット8
に挿通し、他側面に貫通した突起6に別の短冊状格子板
5の凹部7を嵌合して組立て隅角位置を溶接によって一
体化することから、溶接作業に多くの手間がかかる面倒
や、狭隘な格子間の溶接作業となるため特殊な治工具を
使用する必要が生じ、経済性に課題がある。
【0013】また、従来では平板状格子板4および短冊
状格子板5の全ての材料をボロン添加ステンレス鋼とし
ているが、このような材料はボロン添加量が増加するに
つれて溶接が困難になる材料特性を有している。このた
め、中性子吸収能力に優れているボロンをある一定量ま
でしか添加できず、ボロン添加ステンレス鋼を中性子吸
収材として十分に活用することが困難であった。
【0014】本発明は上記課題を解決するためになされ
たもので、構成要素である短冊状枠板の溶接部を無くす
ことにより製造時間を大幅に削減し、中性子吸収能の高
い使用済燃料貯蔵ラックを提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、請求項1の発明はで、原子力施設の燃料貯蔵用プ
ールに設置され、複数の燃料集合体を複数行および複数
列の行列状配置で区分収納する格子状セルを有する直方
体状の使用済燃料貯蔵ラックにおいて、前記格子状セル
は、ラック最外周に配置される外枠板と、前記燃料集合
体の一体の幅に略相当する横幅およびその燃料集合体の
有効長に略相当する長さをもち前記外枠板で囲まれる空
間を複数行および複数列に区分する配置とされた複数の
短冊状枠板と、これらの短冊状枠板同士またはその短冊
状枠板と前記外枠板とを嵌合保持する支柱とにより形成
し、かつ前記燃料貯蔵セルの上部に、前記燃料集合体の
水平方向荷重を支持する格子板を設けるとともに、前記
燃料貯蔵セルの下部に、前記燃料集合体の垂直荷重を支
持するベース板を設けたことを特徴とする使用済燃料貯
蔵ラックを提供する。
【0016】請求項2の発明では、請求項1記載の使用
済燃料貯蔵ラックにおいて、短冊状枠板は下端に突起部
を有し、この突起部をベース板に設けた溝に嵌合するこ
とにより位置決めされていることを特徴とする使用済燃
料貯蔵ラックを提供する。
【0017】請求項3の発明では、請求項1記載の使用
済燃料貯蔵ラックにおいて、格子板は、スリットを介し
て互いに井桁状に組合う複数の上側エレメントおよび下
側エレメントからなり、前記上側エレメントのスリット
はそのエレメントの長手方向に沿って間隔的に形成され
た下側開口スリットであり、前記下側エレメントのスリ
ットはそのエレメントの長手方向に沿って間隔的に形成
された上側開口スリットであることを特徴とする使用済
燃料貯蔵ラックを提供する。
【0018】請求項4の発明では、請求項1記載の使用
済燃料貯蔵ラックにおいて、短冊状枠板は、燃料集合体
の長さ方向に沿う一枚の長方形状の板材、または燃料集
合体の長さ方向に沿って積層された複数の分割板材から
なることを特徴とする使用済燃料貯蔵ラックを提供す
る。
【0019】請求項5の発明では、請求項1記載の使用
済燃料貯蔵ラックにおいて、支柱の底部はベース板に嵌
合または螺合されていることを特徴とする使用済燃料貯
蔵ラックを提供する。
【0020】請求項6の発明では、請求項1記載の使用
済燃料貯蔵ラックにおいて、格子板は支柱の上端に嵌合
または螺合されていることを特徴とする使用済燃料貯蔵
ラックを提供する。
【0021】請求項7の発明では、請求項1記載の使用
済燃料貯蔵ラックにおいて、支柱の上端部またはその上
に配置する格子板の交差部に溝、穴または突起の少なく
ともいずれかが形成され、これらを嵌合させることによ
り前記支柱と前記格子板とが連結されていることを特徴
とする使用済燃料貯蔵ラックを提供する。
【0022】請求項8の発明では、原子力施設の燃料貯
蔵用プールに設置され、複数の燃料集合体を複数行およ
び複数列の行列状配置で区分収納する格子状セルを有す
る直方体状の使用済燃料貯蔵ラックにおいて、前記格子
状セルは、ラック最外周に配置される外枠板と、前記燃
料集合体の一体の幅に略相当する横幅およびその燃料集
合体の有効長に略相当する長さをもち前記外枠板で囲ま
れる空間を複数行および複数列に区分する配置とされた
複数の短冊状枠板と、これらの短冊状枠板同士またはそ
の短冊状枠板と前記外枠板とを嵌合保持する保持部材と
により形成し、前記保持部材は円板または多角形板から
なり、前記短冊状枠板に設けたスリットに嵌合すること
により前記短冊状枠板を連結するものであることを特徴
とする使用済燃料貯蔵ラックを提供する。
【0023】請求項9の発明では、請求項1から8まで
のいずれかに記載の使用済燃料貯蔵ラックにおいて、短
冊状枠板は高い中性子吸収能を有する材料によって構成
され、外枠、支柱、格子板、ベース板または保持部材は
前記短冊状枠板の材料よりも中性子吸収能が低い材料に
よって構成されていることを特徴とする使用済燃料貯蔵
ラックを提供する。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る使用済燃料貯
蔵ラックの実施形態について、図1〜図12を参照して
説明する。
【0025】図1〜図7は本発明の第1実施形態を示し
ている。図1は使用済燃料貯蔵ラックの平面図であり、
図2は図1のD−D線拡大断面図である。図3は図2の
E−E線断面図であり、図4および図5はそれぞれ図3
のF部およびG部の拡大図である。図6は使用済燃料貯
蔵ラックの下部構成を示す分解斜視図であり、図7は同
じく上部構成を示す分解斜視図である。
【0026】これらの図に示すように、本実施形態の使
用済燃料貯蔵ラック11は、複数の燃料集合体12を複
数行および複数列の行列配置で区分収納する格子状の燃
料貯蔵セル13を有する直方体状の構成となっている。
燃料貯蔵セル13は、複数の短冊状枠板14と、これら
を嵌合保持するための支柱15と、ラック外周壁となる
外枠板16とによって区画形成されている。なお、使用
済燃料貯蔵ラック11に収容される燃料集合体12の下
端部は、後述するベース板17によって支持される。ま
た、使用済燃料貯蔵ラック11は使用済燃料貯蔵プール
の底面に設けられた図示しないベース上に、ボルトおよ
びナット等により固定される。
【0027】各短冊状枠板14はそれぞれ、一つの燃料
集合体12の一辺の幅に略相当する横幅と、その燃料集
合体12の有効長に略相当する長さを持つ縦長な長方形
状の一体構造物とされている。支柱15は短冊状枠板1
4と略同一長さのもので、その外側面に、短冊状枠板1
4の縦方向に沿う端面を嵌合保持するための縦長な溝1
8を有する構造とされている。本実施形態では、この支
柱15として、外枠板16の内面に沿って配置されるラ
ック外周部配置用支柱15aと、その内側に配置される
ラック内周部配置用支柱15bとを2種類備えている。
【0028】ラック外周部配置用支柱15aは、図3お
よび図5に示すように一つの溝18を有するもので、外
枠板16の内面に間隔的に固定配置され、その溝18に
1枚の短冊状枠板14が嵌合保持される。また、ラック
内周部配置用支柱15bは図3および図4に示すよう
に、外周面に90度間隔で4つの溝18を有し、各溝1
8にそれぞれ短冊状枠板14が計4枚、嵌合保持され
る。なお、各溝18の幅は、それぞれ短冊状枠板14の
肉厚と略同一であり、各短冊状枠板14を確実に保持す
ることができる。
【0029】そして、縦横に配列した複数の短冊状枠板
14の各両側端部を支柱15a,15bの各溝18に嵌
合保持させることにより、短冊状枠板14を四面に持つ
燃料貯蔵セル13が形成され、かつ、隣接する燃料貯蔵
セル13は支柱15により連結されている。
【0030】また、短冊状枠板14の下端部には、図6
に示すように、舌片状の突起19が形成されており、ラ
ック底部に配置されるベース板17に設けた溝26に、
これらの突起19を嵌合することにより、短冊状枠板1
4がベース板17に位置決めされて連結されている。さ
らに、支柱15の下端部にはピン状の突起21が突設さ
れている。この突起21の長さは、ベース板17の板厚
よりも大きく、ベース板17に設けた貫通穴27にその
上面側から嵌合挿入され、その下面側に貫通している。
この支柱15の突起21の貫通端部を、ベース板17の
下面側に溶接接合することにより、ベース板17と支柱
15とが連結固定されている。
【0031】一方、燃料貯蔵セル13の上部には図7に
示すように、燃料集合体の水平方向荷重を支持するため
の格子板25が設けられている。この格子板25は、ス
リット23,24を介して互いに井桁状に組合う複数の
上側エレメント25aおよび下側エレメント25bから
なり、上側エレメント25aのスリット23はその上側
エレメント25aの長手方向に沿って間隔的に形成され
た下側開口スリットであり、下側エレメント25bのス
リット24はそのエレメント25bの長手方向に沿って
間隔的に形成された上側開口スリットである。このよう
な格子板25が組合った状態で、外枠板16の上端部内
側に配置され、支柱15および短冊状枠板14の上端部
上に交点を一致させた状対で搭載され、これにより燃料
貯蔵セル13と一致する孔を有する格子が形成されてい
る。
【0032】このような構成において、短冊状枠板14
は中性子吸収能の高い材料によって構成される一方、外
枠板16、支柱15、格子板25およびベース板17は
短冊状枠板14に比べて中性子吸収能の低い材料によっ
て構成されている。
【0033】具体的には、短冊状枠板14の材料として
はボロン添加ステンレス鋼が適用され、また外枠板1
6、支柱15、格子板25およびベース板17の材料と
してはボロンを添加しない通常のステンレス鋼が適用さ
れている。
【0034】なお、ボロン添加ステンレス鋼およびボロ
ンを添加していないステンレス鋼は、いずれも使用済燃
料から放出される中性子を吸収する機能を持つ。短冊状
枠板14の材料として適用されるボロン添加ステンレス
鋼は、添加するボロン量が多くなるに従って溶接性が低
下するため、溶接せずに内側のみに配置して中性子吸収
材としての役割を果たす。
【0035】このため、従来の使用済燃料貯蔵ラック1
に使用していたボロン添加ステンレス鋼に比べてボロン
量の多いボロン添加ステンレス鋼、あるいは濃縮ボロン
添加ステンレス鋼を内側に配置する短冊状枠板14の材
料に適用して板厚を小さくすることにより、さらに稠密
度が高く、且つ十分な中性子吸収効果を持つ使用済燃料
貯蔵ラック11を実現することができる。
【0036】また、ボロン添加ステンレス鋼の溶接をな
くすることにより、使用済燃料貯蔵ラック11の製造に
おいて困難な作業が削減され、製造コストの大幅な低廉
が実現する。
【0037】なお、本実施形態では、外枠板16と、支
柱15、格子板25およびベース板17の材料として、
ボロンを添加しない通常のステンレス鋼を適用している
が、短冊状枠板14と比較してボロン添加量の少ないボ
ロン添加ステンレス鋼によって構成してもよい。
【0038】例えば将来、燃料の高燃焼化により、さら
に中性子吸収能に優れた使用済燃料貯蔵ラック11が要
求されることが考えられるが、その場合には水の中性子
吸収効果を利用するために支柱15を中空にして、その
中空部分を水で満たすことができる。あるいは、中空に
した支柱15内部にボロン添加ステンレス鋼または濃縮
ボロン添加ステンレス鋼を充填することにより、中性子
吸収能を高めることができる。
【0039】また、本実施形態では、短冊状枠板14に
ボロン添加ステンレス鋼または濃縮ボロン添加ステンレ
ス鋼を使用したが、本発明はこれに限らず、他に中性子
吸収材として効果のある材料、例えばハフニウムやガド
リニウム等を適用することも可能である。
【0040】なお、本発明では以上の実施形態に限らず
種々の変更が可能であり、図8〜図11に変形例をそれ
ぞれ他の実施形態として示している。このような構成に
よれば、組立て等の容易化が図れる。
【0041】図8は、各短冊状枠板14を分割構成とし
たものを示している。すなわち、前記実施形態では、燃
料集合体12の有効長に略相当する長さの一体構造の短
冊状枠板14を有する構成としたが、この一体構造の短
冊状枠板14に代えて、図8に示すように、上下方向の
長さが短い複数の短冊状枠板14による分割型の構成と
し、支柱15の溝18へ複数枚積層した状態で嵌め込む
ことにより、燃料集合体12の有効長に略相当する長さ
とすることが可能である。
【0042】また、図9は、支柱15とベース板17と
の連結部の変形例を示している。すなわち、支柱15の
下端にねじ穴22aを形成し、ベース板17にあけた透
孔22bを介して、ボルト22を支柱15のねじ穴22
aに螺合し、これにより支柱15の位置決め固定を行う
ようにしたものである。
【0043】図10および図11は、支柱15の上端に
格子板25を連結するようにしたものである。図10の
例では、支柱の上端に十字形の溝28を形成し、この溝
に格子板25の交差部を嵌合挿入するようにしたもので
ある。これにより、支柱15と格子板25とを一体的に
固定することができる。また、図11の例では、格子板
25の交差部の下端部に開口穴を形成し、支柱15の上
端に突設したピン状の突起部30を嵌合挿入するように
したものである。このような構成によっても、支柱15
と格子板25とを一体的に固定することができる。
【0044】図12は、前記実施形態における支柱15
に代え、短冊状枠板14同士、およびこれと外枠板とを
連結保持する保持部材を設けたものである。すなわち、
短冊状枠板14および図示しない外枠板の上下方向に間
隔的に、かつ同一高さ位置にスリット31をそれぞれ設
けるとともに、保持部材31としての円板または多角形
板を備える。そして、短冊状枠板14に設けたスリット
30に保持部材31を嵌合することにより、短冊状枠板
14同士およびこれらと図示しない外枠板とを連結する
ようにしてもよい。
【0045】以上の実施形態の構成によれば、外枠板1
6と燃料貯蔵セル13上部に配置される格子板25と
が、燃料集合体12の水平方向荷重を十分に支持するた
め、燃料貯蔵セル13を形成する短冊状枠板14を溶接
接合することなく組立てることができ、地震時等の振動
にも耐え、多数の燃料集合体12を収容して安全かつ確
実に貯蔵することができる。
【0046】また、格子状の燃料貯蔵セル13を溶接作
業なく形成することができるので、製作が容易となり、
使用済燃料貯蔵ラックの製造コストを削減することがで
きる。
【0047】さらに、ボロン量の多いボロン添加ステン
レス鋼、濃縮ボロン添加ステンレス鋼等を適用すること
により、使用済燃料貯蔵ラックの中性子吸収能を高める
ことができる。
【0048】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、格子状
の燃料貯蔵セルを溶接作業なく形成することができるの
で製作が容易となり、使用済燃料貯蔵ラックの製造コス
トを削減することができ、さらにボロン量の多いボロン
添加ステンレス鋼、濃縮ボロン添加ステンレス鋼を適用
することにより、使用済燃料貯蔵ラックの中性子吸収能
を高めることができる等の効果が奏される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る使用済燃料貯蔵ラックの一実施形
態を、一部断面にして示す平面図。
【図2】図1のD−D線断面図。
【図3】図2のE−E線断面図
【図4】図3のF部拡大図。
【図5】図3のG部拡大図。
【図6】前記実施形態の使用済燃料貯蔵ラックの下部の
分解斜視図。
【図7】前記実施形態の使用済燃料貯蔵ラックの上部の
分解斜視図。
【図8】本発明の他の実施形態による短冊状枠板を示す
の分解斜視図。
【図9】本発明の他の実施形態による支柱とベース板と
の接合構造を示す分解斜視図。
【図10】本発明の他の実施形態による支柱と格子板と
の接合構造を示す分解斜視図。
【図11】本発明の他の実施形態による支柱と格子板と
の接合構造を示す分解斜視図。
【図12】本発明の他の実施形態による支柱接合構造を
示す分解斜視図。
【図13】従来の使用済燃料貯蔵ラックを示す平面図。
【図14】従来の使用済燃料貯蔵ラックにおける短冊状
格子板と平板状格子板との組合せ状態を説明するための
分解斜視図。
【図15】図13のA−A線拡大断面図。
【図16】図15のB−B線断面図。
【図17】図15のC−C線断面図。
【符号の説明】
1 使用済燃料貯蔵ラック 2 燃料集合体 3 格子状セル 4 平板格子板 5 短冊状格子板 6 突起 7 凹部 8 スリット 9 溶接部 10 ベース 11 使用済燃料貯蔵ラック 12 燃料集合体 13 燃料貯蔵セル 14 短冊状枠板 15 支柱 16 外枠板 17 ベース板 18 溝 19 突起 21 突起 22 ボルト 23 スリット 24 円板 25 格子板 26 溝 27 貫通穴 28 溝 29 穴 30 突起部 22 ボルト 31 スリット 32 保持部材
【手続補正書】
【提出日】平成12年4月13日(2000.4.1
3)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項8
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、請求項1の発明では、核燃料貯蔵用プールに設置
され、複数の燃料集合体を複数行および複数列の行列状
配置で区分収納する格子状セルを有する直方体状の使用
済燃料貯蔵ラックにおいて、前記格子状セルは、ラック
最外周に配置される外枠板と、前記燃料集合体の一体の
幅に略相当する横幅およびその燃料集合体の有効長に略
相当する長さをもち前記外枠板で囲まれる空間を複数行
および複数列に区分する配置とされた複数の短冊状枠板
と、これらの短冊状枠板同士を嵌合保持する支柱と、外
側の短冊状枠板を前記外枠板に嵌合保持する手段とによ
り形成し、かつ前記燃料貯蔵セルの上部に、前記燃料集
合体の水平方向荷重を支持する格子板を設けるととも
に、前記燃料貯蔵セルの下部に、前記燃料集合体の垂直
荷重を支持するベース板を設けたことを特徴とする使用
済燃料貯蔵ラックを提供する。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】請求項8の発明では、核燃料貯蔵用プール
に設置され、複数の燃料集合体を複数行および複数列の
行列状配置で区分収納する格子状セルを有する直方体状
の使用済燃料貯蔵ラックにおいて、前記格子状セルは、
ラック最外周に配置される外枠板と、前記燃料集合体の
一体の幅に略相当する横幅およびその燃料集合体の有効
長に略相当する長さをもち前記外枠板で囲まれる空間を
複数行および複数列に区分する配置とされた複数の短冊
状枠板と、これらの短冊状枠板同士を嵌合保持する保持
部材と、外側の短冊状枠板を前記外枠板に嵌合保持する
保持部材とにより形成し、前記短冊状枠板に設けたスリ
ットに嵌合することにより前記短冊状枠板を連結するも
のであることを特徴とする使用済燃料貯蔵ラックを提供
する。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0031
【補正方法】変更
【補正内容】
【0031】一方、燃料貯蔵セル13の上部には図7に
示すように、燃料集合体の水平方向荷重を支持するため
の格子板25が設けられている。この格子板25は、ス
リット23,24を介して互いに井桁状に組合う複数の
上側エレメント25aおよび下側エレメント25bから
なり、上側エレメント25aのスリット23はその上側
エレメント25aの長手方向に沿って間隔的に形成され
た下側開口スリットであり、下側エレメント25bのス
リット24はそのエレメント25bの長手方向に沿って
間隔的に形成された上側開口スリットである。このよう
な格子板25が組合った状態で、外枠板16の上端部内
側に配置され、支柱15および短冊状枠板14の上端部
上に交点を一致させた状態で搭載され、これにより燃料
貯蔵セル13と一致する孔を有する格子が形成されてい
る。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0044
【補正方法】変更
【補正内容】
【0044】図12は、前記実施形態における支柱15
に代え、短冊状枠板14同士、およびこれと外枠板とを
連結保持する保持部材を設けたものである。すなわち、
短冊状枠板14および図示しない外枠板の上下方向に間
隔的に、かつ同一高さ位置にスリット31をそれぞれ設
けるとともに、保持部材32としての円板または多角形
板を備える。そして、短冊状枠板14に設けたスリット
30に保持部材31を嵌合することにより、短冊状枠板
14同士およびこれらと図示しない外枠板とを連結する
ようにしてもよい。
【手続補正7】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原子力施設の燃料貯蔵用プールに設置さ
    れ、複数の燃料集合体を複数行および複数列の行列状配
    置で区分収納する格子状セルを有する直方体状の使用済
    燃料貯蔵ラックにおいて、前記格子状セルは、ラック最
    外周に配置される外枠板と、前記燃料集合体の一体の幅
    に略相当する横幅およびその燃料集合体の有効長に略相
    当する長さをもち前記外枠板で囲まれる空間を複数行お
    よび複数列に区分する配置とされた複数の短冊状枠板
    と、これらの短冊状枠板同士またはその短冊状枠板と前
    記外枠板とを嵌合保持する支柱とにより形成し、かつ前
    記燃料貯蔵セルの上部に、前記燃料集合体の水平方向荷
    重を支持する格子板を設けるとともに、前記燃料貯蔵セ
    ルの下部に、前記燃料集合体の垂直荷重を支持するベー
    ス板を設けたことを特徴とする使用済燃料貯蔵ラック。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の使用済燃料貯蔵ラックに
    おいて、短冊状枠板は下端に突起部を有し、この突起部
    をベース板に設けた溝に嵌合することにより位置決めさ
    れていることを特徴とする使用済燃料貯蔵ラック。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の使用済燃料貯蔵ラックに
    おいて、格子板は、スリットを介して互いに井桁状に組
    合う複数の上側エレメントおよび下側エレメントからな
    り、前記上側エレメントのスリットはそのエレメントの
    長手方向に沿って間隔的に形成された下側開口スリット
    であり、前記下側エレメントのスリットはそのエレメン
    トの長手方向に沿って間隔的に形成された上側開口スリ
    ットであることを特徴とする使用済燃料貯蔵ラック。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の使用済燃料貯蔵ラックに
    おいて、短冊状枠板は、燃料集合体の長さ方向に沿う一
    枚の長方形状の板材、または燃料集合体の長さ方向に沿
    って積層された複数の分割板材からなることを特徴とす
    る使用済燃料貯蔵ラック。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の使用済燃料貯蔵ラックに
    おいて、支柱の底部はベース板に嵌合または螺合されて
    いることを特徴とする使用済燃料貯蔵ラック。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の使用済燃料貯蔵ラックに
    おいて、格子板は支柱の上端に嵌合または螺合されてい
    ることを特徴とする使用済燃料貯蔵ラック。
  7. 【請求項7】 請求項1記載の使用済燃料貯蔵ラックに
    おいて、支柱の上端部またはその上に配置する格子板の
    交差部に溝、穴または突起の少なくともいずれかが形成
    され、これらを嵌合させることにより前記支柱と前記格
    子板とが連結されていることを特徴とする使用済燃料貯
    蔵ラック。
  8. 【請求項8】 原子力施設の燃料貯蔵用プールに設置さ
    れ、複数の燃料集合体を複数行および複数列の行列状配
    置で区分収納する格子状セルを有する直方体状の使用済
    燃料貯蔵ラックにおいて、前記格子状セルは、ラック最
    外周に配置される外枠板と、前記燃料集合体の一体の幅
    に略相当する横幅およびその燃料集合体の有効長に略相
    当する長さをもち前記外枠板で囲まれる空間を複数行お
    よび複数列に区分する配置とされた複数の短冊状枠板
    と、これらの短冊状枠板同士またはその短冊状枠板と前
    記外枠板とを嵌合保持する保持部材とにより形成し、前
    記保持部材は円板または多角形板からなり、前記短冊状
    枠板に設けたスリットに嵌合することにより前記短冊状
    枠板を連結するものであることを特徴とする使用済燃料
    貯蔵ラック。
  9. 【請求項9】 請求項1から8までのいずれかに記載の
    使用済燃料貯蔵ラックにおいて、短冊状枠板は高い中性
    子吸収能を有する材料によって構成され、外枠、支柱、
    格子板、ベース板または保持部材は前記短冊状枠板の材
    料よりも中性子吸収能が低い材料によって構成されてい
    ることを特徴とする使用済燃料貯蔵ラック。
JP11250645A 1999-09-03 1999-09-03 使用済燃料貯蔵ラック Expired - Fee Related JP3080954B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11250645A JP3080954B1 (ja) 1999-09-03 1999-09-03 使用済燃料貯蔵ラック

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11250645A JP3080954B1 (ja) 1999-09-03 1999-09-03 使用済燃料貯蔵ラック

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP3080954B1 JP3080954B1 (ja) 2000-08-28
JP2001074878A true JP2001074878A (ja) 2001-03-23

Family

ID=17210950

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11250645A Expired - Fee Related JP3080954B1 (ja) 1999-09-03 1999-09-03 使用済燃料貯蔵ラック

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3080954B1 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008099815A1 (ja) * 2007-02-13 2008-08-21 Kabushiki Kaisha Toshiba 使用済燃料貯蔵ラック
JP2013104853A (ja) * 2011-11-16 2013-05-30 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 使用済燃料ラックの補強構造
JP2013124860A (ja) * 2011-12-13 2013-06-24 Toshiba Corp 使用済燃料貯蔵ラック
JP2014163761A (ja) * 2013-02-22 2014-09-08 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 燃料収納ラック

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008099815A1 (ja) * 2007-02-13 2008-08-21 Kabushiki Kaisha Toshiba 使用済燃料貯蔵ラック
JP2008196971A (ja) * 2007-02-13 2008-08-28 Toshiba Corp 使用済燃料貯蔵ラック
JP4621699B2 (ja) * 2007-02-13 2011-01-26 株式会社東芝 使用済燃料貯蔵ラック
US8223914B2 (en) 2007-02-13 2012-07-17 Kabushiki Kaisha Toshiba Spent fuel storage rack
JP2013104853A (ja) * 2011-11-16 2013-05-30 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 使用済燃料ラックの補強構造
JP2013124860A (ja) * 2011-12-13 2013-06-24 Toshiba Corp 使用済燃料貯蔵ラック
JP2014163761A (ja) * 2013-02-22 2014-09-08 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 燃料収納ラック

Also Published As

Publication number Publication date
JP3080954B1 (ja) 2000-08-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2112665B1 (en) Spent fuel storage rack
US9679668B2 (en) Spent fuel storage rack
JPH1164572A (ja) 核燃料棒集合体の貯蔵ラック
JP3080954B1 (ja) 使用済燃料貯蔵ラック
JP5537353B2 (ja) 使用済燃料貯蔵ラック
JP5058089B2 (ja) 使用済燃料貯蔵ラックおよびその製造方法
JP5491852B2 (ja) 使用済燃料貯蔵ラック
JP2001183491A (ja) 使用済燃料貯蔵ラック
JP2000121783A (ja) 使用済燃料貯蔵ラックおよびその製造方法
JP3794814B2 (ja) 原子炉燃料集合体用ラック組立体
JP7161960B2 (ja) 収納セル、核燃料貯蔵用ラック、収納セルの製造方法並びに核燃料貯蔵用ラックの製造方法
JP2010014681A (ja) 使用済み燃料貯蔵ラックおよびその製造方法
JP2003066184A (ja) 燃料貯蔵ラック
JP2939459B2 (ja) 使用済燃料貯蔵ラックとその製造方法
JPH08136695A (ja) 使用済核燃料の輸送・貯蔵容器の収納バスケット
JP2807361B2 (ja) 使用済燃料貯蔵ラックとその製造方法
JP4043161B2 (ja) 使用済燃料貯蔵ラック
JP2002107485A (ja) 使用済み燃料貯蔵ラック
JPH11304986A (ja) 使用済燃料貯蔵ラックおよびその製造方法
JP2004138483A (ja) 使用済み燃料貯蔵ラックおよび使用済み燃料の配置方法
KR100451028B1 (ko) 원자로연료체용저장래크
JPH10142387A (ja) 使用済燃料貯蔵ラック及びその製造方法
JPH11153691A (ja) 使用済燃料貯蔵ラックおよびその製造方法
JPH10274691A (ja) 使用済燃料冷却貯蔵設備の支持装置
JP2002257978A (ja) 使用済燃料貯蔵ラックおよびその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090623

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090623

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100623

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100623

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110623

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120623

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120623

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130623

Year of fee payment: 13

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees