JP5615467B1 - ガス遮断器およびブッシングの取付け方法 - Google Patents

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Abstract

枝管2bの上端部に、碍管11bと枝管2bとの接続のための挿入ガイド付きアダプタ5bを設ける。挿入ガイド付きアダプタ5bは、枝管2bの軸方向に伸びる挿入ガイド部6bを備える。中心導体8bの下端を消弧室3の差し込み部4bに差し込んだ後は、碍管11bのフランジ10bを挿入ガイド部6bの案内で挿入ガイド付きアダプタ5bに挿入する。これにより、ブッシング7bと枝管2bとの自動調芯がされた状態で、中心導体8bの下端部9bが差し込み部4bに差し込まれる。

Description

本発明は、ブッシングを備えたガス遮断器およびガス遮断器へのブッシングの取付け方法に関する。
ブッシングは、例えば磁器製またはポリマー製の碍管の内部に中心導体を貫通させて構成される(例えば、特許文献1参照)。
また、ブッシングが接続されたガス遮断器では、中心導体の端部は遮断器タンク内の消弧室に設けられた差し込み部に差し込まれており、これによりブッシングはガス遮断器と電気的に接続される。
特開平9−320404号公報
しかしながら、従来のガス遮断器では、ブッシングを消弧室へ取付ける際に、ブッシングが正規の角度からずれて差し込まれた場合には、中心導体が差し込み部で例えば固渋してしまうことがあった。
すなわち、従来のブッシングの取付け構造では、ブッシングの消弧室への取付け時におけるブッシングの角度調整は、組立作業者の目視に頼るものであり、ブッシングの傾斜角度が正規の角度からずれていた場合には、中心導体の端部が差し込み部に差し込まれずに差し込み部に乗り上げたり、あるいは、差し込み部に差し込まれても差し込みの途中で固渋してしまうことがあり、作業性が非常に悪くなっていた。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、ブッシングの取付けが容易で、組立作業性が向上したガス遮断器およびブッシングの取付け方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係るガス遮断器は、設置面に対して軸を平行にして配置された遮断器タンク内に収納され、ブッシング取付け用の差し込み部が設けられた消弧室と、前記遮断器タンクの上部側面から分岐した枝管に接続され、下端部にフランジが設けられた碍管と、当該碍管の内部を貫通し前記枝管を介して下端部が前記差し込み部に差し込まれた中心導体とを有するブッシングと、前記碍管と前記枝管との接続のために前記枝管の先端部に設けられ、前記枝管の軸方向に伸びる挿入ガイド部を有すると共に、前記フランジが挿入された挿入ガイド付きアダプタと、を備え、前記中心導体の下端が前記差し込み部に差し込まれた後は、前記フランジが前記挿入ガイド部の案内に従って前記挿入ガイド付きアダプタに挿入されることで、前記ブッシングと前記枝管との自動調芯がされるものであることを特徴とする。
本発明によれば、ブッシングの取付けが容易で、組立作業性が向上する、という効果を奏する。
図1は、実施の形態に係るガス遮断器の構成を示す断面図である。 図2は、図1の部分拡大図である。 図3は、実施の形態に係るブッシングの取付け方法について説明するための図である。 図4は、従来のブッシングの取付け構造(差し込み途中状態)を示した図である。 図5は、従来のブッシングの取付け構造(差し込み完了状態)を示した図である。
以下に、本発明の実施の形態に係るガス遮断器およびブッシングの取付け方法を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態.
図1は、本実施の形態に係るガス遮断器の構成を示す断面図である。また、図2は、図1の部分拡大図であり、特に、ブッシング7bの取付け構造を示している。なお、ブッシング7aの取付け構造も図2と同様である。
電力用開閉装置としてのガス遮断器1は、遮断器タンク2内に消弧室3が収納されて成る本体と、この本体に接続されるブッシング7a,7bとを備えている。ガス遮断器1は、例えば三相のうちの一相の構成を示している。
遮断器タンク2は、筒状の金属製のタンクから成り、軸を設置面に平行にして配置されている。すなわち、ガス遮断器1は、いわゆる横型の遮断器である。遮断器タンク2内には絶縁性ガスが密封される。また、遮断器タンク2の軸方向の一端には、ガス遮断器1の操作装置15が配置されている。また、遮断器タンク2の端部2cは、ブッシング7a,7bの取付け時に、蓋板を外した状態で目視のための開口部となる。なお、遮断器タンク2は、架台16上に載置されている。
遮断器タンク2の主管の上部側面には、軸方向に距離を隔てて、枝管2a,2bが設けられている。枝管2a,2bは、主管から一定の長さ引き出され、例えば互いに離れる方向に傾斜している。
消弧室3内には、図示しない固定接触子および可動接触子が配置されている。可動接触子はブッシング7a側に配置され、固定接触子はブッシング7b側に配置される。消弧室3内では、開閉時に可動接触子と固定接触子との間に生ずるアークが消弧される。消弧室3には、ブッシング7a,7bを取付けるための差し込み部4a,4bが設けられている。差し込み部4a,4bは、それぞれ、例えばコンタクトフォルダから成る。中心導体8a,8bの下端部は、それぞれコンタクト状に形成されており、差し込み部4a,4bに摺動接触して差し込まれるようになっている。差し込み部4a,4bの開口方向は、それぞれ、枝管2a,2bの軸方向であり、ブッシング7a,7bの傾斜角度を決める。つまり、ブッシング7a,7bを取付けた後は、枝管2a,2bの軸方向と、中心導体8a,8bの軸方向と、碍管11a,11bの軸方向は、互いに一致する。枝管2a,2bは、それぞれ、差し込み部4a,4bの位置に応じて設けられている。
ブッシング7aは、可動接触子側に配置されるブッシングであり、外周面に複数のひだが設けられた筒状の碍管11aの内部に中心導体8aが延設されて構成される。碍管11aは、例えば磁器碍管またはポリマー碍管である。碍管11a内には、絶縁性ガスが密封される。
中心導体8aは、碍管11aの軸に沿って延伸し、ブッシング7aの傾斜角度と同じ角度で傾斜している。中心導体8aの上端は碍管11aの上端まで伸び、中心導体8aの上端部は図示しない電力ケーブル等に接続される。また、中心導体8aの長さは、碍管11aの長さよりも長く、中心導体8aは碍管11aを貫通し、枝管2aを介して中心導体8aの下端部9aは、碍管11aの下端から一定の距離伸びた状態で、差し込み部4aに差し込まれている。
碍管11aの下端部には、フランジ10aが設けられている。フランジ10aは、碍管11aの下端部の外周面に周方向の全周にわたって鍔状に設けられており、例えば円環状である。
枝管2aの先端部(上端部)の外周には、碍管11aと枝管2aとの接続のために挿入ガイド付きアダプタ5aが設けられている。詳細には、挿入ガイド付きアダプタ5aは、碍管11aの下端面およびフランジ10aの下端面と当接する上端面を有する例えば円環板状の基部と、当該基部の上端面に垂直に立設された挿入ガイド部6aとを備えている。挿入ガイド部6aは、フランジ10aの形状に応じた円筒状であり、フランジ10aを挿入ガイド付きアダプタ5aに挿入する際の案内をするものである。挿入ガイド付きアダプタ5aの基部は、枝管2aの軸方向と直交するように配置される。挿入ガイド部6aは、枝管2aと反対側に向かって枝管2aの軸方向に伸びている。碍管11aの下端の内径は、例えば、枝管2aの上端の外径よりも大きい。挿入ガイド部6aの内径は、フランジ10aの外径よりも僅かに大きく、フランジ10aが挿入ガイド付きアダプタ5aに嵌入するようにして挿入されている。
また、枝管2aの外周には、計器用変流器12aが設けられている。計器用変流器12aは、筒状の計器用変流器タンク内に、中心導体8aに流れる電流を計測する機器(図示せず)を備えている。
ブッシング7bは、可動接触子側に配置されるブッシングであり、外周面に複数のひだが設けられた筒状の碍管11bの内部に中心導体8bが延設されて構成される。碍管11bは、例えば磁器碍管またはポリマー碍管である。碍管11b内には、絶縁性ガスが密封される。
中心導体8bは、碍管11bの軸に沿って延伸し、ブッシング7bの傾斜角度と同じ角度で傾斜している。中心導体8bの上端は碍管11bの上端まで伸び、中心導体8bの上端部は図示しない電力ケーブル等に接続される。また、中心導体8bの長さは、碍管11bの長さよりも長く、中心導体8bは碍管11bを貫通し、枝管2bを介して中心導体8bの下端部9bは、碍管11bの下端から一定の距離伸びた状態で、差し込み部4bに差し込まれている。
碍管11bの下端部には、フランジ10bが設けられている。フランジ10bは、碍管11bの下端部の外周面に周方向の全周にわたって鍔状に設けられており、例えば円環状である。
枝管2bの先端部(上端部)の外周には、碍管11bと枝管2bとの接続のために挿入ガイド付きアダプタ5bが設けられている。詳細には、挿入ガイド付きアダプタ5bは、碍管11bの下端面およびフランジ10bの下端面と当接する上端面を有する例えば円環板状の基部と、当該基部の上端面に垂直に立設された挿入ガイド部6bとを備えている。挿入ガイド部6bは、フランジ10bの形状に応じた円筒状であり、フランジ10bを挿入ガイド付きアダプタ5bに挿入する際の案内をするものである。挿入ガイド付きアダプタ5bの基部は、枝管2bの軸方向と直交するように配置される。挿入ガイド部6bは、枝管2bと反対側に向かって枝管2bの軸方向に伸びている。碍管11bの下端の内径は、例えば、枝管2bの上端の外径よりも大きい。挿入ガイド部6bの内径は、フランジ10bの外径よりも僅かに大きく、フランジ10bが挿入ガイド付きアダプタ5bに嵌入するようにして挿入されている。
また、枝管2bの外周には、計器用変流器12bが設けられている。計器用変流器12bは、筒状の計器用変流器タンク内に、中心導体8bに流れる電流を計測する機器(図示せず)を備えている。
次に、図3を参照して、本実施の形態に係るブッシングの取付け方法について説明する。図3は、本実施の形態に係るブッシングの取付け方法について説明するための図であり、具体的にはブッシング7bの取付け方法を示している。なお、ブッシング7aの取付け方法についても同様である。
まず、ブッシング7bを概略枝管2bの軸方向に平行に傾斜させ、矢印Pの方向に移動させて、枝管2bを介して中心導体8bの下端(先端)を差し込み部4bに差し込む(図3(a))。
この際、中心導体8bの下端を差し込み部4bに差し込んだ状態で、フランジ10bと挿入ガイド付きアダプタ5bとの間に隙間20があるようにする。ここで、挿入ガイド部6bの高さは、少なくとも、中心導体8bの下端が差し込み部4bの上端と軸方向に一致したときに挿入ガイド部6bの上端とフランジ10bの下端との間に軸方向に隙間ができるように設定されているものとする。なお、この場合の軸方向は、挿入ガイド付きアダプタ5bの軸方向であり、枝管2bの軸方向に等しく、差し込み部4bの開口方向に等しい。この状態では、中心導体8bの下端部9bは、差し込み部4bに完全に差し込まれていない。
続いて、挿入ガイド部6bの案内に従ってフランジ10bを挿入ガイド付きアダプタ5bに挿入することで、中心導体8bの下端部9bをさらに差し込み部4bに差し込む(図3(b))。こうすることで、ブッシング7bと枝管2bとが自動調芯され、ブッシング7bを正規の角度で傾斜させた状態で中心導体8bを差し込み部4bに差し込むことが可能となる。この際、フランジ10bと挿入ガイド付きアダプタ5bとの間に隙間20があることにより、先に中心導体8bの先端を位置合わせのために差し込み部4b内に差し込んだ後、挿入ガイド付きアダプタ5bにフランジ10bを挿入することで、ブッシング7bの軸線が枝管2bの軸線に一致し、ブッシング7bが枝管2bと自動調芯される。そして、フランジ10bの下端面が挿入ガイド付きアダプタ5bの基部の上端面に当接したときに差し込みが完了し、中心導体8bの下端部9bは差し込み完了位置まで差し込み部4bに差し込まれることとなる(図2)。
他方、図4および図5では、従来のブッシングの取付け方法を示している。図4は、差し込み途中におけるブッシング取付け構造を示し、図5は、差し込み完了時におけるブッシング取付け構造を示している。なお、図4および図5では、図1〜図3で示した構成要素と同一のものには同一の符号を付している。
図4および図5に示すように、従来のブッシングの取付け構造では、枝管2bの先端部に設けられたアダプタ50は円環状であり、本実施の形態のように挿入ガイド部6bを備えていない。
そのため、ブッシング7bの傾斜角度が正規の角度からずれていた場合には、中心導体8bの下端部9bが差し込み部4bに乗り上げたり、あるいは、差し込み部4bに差し込まれても差し込みの途中で固渋してしまうことがあり、作業性が非常に悪くなっていた。
これに対し、本実施の形態では、枝管2aの先端部には挿入ガイド付きアダプタ5aを、枝管2bの先端部には挿入ガイド付きアダプタ5bを設けるようにしている。従って、本実施の形態によれば、中心導体8a,8bの下端を差し込み部4a,4bに差し込んだ後は、ブッシング7a,7bが枝管2a,2bと自動調芯されるため、ブッシング7a,7bの取付けが容易となり、組立作業性が向上する。
特に、図示例のように、ブッシング7a,7bが傾斜している場合には、ブッシング7a,7bが設置面に対して垂直に延伸する場合よりも取付けが困難であることから、本実施の形態を適用することによる組立作業性の改善が著しい。
また、ブッシング7a,7bの取付け作業では、端部2cが点検用の開口部となるが、可動側のブッシング7aは端部2cから遠いため、差し込み部4aが見え難く、従来は作業性が非常に悪くなっていたが、本実施の形態を適用することで、ブッシング7aの取付け時の作業性もブッシング7bの場合と同様に向上する。
また、碍管11a,11bにポリマー碍管を使用した場合は、磁器碍管を使用した場合に比べて、経年劣化が想定されるため、交換時期が短くなる可能性があるが、このような場合でも、本実施の形態によれば、現地でのブッシング7a,7bの取替え作業を容易にすることができる。
また、本実施の形態によれば、組立時に、中心導体8a,8bの下端部9a,9bが差し込み部4a,4bで固渋することによる消弧室3部品への不必要な荷重負荷を防止することができる。
なお、本実施の形態では、三相のガス遮断器の一相の構成について説明したが、相分離型の三相の構成についても同様である。この場合、三相の遮断器タンクは各軸に直交する方向に配列され、配列方向の両端の遮断器タンクに接続されるブッシングは互いに離れるように傾斜させることがある。すなわち、相分離型の三相のガス遮断器では、ブッシングは遮断器タンクの軸方向および配列方向の双方について傾斜することがあり、このような場合には、一般にブッシングの取付け作業はより困難になるが、本実施の形態を適用することで、ブッシングを容易に取付けることが可能になる。
また、本実施の形態では、挿入ガイド部6a,6bをそれぞれ挿入ガイド付きアダプタ5a,5bの基部と一体に構成しているが、着脱可能に構成してもよい。こうすることで、本実施の形態を既設のガス遮断器で実現することが容易となる。
また、本実施の形態では、挿入ガイド部6a,6bを円筒状としたが、これに限らず、フランジ10a,10bを案内できるものであればよい。例えば、挿入ガイド部6a,6bは、円環状の基部(挿入ガイド付きアダプタ5a,5bの基部)の周方向に間隔をおいて配置されると共に当該基部の端面に対して垂直に伸びる複数個の弧状片から成るものであってもよい。
以上のように、本発明は、ブッシングを備えたガス遮断器およびガス遮断器へのブッシングの取付け方法として有用である。
1 ガス遮断器、2 遮断器タンク、2a,2b 枝管、2c 端部、3 消弧室、4a,4b 差し込み部、5a,5b 挿入ガイド付きアダプタ、6a,6b 挿入ガイド部、7a,7b ブッシング、8a,8b 中心導体、9a,9b 下端部、10a,10b フランジ、11a,11b 碍管、12a,12b 計器用変流器、15 操作装置、16 架台、20 隙間、50 アダプタ。



Claims (7)

  1. 設置面に対して軸を平行にして配置された遮断器タンク内に収納され、ブッシング取付け用の差し込み部が設けられた消弧室と、
    前記遮断器タンクの上部側面から分岐した枝管に接続され、下端部にフランジが設けられた碍管と、当該碍管の内部を貫通し当該碍管の下端から一定距離伸びるとともに前記枝管を介して下端部が前記差し込み部に差し込まれた中心導体とを有するブッシングと、
    前記碍管と前記枝管との接続のために前記枝管の先端部に設けられ、前記フランジの下端面と当接する基部と、この基部の上端面に立設され前記枝管の軸方向に伸びる挿入ガイド部を有する挿入ガイド付きアダプタと、
    を備え、
    前記中心導体の下端が前記差し込み部に差し込まれた後は、前記フランジが前記挿入ガイド部の案内に従って前記挿入ガイド付きアダプタに挿入されることで、前記ブッシングと前記枝管との自動調芯がされるものであることを特徴とするガス遮断器。
  2. 前記挿入ガイド部の高さは、少なくとも、前記中心導体の下端が前記差し込み部の上端と前記軸方向に一致したときに前記挿入ガイド部の上端と前記フランジの下端との間に前記軸方向に隙間ができるように設定されていることを特徴とする請求項1に記載のガス遮断器。
  3. 前記フランジは、円環状であり、
    前記挿入ガイド部は、円筒状であることを特徴とする請求項2に記載のガス遮断器。
  4. 前記挿入ガイド部は、前記挿入ガイド付きアダプタの基部に着脱可能に設けられていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のガス遮断器。
  5. 前記ブッシングは、設置面に対して傾斜していることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のガス遮断器。
  6. 前記碍管は、ポリマー碍管であることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のガス遮断器。
  7. 設置面に対して軸を平行にして配置された遮断器タンク内に収納され、ブッシング取付け用の差し込み部が設けられた消弧室と、
    前記遮断器タンクの上部側面から分岐した枝管に接続され、下端部にフランジが設けられた碍管と、当該碍管の内部を貫通し当該碍管の下端から一定距離伸びるとともに前記枝管を介して下端部が前記差し込み部に差し込まれた中心導体とを有するブッシングと、
    記枝管の端部に設けられ、前記フランジの下端面と当接する基部と、この基部の上端面に立設され前記枝管の軸方向に伸びる挿入ガイド部を有する挿入ガイド付きアダプタと、を備えたガス遮断器における前記ブッシングの取付け方法であって、
    前記中心導体の下端を、前記フランジと前記挿入ガイド部との間に前記軸方向に隙間が設けられるようにして、前記枝管を介して前記差し込み部に差し込むステップと、
    前記挿入ガイド部の案内に従って前記フランジを前記挿入ガイド付きアダプタに挿入することで、前記ブッシングと前記枝管との自動調芯がされた状態で、前記中心導体の下端部を前記差し込み部に差し込むステップと、
    を含むことを特徴とするブッシングの取付け方法。
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