JP5614825B1 - 分類装置、分類方法及び分類プログラム - Google Patents

分類装置、分類方法及び分類プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP5614825B1
JP5614825B1 JP2014526722A JP2014526722A JP5614825B1 JP 5614825 B1 JP5614825 B1 JP 5614825B1 JP 2014526722 A JP2014526722 A JP 2014526722A JP 2014526722 A JP2014526722 A JP 2014526722A JP 5614825 B1 JP5614825 B1 JP 5614825B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chip
unit
wafer
coordinate data
wafer sheet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014526722A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2015079585A1 (ja
Inventor
亘 ▲高▼橋
亘 ▲高▼橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ueno Seiki Co Ltd
Original Assignee
Ueno Seiki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ueno Seiki Co Ltd filed Critical Ueno Seiki Co Ltd
Application granted granted Critical
Publication of JP5614825B1 publication Critical patent/JP5614825B1/ja
Publication of JPWO2015079585A1 publication Critical patent/JPWO2015079585A1/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L21/00Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
    • H01L21/67Apparatus specially adapted for handling semiconductor or electric solid state devices during manufacture or treatment thereof; Apparatus specially adapted for handling wafers during manufacture or treatment of semiconductor or electric solid state devices or components ; Apparatus not specifically provided for elsewhere
    • H01L21/68Apparatus specially adapted for handling semiconductor or electric solid state devices during manufacture or treatment thereof; Apparatus specially adapted for handling wafers during manufacture or treatment of semiconductor or electric solid state devices or components ; Apparatus not specifically provided for elsewhere for positioning, orientation or alignment
    • H01L21/681Apparatus specially adapted for handling semiconductor or electric solid state devices during manufacture or treatment thereof; Apparatus specially adapted for handling wafers during manufacture or treatment of semiconductor or electric solid state devices or components ; Apparatus not specifically provided for elsewhere for positioning, orientation or alignment using optical controlling means
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L21/00Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
    • H01L21/67Apparatus specially adapted for handling semiconductor or electric solid state devices during manufacture or treatment thereof; Apparatus specially adapted for handling wafers during manufacture or treatment of semiconductor or electric solid state devices or components ; Apparatus not specifically provided for elsewhere
    • H01L21/67005Apparatus not specifically provided for elsewhere
    • H01L21/67011Apparatus for manufacture or treatment
    • H01L21/67144Apparatus for mounting on conductive members, e.g. leadframes or conductors on insulating substrates

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)

Abstract

エキスパンド後のウェハ内の個々のチップの座標データを正確に得ることにより、エキスパンドによるチップのずれ、チップの抜け落ち等があっても、正確なピックアップを行うことができる分類技術を提供する。エキスパンドされたウェハシートDa上のチップSを撮像する撮像部60a、撮像した画像データに基づいてリファレンスチップを発見し、リファレンスチップの座標データを特定するリファレンス検出部12、リファレンスチップの座標データ及び各チップSの相対位置情報を基準として、撮像部60aがウェハシートDaに対して相対移動しながら各チップSを撮像した画像データに基づいて、各チップSの座標データを特定するスキャン部13、各チップの座標データに基づいて、ウェハシートDaに対して相対移動しながら、チップSを選択的にピックアップするピックアップ部50aを有する。

Description

本発明は、ウェハシートに貼り付けられたウェハから、個片のチップを選択的にピックアップする分類技術に関する。
半導体の製造工程では、ウェハ貼付工程、ダイシング工程が実施される。ウェハ貼付工程は、個片に切断される前のウェハを、表面に粘着性を有するウェハシートに貼付して、これをリングに張り付ける工程である。ダイシング工程は、ウェハシートに貼付されたウェハを切断することにより、個片の半導体素子(以下、チップとする)に分割する工程である。
ウェハに含まれる各チップに対しては、あらかじめ触針により電気的特性を検査するプローブ検査が行われ、その結果である各チップの良品、不良品及びその位置に関する情報を、制御装置が保持している。このようなプローブ検査によって得られた情報は、マップデータと呼ばれる。
また、各チップに対しては、カメラ等の撮像部により撮像された画像に基づく外観検査が行われる場合もある。プローブ検査に加えて、外観検査が行われた場合、プローブ検査の結果と外観検査の結果を合わせたものも、マップデータと呼ぶ場合もある。
このようなマップデータに基づいて、ピックアップ装置は、良品のチップのみをピックアップして、貼り付け工程、マウンティング工程又はテーピング工程が行われる。貼り付け工程は、ウェハシート単位で管理、出荷等するために、ピックアップ装置によってピックアップした良品のチップを、貼り付け装置によって、伸張されたウェハシートに貼り付ける工程である。
マウンティング工程は、個片化されたチップを順次ピックアップし、リードフレームや基板に接着する工程である。テーピング工程は、ピックアップされたチップを、テープに貼付する工程である。
特開2006−13012公報
上記のようなダイシング後の個片化されたチップ間には、ほとんど隙間がなく密着している。このため、ダイシング後、ピックアップ前には、ピックアップし易いように、ウェハシートを伸張(エキスパンド)させて、個片化されたチップ間に隙間を空けることが実施されている。このようにエキスパンドしたウェハシートには、部分的なゆがみが生じる。この場合のウェハシート上のチップの変位は、均一とならない。
一方、マップデータにおける各チップの位置に関する情報は、チップの行方向及び列方向の並びを示す相対位置情報に過ぎない。このため、マップデータに基づいて、チップをピックアップしようとしても、チップの位置と、エキスパンドしたウェハシート上のチップの位置との間には、ずれが生じる。
これに対処するため、ウェハシートに対してピックアップ装置を相対移動させる際に、リファレンスチップを基準とし、マップデータに従って目標のチップの位置を類推して位置決めしながら、順次ピックアップしていくことが考えられる。
しかし、エキスパンドしたウェハシート上のチップの変位は大きい。このため、単にリファレンスチップを基準としてチップの位置を類推しても、目標とするチップに適切に位置決めできない。チップに位置決めする毎に、ずれがあった場合に位置を補正したとしても、そのチップが、マップデータ上の目標とするチップであるかどうかも特定できないため、正しいピックアップを保証できない。
特許文献1には、ウェハ上に複数の基準ポイントを設定し、エキスパンド前とエキスパンド後の基準ポイントの位置から、エキスパンドの拡張率を求め、この拡張率に基づいて、各チップの位置を類推する手法が開示されている。しかし、この手法も、特定の基準位置から、チップの位置を類推しているに過ぎず、上記と同様の問題が生じる。
また、チップがウェハシートから剥がれ落ちる等によって、マップデータ上で存在すべき位置にチップが存在しなくなる場合がある。この場合、所定のピッチで走査してもチップが存在しないためにピックアップができない上に、次のチップへ位置決めする際の位置補正もできず、ずれはさらに拡大していく。
さらに、1つのウェハシートにおけるチップが、品質に応じて複数のランクに分かれている場合、特定のランク毎に選択的にピックアップして収集できることが望ましい。しかし、特定のランクのチップをピックアップした後、他のランクのチップをピックアップする場合には、チップが無くなった箇所が生じているため、上記の剥がれ落ちと同様に、位置決めの困難さが生じる。しかも、ピックアップを行うための装置に対し、ウェハシートを装着したリングの着脱は、以下のように行われる。まず、オートローダが、リングを複数枚収納したカセットから、いずれか1つのリングを取り出して装置に装着し、エキスパンドが行われる。ピックアップ後は、エキスパンドが解除されて、オートローダがリングを取り外してカセットに収納する。このため、複数枚のウェハシートを順次交換しながら、特定のランクのチップをピックアップして収集する場合、各ウェハシートに対してエキスパンドを繰り返すことになる。すると、チップの位置ずれが多く発生し、正確なピックアップが困難となる。
本発明は、上記のような従来技術の問題点を解決するために提案されたものであり、その目的は、エキスパンド後のウェハ内の個々のチップの座標データを正確に得ることにより、エキスパンドによるチップのずれ、チップの抜け落ち等があっても、正確なピックアップを行うことができる分類技術を提供することにある。
上記の目的を達成するため、本発明の分類装置は、ダイシングされたウェハを貼付したウェハシートが伸張されることにより、ウェハが個片に分かれたチップを、座標データに基づいて、ウェハシートに対して相対移動しながら撮像する撮像部と、前記撮像部が撮像した画像データに基づいて、ウェハ内のチップのうち特定のマークが付されたリファレンスチップを発見し、前記撮像部が相対移動するための座標データに基づいて、リファレンスチップの座標データを特定するリファレンス検出処理を行うリファレンス検出部と、リファレンスチップの座標データ及びウェハ内における各チップの相対位置情報を基準として、前記撮像部がウェハシートに対して相対移動しながら各チップを撮像した画像データと、前記撮像部が相対移動するための座標データとに基づいて、各チップの座標データを特定するスキャン処理を行うスキャン部と、前記スキャン部により特定された各チップの座標データと、各チップを区別した区別情報とに基づいて、ウェハシートに対して相対移動しながら、チップを選択的にピックアップするピックアップ部と、を有することを特徴とする。
前記撮像部が撮像した画像データと、前記撮像部が相対移動するための座標データとに基づいて、前記リファレンス検出処理によるリファレンスチップの座標データが、正しいか否かを検査するリファレンス検査処理を行うリファレンス検査部を有していてもよい。
各チップを区別した区別情報は、品質の程度を示すランクを含み、前記ピックアップ部によりランク毎にピックアップされたチップを、ウェハシートにランク毎にまとめて貼付する貼り付け部を有していてもよい。
前記ウェハを区切る複数の保証領域毎にリファレンスチップが設定され、前記スキャン部は、リファレンスチップを基準とするスキャン処理を、そのリファレンスチップの保証領域毎に行ってもよい。
前記スキャン部は、チップの有無にかかわらず、各チップについてスキャン処理済みを示すフラグを立て、スキャン処理済みのチップがなくなるまで、スキャン処理を行ってもよい。
前記撮像部は、複数のチップ単位で相対移動し、前記スキャン部は、前記撮像部により撮像された画像データに含まれる複数のチップについて、それぞれ座標データを特定してもよい。
前記撮像部の相対移動の経路は、重複が最小となるように設定されていてもよい。
前記撮像部のリファレンスチップの撮像位置から他のリファレンスチップの撮像位置までの相対移動の距離が、最短となるように設定されていてもよい。
前記ウェハを区切る複数の保証領域毎にリファレンスチップが設定され、前記スキャン部は、リファレンスチップを基準とするスキャン処理を、そのリファレンスチップの保証領域毎に行い、前記リファレンス検査部は、保証領域毎に、リファレンス検査を行ってもよい。
前記スキャン部は、リファレンスチップを基準とするスキャン処理を、保証領域を複数の領域に区切った部分領域毎に行い、前記リファレンス検査部は、部分領域毎に、リファレンス検査を行ってもよい。
チップをピックアップするウェハシートを換える毎に、ウェハシートの伸張が行われてもよい。
なお、上記の各部の機能をコンピュータ又は電子回路により実行する方法及びコンピュータに実行させるプログラムも、本発明の一態様である。
本発明によれば、エキスパンド後のウェハ内の個々のチップの座標データを正確に得ることにより、エキスパンドによるチップのずれ、チップの抜け落ち等があっても、正確なピックアップを行うことができる分類技術を提供できる。
実施形態に用いられる分類装置の構成を示す簡略側面図 実施形態におけるリング及びこれに張り付けられたウェハシートの構成を示す平面図 実施形態における制御装置の構成を示すブロック図 実施形態の全体処理を示す説明図 実施形態のスキャン処理を示すフローチャート 実施形態の目標チップへの位置決め処理を示す説明図 実施形態のスキャン処理の領域を示す説明図
本発明の実施形態を、図面を参照して説明する。
[A.チップ]
本実施形態に適用されるチップは、電気製品に使用される部品であり、半導体素子、及び半導体素子以外の抵抗やコンデンサ等を挙げることができる。半導体素子としては、トランジスタ、ダイオード、LED、コンデンサ、及びサイリスタ等のディスクリート半導体、ICやLSI等の集積回路等を挙げることができる。
[B.データ]
次に、本実施形態で用いられる各種のデータは、以下の通りである。
[1.マップデータ]
マップデータは、チップの区別情報及びチップの位置情報を含む。チップの区別情報は、チップを所定の基準で区別した情報である。この区別情報には、前工程において、あらかじめ行われた品質検査によるチップの良不良の程度に応じて、チップを分類したランクが含まれる。このランクは、単なる良品か不良品かの情報でも、複数の等級に分けた情報でもよい。品質検査には、プローブ検査及び外観検査の少なくとも一方を含む。
また、区別情報は、製品となるチップ(製品チップ)とそれ以外のチップとを区別する情報も含む。特に、本実施形態の区別情報は、リファレンスチップであることを示す情報を含む。リファレンスチップは、ウェハ上の製品チップの位置の基準とするために、外観から識別できるマーク(リファレンスマーク)が付されたチップである。なお、リファレンスチップは、外観から識別できる態様を備えていればよい。
また、チップの位置情報は、ウェハにおける基準点から見た各チップの行方向、列方向の相対的な位置情報である。
具体的には、マップデータは、各チップが、何行何列目に当たるかという情報と、それが製品チップであればA〜D等のどのランクかを示す情報と、リファレンスチップであることを示す情報からなるラスタデータとして表現できる。
さらに、マップデータには、各リファレンスチップが、ウェハ上のチップの位置を保証する領域が設定されている。つまり、ウェハ全体の領域が、複数の保証領域に区分され、保証領域毎に、リファレンスチップが設定されている。各リファレンスチップの位置は、各リファレンスチップが属する保証領域におけるチップの位置の基準とすることができる。
[2.座標データ]
座標データは、装置にウェハシートがセットされた場合の各チップの位置情報である。本実施形態においては、この座標データに基づいて、後述する撮像部、ピックアップ部等の位置決めがなされる。なお、撮像部、ピックアップ部は、ウェハに対して相対的に移動すればよい。本実施形態では、後述するように、ウェハシートを張り付けたウェハリングをセットしたリング移動機構が移動することにより、この相対移動を実現している。座標データは、後述するリング移動機構のエンコーダ情報の座標値(x,y,θ)として取得できる。
[C.分類装置]
次に、本実施形態の分類装置1の一例を、図1及び図2を参照して説明する。なお、本実施形態は、種々の態様の機構に適用可能であり、以下に示す機構はその一例に過ぎないため、説明は簡略化する。
本実施形態の分類装置1は、図1〜図3に示すように、第1の支持装置100、搬送装置200、第2の支持装置300及び制御装置10を有する。
[1.第1の支持装置]
第1の支持装置100は、リング移動機構2A、エキスパンド機構3A、分離機構4Aを有する。
(リング移動機構)
リング移動機構2Aは、リングホルダ21に装着されたウェハリングRaを、所定の方向に移動させる装置である。
ウェハリングRaは、図2に示すように、内部に形成された円形の穴が覆われるように、ウェハシートDaを張り付け保持するプレート状の部材である。このウェハシートDaには、ウェハWが貼り付けられている。そして、ウェハWは、ダイシングにより、複数のチップSに切断されている。
リング移動機構2Aは、リングホルダ21を、図示しないガイドレール等に沿って、X軸方向及びY軸方向に位置決め可能に設けられている。また、リング移動機構2Aは、図示しないモータの駆動力を伝達するベルト及びプーリ等によって、リングホルダ21をθ方向に位置決め可能に設けられている。
(エキスパンド機構)
エキスパンド機構3Aは、ウェハシートDaを伸張することにより、個片のチップS間に隙間を空ける機構である。このエキスパンド機構3Aは、円筒状の引張部31を有する。引張部31は、以下のように、ウェハシートDaを伸張するように構成されている。まず、引張部31の円筒の一端を、ウェハリングRaの背後からウェハシートDaにおけるウェハWの貼付面の反対側に押し当てる。
そして、引張部31が、その外周とウェハリングRaの円形の穴の内周との間にウェハシートDaを挟んで、ウェハリングRaの正面側に突出するように移動する。これにより、ウェハシートDaが、ウェハWを囲む円の内側から外側へ向かう方向の力によって伸張する。引張部31は、このような動作を実現するために、図示しないシリンダ等により進退可能に設けられている。
(分離機構)
分離機構4Aは、ウェハシートDaから、個別にチップSを分離する装置である。この分離機構4Aは、ウェハシートDaを挟んでチップSに対向するピン41aを有する。このピン41aは、リング移動機構2Aの移動に従って、対向する位置に来たチップSを、先端によりウェハシートDaを介して押圧する方向に移動可能に設けられている。
(オートローダ)
オートローダ5Aは、図4に示すように、ウェハWが貼り付けられたウェハシートDaを保持するウェハリングRaを、カセット内に複数枚収納し、リング移動機構2Aに対して装着、取り外しを行う装置である。このオートローダ5Aの機構の詳細は、周知であり、説明を省略する。
[2.搬送装置]
搬送装置200は、第1の支持装置100、第2の支持装置300との間に配設されている。搬送装置200は、第1の支持装置100側のピックアップ部50a、中間の反転部50b、第2の支持装置300側の貼付部50cを有する。
ピックアップ部50a、反転部50b、貼付部50cは、それぞれが、ロータリーピックアップとして構成されている。各ロータリーピックアップは、設置面に対して垂直な回転面を有し、図示しない駆動源による間欠回転により、チップSを外周に沿って搬送する。このため、搬送装置200は、3連のロータリーピックアップによるチップSの搬送経路を実現している。
ロータリーピックアップは、チップSを先端で保持及び離脱させる複数の保持部51を備えている。この保持部51は、同一円周上に円周等配位置で設置され、その円周中心からの半径方向に沿って延びている。保持部51は、先端を外方に向けて配置されている。ロータリーピックアップは、図示しない駆動源であるモータによって、チップSを保持した保持部51を、その円周中心を通って該半径方向と直交する軸を回転中心として所定角度ずつ回転させる。
保持部51は、ロータリーピックアップの半径方向に沿って外方、換言すると、ロータリーピックアップの中心から離れる方向に進出及び退入可能となっている。また、保持部51の幾つかの停止箇所には、保持部51に対して進出及び退入の推進力を与える図示しない進退駆動装置が配置されている。幾つかの停止箇所とは、ピックアップ地点K、受け渡し地点L、受け渡し地点M、貼り付け地点Nである。
さらに、保持部51は、例えば、ロータリーピックアップの半径方向に沿った軸を有する吸着ノズルとして構成されている。吸着ノズルは、ノズル先端が開口した中空状の筒であり、ノズル先端をテーブル半径方向外方に向けており、またノズル内部は真空発生装置の空気圧回路とチューブを介して連通している。この吸着ノズルは、真空発生装置による負圧の発生によってチップSを吸着し、真空破壊又は正圧の発生によってチップSを離脱させる。
各ロータリーピックアップは、隣接配置されるが、保持部51を回転させる回転軸が平行であり、且つ保持部51の配置平面が同一となるように配置されている。換言すると、3連のロータリーピックアップには重なりがない。そして、保持部51が互いに先端を向き合わせた位置がチップSの受け渡し地点L、Mとなり、片方が保持していたチップSを他方に渡すことで、搬送経路が連続する。
また、ピックアップ地点Kに停止した保持部51は、第1の支持装置100のウェハシートDaの面に対して、進退方向が直交する方向となるように対向する。そして、リング移動機構2Aにより、保持部51の先端に位置決めされたチップSが、吸着ノズルの吸着対象となる。一方、貼り付け地点Nに停止した保持部51は、後述するウェハシートDbの面に対して、進退方向が直交する方向となるように対向する。そして、後述するリング移動機構2Bにより、保持部51の先端に位置決めされたウェハシートDbの箇所が、チップSの貼り付け箇所となる。
(ピックアップ部)
ピックアップ部50aは、第1の支持装置100における分離機構4Aにより、他のチップSから分離されたチップSを受け取り、反転部50bに受け渡す機構である。つまり、ピックアップ地点Kにおいて、ウェハシートDaのチップSの一方の面を、保持部51が保持することによりピックアップしたチップSを、間欠回転により、受け渡し地点Lまで搬送する。これにより、受け渡し地点Lにおいて、チップSの他方の面を、対向する反転部50bの保持部51に向ける。
(反転部)
反転部50bは、ピックアップ部50aにより搬送されたチップSを受け取り、貼付部50cに受け渡す機構である。つまり、上記のように、ピックアップ部50aの保持部51によって保持されたチップSの他方の面を、受け渡し地点Lにおいて、対向する反転部50bの保持部51が保持することにより受け取り、間欠回転により、受け渡し地点Mまで搬送する。これにより、受け渡し地点Mにおいて、チップSの一方の面を、対向する貼付部50cの保持部51に向ける。このように、反転部50bは、ピックアップ部50aから貼付部50cへのチップSの受け渡す経路となるとともに、チップSの表裏反転機構となっている。
(貼付部)
貼付部50cは、反転部50bにより搬送されたチップSを受け取り、第2の支持装置300におけるウェハシートDbに貼り付ける機構である。つまり、上記のように、反転部50bの保持部51によって保持されたチップSの一方の面を、受け渡し地点Mにおいて、対向する貼付部50cの保持部51によって保持することにより受け取り、間欠回転により、貼り付け位置Nまで搬送する。これにより、貼り付け位置Nにおいて、チップSの他方の面を、対向する第2の支持装置300のウェハシートDbに向けて、ウェハシートDbに貼り付ける。
(撮像部)
撮像部60aは、ウェハシートDa及びチップSの画像を撮像する機構である。撮像部60aは、カメラ61aと光学系部材62aを有する。カメラ61aは、ウェハシートDa上のチップSを撮像し、画像データを出力する装置である。カメラ61aは、その光軸が、ピックアップ部50aの中心に向かうように、ピックアップ部50aの外周近傍に配設されている。光学系部材62aは、ピックアップ部50aの中心近傍に配設され、ウェハシートDa上のチップSの1面の像をカメラ61aに導くように、光軸の方向を変換するプリズムである。
撮像部60bは、ウェハシートDb及びチップSの画像を撮像する機構である。撮像部60bは、カメラ61bと光学系部材62bを有する。カメラ61bは、ウェハシートDb上のチップSを撮像し、画像データを出力する装置である。カメラ61bは、その光軸が、貼付部50cの中心に向かうように、貼付部50cの外周近傍に配設されている。光学系部材62bは、貼付部50cの中心近傍に配設され、ウェハシートDbの像をカメラ61bに導くように、光軸の方向を変換するプリズムである。
[3.第2の支持装置]
第2の支持装置300は、基本的には、第1の支持装置100と同様の構成である。つまり、第2の支持装置300も、分離機構以外のリング移動機構2B、エキスパンド機構3B、オートローダ5Bを有している。リング移動機構2Bは、ウェハシートDbを張り付け保持するウェハリングRbを有している。なお、ウェハシートDbの背面を支持する部材があってもよい。
[4.制御装置]
次に、上記の各部を制御する制御装置10の構成を、図3、図4のブロック図、図5及び図6の説明図を参照して説明する。制御装置10は、機構制御部11、リファレンス検出部12、スキャン部13、リファレンス検査部14、記憶部15を有する。
機構制御部11は、上記の各機構及び各部の動作を制御する処理部である。特に、撮像部60aによる撮像と画像データの取り込みは、エンコーダ情報に基づくリング移動機構2Aの走査に従って、カメラ61aの光軸がウェハシートDa上を相対移動することにより行われる。
リファレンス検出部12は、第1の支持装置100のウェハシートDaに貼り付けられたダイシング済みのチップSのうち、リファレンスチップの座標データを検出するリファレンス検出処理を行う処理部である。このリファレンス検出処理は、撮像部60aにより撮像された画像データに基づいて、あらかじめ登録されたリファレンスマークとの照合によるリファレンスチップを発見し、その座標データとして、リング移動機構2Aのエンコーダ情報を取得することにより行われる。
スキャン部13は、第1の支持装置100におけるウェハシートDaに貼り付けられた全てのチップSの座標データを検出するスキャン処理を行う処理部である。チップSの座標データの検出は、リング移動機構2AによりチップSに位置決めされた撮像部60aが、チップSを撮像することにより画像データを得て、その座標データとしてリング移動機構2Aのエンコーダ情報を取得することにより行われる。なお、ここでいう全てのチップSとは、製品チップであり、上記のようにあらかじめランク付けされている。
リファレンス検出処理の前に、ウェハシートDaに貼付されたウェハは、ダイシングされている。そして、上記のエキスパンド機構3Aが、ウェハシートDaを伸張することにより、ピックアップ部50aがピックアップし易いように個片のチップSの間に隙間が空いている。この伸張は、上記のウェハリングRaと引張部31により行うので、ウェハシートDaがウェハWを囲む円の内側から外側へ引っ張られる力により行われる。
リファレンス検査部14は、リング移動機構2Aの走査により、リファレンスチップを始点として、チップSのスキャン処理が所定量行われた後、始点のリファレンスチップに戻り、座標データが一致するか(ずれが生じていないか)否かを検査する処理部である。どの程度のスキャン量でリファレンスチップに戻るか否かは、後述するように、種々の態様が考えられる。
記憶部15は、本実施形態に必要な各種の情報を記憶する処理部である。各種の情報としては、上記のマップデータ及びこれに関連付けられたチップSの座標データを含む。また、撮像した画像データとの照合によりリファレンスマークを判定するための画像データ、スキャン部による走査経路の基準等の各種設定も、記憶部15に記憶される情報に含まれる。
さらに、制御装置10には、入力部30及び出力部40が接続されている。入力部30は、各部の処理に必要な情報の入力、処理の選択や指示を入力する処理部である。入力部30としては、操作パネル、タッチパネル、スイッチ、キーボード、マウス等、現在又は将来において利用可能な入力装置を含む。
出力部40は、操作のためのインタフェース、各種のデータ、画像、処理結果、アラーム等の情報を出力する処理部である。出力部40としては、表示装置、プリンタ、スピーカ、ブザー、ランプ等、現在又は将来において利用可能なあらゆる出力装置を含む。
上記の制御装置10の全部若しくは一部は、コンピュータを所定のプログラムで制御することによって実現できる。この場合のプログラムは、CPUを含むコンピュータのハードウェアを物理的に活用することで、上記のような各部の処理を実現するものである。上記の各部の処理を実行する方法、プログラム及びプログラムを記録した記録媒体も、本発明の一態様である。
ハードウェアで処理する範囲、プログラムを含むソフトウェアで処理する範囲をどのように設定するかは、特定の態様には限定されない。例えば、上記の各部のいずれかを、それぞれの処理を実現する回路として構成することも可能である。
また、記憶部15としては、現在又は将来において利用可能なあらゆる記憶媒体を利用可能である。演算に用いるレジスタ等も、記憶部として捉えることができる。記憶の態様も、長時間記憶が保持される態様のみならず、処理のために一時的に記憶され、短時間で消去又は更新される態様も含まれる。さらに、制御装置10を構成する各処理部、記憶部15、入力部30、出力部40の全部又は一部について、ネットワークを介して接続されたコンピュータにより構成することもできる。
さらに、上記の処理の過程における各種のデータは、いずれも、適宜、出力部40に出力(表示、プリントアウト等)して、オペレータが視認可能とすることもできる。例えば、マップデータ、座標データ、撮像した画像データ、リファレンス検出処理、スキャン処理及びリファレンス検査処理の結果等を、表示、プリントアウトして、処理の確認に用いてもよい。
[D.作用]
以上のような本実施形態の作用の一例を、図4〜図7を参照して説明する。なお、上記の各機構及び各部は、機構制御部11が、以下に説明する動作を行うように制御する。
[1.全体処理]
まず、分類装置1の全体処理を、図4の説明図を参照して説明する。前提として、オートローダ5Aに収納された複数のウェハリングRaには、ウェハWが貼付されたウェハシートDaが張り付けられている。これらのウェハWは、ダイシングされることによりチップSに分割されている。各チップについては、あらかじめプローブ検査が行われ、記憶部15に、検査の結果としてのマップデータが保存されている。このマップデータにおいては、検査結果の品質のレベルに応じて、各チップSがランクA〜Dにレベル分けされている。また、マップデータには、上記のように、リファレンスチップ(Rで示す)のデータも含まれている。
(1)チップ付ウェハシートのセット
ピックアップ側のオートローダ5Aは、チップSを貼付したウェハシートDaが張り付けられたウェハリングRaを、複数枚収納している。オートローダ5Aは、ウェハリングRaを1枚取り出し、リング移動機構2Aにセットする。
(2)空ウェハシートのセット
一方、貼付側のオートローダ5Bは、チップSが貼り付けられていないウェハシートDbが張り付けられたウェハリングRbを、複数枚収納している。オートローダ5Bは、ウェハリングを1枚取り出し、リング移動機構2Bにセットする。
(3)一括スキャン
エキスパンド機構3Aは、ウェハシートDaを伸張することにより、チップSの隙間を開ける。そして、後述するリファレンス検出、スキャン、リファレンス検査を繰り返すことにより、撮像部60aによる各チップSを撮像、スキャン部13による各チップSの座標データの取得を行う。スキャン部13は、各チップSの座標データを、マップデータに関連付けて、記憶部15に記憶する。
(4)ピックアップ
スキャン処理で取得した各チップSの座標データに基づいて、リング移動機構2Aが、ピックアップ部50aの保持部51に対してチップSを順次位置決めするように走査しながら、保持部51がチップSをピックアップしていく。このピックアップは、マップデータに基づく特定のランクのチップSに対してのみ行われる。図4の例では、AのランクのチップSのみをピックアップしている。
なお、制御装置10において、マップデータには、ピックアップされたチップSについては、ピックアップ済の情報を記録する。また、ピックアップする時を含めて、チップSが存在する箇所に位置決めされた場合に、撮像部60aが撮像した画像データに基づくチップSの位置にずれがある場合には、そのずれを計測した結果をフィードバックして、次のチップSの座標データを補正する。なお、座標データに基づいて、ピックアップ対象のチップSのみに位置決めして高速化を図ることも、各チップSに位置決めして補正することにより正確さを確保することも可能である。
(5)ウェハシートの収納
オートローダ5Aは、チップSを選択的にピックアップした後のウェハシートDaを張り付けたウェハリングRaを、リング移動機構2Aから取り外して、再度収納する。このウェハシートDaは、特定ランクのチップSが抜けて、他のランクのチップSが残存している状態(歯抜け状態)となっている。図4の例では、AのランクのチップSのみが抜けている。
(6)チップの搬送
ピックアップされたチップSは、上記のように、ピックアップ部50a、反転部50b、貼付部50cによって搬送される。反転部50bが介在することにより、チップSにおけるウェハシートDaに対する貼り付け面と、ウェハシートDbに対する貼り付け面とが同じとなる。
(7)チップの貼り付け
搬送されたチップSは、貼付部50cの保持部51が保持したチップSを、伸張されたウェハシートDbの貼付領域の開始端から順次貼り付いていくように、リング移動機構2B及び貼付部50cが動作する。例えば、貼付領域の開始端からその反対端までに設定された複数の平行な走査線上を走査させて、往復時ともに貼り付けを行う。これにより、一枚のウェハシートDbに、特定ランクのチップSが集められる。図4の例では、AのランクのチップSが集められる。
(8)ウェハシートの収納
オートローダ5Bは、特定のランクのチップSが集められたウェハシートDbが張り付けられたウェハリングRbを、リング移動機構2Aから取り外して、再度収納する。
(9)チップSの再ピックアップ
特定のチップSのピックアップを完了し、歯抜けになったウェハシートDaから、さらに他のランクのチップSのピックアップを行う場合、オートローダ5Aが収納したウェハシートDaを、再び取り出して、リング移動機構2Aにセットする。
エキスパンド機構3Aは、ウェハシートDaを伸張することにより、チップSの隙間を開ける。そして、後述するリファレンス検出、スキャン、リファレンス検査を繰り返すことにより、撮像部60aによる各チップSを撮像、スキャン部13による各チップSの座標データの取得を行う。スキャン部13は、各チップSの座標データを、マップデータに関連付けて、記憶部15に記憶する。
スキャン処理で取得した各チップSの座標データに基づいて、リング移動機構2Aが、ピックアップ部50aの保持部51に対してチップSを順次位置決めするように走査しながら、保持部51がチップSをピックアップしていく。
図4の例は、ランクAのチップSをピックアップした後、ランクBのチップSをピックアップする場合である。まず、スキャン時の座標データに基づいて、開始端のランクBのチップSに、保持部51が位置決めされる。これを保持部51がピックアップした後、次のランクBのチップSを目標に移動する。このとき、図中αに示すように、スキャン時の情報に基づいて、歯抜けの箇所については、停止せずに移動することができる。対象ランク以外のチップSについては、その座標に移動しても、ピックアップしない。但し、チップSが存在する箇所では、ずれをフィードバックして補正することは、上記の通りである。その後の処理は、上記の(5)〜(8)と同様である。
なお、上記の処理は、異なるウェハシートDaから、特定のランクのチップSをピックアップして、ウェハシートDbにまとめて貼り付ける場合であっても同様である。例えば、複数枚のウェハシートDaを順次交換していくことにより、ランクAのチップSのみをピックアップして行き、1枚のウェハシートDbにランクAのチップSをまとめて貼り付けることができる。さらに、1枚のウェハシートDaから、異なるランクのチップSをピックアップして行きながら、貼り付けられるウェハシートDb側を交換することにより、ウェハシートDb毎に同じランクのチップSが収集されるようにすることも可能である。
[2.一括スキャン]
次に、本実施形態によるピックアップ前の一括スキャンについて、図5のフローチャート、図6、図7の説明図を参照して説明する。
(リファレンス検出処理)
リング移動機構2AにセットされたウェハシートDa上のチップに対して、リファレンス検出部12は、リファレンス検出処理を開始する(ステップS01)。まず、リング移動機構2Aは、例えば、マップデータに基づいて、リファレンスチップが存在する位置と推測される位置まで走査する。ウェハWの端部のチップSから、網羅的に走査してもよい。
そして、リファレンス検出部12は、走査中に撮像部60aにより撮像される画像データと、あらかじめ登録されたリファレンスマークとの照合により、リファレンスチップが存在するか否かを判定していく(ステップS02のNO)。
リファレンス検出部12は、照合によりリファレンスチップを発見した場合(ステップS02のYES)、リング移動機構2Aのエンコーダ情報に基づいて、発見されたリファレンスチップの座標データを取得し、マップデータにおけるリファレンスチップの位置情報に関連付けて、記憶部15に記憶する(ステップS03)。
(スキャン処理)
次に、スキャン部13は、スキャン処理を開始する(ステップS04)。まず、発見したリファレンスチップの座標データと、マップデータにおける保証領域内のリファレンスチップに対する各チップの位置情報に基づいて、当該保証領域内の全てのチップSが網羅できるように、リング移動機構2Aが所定のピッチで移動するように動作することにより、順次、目標とするチップSを撮像して行く(ステップS05)。所定のピッチは、例えば、あらかじめリング移動機構2Aに一列分として設定された横のピッチ、一行分として設定された縦のピッチである。
ここで、目標とするチップSが存在する場合(ステップS06のYES)、その座標データを特定する処理を、図6を参照して説明する。この場合の走査と撮像は、目標とするチップSが所定の撮像領域に収まるように位置決めしながら行う。つまり、最初に目標とするチップSを撮像した場合に、図6(A)に示すように、目標とするチップSの周囲の8個のチップSのいずれかに、あらかじめ設定された矩形の撮像領域Fに収まっていない部分があるとする。すると、図6(B)に示すように、リング移動機構2Aは、8個のチップSの外縁側の辺が、矩形の撮像領域に一致するように、アライメント動作を行う。このアライメントのピッチは、例えば、一列分、一行分として設定されたピッチよりも細かいピッチとする。また、θ方向のずれがある場合にも、そのアライメントを行う。
アライメント動作後、スキャン部13は、矩形の撮像領域に含まれる9個のチップSについて、それぞれコーナー若しくは四辺を検出することにより中心を求める。そして、スキャン部13は、リング移動機構2Aのエンコーダ値に基づいて、9個のチップSの中心の座標データを求め、マップデータの該当する各チップSの位置情報に関連付けて、記憶部15に記憶する(ステップS07、図6(C))。そして、各チップSについて、スキャン済みのフラグを立てる(ステップS08)。なお、このような座標データの特定手法は、リファレンスチップ及びその周囲のチップSの座標データを特定する際にも適用できる。
なお、ウェハシートDaからの脱落等により、マップデータ上は存在するはずのチップSが存在しない場合(ステップS06のNO)、座標データの取得はできない。但し、スキャン済みのフラグは立てる(ステップS08)。
このようなスキャン処理を、リファレンスチップの保証領域の一部(以下、部分領域という)を網羅するまで継続する(ステップS09のNO、ステップS05〜08)。つまり、図6(D)に示すように、3つ先のチップを目標とするチップとして移動して、上記の図6(A)〜(D)の処理を繰り返す。
例えば、図7(A)に示すように、保証領域E1内のリファレンスチップRS1の左上の部分領域Ex1が、左下の部分領域Ex2、右上の部分領域Ex3、右下の部分領域Ex4に分かれているものとする。部分領域は、リファレンスチップの座標データ、マップデータの保証領域(走査の限界を画する)を示すデータと、走査経路の基準設定に基づいて画定できる。
このような部分領域内のチップSを網羅するための走査経路の基準としては、例えば、以下の(a)〜(d)のような基準を選択的に組み合わせることが考えられる。図7(B)に、部分領域Ex1における(a)〜(d)の経路の一例を示す。但し、網羅する手法は、これには限定されない。
(a)リファレンスチップから見てX軸方向又はY軸方向に製品チップSが存在する場合、その存在する方向に移動する。
(b)移動方向に製品チップSがない場合、移動方向と直交する軸方向に製品チップSが存在するところまで移動する。
(c)リファレンスチップと同じX座標又はY座標まで移動する。
(d)リファレンスチップよりX軸方向且つY軸方向の部分領域内に撮像していないチップSがなくなった場合、リファレンスチップまで戻る。
さらに、(c)(d)の基準を、以下の(e)(f)のようにすることもできる。この一例を、図7(C)に示す。
(e)リファレンスチップの手前のX座標又はY座標まで移動する。
(f)リファレンスチップよりX軸方向又はY軸方向の部分領域内に撮像していないチップSがなくなった場合、リファレンスチップに戻りながら、残りのチップSを撮像する。この手法をとった場合、既にスキャン済みの経路を通過する(d)のような経路の重複がなくなり、効率のよいスキャンが可能となる。
部分領域についてスキャンが終了して、リファレンスチップに戻った場合(ステップS09のYES)、リファレンス検査部14が、リファレンス検査を行う(ステップS10)。つまり、リング移動機構2Aは、撮像部60aによる撮像位置を、リファレンスチップまで戻す。そして、記憶部15が記憶したリファレンスチップの座標データと、リファレンスチップまで戻った時のリング移動機構2Aのエンコーダ情報に基づく座標データとに、ずれがないか判定する。
座標データが相違する場合、エラーが発生したとして(ステップS11のYES)、リファレンスチップまで戻った時のリング移動機構2Aのエンコーダ情報に基づく座標データによって、当該リファレンスチップの座標データを更新する。そして、あらたな座標データを基準として、当該部分領域のスキャン結果をクリアして、再度、同じ部分領域のスキャンを行う(ステップS04〜09)。このエラーが発生した場合、出力部40に、アラーム音を出力させる、エラーの発生を知らせる画面を表示させる等により、オペレータに報知する。エラーの発生したリファレンスチップ、部分領域若しくは保証領域を画面表示させてもよい。
座標データが一致する場合、それまでのスキャン結果は正しいものとして確定する(ステップS11のNO)。そして、当該保証領域内のスキャンが終了していない場合(ステップS12のNO)、同じリファレンスチップの座標データを基準として、当該保証領域内の他の部分領域のスキャンを行う(ステップS05〜11)。例えば、図7の部分領域Ex2、Ex3、Ex4のスキャンを順次行う。
当該保証領域内のチップSについてスキャン済みのフラグが立ってスキャンが終了した場合(ステップS12のYES)、全ての領域のスキャンが終了していなければ(ステップS13のNO)、次のリファレンスチップに基づいて、当該リファレンスチップの保証領域についてスキャンを行う(ステップS01〜12)。
つまり、リング移動機構2Aは、スキャン済みのリファレンスチップの座標データと、マップデータのリファレンスチップの位置情報に基づいて、移動距離が最短となるように、撮像部60aの撮像領域を移動させて、次のリファレンスチップの発見、座標データの取得、スキャン処理を行う。
例えば、図7のリファレンスチップRS2の保証領域E2、リファレンスチップRS3の保証領域E4、リファレンスチップRS4の保証領域E3について、上記のような手法により、スキャン処理を行う。
全ての領域のスキャンが終了した場合(ステップS13のYES)、チップSの座標データを特定する処理を終了する。
[E.効果]
以上のような本実施形態の効果は、以下の通りである。
(1)ピックアップ前に、エキスパンド後のウェハ内のチップに対して、リファレンスチップを基準とする一括スキャンを行うことにより、個々のチップの座標データを正確に得ることができる。このため、エキスパンドによるチップの移動、チップの抜け落ち等があっても、取得した座標データに基づいて、個々のチップを正確なピックアップすることができる。
(2)一括スキャン中に、リファレンスチップの座標データが正しいかどうかリファレンス検査を行い、エラーの場合には、チップSのスキャン処理をやり直す。このため、微小なチップSが大量に存在するウェハWであっても、全体のスキャンによる座標データを正確に得ることができる。
(3)特定ランクのチップSを正確に集めて貼り替えることができる。これにより、ウェハシート毎にチップSのランクが定まり、製品管理が容易となる。特に、従来は、特定のランクのチップSをピックアップすることにより、歯抜け状態となったウェハシートの場合、単にリファレンスチップから設定されたピッチの送り動作で移動するだけでは、正確なピックアップができなかった。しかし、本実施形態では、各チップSの正確な座標データに基づいて、残存するチップSから別のランクのチップSを正確にピックアップすることができる。チップSをピックアップ済となった歯抜けの箇所は、ピックアップをせずに移動することにより、効率の良い高速な処理を行うことができる。
(4)リファレンスチップが複数設定され、各リファレンスチップの保証領域に分けてスキャン処理を行うため、基準となるリファレンスチップからのチップSの距離が短くなり、ずれも小さく抑えることができる。
(5)マップデータでは存在するはずのチップSが、ウェハシートから脱落していて、座標データが得られない箇所も、スキャン済のフラグを立てることによりスキャン処理を継続し、当該箇所は、チップSがない箇所であると判定できる。このため、当該箇所は、ピックアップをせずに移動することにより、効率の良い高速な処理を行うことができる。
(6)複数のチップSについてまとめて座標データを取得できるので、高速なスキャン処理を実現できる。
(7)スキャンの経路に、重複が生じないようにすれば、余分な移動時間を省き、高速なスキャン処理を実現できる。
(8)リファレンスチップ間での移動距離を極力短くすることによって、高速な処理を実現できる。
(9)保証領域毎に、リファレンス検査を行うことにより、チップSの位置の正確さを担保することができる。
(10)さらに、部分領域毎にリファレンス検査を行うことにより、より一層、ずれの発生をなくすことができる。
(11)リファレンス検査の結果、エラーがあった場合に、出力部40によりこれを報知するため、オペレータは異常の発生を知ることができ、素早い対応が可能となる。例えば、報知の頻度が多い場合には、早期に装置を停止することが好ましい。また、エラー箇所が特定できれば、装置の調整に役立てることができる。
(12)複数のウェハシートDaから、特定のランクのチップSをピックアップする場合、各ウェハシートDaに対してエキスパンドを繰り返すことになり、その都度、チップSの位置ずれが生じる。しかし、本実施形態では、スキャン処理によりチップSの位置を正確に把握できるので、正確なピックアップを行うことができる。このため、従来では困難であった特定ランクのチップSの収集が可能となる。
[F.他の実施形態]
なお、本発明は上記実施の形態に限定されるものではない。例えば、エラーの発生したリファレンスチップ、部分領域若しくは保証領域、エラーの頻度等を、記憶部が記録しておき、これを出力部が出力することにより、エラーが発生しやすい箇所の分析に役立ててもよい。
マップデータのチップは、必ずしも上記のようなランク付けがなされていなくてもより。例えば、良品か不良品かの情報として、これに基づいて、良品のみをピックアップする場合にも、本発明を適用できる。
リファレンスチップの数や位置、これに対応する保証領域の数や範囲、部分領域の数や範囲は、スキャン処理を網羅的に行うことができれば、自由に設定可能である。これらの数が多ければ、エラーの発生によるスキャン処理のやり直しの範囲が小さくなるという利点があり、これらの数が少なければ、リファレンス検査の回数が少なくなり、エラーが少なければ高速化が可能となるという利点が得られるため、両者のバランスから妥当な設定をすればよい。なお、部分領域を設定することにより、リファレンス検査の回数が増え、エラーの発生によるスキャンのやり直しの範囲が小さくなるが、部分領域を設定せず、保証領域のみとすることにより、エラーが少なければ、処理の高速化を図ることができる。
ピックアップ後の処理は、他のウェハシートへの貼り替えには限定されない。マウンティング工程やテーピング工程であってもよい。
ウェハシートと撮像部及びピックアップ部とは、相対移動する関係であればよい。このため、ウェハシートを張り付けたウェハリングが、リング支持機構により固定されていて、撮像部及びピックアップ部の移動機構(走査機構)により、相対移動を実現してもよい。この場合の座標データは、移動機構のエンコーダ情報の座標値(x,y,θ)として取得できる。
搬送装置の構成は、上記の態様には限定されない。例えば、搬送装置を1つのロータリーピックアップにより構成し、ピックアップ側のウェハシートから保持部がピックアップしたチップSを、回転後、貼付側のウェハシートに貼り付けてもよい。チップのピックアップのための構成も、チップを選択的にウェハシートから離脱させることができる構成であればよく、上記の態様には限定されない。
上記の実施形態は例示であり、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
2A、2B リング移動機構
3A、3B エキスパンド機構
4A 分離機構
5A、5B オートローダ
11 機構制御部
12 リファレンス検出部
15 記憶部
21 リングホルダ
30 入力部
31 引張部
40 出力部
41a ピン
50a ピックアップ部
50b 反転部
50c 貼付部
51 保持部
60a、60b 撮像部
62a、62b 光学系部材
100 第1の支持装置
200 搬送装置
300 第2の支持装置
Da、Db ウェハシート
Ra、Rb ウェハリング
S チップ
W ウェハ

Claims (14)

  1. ダイシングされたウェハを貼付したウェハシートが伸張されることにより、ウェハが個片に分かれたチップを、座標データに基づいて、ウェハシートに対して相対移動しながら撮像する撮像部と、
    前記撮像部が撮像した画像データに基づいて、ウェハ内のチップのうち特定のマークが付されたリファレンスチップを発見し、前記撮像部が相対移動するための座標データに基づいて、リファレンスチップの座標データを特定するリファレンス検出処理を行うリファレンス検出部と、
    リファレンスチップの座標データ及びウェハ内における各チップの相対位置情報を基準として、前記撮像部がウェハシートに対して相対移動しながら各チップを撮像した画像データと、前記撮像部が相対移動するための座標データとに基づいて、各チップの座標データを特定するスキャン処理を行うスキャン部と、
    前記スキャン部により特定された各チップの座標データと、各チップを区別した区別情報とに基づいて、ウェハシートに対して相対移動しながら、チップを選択的にピックアップするピックアップ部と、
    を有することを特徴とする分類装置。
  2. 前記撮像機構が撮像した画像データと、前記撮像部が相対移動するための座標データとに基づいて、前記リファレンス検出処理によるリファレンスチップの座標データが、正しいか否かを検査するリファレンス検査処理を行うリファレンス検査部を有することを特徴とする請求項1記載の分類装置。
  3. 各チップを区別した区別情報は、品質の程度を示すランクを含み、
    前記ピックアップ部によりランク毎にピックアップされたチップを、ウェハシートにランク毎にまとめて貼付する貼り付け部を有することを特徴とする請求項1又は請求項2記載の分類装置。
  4. 前記ウェハを区切る複数の保証領域毎にリファレンスチップが設定され、
    前記スキャン部は、リファレンスチップを基準とするスキャン処理を、そのリファレンスチップの保証領域毎に行うことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の分類装置。
  5. 前記スキャン部は、チップの有無にかかわらず、各チップについてスキャン処理済みを示すフラグを立て、
    スキャン処理済みのチップがなくなるまで、スキャン処理を行うことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の分類装置。
  6. 前記撮像部は、複数のチップ単位で相対移動し、
    前記スキャン部は、前記撮像部により撮像された画像データに含まれる複数のチップについて、それぞれ座標データを特定することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の分類装置。
  7. 前記撮像部の相対移動の経路は、重複が最小となるように設定されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の分類装置。
  8. 前記撮像部のリファレンスチップの撮像位置から他のリファレンスチップの撮像位置までの相対移動の距離が、最短となるように設定されていることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の分類装置。
  9. 前記ウェハを区切る複数の保証領域毎にリファレンスチップが設定され、
    前記スキャン部は、リファレンスチップを基準とするスキャン処理を、そのリファレンスチップの保証領域毎に行い、
    前記リファレンス検査部は、保証領域毎に、リファレンス検査を行うことを特徴とする請求項2記載の分類装置。
  10. 前記スキャン部は、リファレンスチップを基準とするスキャン処理を、保証領域を複数の領域に区切った部分領域毎に行い、
    前記リファレンス検査部は、部分領域毎に、リファレンス検査を行うことを特徴とする請求項9記載の分類装置。
  11. リファレンス検査処理の結果が正しくない場合には、これを外部に報知する出力部を有することを特徴とする請求項2、請求項9及び請求項10のいずれか1項に記載の分類装置。
  12. ピックアップするウェハシートを換える毎に、ウェハシートの伸張が行われていることを特徴とする請求項3記載の分類装置。
  13. コンピュータ又は電子回路が、
    撮像部に、ダイシングされたウェハを貼付したウェハシートが伸張されることにより、ウェハが個片に分かれたチップを、座標データに基づいて、ウェハシートに対して相対移動しながら撮像させる処理と、
    前記撮像部が撮像した画像データに基づいて、ウェハ内のチップのうち特定のマークが付されたリファレンスチップを発見し、前記撮像部が相対移動するための座標データに基づいて、リファレンスチップの座標データを特定するリファレンス検出処理と、
    リファレンスチップの座標データ及びウェハ内における各チップの相対位置情報を基準として、前記撮像部がウェハシートに対して相対移動しながら各チップを撮像した画像データと、前記撮像部が相対移動するための座標データとに基づいて、各チップの座標データを特定するスキャン処理と、
    ピックアップ部に、前記スキャン部により特定された各チップの座標データと、各チップを区別した区別情報とに基づいて、ウェハシートに対して相対移動しながら、チップを選択的にピックアップさせる処理と、
    を実行することを特徴とする分類方法。
  14. コンピュータに、
    撮像部に、ダイシングされたウェハを貼付したウェハシートが伸張されることにより、ウェハが個片に分かれたチップを、座標データに基づいて、ウェハシートに対して相対移動しながら撮像させる処理と、
    前記撮像部が撮像した画像データに基づいて、ウェハ内のチップのうち特定のマークが付されたリファレンスチップを発見し、前記撮像部が相対移動するための座標データに基づいて、リファレンスチップの座標データを特定するリファレンス検出処理と、
    リファレンスチップの座標データ及びウェハ内における各チップの相対位置情報を基準として、前記撮像部がウェハシートに対して相対移動しながら各チップを撮像した画像データと、前記撮像部が相対移動するための座標データとに基づいて、各チップの座標データを特定するスキャン処理と、
    ピックアップ部に、前記スキャン部により特定された各チップの座標データと、各チップを区別した区別情報とに基づいて、ウェハシートに対して相対移動しながら、チップを選択的にピックアップさせる処理と、
    を実行させることを特徴とする分類プログラム。
JP2014526722A 2013-11-29 2013-11-29 分類装置、分類方法及び分類プログラム Active JP5614825B1 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2013/082280 WO2015079585A1 (ja) 2013-11-29 2013-11-29 分類装置、分類方法及び分類プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP5614825B1 true JP5614825B1 (ja) 2014-10-29
JPWO2015079585A1 JPWO2015079585A1 (ja) 2017-03-16

Family

ID=52574713

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014526722A Active JP5614825B1 (ja) 2013-11-29 2013-11-29 分類装置、分類方法及び分類プログラム

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP5614825B1 (ja)
TW (1) TW201535558A (ja)
WO (2) WO2015079585A1 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5892669B1 (ja) * 2014-11-28 2016-03-23 上野精機株式会社 分類装置
WO2018163388A1 (ja) * 2017-03-09 2018-09-13 株式会社Fuji 部品装着機
WO2018163389A1 (ja) * 2017-03-09 2018-09-13 株式会社Fuji ウエハ供給装置
WO2019163108A1 (ja) * 2018-02-23 2019-08-29 ヤマハ発動機株式会社 ダイピックアップ方法及び装置
CN117457536A (zh) * 2023-11-01 2024-01-26 江苏新智达新能源设备有限公司 一种基于图像处理的芯片智能拾取方法

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6986916B2 (ja) * 2017-10-04 2021-12-22 新東エスプレシジョン株式会社 検査装置及び検査方法
KR102048747B1 (ko) * 2018-04-16 2019-11-26 한국기계연구원 마이크로 소자 전사방법
EP4052291A4 (en) * 2019-11-08 2023-07-12 Semiconductor Technologies & Instruments Pte Ltd. COMPONENT HANDLER
CN113066917B (zh) * 2021-03-22 2022-03-25 先进光电器材(深圳)有限公司 一种芯片固晶方法及终端
CN113488402B (zh) * 2021-07-02 2024-02-13 先进光电器材(深圳)有限公司 一种分波段固晶找晶方法
CN114724985B (zh) * 2022-04-02 2022-12-06 安徽钜芯半导体科技有限公司 一种光伏模块芯片的封装传动控制系统
CN115831814B (zh) * 2022-11-22 2024-07-05 深圳新益昌科技股份有限公司 一种晶圆搜索方法、系统、设备及可读存储介质

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04307677A (ja) * 1991-04-04 1992-10-29 Hitachi Electron Eng Co Ltd パッド中心点検出方式及びチップ基準点検出方式
JPH0468767B2 (ja) * 1987-03-20 1992-11-04 Canon Kk
JP2006013012A (ja) * 2004-06-24 2006-01-12 Nidec Tosok Corp ボンディング装置
JP2006332417A (ja) * 2005-05-27 2006-12-07 Matsushita Electric Ind Co Ltd チップのピックアップ装置およびピックアップ方法
JP2012190879A (ja) * 2011-03-09 2012-10-04 Fuji Mach Mfg Co Ltd 電子部品実装装置及び電子部品実装方法

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0468767B2 (ja) * 1987-03-20 1992-11-04 Canon Kk
JPH04307677A (ja) * 1991-04-04 1992-10-29 Hitachi Electron Eng Co Ltd パッド中心点検出方式及びチップ基準点検出方式
JP2006013012A (ja) * 2004-06-24 2006-01-12 Nidec Tosok Corp ボンディング装置
JP2006332417A (ja) * 2005-05-27 2006-12-07 Matsushita Electric Ind Co Ltd チップのピックアップ装置およびピックアップ方法
JP2012190879A (ja) * 2011-03-09 2012-10-04 Fuji Mach Mfg Co Ltd 電子部品実装装置及び電子部品実装方法

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5892669B1 (ja) * 2014-11-28 2016-03-23 上野精機株式会社 分類装置
WO2016084407A1 (ja) * 2014-11-28 2016-06-02 上野精機株式会社 分類装置
JP2016103574A (ja) * 2014-11-28 2016-06-02 上野精機株式会社 分類装置
WO2018163388A1 (ja) * 2017-03-09 2018-09-13 株式会社Fuji 部品装着機
WO2018163389A1 (ja) * 2017-03-09 2018-09-13 株式会社Fuji ウエハ供給装置
US11417548B2 (en) 2017-03-09 2022-08-16 Fuji Corporation Component mounting machine
WO2019163108A1 (ja) * 2018-02-23 2019-08-29 ヤマハ発動機株式会社 ダイピックアップ方法及び装置
JPWO2019163108A1 (ja) * 2018-02-23 2021-01-07 ヤマハ発動機株式会社 ダイピックアップ方法及び装置
JP7008124B2 (ja) 2018-02-23 2022-01-25 ヤマハ発動機株式会社 ダイピックアップ方法及び装置
CN117457536A (zh) * 2023-11-01 2024-01-26 江苏新智达新能源设备有限公司 一种基于图像处理的芯片智能拾取方法
CN117457536B (zh) * 2023-11-01 2024-03-26 江苏新智达新能源设备有限公司 一种基于图像处理的芯片智能拾取方法

Also Published As

Publication number Publication date
TW201535558A (zh) 2015-09-16
WO2015079843A1 (ja) 2015-06-04
WO2015079585A1 (ja) 2015-06-04
JPWO2015079585A1 (ja) 2017-03-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5614825B1 (ja) 分類装置、分類方法及び分類プログラム
JP5892669B1 (ja) 分類装置
JP4918537B2 (ja) 半導体ウエハの保護テープ剥離方法および保護テープ剥離装置
CN108364880B (zh) 半导体制造装置及半导体器件的制造方法
JP5674060B2 (ja) 電子部品搬送装置及びテーピングユニット
JP2008227402A (ja) 部品実装方法
WO2017119028A1 (ja) 欠陥検査装置
KR20140036938A (ko) 다이 본더 및 다이의 위치 인식 방법
US10888041B2 (en) Substrate working system and component mounter
CN110729210A (zh) 半导体制造装置以及半导体器件的制造方法
KR102026145B1 (ko) 다이 본딩 장치 및 반도체 장치의 제조 방법
JP6633616B2 (ja) 情報管理装置及び情報管理方法
JP2003304100A (ja) 部品装着管理方法、装着検査装置および装着システム
JP2012116528A (ja) テーピングユニット及び電子部品検査装置
WO2014087485A1 (ja) 電子部品搬送装置及びテーピングユニット
JP2006186395A (ja) Tcpハンドリング装置およびtcpハンドリング装置における打ち抜き穴不良検出方法
JP6803710B2 (ja) 情報管理装置及び情報管理方法
TWM552102U (zh) 被動元件批次式檢測之缺陷品的剔除系統
JP2013258237A (ja) ダイシング方法
JP2012064781A (ja) 部品認識カメラの状態チェック方法、および、部品認識カメラの状態チェック機能を有する電子部品装着装置
JP2019121686A (ja) 加工方法
JP5282702B2 (ja) 外観検査装置
EP3723115B1 (en) Information management device and information management method
JP4093930B2 (ja) フレーム搬送プローバ
JP2009004640A (ja) ウエハチップチャック装置およびウエハチップチャック装置におけるチャック不良判定方法

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140812

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5614825

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250