JP5848377B2 - 地中線機器用端末変換アダプタ - Google Patents

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この発明は、電力供給のために路上に設置される路上設置型開閉器等の機器の取替工事において、地中から立ち上げられた既設の高圧ケーブル及び端末を利用し、新しい路上開閉器を設置出来る地中線機器用端末変換アダプタに関するものである。
従来、一般的に、図8に示す様に、路上設置型の開閉器24はマンホールあるいはハンドホール(以下、総称して「マンホール」と言う。)23上に設置され、地中から立ち上げられた高圧ケーブル22の終端部に夫々機器直結直線形終端接続端末C(以下、「直線形端末C」と言う。)を取り付けて上記開閉器24と接続している。
昨今では、図9に示す様に、機器の小型化、信頼性の向上、長寿命化等を求め、また、環境への影響を配慮した6フッ化硫黄ガス(SFガス)を使用しない気中地中多回路開閉器(T形端末用開閉器)25へと取り替えが行われており、この様なT形端末用開閉器25では、小型で施工作業性が良い機器直結T形終端接続端末(以下、「T形端末」と言う。)Bが使用されている(以下、上記「T形端末用開閉器25」を「開閉器25」と言う。)。
また、従来の上記直線形端末Cは大径であり、上記T形端末Bとは胴径が異なり、サイズが合わず、これらの端末間では互換性が無い。よって、既設の直線形端末Cを使用した開閉器24をT形端末Bを使用する開閉器25に取替を行う場合、直線形端末CをT形端末Bへと取り替える、いわゆるケーブル端末の組替となる。しかし、この様なケーブル端末の組替工事を行っていたのでは作業時間と費用が増加する一方となる。また、ケーブル端末の組替では、既設ケーブルの端末を切断するため、ケーブルの長さが足りなくなり、ケーブルの延長を伴う場合もある。
そこで、上記ケーブル端末の組替工事に当たっては、特許文献1の電力ケーブル延長用アダプタが使用されている。この電力ケーブル延長用アダプタは、マンホールの上に設置された路上機器の接続部と、前記マンホール内に存在している既設ケーブルの接続部とをお互いに接続するための電力ケーブル延長用アダプタにおいて、可撓性を備えたケーブル部と、前記ケーブル部の一端部に設けられ、前記路上機器の接続部とワンタッチ接続自在な機器側接続コネクタと、前記ケーブル部の他端部に設けられ、前記既設ケーブルの接続部とワンタッチ接続自在なケーブル側接続コネクタとを有して成るものである。
旧式路上機器と接続している既設ケーブルのケーブル部の、前記マンホール内に存在している部位を切断する切断工程と、前記旧式路上機器を撤去する撤去工程と、前記既設ケーブルの切断箇所に接続部を設ける接続部設置工程と、前記新式路上機器を前記マンホール上に設置する路上機器設置工程と、前記新式路上機器の接続部と前記既設ケーブルの接続部とを上記電力ケーブル延長用アダプタを使って接続する接続工程を行って路上機器交換が為されている。
特開2009−296773号公報
しかしながら、上記特許文献1のものでは、既設の高圧ケーブルを切断するものであって、高圧ケーブルの切断作業と言うのは、高度な技術と大変な神経を使う作業となり、やはり作業時間の増加及びコストの増加は避けられない。さらに、一つの多回路開閉器は電力会社と電力需要家との領域が分かれている場合があり、上記既設の高圧ケーブルが電力需要家の所有である場合、この高圧ケーブルの切断と言うことになると許可が得られなかったり、許可を得ることに時間がかかったりするなど各種の不都合や不便が生じることがある。
また、上記特許文献1では、地下のマンホール内で高圧ケーブルと端末との接続作業を行っているため、接続個所に防水処理を施す必要があり、さらに、その分、作業手間や費用がかかることとなる。
さらに、特殊な事例として地下容積に制限があり、開閉器24下にマンホールが置けず、ケーブルを内蔵した管路が空洞のない全面基礎となった開閉器24下部に直接立ち上がっている場合がある。このような場合では、管路内部でケーブルを接続することになるため、上記特許文献1のものでは対応することができない。
この発明は、これらの点に鑑みて為されたもので、既設の開閉器が直線形端末を使用した開閉器を新しい開閉器に取り替える場合において、当該新しい開閉器がT形端末を使用するものであっても、上記既設ケーブルを切断すること無く、当該既設ケーブルの直線形端末と直に接続が出来、また、新しい開閉器と接続が出来る、地中線機器用端末変換アダプタを提供して上記課題を解決するものである。
請求項1の発明は、機器直結T形終端接続端末用の端子を横1列に複数有する地中線機器の上記端子と、地中から立ち上げた複数のケーブルの終端部の機器直結直線形終端接続端末とを電気的に接続する端末変換アダプタであって、当該端末変換アダプタは、T形の水平部が機器直結T形終端接続端末と同様の構造であって、当該水平部の前面は、機器側ブッシングに接続される凹部から成る接続部であり、同後面は、検電キャップ、その内側には絶縁栓、締付ボルトが設けられ、当該締付ボルトの先端は、上記接続部の凹部内に突出した構造から成り、T形の垂直部下端が上記機器直結直線形終端接続端末と接続自在な端末から成り、上記端末変換アダプタは、上記T形の水平部に対する上記垂直部の位置が前後にずれた2種類の端末変換アダプタを用意し、上記地中線機器の横1列に並んだ複数の端子に上記2種類の端末変換アダプタを交互に接続する構成とした地中線機器用端末変換アダプタとした。
請求項2の発明は、上記2種類の端末変換アダプタを交互に接続した各垂直部に、上記複数の各ケーブルの終端部の機器直結直線形終端接続端末を夫々接続することにより、隣接する上記機器直結直線形終端接続端末が接触しない配置となるように構成した上記請求項1に記載の地中線機器用端末変換アダプタとした。
請求項3の発明は、上記2種類の端末変換アダプタの水平部の長さが同じ長さである上記請求項1又は2の何れかに記載の地中線機器用端末変換アダプタとした。
請求項4の発明は、上記地中線機器用端末変換アダプタの使用に際して、上記地中線機器を設置する基礎の上に、当該地中線機器の高さを上げる一定高さを有する架台を設けた上記請求項1、2又は3の何れかに記載の地中線機器用端末変換アダプタとした。
請求項1の発明によれば、上記路上設置型開閉器の取替工事において、既設のケーブルを切断すること無く、また、当該ケーブル及び直線形端末をそのまま使用し、これらと直に接続出来るので、従来の様なケーブル端末の組替作業を行う必要が無く、作業時間の短縮及び端末材等の廃棄物の削減を図ることが出来る。また、ケーブルを切断しないので、何よりも安全である。
さらに、上記ケーブルを切断しないので、当該ケーブルが電力需要家の所有であっても、切断許可を得ると言ったことが不要となり、作業員の負担の軽減にも大きく貢献するものである。また、地中線機器用端末変換アダプタを、自身のT形の垂直部の位置が前後にずれた2種類のものを用意し、上記地中線機器の横1列に並んだ複数の端子に交互に接続する構成としたので、各アダプタの垂直部下端の端子に接続する機器直結直線形終端接続端末が大径であっても、前後にずれるので、取替後の端末変換アダプタを正面に沿って円滑に各機器側ブッシングに接続することが出来、作業性も良く、作業時間の短縮が図れるものである。
請求項2の発明によれば、2種類の端末変換アダプタを交互に接続した各垂直部に、上記複数の各ケーブルの終端部の機器直結直線形終端接続端末を夫々接続することにより、隣接する上記機器直結直線形終端接続端末が接触しない配置となるように構成したので、これらの機器直結直線形終端接続端末が大径であっても難無く容易に接続することが出来る。
請求項3の発明によれば、2種類の端末変換アダプタの水平部の長さを同じ長さとしたので、地中線機器用端末変換アダプタを地中線機器に接続した際、各地中線機器用端末変換アダプタの後端の検電キャップが同じ位置に並び、検電作業を極めて容易に行うことが出来、便利である。
請求項4の発明によれば、地中線機器用端末変換アダプタの使用に際して、上記路上設置型開閉器を設置する基礎の上に、当該路上設置型開閉器の高さを上げる一定高さを有する架台を設けたので、既存の立ち上がりケーブルの機器直結直線形終端接続端末の上に端末変換アダプタを接続することにより全体が長くなっても、作業性が損なわれず便利である。また、既設の直線形端末を地下であるマンホール内に落とし込むこと無く機器内部に配置出来るため過剰な防水処理は不要である。更にマンホール内からの湿気侵入を防止する底板やケーブルを機械的に把持するケーブルクリートの配置や取り付け作業も容易となる。
この発明の実施の形態例の端末変換アダプタの下端部に直線形端末を接続し、上部の接続部を機器側ブッシングに接続する様子を示す概略図である。 (a)この発明の実施の形態例の端末変換アダプタであって、当該端末変換アダプタを開閉器に取り付けた場合、垂直部が奥側に位置するものの側面断面図である。(b)上記(a)の端末変換アダプタの正面図である。 この発明の実施の形態例の端末変換アダプタであって、当該端末変換アダプタを開閉器に取り付けた場合、垂直部が手前側に位置するものの側面断面図である。 この発明の実施の形態例の端末変換アダプタを基礎から立ち上げた状態の一部省略平面図である。 この発明の実施の形態例の端末変換アダプタを基礎から立ち上げた状態の一部省略拡大平面図である。 この発明の実施の形態例の端末変換アダプタを使用して基礎の上に、T形端末用の開閉器を設置する様子を示した一部省略側面図である。 この発明の実施の形態例の端末変換アダプタを使用して基礎の上に、T形端末用の開閉器を設置する様子を示した一部省略正面図である。 従来の直線形端末用の開閉器の一部省略正面図及び一部省略側面図である。 T形端末用の開閉器の一部省略正面図及び一部省略側面図である。
(実施の形態例)
以下、この発明の実施の形態例の地中線機器用端末変換アダプタ(以下、単に「端末変換アダプタ」と言う。)Aを図に基づいて説明する。この実施の形態例の端末変換アダプタAは、図1及び図2に示す様に、T形端末用多回路開閉器に接続する高圧ケーブルの端部に設けられるT形端末Bの構成を前提としている(図9参照)。
ここで、この端末変換アダプタAの構成は、既存のT形端末Bの構成と基本的には同様であるが、この端末変換アダプタAの垂直部2の下端部は、高圧ケーブル22の終端部に取り付けられた直線形端末Cを接続出来る構成となっている。具体的には、図1及び図2に示す様に、いわゆる羽子板端子(以下、単に「羽子板端子」と言う。)4とし、この羽子板端子4は上記既存の直線形端末Cの内側の羽子板端子と重合してボルトとナットで接続固定出来る構成となっている。
また、この端末変換アダプタAは、T形の水平部1を支持する垂直部2の位置が異なる2種類のものを用意している。図2及び図3に示す様に、T形の垂直部2から、機器側ブッシング21への接続部3までの長さが短いものをA1と、長いものをA2としている。また、端末変換アダプタA1とA2のT形の水平部1の長さ及び垂直部2の長さは同じである。
その他の構成は、基本的に既存のT形端末Bと同じである。例えば、T形を形成する水平部1の前面は、機器側ブッシング21に接続される凹部から成る接続部3であり、同後面は、検電キャップ5、その内側には絶縁栓6、締付ボルト7が設けられ、当該締付ボルト7の先端は、上記接続部3の凹部内に突出している。
次に、この実施の形態例の端末変換アダプタAを用いて、直線形端末Cを取り付けた高圧ケーブル22が立ち上がっているマンホール23上に、T形端末Bを取り付ける開閉器25を設置し、これらを接続する様子を説明する。
最初に、直線形端末Cを取り付けた、立ち上げ高圧ケーブル22を説明すると、図8に示す様に、この高圧ケーブル22は、直線形端末用の開閉器24の側面に沿って3相の高圧ケーブル22の直線形端末Cを1列に立ち上げている。これに対し、取替が行われるT形端末Bの高圧ケーブル22は、図9に示す様に、T形端末用の開閉器25の正面に沿って3相のT形端末Bを1列に配置する。また、直線形端末Cは、T形端末Bよりも一般的に胴径が大きい。
また、図8及び図9に示す様に、上記直線形端末用の開閉器24は、上記T形端末用の開閉器25と比べて高さも高く大きいものとなっている。
続いて、この端末変換アダプタAを使用して実際に作業を行う。ここでは、T形端末用の開閉器25は既にマンホール23の基礎26の上に設置され、直線形端末C、端末変換アダプタA及びT形端末用の開閉器25の機器側ブッシング21はまだ接続されていない状態とする。
まず、地中から立ち上がっている3本の高圧ケーブル22のうち、1本の高圧ケーブル22の直線形端末Cの外側にある絶縁筒を引き下げて羽子板端子(図示省略)を露出させ、図1に示す、端末変換アダプタAの羽子板端子4とを重ね合わせて、ボルトとナットで固定し、直線形端末Cの絶縁筒を引き上げて端末変換アダプタに被せる。その後、この端末変換アダプタAの接続部3を機器側ブッシング21に被せて接続する。この接続の仕方は従来のT形端末Bと同じ要領で行う。
この後、順次、各端末変換アダプタAの羽子板端子4と上記立ち上げられた高圧ケーブル22の直線形端末Cの羽子板端末を重ね合わせて固定し、この端末変換アダプタAの接続部3を機器側ブッシング21に被せ固定して行けば良いが、既に述べたように、上記3相の直線形端末Cは、開閉器24の側面に沿って1列に並設されているのに対し、3相のT形端末は開閉器25の正面に沿って1列に並設されるものである。また、直線形端末CはT形端末Bよりも大径となっており、やみくもにこれらの接続作業を行っても、開閉器25の隣接する機器側ブッシング21の間隔が狭く、1列に並べることが出来るものでは無い。
また、ここでは、直線形端末Cは外径約φ90mmとし、端末変換アダプタAの垂直部2は外径φ65mm(65mmピッチ)とする。
上述の様に、3相の端末変換アダプタAの垂直部2と直線形端末Cの幅は、φ65mm×3<φ90mm×3であり、ここでは、上記直線形端末Cに取り付けた端末変換アダプタAを正面に沿って1列に並設することは不可能である。それ故、図4、図5及び図6に示す様に、これらの端末変換アダプタAと接続した直線形端末Cの位置を前後にずらして、これらの端末変換アダプタAを開閉器25の正面に沿って1列に並べても隣接する直線形端末Cは、一直線上にならず、相互に接触しない様に配置する。
具体的に言うと、図5に示す様に、最も右に位置する開閉器25の端末変換アダプタAと接続する直線形端末Cを右から「後」、「前」及び「後」の平面視「谷型」に配置する。直線形端末Cが「後」の位置では上記端末変換アダプタA1を使用し、「前」の位置では上記端末変換アダプタA2を使用し、図4に示す様に、斜めの状態で100mmピッチで配置する。
その左の位置に隣接する他回路のT形端末用の開閉器25の端末変換アダプタAと接続した直線形端末Cを「前」、「後」及び「前」の平面視「山形」で、同様に100mmピッチで配置し、その左の位置に隣接する他回路の開閉器25の端末変換アダプタAと接続した直線形端末Cを「後」、「前」及び「後」の平面視「谷型」で、同様に100mmピッチで配置していく。この様に回路ごとに配置を変えることで、狭い空間であっても、端末変換アダプタAを正面に沿って1列に配置することが出来る。その後、基礎26の上面の開口を底板27で閉じて当該開口を閉鎖するが、高圧ケーブル22は底板27上又は下でケーブルクリート28で固定することとする。
また、上記の様に端末変換アダプタAと接続した直線形端末Cを前後にずらして配置した場合であっても、端末変換アダプタAは、全体の長さとして上記直線形端末Cに自身の端末変換アダプタAを加えたかたちとなるので、当該端末変換アダプタAの長さが長く、また、T形端末用の開閉器25の機器側ブッシング21の位置が低くて、作業性が損なわれる場合がある。また、既設の直線形端末Cが地下であるマンホール内に落とし込まれ、防水処理が必要となる場合がある。
その場合は、図6及び図7に示す様に、基礎26の上にT形端末用の開閉器25を設置する前に、一定の高さを有する平面視長方形状の枠体から成る架台29を先に基礎26上に設置しておくことにより、施工作業性に支障を来すことなく、また、既設の直線形端末Cを過剰な防水処理が不要な機器内部に配置することが出来る。
また、上記架台29は予めチャネルベース30と一体に設けても良く、その場合の前面の一部を着脱自在に設けておくと、当該架台29は予めチャネルベース30の前面を開放した場合、内部を見ることが出来、さらには、手を入れて作業を行うことも出来、便利である。
さらに、この実施の形態例では、端末変換アダプタAと高圧ケーブル22の直線形端末Cとの接続を基礎26より上方、すなわち地上で行っているので、上記接続部分の防水処理は不要となり、その分、作業時間の短縮となる。
上記実施の形態例では、直線形端末Cは外径約φ90mmとし、端末変換アダプタAの垂直部2は外径φ65mm(65mmピッチ)で1列に並設し、さらに、斜めの状態で100mmピッチで端末変換アダプタAの直線形端末Cを「後」、「前」及び「後」の「谷型」等で配置しているが、直線形端末Cの外径、端末変換アダプタAの垂直部2の外径及び端末変換アダプタAを斜めの状態で配置するピッチとしてはこれらの数値に限るものでは無く、T形端末用の開閉器25内に収まり、かつ直線形端末C同士が接触しない数値ならば他のものでも良い。
また、上記架台29は不要な時はもちろん使用することは無い。さらに、端末変換アダプタAを使って開閉器25に接続しているが、当該端末変換アダプタAを接続するのは、開閉器25に限らず、当該端末変換アダプタAを使用して接続出来る地中線機器なら何でも良い。また、端末変換アダプタA1とA2のT形の水平部1の長さに加えて、垂直部2の長さも同じとしているが、垂直部2の長さは同じではなく、不揃いでも良い。
さらに、直線形端末Cを含む高圧ケーブル22の取替工事を行う場合には、当該端末変換アダプタAを使用せず新たにT型端末Bを組み立て、開閉器25の3相1組を単位とした回路ごとに直接接続することが出来る。
A 端末変換アダプタ A1 端末変換アダプタ
A2 端末変換アダプタ B T形端末
C 直線形端末
1 水平部 2 垂直部
3 接続部 4 羽子板端子
5 検電キャップ 6 絶縁栓
7 締付ボルト
21 機器側ブッシング 22 高圧ケーブル
23 マンホール 24 開閉器
25 開閉器 26 基礎
27 底板 28 ケーブルクリート
29 架台 30 チャネルベース

Claims (4)

  1. 機器直結T形終端接続端末用の端子を横1列に複数有する地中線機器の上記端子と、地中から立ち上げた複数のケーブルの終端部の機器直結直線形終端接続端末とを電気的に接続する端末変換アダプタであって、
    当該端末変換アダプタは、T形の水平部が機器直結T形終端接続端末と同様の構造であって、当該水平部の前面は、機器側ブッシングに接続される凹部から成る接続部であり、同後面は、検電キャップ、その内側には絶縁栓、締付ボルトが設けられ、当該締付ボルトの先端は、上記接続部の凹部内に突出した構造から成り、T形の垂直部下端が上記機器直結直線形終端接続端末と接続自在な端末から成り、
    上記端末変換アダプタは、上記T形の水平部に対する上記垂直部の位置が前後にずれた2種類の端末変換アダプタを用意し、
    上記地中線機器の横1列に並んだ複数の端子に上記2種類の端末変換アダプタを交互に接続する構成としたことを特徴とする、地中線機器用端末変換アダプタ。
  2. 上記2種類の端末変換アダプタを交互に接続した各垂直部に、上記複数の各ケーブルの終端部の機器直結直線形終端接続端末を夫々接続することにより、隣接する上記機器直結直線形終端接続端末が接触しない配置となるように構成したことを特徴とする、上記請求項1に記載の地中線機器用端末変換アダプタ。
  3. 上記2種類の端末変換アダプタの水平部の長さが同じ長さであることを特徴とする、上記請求項1又は2の何れかに記載の地中線機器用端末変換アダプタ。
  4. 上記地中線機器用端末変換アダプタの使用に際して、上記地中線機器を設置する基礎の上に、当該地中線機器の高さを上げる一定高さを有する架台を設けたことを特徴とする、上記請求項1、2又は3の何れかに記載の地中線機器用端末変換アダプタ。
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