JP5614814B2 - 油圧作業機械 - Google Patents
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Description
本発明は、油圧ショベル等の油圧作業機械の技術分野に関するものである。
一般に、油圧ショベル等の油圧作業機械は、エンジンにより油圧ポンプを駆動させ、該油圧ポンプを油圧供給源とする各種油圧アクチュエータ(油圧モータや油圧シリンダ)の作動で、走行や掘削等の各種作業を行なうように構成されている。この様な油圧作業機械においても、近年、燃費向上や排ガス削減が進められており、その手段の一つとして、通常作業時にエンジン回転数を低く設定することが検討されている。しかしながら、この様にエンジン回転数を低く設定した場合、該エンジンにより駆動される油圧ポンプの回転数も低くなり、このため、油圧ポンプから油圧アクチュエータに供給できる最大流量も低下することになって、軽負荷時に速い速度で油圧アクチュエータを作動させようとしたときに速度不足になってしまうという問題がある。
一方、軽負荷時における燃費向上のために、負荷圧に応じてエンジン回転数を制御するようにした技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。このものでは、油圧アクチュエータの負荷が軽く、油圧ポンプの吐出圧が低い場合には、エンジンの回転数を低下させて油圧ポンプの容量を増大させることで、要求流量を吐出させるように構成されている。
一方、軽負荷時における燃費向上のために、負荷圧に応じてエンジン回転数を制御するようにした技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。このものでは、油圧アクチュエータの負荷が軽く、油圧ポンプの吐出圧が低い場合には、エンジンの回転数を低下させて油圧ポンプの容量を増大させることで、要求流量を吐出させるように構成されている。
しかしながら、前記特許文献1のものにおいて、燃費低減を図るべく通常作業時においてエンジン回転数を低く設定したとすると、油圧アクチュエータの負荷が軽いときにはエンジン回転数は通常作業時よりもさらに低下することになるから、油圧ポンプの容量が増加しても油圧ポンプから油圧アクチュエータへの流量が増加することなく、而して、軽負荷時に速い速度で油圧アクチュエータを作動させようとしたときに速度不足になってしまうという問題を解決することはできず、ここに本発明の解決すべき課題がある。
本発明は、上記の如き実情に鑑みこれらの課題を解決することを目的として創作されたものであって、請求項1の発明は、エンジンと、該エンジンにより駆動される可変容量型の油圧ポンプと、該油圧ポンプを油圧供給源として作動する油圧アクチュエータと、油圧アクチュエータ用操作具の操作量に応じて変位して油圧ポンプから油圧アクチュエータへの圧油供給流量を制御する制御バルブと、該制御バルブの変位量に応じて油圧ポンプの吐出流量を増減するべく油圧ポンプの容量可変手段にネガティブコントロール信号圧を出力するネガティブコントロ−ル回路と、エンジンの目標回転数を設定するべく操作されるエンジン回転数設定具と、該エンジン回転数設定具で設定された目標回転数に基づいてエンジンの回転数を制御するエンジン制御装置とを備えてなる油圧作業機械において、前記油圧ポンプの吐出圧を検出するポンプ圧検出手段と、油圧ポンプの容量を検出するポンプ容量検出手段と、ネガティブコントロール信号圧を検出するネガティブコントロール信号圧検出手段とを設けると共に、前記ポンプ圧検出手段により検出される油圧ポンプの吐出圧が軽負荷時のポンプ吐出圧として予め設定される設定ポンプ圧以下で、且つ、ポンプ容量検出手段により検出されるポンプ容量が油圧ポンプの最大容量で、且つ、ネガティブコントロール信号圧検出手段により検出されるネガティブコントロール信号圧が油圧アクチュエータ用操作具のフル操作状態時におけるネガティブコントロール信号圧として予め設定される設定信号圧以下の場合に、前記エンジン制御装置は、エンジン回転数を前記エンジン回転数設定具で設定された目標回転数よりも上昇させるエンジン回転数上昇制御を行なうことを特徴とする油圧作業機械である。
請求項1の発明とすることにより、燃費低減を図るべく通常作業時にはエンジン回転数を低く設定しても、エンジン回転数上昇制御が実行された場合にはエンジン回転数が上昇することで油圧ポンプの吐出流量を増加させることができることになり、而して、軽負荷でスピードを要する作業を行なう場合に油圧アクチュエータへの供給流量が不足して速度不足になってしまうようなことがなく、良好な操作性を確保できて、作業効率の向上に大きく貢献できる。
以下、本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。
図1に、油圧作業機械の一例である油圧ショベルに設けられる油圧制御回路を示すが、該図1において、1はエンジン、2はエンジン1により駆動される可変容量型の油圧ポンプ、2aは油圧ポンプ2の容量可変手段、3は油タンク、Aは油圧ポンプ2を圧油供給源として作動する油圧アクチュエータであって、本実施の形態において油圧ショベルには、油圧アクチュエータAとして、左右の走行モータ、旋回モータ、ブームシリンダ、アームシリンダ、バケットシリンダが設けられている。尚、本実施の形態では、油圧ポンプ2は斜板の傾転角によって容量が変化するアキシャルピストンポンプが用いられている。
図1に、油圧作業機械の一例である油圧ショベルに設けられる油圧制御回路を示すが、該図1において、1はエンジン、2はエンジン1により駆動される可変容量型の油圧ポンプ、2aは油圧ポンプ2の容量可変手段、3は油タンク、Aは油圧ポンプ2を圧油供給源として作動する油圧アクチュエータであって、本実施の形態において油圧ショベルには、油圧アクチュエータAとして、左右の走行モータ、旋回モータ、ブームシリンダ、アームシリンダ、バケットシリンダが設けられている。尚、本実施の形態では、油圧ポンプ2は斜板の傾転角によって容量が変化するアキシャルピストンポンプが用いられている。
また、4は前記各油圧アクチュエータAに対する油給排制御をそれぞれ行なう制御バルブであって、該制御バルブ4は、パイロットポート4a、4bにパイロット圧が供給されていない状態では、油圧アクチュエータAへの圧油供給を行なわない中立位置Nに位置しているが、パイロットポート4a、4bにパイロット圧が供給されることで変位して、油圧ポンプ2の吐出油を油圧アクチュエータAに供給する作動位置XまたはYに切換わるように構成されている。この場合、制御バルブ4の変位量(移動ストローク)は、パイロットポート4a、4bに入力されるパイロット圧の増減に対応して増減すると共に、該制御バルブ4の変位量が大きいほど、油圧アクチュエータAへの圧油供給流量が多くなるように制御される。また、各制御バルブ4には、後述するセンタバイパス油路5に接続されるセンタバイパス弁路4cが形成されているが、該センタバイパス弁路4cの開度量は、制御バルブ4が中立位置Nのときに最大で、制御バルブ4の変位量が大きくなるほど小さくなるように制御される。
さらに、6はパイロットバルブであって、該パイロットバルブ6は、油圧アクチュエータ用操作具(本実施の形態の形態では、左右の走行用、旋回用、ブーム用、アーム用、バケット用の各操作具)7の操作に基づいて、前記制御バルブ4のパイロットポート4a、4bにそれぞれパイロット圧を出力する。この場合、パイロットバルブ6から出力されるパイロット圧は、油圧アクチュエータ用操作具7の操作量に対応して増減するようになっている。尚、図1においては、右端の制御バルブ4にパイロット圧を出力するパイロットバルブ6のみを図示し、他の制御バルブ4にパイロット圧を出力するパイロットバルブ6については同様であるため省略してある。
一方、前記センタバイパス油路5は、油圧ポンプ2から前記各制御バルブ4に形成されるセンタバイパス弁路4cを順次通過し、さらにネガティブコントロール用絞り8を通過して油タンク3に至るように形成される油路であって、該センタバイパス油路5のネガティブコントロール用絞り8の上流側の圧力は、ネガディブコントロール信号圧として、信号用回路9を介して油圧ポンプ2の容量可変手段2aに入力される。上記ネガティブコントロール信号圧は、制御バルブ4のセンタバイパス弁路4cの開度量が最大のとき、つまり制御バルブ4が中立位置Nに位置しているときには高圧で、センタバイパス弁路4cの開度量が小さくなるほど、つまり制御バルブ4の変位量が大きくなるほど低圧になるが、油圧ポンプ2の容量可変手段2aは、ネガディブコントロール信号圧が高圧になるほど油圧ポンプ2の吐出流量を少なくし、ネガディブコントロール信号圧が低圧になるほど油圧ポンプ2の吐出流量を多くするように、油圧ポンプ2の吐出流量を制御する。尚、前記制御バルブ4のセンタバイパス弁路4c、センタバイパス油路5、ネガティブコントロール用絞り8、信号用回路9は、本発明のネガティブコントロ−ル回路を構成する。
さらに、10はエンジン1の回転数を制御するエンジン制御装置であって、該エンジン制御装置10は、前記油圧ポンプ2の吐出圧を検出するポンプ圧検出センサ(本発明のポンプ圧検出手段に相当する)11、油圧ポンプ2の斜板の傾転角を検出する傾転角検出センサ(本発明のポンプ容量検出手段に相当する)12、前記ネガティブコントロール信号圧を検出するネガティブコントロール信号圧検出センサ(本発明のネガティブコントロール信号圧検出手段に相当する)13、およびエンジン回転数設定具(アクセルダイヤルやアクセルレバー等)14からの信号を入力し、これら入力信号に基づいて、エンジン1の回転数を制御する。
ここで、前記エンジン回転数設定具14は、オペレータがエンジン1の目標回転数を任意に設定するための操作具であって、本実施の形態では、該エンジン回転数設定具14により複数段階のエンジン回転数をオペレータが設定できるようになっているが、エンジン回転数を無段階に設定できるものであっても良い。
次いで、前記エンジン制御装置10が行なうエンジン回転数制御について、図2のフローチャート図に基づいて説明する。
まず、エンジン制御装置10は、前記ポンプ圧検出センサ11、傾転角検出センサ12、ネガティブコントロール信号圧検出センサ13、エンジン回転数設定具14からの信号を入力する(ステップS1)。
まず、エンジン制御装置10は、前記ポンプ圧検出センサ11、傾転角検出センサ12、ネガティブコントロール信号圧検出センサ13、エンジン回転数設定具14からの信号を入力する(ステップS1)。
次いで、エンジン制御装置10は、ネガティブコントロール信号圧検出センサ13により検出されるネガティブコントロール信号圧Pnが、少なくとも一つの油圧アクチュエータ用操作具7がフル操作されている(少なくとも一つの制御バルブ4が最大変位量まで変位している)のときのネガティブコントロール信号圧として予め設定される設定信号圧PnS(例えば、1.8Mpa)以下であるか否か(Pn≦PnS?)を判断する(ステップS2)。
前記ステップS2の判断で「YES」、つまりネガティブコントロール信号圧Pnが設定信号圧PnS以下(Pn≦PnS)の場合、さらに、ポンプ圧検出センサ11により検出される油圧ポンプ2の吐出圧Ppが、軽負荷時のポンプ吐出圧として予め設定される設定ポンプ圧PpS(例えば、20MPa)以下であるか否か(Pp≦PpS?)を判断する(ステップS3)。
前記ステップS3の判断で「YES」、つまり油圧ポンプ2の吐出圧Ppが設定ポンプ圧PpS以下(Pp≦PpS)の場合、さらに、傾転角検出センサ12により検出される油圧ポンプ2の斜板の傾転角Sθが、油圧ポンプ2の容量が最大になる最大傾転角Sθmであるか否か(Sθ=Sθm?)を判断する(ステップS4)。
そして、前記ステップS4の判断で「YES」、つまり油圧ポンプ2の斜板の傾転角Sθが最大傾転角Sθmである(Sθ=Sθm)場合、エンジン制御装置10は、エンジン回転数を、エンジン回転数設定具14で設定された目標回転数よりも高い軽負荷時回転数まで上昇させるエンジン回転数上昇制御を実行する(ステップS5)。ここで、前記軽負荷時回転数は、エンジン回転数設定具14で設定された目標回転数よりも所定回転数(例えば、200rps)だけ高い回転数であって、各目標回転数に応じてそれぞれ設定される。
而して、前記ステップS2、S3、S4の判断で全て「YES」の場合、つまり、ネガティブコントロール信号圧Pnが設定信号PnS圧以下であり(油圧アクチュエータ用操作具7がフル操作されている)、且つ、油圧ポンプ2の吐出圧Ppが設定ポンプ圧PpS以下であり(軽負荷時である)、且つ、油圧ポンプ2の斜板の傾転角Sθが最大傾転角Sθmである(油圧ポンプ2の容量が最大である)場合には、エンジン回転数をエンジン回転数設定具14で設定された目標回転数よりも高い軽負荷時回転数まで上昇させるエンジン回転数上昇制御が実行される。そして、該エンジン回転数上昇制御が実行されることにより、エンジン1により駆動される油圧ポンプ2の回転速度が増加し、これにより、油圧ポンプ2の吐出流量を増加させることができるようになっている。
一方、前記ステップS2、S3、S4の何れかの判断で「NO」、つまりネガティブコントロール信号圧が設定信号圧を越える(Pn>PnS)場合、或いは、油圧ポンプ2の吐出圧が設定ポンプ圧を越える(Pp>PpS)場合、或いは、油圧ポンプ2の斜板の傾転角が最大傾転角でない(Sθ≠Sθm)場合には、エンジン制御装置10は、エンジン回転数設定具14で設定された目標回転数となるようにエンジン回転数を制御する(ステップS6)。
叙述の如く構成された本形態において、油圧ショベルは、エンジン1と、該エンジン1により駆動される可変容量型の油圧ポンプ2と、該油圧ポンプ2を油圧供給源として作動する油圧アクチュエータAと、油圧アクチュエータ用操作具7の操作量に応じて変位して油圧ポンプ2から油圧アクチュエータAへの圧油供給流量を制御する制御バルブ4と、該制御バルブ4の変位量に応じて油圧ポンプ2の吐出流量を増減するべく油圧ポンプ2の容量可変手段2aにネガティブコントロール信号圧を出力するネガティブコントロ−ル回路(制御バルブ4のセンタバイパス弁路4c、センタバイパス油路5、ネガティブコントロール用絞り8、および信号用回路9)と、エンジン1の目標回転数を設定するべく操作されるエンジン回転数設定具14と、該エンジン回転数設定具14で設定された目標回転数に基づいてエンジン1の回転数を制御するエンジン制御装置10とを備えているが、さらに、油圧ポンプ2の吐出圧を検出するポンプ圧検出センサ11と、油圧ポンプ2の傾転角を検出する傾転角検出センサ12と、ネガティブコントロール信号圧を検出するネガティブコントロール信号圧検出センサ13とが設けられている。そして、エンジン制御装置10は、前記ポンプ圧検出センサ11により検出される油圧ポンプ2の吐出圧が軽負荷時のポンプ吐出圧として予め設定される設定ポンプ圧以下で、且つ、傾転角検出センサ12により検出される油圧ポンプ2の斜板の傾転角が最大傾転角(ポンプ容量が最大容量)で、且つ、ネガティブコントロール信号圧検出センサ13により検出されるネガティブコントロール信号圧が油圧アクチュエータ用操作具7のフル操作状態時のネガティブコントロール信号圧として予め設定される設定信号圧以下の場合に、エンジン1の回転数を前記エンジン回転数設定具14で設定された目標回転数よりも高い軽負荷時回転数まで上昇させるエンジン回転数上昇制御を行うことになる。
而して、軽負荷時に、油圧ポンプ2の容量が最大容量になっており、且つ、油圧アクチュエータ用操作具7がフル操作されている場合には、エンジン回転数をエンジン回転数設定具14で設定された目標回転数よりも高い軽負荷時回転数まで上昇させるエンジン回転数上昇制御が行なわれ、これに伴い油圧ポンプ2の回転数も上昇することになる。この結果、エンジン回転数設定具14で設定される目標回転数を低くして、通常作業時には該低い目標回転数で稼動させることで燃費低減を達成できるものでありながら、軽負荷時にはエンジン回転数上昇制御により油圧ポンプ2の吐出流量を増加させることができることになって、例えばトラックローディングにおけるダンプ、リターン作業のように軽負荷でスピードを要する作業を行なう場合に、油圧アクチュエータAへの供給流量が不足して速度不足になってしまうようなことがなく、良好な操作性を確保できて、作業効率の向上に大きく貢献できる。
本発明は、エンジンにより駆動する油圧ポンプと、該油圧ポンプを油圧供給源として作動する油圧アクチュエータとを備えた油圧ショベル等の各種油圧作業機械に利用することができる。
1 エンジン
2 油圧ポンプ
2a 容量可変手段
4 制御バルブ
4c センタバイパス弁路
5 センタバイパス油路
7 油圧アクチュエータ用操作具
8 ネガティブコントロール用絞り
9 信号用回路
10 エンジン制御装置
11 ポンプ圧検出センサ
12 傾転角検出センサ
13 ネガティブコントロール信号圧検出センサ
14 エンジン回転数設定具
A 油圧アクチュエータ
2 油圧ポンプ
2a 容量可変手段
4 制御バルブ
4c センタバイパス弁路
5 センタバイパス油路
7 油圧アクチュエータ用操作具
8 ネガティブコントロール用絞り
9 信号用回路
10 エンジン制御装置
11 ポンプ圧検出センサ
12 傾転角検出センサ
13 ネガティブコントロール信号圧検出センサ
14 エンジン回転数設定具
A 油圧アクチュエータ
Claims (1)
- エンジンと、該エンジンにより駆動される可変容量型の油圧ポンプと、該油圧ポンプを油圧供給源として作動する油圧アクチュエータと、油圧アクチュエータ用操作具の操作量に応じて変位して油圧ポンプから油圧アクチュエータへの圧油供給流量を制御する制御バルブと、該制御バルブの変位量に応じて油圧ポンプの吐出流量を増減するべく油圧ポンプの容量可変手段にネガティブコントロール信号圧を出力するネガティブコントロ−ル回路と、エンジンの目標回転数を設定するべく操作されるエンジン回転数設定具と、該エンジン回転数設定具で設定された目標回転数に基づいてエンジンの回転数を制御するエンジン制御装置とを備えてなる油圧作業機械において、前記油圧ポンプの吐出圧を検出するポンプ圧検出手段と、油圧ポンプの容量を検出するポンプ容量検出手段と、ネガティブコントロール信号圧を検出するネガティブコントロール信号圧検出手段とを設けると共に、前記ポンプ圧検出手段により検出される油圧ポンプの吐出圧が軽負荷時のポンプ吐出圧として予め設定される設定ポンプ圧以下で、且つ、ポンプ容量検出手段により検出されるポンプ容量が油圧ポンプの最大容量で、且つ、ネガティブコントロール信号圧検出手段により検出されるネガティブコントロール信号圧が油圧アクチュエータ用操作具のフル操作状態時におけるネガティブコントロール信号圧として予め設定される設定信号圧以下の場合に、前記エンジン制御装置は、エンジン回転数を前記エンジン回転数設定具で設定された目標回転数よりも上昇させるエンジン回転数上昇制御を行なうことを特徴とする油圧作業機械。
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